JPH02225479A - クロマン誘導体の調製法および合成中間体 - Google Patents

クロマン誘導体の調製法および合成中間体

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JPH02225479A
JPH02225479A JP1338060A JP33806089A JPH02225479A JP H02225479 A JPH02225479 A JP H02225479A JP 1338060 A JP1338060 A JP 1338060A JP 33806089 A JP33806089 A JP 33806089A JP H02225479 A JPH02225479 A JP H02225479A
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JP1338060A
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Georges Garcia
ジョルジュ・ガルシア
Daniel Mettefeu
ダニエル・メトフオウ
Richard Roux
リカール・ロウ
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Original Assignee
Sanofi SA
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D213/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/04Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D213/60Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D213/62Oxygen or sulfur atoms
    • C07D213/63One oxygen atom
    • C07D213/64One oxygen atom attached in position 2 or 6
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07D405/00Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom
    • C07D405/02Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings
    • C07D405/04Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings directly linked by a ring-member-to-ring-member bond

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、クロマン誘導体の新規の合成方法に関する
。さらに1、この発明は、この合成における中間体であ
る新規化合物に関する。
〔従来の技術〕
いくつかのクロマン誘導体が、それらの抗高血圧活性に
関して記載されており、特にJ、Med、Chera、
5f98B、29.2194−2201に開示されてい
る。
また、これらの化合物はいくつかの欧州特許出願、例え
ば、78075.93535.273282.2969
75および312432に開示されている。
これらの特許出願には、可能ないくつかの合成方法が開
示されている。それらは全てクロマンのエポキシド誘導
体を含む。例えば、クロマン誘導体は、下記反応式に従
って、窒素含有ヘテロ環をクロマンのエポキシドと反応
させることによって調製することができる。
開示された操作条件の下では(欧州特許出願71307
5) 、得られたクロマン−3−オールはトランス配置
である。
エポキシド1の調製は、蒸留の際に爆発または分解の危
険がある下記式で表わされるタロマンの中間体調製物を
経て進行する。
〔発明が解決しようとする課題〕
この発明によって、エポキシド1およびクロマン2の調
製を回避する合成方法が見出だされる。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、下記一般式で表わされる化合物の調製方法
に関する。
(ここで、Xは酸素原子もしくはNRSZは電子吸引基
、Rは水素、シアノ基もしくはニトロ基をそれぞれ表わ
し、R,およびR2はそれらが結合している一N−CX
−基と一緒に5員または6員ヘテロ環を形成し、および
R1が水素でありかっR4がヒドロキシル基であり、ま
たはR3およびR4は一緒に結合を形成する) Z基がハロゲン原子、ニトロ基またはシアノ基である化
合物(1)が好ましい。
Zがシアノ基である化合物CI)が特に好ましい。
