JPH02227034A - チューインガム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はチューインガムに関する。特に、新規でかつ改
善された感覚刺激性を有する無糖又は糖ベースチューイ
ンガムキャンデー製品に関する。

更に本発明は、押出しによって都合よく製造されうるチ
ューインガムキャンデー製品に関する。

高甘味レベルを有しかつ慣用的キャンデー成分を含むチ
ューインガムキャンデー製品は、糖菓分野で周知である
。このような製品は、他の物質の中でもそれらの目新し
さをアピールして販売されている。

例えば欧州特許出願第２５３．０４０号明細書は、溶融
チューインガムを調理されたハードキャンデーシロップ
とミックスして実質上率−相の連続可塑性チューインガ
ムキャンデー塊を形成することにより製造されるチュー
インガムキャンデー製品に関するが、この塊は冷却時に
スコアリング（ｓｃｏｒｌｎｇ）　、カッティング及び
グラインディングに適したハードキャンデーマトリック
スを形成する。

単一相又は均一チューインガムキャンデー製品の形成に
関する他の特許としては、米国特許第２゜４６０．６９
５号、日本特許公開節５３−０２６３５５号、米国特許
第４．２７１．１９９号及び米国特許第３，８５７，９
６５号がある。一般的意味で、これらタイプの単一相又
は均一キャンデー製品は、均一なテキスチャー断面及び
低フレーバーインパクトを有することで特徴付けられる
。

いわゆる中心充填チューインガム製品も、糖菓業界で周
知である。中心充填物は、例えば英国特許出願節２，０
１６，８９５号明細書で開示されている液体充填物、欧
州特許出願第１２６．５７０号明細書で開示されている
乾燥粉末充填物又は欧州特許出願節５８，４９６号明細
書で開示されているソフトガム充填物のように様々な形
をとる。

しかしながら、中心充填チューインガムのみが肉眼的レ
ベルでテキスチャー的多様性を発揮しうる。

逆に本発明のチューインガムキャンデー製品は、高いフ
レーバー及び甘味インパクトと共に新規感覚刺激性を有
するクリスプ（ｃｒｌｓｐ）　　“ハニーコームド°（
ｈｏｎｅｙ−ｃｏｍｂｅｄ）チューインガムが得られる
ように、顕微鏡レベルで慣用的チューインガム製品の“
咀雫性”　（ｅｈｅｖｌｎｅｓｓ）と慣用的ハードボイ
ルド（ｈａｒｄｂｏｌ　１ｅｄ）キャンデー製品の“フ
ランチ性。

（ｃｒｕｎｃｈｌｎｅｓｓ）とを合わせもっている。

無糖チューインガム製品は糖菓業界で周知であるけれど
も（例えば、英国特許出願節２．０５３゜６５１号明細
書参照）、押出しが完了する前に無糖ガムは硬化しかつ
砕けるという傾向があるので、無糖ガムの押出しは実質
的な困難をもたらしうる。

したがって本発明の１つの特徴は、無糖チューインガム
キャンデー製品が押出しタイプのプロセスに合い、かつ
実際に好ましいことにそれで製造されるということであ
る。

本発明のチューインガムキャンデー製品のもう１つの有
益な特徴は、キャンデー製品が口内健康剤、高インパク
ト芳香風味剤などのような成分を組み込むための、また
口腔内への活性成分の放出を改善する優れたマトリック
スを提供することである。

本発明のチューインガムキャンデー製品の他の特徴は、
キャンデー製品が口腔内への活性成分の引き続いた放出
用に優れたビヒクルを提供することであり、したがって
このキャンデー製品は、活性成分が例えば歯抗虫歯もし
くは再石灰化系の一部として相互に非適合性（１ｎｃｏ
ｓｐａＬ１ｂｌｅ）であるが又は口腔内のみで相互作用
するように考えられた環境下で有益である。

このように本発明によれば、改善された感覚刺激性を有
し、かつ多数分離領域のハードボイルドキャンデー組成
物と一緒に多数分離領域のチューインガム組成物を中に
配合した糖菓成分マトリックスを含んだチューインガム
キャンデー製品が提供される。

