JPH02226702A - マグネットロール - Google Patents

マグネットロール

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Publication number
JPH02226702A
JPH02226702A JP4767189A JP4767189A JPH02226702A JP H02226702 A JPH02226702 A JP H02226702A JP 4767189 A JP4767189 A JP 4767189A JP 4767189 A JP4767189 A JP 4767189A JP H02226702 A JPH02226702 A JP H02226702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
magnetic
main body
piece
permanent magnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP4767189A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Yamamoto
幹夫 山本
Keitaro Yamashita
恵太郎 山下
Nobuyuki Matsukura
松倉 信行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Priority to JP4767189A priority Critical patent/JPH02226702A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真や静電記録において乾式現像を行うの
に使用するマグネットロールに関するものである。
〔従来の技術〕
従来電子写真や静電記録等において1像担持体に形成さ
れた電隼的潜像を乾式現像するための現像ロールとして
、非磁性材料からなるスリーブと。
スリーブの内部に設けられたマグネットロールとを有し
1両者を相、射的に回転し得るように構成したものが多
用されている。
通常のマグネットロールは、軸と、その周囲に固着され
た軸方向に伸長する複数個の磁極を有する永久磁石部材
とを有している。この永久磁石部材としては2例えば、
特公昭55−6907号公報に記載されているように焼
結フェライト磁石からなる円筒状永久磁石が使用されて
いる。
このような焼結フェライト磁石を用いたマグネットロー
ルに対して、軽量化のためにフェライト粉末のような磁
性粉と樹脂やゴムなどの高分子材料とを主体とする混線
物を、磁場中で形成した円筒状ボンド磁石を用いたマグ
ネットロール(特開昭57−130407号、同57−
164771号公報等参照)も使用されている。
またボンド磁石を用いたマグネットロールの高磁力化を
図るために、互いに異なった横断面を有する複数個の磁
石ブロックを強磁性体軸の周面に接合配列して、少なく
とも一つの磁極が主磁極を構成するとともに、他の磁極
が補助極となるように磁気回路を構成したものも使用さ
れている(特開昭58−182210号、実開昭58−
184810号公報参照)、その−例を第3図に示す、
同図においてlは永久磁石部材であり1図示矢印方向に
異方性化した磁石ブロック13〜1eを軸2の周囲に配
列して形成される。
(発明が解決しようとする課題〕 しかし上述した磁石ブロック貼合わせタイプのマグネッ
トロールには次のような問題点が存在する。
まず、高い磁束密度を得るために、必然的に互いに磁気
的に反発するブロックを組合わせることとなり、しかも
、仕様を満足させる磁束波形を得るために、組合わされ
るブロックの横断面形状を特殊な形状とする必要がある
。したがって磁石ブロックの製造および組立てが複雑化
するのみならず、m立て誤差が生じ易いので磁束波形が
所定の仕様からずれ易いという問題点がある。
また磁石ブロックをフェライト系ボンド磁石で形成する
場合、その高磁力化には限界があるという問題点も併存
する。
本発明は上記従来技術に存在する問題点を解決し、異形
横断面を有する複数の磁石ブロックを組合わせたマグネ
ットロールであって、しかも容易に高磁力化を達成でき
るマグネットロールを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために2本発明においては。
横断面形状を一定に形成しかつ外周面に軸方向に延びる
複数個の磁極を設けてなる永久磁石部材に軸を固着して
なるマグネットロールにおいて、永久磁石部材を、フェ
ライト磁石材料と結合材料とからなり所定方向に異方性
化した複数個のブロックからなる本体と、本体の磁極の
一部に固着し。
かつ等方性のn−Fe−B系磁性粉と結合材#1とから
なる材t1によって形成した磁石片を形成する。
という技術的手段を採用した。
また本体を形成するブロックを任意の幾何学的形状の横
断面を有する柱状に形成することができる。
更に磁石片は少な(とも一部を本体内に埋設させてもよ
い。
次に本発明において磁石片を形成するn−Fe−B基磁
性わ)の組成は、Ra FebBc Md  (但しR
はNdまたはNdとPrを中心とする希土類元素の1種