−N(Rt )−Co−R2基によって形成されたベテ
ロ環基が1,2−ジヒドロ−2−オキソピリド−1−イ
ルまたは2−オキソピロリジン−1−イルである化合物
も特に好ましい。
この発明による方法においては、 a)下記反応式に従って、塩基性媒体中で、エチル−2
−ブロモ−2−メチルプロピオネートまたはメチル2−
ブロモ−2−メチルプロピオネートを用いて、Z基によ
って4位が置換された2〜メチルフエノールをエステル
化し、 (II)           (III)(ここで、
 ^1にはC11,またはCH2CHiである)b)適
当であるならば、不活性溶媒中で、高温条件および銅と
錯体を形成している触媒の存在下において、シアン化第
−銅と反応させることによってZ−Brである化合物(
IV)をZ−CNである化合物(IV)に変換し、 C)溶媒中で、触媒の存在下かつ紫外線照射の下におい
て、N−ブロモスクシンイミドを用いて化合物(IV)
を臭素化し、 d)下記一般式(V)で表わされる適切な窒素含有ヘテ
ロ環と、工程C)で得られた下記一般式(Vl)で表わ
される化合物とを、不活性溶媒中で、塩基性縮合剤の存
在下で反応させ、 (ここで、X、R,およびR2は上記式(1)における
定義と同様である) e)下記一般式(■)で表わされる得られた化合物を、
溶媒中で、かつ塩基性媒体中で、加熱することにより環
化し、 f)下記一般式(■)で表わされる、得られた化合物の
オキソ基を、アルコール性溶媒中で、水素化ホウ素アル
カリ金属のような触媒の存在下で還元してRt−1!お
よびI?、−ORである化合物(1)をクロマン−3−
オールのシス/トランス混合物の形態で得、 g)必要であれば、上で得られた化合物(1)のシスお
よびトランス異性体を公知の方法で分離し、および h)最後に、適当であるならば、不活性溶媒中かつアル
カリ性媒体中において、50ないし 100”Cの温度
で、工程f)またはg)において得られた化合物を脱水
してR1およびR4が結合を形成する化合物(I)を得
る。
工程a)においては、高温条件で、好ましくは炭酸カリ
ウムもしくは水酸化カリウムの存在下において、および
適当であるならばメタノールもしくはエタノールなどの
溶媒中で、かつ適当であるなら(J水酸化トリメチルベ
ンジルアンモニウム等の相転位触媒のような触媒の存在
下で反応を行なう。
工程b)においては、適当であるならば、ジメチルホル
ムアミドのような溶媒中で、好ましい触媒としてトリス
−3,6−シオキサヘブチルアミンを選択することによ
って、シアノによる臭素の置換を行なう。
したがって、この発明によると、Z−CNである化合物
(IV)は2つの異なる合成経路によって得ることがで
きる。すなわち、工程a)に従ってZ−CNである化合
物(II)から直接得るが、またはZ−Brである化合
物(II)から2工程(a+b)で得るかのいずれかで
ある。
工程C)におい−では、好ましい臭素化触媒は、四塩化
炭素のような溶媒中で用いられる過酸化ベンゾイルであ
る。
工程d)においては、水素化ナトリウム等の水素化金属
を縮合剤として使用することが可能である。また、この
反応は、好ましくはジメチルホルムアミド中で行なわれ
る。
工程e)においては、水素化金属の存在下において、ま
たは、好ましくは、カリウム第三ブチラートのような金
属アルコラートの存在下において、テトラヒドロフラン
またはジオキサンのような溶媒中で、化合物(■)の環
化を行なうことができる。
−1,程f)においては、化合物(■)のオキソ基の還
元を、メタノールもしくはエタノール中の水素化ホウ素
ナトリウムの存在下において行なうことができる。
工程h)においては、好ましくは、高温条件下で、水素
化ナトリウムのような水素化アルカリ金属の存在下にお
いて、テトラヒドロフランもしくはジオキサンのような
溶媒中で、脱水を行なう。
この発明による方法は、好ましくは、シスおよびトラン
ス形態の6−ジアツー4−(1,2−ジヒドロ−2−オ
キソピリド−1−イル)−2,2−ジメチル−3−ヒド
ロキシクロマン、および6−ジアツー4−(1,2−ジ
ヒドロ−2−オキソピリド−1−イル)−2,2−ジメ
チルクロマンの調製に用いられる。この場合、工程d)
において添加される窒素含有ヘテロ環(V)は2−ヒド
ロキンピリジンである。
出発物質は公知であり、または公知の方法によって得ら
れる。
例えば、4−ニトロ−2−メチルフェノールは公知であ
り、対応する市販のアニリンがら調製される。
4−ブロモ−2−メチルフェノールはJ、Prakt、
Chem、、 188g、[2] 38.324 +、
l:開示されテオリ、コレは4−ブロモ−2−メチルア
ニリンから調製される。
4−シアノ−2−メチルフェノールは、J、Org、C
hem、、 1957.1.669に記載されている方
法によって、4−ブロモ−2−メチルフェノールから調
製される。
^Cta Pharm、5uea、、197B、13.