好ましい形態において、マトリックスはチューインガム
組成物及びハードボイルドキャンデー組成物の多数交互
層を含んだラミネート構造を有している。好ましくは、
マトリックスは更に第二ハードボイルドキャンデー組成
物のコーティングで包まれているが、その場合に第一及
び第二ハードボイルドキャンデー組成物は互いに同一で
あるが又は異なっているかのいずれかである。

本発明は、第一ハードボイルドキャンデー組成物のロー
プを形成し、チューインガム組成物の中心充填物を持た
せ、（その際ロープの温度は無糖組成物の場合に約５５
℃以下で、糖ベース組成物の場合に約８５℃以下であっ
て）、次いでロープを集めかつ集めたロープを中心充填
ロープのかせを形成するためにコンパクト化手段を通し
て引っ張ってラミネート化マトリックスを形成し、場合
により第二ハードボイルドキャンデー組成物層でラミネ
ート化マトリックスを包み、ラミネート化しかつ場合に
より包んだマトリックスを最終チューインガムキャンデ
ー製品に形成する工程を含むチューインガムキャンデー
製品の製造方法も提供する。

チューインガム組成物は通常１種以上の天然又は合成エ
ラストマーを含んでいるが、１種以上の溶媒、可塑剤、
フィラー、風味剤、着色剤及び／又は甘味剤のような慣
用的チューインガム成分で補充することもできる。

本発明での使用に適したエラストマーとしては、チクル
、ジェルトン、グツタペルカ、グアニル及びクラウンガ
ムのような植物起源の物質がある。

ブタジェン−スチレンコポリマー、イソブチレン−イソ
プレンコポリマー、ポリエチレン、ポリイソブチレン、
ポリビニルアセテート及びそれらの混合物のような合成
エラストマーも有用である。

エラストマーは、チューインガム組成物において通常約
１４〜約５０重量％、好ましくは約２０〜約３０ｆｆｉ
量％を占める。

チューインガム組成物は、ポリマー成分を柔軟化する上
で役立つエラストマー溶媒を含有することもできる。こ
のようなエラストマー溶媒としては、ロジン又は変性ロ
ジン、例えば水素添加、ダイマー化もしくはポリマー化
ロジンのメチル、グリセロール又はペンタエリスリトー
ルエステル、又はそれらの混合物を含有していてもよい
。本発明での使用に適したエラストマー溶媒の例として
は、部分的水素添加、ダイマー化もしくはポリマー化ロ
ジンのペンタエリスリトールエステル又はそれらの混合
物がある。本発明での使用に適したエラストマー溶媒の
例としては、部分的水素添加ウッドロジンのペンタエリ
スリトールエステル、ウッドロジンのペンタエリスリト
ールエステル、部分的ダイマー化ロジンのグリセロール
エステル、ポリマー化ロジンのグリセロールエステル、
トール油ロジンのグリセロールエステル、ウッドロジン
及び部分的水素添加ウッドロジンのグリセロールエステ
ル、ロジンの部分的水素添加メチルエステル並びにそれ
らの混合物がある。ポリテルペン及びその混合物を含め
たテルペン樹脂も有用である。溶媒は、チューインガム
組成物において約１０〜約７５重量％、好ましくは約１
５〜約５０重量％の範囲内の量で用いることができる。

ラノリン、レシチン、グリセリルモノステアレート、ス
テアリン酸、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カ
リウム、グリセリルトリアセテート、トリアセチン、グ
リセリンなどのような可塑剤、軟化剤又は乳化剤並びに
天然ワックス、石油ワックス、パラフィンワックス及び
微結晶ワックスとして用いられる様々な伝統的成分も、
様々な望ましいテキスチャー及びコンシスチンシー性を
得るためチューインガム組成物中に入れることができる
。これらの追加物質は、最終チューインガム組成物にお
いて通常約３０重量％以内、好ましくは約１〜約２５重
量％、更に好ましくは約３〜約７重量％の量で用いられ
る。

