JPH02227577A - スクロール流体機械 - Google Patents

スクロール流体機械

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Publication number
JPH02227577A
JPH02227577A JP4726889A JP4726889A JPH02227577A JP H02227577 A JPH02227577 A JP H02227577A JP 4726889 A JP4726889 A JP 4726889A JP 4726889 A JP4726889 A JP 4726889A JP H02227577 A JPH02227577 A JP H02227577A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide path
main rotor
oldham joint
rotation
end plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP4726889A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Sakata
坂田 寛二
Toshitsune Inoue
井上 年庸
Satoru Oikawa
及川 覚
Naoya Morozumi
尚哉 両角
Makoto Hayano
早野 誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4726889A priority Critical patent/JPH02227577A/ja
Publication of JPH02227577A publication Critical patent/JPH02227577A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C17/00Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
    • F01C17/06Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
    • F01C17/066Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C1/00Rotary-piston machines or engines
    • F01C1/02Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F01C1/0207Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F01C1/023Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where both members are moving

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、回転中心をずらして主回転翼と従回転翼と
を組合わせて形成される三日月状の空間の容積を両回転
置の回転により変化させるスクロール流体機械に関する
(従来の技術) スクロール流体機械には、回転駆動される主回転翼と、
同主回転翼と同期して従回転する従回転質とを組合わせ
たものがある。
こうしたスクロール流体機械は、鏡板(端板)の板面に
渦巻状のラップ(314部)を突設してなる主回転翼と
槌目転質とを回転中心をずらして、互いのラップが互い
違いに入り込むよう組合わせて、互いのラップ間に三日
月状の圧縮空間を形成する。
そして、主回転翼と槌目転質とをオルダム継手でつなぐ
。また主回転翼をモータ等の駆動源で回転駆動させる構
造となっており、異なる回転中心で回転する主回転翼、
槌目転質の各ラップにより、三[1月状の圧縮空間の容
積を翼部の外周部から中心部に向かうにしたがって次第
に小さく変化させて、ラップの最外側を吸込側としラッ
プの中心側を吐出側とした工程を構成するようにしてい
る。
ところで、従来、主回転翼と槌目転質との回転を同期さ
せるオルダム継手には、第17図に示されるような構造
が用いられている。
すなわち、主回転翼aおよび槌目転質すの両鏡1ic、
dのラップeが有る側とは反対側の側面に十字状にキー
