JPH02226797A - 極簿銅箔張積層板の製造法 - Google Patents

極簿銅箔張積層板の製造法

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JPH02226797A
JPH02226797A JP4543389A JP4543389A JPH02226797A JP H02226797 A JPH02226797 A JP H02226797A JP 4543389 A JP4543389 A JP 4543389A JP 4543389 A JP4543389 A JP 4543389A JP H02226797 A JPH02226797 A JP H02226797A
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JP
Japan
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copper foil
foil
protective
press
protective foil
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JP4543389A
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English (en)
Inventor
Kazuo Noguchi
野口 一夫
Takeo Kaneoka
金岡 威雄
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アルミキャリア銅箔を用いるアルミキャリア
の剥離された極薄銅箔張積層板の製造法である。
〔従来の技術〕
銅張積層板の製造法の一つとして、長尺の樹脂含浸基材
を所望枚数とその最外の片面又は両面に長尺の銅箔を重
ね合わせた構成の積層材を一対のベルト間で加熱加圧す
るダブルベルトプレス法による連続的銅張積層板の製造
法が知られている(特開昭61−10456他)。
この方法は通常、樹脂含浸基材と銅箔とを一対のベルト
間に供給し、ダブルベルトプレスの加圧加熱領域で圧力
50kg/cI11以上、温度的200℃程度に加熱加
圧して樹脂を硬化させ、次いで加圧冷却領域で急速に冷
却して一対のベルト間から冷却された銅張積層板を排出
する方法が取られている。
この連続製造法は優れた方法であるが、高い圧力を使用
するためには加圧に種々の問題点が生じること、また、
多段プレスと同等の生産性を確保するためには、加熱加
圧硬化時間を数分以内としなければ成らないこと等の問
題点があり、これらの解決策については種々提案されて
いる。例えば、本発明者は先に、積層材の真空下の予備
融着(特願昭62−303284号)、積層材の予備加
熱の利用(特願昭63−45771号)を見出し出願し
た。
しかし、上記の連続プレスを使用する極薄銅箔張積層板
の製造法に関する記載などは見出されていないものであ
る。
〔従来技術の課題〕
本発明者は、上記の連続プレスの実用化について連続プ
レスと多段プレスとを比較した場合の特徴(利点、欠点
)について鋭意検討した。
その結果、連続プレスは、 ■、基材、銅箔などの積層材料を所定の長さに切断する
必要がない。
■、加圧加熱ゾーンに於ける被積層材に負荷される圧力
・温度・時間のバラツキは装置の安定性にのみ依存する
との特徴を有し、従って、 ■、■より、プリプレグ製造工程との連続化が容易であ
る。
■、また、粘着性のプリプレグが使用可能である。
■、■より、プリプレグ樹脂の硬化特性とそれに伴う物
性値を把握しておけば、樹脂の硬化度や物性を所望範囲
とした銅張積層板を製造することが容易であり、かつ、
加工コストへのこの条件設定の影響は少ない。
■、■より、装置の安定性が良好ならば、多投プレスに
比較して厚み、寸法等の精度の向上がもたらされる。
の利点を有し、 ■、■であるが、多段プレスと同等の生産性を得るには
、積層成形時間を数分以内とする必要がある。
■、従って、通常の銅張積層板を!!!!造する場合、
即硬化性のプリプレグを使用する必要があるが、従来の
プリプレグを触媒添加量等で即硬化すると物性が劣る欠
点が生じる。
の欠点を有するごとが明らかとなった。
一方、多段プレスによる銅張積層板の製造法において、
極薄銅箔張積層板をアルミキャリア極薄銅箔などを使用
する方法は知られているが、多段プレスされた銅張積層
板からアルミキャリア等の保護箔を剥離することは、保
護箔の剥離強度が通常0.5 kg / Cam程度あ
ることから極めて慎重に行う必要があり、人手を要する
ものであるという欠点を持っていた。
そこで、本発明者は、この保護箔の剥離を自動化する方
法について鋭意検討した結果、連続プレスによって可能
であることを見出し、本発明を完成するに至った。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、長尺の樹脂含浸基材を1枚又は複