若しくは2種以上1MはAi、Si、Co、 Nb、 
W、  V、Mo、Taの1種若しくは2種以上、a=
10〜15原子%、  b= 100− (a+(、+
d)原子%、C−4〜8原子%、d=10原子%以下)
とするのが好ましい、この場合aが10原子%未満、ま
たはCが4原子%未満であると不可逆減磁率が大となり
5一方aが15原子%超、またはCが8原子%超の組成
では残留磁束密度が低下するため何れも不都合である。
またMは永久磁石部材の耐熱性および着磁性を向上させ
るために含有させるのであるが、多すぎると残留磁束密
度を低下させると共に不可逆減磁率を増大させるため不
都合である。従ってd−10原子%以下とするのが好ま
しく、より好ましくは原子%でAffi5%以下、Si
5%以下、Co10%以下他の元素は3%以下とするの
がよい。
次に上記R−Fa−B系磁性粉を製造するには。
アトマイズ法による球状粉体とする方法と、予め薄帯を
生成した後、この薄帯を粉砕して片状粉体とする方法と
がある。但し薄帯の場合には800℃以下、好ましくは
550°〜750℃において熱処理を施す必要がある。
この熱処理温度が高すぎると微細結晶粒が増大して保磁
力iHcを低下させるため不都合である。一方熱処理温
度が低すぎると等方性の非晶質組織が多くなり、磁気特
性を低下させるため好ましくない、なお薄帯の生成には
一般に下記の手段を使用するのが好ましい、すなわち、
高速回転する冷却用ドラムの内壁に溶融合金をノズルを
介して噴射することにより急冷凝固させるもの(遠心急
冷法)5回転ドラムの外周面に溶融合金をノズルを介し
て噴射することにより急冷凝固させるもの(片ロール法
)および高速回転する1対のドラムの接触面に溶融合金
を噴射して急冷凝固させるもの(双ロール法)がある。
また平均結晶粒径は0.O1〜0.5μmとするのが好
ましい、すなわち0.01μmより小であると保磁力i
Hcが低下し、一方0.5μmより大であると結晶粒の
粗大化を招来し、保磁力iHcを低下させるため不都合
である。
次に磁性粉の平均粒径は1.0〜1000μmとするの
が、磁気特性、成形性、生産性等の点で好ましい、なお
結合材料との濡れ性を改善するために。
有機ケイ素化合物(シランカップリング剤)、有機チタ
ネート化合物(チタンカップリング剤)等の有機化合物
によって被覆してもよい。
また永久磁石部材を形成するためには、上記磁性粉と結
合材料とを混合させる必要があり、この場合所定の磁気
特性を確保するために、磁性粉の含有量を60重量%以
上とするのが好ましい、しかし磁性粉の含有量が94重
量%を超えると、結合材料の量が不足すると共に、永久
磁石部材の成形が困難となるので好ましくない。
なお結合材料としては、ポリアミド樹脂(ナイロン)、
ポリエチレン、エチレン−エチルアクリレート共重合体
、エチレン酢酸ビニル共重合体ポリアセタール(デルリ
ン)、ポリ塩化ビニール。
ABS樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑
性樹脂を使用することができる。
次に永久磁石部材を成形するには、まず前記のR−Fe
−B基磁性粉と結合材料とを加熱混練した後、無磁場中
の押出成形、射出成形若しくは圧縮成形により1等方性
のボンド磁石として成形することができる。押出成形に
よる場合には・、原材料を200°〜300℃で混練し
た後1押出成形機のホッパーに投入し、混練スクリエー
により混練圧縮し、シュレッダ−を経て切断された混合
材料は真空室において磁気する。そして130°〜22
0℃の温度で押出スクリューおよびテーパーバレルを経
由して所定の形状に形成された金型から押出される。押
出成形された成形体は、カッター等により所定の長さに
切断される。
また上記射出成形の場合において、結合材料としてエチ
レン−エチルアクリレート共重合体を使用するときには
、Mlが100〜2000g/10m1n、  エチル
アクリレート15〜40重量%のものを使用するのがよ
い、MIが小であると流動性が低く。
混線時に樹脂中の磁性粉濃度を高めるのが困難であり、
磁気特性が低下するため不都合である。−方Mlが大で
あると流動性が高くなり、せん断力が作用しない結果、
押出成形時における成形体の密度が上りにりく1作業性
が低下するため好ましくない、射出成形条件としては2
例えば原材料をニーダにより120℃で1時間加熱混練
し、冷却固化後、ペレタイザーにより3〜5−角のコン
パウンドとし、射出温度200°〜250℃、射出圧力
800〜1500kg/cm”とするのがよい。
なお磁石片の横断面輪郭の形状は、適用すべきマグネッ
トロールに要求される性能1寸法等により適宜に選定さ
れるべきであり、偏平四辺形に形成することは勿論、正
方形、矩形その他の幾何学的形状にすることができる。
〔作用〕
上記の構成により、軸の両端部に支持部材を軸受を介し
て%M着し、更にスリーブを嵌着し、永久磁石部材とス
リーブとの間に相対回転が存在するように駆動すれば、
現像作業を遂行し得るのである。この場合において、永
久磁石部材を構成する本体の現像磁極部にR−F a 
−B基磁性粉を含有するボンド磁石からなる磁石片を固
設しであるため、現像磁極の磁束密度を増大し、現像効
