JPH02222111A - マグネットロール - Google Patents

マグネットロール

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JPH02222111A
JPH02222111A JP4206889A JP4206889A JPH02222111A JP H02222111 A JPH02222111 A JP H02222111A JP 4206889 A JP4206889 A JP 4206889A JP 4206889 A JP4206889 A JP 4206889A JP H02222111 A JPH02222111 A JP H02222111A
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JP
Japan
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magnet
magnetic
permanent magnet
flux density
sleeve
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Pending
Application number
JP4206889A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Matsukura
松倉 信行
Keitaro Yamashita
恵太郎 山下
Mikio Yamamoto
幹夫 山本
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真や静電記録等において現像ロル用とし
て使用するマグネント1」−ルに関するものである。
(従来の技術〕 従来電子写真や静電記録等において、  400n+m
以」二〇長尺の現像ロール用として使用するマグネット
ロールは1例えば第50に示すような構成のものが最も
一般的である。第5図において、1は永久磁石部材であ
り9例えばハードフェライトのような焼結粉末磁石材料
により形成した円筒磁石を複数個軸方向に接続して軸2
の周囲に同軸的に固着したものや、異方性フェライト磁
石ブロックを軸方向に複数個接続したものがある。1a
は継目である。次に軸2の両端部には支持部材3,4を
軸受5を介して回転自在に装着し、支持部材34には中
空円筒状に形成したスリーブ6を嵌着ずる。△お支持部
+A’3.4およびスリーブ6i、!:、例えはアルミ
ニウム合金若しくはステンレス鋼等の非磁性材料によっ
て形成する。7番Jシール部]Aてあり、支持部月3と
軸2との間に嵌着して蜜月する。なお永久磁石部+A1
の外径は18〜60 innに形成する場合が多い。
上記の構成により、永久磁石部材1とスリーフロとの間
に相対回転が存在するように駆動することにより、永久
磁石部材1が具有する磁気吸引力によってスリーブ6の
外周面に磁性を有する現像剤を吸着搬送して所謂磁気ブ
ラシ(図示せず)を形成し、所定の現像作業を遂行する
のである。
(発明が解決しようとする課題〕 上1来のマグネットロールにおいて、永久磁石部材1に
前記のような継目1aが存在するとこの紺111 aの
部分における磁束密度が他の部分より約10%以」二低
下することがあり、磁気ブラシの穂立高さを減少させる
結果、所謂白抜りが発生し3画像上致命的な欠陥を生し
る。このような欠点を改良するために、(H極上に鉄板
等の磁性体を貼付して、磁束密度の低下を防止し、軸方
向における磁束密度分布の均一化を図る手段が提案され
でいる(例えば特開昭54−5734号公報参照)。
しかしながらこのように磁極上に磁性体を設けると1永
久磁石部材1の表面における磁束密度の低下を緩和する
ことができても、スリーブ6の表面との間隔を増大させ
る結果となり、スリーブ6の表面上の磁束密度を低下さ
せ、現像を行う上で問題である。
本発明は上記従来技術に存在する問題点を解決し、軸方
向に継目を有する永久磁石部材を使用しても2m目部に
おいて充分な磁束密度を確保し得るマグネットロールを
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために1本発明においては。
軸の外周に、軸方向に延びる磁極を設けてなる永久磁石
部材を軸方向に複数個配設して固着し1円周方向に複数
個の磁極が現れるように形成したマグネットロールにお
いて、複数個の永久磁石部材相互間の継目を覆うように
2等方性のR−FeB系磁性粉と結合材料とからなる材
料によって形成した磁石片を、前記複数個の永久磁石部
材の少なくとも磁極表面に固着する。という技術的手段
を採用した。
本発明において、永久磁石部材を等方性若しくは異方性
のフェライト系磁石材料によって形成することができる
また永久磁石部材を中空円筒状若しくはプロ・ツク状に
形成することができる。
次に本発明において、磁石片を形成するR−FeB系磁
性粉の組成は、R,Feb BcM、(但し、RはNd
またはNd(!:Prを中心とする希土類元素の1種若
しくは2種板1.MはAβ、5iCo  Nb  W、
V、Mo、Taの1種若しくは2種以上、a−10〜1
5原子%、b=100(a −1−C−1−d)原子%
、c=4〜8原子%、d=10原子%以下)とするのが
好ましい。この場合aが10原子%未満、またはCが4
原子%未満であると不可逆減磁率か大となり、一方aが
15原子%超、またはCが8原子%超の組成では残留磁