数枚とその最外の片面又は両面に長尺の銅箔を重ね合わ
せた構成の積層材を一対のベルト間で加熱加圧するダブ
ルベルトプレス法による連続的銅張積層板の製造法にお
いて、銅箔として長尺の保護箔接着の極薄銅箔を用い、
連続プレス出口において連続的に該保護箔を剥離するこ
とを特徴とする極薄銅箔張積層板の製造法である。
以下、本発明の構成について説明する。
まず、本発明の連続プレスとは、従来公知のダブルベル
トプレスに代表されるものである。
ここに、加圧、加熱条件は、従来と同様でよいが、積層
材の真空下の予備融着(特願昭62−303284号)
、積層材の予備加熱の利用(特願昭63−45771号
)、その他を適宜併用したものが使用されるものである
本発明の連続プレスによって製造される極薄銅箔張積層
板はその絶縁層として、通常の熱硬化性樹脂(=マトリ
ックス樹脂)と基材(=ベース材、補強基材)とからな
るものである。
マトリックス樹脂としては、フェノール樹脂、エポキシ
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、シアナト樹脂、その他
の熱硬化性樹脂類、これらを適宜二種以上配合してなる
組成物、さらにこれら熱硬化性樹脂、それらの二種以上
配合してなる組成物をポリビニルブチラール、アクリロ
ニトリル−ブタジェンゴム、多官能性アクリレート化合
物その他の公知の樹脂、添加剤等で変性したもの:架橋
ポリエチレン、架橋ポリエチレン/エポキシ樹脂、架橋
ポリエチレン/シアナト樹脂、ポリフェニレンエーテル
/エポキシ樹脂、ポリエステルカーボネート/シアネー
ト、その他の変性熱可塑性樹脂からなる架橋硬化性樹脂
組成物が挙げられる。
また、ベース材としては、クラフト紙、リンクー紙、ガ
ラス(E、 D、  S、 T、石英その他各種ガラス
製繊維からの)織布・不織布、全芳香族ポリアミド、ポ
リフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケト
ン、ポリエーテルイミド、ポリテトラフロロエチレンな
どの耐熱エンプラ製繊維の織布・不織布、さらにこれら
を適宜混合或いは複合使用してなる複合繊布・不織布な
どの長尺のものが挙げられる。
この長尺の基材に上記のマトリックス樹脂を含浸、塗布
などして適宜乾燥して本発明の積層成形用のプリプレグ
を製造する。本発明においては、従来の多段プレスの場
合と同様の成分でよいが、e−stage化を多段プレ
スに使用する場合より進めたものとして用いるか、また
は連続プレス用の即硬化性の組成物として使用する。
本発明の保護箔付き極薄銅箔とは、アルミニウム、ステ
ンレス、ポリイミド樹脂などのフィルムを保護箔として
用いてなるものであり、アルミキャリア電解銅箔、ステ
ンレスキャリア電解銅箔、ポリイミドキャリア無電解・
電解銅箔など、並びにこれらの裏面(接着面側)を接着
用に処理したちの更に裏面に接着剤層を形成したもの等
であり、いずれも使用可能であり、適宜上記に説明した
樹脂含浸基材の樹脂の種類に応じて選択するものである
以上を使用して保護箔付き極薄銅箔張積層板を製造し、
連続プレスの出口において保護箔を連続的に剥離した後
、必要に応じ寸該剥離箔を再び添着するか或いはその他
のプラスチックフィルムからなる表面保護用フィルムを
添着し、所定寸法に切断する。
なお、上記において保護箔付き銅箔の接着層のみ硬化速
度の速い組成物として、保護箔付き銅箔の剥離強度を保
護箔の剥離強度より0.2 kg / cm以上高いも
の、特に1.0kg/cm以上である中間層が半硬化樹
脂の積層板を製造し、連続プレスの出口において保護箔
を連続的に剥離する方法も使用できるものである。
連続プレス出口に於ける保護箔の剥離は、出口の上下に
ロール等の巻き取り機を設置し、これに保護箔を剥離し
たものの端を固定して巻き取りつつ剥離する方法■:上
記■の方法において二本ロールとして保護箔の剥離端を
挟みプレス速度に合わせてロールを回転させて保護箔を
剥離し、再びこれをロールで剥離銅箔面に押しつけて切
断工程等の保護箔として使用する方法■;上記■の方法
において、剥離用ロールと剥離銅箔面に保護箔を押しつ
けるロールとを設け、保護箔剥離端を押しつけるロール
に導入し、剥離、添着を行う方法などが例示される。
以上、詳細に説明したが、本発明の具体的例を添付の図
面によって説明する。
第1図は、本発明の保護箔付き銅箔を用いた極薄銅箔張
積層板の製造例を示すフローであり、また、第2図は、
保護箔を剥離後そのまま保護フィルムとして使用する場
合の剥離部分のフローを示すものである。
第1図において、樹脂含浸基材(10) 4枚が重ねら
れ、ついでアルミキャリアなどの保護箔付き銅箔(11
)が保護箔面を外側としてその両側に重ねらレタ後、タ
フルベルドブレス(2>のスチールベルト(23)の間