427−438に公表された文献には1.下記一般式で
表わされるいくつかの2−フェノキシ−2−メチルプロ
ピオン酸銹導体が記載されている。
記載された化合物のうちの2種のみ、特にR−−4−C
I? 、R’−2−CH3およびR″1−C2Hsであ
る化合物3が、さらにベンゼン環上に置換基Rを有する
。これらの化合物は、潜在的な低脂血化剤(hypol
lpidemic agent )である。
下記一般式(IX)で表わされる化合物は、R2が水素
で、かつAlkがエチル基であり、およびZが塩素原子
以外である場合には新規である。
(ここで、ZおよびAlkは上述の定義と同様であり、
Rうは水素、臭素原子、もしくはN(R+ )CXR2
基であり、Xは上述の定義と同様である)これらの新規
化合物は、この発明のさらなる特徴を表わす。
〔実施例〕
以下に記載の実施例はこの発明を説明するものである。
得られた化合物は、それらの融点(m、p、)、それら
の沸点(b、p、)またはそれらの赤外線スペクトル(
IR)で特徴付けられている。さらに、NMRスペクト
ルを測定し、それらは記載した化合物の構造に一致した
実施例 6−ジアツー4−(1,,2−ジヒドロ−2−オキソピ
リド−1−イル)−2,2−ジメチルクロメン A)エチル2−(4−ブロモ−2−メチルフェノキシ)
−2−メチルプロピオネート 4−ブロモ−2−メチルフェノール105.6gおよび
エチル2−ブロモ−2−メチルプロピオネート 220
.4gを含有する混合物を120℃に加熱して、炭酸カ
リウム78.1 gを徐々に添加し、得られた混合物を
110℃で5時間加熱した。温度を100℃に下げ、反
応媒体をエタノール水溶液1.51で希釈し、次いで濃
硫酸を用いて酸性にして80℃でpH2にした。減圧下
で溶媒を濃縮した後、水およびエチルエーテルで残渣を
取り出した。ゲル形成を観察した。デカンテーションの
後、まず水酸化ナトリウムの4%溶液で、次に水で、有
機相を洗浄した。
これを硫酸ナトリウムで乾燥し、次いで減圧下で溶媒を
〆濃縮した。
回収されたオレンジ色の油を減圧下で蒸留して透明な油
120Kを得た。
b、p、:  20Pa  (0,15sm1g)の下
で120−130℃IR:  1730 cs−’ Rr(C112Cl3 / ヘキ”j ン:  5/ 
5 ) :  0.4B収率ニア1% B)エチル2−(4−シアノ−2−メチルフェノキシ)
−2−メチルプロピオネート 前工程で調製した化合物29 、およびトリス−3、B
−ジオキサヘプチルアミン 5〇−中のシアン化第−銅
15 gおよびジメチルホルムアミド100dを自白゛
する混合液を 12時間還流した。これを冷却し、次い
で水lj!および酢酸エチル500−の混合液に注いだ
。得られた混合液を30分間撹拌し、珪藻シリカ(C+
51HeR)でろ過した。デカンテーションの後、有機
相を水で洗浄(2回)し、硫酸ナトリウムで乾燥して濃
縮した。得られた浦を、溶出液としてイソプロピルエー
テルを使用してシリカカラムでろ過して銅塩を除去した
。ヘキサンから結晶化することにより、所望の生成物1
8.5gを得た。
腸、p、:  4B℃ IR:  2230 am−’ R1’(ヘキサン/アセトンニア0/30)  :  
o、all収率ニア7% この化合物の代わりの調製方法は、下記の通りである。
4−シアノ−2−メチルフェノール5g1水酸化カリウ
ム2.8g、エチル2−ブロモ−2−メチルプロピオネ
ート 14.5g、エタノール50 @Iおよびアリコ
ート(^1iquot )  338RO,5d、AL
DRI(!+によって販売されてい、る第四アンモニウ
ム化合物を含有する混合液を8時間還流した。溶媒を濃
縮し、水100−を用いて残渣を取り出した。エチルエ
ーテルを用いて抽出を行ない、まず水酸化ナトリウムの
IN溶液で、次いで水で有機相を洗浄した。
これを硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。その後、得
られた生成物を、ペンタンを溶出液として使用するシリ
カカラムでのクロマトグラフィで生成した。所望の化合
物4.3gが集められた。
1.9.:  44℃ 収率:60% C)エチル2−(2−ブロモメチル−4−シアノフェノ
キシ)−2−メチルプロピオネート 前工程で得られた化合物15 [と、四塩化炭素20〇
−中のN−ブロモスクシンイミド 13.5 gと、過
酸化ベンソイル20mgとを含有する混合液を、紫外線
を照射しながら 3時間還流した。これを冷却し、次に
水で洗浄しく2回)、硫酸ナトリウムで乾燥して濃縮し
た。残渣をイソプロピルエーテル/ヘキサン混合液(5
0/ 1.00 )から再結晶させ、所望の生成物15
 gを得た。
s、p、  コ   72  ℃ Rr(ヘキサン/アセトン: 70/ 30)  コ 
0.3I収率:  75.8% D)エチル4−シアノ−2−[(1,2−ジヒドロ−2
−オキソピリド刊−イル)メチルツー2−フェノキシ−
2−メチルプロピオネート ジメチルホルムアミド5〇−中に2−ヒドロキシピリジ
ン3gを溶解した溶液に、水素化ナトリウム900 m
gを少量づつ添加し、次いでこの混合液を室温で30分
