JPH02224685A - 釘打ち装置 - Google Patents

釘打ち装置

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JPH02224685A
JPH02224685A JP2007773A JP777390A JPH02224685A JP H02224685 A JPH02224685 A JP H02224685A JP 2007773 A JP2007773 A JP 2007773A JP 777390 A JP777390 A JP 777390A JP H02224685 A JPH02224685 A JP H02224685A
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nail
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coordinate
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は遊技盤の製造システムに関し、特に弾球遊技
機に用いられる遊技盤に釘1bポンチ穴などを形成する
のに用いられる遊技盤の!!造システムに関する。 周知のように、パチンコ機やコインゲーム機のようなパ
チンコ玉を打球して遊技する弾球遊技機においては、遊
技盤に数百本(たとえば250本)の釘を適宜の箇所に
点在させて形成している。遊技盤に形成された各釘は、
玉の移動方向に変化を持たせ、またヤクモノやセーフ孔
へ入賞づる確率を変化させるものであるため、その形成
位置および開隔が虞lな要素となる。 従来、遊技盤に釘を形成する場合は、作ff16が人為
的に所定の位置へ釘を打込むことによって行なわれてい
た。このような遊技盤のIyJ造方法は、生産能率が悪
く、しかも釘と釘との間隔などに誤差を生じやすいので
、歩留りが悪いという問題点を含む。そこで、最近では
、釘を自動・的に打込む自動釘打ち装置が提案されてい
る。この自動釘打ち装置は、釘を1本ずつ供給し、作業
者が遊技盤を手で持って釘打ち位置に位置決めし、フッ
トスイッチを踏むことによって釘を1木ずつ打込むもの
である。このようなりt置は、人為的に釘を打つものに
比べて生産能率を向上できるが、5’fl技器の位置決
めを人手に頼るので正確性に欠き、より一層の能率的な
遊技盤の製造を実現できないという問題点があった。 そこで、最近では、遊技盤をX方向とそれに直交するY
方向に駆動する手段を設け、この駆動手段を数値制御に
よってI制御する装置がR案された。 このような数値制御装置は、熟練したプログラマが遊技
盤に釘打ちすべき座標データをプログラム設定し、その
プログラムを穿孔テープなどに転送し、穿孔テープから
座標データを読取って遊技盤駆動手段を駆動させるもの
である。ところが、パチンコ機の遊技盤の種類は各社名
様であり数十ないし数百種類もあるので、それを各11
11ごとにプログラム設定していたのでは座標デー′夕
をプログラム設定するための処理時間が長くなり、迅速
な処理を行なえないという問題点にy1遇する。 そこで、上述のような従来のものの問題点を解消するた
めに、次のごとくして遊技盤を製造する方法ないし装置
が考えられる。 第1A図および第1B図はこの発明の背mとなる遊技盤
の製造方法の工程(ステップ)を説明するための図であ
り、特に第1A図は製造工t!i+順次の図解図を示し
、第1B図は製造工程順次のフロー図を示す。次に、第
1A図および第1B図を参照して、この発明の背景とな
る遊技盤形成データ入力装置とそれを用いた遊技盤のM
 B方法の工程を説明する。なお、第1A図における<
a)〜(g>の工程図は、第1B図の各ステップに対応
するので、対応ステップに対応の参照番号a〜Qを付し
て示す。 まず、(a)にお4いて、ケント紙またはグラフ用紙な
どの用紙1上に、鉛筆などで遊技盤の釘を形成ずべき配
列の設計製図が行なわれる。(b)において、設計製図
された用紙1の上に塩化ビニールフィルム2が重ねられ
る。そして、そ゛の1から用紙1に製図された釘の形成
位置ごとに先の尖ったケガキ棒などで穴あけされて、釘
の配列位置がフィルム2に転写される。(C)において
、フィルム2が遊技a3上の適宜の位置となるように重
ねられ、その上からポンチなどでフィルム2の穴のおい
ている部分ごとにポンチ穴が形成される。 これによって、用紙1に描かれた釘の配列位置が、遊技
盤3上に転写される。 このようにして、ポンチ穴の形成された遊技盤3は、釘
を打つべき座標データを入力するために用いるものであ
って、1つの種類の遊技盤に対して1回だけこのような
作業が行なわれるe、I−1:がって、実際に釘を打込
まれる遊技盤は、別の方法で釘を打つべき位置ごとにボ
ンデ穴が形成される。 (d )において、釘の配列位置ごとにポンチ穴のあけ
られた遊技盤3から座標データが読取られる。座標デー
タの読取りは、座標読取機(いわゆるデジタイザ)によ
って行なわれる。すなわち、遊技盤3から座標データを
読取る場合は、遊技盤3を座標読取機の平板上に載せ、
座標読取機に含まれる操作部を遊技!13に形成された
ポンチ穴へ位置決めし、その位置で座標データ読取指令
スイッチを操作する。これによって、操作部のXt*方
向とY軸方向との座標位置に相当する座標データが操作
部の座標位置を検出する手段から導出される。このよう
にして読取った座標データがメモリに書込まれ記憶され
る。 一方、(e ’)において、ゲージ原板が形成される。 ゲージ原板4は、鉄板が用いられ、その表面にフィルム
2に形成されたケガキ穴と同じ位tに釘の配列位置を示
す印が写される。このゲージ原(反4には、釘の配列位
置に対応する部分に先端のとがった転写ビン4aの頭の
部分が1本ずつ埋め込まれる。そして、転写ビン4aの
形成され゛たゲージ原板4を用いて、釘を形成すべき遊
技盤にポンチ穴が形成される。 (f)において、前述の(e )で入力された座標デー
タが読出され、釘打ち機に与えられる。 (0)において、釘打ち装置は座にデータに基づいてポ
ンチ穴の形成された遊技倶に釘を1木ずつ打込む。 すなわち、第、1 A図および第1B図に示伎遊技盤の
製造方法では、遊技盤を形成するためのデータを入力す
るために、設計製図したり、325.1図から釘の位置
を塩ビフィルムなどへ転写したり、さらに塩ビフィルム
から遊技盤へ転写し、釘形成位置にポンチ穴のあけられ
たMFX盤がら6穴ごとにそれを座標読取機で位置決め
して座標データを入力しなければならなかった。 このため、先に述べたプログラマがff1eWデータを
設定入力す、る場合に比べて、プログラマのような熟練
者であることを必要としないが、座標データの入力のた
めの工程が増加し、1枚の遊技盤の座標データを入力す
るための所要時間がプログラム設定するものとさほど変
わらない程度の時間を要していた。さらに、釘の配列位
置を設計製図した用紙からそ−の配列位置を何回かにわ
たって転写し、転写したものを座標読取機で読取ってい
るので、転写銀・差や読取誤差が生じゃすく、釘と釘と
の間隔を決めるためのデータを高精度に入力できないと
いう問題点に遭遇する。 さらに、釘打′ち動作の前にポンチ穴を形成するた・め
に、ゲージ原板を製作する必要があっ′だ、このゲージ
原板でポンチ穴あけをする゛理由は、釘打ち動作に際し
て、釘が遊技1113aの表面を滑って正確な座標位置
に釘、打ちできない事態が生じるのを防止するためであ
る。ところが、ゲージ原板は、ステップeに示すように
、鉄板に各町の位置に対応する座標位置へ穴あけし、釘
を1本づつ打込まなければならず、製作が極めて困!t
でありかつ熟練を要し、1枚のゲージ原板が四、五十万
円もして極めて1I41IIiとなる。また、ゲージ原
板は、18!類の遊技盤につき少なくとも1枚必要どな
るので、他の11種への転用が不可能である。この結果
、ゲージ原板の製作コストがそのまま遊技盤の製造コス
トの上昇に跳ね返り、遊技盤を安価に製作できないとい
う問題点に遭遇する。 それゆえに、この発明の目的は、特殊なプログラム設定
を必要とせず、簡単な操作で迅速かつOヒ率的に遊技盤
を形成するためのデータを入力でき、誤差が少なく、ゲ
ージ原板を必要とすることなく、安価に遊技盤を製造で
きるような、遊技盤の製造システムを提供することであ
る。 この発明は、訝約すれば、CRTデイスプレィなどの!
i画像表示手段よって遊技盤の形状パターンを表示し、
座標データ入力手段によって指定された座標位置な画像
表示手段の画面]−に表示3「、そのとき指定された座
標データが記憶手段に書込まれる。この座標データがボ
ンデ穴あけ113よび釘打ら装dに転送される。ポンチ
穴あけ装置は、転送された座標データに基づいて遊技盤
にポンチ穴を形成する。釘打ち装置は、ポンチ穴の形成
された遊技盤上に、転送された座標データに基づいて釘
を打込むことによって、遊技盤を製造する。 以下に、図面を参照してこの発明の具体的な実施例につ
いて説明する。 第2A図はこの発明の一実施例の遊技盤のi′!造シス
テムの概略を示す図である。第2B図はこの発明の遊技
盤の製造システムを用いて遊技盤を形成する工程の概略
を示すフロー図である。 次に、第2A図および第2B図を参照してこの発明の詳
細な説明する。図において、マイクロプロセッサ10に
は、座標データ入力装置20.画像表示手段の一例のC
RTデイスプレィ30.入力手段の一例のキーボード4
0.記(!!装F150およびプロッタ61が接続され
る。座標データ入力装@20は、グラフィックタブレッ
ト21およびカーソル22を含む。グラフィックタブレ
ット21は、その平面上におけるカーソル22の位置に
よって、X軸方向とY軸方向の座標データを導出する。 たとえば、グラフィックタブレット21には、平面部分
に磁電変換素子を形成したものが用いられる。カーソル
22には、磁電変換素子に電気的変化を与えるもの(磁
石など)が用いられる。 また、マイクロプロセッサ10には、後述の第7A図〜
第7C図に示すポンチ穴あけ装H7o、おより第8A図
〜第8F図に示づ釘打ち装置80が直接接続されるか、
記憶装Wt50を介して接続される。なお、ポンチ穴あ
け装置70および釘打ち装置80が複数台設けられる場
合、またはマイクロプロセッサ10から離れた場所に設
けられる場合は、入力された遊技盤形成用データがフロ
ッピーディスクや磁気テープなどのン、L!録媒体に一
旦記録された後、ポンチ穴あけ装置70.釘打ら装置8
0へ転送される。 第2A図に示す各種装置を用いて遊技盤を形成する場合
は、第2B図に示す工程順次に行なわれる。すなわち、
ステップ1において、基本ゲージの形状パターン(基本
となる遊技盤の形状パターン)がCRTデイスプレィ3
oの画面上表示される。 ステップ2において、グラフィックタブレット21上の
カーソル22の位置を操作して、遊技盤に釘を打つべき
座標位置のデータ(座標データ)。 ポンチ穴の座標データ、ヤクモノ形成位置の座標データ
が入力される。これらの入力データを示ず記号がCRT
デイスプレィ30の画面上の基本ゲージの形状パターン
に重ねて表示される。このとぎ、カーソル22の位置に
よって指定される座標データの種類は、キーボード40
に含まれるキーの操作によって指定される。このような
IJl標データの入力およびその座標データの種類を表
わすデータの入力は、釘打ち位置またはポンチ穴形成位
置もしくはA7クモノ形成位置ごとに行なわれる。 すべての座標データが入力されると、ステップ3におい
て先に入力された座標データが記憶装置50へ占込まれ
る。 ステップ4において、記憶’!A 置50に書込まれた
座標データに基づいて、これらのデータがプロッタ61
に与えられ、確認のために製図または作図される。 ステップ5において、作業者が製図されたものを見て、
修正の要否または入力洩れの有無を判断し、修正必要性
がないことを判断すればステップ6へ進む。 ステップ6において、登録された比にデータがフロッピ
ーディスクなどの記録媒体に書込まれる。 ステップ7において、記録媒体に記録されたデータがポ
ンチ穴あけ装W170および釘打ち装置80へ転送され
る。このデータの転送は、ポンチ穴あ
【ブ装[70,釘
打ち装N80の台数が少ない場合は、記録媒体を用いる
ことなくコネクタなどを介して直接供給すればよい。 ステップ8において、ポンチ穴あ(ブ装惹70は転送さ
れたデータに基づいて釘をf]つべき座標データおよび
ヤクモノ取付位置ごとに遊技盤を順次位置決めして、ポ
ンチ穴を形成する。 ステップ9において、釘打ち装置80はステップ8でポ
ンチ穴の形成された遊技盤上へ釘を打込むために、釘打
ち位置ごとに遊技盤を順次位置決めし、位置決め動作ご
とに釘を1木ずつ遊BC1上へ打込む。 次に、より具体的な崩成および作用を説明する。 第3図は遊技盤形成データ入力装置の一実施例のブロッ
ク図である。図において、マイク1]プロセツサ10は
、中央処I!!!装置(以下CPU)11および入出力
インタフェース12を含む。このマイクロプロセッサ1
0は、座標データ入力装置2Oおよびキーボード40の
操作によ2って入力された遊技盤の形成のためのデータ
を記4!!、装置へ占込む書込手段として働き、ざらに
記憶装置の内容の読出手段として働くとともに、CRT
デイスプレィ30を表示駆動するための表承り勤手段と
して働く。CPU11は、動作処理のために用いられる
内部メモリを含む。内部メモリには、アドレスカウンタ
ADR,順序カウンタCT1およびCT2、レジスタX
R,レジスタY R’、’にらびに置数レジスタNRが
含まれる。アドレスカウンタA D Rは、後述のメモ
リ50Gの書込または読出アドレスを指定するのに用い
られる。順序カウンタ(以下カウンタ)CT1は、座標
データが入力されるごとに、その座標データで順次指定
される座標位置へ釘を打つべき順序を計数するのに用い
られる。 カウンタCT2は、ヤクモノ取付位置のデータの入力数
を計数するのに用いられる。レジスタXRおよびレジス
タYRは、カーソル22の座標位置によって指定される
X軸、Y軸の座標データをそれぞれ記teするのに用い
られる。fTff数レジスしNRは、キーボード40に
含まれる′Ill値4′−によって入力された置数デー
タをストアするものである。 入出力インタフェース12には、座標データ入力装置2
0.CRTデイスプレィ30.キーボード40.プロッ
タ61および磁気記録再生装置62が接続される。CR
Tデイスプレィ30は、電子ビームの垂直方向の位置に
同期して組数動作する同期カウンタVCN、および電子
ビームの水平方向の位置に同期して計数動作する同期カ
ウンタHCLを含む。この同期カウンタCNおよびHC
Nの削数値が入出力インタフェース12へ入力される。 プロッタ61はたとえばドツトプリンタを含み、遊技盤
の原寸大の大きさJ:りも大きな用紙へ原寸大の大きさ
で釘またはポンチ穴もしくはヤクモノを形成することを
表わす記号を印字記録するとともに、遊技盤の形状パタ
ーンを印字記録するのに用いられる。磁気記録再生装置
62は、後述のメモリ50Cで記憶されているデータを
フロッピーディスクに記録したり、プログラムなどのデ
ータの記録されたフロッピーディスクからそのデータを
読取るのに用いられる。 なお、座標データ入力KMとして、この実施例ではグラ
フィックタブレット21およびカーソル22を含むもの