チューインガム組成物は、二酸化チタンのような慣用的
着色剤、リン酸二カルシウム、水酸化アルミニウム、ア
ルミナ、ケイ酸アルミニウム、タルク、炭酸カルシウム
、セルロースのようなフィラー及びそれらの混合物を更
に含有していてもよい。チューインガム組成物は、ハー
ドボイルドキャンデー組成物に関して更に十分に以下で
記載されているような風味剤、着色剤及び／又は甘味剤
（人工及び天然の糖並びに糖アルコールタイプのいずれ
も）も含有することができる。

同一でも又は異なっていてもよいが但し好ましくは同一
である第一及び第二ハードボイルドキャンデー組成物は
典型的には１種以上の糖アルコール類を含有しており、
１種以上の風味剤、着色剤及び／又は人工甘味剤のよう
な慣用的キャンデー成分で補充することもできる。無糖
組成物はスクロース、フルクトースなどのようなサッカ
ロース成分を実質上含有しないが、一方糖ベース組成物
はスクロース、グルコースなどのような天然糖類を含有
している。本発明で適切な糖アルコール類としては、ソ
ルビトール、マンニトール、キシリトール、マルチトー
ル、水素添加デンプン及びすべての炭水化物末端基がア
ルコールに還元される時点までの炭水化物シロップの接
触還元で製造されたグルコースシロップがある。適切な
水素添加デンプン加水分解産物はソルビトール約６〜１
０％、マルチトール約２５〜約５５％及び水素添加高級
糖類２０〜約４０％を含有している。典型的な水素添加
デンプン加水分解産物は、リカシン（Ｌｙｃａｓ　ｉｎ
）　　（ＲＴ　Ｍ　）である。ハードボイルトキャンデ
ー組成物は、約９５％以内で天然糖及び／又は糖アルコ
ール、特にマルチトール、ソルビトール、重量比約９．
５：０．５〜７．５：２．５のソルビトールとマルチト
ール、マンニトールもしくは他の糖アルコールとの混合
物を含有することができる。糖アルコールも、約７５％
以内、好ましくは約１０”−５０ｆｆｌ瓜％のレベルで
チューインガム組成物中に含有させることができる。こ
の場合に好ましい糖アルコールは、キシリトールである
。

着色剤、風味剤及び／又は天然及び人工甘味剤も、ハー
ドボイルドキャンデー組成物又はチューインガム組成物
いずれかの一部として含有させることができる。

チューインガム及びキャンデー分野において周知の風味
剤が、本発明のチューインガムキャンデー組成物に加え
ることができる。これらの風味剤は、合成フレーバー油
及び／又は植物、葉、花、フルーツなどから得られる油
並びにそれらの混合物から選択される。代表的フレーバ
ー油としては、スペアミント油、シナモン油、冬緑油（
サリチル酸メチル）、ユーカリ油及びペパーミント油が
ある。レモン、オレンジ、グレーグ、ライム及びグレー
プフルーツを含めたシトラス油並びにアップル、ストロ
ベリー、チェリー、クロッサスグリ、パイナツプルなど
を含めたフルーツエッセンスのような人工、天然又は合
成フルーラフレーバーも有用である。フレーバーは、適
宜メントールで補充してもよい。

用いられる風味剤及び／又はフレーバー増強剤の量は、
通常、フレーバータイプ、ベースタイプ及び望みの強度
のようなファクター次第の好みの問題である。一般に、
最終組成物中重量で約０．０５〜約３．０％、好ましく
は約０．３〜約１．５％の量、更に好ましくは約０．７
〜約１．２％の量で用いられる。