溝f −iを設ける(片側しか図示せず)6そして、−
刃側のキー溝f、hと同キー溝f、hが有る鏡板dとを
、各キー溝f、hに摺動自在に嵌挿するキーj、kを介
して連結する。またキー溝f、hと直交する方向のキー
溝g、iと他方の回転翼に有るキー溝と対応するキー溝
(いずれも図示しない)とを、該キー溝と摺動自在なコ
字状のキーm、nを介して連結する構造となっていた。
こうしたオルダム継手は、第〆図からも明らかなように
鏡板c、dの外周から外側にキーm。
nの杆状部が突き出る。
ところが、主回転’714 a 、槌目転質すはいずれ
も回転するので、外部に突き出たキーm、nの杆状部は
大きな抵抗となり、大なる風損失をきたしてしまう。こ
のため、その分、入力が余分に必要で、運転効率の点で
よいものではなかった。特に、この点が障害となって真
空ポンプのような稀薄な気体を扱うような場合しか、両
回転翼が回転するスクロール流体機械は用いられていな
い。しかも、突き出る分、スクロール流体機械が大形に
なる問題もある。
またコ字状のキーm、nを用いたオルダム継手は構造的
にも複雑となるので、コスト的に高価となる。しかも、
バランスが非常にとりにくい上、全長の長いキーm、n
を使用する都合で突き出た杆状部の重量も重たくなるの
で、高速回転運転が難しいものであった。
この発明はこのような事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは、風損失の低減化、構造の簡素
化、小形化を図りつつ、主回転翼と槌目転質との回転を
同期させることができる高速回転運転が可能なスクロー
ル流体機械を提供することにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために請求項1のスクロール流体機
械は、主回転翼および槌目転質の互いに対向する翼部分
および端板部分の一方に直線状の第1のガイド路を設け
、他方に該第1のガイド路と直交する第2のガイド路を
設け、かつ両第1のガイド路と第2のガイド路とが重な
る路部分間に伝達杆を摺動自在に設けて、オルダム継手
を構成する。
同諸求項2は、主回転翼および槌目転質の互いに対向す
る翼部の外側でかつ端板外周までの端板部分の一方に直
線状の第1のガイド路を設け、他方に該第1のガイド路
と直交する第2のガイド路を設け、かつ両第1のガイド
路と第2のガイド路とが重なる路部分間に伝達杆を摺動
自在に設けて、オルダム継手を構成する。
(作用) 請求項1に記載のスクロール流体機械によると、伝達杆
が翼部分の第1のガイド路と端板部分の第2のガイド路
を移動しながら、主回転翼の回転を槌目転質に伝えてい
く。つまり、直交する第1のガイド路および第2のガイ
ド路と、これらガイド路に嵌挿する伝達杆といった、端
板の外側に突き出ずにすむ、部品点数の少ない簡単、か
つ小形、さらにはバランスがとりやすいオルダム継手の
構造で回転を伝達することができる。
請求項2に記載のスクロール流体機械によると、伝達杆
が対向する一方の端板部分の第1のガイド路と他方の端
板部分の第2のガイド路を移動しながら、主回転翼の回
転を従回転翼に伝えていく。
つまり、請求項1のときと同様、端板の外側に突き出ず
にすむ、部品点数の少ない簡単、かつ小形、さらにはバ
ランスがとりやすいオルダム継手の構造で回転を伝達す
ることができる。
(実施例) 以下、請求項1に記載の発明を第1図ないし第10図に
示す一実施例にもとづいて説明する。
第2図は両回転翼のスクロール流体機械を適用した例え
ば密閉形圧縮機を示し、1は立長のケースで構成された
密閉ケースである。密閉ケース1の内底部には潤滑油2
aを溜めるための油溜め部2が形成されている。また密
閉ケース1内の上部側には、固定子3および回転子4で
構成される電動機部5が設けられている。またさらに密
閉ケース1内の下部側には、第1図にも示すように圧縮
機部6が設けられている。
圧縮機部6について説明すれば、7は主回転翼、8は従
回転翼である。主回転翼7は、円板状の鏡板10(端板
に相当)の板面に例えばインボリュート曲線の円弧で形
成された渦巻状のラップ11(翼部に相当)を一体に突
設するとともに、ラップ11とは反対側の鏡板10の軸
心部分に中空の軸部12を一体に突設した構造となって
いる。また同様に従回転5A8も円板状の鏡板13(端
板に相当)の板面に上記ラップ11と同じ外形の渦巻状
のラップ14(翼部に相当)を一体に突設するとともに