を示すが、CRTデイスプレィ30の画面上にライトベ
ンなどで直接座標位置を指定するものであってもよい。 CPU11には、記憶装置150が接杭される。 記憶装置F50は、プログラム記憶用メモリ(たとえば
ROM>50△、キャラクタ・パターン記憶用メモリ(
RO,M)50B、、 デー)記’mFHメT−リ(R
AM)50Cおよび表示データ記憶用メモリ50Dを含
む。メモリ50Aは、後述の第6A図および第68図に
示すfl!Il!データを入出力り制御するためのプロ
グラムを設定記憶している。メモリ50Bは、座標デー
タ入力装置20およびキーボード40の操作によって入
力されたデータに基づいて、釘を打つべき座標位置に釘
の記号をCRTデイスプレィ3oで表示したり、遊技盤
の形状パターンや各種のキャラクタをCRTデイスプレ
ィ30に表示させるためのキャラクタまたはパターンデ
ータを予め設定記憶している。メモリ50Cは、座標デ
ータ入力装置20およびキーボード40の操作7によっ
て入力された座標データを含むデータおよびその他各種
のデータを記憶するものであって、後述の第5図を参照
してその記憶領域の詳細を述べる。メモリ500は、C
RTデイスプレィ30の画面上における複数の画素ごと
に対応する記憶エリア(またはビット)を含み、各記憶
エリアに対応する画素の表示の有無を表わすデータを記
憶するものである。 なお、メモリ50A、50Bおよび50Gは、ICメモ
リ以外の記憶装置、たとえばフロッピーディスクまたは
磁気テープなどに置換えることもできる。 第4A図はCRTデイスプレィおよびキーボードの外観
図である。図において、CRTデイスプレィ30は、筐
体31上に載せられる。筐体31には、キーボ、−ド4
0が形成される。また、必要に応じて、筺体31の内部
にはプリンタ(図示せず)が収納される。 第4B図はキーボード40の詳細図である。キーボード
40は、操作パネル41上に各種のキーまたはキースイ
ッチもしくはスイッチを含む。たとえば、キーボード4
0は、数値キー42.クリアキー43.アルファベット
/カナキー44.ファンクションキー8f45および電
源スィッチ46を含む。数値キー42は、置数データ(
または数値データ)を入力するものであって、たとえば
釘打ち順序やゲージl!号(遊技盤のR種番号)や間隔
データの入力に用いられる。クリアキー43は、入力し
たデータをクリアするのに用いられる。7ルフ7ベツト
/カナキー44は、ファンクションキー群45に含まれ
ない機能を行なわせるための命令語またはアルファベッ
トもqくはカナなどのデータを入力するのに用いられる
。 ファンクションキー群45は、たとえば開始キー451
.終了キー4’52.ゲージ番号キー453、プロッタ
作図キー454.データ転送キー455、釘打ちキー4
5a、ヤクモノ取付キー45b、釘順序キー45cおよ
び鬼釘キー45dを含む。ここで、開始キー451は、
1つの!F!種の遊技盤を形成するためのデータの入力
開始を指定するものである。終了キー452は、1つの
機種の遊技盤の形成データを入力完了したときに操作さ
れる。ゲージ番号キー453は、遊技盤の機種すなわち
グー21号を入力したことを指定するものである。プロ
ッタ作図キー454は、遊技盤の形成データを入力した
後、そのデータに基づいて作図させることを指定するも
のである。データ転送キー455は、入力し終えた遊技
盤の形成データを磁気記録再生1!1162または釘打
ら機8oへ転送させることを指定するものである。 釘打ちキー45aは、カーソル22の座標位置によって
指定される座標データの種類が釘を打つべき位置である
ことを指定するものである。ヤクモノ取付キー45bは
、カーソル22で指定される座標位置がヤクモノの取付
位置であることを指定するものである。このヤクモノ取
付位置を表わす種類または種別のデータが入力された場
合は、“その座標位置に釘を打つことなく釘打ちをとば
しておき、後でヤクモノを取付けるための穴またはポン
チ穴のみが形成される。釘順序キー45cは、カーソル
22で座標位置の指定された順序を費更する際に用いら
れる。売可キー45dは、釘と釘との間隔が厳密に規定
される場合に、その2つの釘のうち一方の座標位置のみ
をカーソル22で入力した後、数値キー42を操作して
間隔データを入力した後押圧されるものである。 第5図はデータ記憶用メモリ50Cの記憶領域を図解的
に示した図である。図において、メモリ50Cは、遊技
盤を形成するためのデータを記憶する記ta領域51お
よびその他の記憶領域52をSむ。記憶!′i域51は
、1枚の遊技盤に形成すべき最大打数およびヤクモノ取
付位置の数の和の数よりも大きな番地(アドレス〉が割
当てられる。 なお、図示では、メモリ50Gのアドレスが1桁を16
進表示で示されている。記憶領域51の各アドレス領域
は、座標データの種別を表わすデータを記憶するための
エリア51a、釘を打つべき順序または釘とばしの順序
を示す順次データを記憶するためのエリア51b、X@
力方向座標データを記憶するエリア51cおよびY軸方
向の座標データを記憶するエリア51dを含む。したが
って、1本の釘を遊技盤3上に打つためには、少なくと
もX@とY軸の座標データが必要であり、幻以外のもの
(たとえばヤクモノ、ポンチ穴など)を形成するために
は種別データが必要になる。 記憶領域52には、エリア52a〜520が含まれる。 エリア52aは、1枚の遊技盤に打込まれる打数データ
を記憶するものである。エリア52bは、1枚の遊技盤
のポンチ穴数を記憶するものである。エリア520は遊
技盤の機種を識別するためのゲージ1!号を記憶するも
のである。 第6A図および第6B図は遊技盤形成データ入力装置の
動作を説明するためのフローヂャートであり、特に遊技
盤形成データの入力手順およびそのデータの登録処理を
示す。 次に、第2A図〜第6B図を参照して、遊技盤を形成す
るためのデータを入力する場合の動作を述べる。 ■ 開始およびキー人力のない場合の49作1つの遊技
盤の形成データを入力し始める際は、開始キー451が
押圧される。これに応じて、Cpuiiは以下の動作を
行なう。すなわら、ステップ11において、いずれかの
キーの操作されたことが判断される。ステップ12にお
いて、今操作されたキーが開始キー451であることが
判断される。ステップ13において、アドレスカウンタ
ADRが初期化されるとともに、カウンタCT1、Cr
2が初期化(1を廂込み)される。アドレスカウンタA
DRの初期化は、記憶領域51のうち座標データを書込
むべき先頭アドレスデータをアドレスカウンタADR1
,:書込むことによって行なわれる。続いて、ステップ
14にJ5いて、遊技盤の形状パターンがメモリ50B
から読出されて、メモリ50Dに書込まれる。 その後、いずれのキーも操作されていないことが判断さ
れると、ステップ15へ進む。ステップ15において、
カーソル22の位置のff1a!データがCPU11へ
読込まれる。ステップ16において、カーソル22の位
置のデータが遊技盤3a上のX軸、Y軸の座標データに
変換される。ステップ17において、座標変換されたX
軸のデータ×1.Y軸のデータy、がそれぞれレジスタ
XR。 YRにストアされる。ステップ18において、CRTデ
イスプレィ30に含まれる同期力1クンタVCN、ト(
ONの計数値に同期して、メモリ500に記憶されてい
る表示データ(たとえば、形状パターンデーク、後述の
ステップ2°3または38において書込まれた釘を打つ
べき位置を示す・印の記号データ、後述のステップ29
において書込まれたA7クモノ取付位置を示すx印の記
号データ等)が読出される。また、レジスタXR,YR
の内容に基づいて、カーソル22の座標位置を表わすカ
ーソル記号データが読出される。ステップ1つにおいて
、ステップ18で読出されたデータに基づいて、CRT
デイスプレィ30の画面上に遊技盤の形状パターンおよ
びその他の記号(・またはX等の記号)が表示される。 ■ 釘打ち位置の座標データ入力動作 釘打ち位置の座標データを人力する場合は、カーソル2
2を操作して所望の座標位置を指定した後、釘打ちキー
45aを押圧する。たとえば、位置p1(図示せず)に
釘を打つべきデータを入力する場合は、OR丁デイスプ
レィ30で表示されている遊技盤の形状パターンのうち
、位置p1に対応する位置にカーソル記号が表示される
ように、カーソル22の座標位置を変化させる。このと
き、前述のステップ11.15〜19の動作が行なわれ
るので、カーソル22の現在位置における座標データが
レジスタXR,YRにストアされることになり、その位
置に対応するCRTデイスプレィ30上にカーソル記号
が表示される。 その後、釘打ちキー45aが押圧される。これに応じて
、ステップ20において、今操作されたキーが釘打ちキ
ーであることが判断される。続いて、ステップ21にお
いて、アドレスカウンタAORの計数値で指定されるメ
モリ50Gのアドレス(最初はroooIJ )のエリ
ア51a〜51dに種別データ、順序データおよび座標
データが書込まれる。すなわち、アドレス[)001 
jのエリア51aには、釘を打つべきことを表わす種別
データ(たとえば1)が書込まれ、そのアドレスのエリ
ア51bにはカウンタCT1の計数値(最初は1)が書
込まれ、エリア51C,5111には位[p 1の座標
データすなわちレジスタXR。 YRにストアされている座標データ(xl、yl>が書
込まれる。ステップ22において、アドレスカウンタA
DRの計数値に1が加算され、カウンタCR1の計数値
に1が加算される。ステップ23において、レジスタX
R,YRにストアされている座標データ(×hen:た
だし最初はn−■ 1)に基づいて、メモリ50Dのその座標位置に対応す
るエリアに釘打ち位置を示す記号(たとえば・印)が書
込まれる。その後、ステップ11へ戻る。したがって、
前述のステップ23においてメモリ50Dへ書込まれた
・印(釘打ち位置の記号)は、キー人力がない場合に繰
返されるステップ18において読出され、ステップ19
で表示される。 前述のような動作が合釘を打つべき座標位置ごとにカー
ソル22の操作および釘打ちキー45aの操作によって
入力されて、そのデータがメモリ50Gおよびメモリ5
00に書込まれる。したがって、カウンタCT1では、
遊技盤に釘を打つべき座標データを入力した数(すなわ
ち打数)が計数されることになる。 なお、前述の説明では、釘を打つべき座標位置の座標デ
ータおよび種別データを入力する際に、入力順にそれら
のデータをメモリ50Cに書込む場合を述べたが、釘打
ち機80で自動的に釘を打つ場合、先に打った釘が後述
のホルダに当たっτ後に入力された座標データに基づい
て釘を打つことのできない場合がある。そのような場合
を防止するためには、次のようにすればよい。すなわち
、ステップ23の後、ステップ24において先に入力さ
れた釘打ら位置の座標データから今入力された座標デー
タが所定距離だけ離れているが否がが判断される。ここ
で、所定距離の定′め方について簡単に説明する。先に
入力された釘の座標データ(x 、 y )と後で入力
された釘の座標データとのX軸方向の間隔は、後の釘の
釘打ら動作に際して、後述のホルダ84の爪841また
は842の膚部分が先に打った釘に肖たらないような間
隔d×以上に選ばれる。また、Y軸方向の間隔は、後の
釘の釘打ち動作に際して、ホルダ84の爪841,84
2の先端部分が先に打った釘に当たらないような間°隔
dy瞑上に選ばれる。 これ以外の場合は、今回入力されたff1tfflデー
タが所定の条件でないので、ステップ25へ進み、警告
表示が行なわれる。このようにすれば、すべての釘打ち
位置の座標データを入力した後プロッタで作図する前に
、座標データがその入力の都疫所定の条件に適合するよ
うに入力されているか否かをチエツクできる利点がある
。 ■ ヤクモノ取付位置の座標データ入力動作ヤクモノ取
付位置であることを表わす座標データを入力する場合は
、カーソル22を操作して座標データを入力した後、ヤ
クモノ取付キー45bが押圧される。たとえば、ヤクモ
ノ取付位i1?pt(図示せず)の座標データを入力す
る場合は、カーソル記号がCRTデイスプレィ30の画
面上における遊技盤3a上の座標位置p3となるように
、カーソル22を位置決めする。このときのカーソル2
2の位置に相関する座標データ(X L 、 Vえ)が
前述のステップ17の動作によってレジスタXR,YR
にストアされている。 その後、ヤクモノ取付キー45bが押圧されると、ステ
ップ26においてそれが判断される。続いて、ステップ
27において、アドレスカウンタADRの計数値で指定
されるメモリ50Cのアドレスのエリア51a〜51d
へ、種別データ、釘とばし順序データおよび座標データ
が書込まれる。 ここで、種別データは、ヤクモノ取付位置であるので、
釘を打たないこと、すなわち釘とばしであることを意味
するデータ(たとえば2)である。 ステップ28において、アドレスカウンタADRの内容
に1が加算され、カウンタCT2の計数値に1が加算さ
れる。ステップ29において、レジスタXR,YRにス
トアされているそのときの座標データ(X h 、’/
 L )に基づいて、その座標データに対応するメモリ
500のエリアに釘とばしを示す記号(たとえば×印)
が書込まれる。この記@(×印)は、キー人力がないと
きに繰返されるステップ18においてメモリ50Dから
読出され、ステップ19においてCRT30で表示され
る。 以後同様にして、カーソル22およびヤクモノ取付キー
45bが操作されるごとに、前述の動作が繰返される。 ■ 釘打ち順序の変更動作 釘打ち順序の変更には、先に入力した釘打ら頃序別の座
標データに加えて、いずれかの順序の次に新たな座標デ
ータを追加する場合がある。この場合は、修正寸べぎ座
標データの直前の順序データが数値キー42の操作によ
って指定され、その後で釘、順序キー45cが押圧され
ろ。 今、数値キー42が操作された場合を想定すると、ステ
ップ30においてそれが判断されてステップ31へ進む
。ステップ31において、数値キー42の操作によって
入力された置数データが置数レジスタNRにストアされ
る。 続いて、釘順序キー45Cが押圧されると、ステップ′
32においてそれが判断されて、次のステップ33へ進
む。ステップ33において、順序キー45Cの操作の館
に数値キー42が操作されていなければ、数値キー42
の操作による入力を持ち、既に置数レジスタNRに修正
すべき順序データが入力されていれば次のステップ34
へ進む。 ステップ34において、記憶領域51のアドレス、順次
のエリア51bが検索されて、@数しジスタNRにスト
アされている釘打ら順序を修正すべき順序が検索される
。そして、置数レジスタNRの内容と等しい釘打ち順序
のアドレスを指定したとき、ステップ35においてその
アドレスより大きなアドレスデータの各エリア51a〜
51dの内容を1アドレスずつ下位番地ヘシフトさせて
記憶させる。これと同時に、シフトされた各エリアに記
憶されている釘打ち順序データに1ずつ加算される。ス
テップ36において、空エリアとなったアドレスに対応
する各エリア51a〜51dに、カーソル22で指定さ
れる座標データ、種別データ、釘打ち順序データがの込
まれる。ステップ37において、アドレスカウンタAD
Rの計数値が1だけ加算され、カウンタCT1の計1!
