JPH0222658A - 電子ビーム露光方法 - Google Patents

電子ビーム露光方法

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Publication number
JPH0222658A
JPH0222658A JP17153588A JP17153588A JPH0222658A JP H0222658 A JPH0222658 A JP H0222658A JP 17153588 A JP17153588 A JP 17153588A JP 17153588 A JP17153588 A JP 17153588A JP H0222658 A JPH0222658 A JP H0222658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective film
electron beam
resist
thickness
reflected
Prior art date
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Pending
Application number
JP17153588A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Noguchi
野口 洋
Masahiko Sakamoto
雅彦 阪本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0222658A publication Critical patent/JPH0222658A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えばプリント配線板をエツチングにより製
造する工程で用いるレジストの電子ビーム露光方法に関
するものである。
〔従来の技術〕
第2図(A)(B)(C)(D)は従来周知のエラ・チ
ングによりプリント配線板を製造する工程を模式的に示
す工程図、第3図(A)(B)ば第2図(A ) (B
 1の工程で電子ビームの照射によりレジストを露光し
不溶性の硬膜を形成する過程を示す説明図である。第2
図(A ) (B ) (C) (D )と第3図(A
)(B)において(1)は銅張積層板を構成する絶縁基
板であって例えばガラス布基材エポキシ樹脂積層板を用
いる。(2)は上記絶縁基板(11の片面に被着した銅
箔、(3)はこのfJ箔の表面に塗着したレジスト、(
4)はこのレジストを露光して形成した不溶性の硬膜、
(5)は乙の硬膜により保護されて腐食除去されずに残
った上記銅箔(2)の部分からなる導体ストリップ、(
8)は上記レジスト(3)の上記硬膜(4)にすべき所
定の部分とその近傍を露光して形成した硬膜部分である
次に従来周知のエツチングによりプリント配線板を製造
する工程とこの工程で適用する従来の電子ビーム露光方
法について説明する。まず絶縁基板(1)の片面に銅箔
(2)を被着した鋼張積層板を用いてその銅箔(2)の
表面を清浄したうえ所定の厚さのレジスト(3)を塗着
する(第2図(A)参照)。電子銃(図示せず)から発
射した電子ビームを加速・収束・偏向制御してレジスト
(3)の表直に照射しその部分をレジスト(3)の厚さ
に亙って露光し重合反応により不溶性の硬膜(4)にす
ると共に回路設計に基づく導体パターンに対応して電子
ビームを加速・収束・偏向制御して硬膜(4)のパター
ンを形成したのち溶剤を用いて、レジスト(3)の非露
光部分を溶解除去し硬膜(4)だけを残す(第2図(B
)参照)。
次にエツチング液を用いて銅箔(2)の硬膜(4)で保
護された部分を残してその他の部分を腐食除去すると硬
膜(4)の被着した導体ストリップ(5)のパターンが
形成される(第2図(C]参照)。その後所定の溶剤を
用いて硬膜f4]を溶解除去すると絶縁基板(1)の片
面に導体ストリップ(5)で導体パターンを再現したプ
リント配線板が得られる(第2図(D)参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の電子ビーム露光方法では銅張積層板
の銅箔(2)の表面に塗着した所定の厚さのレジスl−
+31の表面に電子ビームを照射して露光し重合反応に
より不溶性の硬膜(4)にするがレジスト(3)の硬膜
(4)にすべき所定の部分に電子ビームを照射するとそ
の表面で電子ビームの一部が反射し周囲の構造物で再び
反射してこの所定の部分の近傍に入射しその近傍をも露
光して不溶性の硬膜部分(8)を生じるので(第3図(
A)参照)溶剤を用いてレジスト(3)の非露光部分を
溶解除去すると硬膜部分(8)が残り (第3図(B)
参照)導体パターンを再現した正確な描画ができないと
云う解決すべき課題があった。この発明は上記のような
課題を解決するためになされたものであって導体パター
ンを再現して正確に描画することのできる電子ビーム露
光方法を得ろことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る電子ビーム露光方法は基板の表面にレジ