、ラップ11とは反対の鏡板10の軸心部分に中実の軸
部15を一体に突設した構造となっている。そして、こ
れら主回転W7と従回転翼8とは、第3図に示すように
主回転翼7の回転中心Aと従回転翼8の回転中心Bを距
離eずらして、互いにラップ11.14が互い違いに入
り込むように組合わせられている。詳しくは、距#eの
位置において、両ラップ11.14の位相がr180”
Jずれ、かつ両ラップ11.14が接するように組合わ
せられている。これによって、第5図ないし第8図に示
すようにラップ11゜14間に圧縮空間となる三日月状
の密閉空間16〜20(両ラップ部分および両鏡板部分
で囲まれて形成する)を構成する。
この組合った主回転W7および従回転翼8は、密閉ケー
ス1の内面に固定された凹状の主固定フレーム21とこ
の固定フレーム21の開口を塞ぐように固定された副固
定フレーム22とで形成される隔室23に収容されてい
る。そして、主回転g7の軸部12は上記回転子3に連
結された中空の軸部25に連結されて、主固定フレーム
21の端壁に設けた主軸受部24に回転自在に支持され
ている。また距離eずれた従回転翼8の軸部15は副固
定フレーム22に設けた副軸受26に回転自在に支持さ
れている。そして、これら主回転翼7と従回転翼8とは
オルダム継手で連結され、主回転W7に入力される回転
を従回転JII8に伝えるようにしている。
このオルダム継手の構造が第3図に示されている。オル
ダム継手の構造について説明すれば、27a、27bは
主回転翼7のラップ11のうち、従回転翼8のラップ1
4と摺接関係にないラップ11の外周部の一部分、例え
ばラップ11の最も外周に突き出る部分とラップ14か
ら露出した直後の部分との2か所に形成された広範囲な
厚肉部である。なお、本実施例は両厚肉部27a。
27b共、ラップ11の突出側の外周のみに形成してい
るが、むろんラップ外周全体に形成してもよい。厚肉部
27aには、従回転翼8の鏡板13と対向する突出端部
に、平行な二側面をもつ直線状のキー溝28a(第1の
ガイド路に相当)が回転中心Aを通る直径方向の線Xに
対して角度α、例えばr45@Jの角度をなすように形
成されている。また厚肉部27bの突出端部にも同様に
、平行な二側面をもつ直線状のキー溝28b(第1のガ
イド路に相当)が回転中心Aを通る直径方向の線Yに対
して角度α、例えばr45@Jの角度をなすように形成
されている。これら厚肉部27a、27bと摺接関係に
なる従回転翼8の鏡板13の板部分(厚肉部27a、2
7bと対向する部分)には、平行な二側面をもつ直線状
の長孔で構成されたキー溝29a、29b (第2のガ
イド路に相当)が上記キー溝28a、28bと直交する
関係となるように設けられている。そして、キー溝28
aとキー溝29aとが重なる部分、キー28bとキー溝
29bとが重なる部分間には、第4図に示されるような
当接型なる部分の血清と同じ断面形状をもつ柱状の平行
なキー308゜30b(伝達杆に相当)が摺動自在に嵌
挿されている。これにより、直交するキー溝28aおよ
びキー溝29aに対するキー30aの移動、直交するキ
ー溝28bおよびキー溝29bに対するキー30bの移
動を用いて、槌目転置8を回転中心Aからずれた回転中
心Bを中心として回転させることができるようにしてい
る。つまり、オルダム継手は、従来のようにオルダム継
手の部品が鏡板10.13の外側に突き出ずに、主回転
W7の回転を従回転g8に伝えることができるようにな
っている。但し、ラップ11.14の溝幅Wは、ラップ
11.14の厚みをrtJとしたとき(第1図に図示)
、rW”2e+tJなる関係が成立するような寸法に設
定されている。
そして、例えば冷凍サイクルの蒸発器(冷凍サイクル機
器)につながる吐出管31が密閉ケース1の側部を貫通
して隔室23に接続され、同じく凝縮器につながる吸込
管32が密閉ケース1の上部に接続され、吸込管32か
ら圧縮したガスを主回転翼7の鏡板10の中央部に設け
た吐出孔33゜軸部12内、軸部25内、逆止弁34(
圧縮したガスの膨張による逆転を防ぐためのもの)、さ
らには密閉ケース1内を経て、吐出管31から外部へ吐
出できるようにしている。なお、35は副軸受26の端
部に設けた槌目転置8の回転を用いて油溜め部2の潤滑
油2aを給油するための給油ポンプ、36は給油ポンプ
35から圧送された潤滑油2aを各摺動部分に導くため
の給油路、37は軸部25から吐出する圧縮ガス中に含
まれる油分を除くための衝突板、38は主固定フレーム