!!値が1だけ加算される。ステップ38において、前
述ステップ36で書込まれた座標データに基づいて、メ
モリ50Dの対応する記憶エリアに釘打ち記号のデータ
が書込まれる。このようにして、灯打ち順序の変更が行
なわれる。 なお、釘打ち順序の変更には、先に登録した釘打ら順序
別の座標データを消去する場合もある。 その場合は、詳細なフローチャートを図示しないが、数
値キー42によって消去すべき釘打ら順序を指定し、そ
の侵クリアキー43を押圧することによって行なわれる
。このとき、消去されたアドレスには、その後のアドレ
スに記憶されているデータが上位番地へ1つずつシフト
されて書込まれる。ただし、釘順序データがそれまでの
釘順序データから1ずつ減算された値となる。 ■ 売可に関する座環データの入力動作周知のように、
パチンコ遊技機においては、入賞孔またはセーフ孔の真
上に位置する2木の釘は、その傾きまたは間隔によって
入賞i串に大きな影響を与えるものであることから、い
わゆる売可と呼ばれている。この鬼灯は、2本の釘の間
隔が1/10〜1./100m−の単位で厳密に調整す
る必要がある。そこで、この実施例では、以下のごとく
して売可の間隔が正確に所定の間隔どなるように、売可
の座環データの入力が行なわれる。 ずなわち、売可を形成すべき小標位置のデータを入力す
る場合は、一方の鬼灯(たとえば遊技盤の正面から見て
左側〉の座標データが前)!のステップ11〜23の動
作によって入力される。その後、数1直キー42を操作
して一方の売可と他方の鬼灯との間隔データが入力され
る。この間隔データは、小数点以下第一または弟子の位
Pi!度の厳密な値(ただし、単位はlll81)に選
ばれる。 今、数値キー42を操作して間隔データが入力されると
、ステップ30においてそれが判断されて、ステップ3
1へ進む。ステップ31において、数値キー42の操作
によって入力されたaI隔データが置数レジスタNRに
ストアされる。 その後、火打キー45dが押圧される。これに応じて、
ステップ39において火打キー45(lの押圧されたこ
とが判断されて、ステップ40へ進む。ステップ40に
おいて、数値キー42の操作によってrlJlliデー
タが入力されていなければ間隔データの入力を持ち、間
隔データが入力されていればステップ41へ進む。ステ
ップ41において、カーソル22で指定された直前の座
標データ(×。、yn)と間隔データ(Δ×)とに基づ
いて、他方の売可の座橡データ(xn +Δx、yi)
が求められる。ステップ42において、アドレスカウン
タADRの計数値で指定されるアドレスのエリア518
〜51dに、種別データ、釘打ち順序データ、他方の売
可の座標データ(Xl、+ΔX。 yn)が書込まれる。ステップ43において、アドレス
カウンタADRの計数値に1が1711 gされ、カウ
ンタCT1の計数値に1が加算される。ステップ44に
おいて、庄原データ(Xn−1−ΔX、I/)に基づい
て表示用メモリ50Dの対応のエリアに釘打ち記号が書
込まれる。 このようにして、売可に関するl&li?!データを入
力する場合は、カーソル22の操作のみならず、数値キ
ー42を操作して入力しているので、極めて正確な間隔
となるように座標データを入ツノできる利点がある。 ■ その他の動作 前述のごとくして遊技盤形成データの登録された遊技盤
のゲージ番号を入力する場合は、数値キー42を操作し
てゲージ番号を入力した後、ゲージ番号キー453を押
圧ザることによって行なわれる。この場合は、数値キー
42の操作によって入力されたゲージ番号が前述のステ
ップ30および31の処理によって置数レジスタNRに
ストアされる。そして、ゲージ番号キー453が押圧さ
れると、ステップ45においてそれが判断されて、ステ
ップ46へ進む。ステップ46において、置数レジスタ
NRにストアされているゲージ番号データがメモリ50
Cのエリア52Cへ書込まれる。 なお、ゲージ番号の入力は、登録の最初に入力してもよ
い。また、ゲージ番号はCRTデイスプレィ30で表示
してもよい。 Iy+述のごとくして、1つの遊技盤を形成するための
データの入力が完了すると、終了キー452が押圧され
る。これに応じて、ステップ47において終了キー45
2の押圧されたことが判断されて、ステップ48へ進む
。ステップ48において、カウンタCT1の計数値すな
わち遊技盤に打込まれる打数データがメモリ50Cのエ
リア52aへ書込まれる。これと同時に、カラン1cT
1およびCr2の計数値の和の数が、ポンチ穴数データ
としてエリア52bへ書込まれる。 CRTデイスプレィ30上に表示されながらカーソル2
2およびキーボード40の操作によって遊技盤の形成デ
ータを入力した後、ブロック61で作図して確認する場
合は、プロッタ作図キー454が押圧される。これに応
じて、ステップ49においてプロッタ作図キー454の
押圧されたことが判断されて、ステップ50へ進む。ス
テップ50において、メモリ50Dに記憶されているデ
ータが読出されて、プロッタ61で印字記録するための
データフォーマットに変、換される。このデータがプロ
ッタ61に与えられる。ステップ51において、ブロッ
ク61によって遊技盤の形状パターンおよび釘打ち位置
を示す記号やヤクモノ取付位置を表わす記号などが印字
2錬される。オペレータは、プロッタ61で作図された
図面を見て、修正の必要性の有無を確認し、修正する必
要があれば再度開始キー451を押圧してデータの入力
または修正を行なう。 データの修正の必要性がなく、かつメモリ50Cに登録
されたデータをフロッピーディスクへ転送する場合は、
デーク転透キー455が押圧される。応じて、ステップ
52においてデータ転iMキー455の押圧されたこと
が判断されて、ステップ53へ進む。ステップ53にお
いて、メモリ50Cに記憶されているデータが読出され
て、磁気記録再生装置62へ転送される。磁気記録再生
装置62は、メモリ50Cに記憶されているすべてのデ
ータをフロッピーディスクに杏込む、なお、ポンチ穴あ
け装置70および釘打ち装置80へ登録データを転)X
する場合は、インタフェース12に関連してコネクタが
接続され、そのコネクタを介してポンチ穴あけ装置70
.釘打ち装置80にデータが転送される。 第7八図ないし第7C図はポンチ穴あけ装置70の詳細
図であり、特に第7A図はそのブロック図、第78図は
ポンチ穴あけ機構の図rJ’i’図、第7C図はポンチ
穴あけ動作を説明するためのフローチャートを示す。 第7A図において、制*1+装置70Aは、遊技盤の位
置決め制御およびポンチ穴あけ駆動fil litする
もので評る。この制御装罫70Aは、中央処理装置(C
PU)71を含む。CPIJ 71は、アドレスカウン
タADR、ポンプ穴カウンタCT3およびフラグFl、
F2を含む。フラグF1は、メモリ73に座標データを
廖込巾であることを記憶げる。フラグF2は座標データ
がメモリ73に書込まれた状態、すなわちポンチ穴あけ
動ffの可能な状態であることを記憶する。CP U 
71には、プログラム記憶用メモリ(ROM>72.デ
ータ記使用メモリ(RAM)73および入出力インタフ
ェース74が接続される。メモリ73は、前述の第5図
に示すメモリ50Cと同様の記gi領域を含み、前述の
第6A図および第6B図に示すフローチャートの動作に
よって書込まれた6釘の座標データおよびポンチ穴を形
成すべき座標データが書込まれる。メモリ73へ座標デ
ータを書込む動作は、たとえばメモリ50Cの記憶内容
が…気記録されたフロッピーディスクを磁気再生装置7
8で再生し、そのデータをメモリ73へm込むようにす
ればよい。 入出力インタフェース74に(よ、スイッチ部75、表
示器76およびポンチ駆動部772が接続されろ。操作
スイッチ部75には、少なくともリセットキー751お
よびポンチ穴あけ動作を開始させるための開始キー75
2が含まれる。表示器76には、ゲージrj号を表示す
るための表示器761、カウンタCT、3の内容(すな
わちポンチ穴あけした回数)を表示するための表示器7
62およびその他の表示器が含まれる。 入出力インタフェース74には、X軸部動部791およ
びY軸駆動部792が接続されろ。X軸部動部791.
Y軸駆動部792は、それぞれポンチ穴すべき遊技盤を
X軸方向、Y軸方向へ駆動するものである。X軸1更動
部7.91.Y軸駆動部792には、遊技盤を支持して
いる台(図示せずンのX@、Y軸の位置を検出するため
の位置検出器793.794がl1lQ運的に設けられ
ろっfir、 i箇検出m793,794の出力は、入
出力1′ンタフエース74に与えられる。 第7B図において、ポンチ穴あけ典ぜ4771ま、ポン
チ771と、ポンプ−771を上下に、駆動するための
ポンチ墾動部772とを含む。そし−C,=+Xンチ穴
あけぼ構77は、遊技盤が支持台(図示せず)と一体的
にX軸部動部791.Y軸駆動部792によってX軸ま
たはY@力方向駆動されて位置決めされたとぎ、ポンチ
771を下降させて遊技盤ヘポンチ穴を形成するように
動く。 次に、第7八図ないし第7C図を参照して、遊技W3a
にボンデ穴を形成する場合の動作を説明する。 ■ データ転送モード CPU71は、ステップ61においてデータの転送が開
始されたか否かを判断する。もし、データの転送動作が
開始されたことを判断すると、ステップ62において、
フラグF1がセット(すなわち論理「1」を書込み)さ
れ、フラグF2がリセット(すなわち論理rOJを書込
み)される。 続いて、ステップ63において、フラグF1のセット状
態が判断されて、ステップ64へ進む。ステップ74に
おいて、磁気再生装置78で再生された転送データがメ
モリ73へ書込まれる。メモリ73へのデータ書込みが
終了すると、ステップ65に45いて、フラグF1がリ
セットされ、フラグF2がセットされる。したがって、
フラグF2は、釘打ちおよびポンチ穴形成のためのデー
タがメモリ73に書込まれている状態であること、ずな
わちポンチ穴あけ動作の可能な状態であることを記憶す
る。 ■ ボンデ穴あけ動作 作業者は、データ転送動作が終了した後、遊技盤3aを
位置決めしたのち、開始キー752を押圧する。このと
き、メモリ73に記憶されているゲージ番号が表示器7
61で表示されるとともに、カウンタCR3の計all
I(ずなわちボンデ穴形成数:ただし最初は0)が表示
器762で表示される。 CPLI71は、データ転送完了的においてステップ6
1.63.66の動作を繰返し、データ転送完了侵にお
いてステップ61.63.66.67の動作を繰返して
いる。そして、ステップ67において、開始キー752
が押圧されるのを特礪1ノている。開始キー752が押
圧されると、ステップ68において、アドレスカウンタ
ADRが初期化され、カウンタCT3に1がセットされ
る。 続いて、ステップ69において、アドレスカウンタAD
Rの内容で指定されるメモリ93にアドレスに記憶され
ている種別データに基づいて、その種別データがポンチ
穴あけデータか否かが判断される。ここで、ポンチ穴あ
けデータは、釘打ちまたはヤクモノ取付位置を表わす種
別データを含む。 なぜならば、釘を打つべき座標位置には、予め釘打ら位
置にポンチ穴をあけておくことにより、釘が遊技盤3a
の表面を滑らないようにして定めらたれた座標位置に確
実に打込むとともに、遊技盤3aの表面の割れを防止す
る必要があるからである。ヤクモノ取付位置においても
同様である。したがって、ポンチ穴あけデータであるこ
とが判断されると、ステップ70においてアドレスカウ
ンタADRの計数値で指定されるアドレスの座標データ
(xn*VQ:ただしn −1〜メモリ73の座標デー
タを記憶している最大アドレス数)が読出される。ステ
ップ71において、メモリ73から読出されたl標デー
タに基づいて、x!1lql動部791およびY軸部動
部792が駆動されて、遊技盤3aの位置決めが行なわ
れる。ステップ72において、メモリ73から読出され
た座標データと検出器793,794で検出された実際
の遊技盤3aの座標位置とが一致しているが否かが判断
されろ。両者が一致していないことを判断した場合は、
ステップ71.72の動作が繰返される。 そして、両者が一致すると、ステップ73においてボン
°チ駆乃部772が駆動されて、ポンチ771で遊技盤
3aにポンチ穴をあ番プる。ステップ74において、カ
ウンタCT3がおよびアドレスカウンタADRが歩進さ
れる。なお、前述のステップ69において、ポンチ穴あ
けデータでないことを判断した場合は、直接ステップ7
4へ進む、続いて、ステップ75において、所定数(1
枚の遊技盤に釘を打つべき最大釘数とヤク(〕取付位置
の数と和)だけポンチ穴が形成されたか否かが判断され
る。この判断は、メモリ73のポンチ穴数記憶用エリア
(第5図の52bに対応するエリアであって図示を省略
している)に記憶さているポンチ穴数データと、カウン
タCT3の計数値とが一致しているか否かによって行な
われる。所定数のボ、ンチ穴が形成されていないことを
判断すると、ステップ69へ戻り、ステップ69〜75
の動作が所定回数だけ繰返される。 このようにして、釘を打つべき遊技5)III3aは。 釘打ち動作に先立って、釘打ち装ff180の釘打ち動
作のために利用されるpi Ftデータと同じデータに
基づいて、予めポンチ穴が形成される。このことは、遊
技盤の位置決めがポンチ穴あけ装E 70と釘打ら装置
80とで同一となるようになされるものとすれば、釘を
打つべき座標位置と全く同じ座標位置に予めポンチ穴を
形成できることを意味する。 その後、ステップ76において、メモリ73に記憶され
ているゲージ番号データが遊技盤3aに記録される。こ
のゲージ番号データの記録は、たとえばゲージ番号の種
類ごとにコードを記録したラベルを予め準備しておき、
それを遊技ff13aの一部(12技盤をパチンコ灘に
取付けた際に正面から見えない部分)に貼着したり、ポ
ンチ771でゲージ番号データをコード化した穴を遊技
盤3aに形成するなどによって行なわれる。このように
、ゲージ番号データを遊技盤3aに記録しておけば。 釘打ち動作に際して、釘打ちのための座標データと予め
ボンデ穴あけされた遊技盤のゲージ番号データとを比較
照合することにより、改種の異なるゲージM号のものが
穴あけされた遊技盤に誤って釘打ち動作するのを防止で
きる利点がある。 次に、遊技盤形成データ入力装置で入力されたデータを
利用して、遊技盤に釘を打つための釘打ち装置80の構
成およびその動作を述べろ。 第8A図〜第8F図は釘打ち装置80の詳細図である。 特に、第8A図はその正面図を示し、第8B図は釘貯留
機構の詳細を示し、第8C図は針弁[[および釘ガイド
部の詳細を示し、第81)図は釘繰出は構の詳細を示し
、第8E図はITを打っている状態の要部拡大図を示し