同様に、当業界で周知の人工甘味剤も本発明の組成物に
加えることができる。適切な人工甘味剤としては、可溶
性サッカリン塩のような水溶性甘味剤、即ちナトリウム
又はカルシウムサッカリン塩、シクラメート塩、例えば
ナトリウム塩など及び遊離酸形のサッカリン；Ｌ−アス
パルチル−し−フェニルアラニンメチルエステル及び米
国特許出願節３，３９２．１３１号明細書で記載された
物質のようなジペプチド基質甘味剤；ジヒドロカルコン
；グリシルリジン；ステビア・レボウジアナ（Ｓｔｅｖ
ｌａ　ｒｅｂａｕｄｌａｎａ）　　（ステビオシト）；
及び合成甘味剤３，６−ジヒドロ−６−メチル−１゜１
、２．３−オキサチアジン−４−オン−２，２−ジオキ
シド、特に西独特許公開節２．００１゜０１７号明細書
で記載されたそのカリウム（アセスルフニーム−Ｋ）、
ナトリウム及びカルシウム塩がある。

人工甘味剤は、最終組成物中重量で通常的０．００５〜
約５％、最も好ましくは約０．０５〜約１％の量で用い
られる。

好ましい形態において、本発明のチューインガムキャン
デー製品は約５：１〜約１＝５、好ましくは約２：１〜
約１：２の重量比でチューインガム組成物及び第一ハー
ドボイルドキャンデー組成物を含んでいる。好ましくは
、チューインガムキャンデー製品は、重量でチューイン
ガム組成物約１２〜約６０％、第一ハードボイルドキャ
ンデー組成物約１２〜約６０％及び第二ハードボイルド
キャンデー組成物約５〜約４０％を含んでいる。

本発明のチューインガムキャンデー製品は、好ましくは
第一又は第二いずれかのハードボイルドキャンデー組成
物中に入れられる活性成分のデリバリ−システムとして
用いることができる。活性成分は、口内健康剤、高イン
パクト芳香風味剤、ミネラル補助物、ビタミン、抗菌剤
、鎮咳剤などから選択されることが好ましい。他の適切
な生物学的効果剤としては、鎮痛剤、解熱剤、抗不整脈
剤、イオン交換樹脂、食欲抑制剤、抗炎症物質、冠動脈
拡張剤、脳血管拡張剤、末梢血管拡張剤、抗感染剤、向
精神剤、抗録剤、興奮剤、抗ヒスタミン剤、緩下剤、う
っ血除去剤、胃腸鎮静剤、抗下痢剤、抗狭心剤、血管拡
張剤、抗高血圧剤、血管収縮剤、片頭痛治療剤、抗生物
質、トランキライザー、抗精神病剤、抗腫瘍剤、抗凝血
剤、抗血栓剤、催眠剤、鎮静剤、制吐剤、抗甲状腺剤、
利尿剤、鎮痙剤、子宮弛緩剤、栄養添加剤、抗肥満剤、
アナポリック剤、赤血球生成剤、抗喘息剤、去痰剤、粘
液溶解剤、抗尿酸血症剤及びそれらの混合物がある。

チューインガムが無糖である場合、口内健康剤はフッ化
物の形をとり、抗虫歯目的のため約０．００１〜約１重
量％のレベルで加えられる。

本発明の特徴は、本チューインガムキャンデー製品が従
来のチューインガム製品による場合と比較して実質上改
善されたフッ化物放出性を発揮しうろことである。好ま
しいフッ化物は、フッ化ナトリウム、フッ化第−スズ、
フッ化インジウム及びモノフルオロリン酸ナトリウムで
ある。ノリス（Ｎｏｒｒｌｓ）らの米国特許出願第２，
９４６．７３８号及びライダー（Ｗｌｄｄｅｒ）らの米
国特許出願第３゜６７８．１５４号の各明細書では、こ
のような塩及びその他について開示している。

本発明での使用に適した他の適切な口内健康剤としては
、四級アンモニウム抗菌剤及び抗プラーク化合物、例え
ばドデシルトリメチルアンモニウムプロミド、テトラデ
シルピリジニウムクロリド、テトラデシルエチルピリジ
ニウムクロリド、ドデシルジメチル（２−フェノキシエ
チル）アンモニウムプロミド、ベンジルジメチルステア
リルアンモニウムクロリド、セチルピリジニウムクロリ
ド、四級化５−アミノ−１，３−ビス（２−エチルヘキ
シル）−５−メチルへキサヒドロピリミジン、ベンゼト
ニウムクロリド及びクロルヘキシジンのような置換キニ
ジン類；並びに陰イオン系歯石阻害剤、例えば可溶性ピ
ロリン酸塩、可溶性ポリカルボン酸塩（例えば、ポリア
クリル酸）及びポリリン酸塩などがある。