間撹拌した。前工程で得られた化合物9gを添加し、そ
の後、室温で16時間および60℃で2時間、混合液を
撹拌した。ジメチルホルムアミドを濃縮し、次いで残渣
を水、中に取り出してエチルエーテルで抽出した(2回
)。有機相を水で洗浄し、その後、硫酸ナトリウムで乾
燥した。得られた油(9g)を、エチルアセテートを溶
出液として使用するシリカカラムでのクロマトグラフィ
によって精製した。所望の生成物8.5gを集めた。
霧、p、;  73.i”C Rr(エチルアセテート)  :  0.28収率: 
 89.1% E)8−シアノ−4−(1,2−ジヒドロ−2−オキソ
ピリド−1−イル)−2,2−ジメチルへ・3−オキソ
クロマンテトラヒドロフラン5〇−中に前工程で得られ
た化合物2gを溶解した溶液に、カリウム第三ブチラー
1− 750置gを少量づつ添加した。この混合液を室
温で4時間撹拌した。溶媒を濃縮して残渣を水50 d
で取り出し、その後濃塩酸で酸性にした。
エチルエーテルで抽出して水で有機相を洗浄し、硫酸ナ
トリウムで乾燥して濃縮した。得られた油を、CIl□
C12/ Cl1i 011混合液(99/1)を溶出
液として使用するシリカカラムでのクロマトグラフィに
よって精製した。イソプロピルエーテルからの再結晶に
より所望の生成物950 mgを得た。
11、p、:  178℃ 収率:56% F)シス−およびトランス−6−ジアツー4−(+、、
2−ジヒドロー2−オキソピリド−1−イル)−2,2
−ジメチル−3−ヒドロキンクロマン 前工程で得られた化合物1.7gをメタノール45−と
混合し、室温で水素化ホウ素ナトリウム0.114.f
を添加し、次いでこの混合液を室温で3時間撹拌した。
過剰の試薬を酢酸を添加することにより分解し、その後
減圧下で溶媒を濃縮した。
水で残渣を取り出し、次に酢酸エチルで抽出した。
何機用を水で洗浄して硫酸ナトリウムで乾燥し、その後
減圧下で濃縮した。所望の生成物を白色固体の形態で得
た。これは、次の工程において、そのような形で使用さ
れる。
Fir (CH2C12/CH30H: 9515 )
  :  0.34収率:82% G)8−シアノ−4−(1,2−ジヒドロ−2−オキソ
ピリド−1−イル)−2,2−ジメチルクロマン前工程
で得られた化合物1 、4. gを無水のテトラヒドロ
フラン44−に添加し、さらに50%懸濁液として油中
に懸濁させた水素化ナトリウム0.132gを少量づつ
室温で添加し、その後混合液を5時間還流した。減圧下
で溶媒を濃縮し、塩化メチレンを用いて残渣を取り出し
、その後洗浄液が中性になるまで有機相を水で洗浄して
硫酸ナトリウムで乾燥した。
減圧下で濃縮した後、白色固体の形態で所望の生成物1
ftを回収した。
a、p、:  151℃ 収率ニア3% 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ここで、Xは酸素もしくはN=R基、Zは電子吸引基
    、Rは水素原子、ニトロ基もしくはシアノ基をそれぞれ
    表わし、R_1およびR_2はそれらが結合している−
    N−CX−基と一緒に5員または6員ヘテロ環を形成し
    、およびR_3が水素でありかつR_4がヒドロキシル
    基であり、またはR_3およびR_4は一緒に結合を形
    成する) で表わされる化合物の調製方法であって、 a)下記反応式に従って、塩基性媒体中で、エチル−2
    −ブロモ−2−メチルプロピオネートまたはメチル2−
    ブロモ−2−メチルプロピオネートを用いて、Z基によ
    って4位が置換された2−メチルフェノールをエステル
    化し、 ▲数式、化学式、表等があります▼(II)+▲数式、化
    学式、表等があります▼(III) −−→▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (ここで、AlkはCH_3またはCH_2CH_3で
    ある)b)適当であるならば、不活性溶媒中で、高温条
    件および銅と錯体を形成している触媒の存在下において
    、シアン化第一銅と反応させることによってZ=Brで
    ある化合物(IV)をZ=CNである化合物(IV)に変換
    し、 c)溶媒中で、触媒の存在下かつ紫外線照射の下におい
    て、N−ブロモスクシンイミドを用いて化合物(IV)を
    臭素化し、 d)下記一般式(V)で表わされる適切な窒素含有ヘテ
    ロ環と、工程c)で得られた下記一般式(VI)で表わさ
    れる化合物とを、不活性溶媒中で、塩基性縮合剤の存在
    下で反応させ、 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (ここで、X、R_1およびR_2は上記式( I )に
    おける定義と同様である) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) e)下記一般式(VII)で表わされる得られた化合物を
    、溶媒中で、かつ塩基性媒体中で、溶媒中で加熱するこ