21および副固定フレーム22に設けた鏡板10゜13
を摺動自在に受けるためのスラスト軸受部、39は端子
ボックスである。
つぎに、このように構成された密閉形圧縮機の作用につ
いて説明する。
端子ボックス39を通じ電動機部5を励磁する。
これにより、回転子4が回転していき、発生する回転力
が軸部25を介して主回転TA7に伝達され、ラップ1
1を回転中心Aを中心として回転させていく。そして、
この主回転H7の回転が対のキー30a、30bを通じ
て従回転g8に伝達されていく。
すなわち、キー30a、30bには、キー30a、30
bの側面と主回転翼7の回転と共に回転していくキー溝
28a、29aの平行な面との接触によって動力が伝達
される。そして、さらに該キー30a、30bに入力さ
れた動力は、同キー30a、30bの側面と先のキー溝
28a。
29aとは直交する方向のキー溝28b、29bの平行
な面との接触によって、槌目転置8に伝達されていく。
ここで、キー30a、30bは直交する二方向に摺動自
在であるから、主回転翼7と槌目転置8との回転中心A
、Hのずれ量(距離e)をずれ量に応じた摺動で許容し
ていく。つまり、キー30a、30bがずれ量(距離e
)分、直交するキー溝28a、29aおよびキー溝28
b29b上を摺動しながら、主回転翼7の回転を槌目転
置8に伝達していくことになる。
これにより、主回転翼7は回転中心Aを中心に回転し、
これに追従して槌目転置8が回転中心Bを中心に主回転
翼7と同一角速度で回転運動していく。なお、この際、
主回転翼7のラップ11と槌目転置8のラップ14との
間のクリアランス。
キー30a、30−bとキー溝28a、28b。
29a、29bとの間のクリアランスの大小により、回
転の動力はラップ11.14で伝えられたり、キー30
a、30bで伝えられたりしていく。
すると、r180@J位和した主回転翼7のラップ11
と従回転vlt8のラップ14とで形成される密閉空間
16〜20は、第5図から第8図に見られるように回転
が進むにしたがって、外周側から中心部に向かって次第
に小さく変化していき、隔室23に入った吸込ガス、例
えば冷媒を圧縮していく。
そして、最終圧縮を終えた冷媒が吐出孔33゜軸部12
内、軸部25内、逆止弁34.衝突板37を経て密閉ケ
ース1内に吐出され、さらにこの吐出した冷媒から吐出
管31から密閉ケース1の外部に吐出されていく。
ここで、こうした圧縮工程に際し、主回転翼7および従
回転翼8の鏡板10.13の外側には、従来のようにオ
ルダム継手の部品の一部が突き出ていないので、オルダ
ム継手の部品による風損失が低減されていく。
それ故、その分、圧縮機部6の人力が少なくてすみ、圧
縮運転効率を向上させることができる。
しかも、オルダム継手の部品の一部が突き出ない分、圧
縮機部6の小形化を図ることができる。
そのうえ、こうした鏡板10.13の外側に部品が突き
出ずにすむオルダム継手は、対向するラップ部分と鏡板
部分とに十字形にキー溝28a。
28b、29a、、29bを設け、当該型なる溝部分に
キー30a、30bを設ける構造なので、構造的に簡素
でコスト的にも安価すむ。加えて、回転のバランスがと
りやすくなるので、高速回転運転が可能となる。
またオルダム継手を構成するキー溝28a。
28b、29a、29bの長手方向を、回転中心A(回
転中心B)を通る直径方向(本実施例では線x、Yが相
当)、又は該直径方向とは直角な方向とは異なる向きに
定めたので、摺動損失を最小に抑えてキー30a、30
bから従回転翼8に動力を伝達することができる。
すなわち、第9図に示されるようにキー溝28a、28
bが主回転翼7.従回転翼8の回転中心を通る直径方向
か、該直径方向と直角な方向と同じである場合、キー3
0a、30bはキー溝28a、28b内において直径方
向と直角な方向に対して自由なので、主回転翼7の回転
始めは動力の伝達は行なわれず、第10図に示されるよ
うにキー30a、30bとキー溝28a、28bとの間
のクリアランスの分だけ進んだとき、キー30a、30
bがキー溝28a、28bに対して傾き、キー30a、
30bとキー溝28a。
28bとが局部的に接触していく。そして、この局部的
な接触を継続しながら動力を伝達するので、伝達率も悪
く、キー30a、30bとキー溝28a、28bとの潤
滑が不良になる。しかし、先に述べたようにキー溝28
a、28bの向きを設定することにより、主回転翼7か
らキー30a。