本発明のチューインガムキャンデー製品の他の特徴は、
本製品が活性成分の継続的放出用に優れたビヒクルを提
供し、したがって活性成分が相互に非適合性であるか又
は口腔内自体でのみ相互作用するように考えられた環境
下で有益なことである。この面にから、相互に非適合性
の成分はチューインガム組成物及び第一又は第二キャン
デー組成物内に別々に入れられており、チューインガム
及びキャンデー組成物の放出特性はキャンデー組成物活
性成分がチューインガム組成物活性成分の放出前に口腔
内に放出されるようになっていることである。これは抗
虫歯又は歯再石灰化目的に考えられた製品の場合に特に
有益であって、その場合に例えばチューインガム組成物
は炭酸カルシウムのようなカルシウムイオン源を含み、
第一又は第二ハードボイルドキャンデー組成物はフッ化
物源及び／又はリン酸イオン源、例えばモノフルオロリ
ン酸ナトリウムを含んでいる。

本組成物は、ラフィナッティ−（Ｒｕｆｆ１ｎａｔｔｉ
）の米国特許出願第４．６４８，３１６号明細書で一般
的に記載されているような機械を用いた押出しタイプラ
ミネーションプロセスにより製造されることが好ましい
。チューインガムキャンデー製品の好ましい製造方法で
は、第一ハードボイルドキャンデー組成物のロープを形
成し、チューインガム組成物の中心充填物を持たせ、そ
の際にロープの温度は無糖組成物の場合に約５５℃以下
で糖ベース組成物の場合に約８５℃以下であって、次い
でロープを集めかつ集めたロープをコンパクト化手段で
引っ張って中心充填ロープのかせを形成し、中心充填ロ
ープのかせを折りたたむか又は繰返し折りたたんでラミ
ネート化マトリックスを形成し、場合により第二ハード
ボイルドキャンデー組成物層でラミネート化マトリック
スを包んで、ラミネート化されかつ場合により包まれた
マトリックスを最終チューインガムキャンデー製品に形
成する。

最終チューインガムキャンデー製品のテキスチャーは、
多かれ少なかれ適度に中心充填ロープのかせを繰返し折
りたたむことにより、ラミネートマトリックス形成段階
でコントロールすることができる。中心充填ロープのか
せが折りたたまれ又は４回以下で繰返し折りたたまれる
場合、最終製品は即時“バイト−スルー”（ｂｉｔｅ−
ｔｈｒｏｕｇｈ）咀噴特性を有するクリスプ咀嚼性キャ
ンデー製品である。他方中心充填ロープのかせが少なく
とも１０回繰返し折りたたまれる場合、最終製品は口腔
内で遅延時間後にのみ“バイト−スルー”咀嚼特性を発
揮するハードキャンデー製品である。中間の折りたたみ
回数の場合には、それに応じた中間レベルの“バイト−
スルー”特性を発揮する。

中心充填ロープが各々約５５℃又は約８５℃以下の温度
を有するという必要条件は最終チューインガムキャンデ
ー製品中で十分に区画化されたラミネート構造を得ると
いう観点から重要であって、チューインガム組成物の固
有物理的特性の結果であることに留意すべきである。

本発明は、下記非限定例で説明される：例１ 下記処方を有する無糖ガム組成物が製造される：ガムベ
ース　　　　　　　　　　５８．５キシリトール（６０
％）８．７ キシリトール粉末　　　　　　　３０．０グリセロール
　　　　　　　　　４６０ペパーミント油　　　　　　
　　０．８１００．０ 上記において、ガムベースはスチレンブタジェンエラス
トマー、ポリビニルアセテート樹脂、ロジンエステル、
微結晶ワックス及び炭酸カルシウムからなる。チューイ
ンガム組成物は、ガムベースをニーダ−中で約５０℃に
加温し、すべて約５０℃に前加温されたグリセロール、
キシリトール溶液及びペパーミント油をニーダ−に加え
、キシリトール粉末を加え、均−塊が得られるまでミッ
クスすることにより製造される。