、第8F図は遊技盤保持台とホルダとの関係を示す。 (構成において、釘打ち装gr80の水体801の上部
には、第8B図に示す釘貯留供給機構81が設けられる
。釘貯留供給門構81は、釘タンク811の下方にバイ
ブレータ812を設け、釘タンク811の上部の周囲部
分にガイド813を形成している。ガイド813は、釘
タンク811に貯留されている釘がバイブレータ812
の振動および遠心力によって釘タンク811内で回転し
ているとき、規定の長さの釘を選別してメインシュート
814へ導く。また、釘タンク811の上部の周囲には
、規定の良さ以外の釘を不良釘として回収するための回
収路815が形成される。 メインシュート814の終端近傍には、第8C図に示す
可分離機構82が設けられる。針弁M fff1M82
は、メインシュート814を介して供給される釘を立て
た状態で整グ1し、1回の釘打ち動作ごとに1木ずつ繰
出寸ものである。この針弁離改構82には、針弁離板8
21が設けられる。針弁離板821は、メインシュ−ト
814によって整列された釘の供給方向に直交する方向
へ回動自在なように、支点822で支持される。針弁離
板821の上端部は、ロッド823を介して第8D図に
示す可動プレート831に連係される。ロッド823は
、調整ナツト824でその長さが調整自在とされる。調
整ナツト824の下端部分と針弁離板821との間には
、スプリング825が設けられろ。針弁離板821の下
方の先端部分には、振分はビン826がメインシュート
814に直交する方向へ突出して形成される。振分1プ
ビン826に対向する反対側には、ストッパビン827
の形成されたレバー828がに2(プられる。ストッパ
ビン827および振分はビン826の形成さねでいる部
分に対向するメインシコ−!−814には、長孔816
が形成される。レバー828は、復帰用ばね829を介
して針弁離板821の一部に連係される。 次に、針弁m観構82の動作を述べる。ロッド823が
上方向へ引上げられると、針弁離板821が反時計方向
へ回チカする。これによって、振分はビン826が長孔
816から引出される。これと同時に、ストッパビン8
27が長孔816へ挿入される。このため、振分はビン
82Gによって止められていた釘がストッパビン827
の位置で停止する。そして、ロッド823が下降すると
、振分はビン826がストッパビン827で止められて
いる釘と次の釘との間に挿入される。同時に、ストッパ
ビン827が長孔816が引出されるので、1木の釘が
送り出される。 針弁離機格82の前方には、第8D図に示す釘繰出機構
83が設けられる。釘繰出機WI83は、固定プレート
832よりもやや下方に、固定プレート832に相対し
て可動プレート831を設けている。可動プレート83
1には、スプライン軸833が連結される。スプライン
軸833は、スプラインケース834内で上下方向にF
 fjl自在に支持される。スプライン軸833の下端
には、釘を繰出すための杵835が固着される。スプラ
イン軸833の上端部には、杵835の下死点を規制す
るためのストッパ836が固着される。固定プレート8
32には、柱層動部(たとえば油圧。 エア等を動力源とする)837が固着される。柱層動部
837の下端のピストンロッド838は、柱層動部83
7が付勢駆動され1;とき、可動プレート831を下方
へ押差げてスプライン@833を下降させて、訂把持部
(図示せず)で保持されている釘を杵835によって繰
出させる。 メインシュート814の終端(すなわち針弁離機栖82
よりも斜め下方)の位置でありかつ杵835の真下より
も下方位置には、釘を一時把持するための釘把持部が設
けられる。釘把持部の下方には、第8E図に示すホルダ
84が設けられる。 ホルダ84は、針弁wi磯構82で分離されかつ釘繰出
機構83で繰出された1本の釘を挾む爪841.842
を含み、ホルダ駆動部(図示せず:第9図に示す844
)によって釘打ち位置まで押出されるとともに、この爪
を釘打ら動作に同1911.て間開させる。ホルダ84
の上部には、ストッパ板843が設けられる。 ホルダ84の押出された位置の上部(釘操出b1構83
の少し前方)には、第8E図に示す釘打ち膿栴85が設
けられる。釘打ち瀬溝85は、ホルダ84で保持されて
いる釘を打つためのハンマ851と、ハンマ1勤部85
2と、ストッパ853とを含む。ハンマ駆動部852は
、モータ(図示せず)を含み、杵835の貸降動作にr
!iJ連してハンマ851を勢いよく時下させて、釘を
遊技5J3aへ打込む。 なお、好ましくは、ハンマ851の下降動作に連動して
ハンマ851に緩かな回転力を与える機構が設けられ、
釘を回転させながら打込むように構成される。このよう
にすれば、釘の周囲の螺旋状の溝を切っておくことによ
り、釘が遊技盤3aから抜けにくいように打込むことの
できる利点がある。また、ストッパ853は、ハンマ8
51の昇陪動作に連動して降下し、ストッパ板843に
当たったとき、ハンマ851がそれ以上釘を打込むのを
制限する働きをする。このように、ストッパ853およ
びストッパ板843を設けることによって、常に一定の
深さに釘を打込むことのできる利点がある。換言すれば
、遊技a3aの表面から突出している釘の長さを一定に
揃えることができる。 ホルダ84の下方には、第8F図に示すように、遊技盤
支持駆FJI l!9構86が設けられる。遊技盤支持
駆動機構86は、支持台861を含む。支持台861は
、作業台862によって固定的に保持される。作業台8
62は、釘打ち装置80の正面から克て横方向(すなわ
らX軸方向)と正面がら見て奥行ぎ方向(すなわちY軸
方向)にm動自在に支持される。具体的には、作業台8
62がX軸方向に平行に延びるガイド863によってX
軸方向にm動自在とされる。このガイド863の両端は
、図示しないがY軸方向に摺動自在なように、支持され
る。 本体、801には、作業台862をX軸方向へ駆動する
ためのX軸駆動部(たとえばモータ)991が設けられ
るとともに、作業台862をY軸方向へ駆動するための
Y軸駆動部(第9図に示す992)が設けられる。 第9図は釘打ち装G11F80に含まれる釘打ち制御の
ためのVtW装置のブロック図である。特に、制gll
装置90は、釘を打つべき遊技盤の位置決め制御および
釘打ち機構の駆動制御を行なうものである。tlJ9p
I!i[90は、第7A図に示すブロック図とほぼ同様
に構成されるので、ここでは異なる部分の構成のみを述
べる。すなわら、制御装置90が第7A図にブロック図
と異なる点は、ポンチ駆動部772に代えて柱部動部8
3.7 、ボルダ駆動部844およびハンマ駆動部85
2が入出力インタフェース94に接続され、カウンタC
T3に代えて釘打ち数カウンタCT4が用いられ、表示
器762に代えて釘打ち本数を表示するための表示器9
62が用いられることである。イの他の部分は、同一で
ある°ので参照番号の2桁のものについては十の位、3
桁のものついては百の位の参照番号を7に代えて9で示
す。ただし、メモリ90には、第10図に示すフローチ
ャートの動作を行なうためのプログラムが設定記憶され
る。なお、位置検出器993,994は、支持台861
のX軸、Y軸の位置を検出するものである。 第10図は釘打ち動作を説明するためのフローチャート
である。次に、第8A図〜第10図を参照して、予めポ
ンチ穴の形成された遊技13aに釘を打つ場合の動作を
説明する。 データ転送モードは、第7C図に示すフローヂャ−1・
のステップ61〜65の動作同様であるので、対応する
ステップにステップ番881〜85を付けて示し、その
詳細な説明を省略する。 次に、釘打ち動作を説明する。作業者は、第7A図〜第
7C図を参照して説明したように、ボンデ穴の形成され
た遊技盤に釘を打込む場合、その遊技51113aを支
持台861上に載せ、遊技盤3aに形成された位置決め
用孔(図示せず)を位置決めピン871に係合させ、固
定部材872で位置決めして固定する。その後、作業者
は、開始キー952を押圧する。このとき、メモリ93
に記憶されているゲージ番号が表示器961で表示され
、カウンタCT4の計数値Cすなわち実際に釘を打った
回数)が表示器962で表示される。 CPLJ91は、データ転送前においてはステップ81
.83.86の動作を繰返し、データ転送後における開
始キー952の押圧前においてはステップ81,83.
86.87の動作を繰返している。そして、ステップ8
7において、開始キー952が押圧されたことを判断す
ると、ステップ88へ進む。ステップ88において、ゲ
ージ番号が一致しているか否かが判断される。この判断
は、メモリ93に書込まれているゲージ番号データと、
ポンチ穴あけ動作に際して遊技盤3aに記録されたゲー
ジ番号データとが一致しているか否かによって行なわれ
る。その目的で、ゲージ番号データの読取手段(図示せ
ず)が設けられる。もし、ゲージ番号が一致しでいない
ことを判[11−れば、釘打ち動作を行なわない。この
ようにすれば、ポンチ穴あけをしてから釘打ちを行なう
までの間に、多くの遊技盤を保存いている場合であって
も、誤って異なるゲージ番号に相当するポンチ穴の形成
された遊技盤に釘を打込むのを防止できる利点がある。 なお、ポンチ穴あけされた遊技盤のゲージ番号と釘打ち
すべき遊技盤のゲージ番号とを一致させる他の実施例と
して、次のようにしてもよい。すなわち、メモリ93の
記憶容量が数枚ないし数十枚方の遊技盤ごとの座標デ・
−タを記憶できる程度に選ばれ、各ゲージm号ごとのl
i!!eデータおよびゲージ番号データがメモリ93の
ゲージ別の記憶fa14に予め書込まれる。そして、ス
テップ88の動作に替えて、ポンチ穴あけされた遊技盤
から読取られたゲージ番号に基づいてメモリ93が検索
され、ゲージ番号の一致した遊技盤用の?!!!標デー
少データいて灯打ち動作を11なえばよい。 一方、ゲージ番号の一致したことが判断されると、ステ
ップ89へ進む。ステップ8つにおいて、アドレスカウ
ンタADRが初期化され、カウンタCT4に1がセット
される。ステップ90にJ3いて、アドレスカウンタA
DRの計数値によって指定されるメモリ93のアドレス
に記憶されている種別データが、釘打ちデータか否かが
判断される。 釘打ちデータであることが判断されると、ステップ91
へ進む。ステップ91において、アドレスカラタンAD
Rの計数値で指定されるアドレスの座標データが読出さ
れる。ステップ92において、メモリ93から読出され
た座標データに基づいて、X軸部#J部991.Y@駆
動部992が駆りJされて、作業台862の位置決めが
行なわれる。したがって、遊技盤3aは、釘を打つべき
座標位置に位置決めされる。ステップ93において、メ
モリ93から読出された座標データと・検出器993゜
994で検出された遊技盤3aの実際の座標位置とが一
致しているか否かが判断される。両者が一致していない
ことを判断した場合は、ステップ92.93の動作が繰
返される。両者が一致したことを判断すると、ステップ
94へ進む。ステップ94において、ホルダ駆動部84
4が駆動されて、ホルダ84の釘を掴んでいる爪部分が
杵835の真下となる位置までホルダ84を押出させる
。ステップ95において、柱層動部837およびハンマ
駆動部852が順次駆動されて、釘打ち動作が行なわれ
る。づなわち、ハンマ851が勢いよく下降する際に爪
841.842で把持されてりる釘を遊技盤3aへ打込
む。このとき、釘が所定長さだけ遊技盤3aに打込まれ
ると、ストッパ853がストッパ板843に当たり、ハ
ンマ851がそれ以上下降するのを禁止する。 続いて、ステップ96において、カウンタC1’4が歩
進される。カウンタCT4は、1枚の遊技5133aに
これまでに打込んだ釘を計数する。その計数値が表示器
962で表示される。このように、既に打込まれた釘の
本数を表示すれば、釘打ち装置80に何らかの故障が生
じた際に、何番目の釘打ち順序の釘に対応するE!漂デ
ータからデータの読出しを再開すればよいかを容易に知
ることができ、復旧作業を容易に行なえる利点がある。 これと同時に、アドレスカウンタADRの計数値が歩進
される。この結果、次にffl標データを読出すべきメ
モリ93のアドレスに歩進される。ステップ97におい
て、カウンタCT4の計数値とメモリ93にストアされ
ている打数データとが一致したか否かが判断される。両
者が一致していないことを判断すれば、前述のステップ
90へ戻る。このようにして、1木の釘打ち動作が行な
われる。 前述のステップ90〜97の動作か遊技盤3aに打込む
べき最大釘数に相肖する回数だけ繰返されると、ステッ
プ97においてそれが判断されて、釘打ち動作を終了す
る。このようにして、1枚の遊技113aに所定数の釘
が打込まれる。 以上のように、この発明によれば、遊技盤に釘を形成す
るための座標データおよびヤクモノ取付位置の座標デー
タの設定入力が簡単な操作で迅速に行なえ、この入力デ
ータがポンチ穴の形成および釘打ちのためのデータとし
て利用でき、遊技盤の機種ごとのゲージ原板の製作を必
要とせず、遊技盤の製造コストを低減でき、能率的に遊
技盤を製造できるなどの特有の効果が奏される。 【図面の簡単な説明】 第1A図および第1B図はこの発明の背景となる遊技盤
の製造方法の工程順次の図解図である。 ff12A図はこの発明の一実施例の概略を図解的に示
した図である。第2B図はこの発明の製造工程の概略を
示すフロー図である。第3図は遊技盤形成データ入力装
置のブロック図である。第4A図はCRTデイスプレィ
およびキーボードの外観図を示し、第4B図はキーボー
ドの詳細図を示す。 第5図はデータ記憶用メモリ50Cの記憶領域を図解的
に示した図である。第6A図および第68図は遊技盤形
成データ入力装置の動作を説明するためのフローチャー
トである。第7A図〜第7C図はポンチ穴あけ装置の詳
細図である。第8A図〜第8F図は釘打ちamの詳細図
である。第9図は釘打ち装置の制御装置のブロック図で
ある。第10図は釘打ち動作を説明するためのフローチ
ャートである。 図におりて、3aは遊技盤、10はマイクロプロセッサ
、20は座標データ入力装置、30はCRTデイスプレ
ィ、40はキーボード、50は記4a装置、70はポン
チ穴あけ装置、80は釘打ち装置を示す。 特許出願人 株 式 会 社 三 共 第1A図 掠1B図 第2B図 第3図 第4A図 第5図 第8D図 /〜 第8C図 第8E図 第8F図 手続補正書 平成2年特許願第       号 平成2年1月16日提出の特許願 2、発明の名称 釘打ち装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所  群馬県桐生市境野町6丁目460番地名 称