束密度が低下するため何れも不都合である。またM L
;J研石部材の耐熱性および着磁性を向上さ一ロるため
に含有さ一部るのであるが、多ずぎると残留磁束密度を
低下させると共に不可逆減磁率を増大さ一部るため不都
合である。従ってd−10原子%以下とするのが好まし
く、より好ましくは原子%でA45%以下、Si5%以
下、Co10%以下他の元素は3%以下とするのがよい
次に上記R−F e −B系磁性粉を製造するにはアト
マイス法による球状粉体とする方法と、予め薄帯を生成
した後、この薄帯を粉砕して片状粉体とする方法とがあ
る。但し薄帯の場合には800℃以下、好ましくは55
0°〜750℃において熱処理を施す必要がある。この
熱処理温度が高すぎると微細結晶粒が増大して保磁力i
 HCを低下させるため不都合である。一方熱処理温度
が低すぎると。
等方性の非晶質組織が多くなり、磁気特性を低下させる
ため好ましくない。なお薄帯の生成には−般に下記の手
段を使用するのが好ましい。すなわち、高速回転する冷
却用ドラムの内壁に溶融合金をノズルを介して噴射する
ことにより急冷凝固さセるものく遠心急冷法)2回転ト
ラムの外周面に熔融合金をノズルを介して噴射するごと
により急冷凝固させるもの(片ロール法)および高速回
転する1対のドラムの接触面に溶融合金を噴射して急冷
凝固させるもの(双r7−ル法)がある。
また平均結晶粒径は0.01〜0.5μmとするのが好
ましい。すなわち0.01 μmより小であると保磁力
i Hcが低下し、一方0.5μmより大であると結晶
粒の粗大化を招来し、保磁力iHcを低下させるため不
都合である。
次に磁性粉の平均粒径は1〜1000μmとするのが、
磁気特性1成形性、生産171この点で好ましい。
なお結合材料との濡れ性を改善するために、有機ケイ素
化合物(シランカップリング剤)、有機チタネート化合
物(チタンカップリング剤)等の有機化合物で被覆して
もよい。
また磁石片を形成するためには5上記磁性扮と結合材料
とを混合させる必要があり、この場合所定の磁気特性を
確保するために、磁性粉の含有量を60重量%以上とす
るのが好ましい。しかし磁性粉の含有量が94重量%を
超えると、結合材料の量が不足すると共に、磁石片の成
形が困難となるので好ましくない。
なお結合材料としては、ポリアミド樹脂(ナイロン)、
ポリエチレン、エチレン−エチルアクリレート共重合体
、エチレン酢酸ビニル共重合体。
ポリアセタール(デルリン)、ポリ塩化ビニール。
ABS樹脂、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を使用す
ることができる。
次に磁石片を成形するには、まず前記のR−FeB系磁
性粉と結合材料とを加熱混練(必要に応して滑剤1分散
剤等の添加物を加えてもよい)した後、無磁場中の押出
成形若しくは射出成形あるいは圧縮成形等の手段により
、等方性のボンド磁石として成形することができる。押
出成形による場合には、原料を200°〜300°Cで
混練した後。
例えば2軸混練型押出成形機のホッパーに投入し。
混練スクリューにより混練圧縮し、シュレッダ−を経て
切断した混合材料を真空室において脱気する。そして2
006〜300°Cの温度で押出スクリューおよびテー
パーバレルを経由して、所定の形状に形成した金型から
押し出すのである。押出成形された成形体は5カツター
等によって所定の長さに切断される。次に射出成形の場
合において、結合材料としてエチレン−エチルアクリレ
ート共重合体を使用するときには、メルトインデックス
(以下MIと記す)が10(1〜2000 g/10m
1n 、エチルアクリレート含有量が15〜40重量%
のものを使用するのがよい。Mlが小であると流動性が
低く、磁気特性が低下し、一方Mlが大であると流動性
が高すぎるため、せん断力が作用しない結果、磁性粉の
均一な分散が困難となるため好ましくない。射出成形条
件としては5例えば原料をニーダにより120℃で1時
間加熱混練し、冷却固([1ペレタイザーにより3〜5
1m角のコンパウンドとし、射出温度200°〜250
℃、射出圧力800〜1500 kg / cJとする
のがよい。
〔作 用〕
上記の構成により、前記第5図に示すように軸の両端部
に支持部材を軸受を介して装着し、更にスリーブを嵌着
し、永久磁石部材とスリーブとの間に相対回転が存在す
るように駆動すれば、現像作業その他を遂行し得るので
ある。
〔実施例〕
第1図および第2図は各々本発明の実施例を示す一部省
略要部縦断面図および要部側面図であり。
同一部分は前記第5図と同一の参照符号で示す。
両図において8は磁石片であり、帯状、リボン状若しく
はテープ状に形成し、永久磁石部材1の少なくとも磁極
表面に、かつ継目1aを覆うように固着する。この場合
磁石片8と永久磁石部材1と固着に際しては、接着剤を
使用する他5両者間の磁気的吸着力を利用してもよい。
なお磁石片8の形成に際しては、まずNd12.5F 
e7qBb、s An!zの組成の母合金をアーク溶解
により作製し、この母合金を大気圧、Arガス雰囲気と
した石英ノズル中において高周波溶解して2周速30m
/秒の条件で単ロール法により1幅5mm、厚さ約30
1JlllO薄帯に形成する。次にこの薄帯を真空炉中
にて650℃X1hrの熱処理後、Arガス吹付けによ
り急冷後、30メソシユ以下に粉砕して磁性粉を作製す
る。この磁性粉90重間部とエチレン−エチルアクリレ
ート共重合体10重量部とを混練して押出成形により、
厚さ1.5鮪の磁石片8とするものである。上記磁石片