次いでハードボイルド無糖キャンデー組成物は、シロッ
プの重量が約１／３に減少されるまで約１６５℃の温度
でマルチトールシロップ（総固体約７５％）を煮沸する
ことにより製造される。次いでシロップを約１０５−１
１０℃の温度に冷却し、ペパーミント油及びメン１−ル
の混合物をそれにキャンデー組成物巾約０．８重量％の
レベルで加える。

次いでチューインガム組成物（５５０ｇ）及び無糖キャ
ンデー組成物の一部（８００ｇ）を約５０℃のロープ温
度で前記プロセスに従いラミネート化し、ロープのかせ
をラミネートマトリックス形成段階で約４回繰返し折り
たたみ、ラミネート化シートを残り（４００ｇ）のハー
ドボイルド無糖キャンデー組成物で形成された２〜３１
１１１１層で包む。最後に、ラミネートマトリックスを
サイジング（ｓｉｚｉｎｇ）ユニットに通してラミネー
トマトリックスをロープに形成し、ロープを各重量的４
．２ｇの個々のチューインガムキャンデー単位に形成す
る。

例２ 下記処方を有する糖ベースチューインガム組成物が製造
される： ガムベース　　　　　　　　　　５７．０糖粉末　　　
　　　　　　　　　３２．。

グリセロール　　　　　　　　　５．２グルコースシロ
ツプ　　　　　　　５．０ペパーミント油　　　　　　
　　０．８１００．０ 上記において、ガムベースはスチレンブタジェンエラス
トマー、ポリビニルアセテート樹脂、ロジンエステル、
微結晶ワックス及び炭酸カルシウムからなる。チューイ
ンガム組成物は、ガムベースをニーダ−中で約８５℃に
加温し、すべて約８５℃に前加温されたグリセロール、
グルコースシロップ及びペパーミント油を加え、しがる
後詰粉末を加え、均−塊が得られるまでミックスするこ
とにより製造される。

次いでハードボイルドキャンデー組成物は、湿潤ヘース
で比率６０：４０の糖及びグルコースシロップを約１４
０−１４５℃の温度で煮沸することにより製造される。

轟空下に通した後、キャンデー組成物を約１１８℃に冷
却し、ペパーミント油及びメントールの混合物をそれに
キャンデー組成物巾約０．８重量％のレベルで加える。

次いでチューインガム組成物（５５０ｇ）及びキャンデ
ー組成物の一部（８００ｇ）を約８５℃のロープ温度で
前記プロセスに従いラミネート化し、ロープのかせをラ
ミネートマトリックス形成段階で繰返し折りたたみ、ラ
ミネート化シートを残り（４００ｇ）のハードボイルド
キャンデー組成物で形成された２〜３ｍｍ層で包む。最
後に、ラミネートマトリックスをサイジング（ｓｌｚｉ
ｎｇ）ユニットに通してラミネートマトリックスをロー
プに形成し、ロープを各重量的４．２ｇの個々のチュー
インガムキャンデー単位に形成する。

チューインガムキャンデー製品は、慣用的チューインガ
ム製品の“ｌ！ｆｌ噌性”と慣用的へ−ドボイルドキャ
ンデー製品の“フランチ性”とを合わせもっており、高
いフレーバー及び「味インパクトと共に新規感覚刺激性
を有するクリスブハニコームド゛チューインガムを提供
する。