  株式会社 三共 代表者 毒島邦雄 平成2年2月15日 6、補正の対象 明細書の発明の名称の欄、明細書の特許請求の範囲の欄
、明細書の発明の詳細な説明の欄、明細書の図面の簡単
な説明の欄2図面の第1八図ないし第2B図 7、補正の内容 (1) 明細書を別紙のとおりに補正する。 (2) 別紙のとおり、図面の第1A図および第1B図
を削除し、第2A図を第1図とし、第2B図を第2図と
する。 以上 4、代理人 住 所  大阪市北区南森町2丁目1番29号 住友銀
行南森町ビル電話 大阪(06)361−2021 (
ftJ明細書 1、発明の名称 釘打ち装置 2、特許請求の範囲 遊技盤上に複数の釘を形成するための釘打ち装置であっ
て、 移動手段と、 情報を視覚的に報知する視覚的報知手段とを含む、釘打
ち装置。 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、遊技盤上に複数の釘、を自動的に打込むため
の釘打ち装置に関し、詳しくは、遊技盤上に釘を打つた
めの釘打ち機構と遊技盤とを相対移動させて釘打ち位置
ご六に位置決めし、該位置決めされた釘打ち位置に前記
釘打ち機構により順次釘を打込む釘打ち装置に関する。 [従来の技術] この種の釘打ち装置において、従来から一般的に知られ
ているものに、たとえば、特公昭55−29801号公
報に記載のものがあった。この従来の釘打ち装置は、N
C装置等を利用して釘打ち機構と遊技盤とを位置決めし
、位置決めされた釘打ち位置に釘打ち機構を作動させて
順次釘を打込ませるように構成されていた。 [発明が解決しようとする課題] 一方、遊技盤は、組付けられる弾球遊技機の種類によっ
てそれぞれ打込むべき釘の位置が相違するのであり、そ
の枝順に応じて釘打ち位置を変更して釘打ち作業を行な
う必要がある。また、遊技盤を受注生産するにおいては
、遊技盤の種類の指定と製造枚数の指定とがなされて注
文を受けるのである。ところが、前記従来の釘打ち装置
においては、今現在釘打ちを行なっている遊技機の種類
がどのようなものであるかを作業者が容易に認識するこ
とができず、時にはその認識を誤ってしまう場合がある
。その結果、前記注文通りの種類の遊技盤の製造が0行
なわれないという不都合が生ずる。つまり、従来の釘打
ち装置においては、受注生産に際しての生産管理が行な
いにくいという欠点があった。 本発明は、かかる実情に鑑み、遊技盤の受注生産に際し
ての生産管理が行ないやすい釘打ち装置を提供すること
を目的とする。 [課題を解決するための手段] 本発明は、遊技盤上に複数の釘を形成するための釘打ち
装置であって、 少なくとも、遊技盤上の複数の所定位置に釘を形成する
ための釘打ち位置座標データと、釘を打つ対象となって
いる遊技盤の種類を特定可能な種類特定情報とが入力さ
れる情報入力部と、前記遊技盤上に釘を打込むための釘
打ち機構と、該釘打ち機構と前記遊技盤とを相対移動さ
せる移動手段と、 前記入力された釘打ち位置座標データに基づいて、前記
移動手段を駆動制御して前記釘打ち機構と前記遊技盤と
を釘打ち位置ごとに位置決めし、該位置決めされた釘打
ち位置に前記釘打ち機構により順次釘を打込ませる制御
手段と、 前記入力された種類特定情報に基づいて、釘を打つ対象
となっている遊技盤の種類を特定可能な情報を視覚的に
報知する視覚的報知手段とを含むことを特徴とする。 [作用] 本発明によれば、情報入力部から、少なくとも、遊技盤
上の複数の所定位置に釘を形成するための釘打ち位置座
標データと釘を打つ対象となっている遊技盤の種類を特
定可能な種類特定情報とが入力される。そして、入力さ
れた前記釘打ち位置座標データに基づいて、釘打ち機構
と遊技盤とが相対移動し釘打ち位置ごとに位置決めされ
、その位置決めされた釘打ち位置に前記釘打ち機構によ
り順次釘が打込まれる。しかも、前記入力された種類特
定情報に基づいて、釘を打つ対象となっている遊技盤の
種類を特定可能な情報が視覚的に報知される。 つまり、前記報知された遊技盤の種類を特定可能な情報
を作業者が見ることにより、どのような種類の遊技盤が
釘打ちされているかを容易に認識することができ、注文
され々遊技盤の種類以外の遊技盤を製造してしまうとい
う不都合も極力防止される。 〔発明の実施例] 第1図は遊技盤の製造システムの概略を示す図である。 第2図はこの遊技盤の製造システムを用いて遊技盤を形
成する工程の概略を示すフロー図である。 次に、第1図および第2図を参照して、遊技盤の製造シ
ステムを概略説明する。図において、マイクロプロセッ
サ0には、座標データ入力装置20、画像表示手段の一
例のCRTデイスプレィ30、入力手段の一例のキーボ
ード、40.記憶装置50およびプロッタ61が接続さ
れる。座標データ入力装置20は、グラフィックタブレ
ット21およびカーソル22を含む。グラフィックタブ
レット21は、その平面上におけるカーソル22の位置
によって、X軸方向とY軸方向の座標データを導出する
。たとえば、グラフィックタブレ・ソト21には、平面
部分に、磁電変換素子を形成したものが用いられる。カ
ーソル22には、磁電変換素子に電気的変化を与えるも
の(磁石など)が用いられる。なお、前記座標データ入
力装置20により、遊技盤上に少なくとも釘を形成する
ための釘打ち位置座標データを入力する座標データ入力
手段が構成されている。 また、マイクロプロセッサ10には、後述の第7八図な
いし第7C図に示すポンチ穴あけ装置70および第8A
図ないし第8F図に示す釘打ち装置80が直接接続され
るか、記憶装#150を介して接続される。なお、ポン
チ穴あけ装置70および釘打ち装置80が複数台設けら
れている場合、またはマイクロプロセッサ10から離れ
た場所に設けられている場合は、人力された遊技盤形成
用データがフロッピーディスクや磁気テープなどの記憶
媒体に一旦記憶された後、ポンチ穴あけ装置70、釘打
ち装置80へ転送される。なお、本実施例では、ポンチ
穴あけ装置70と釘打ち装置80とを別々に構成したが
、本発明は、これに限らず、ポンチ穴あけ機能と釘打ち
機能を有する1つの装置で構成してもよい。 第1図に示す各種装置を用いて遊技盤を形成する場合は
、第2図に示す工程順次に行なわれる。 すなわち、ステップ1において、基本ゲージの形状パタ
ーン(基本となる遊技盤の形状パターン)がCRTデイ
スプレィ30の画面上に表示される。 ステップ2において、グラフィックタブレット21上の
カーソル22の位置を操作して、遊技盤に釘を打つべき
座標位置のデータ(ポンチ穴の座標データ、ヤクモノ形
成位置の座標データ)が入力される。これらの入力デー
タを示す記号がCRTデイスプレィ30の画面上の基本
ゲージの形状パターンに重ねて表示される。このとき、
カーソル22の位置によって指定される座標データの種
類は、キーボード40に含まれるキーの操作によって指
定される。このような座標データの入力およびその座標
データの種類を表わすデータの入力は、釘打ち位置また
はポンチマーク(ポンチによって形成された小凹部で、
以下ポンチ穴という)形成位置もしくはヤクモノ形成位
置ごとに行なわれる。 すべての座標データが入力されると、ステップ3におい
て先に入力された座標データが記憶装置50へ書込まれ
る。 ステップ4において、記憶装置50に書込まれた座標デ
ータに基づいて、これらのデータがプロッタ61に与え
られ、確認のために製図または作図される。なお、前記
記憶装置50により、少なくとも前記遊技盤に打つべき
釘数に相当する記憶エリアを含み、前記釘打ち座標デー
タが入力され該釘打ち位置座標データを前記各記憶エリ
アに記憶する記憶手段が構成されている。 ステップ5において、作業者が製図されたものを見て、
修正の要否または入力漏れの有無を判断し、修正必要性
がないことを判断すればステップS6へ進む。 ステップ6において、登録された座標データがフロッピ
ーディスクなどの記憶媒体に書込まれる。 ステップ7において、記憶媒体の記憶されたデータがポ
ンチ穴あけ装置70および釘打ち装置80へ転送される
。このデータの転送は、ポンチ穴あけ装置70.釘打ち
装置80の台数が少ない場合は、記憶媒体を用いること
なくコネクタなどを介して直接供給すればよい。 ステップ8において、ポンチ穴あけ装置7oは、転送さ
れたデータに基づいて釘を打つべき座標データおよびヤ
クモノ取付位置ごとに遊技盤を順次位置決めして、ポン
チ穴を形成する。 ステップ9において、釘打ち装置80は、ステップ8で
ポンチ穴が形成された遊技盤上へ釘を打ち込むために、
釘打ち位置ごとに遊技盤を順次位置決めし、位置決め動
作ごとに釘を1本ずつ遊技盤上へ打込む。 次に、より具体的な構成および作用を説明する。 第3図は、遊技盤形成データ入力装置の一実施例のブロ
ック図である。図において、マイクロプロセッサ10は
、中央処理装置(以下CPU)11および入出力インタ
フェース12を含む。このマイクロプロセッサ10は、
座標データ入力装置20およびキーボード40の操作に
よって入力された遊技盤の形成のためのデータを記憶装
置へ書込む書込手段として働き、さらに記憶装置の内容
の読出手段として働くとともに、CRTデイスプレィ3
0を表示駆動するための表示駆動手段としテ働<。CP
UIIは、動作処理のために用いられる内部メモリを含
む。内部メモリには、アドレスカウンタADH,順次カ
ウンタcT1およびC70,レジスタXR,レジスタY
Rならびに置数レジスタNRが含まれる。アドレスカウ
ンタADRは、後述のメモリ54の書込または読出アド
レスを指定するのに用いられる。順次カウンタ(以下カ
ウンタ)CTIは、座標データが入力されるごとに、そ
の座標データで順次指定される座標位置へ釘を打つべき
順序を計数するのに用いられる。 カウンタCT2は、ヤクモノ取付位置のデータの入力数
を計数するのに用いられる。レジスタXRおよびレジス
タYRは、カーソル22の座標位置によって指定される
X軸、Y軸の座標データをそれぞれ記憶するのに用いら
れる。置数レジスタNRは、キーボード4oに含まれる
数値キーによって入力された置数データをストアするも
のである。 人出力インタフェース12には、座標データ入力装置2
0.CRTデイスプレィ30.キーボード40.プロッ
タ61および磁気記録再生装置62が接続される。CR
Tデイスプレィ3oは、電子ビームの垂直方向の位置に
同期して計数動作する同期カウンタVCN、および電子
ビームの水平方向の位置に同期して計数動作する同期カ
ウンタHCLを含む。この同期カウンタVCNおよびH
CLの計数値が入出力インタフェース12へ入力される
。プロッタ61はたとえばドツトプリンタを含み、遊技
盤の原寸大の大きさよりも大きな用紙へ原寸大の大きさ
で釘またはポンチ穴もしくはヤクモノを形成することを
表わす記号を印字記憶するとともに、遊技盤形状パター
ンを印字記憶するのに用いられる。磁気記録再生装置6
2は、後述のメモリ54で記憶されているデータをフロ
ッピーディスクに記憶しており、プログラムなどのデー
タの記憶されたフロッピーディスクからそのデータを読
取るのに用いられる。 なお、座標データ人力装置として、この実施例ではグラ
フィックタブレット21およびカーソル22を含むもの
を示すが、CRTデイスプレィ30の画面上にライトペ
ンなどで直接座標位置を指定するものであってもよい。 CPUIIには、記憶装置50が接続される。 記憶袋!50は、プログラム記憶用メモリ(たとえばR
OM)50A、キャラクタ・パターン記憶用メモリ(R
OM)50B、データ記憶用メモリ(RAM)50Cお
よび表示データ記憶用メモリ50Dを含む。メモリ50
Aは、後述の第6A図および第6B図に示す座標データ
を入出力制御するためのプログラムを設定記憶している
。メモリ50Bは、座標データ人力装置I!20および
キーボード40の操作によって入力されたデータに基づ
いて、釘を打つべき座標位置に釘の記号をCRTデイス
プレィ30で表示したり、遊技盤の形状パターンや各種
のキャラクタをCRTデイスプレィ30に表示させるた
めのキャラクタまたはパターンデータを予め設定記憶し
ている。メモリ50Cは、座標データ入力装置20およ
びキーボード40の操作によって入力された座標データ
を含むデータおよびその他各種のデータを記憶するもの
であって、後述のjI5図を参照してその記憶領域の詳
細を述べる。メモリ50Dは、CRTデイスプレィ30
の画面上における複数の画素ごとに対応する記憶エリア
(またはビット)を含み、各記憶エリアに対応する画素
の表示の有無を表わすデータを記憶するものである。 なお、メモリ50A、50Bおよび50Cは、ICメモ
リ以外の記憶装置、たとえば、フロッピーディスクまた
は磁気テープなどに置換えることもできる。 第4A図はCRTデイスプレィおよびキーボードの外観
図である。図において、CRTデイスプレィ30は、筺
体31上に載せられる。筐体31には、キーボード40
が形成される。また、必要に応じて、筐体31の内部に
はプリンタ(図示せず)が収納される。第4B図はキー
ボード40の詳細図である。キーボード40は、操作パ
ネル41上に各種のキーまたはキースイッチもしくはス
イッチを含む。たとえばキーボード40は、スイッチキ
ー42.クリアキー43.アルファベット/カナキー4
4.ファンクションキー群45および電源スィッチ46
を含む。スイッチキー42は、置数データ(または数値
データ)を入力するものであって、たとえば、釘打ち順
序や、ゲージ番号(遊技盤の機種番号)や間隔データの
入力に用いられる。クリアキー43は、入力したデータ
をクリアするのに用いられる。アルファベット/カナキ
ー44は、ファンクションキー群45に含まれない機能
を行なわせるための命令語またはアルファベットもしく
はカナなどのデータを入力するのに用いられる。 ファンクションキー群45は、たとえば、開始キー45
1.終了キー452.ゲージ番号キー453、プロッタ
作図キー454.データ転送キー455、釘打ちキー4
5a、ヤクモノ取付キー45b、釘順序キー45cおよ
び売可キー45dを含む。ここで、開始キー451は、
1つの機種の遊技盤を形成するためのデータの入力開始
を指定するものである。終了キー452は、1つの機種
の遊技盤の形成データを人力完了したときに操作される
。ゲージ番号キー453は、遊技盤の機種すなわちゲー
ジ番号を入力したことを示すものである。ブロック作図
キー454は、遊技盤の形成データを入力した後、その
データに基づいて作図させることを指定するものである
。データ転送キー455は、人力し終えた遊技盤の形成
データを磁気記録再生装置62または釘打ちキー80へ
転送させることを指定するものである。 釘打ちキー45aは、カーソル22の座標位置によって
指定される座標データの種類が釘を打つべき位置である