30bへ、さらにはキー30a、30bから従回転jJ
t8への動力の伝達は、確実に回転始めからキー30a
、30bの側面とキーt、28a、28b。
29a、29bの側面とを介して行なわれ、局部的な接
触のない摺動で安定して動力を伝えることができる。
なお、第1の実施例は断面矩形状のキー30a。
30bを用いたが、これに限らず、例えば第11図に示
されるようにキー溝28a(あるいはキー溝28b)内
をキー溝298(あるいはキー溝29b)と重なる部分
を越えて摺接する長さをもつキ一部40aと、キー溝2
9a(あるいはキー溝29b)内をキー溝28a(ある
いはキー溝28b)と重なる部分を越えて摺接する長さ
をもつキ一部40aとを直交するように固着してなるキ
ー40を用いても、第12図に示されるように円柱状の
キー41を用いても、第13図に示されるようにラップ
11と鏡板13との間に入るような鍔部42を中間部の
外周面に設けたキー43、さらには第14図示されるよ
うなL形のキー44、第15図に示されるようなT形の
キー45を用いてもよい。なお、図示はしないが各キー
の角部には面取りが施しである。
また第1の実施例は、主回転翼7のラップ11と該ラッ
プ11と対向する従回転翼8の鏡板13とにキー溝28
a、28b、29a、29bを設けたが、逆に従回転翼
8のラップ14と該ラップ14と対向する主回転翼7の
鏡板10にキー溝28g、28b、29a、29bを設
けてもよい。
むろん、その数量も2つに限らず、それ以上設けるよう
にしてもよい。さらに第16図に示されるように径口装
置8の鏡板13の背面側にキー溝29a、29bの開口
を塞ぐように板部44を設けて、キー30a、30bの
飛び出しを防ぐようにしてもよい。
また、第17図および第18図は、請求項2に記載の発
明の一実施例を示している。
本実施例は、主回転翼7および径口装置8の互いに対向
するラップ11.14の外側でかつ鏡板i0.13の外
周までの鏡板部分50a、50bの一方に平行な二側面
をもつ直線状のキー溝51(第1のガイド路に相当)を
設け、他方にキー溝51と直交する平行な二側面をもつ
キー溝52(第2のガイド路に相当)を設ける。そして
、両キー溝51とキー溝52とが重なる部分間に、少な
くとも両端部に抜型なる部分の面積に応じた外形の嵌挿
部53aをもつキー53(伝達杆に相当)を摺動自在に
設けて、オルダム継手を構成している。
こうしたオルダム継手の構造でも、簡単な構成ながら、
鏡板10.13の外側にオルダム継手の部品が突き出ず
にすむので、上述した実施例と同様の効果を奏する。む
ろん、本実施例でも、キー溝51.52の向きは回転中
心を通る直径方向、又はそれと直角な方向とは異ならせ
であるので、安定した動力の伝達を行なうことができる
なお、本実施例においても上述した実施例と同様、キー
53の形状には限定されるものでないことはいうまでも
ない。
但し、第17図および第18図において、上記説明した
第1図ないし第3図と同じ構成部品には同一符号を附し
てその説明を省略した。
[発明の効果] 以上説明したようにこの請求項1および請求項2に記載
の発明によれば、部品の一部が主回転翼および径口装置
の端板外側から突き出ずに、主回転翼から径口装置に動
力を伝達できるようになる。
したがって、オルダム継手の部品による風損失が低減さ
れ、その分、スクロール流体機械の人力が少なくするこ
とができ、運転効率を向上させることができる。しかも
、オルダム継手の部品の一部が突き出ないので、その分
、スクロール流体機械の小形化が図れる。
またオルダム継手は、対向する翼部分と端板部分とに第
1および第2のガイド路を十字状に設け、重なる路部分
に伝達杆を設ける構造なので、構造的に簡素でコスト的
にも安価すむ。加えて、回転のバランスがとりやすくな
るので、高速回転運転が可能となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は請求項1に記載の発明の一実施
例を示し、第1図はこの発明を適用した圧縮機部の構造
を示す側断面図、第2図はその圧縮機部を設けてなる密
閉形圧縮機を示す側断面図、第3図は第1図中、A−A
線に沿う平断面図、第4図はオルダム継手の伝達杆の構
造を示す斜視図、第5図ないし第8図は主回転翼および
径口装置の同期回転により行なわれる圧縮工程の推移を
示す平断面図、第9図は伝達杆を介した動力の伝達効果
を説明するために用いた図、第10図はその動力伝達す