出願人代理人　　佐　　藤　　−雄

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、改善された感覚刺激性を有し、かつ多数分離領域の
   ハードボイルドキャンデー組成物と一緒に多数分離領域
   のチューインガム組成物を中に配合した糖菓成分のマト
   リックスを含むことを特徴とするチューインガムキャン
   デー製品。 ２、マトリックスがチューインガム組成物及びハードボ
   イルドキャンデー組成物の多数交互層を含んだラミネー
   ト構造を有する、請求項１に記載の製品。 ３、マトリックスが更に第二ハードボイルドキャンデー
   組成物のコーティングで包まれ、第一及び第二ハードボ
   イルドキャンデー組成物が互いに同一であるか又は異な
   っているかのいずれかである、請求項１又は２に記載の
   製品。 ４、チューインガム組成物が場合により１種以上の溶媒
   、可塑剤、フィラー、風味剤、着色剤及び／又は甘味剤
   と共に１種以上の天然もしくは合成エラストマーを含む
   、請求項１〜３のいずれか一項に記載の製品。 ５、第一及び第二ハードボイルドキャンデー組成物が場
   合により１種以上の風味剤、着色剤及び／又は天然もし
   くは人工甘味剤と共に１種以上の糖アルコールを含む、
   請求項１〜４のいずれか一項に記載の製品。 ６、チューインガム組成物及び第一ハードボイルドキャ
   ンデー組成物が約５：１〜約１：５の重量比である、請
   求項１〜５のいずれか一項に記載の製品。 ７、チューインガム組成物及び第一ハードボイルドキャ
   ンデー組成物が２：１〜１：２の重量比である、請求項
   ６に記載の製品。 ８、重量でチューインガム組成物約１２〜約６０％、第
   一ハードボイルドキャンデー組成物約１２〜約６０％及
   び第二ハードボイルドキャンデー組成物約５〜約４０％
   を含む、請求項６又は７に記載の製品。 ９、第一及び／又は第二ハードボイルドキャンデー組成
   物が口内健康剤、高インパクト芳香風味剤、ミネラル補
   助物、ビタミン、抗菌剤、鎮咳剤などから選択される活
   性成分を更に含む、請求項１〜８のいずれか一項に記載
   の製品。 １０、活性成分がフッ素系抗虫歯剤である、請求項９に
   記載の製品。 １１、チューインガム組成物及び第一又は第二ハードボ
   イルドキャンデー組成物内に別々に入れられた相互非適
   合性生物学的活性成分の組合せを含む、活性成分の継続
   的放出用に適合化された請求項１〜１０のいずれか一項
   に記載のチューインガムキャンデー製品。 １２、チューインガム組成物がカルシウムイオン源を含
   み、第一又は第二ハードボイルドがフッ化物イオン源及
   び／又はリン酸イオン源を含む無糖キャンデー組成物で
   ある、歯エナメル質の抗虫歯又は再石灰化処置用に適合
   化された請求項１１に記載の製品。 １３、第一ハードボイルドキャンデー組成物のロープを
   形成し、チューインガム組成物の中心充填物を持たせ、
   その際ロープの温度は無糖組成物の場合に約５５℃以下
   で糖ベース組成物の場合に約８５℃以下であって、次い
   でロープを集めかつ集めたロープをコンパクト化手段で
   引っ張って中心充填ロープのかせを形成し、中心充填ロ
   ープのかせを折りたたむか又は繰返し折りたたんでラミ
   ネート化マトリックスを形成し、場合により第二ハード
   ボイルドキャンデー組成物層でラミネート化マトリック
   スを包んで、ラミネート化されかつ場合により包まれた
   マトリックスを最終チューインガムキャンデー製品に形
   成する工程を含む、請求項１〜１２のいずれか一項に記
   載されたチューインガムキャンデー製品の製造方法。 １４、中心充填ロープのかせが折りたた まれ又は４回以下で繰返し折りたたまれ、それによって
   最終製品が即時“バイト−スルー（ｂｉｔｅ−ｔｈｒｏ
   ｕｇｈ）”咀嚼特性を有するクリスプ咀嚼性キャンデー
   製品である、請求項１３に記載の方法。 １５、中心充填ロープのかせが少なくとも １０回繰返し折りたたまれ、それによって最終製品が口
   腔内で遅延時間後にのみ“バイト−スルー”咀嚼特性を
   発揮するハードキャンデー製品である、請求項１３に記
   載の方法。