8を固着した永久磁石部材1においては、継目1aにお
いても残留磁束密度の低下は全く認められないと共に、
第5図に示すようなマグネットロールとした場合のスリ
ーブ6上における残留磁束密度は、従来の鉄板貼着のも
のより約10%以上向上することが認められた。
第3図は本発明の他の実施例を示す要部側面図であり、
同一部分は前記第1図および第2図に示す実施例におけ
るものと同一の参照符号で示す。
第3図において永久磁石部材1は例えば異方性焼結フェ
ライト磁石によりブロック状に形成し、軸2の外周に複
数個を等間隔で配設する。本実施例においても永久磁石
部材1は、軸方向に複数個を接続しであるが、外表面に
磁石片8を固着した構成は前記実施例と同様であり1作
用もまた同様である。
第3図において、軸2の周囲に異方性焼結フェライト磁
石(日立金属製YBM−2B)からなる永久磁石部材1
を固着し、磁石片8の代わりに厚さl mmの鉄板を固
着して、外径45關のマグネ・ノドロール(A)を製作
した。この場合、永久磁石部材1は2幅3m1i、厚さ
12鶴、長さ300■のブロック磁石を3個接続して形
成した。一方上記永久磁石部材1の外方に前述の材料か
らなる厚さ11の磁石片8を使用してマグネットロール
(B)を製作した。
第4図は上記マグネットロール(A>(B)の軸方向の
磁束密度分布を外径5211のスリーブ−ヒで測定した
結果である。第4図において曲線ab(J各々マグネノ
I・ロール(A)(B)に対応するものである。第4図
から明らかなように、従来のマグネットロール(A)に
対応する曲線aにおいては1両端部において磁力が高く
なり、軸方向における磁束密度分布は均一とはならず、
かつ継目部分における磁束密度の低下が認められる。な
おこの場合、鉄板を使用しないものと比較するとスリー
ブ上における磁束密度が低下しており650Gを示すに
留まっている。一方本発明のマグネットロール(B)に
対応する曲線すにおいては。
スリーブ上の磁束密度の値は1150 Gを示し1曲線
aと比較して大幅な向上が認められると共に軸方向にお
ける磁束密度分布が均一であることが確認された。
本実施例においては5永久磁石部材を構成するフェライ
ト系磁石材料が焼結磁石材料である例について記述した
が、フェライト粉末と結合材料とを磁場中で成形した異
方性ボンド磁石であってもよい。また磁石片の成形手段
としては押出成形のみではなく。射出成形によってもよ
い。なお磁石片を押出成形によって形成する場合には、
長尺に成形した後において2必要に応じて所定長さに切
断することにより磁石片を形成してもよい。
〔発明の効果〕
本発明は以上記述のような構成および作用であるから、
下記の効果を奏し得る。
(1)等方性のR−Fe−B系磁性粉からなる磁石片を
永久磁石部材間の継目に固着した構成により、永久磁石
部材の表面は勿論、スリーブの表面における残留磁束密
度の均一化および向上が可能である。
(2)磁石片の固着により、高磁力を付与することがで
きると共に、構成部材および装置の軽量化およびコンパ
クト化が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は各々本発明の実施例を示す一部省
略要部縦断面図および要部側面図、第3図は本発明の他
の実施例を示す要部側面図、第4図はマグネットロール
の軸方向の磁束密度分布をスリーブ上で測定した結果を
示す図、第5図は従来のマグネットロールの例を示す一
部省略縦断面図である。 1:永久磁石部材、2:軸、6:スリーブ8:磁石片。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軸の外周に,軸方向に延びる磁極を設けてなる永
    久磁石部材を軸方向に複数個配設して固着し,円周方向
    に複数個の磁極が現れるように形成したマグネットロー
    ルにおいて,複数個の永久磁石部材相互間の継目を覆う
    ように,等方性のR−Fe−B系磁性粉と結合材料とか
    らなる材料によって形成した磁石片を,前記複数個の永
    久磁石部材の少なくとも磁極表面に固着したことを特徴
    とするマグネットロール。
  2. (2)永久磁石部材を等方性若しくは異方性のフェライ
    ト系磁石材料によって形成した請求項(1)記載のマグ
    ネットロール。
  3. (3)永久磁石部材をブロック状に形成した請求項(1
    )若しくは(2)記載のマグネットロール。
JP4206889A 1989-02-22 1989-02-22 マグネットロール Pending JPH02222111A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003009315A1 (fr) * 2001-07-19 2003-01-30 Bridgestone Corporation Rouleau a aimant et developpateur l'utilisant, procede de moulage de rouleau a aimant et moule metallique de moulage par injection
JP2010276739A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Bridgestone Corp マグネットローラの磁力線調整方法

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