る部分を拡大して示した図、第11図ないし第15図は
それぞれ異なる伝達杆の構造を示す斜視図、第16図は
異なる伝達杆の嵌挿構造を用いた圧縮機部を示す側断面
図、第17図および第18図は請求項2に記載の発明の
一実施例を示し、第17図はこの発明を適用した圧縮機
部を示す平面図、第18図はその側面図、第19図は従
来の両回転置が回転するスクロール流体機械を示す斜視
図である。 7・・・主回転翼、8・・・径口装置、10・・・鏡板
(端板)、11・・・ラップ(翼部)、13・・・鏡板
(端板) 14・・・ラップ(端板)  28a。 28b・・・キー溝(第1のガイド路)  29a。 29 b−−・キー溝(第2のガイド路)  30a。 30b・・・キー(伝達杆)、51・・・キー溝(第1
のガイド路)、52・・・キー溝(第2のガイド路)、
53・・・キー(伝達杆)、A・・・回転中心、B・・
・回転中心。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 7主口輻翼、8従回乾翼、10銚雁専脚、11う・シフ
責賀吉))13t#11.ii)、14う・yフ1鳴a
 、 28a、28b  キー:A−(茅1 t> l
y゛イドX>29a、29b  キー溝C11に2t>
πイドJ!!))、30a  、30b  N −(□
滓〒)第1図 A・・口拡中心  B−口私中1巴\ 第3区 第 図 第 図 第 図 第 図 筑11図 第12図 第13図 第 到 第 1゜ 図 第14図 第15図 51へ−JL(’JR+r屏ド鳥)52キー」μ晃2の
πイリ扮田4−(仏Jし汁)第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 端板の板面に渦巻状の翼部を突設してなる主回転
    翼と同じく従回転翼とを、 互いの翼部が互い違いに入り込むように 組合わせ、かつ駆動される主回転翼の回転をオルダム継
    手を介して従回転翼に伝達させてなるスクロール流体機
    械において、前記オルダム継手は、主回転翼および従回
    転翼の互いに対向する翼部分および端板部分の一方に直
    線状の第1のガイド路を設け、他方に該第1のガイド路
    と直交する第2のガイド路を設け、かつ両第1のガイド
    路と第2のガイド路とが重なる路部分間に伝達杆を摺動
    自在に設けて構成されることを特徴するスクロール流体
    機械。
  2. 2. 端板の板面に渦巻状の翼部を突設してなる主回転
    翼と同じく従回転翼とを、 互いの翼部が互い違いに入り込むように 組合わせ、かつ駆動される主回転翼の回転をオルダム継
    手を介して従回転翼に伝達させてなるスクロール流体機
    械において、前記オルダム継手は、主回転翼および従回
    転翼の互いに対向する翼部の外側でかつ端板外周までの
    端板部分の一方に直線状の第1のガイド路を設け、他方
    に該第1のガイド路と直交する第2のガイド路を設け、
    かつ両第1のガイド路と第2のガイド路とが重なる路部
    分間に伝達杆を摺動自在に設けて構成されることを特徴
    するスクロール流体機械。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7789640B2 (en) * 2004-12-21 2010-09-07 Daikin Industries, Ltd. Scroll fluid machine with a pin shaft and groove for restricting rotation

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7789640B2 (en) * 2004-12-21 2010-09-07 Daikin Industries, Ltd. Scroll fluid machine with a pin shaft and groove for restricting rotation
US8246331B2 (en) 2004-12-21 2012-08-21 Daikin Industries, Ltd. Scroll fluid machine with a pin shaft and groove for restricting rotation

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