ことを指定するものである。ヤクモノ取付キー45bは
、カーソル22で指定される座標位置がヤクモノの取付
位置であることを指定するものである。このヤクモノ取
付位置を表わす種類または種別のデータが入力された場
合は、その座標位置に釘を打つくことなぐ釘打ちを飛ば
し、後でヤクモノを取付けるための穴またはポンチ穴の
みが形成される。釘順序キー45cは、カーソル22で
座標位置の指定された順序を変更する際に用いられる。 売可キー45dは、釘と釘との間隔が厳密に規定される
場合に、その2つの釘のうち1本の座標位置の上をカー
ソル22上で入力した後、数値キー42を操作して間隔
データを入力した後押圧されるものである。 第5図はデータ記憶用メモリ50Cの記憶領域を図解的
に示す図である。図において、メモリ50Cは、遊技盤
を形成するためのデータを記憶する記憶領域51および
その他の記憶領域52を含む。記憶領域51は、1枚の
遊技盤に形成すべき最大針数およびヤクモノ取付位置の
数の和の数よりも大きな番地(アドレス)が割当てられ
る。なお、図示では、メモリ50Cのアドレスが1桁を
16進表示で示されている。記憶領域51の各アドレス
領域は、座標データの種別を表わすデータを記憶するた
めのエリア51a、釘を打つべき順序または釘飛ばしの
順序を示す順次データを記憶するためのエリア51b、
X軸方向の座標を記憶するエリア51cおよびY軸方向
の座標データを記憶するエリア51dを含む。したがっ
て、1本の釘を遊技盤3上に打つためには、少な(とも
X軸とY軸の座標データが必要であり、釘以外のもの(
たとえばヤクモノ、ポンチ穴など)を形成するためには
種別データが必要になる。 記憶領域52には、エリア52a〜52cが含まれる。 エリア52aは、1枚の遊技盤に打込まれる打数データ
を記憶するものである。エリア52bは、1枚の遊技盤
のポンチ穴数を記憶するものである。エリア52cは遊
技盤の機種を識別するための種類特定情報の一例のゲー
ジ番号を記憶するものである。 第6A図および第6B図は、遊技盤形成データ入力装置
の動作を説明するためのフローチャートであり、特に、
遊技盤形成データの入力手順およびそのデータの登録処
理を示す。 次に、第1図ないし第6B図を参照して、遊技盤を形成
するためのデータを人力する場合の動作を述べる。 ■ 開始およびキー人力のない場合の動作1つの遊技盤
の形成データを入力し始める際は、開始キー451が押
圧される。これに応じて、CPU11は以下の動作を行
なう。すなわち、ステップ11において、いずれかのキ
ーの操作されたことが判断される。ステップ12におい
て、今操作されたキーが開始キー451であることが判
断される。ステップ13において、アドレスカウンタA
DRが初期化されるとともに、カウンタCT1.C70
が初期化(1を書込み)される。アドレスカウンタAD
Hの初期化は、記憶領域51のうち座標データを書込む
べき先頭アドレスデータをアドレスカウンタADHに書
込むことによって行なわれる。続いて、ステップ14に
おいて、遊技盤の形状パターンがメモリ50Bから読出
されて、メモリ50Dに書込まれる。 その後、いずれのキーも操作されていないことが判断さ
れると、ステップ15へ進む。ステップ15において、
カーソル22の位置の座標データがCPUIIへ読込ま
れる。ステップ16において、カーソル22の位置のデ
ータが遊技盤3a上のX軸、Y軸の座標データに変換さ
れる。ステップ17において、座標変換されたX軸のデ
ータX。、Y軸のデータVnがそれぞれレジスタXR。 YRにストアされる。ステップ18において、CRTデ
イスプレィ30に含まれる同期カウンタVCN、HCN
の計数値に同期して、メモリ50Dに記憶されている表
示データ(たとえば、形状パターンデータ、後述のステ
ップ23または38において書込まれた釘を打つべき位
置を示す・印の記号データ、後述のステップ29におい
て書込まれたヤクモノ取付位置を示すX印の記号データ
などが読出される。また、レジスタXR,YRの内容に
基づいて、カーソル22の座標位置を表わすカーソル記
号データが読出される。ステップ19において、ステッ
プ18で読出されたデータに基づいて、C,RTデイス
プレィ30の画面上に遊技盤の形状パターンおよびその
他の記号(・またはXなどの記号)が表示される。 ■ 釘打ち位置の座標データ入力動作 釘打ち位置の座標データを入力する場合は、カーソル2
2を操作して所望の座標位置を指定した後、釘打ちキー
45aを押圧する。たとえば、位置pi(図示せず)に
釘を打つべきデータを入力する場合は、CRTデイスプ
レィ30で表示されている遊技盤の形状パターンのうち
、位置p1に対応する位置にカーソル記号が表示される
ように、カーソル22の座標位置を変化させる。このと
き、前述のステップ11.15〜19の動作が行なわれ
るので、カーソル22の現在位置における座標データが
レジスタXR,YRにストアされることになり、その位
置に対応するCRTデイスプレィ30上にカーソル記号
が表示される。 その後、釘打ちキー45aが押圧される。これに応じて
、ステップ22において、今操作されたキーが釘打ちキ
ーであることを判断される。続いて、ステップ21にお
いて、アドレスカウンタAD4の計数値で指定されるメ
モリ50Cのアドレス(最初はrooolJ)のエリア
51a〜51dに種別データ、順序データおよび座標デ
ータが書込まれる。すなわち、アドレスroooIJの
エリアデータ51aには、釘を打つべきことを表わす種
別データ(たとえば1)が書込まれ、そのアドレスのエ
リア51bにはカウンタCTIの計数値(最初は1)が
書込まれ、エリア51c、 51dには、位置p1の座
標データすなわちレジスタXR,YRにストアされてい
る座標データ(Xl、yl)が書込まれる。ステップ2
2において、アドレスカウンタADHの計数値に1が加
算され、カウンタCRIの計数値に1が加算される。ス
テップ23において、レジスタXR,YRにストアされ
ている座標データ(Xn *  Vn  ’但し最初は
n、−1)に基づいて、メモリ50Dのその座標位置に
対応するエリアに釘打ち位置を示す記号(たとえば・印
)が書込まれる。その後、ステップ11へ戻る。したが
って、前述のステップ23において、メモリ50Dへ書
込まれた・印(釘打ち位置の記号)は、キー人力がない
場合に繰返されるステップ18において読出され、ステ
ップ19で表示される。 前述のような動作が6釘を打つべき座標位置ごとにカー
ソル22の操作および釘打ちキー45aの操作によって
入力されて、そのデータがメモリ50Cおよびメモリ5
0Dに書込まれる。したがって、カウンタCTIでは、
遊技盤に釘を打つべき座標データを入力した数(すなわ
ち釘数)が計数されることになる。 なお、前述の説明では、釘を打つべき座標位置の座標デ
ータおよび種別データを人力する際、入力時にそれらの
データをメモリ54に書込む場合を述べたが、釘打ちキ
ー80で自動的に釘を打つ場合、先に打った釘が後述の
ホルダに当たって後に入力された座標データに基づいて
釘を打つことのできない場合がある。そのような場合を
防止するためには、次のようにすればよい。すなわち、
ステップ23の後、ステップ24において先に入力され
た釘打ち位置の座標データが金入力された座標データが
所定距離だけ離れているか否かが判断される。ここで、
所定距離の定め方について簡単に説明する。先に入力さ
れた釘の座標データ(x、y)と後に入力された釘の座
標データとのX軸方向の間隔は、後の釘の釘打ち動作に
際して、後述のホルダ84の爪841または842の横
部分が先に打った釘に当たらないような間隔dx以上に
選ばれる。これ以外の場合は、今回入力された座標デー
タが所定の条件でないので、ステップ25へ進み、螢光
表示が行なわれる。このようにすれば、すべての釘打ち
位置の座標データを入力した後プロッタで作図する前に
、座標データがその入力の都度所定の条件に適合するよ
うに入力されているか否かをチエツクできる利点がある
。 ■ ヤクモノ取付位置座標データ入力動作ヤクモノ取付
位置であることを表わす座標データを入力する場合は、
カーソル22を操作して座標データを人力した後、ヤク
モノ取付キー45bが押圧される。たとえば、ヤクモノ
取付位置b(図示せず)の座標データを入力する場合は
、カーソル記号がCRTデイスプレィ30の画面上にお
ける遊技盤3a上の座標位置pとなるように、カーソル
22を位置決めする。このときのカーソル22の位置に
相関する座標データ(Xk、’Ik)が前述のステップ
】7の動作によってレジスタXR,YRにストアされて
いる。 その後、ヤクモノ取付キー45bが押圧されると、ステ
ップ26においてそれが判断される。続いて、ステップ
27において、アドレスカウンタADRの計数値で指定
されるメモリ50Cのアドレスのエリア51a〜51d
へ種別データ、釘飛ばし順序データおよび座標データ、
が書込まれる。 ここで、種別データは、ヤクモノ取付位置であるので、
釘を打たないこと、すなわち釘飛ばしであることを意味
するデータ(たとえば2)である。 ステップ28において、アドレスカウンタADRの内容
に1が加算され、カウンタCT2の計数値に1が加算さ
れる。ステップ29において、レジスタXR,YRにス
トアされているそのときの座標データ(Xi 、  L
i )に基づいて、その座標データに対応するメモリ5
0Dのエリアに釘飛ばしを示す記号(たとえば×印)が
書込まれる。この記号(×印)は、キー人力がないとき
に繰返されるステップ18においてステップ50dがら
読出され、ステップ19においてCRT30で表示され
る。 以後同様にして、カーソル22およびヤクモノ取付キー
45bが操作されるごとに、前述の動作が繰返される。 ■ 釘打ち順序の変更動作 釘打ち順序の変更には、先に入力した釘打ち順序別の座
標データに加えて、いずれかの順序の次に新たな座標デ
ータを追加する場合がある。この場合は、修正すべき座
標データの直前の順序データが数値キー42の操作によ
って指定され、その後で、釘順序キー45cが押圧され
る。 今、数値キー42が操作された場合を想定すると、ステ
ップ30においてそれが判断されてステップ31へ進む
。ステップ31において、数値キー42の操作によって
入力された置数データが置数レジスタNRにストアされ
る。 続いて、釘順序キー45cが押圧されると、ステップ3
2においてそれが判断されて、次のステップ33へ進む
。ステップ33において、順序キー45Cの操作の前に
数値キー42が操作されていなければ、数値キー42の
操作による入力を待ち、既に置数レジスタNOHに修正
すべき順序データが入力されていれば次のステップ34
へ進む。 ステップ34において、記憶領域51のアドレス順次の
エリア51bが検索されて、置数レジスタNRにストア
されている釘打ち順序を修正すべき順序が検索される。 そして、置数レジスタNRの内容と等しい釘打ち順序の
アドレスを指定したとき、ステップ35においてそのア
ドレスより大きなアドレスデータの各エリア51a〜5
1dの内容を1アドレスずつ下位番地ヘシフトさせて記
憶させる。これと同時に、シフトされた各エリアに記憶
されている釘打ち順序データに1ずつ加算される。ステ
ップ36において、空エリアとなったアドレスに対応す
る各エリア51a〜51dに、カーソル22で指定され
る座標データ、種別データ、釘打ち順序データが書込ま
れる。ステップ37において、アドレスカウンタADH
の計数値が1だけ加算され、カウンタCTIの計数値が
1だけ加算される。ステップ38において、前述のステ
ップ36で書込まれた座標データに基づいて、メモリ5
0Dの対応する記憶エリアに釘打ち記号のデータが書込
まれる。このようにして、釘打ち順序の変更が行なわれ
る。 なお、゛釘打ち順序の変更には、先に登録した釘打ち順
序別の座標データを消去する場合もある。 この場合は、詳細なフローチャートを図示しないが、数
値キー42によって消去すべき釘打ち順序を指定し、そ
の後クリアキー43を押圧することによって行なわれる
。このとき、消去されたアドレスには、その後のアドレ
スに記憶されているデータが上位番地へ1つずつシフト
されて書込まれる。但し、釘順序データがそれまでの釘
順序データから1ずつ減算された値となる。 ■ 売可に関する座標データの入力動作周知のようにパ
チンコ遊技機においては、入賞孔またはセーフ孔の真上
に位置する2本の釘は、その傾きまたは間隔によって入
賞確率に大きな影響を与えるものであることから、いわ
ゆる売可と呼ばれている。この売可は、2本の釘の間隔
が1/10〜1/100mmの単位で厳密に調整する必
要がある。そこで、この実施例では、以下のごとくして
売可の間隔が正確の所定間隔となるように、売可の座標
データの入力が行なわれる。 すなわち、売可を形成すべき座標位置のデータを人力す
る場合は、一方の売可(たとえば遊技盤の正面から見て
左側)の座標データが前述のステップ11〜23の動作
によって入力される。その後、数値キー42を操作して
一方の売可と他方の売可との間隔データが入力される。 この間隔データは、少数点以下第−または弟子の位程度
の厳密な値(但し、単位はmm)に選ばれる。 今、数値キー42を操作して間隔データが入力されると
、ステップ30においてそれが判断されて、ステップ3
1へ進む。ステップ31において、数値キー42の操作
によって入力された間隔データ置数レジスタNRにスト
アされる。 その後、売可キー456が押圧される。これに応じて、
ステップ39において売可キー45dの押圧されたこと
が判断されて、ステップ4oへ進む。ステップ40にお
いて、数値キー42の操作によって間隔データが入力さ
れていなければ間隔データの入力を待ち、間隔データが
入力されていればステップ41へ進む。ステップ41に
おいて、カーソル22で指定された直前の座標データ(
X。、yn)と間隔データ(ΔX)等に基づいて、他方
の売可の作用データ(Xn十ΔX、Yn)が求められる
。ステップ42において、アドレスカウンタADRの計
数値で指定されるアドレスのエリア51a〜51dに、
種別データ、釘打ち順序データ、他方の売可の座標デー
タ(xn +ΔX。 yn)が書込まれる。ステップ43において、アドレス
カウンタADRの計数値に1が加算され、カウンタCT
1の計数値に1が加算される。ステップ44において、
座標データ(xn+Δx+VN)に基づいて表示用メモ
リ50Dの対応のエリアに釘打ち記号が書込まれる。 このようにして、売可に関する座標データを入力する場
合は、カーソル22の操作のみならず、数値キー42を
操作して入力しているので、極めて正確な間隔となるよ
うに座標データを人力できる利点がある。 ■ その他の動作 前述のごとくして遊技盤形成データの登録された遊技盤