    とにより環化し、 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) f)下記一般式(VIII)で表わされる、得られた化合物
    のオキソ基を、アルコール性溶媒中で、水素化ホウ素ア
    ルカリ金属のような触媒の存在下で還元してR_3=H
    およびR_4=OHである化合物( I )をクロマン−
    3−オールのシス/トランス混合物の形態で得、 ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) g)必要であれば、上で得られた化合物( I )のシス
    およびトランス異性体を公知の方法で分離し、および h)最後に、適当であるならば、不活性溶媒中かつアル
    カリ性媒体中において、50ないし100℃の温度で、
    工程f)またはg)において得られた化合物を脱水して
    R_3およびR_4が結合を形成する化合物( I )を
    得る方法。
  2. (2)高温条件で、好ましくは炭酸カリウムもしくは水
    酸化カリウムの存在下において、および適当であるなら
    ばメタノールもしくはエタノールなどの溶媒中で、かつ
    適当であるならば水酸化トリメチルベンジルアンモニウ
    ム等の相転位触媒のような触媒の存在下で、工程a)を
    行なう請求項1に記載の方法。
  3. (3)工程b)におけるシアノ基による臭素の置換を、
    トリス−3,6−ジオキサヘプチルアミンの存在下で、
    ジメチルホルムアミドのような溶媒中において行なう請
    求項1または2に記載の方法。
  4. (4)工程c)における化合物(IV)の臭素化を、四塩
    化炭素のような溶媒中で、過酸化ベンゾイルの存在下に
    おいて行なう請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
    方法。
  5. (5)好ましくは、ジメチルホルムアミド中で、水素化
    ナトリウムのような水素化金属の存在下において、工程
    d)を行なう請求項1ないし4のいずれか1項に記載の
    方法。
  6. (6)水素化金属の存在下において、または、好ましく
    は、カリウム第三ブチラートのような金属アルコラート
    の存在下において、テトラヒドロフランもしくはジオキ
    サンのような溶媒中で、工程e)における化合物(VII
    )の環化を行なう請求項1ないし5のいずれか1項に記
    載の方法。
  7. (7)工程f)における化合物(VIII)の還元を、メタ
    ノールもしくはエタノール中の水素化ホウ素ナトリウム
    の存在下で行なう請求項1ないし6のいずれか1項に記
    載の方法。
  8. (8)好ましくは、高温条件下において、水素化ナトリ
    ウムのような水素化アルカリ金属の存在下において、テ
    トラヒドロフランまたはジオキサンのような溶媒中で、
    工程h)における脱水を行なう請求項1ないし7のいず
    れか1項に記載の方法。
  9. (9)工程a)において、Z基がハロゲン原子、ニトロ
    基もしくはシアノ基である化合物(II)を用いて行なう
    請求項1ないし8のいずれか1項に記載の方法。
  10. (10)工程d)において、窒素含有ヘテロ環(V)と
    して2−ヒドロキシピリジンもしくは2−オキソピロリ
    ジンを用いて行なう請求項1ないし9のいずれか1項に
    記載の方法。
  11. (11)工程a)においてZ基が臭素原子もしくはシア
    ノ基である化合物(II)を用い、かつ工程d)において
    窒素含有ヘテロ環(V)として2−ヒドロキシピリジン
    を用いる、シスおよびトランス型の6−シアノ−4−(
    1,2−ジヒドロ−2−オキソピリド−1−イル)−2
    ,2−ジメチル−3−ヒドロキシクロマンおよび6−シ
    アノ−4−(1,2−ジヒドロ−2−オキソピリド−1
    −イル)−2,2−ジメチルクロマンを調製するための
    請求項1ないし8のいずれか1項に記載の方法。
  12. (12)下記一般式で表わされる、請求項1に記載の化
    合物( I )の調製のための合成中間体。 ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) (ここで、Zは電子吸引基、Alkはメチルもしくはエ
    チル、およびR_5は水素、臭素原子、もしくはN(R
    _1)CXR_2であって、R_1、R_2およびXは
    請求項1における定義と同じであり、R_5が水素であ
    ってAlkがエチル基である場合にはZは塩素原子以外
    のものである)
  13. (13)Zがシアノ基であり、かつR_5が水素、臭素
    原子もしくは1,2−ジヒドロ−2−オキソピリド−1
    −イル基である請求項12に記載の一般式(IX)で表わ
    される化合物。
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