に導入され、加圧加熱ゾーン(21)で加圧、加熱して
樹脂を保護箔が充分に剥離可能な接着力となる以上の半
硬化状態或いは硬化状態とされ、加圧冷却ゾーン(22
)で所定の温度まで冷却されてダブルベルトプレス2か
ら送り出される。
送り出されたアルミキャリア付きの極薄銅箔張積層板は
、出口部でアルミキャリア(12)を剥離し、剥離端を
巻き取りロール(3)に固定し、ついで巻き取りロール
3の速度をダブルベルトプレス2と同じとして連続的に
アルミキャリアを剥離し、切断機(4)で所定寸法に切
断して極薄銅箔張積層板(5) とされる。
第2図は、上記において、アルミキャリア12を一旦剥
離し、剥離ロール(31)に挟み込み、この剥離ロール
31の速度をダブルベルトプレス2と同じとして連続的
にアルミキャリアを剥離し、ついでさらに、剥離端を圧
着ロール(32)と極薄銅箔張積層板との間に挿入し、
圧着した後、切断して、保護フィルム付きの積層板(5
)とするものである。
この第2図の方法の場合には、積層材の極薄銅箔の保護
箔がそのまま極薄銅箔張積層板の保護フィルムとして使
用するものであり、銅箔面の保護、その他の点で好適な
方法である。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例等により説明する。
実施例1 ブロム化エポキシ樹脂、硬化剤としてジシアンジアミド
、及び硬化促進剤よりなる溶剤希釈したエポキシ樹脂フ
ェスを長尺の厚み0.2mmのガラス織布に含浸・乾燥
して樹脂量43%の長尺のプリプレグ(以下、PPIと
記す)を得た。
ついで、添付の第1図に示した様に、このプリプレグ4
枚を重ね、さらにその上下両面に長尺のアルミニウムキ
ャリア付きの極薄銅箔を銅箔面側をプリプレグ側として
重ね、ダブルベルトプレスへ連続的に導入して連続成形
をした。ダブルベルトプレスの温度200℃、圧力 3
0kg/cnf、加熱ゾーンの滞留時間を2分間、冷却
ゾーンの滞留時間を20秒間とし、ダブルベルトプレス
出口の積層板の表面温度は70℃であった。
ついで、ダブルベルトプレスを出たところで基材に接着
した極薄銅箔よりアルミキャリア(保護箔)を剥離し、
その先端部を巻き取り機に固定してた後、巻き取り機の
巻き取り速度をダブルベルトプレスと同じとして、アル
ミキャリアを連続的に剥離した。
得られた極薄銅箔張積層板について、銅箔厚み30−と
なるように銅メツキした後、銅箔接着強度を測定した結
果1.5kg/amであった。
実施例2 実施例1において、アルミキャリアの剥離に代えて、ア
ルミキャリアを剥離した後、積層板に再び圧着する以外
は同様にした。
この結果、剥離後、再圧着したアルミキャリアは、容易
に剥離可能であると共に保護フィルムとして有効に働き
、かつ切断後、積載された製品表面にも汚れ、キズ等の
発生は無かった。
〔発明の作用および効果〕
以上の発明の詳細な説明および実施例から明らかなよう
に、本発明の極薄銅箔張積層板の製造法によれば、保護
箔の剥離が連続的に実施できるものであり、生産性に優
れた極薄銅箔張積層板の製造を可能とする。また、保護
箔付き極薄銅箔の剥離強度が所定値以上とした半硬化樹
脂銅張積層板においても実施可能であることから、従来
の多段プレス用のプリプレグを転用することも可能とな
り、多段プレスと同様の耐熱性等を保持したものの製造
も可能とする。さらに、連続プレスの利点である寸法安
定性、寸法精度などをさらに改良することができるもの
である。
しかも、その製造に単なる連続剥離用のロール等を付加
するという極めて簡単な方法で実施可能とするものであ
り、特別の機器などを要求しないものであることから実
用的な工業的に優れたものであることは明白である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の保護箔付き銅箔を用いた極薄銅箔張積
層板の製造例を示すフローであり、また、第2図は、保
護箔を剥離後そのまま保護フィルムとして使用する場合
の剥離部分のフローを示すものである。 特許出願人  三菱瓦斯化学株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  長尺の樹脂含浸基材を1枚又は複数枚とその最外の片
    面又は両面に長尺の銅箔を重ね合わせた構成の積層材を
    一対のベルト間で加熱加圧するダブルベルトプレス法に
    よる連続的銅張積層板の製造法において、銅箔として長
    尺の保護箔接着の極薄銅箔を用い、連続プレス出口にお
    いて連続的に該保護箔を剥離することを特徴とする極薄
    銅箔張積層板の製造法。
JP4543389A 1989-02-28 1989-02-28 極簿銅箔張積層板の製造法 Pending JPH02226797A (ja)

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