のゲージ番号を入力する場合は、数値キー42を操作し
てゲージ番号を入力した後、ゲ−ジ番号キー43を押圧
することによって行なわれる。この場合は、数値キー4
2の操作によって人力されたゲージ番号が前述のステッ
プ30および31の処理によって置数レジスタNRにス
トアされる。そして、ゲージ番号キー453が押圧され
ると、ステップ45においてそれが判断されて、ステッ
プ46へ進む。ステップ46において、置数レジスタN
Rにストアされているゲージ番号データがメモリ50C
のエリア52cへ書込まれる。 なお、ゲージ番号の入力は登録の最初に入力してもよい
。また、ゲージ番号はCRTデイスプレィ30で表示し
てもよい。 前述のごとくして、1つの遊技盤を形成するためのデー
タの入力が完了すると終了キー453が押圧される。こ
れに応じて、ステップ47において終了キー452の押
圧されたことが判断されて、ステップ48へ進む。ステ
ップ48において、カウンタCTIの計数値すなわち遊
技盤に打込まれる針数データがメモリ52のエリア52
aへ書込まれる。これと同時に、カウンタCTIおよび
C10の計数値の和の数が、ポンチ穴数データとしてエ
リア52bへ書込まれる。 CRTデイスプレィ30上に表示されながらカーソル2
2およびキーボード40の操作によって遊技盤の形成デ
ータを人力した後、プロッタ61で作因して確認する場
合は、プロッタ作図キー454が押圧される。これに応
じて、ステップ49においてプロッタ作図キー454の
押圧されたことが判断されて、ステップ50へ進む。ス
テップ50において、メモリ50Dに記憶されているデ
ータが読出されて、プロッタ61に印字記憶するための
データフォーマットに変換される。このデータがプロッ
タ61に与えられる。ステ・ツブ51において、プロッ
タ61によって遊技盤の形状ノくターンおよび釘打ち位
置を示す記号やヤクモノ取付位置を表わす記号などが印
字記憶される。オペレータは、プロッタ61で作図され
た図面を見て修正の必要性の有無を確認し、修正する必
要があれば再度開始キー451を押圧してデータの入力
または修正を行なう。 データの修正の必要性がなく、かつメモリ50Cに登録
されたデータをフロッピーディスクへ転送する場合は、
データ転送キー455が押圧される。応じて、ステップ
52においてデータ転送キー455の押圧されたことが
判断されて、ステップ53へ進む。ステップ53におい
て、メモリ50Cに記憶されているデータが読出されて
、磁気記録再生装置62へ転送される。磁気記録再生装
置62は、メモリ50Cに記憶されているすべてのデー
タすなわち、釘打ち位置座標データと遊技盤の種類を特
定可能な種類特定情報とを含むデータをフロッピーディ
スクに書込む。なお、ポンチ穴あけ装置70および釘打
ち装置80へ登録データを転送する場合は、インタフェ
ース12に関連してコネクタが接続され、そのコネクタ
を介してポンチ穴あけ装置70.釘打ち装置80にデー
タが転送される。なお、前記インターフェース12によ
り、前記記憶手段に記憶されている釘打ち位置座標デー
タを前記ポンチマーク形成装置および前記釘打ち装置に
入力するデータ入力手段が構成されている。 第7八図ないし第7C図は、ポンチ穴あけ装置70の詳
細図であり、特に第7A図は、そのブロック図、第7B
図はポンチ穴あけ機構の図解図、第7C図はポンチ穴あ
け動作を説明するためのフローチャートを示す。なお、
前記ポンチ穴あけ装置70により、前記座標データ入力
手段によって入力された前記釘打ち位置座標データに基
づいて、ポンチにより遊技盤の小凹部を形成してポンチ
マークを施すポンチマーク形成装置が構成されている。 第7A図において、制御装置70Aは、遊技盤の位置決
め制御およびポンチ穴あけ駆動制御するものである。こ
の制御装置70Aは、中央処理装置(CPU)71を含
む。CPU71は、アドレスカウンタADR,ポンチ穴
カウンタCT3およびフラグFl、F2を含む。フラグ
F1は、メモリ73に座標データを書込中であることを
記憶する。フラグF2は、座標データがメモリ73に書
込まれた状態、すなわちポンチ穴あけ動作の可能な状態
であることを記憶する。CPU71には、プログラム記
憶用メモリ(ROM)72.データ記憶用メモリ(RA
M)73および入出力インタフェース74が接続される
。メモリ73は、前述の第5図に示すメモリ50Cと同
様の記憶領域を含み、前述の第6A図および第6B図に
示すフローチャートの動作によって書込まれた各町の座
標データおよびポンチ穴を形成すべき座標データが書込
まれる。メモリ73へ座標データを書込む動作は、たと
えばメモリ50Cの記憶内容が磁気記録されたフロッピ
ーディスクを磁気再生装置78で再生し、そのデータを
メモリ73へ書込むようにすればよい。 入出力インタフェース74には、スイッチ部75、表示
器76およびポンチ駆動部772が接続される。操作ス
イッチ部75には、少なくともリセットキー751およ
びポンチ穴あけ動作を開始するための開始キー752が
含まれる。表示器76には、ゲージ番号を表示するため
の表示器761、カウンタCT3の内容(すなわちポン
チ穴あけした回数)を表示するための表示器762およ
びその他の表示器が含まれる。 人出力インタフェース74には、X軸部動部791およ
びY軸部動部792が接続される。X軸部動部791.
Y軸部動部792は、それぞれポンチ穴あけすべき遊技
盤をX軸方向、Y軸方向へ駆動するものである。X軸部
動部791.Y軸部動部792には、遊技盤を支持して
いる台(図示せず)のY軸、Y軸の位置を検出するため
の位置検出器793,794が関連的に設けられている
。 位置検出器793,794の出力は、入出力インタフェ
ース74に与えられる。なお、前記入出力インターフェ
ース74.X軸部動部791.Y軸部動部7925位置
検出器7931位置検出器794により、前記入力され
た釘打ち位置座標データに基づいて前記ポンチ機構と前
記遊技盤とを相対移動させ、前記ポンチ機構を遊技盤の
各釘打ち位置ごとに位置決めするポンチ位置決め制御手
段が構成されている。 第7B図において、ポンチ穴あけ機構77は、ポンチ7
71と、ポンチ771を上下に駆動するためのポンチ駆
動部772とを含む。そして、ポンチ穴あけ機構77は
、遊技盤が支持台(図示せず)と一体内にX軸部動部7
91.Y軸部動部792によってY軸またはY軸方向へ
駆動されて位置決めされたとき、ポンチ771を下降さ
せて遊技盤へポンチ穴を形成するように働く。なお、前
記ポンチ穴あけ機構77により遊技盤表面にポンチマー
クを施すポンチ機構が構成されている。 次に、第7八図ないし第7C図を参照し、遊技盤3aに
ポンチ穴を形成する場合の動作を説明する。 ■ データ転送モード CPU71は、ステップ61においてデータの転送が側
始されたか否かを判断する。もし、データの転送動作が
開始されたことを判断すると、ステップ62において、
フラグF1がセット(すなわち論理「1」を書込み)さ
れ、フラグF2がリセット(すなわち論理「0」を書込
み)される。 続いて、ステップ63において、フラグF1のセット状
態が判断されて、ステップ64へ進む。ステップ74に
おいて、磁気再生装置78で再生された転送データがメ
モリ73へ書込まれる。メモリ73へのデータ書込みが
終了すると、ステップ65において、フラグF1がリセ
ットされ、フラグF2がセットされる。したがって、フ
ラグF2は、釘打ちおよびポンチ穴形成のためのデータ
がメモリ73に書込まれている状態であること、すなわ
ちポンチ穴あけ動作の可能な状態であることを記憶する
。 ■ ポンチ穴あけ動作 作業者は、データ転送動作が終了した後、遊技盤3aを
位置決めした後、開始キー752を押圧する。このとき
、メモリ73に記憶されているゲージ番号が表示器76
1で表示されているとともに、カウンタCT3の計数値
(すなわちポンチ穴形成数:但し最初は0)が表示器7
62で表示される。 CPU71は、データ転送完了前においてステップ61
,63.66の動作を繰返し、データ転送完了後におい
てステップ61. 63. 66、 67の動作を繰返
している。そして、ステップ67において、開始キー7
52が押圧されるのを待機している。開始キー752が
押圧されると、ステップ68において、アドレスカウン
タADRが初期化され、カウンタCT3に1がセットさ
れる。 続いてステップ69において、アドレスカウンタADH
の内容で指定されるメモリ73にアドレスに記憶されて
いる種別データに基づいて、その種別データがポンチ穴
あけデータか否かが判断される。ここで、ポンチ穴あけ
データは、釘打ちまたはヤクモノ取付位置を表わす種別
データを含む。 なぜならば、釘を打つべき座標位置には、予め釘打ち位
置にポンチ穴をあけておくことにより、釘が遊技盤3a
の表面を滑らないようにして、定められた座標位置に確
実に打込むとともに、遊技盤3aの表面の割れを防止す
る必要があるからである。ヤクモノ取付位置においても
同様である。したがって、ポンチ穴あけデータであるこ
とが判断されると、ステップ70において、アドレスカ
ラン9ADHの計数値で指定されるアドレスの座標デー
タ(xn +  Vn  :但しn−1〜メモリ73の
座標データを記憶している最大アドレス数)が読出され
る。ステップ71において、メモリ73から読出された
座標データに基づいて、X軸駆動部791およびY軸駆
動部792が駆動されて、遊技盤3aの位置決めが行な
われる。ステップ72において、メモリ73から読出さ
れた座標データと検出器793,794で検出された実
際の遊技ff13aの座標位置とが一致しているか否か
が判断される。両者が一致していないと判断された場合
は、ステップ71.72の操作が繰返される。そして、
両者が一致すると、ステップ73においてポンチ駆動部
772が駆動されて、ポンチ771で遊技盤3aにポン
チ穴をあける。ステップ74において、カウンタCT3
およびアドレスカウンタADRが歩進される。なお、前
述のステップ69において、ポンチ穴あけデータでない
ことを判断した場合は、直接ステップ74へ進む。続い
て、ステップ75において、所定数(1枚の遊技盤に釘
を打つべき最大釘数とヤクモノ取付位置の数と和)だけ
ポンチ穴が形成されたか否かが判断される。この判断は
、メモリ73のポンチ六数記憶用エリア(第5図の52
bに対応するエリアであって図示を省略している。)に
記憶されているポンチ穴数データと、カウンタCT3の
計数値とが一致しているか否かによって行なわれる。所
定数のポンチ穴が形成されていないことを判断すると、
ステップ69へ戻り、ステップ69〜75の動作が所定
回数だけ繰返される。 このようにして、釘を打つべき遊技盤3aは、釘打ち動
作に先立って、釘打ち装置80の釘打ち動作のために利
用される座標データと同じデータに基づいて、予めポン
チ穴が形成される。このことは、遊技盤の位置決めをポ
ンチ穴あけ装置70と釘打ち装置80とで同一となるよ
うになされるものとすれば、釘を打つべき座標位置と全
く同じ座標位置に予めポンチ穴を形成できることを意味
する。 その後、ステップ76において、メモリ73に記憶され
ているゲージ番号データが遊技盤3aに記録される。こ
のゲージ番号データの記録は、たとえばゲージ番号の種
類ごとにコードを記録したラベルを予め準備しておき、
それを遊技盤3aの一部(遊技盤をパチンコ機に取付、
げた際に正面から見えない部分)に貼着したり、ポンチ
771でゲージ番号データをコード化した穴を遊技盤3
aに形成するなどによって行なわれる。このように、ゲ
ージ番号データを遊技盤3aに記録しておけば、釘打ち
動作に際して、釘打ちのための座標データと予めポンチ
穴あけされた遊技盤のゲージ番号データとを比較照合す
ることにより、機種の異なるゲージ番号のものが穴あけ
された遊技盤に誤って釘打ち動作するのを防止すること
ができる利点がある。 次に、遊技盤形成データ入力装置で人力されたデータを
利用して、遊技盤に釘を打つための釘打ち装置80の構
成およびその動作を述べる。 第8A図〜第8F図は、釘打ち装置80の詳細図である
。特に、第8A図はその正面図を示し、第8B図は釘貯
留機構の詳細を示し、第8C図は可分離機構および釘ガ
イド部の詳細を示し、第8D図は釘繰出機構の詳細を示
し、第8E図は釘を打っている状態の要部拡大図を示し
、第8F図は可分離機構および釘ガイド部の詳細を示し
、第8D図は釘繰出機構の詳細を示し、第8E図は釘を
打っている状態の要部拡大図を示し、第8F図は遊技盤
保持台とホルダとの関係を示す。なお、前記釘打ち装置
80により、前記座標データ入力装置によって入力され
た前記釘打ち位置座標データに基づいて前記ポンチマー
クの施された遊技盤に釘を形成する釘打ち装置が構成さ
れている。 構成において、釘打ち装置80の本体801の上部には
、第8B図に示す釘貯留供給機構81が設けられる。釘
貯留供給機構81は、釘タンク811の下方にバイブレ
ータ812を設け、釘タンク811の上部の周囲部分に
ガイド813を形成している。ガイド813は、釘タン
ク811に貯留されている釘がバイブレータ812の振
動および遠心力によって釘タンク811内で回転してい
るとき、規定の長さの釘を選別してメインシュート81
4へ導く。また、釘タンク811の上部の周囲には、規
定の長さ以外の釘を不良針として回収するための回収路
815が形成される。 メインシュート814の終端近傍には、第8C図に示す
可分離機構82が設けられる。可分離機構82は、メイ
ンシュート814を介して供給される釘を立てた状態で
整列し、1回の釘打ち動作ごとに1本ずつ繰出すもので
ある。この可分離機構82には、釘付離板821が設け
られる。釘付離板821は、メインシュート814によ
って整列された釘の供給方向に直交する方向へ回動自在
なように、支点822で支持される。釘付離板821の
上端部は、ロッド823を介して第8D図に示す可動プ
レート831に連係される。ロッド823は、調整ナツ
ト824でその長さが調整自在とされる。調整ナツト8
24の下端部分と釘付離板821との間には、スプリン
グ825が設けられる。釘付離板821の下方の先端部
分には、振分はピン826がメインシュート814に直
交する方向へ突出して形成される。振分はビン826に
対向する反対側には、ストッパピン827の形成された
レバー828が設けられる。ストッパビン827および
振分はピン826の形成されている部分に対向するメイ
ンシュート814には、長孔816が形成される。レバ
ー828は、復帰用ばね829を介して釘付離板821
の一部に連係される。 次に、可分離機構82の動作を述べる。ロッド823が
上方向へ引上げられると、釘付離板821が反時計方向