率を高める作用がある。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例を示す要部側面図であり、同一
部分は前記第3図と同一の参照符号で示す、第1図にお
いて3は本体であり、フェライト系ボンド磁石材料から
なる磁石ブロック1a−16を軸2の外周に固着して形
成する。N、Sは磁極を表し、矢印は異方性化の方向を
示している。
次に4は磁石片であり0MA断面輪郭を略正方形に形成
し、本体3の現像磁極となるべき例えばN極部に例えば
エポキシ系の接着剤(図示せず)を介して固着する。な
お磁石片4の形成に際しては。
まずNd11.6F13.qBi、s Ajzの組成の
母合金をアーク溶解により作製し、この母合金を大気圧
八「ガス雰囲気とした石英ノズル中において高周波溶解
して1周速30m/秒の条件で単ロール法により1幅5
 all、厚さ約30μmの薄帯に形成する0次にこの
薄帯を真空炉中にて650℃X1hrの熱処理後、Ar
ガス吹付けにより急冷後、30メツシユ以゛下に粉砕し
て磁性粉を作製する。この磁性粉90重量部とエチレン
−エチルアクリレート共重合体10重量部とを混練して
押出成形により磁石片4とするものである。
上記のようにして構成した本体3および磁石片4からな
る永久磁石部材の着磁後の磁気特性は。
残留磁束密度5.3kG、保持力1Hc=10.8にO
eであることを確認した。
この磁石片4を使用して第1図に示す永久磁石部材1を
製作した場合のN極上の磁束密度は1650Gであり、
VA磁石片を使用しない第3図に示す永久磁石部材lの
磁束密度1500 Gよりも大幅に磁束密度が向上する
ことがわかった。ここで各磁石ブロックla〜1eはS
rフェライト90重量部とエチレン−エチルアクリレー
ト共重合体10重量部との混練物を磁場中で押出成形す
ることにより形成され、磁石片4は輻5−−、厚さ1.
5−匍であり。
本体3の外径は18.0m−であった。
なお上記のように形成した永久磁石部材1により、マグ
ネットロールを組立てて現像作業を行ったところ、従来
のものより優れた性能を発揮し得ることを確認した。
また第1図において永久磁石部材1の現像磁極である磁
石ブロックIC0N極上の磁束波形は図示鎖線で示す形
状となるが、磁石片4を若干ずらすことにより、第2図
のm線で示す磁束波形とすることもできる。
本実施例においては永久磁石部材を形成する本体が中空
円筒状である場合の例について記述したが、軸の外周に
任意の幾何学的形状の横断面を有する柱状の磁石ブロッ
クを固着した非円筒状のものでもよい、また磁石片の成
形手段として押出成形の例について記述したが、射出成
形若しくは圧縮成形によってもよい、なお磁石片を押出
成形する場合には、長尺に成形した後において、必要に
応じて所定長さ寸法に切断することによって磁石片を形
成してもよい、更に磁石片を本体に固着する場合には、
接着剤による手段のみならず、磁気的固着手段によるこ
とができる。
〔発明の効果〕
本発明は以上記述のような構成および作用であるから、
下記の効果を奏し得る。
+11  異方性化した所謂ボンド磁石によって形成し
た本体の所定の磁橿部に、R−Fe−B系の磁性粉を含
有するボンド磁石からなる磁石片を固設したことにより
、磁石ブロックを?11な形状としなくても高磁力を付
与する虫とができる。
これによりマグネットロールの製造が容易となる。
(2)磁束波形の制御が容易であるため、特殊な磁束波
形を要するものでも充分に対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は各々本発明の実施例を示す要部側
面図、第3図は従来のマグネ7)ロールの例を示す要部
側面図である。 l:永久磁石部材、2:軸、3:本体、4kin石片。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)横断面形状を一定に形成しかつ外周面に軸方向に
    延びる複数個の磁極を設けてなる永久磁石部材に軸を固
    着してなるマグネットロールにおいて,永久磁石部材を
    ,フェライト磁石材料と結合材料とからなり所定方向に
    異方性化した複数個のブロックからなる本体と,本体の
    磁極の一部に固着し,かつ等方性のR−Fe−B系磁性
    粉と結合材料とからなる材料によって形成した磁石片と
    によって形成したことを特徴とするマグネットロール。
  2. (2)本体を形成するブロックを任意の幾何学的形状の
    横断面を有する柱状に形成した請求項(1)記載のマグ
    ネットロール。
  3. (3)磁石片の少なくとも一部を本体内に埋設させた請
    求項(1)若しくは(2)記載のマグネットロール。
JP4767189A 1989-02-28 1989-02-28 マグネットロール Pending JPH02226702A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002278284A (ja) * 2001-03-22 2002-09-27 Ricoh Co Ltd 現像ローラ

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