ストを塗着し更にその上に保護膜を被着して保;W膜の
表面に照射し反射した電子ビームが再び入射して保護膜
へ浸透する深さを上廻る厚みの保護膜とする工程、保護
膜の表面に照射し保護膜へ直接入射する電子ビームによ
りレジストを選択的に露光する工程を備えたものである
〔作用〕
この発明においては保護膜の厚みが保護膜の表面に照射
し反射した電子ビームが再び入射して保SI膜へ浸透す
る深さを上廻るからレジストは保護膜の表面で反射して
再び入射する電子ビームで露光されることはなく保護膜
の表面に直接入射する電子ビームでのみ露光される。
〔発明の実施例〕
第1図(A l (B lはこの発明の一実施例を適用
したレジストの露光過程を示す説明図である。第1図(
A)(13)において(1)〜(4)は上記の従来の電
子ビーム露光方法におけるものと全く同一のものである
。(101は例えばポリエステル・フィルムからなる保
XIJ 膜であってこの表面に照射し反射した電子ビー
ムが再び入射して浸透する深さを上廻る所定の厚さを有
する。またこの実施例には基板として上記の銅張積層板
を用いる。
次にエツチングによりプリント配線板を製造する工程で
適用した上記実施例について説明する。
絶縁基板(1)の片面に銅箔(2)を被着した銅張積層
板を用いてその銅箔(2)の表面を清浄にしたうえ所定
の厚さのレジスl−(31を介して保護膜00)を被着
し電子銃(図示せず)から発射した電子ビームを加速収
束・偏向制御して保護膜00)の表面に照射する。
保護膜口0へ直接入射する電子ビームは、その内部に浸
透し保護膜0〔を透過してレジスl−(31をその厚さ
に亙って露光し、重合反応により不溶性の硬膜(4)に
する。電子ビームが保itJ II!I QOIあるい
はレジスト(3)へ浸透する深さR(am)と電子ビー
ムの加速電圧’/(Vlと保護膜aωまたζよレジスト
(3)の密度ρ(g/c1りとの間にはR=2. I 
Xl0−” V”/ pの関係がある。一方、保護膜Q
OIの表面で反射した電子ビームは周囲の製造物で反射
して再び保護膜α0)の電子ビームが直接入射する部分
の近傍にも入射するがこの電子ビームは周囲の構造物や
雰囲気ガスと衝突してそのエネルギーを失なっているの
で保護膜aωの内部へ浸透しても保護膜aIを透過する
ことはなくしたがって硬膜(4)の近傍のレジスト(3
)が露光されることはない(第1図(A)参照)。
回路設計に基づく導体パターンに対応して電子ビ−人を
加速・収束・偏向制御して硬膜(4)のパターンを形成
したのち保護膜(101を剥離し溶剤を用いてレジスト
(3)の非露光部分を溶解除去して硬膜(4)だけを残
す(第1図(B)参照)。以上の操作により導体パター
ンを再現した正確な描画を行なうことができる。
なお上記実施例では銅張積層板に導体パターンを再現し
て描画する場合について説明したが例えば電子ビーム露
光装置のテーブルに銅張積層板を載置して位置決めする
際のマーク検出で銅箔(2)の表面に照射し反射した電
子ビームによるレジスト(3)の露光防止をする場合に
もこの発明を利用することができる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり基板の表面にレジストを
塗着し更にその上に保護膜を被着して保護膜の表面に照
射し反射した電子ビームが再び入射して保護膜へ浸透す
る深さを上廻る厚みの保護膜としたので保護膜の表面に
照射して直接入射する電子ビームによりレジストを選択
的に露光して導体パターンを再現した正確な描画をする
ことができると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(A ) (B )はこの発明の一実施例を適用
したレジストの露光過程を示す説明図、第2図(A)(
B)(C1(DJは従来周知のエツチングによりプリン
ト配線板を製造する工程を模式的に示す工程図、第3図
(A)(B)は第2図(A ) (B )の工程で硬膜
を形成する過程を示す説明図である。 図において(1)は絶縁基板、(2)は銅箔、(3)は
レジスI−、+41は硬膜、001は保護膜である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基板の表面にレジストを塗着し更にその上に保護膜を被
    着して上記保護膜の表面に照射し反射した電子ビームが
    再び入射して上記保護膜へ浸透する深さを上廻る厚みの
    上記保護膜とする工程、上記保護膜の表面に照射し上記
    保護膜へ直接入射する上記電子ビームにより上記レジス
    トを選択的に露光する工程を備えたことを特徴とする電
    子ビーム露光方法。
JP17153588A 1988-07-08 1988-07-08 電子ビーム露光方法 Pending JPH0222658A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010539459A (ja) * 2007-09-13 2010-12-16 ウェーブライト アーゲー 収束されたレーザビームを測定するための測定器

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