へ回動する。これによって、振分はビン826が長孔8
16から引出される。これと同時に、ストッパピン82
7が長孔816へ挿入される。このため、振分はビン8
26によって止めetLでいたクリアストッパビン82
7の位置で停止する。そして、ロッド823が下降する
と、振分はピン826がストッパピン827で止められ
ている釘と次の釘との間に挿入される。同時に、ストッ
パピン827が長孔816が引出されるので、1本の釘
が送り出される。 可分離機構82の前方には、第8D図に示す釘繰出機構
83が設けられる。釘繰出機構83は、固定プレート8
32よりもやや下方に、固定プレート832に相対して
可動プレート831を設けている。可動プレート831
には、スプライン軸833が連結されている。スプライ
ン軸833は、スプラインケース834内で上下方向に
摺動自在に支持される。スプライン軸833の下端には
、釘を繰出すための杵835が固着される。スプライン
軸833の上端部には、杵835の下死点を規制するた
めのストッパ836が固着される。固定プレート832
には、秤部動部(たとえは油圧。 、エア等を動力源とする)837が固着される。 秤部動部837の下端のピストンロッド838は、秤部
動部837が付勢駆動されたとき、可動プレー)831
を下方に押下げてスプライン軸833を下降させて、釘
把持部(図示せず)で保持されている釘を杵835によ
って繰出させる。 メインシュート814の終端(すなわち可分離機構82
よりも斜め下方)の位置でありかつ杵835の真下より
も下方位置には、釘を一時把持するための釘把持部が設
けられる。釘把持部の下方には、第8E図に示すホルダ
84が設けられている。ホルダ84は、可分離機構82
で分離され、かつ、釘繰出機構83で繰出された1本の
釘を挾む爪841,842を含み、ホルダ駆動部(図示
せず二第9図に示す844)によって釘打ち位置まで押
出されるとともに、この釘を釘打ち動作に同期して開閉
させる。ホルダ84の上部には、ストッパ部843が設
けられる。 ホルダ84の、押出された位置の上部(釘繰出機構83
の少し前方)には、第8E図に示す釘打ち機構85が設
けられる。釘打ち機構85は、ホルダ84で保持されて
いる釘を打つためのハンマ851と、ハンマ駆動部85
2と、ストッパ853とを含む。ハンマ駆動部852は
、モータ(図示せず)を含み、杵853の昇降動作に関
連してハンマ851を勢い良く降下させて、釘を遊技盤
3aへ打込む。なお、前記釘打ち機構85により、遊技
盤表面に釘を打込む釘打ち機構が構成されている。 なお、好ましくは、ハンマ851の下降動作に連動して
ハンマ851に緩やかな回転力を与える機構が設けられ
、釘を回転させながら打込むように構成される。このよ
うにすれば、釘の周囲の螺旋状の溝を切っておくことに
より、釘が遊技盤3aから抜けにくいように打込むこと
のできる利点がある。また、ストッパ853は、ハンマ
851の昇降動作に連動して、降下し、ストッパ板84
3に当たったとき、ハンマ851がそれ以上側を打込む
のを制御する働きをする。このように、ストッパ853
およびストッパ843を設けることによって、常に一定
の深さに釘を打込むことのできる利点がある。換言すれ
ば、遊技盤3aの表面から突出している釘の長さを一定
に揃えることができるのである。 ホルダ84の下方には、第8F図に示すように、遊技盤
支持駆動機構86が設けられている。遊技盤支持駆動機
構86は、支持台861を含む。支持台861は、作業
台862によって固定的に保持される。作業台862は
、釘打ち装置80の正面から見て横方向(すなわちX軸
方向)と正面から見て奥行き方向(すなわちY軸方向)
に摺動自在に支持される。具体的には、作業台862が
X軸方向に並行に延びるガイド863によってX軸方向
に摺動自在とされる。このガイド863の両端は、図示
しないがY軸方向に摺動自在なように、支持される。遊
技盤支持駆動機構86により、前記釘打ち機構と遊技盤
とを相対移動させる移動手段が構成されている。 本体801には、作業台862をX軸方向へ駆動するた
めのX軸駆動部(たとえばモータ)991が設けられて
いるとともに、作業台862をY軸方向へ駆動するため
のX軸駆動部(第9図に示す992)が設けられる。 第9図は釘打ち装@82が含まれる釘打ち制御のための
制御装置のブロック図である。特に、制御手段の一例の
制御装置90は、釘を打つべき遊技盤の位置決め制御お
よび釘打ち機構の駆動制御を行なうものである。制御装
置90は、第7A図に示すブロック図とほぼ同様に構成
されるので、ここでは、異なる部分の構成のみを述べる
。すなわち、制御装置90が第7A図に示したブロック
図と異なる点は、ポンチ駆動部772に代えて秤部動部
837.ホルダ駆動部844およびハンマ駆動部852
が入出力インタフェース94に接続され、カウンタCT
3に代えて釘打ち数カウンタCT4が用いられ、表示器
762に代えて釘打ち本数を表示するための表示器96
2が用いられることである。その他の部分は、同一であ
るので、参照番号の2桁のものについては、十の位、3
桁のものについては百の位の参照番号7に代えて9で示
す。但し、メモリ9oには、第10図に示すフローチャ
ートの動作を行なうためのプログラムが設定記憶される
。なお、位置検出器993. 994は、支持台861
のX軸、Y軸の位置を検出するものである。前記磁気再
生装置98を介して釘打ち位置座標データとゲージ番号
(第5図参照)とを含む情報が入出力インタフェース9
4がら制御装置90に入力される。この入出力インタフ
エ−ス94により、少なくとも、遊技盤上の複数の所定
位置に針を形成するための釘打ち位置座標データと、釘
を打つ対象となっている遊技盤の種類を特定可能な種類
特定情報とが入力される情報入力部が構成されている。 また、前記表示器961により、前記入力された種類特
定情報に基づいて、釘を打つ対象となっている遊技盤の
種類を特定可能な情報を視覚的に報知する視覚的報知手
段が構成されている。 第10図は釘打ち動作を説明するためのフローチャート
である。次に、第8A図〜第10図を参照し、予めポン
チ穴を形成された遊技盤3aの釘を打つ場合の動作を説
明する。 データ転送モード、第7C図に示すフローチャートのス
テップ61〜65の動作は同様であるので、対応するス
テップにステップ番号81〜85を付して示し、その詳
細な説明を省略する。 次に、釘打ち動作を説明する。作業者は、第7A図〜第
7C図を参照して説明したように、ポンチ穴の形成され
た遊技盤に釘を打込む場合、その遊技盤3aを支持台8
61上に載せ、遊技盤3aに形成された位置決め用孔(
図示せず)を位置決めピン871に係合させ、固定部材
872で位置決めして固定する。その後、作業者は、開
始キー952を押圧する。このとき、メモリ93に記憶
されるゲージ番号は表示器961で表示され、カウンタ
CT用の計数値(すなわち実際に釘を打った回数)が表
示器962で表示される。 CPU91は、データ転送前においてはステップ81,
83.86の動作を繰返し、データ転送後における開始
キー952の抑圧前においてはステップ81.83.8
6.87の動作を繰返している。そして、ステップ87
において、開始キー952が押圧されたことを判断する
と、ステップ88へ進む。ステップ88において、ゲー
ジ番号が一致しているか否かが判断される。この判断は
、メモリ93に書込まれているゲージ番号データと、ポ
ンチ穴あけ動作に際して遊技盤に記録されたゲージ番号
データとが一致しているか否かによって行なわれる。そ
の目的で、ゲージ番号データの読取手段(図示せず)が
設けられる。もし、ゲージ番号が一致していないことを
判断すれば、釘打ち動作を行なわない。このようにすれ
ば、ポンチ穴あけをしてから釘打ちを行なうまでの間に
多くの遊技盤を保存している場合であっても、誤って異
なるゲージ番号に相当するポンチ孔の形成された遊技盤
の釘を打込むのを防止できる利点がある。 なお、ポンチ孔あけされた遊技盤のゲージ番号と釘打ち
すべき遊技盤のゲージ番号とを一致させる他の実施例と
して、次のようにしてもよい。すなわち、メモリ93の
記憶容量が数枚ないし数10枚分の遊技盤ごとの座標デ
ータを記憶できる程度に選ばれ、各ゲージ番号ごとの座
標データおよびゲージ番号データがメモリ93のゲージ
別の記憶領域に予め書込まれる。そして、ステップ88
の動作に代えて、ポンチ穴あけされた遊技盤から読取ら
れたゲージ番号に基づいてメモリ93が検索され、ゲー
ジ番号の一致した遊技盤用の座標データに基づいて釘打
ち動作を行なえばよい。 一方、ゲージ番号の小さいことが判断されると、ステッ
プ89へ進む。ステップ89において、アドレスカウン
タADHが初期化され、カウンタCT4に1がセットさ
れる。ステップ90において、アドレスカウンタADH
の計数値によって指定されるメモリ93のアドレスに記
憶されている種別データが、釘打ちデータか否かが判断
される。釘打ちデータであることが判断されると、ステ
ップ91へ進む。ステップ91において、アドレスカウ
ンタADHの計数値で指定されるアドレスの座標データ
が読出される。ステップ92において、メモリ93が読
出された座標データに基づいて、X軸駆動部991.Y
軸駆動部992が駆動されて、作業台862の位置決め
が行なわれる。したがって、遊技盤3aは、釘を打つべ
き座標位置に位置決めされる。なお、本実施例では、遊
技盤を移動させてポンチ穴の形成作業及び釘打ち作業を
行うようにしたが、本発明はこれに限らず遊技盤を固定
してポンチ穴あけ装置及び釘打ち装置を移動させるよう
にしてもよい。ステップ93において、メモリ93から
読出された座標データと検出器993,994で検出さ
れた遊技盤3aの実際の座標位置とが一致しているか否
かが判断される。 両者が一致していないことを判断した場合は、ステップ
92.93の動作が繰返される。両者が一致したことを
判断すると、ステップ94へ進む。 なお、前記X軸部動部991.Y軸駆動部992゜検出
器993.検出器994により、前記入力された釘打ち
位置座標データに基づいて前記釘打ち機構と前記遊技盤
とを相対移動させ、前記遊技盤を釘打ち位置ごとに位置
決めする釘打ち用位置決め制御手段が構成されている。 ステップ94によって、ホルダ駆動部844が駆動され
て、ホルダ84の釘をつかんでいる爪部分が杵835の
真下となる位置までホルダ84を押出させる。ステップ
95において、杆部動部837およびハンマ駆動部85
2が順次駆動されて、釘打ち動作が行なわれる。すなわ
ち、ハンマ851が勢い良く下降する際に爪841,8
42で把持されている釘を遊技盤3aへ打込む。このと
き、釘が所定長さだけ遊技盤3aに打込まれると、スト
ッパ853がストッパ板843に当たり、ハンマ851
がそれ以上下降するのを禁止する。 続いて、ステップ96において、カウンタCT4が歩進
される。カウンタCT4は、1枚の遊技盤3aにこれま
でに打込んだ釘を計数する。その計数値が表示器962
で表示される。このように、既に打込まれた釘の本数を
表示すれば、釘打ち装置80に何らかの故障が生じた際
に、何番目の釘打ち順序の釘に対応する座標データから
データの読出しを再開すればよいかを容易に知ることが
でき、復旧作業を容易に行なえる利点がある。これと同
時に、アドレスカウンタADHの計数値が歩進される。 この結果、次に座標データを読出すべきメモリ93のア
ドレスに歩進される。ステップ97において、カウンタ
CT4の計数値とメモリ93にストアされている針数デ
ータとが一致したか否かが判断される。両者が一致して
いないことが判断されれば、前述のステップ90へ戻る
。このようにして、1本の釘打ち動作が行なわれる。 前述のステップ90〜97の動作が遊技盤3aに打込む
べき最大打数に相当する回数だけ繰返されると、ステッ
プ97においてそれが判断されると、釘打ち動作を終了
する。このようにして、1枚の遊技盤3aに所定数の釘
が打込まれる。 [発明の効果] 本発明は、作業者が、釘を打つ対象となっている遊技盤
の種類を容易に認識することができるために、注文され
た遊技盤の種類以外の遊技盤を誤って製造してしまう不
都合も極力防止でき、遊技盤の受注生産に際しての生産
管理が行ないやすくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は遊技盤の製造システムの概略を図解的に示した
図である。第2図は、製造工程の概略を示すフロー図で
ある。第3図は遊技盤形成データ入力装置のブロック図
である。第4A図はCRTデイスプレィおよびキーボー
ドの外観図を示(7、第4B図はキーボードの詳細図を
示す。第5図はデータ記憶用メモリ54の記憶領域を図
解的に示す図である。第6A図および第6B図は遊技盤
形成データ入力装置の動作を説明するためのフローチャ
ートである。第7A図〜第7C図はポンチ穴あけ装置の
詳細図である。第8A図〜第8F図は釘打ち装置の詳細
図である。第9図は釘打ち装置の制御装置のブロック図
である。第10図は釘打ち動作を説明するためのフロー
チャートである。 図において、3aは遊技盤、10はマイクロプロセッサ
、20は座標データ入力装置、30はCRTデイスプレ
ィ、40はキーボード、50は記憶装置、70はポンチ
穴あけ装置、80は釘打ち装置、961は視覚的報知手
段の一例の表示器、94は情報入力部の一例の入出力イ
ンタフェース、85は釘打ち機構、86は移動手段の一
例の遊技盤支持駆動機構を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)弾球遊技機に用いられる遊技盤を製造するシステ
    ムであって、 遊技盤上に少なくとも釘を形成するための座標データを
    入力する遊技盤形成データ入力装置、前記遊技盤形成デ
    ータ入力装置によつて入力された座標データに基づいて
    、遊技盤にポンチ穴を形成するポンチ穴あけ装置、およ
    び 前記遊技盤形成データ入力装置によつて入力された座標
    データに基づいて、ポンチ穴の形成された遊技盤に釘を
    形成する釘打ち装置を備え、前記遊技盤形成データ入力
    装置は、 座標位置を指定して、座標データを入力する座標データ
    入力手段と、 少なくとも、前記座標データ入力手段によって入力され
    た座標データが遊技盤上の釘打ち位置であることを指定
    する第1の種別キーを含む入力手段と、 少なくとも前記遊技盤に打つべき釘数に相当する記憶エ
    リアを含み、各記憶エリアに釘を打つべき座標位置の座
    標データを記憶する第1の記憶手段と、 前記遊技盤の形状パターンデータ、および前記第1の記
    憶手段に書込まれる座標データに相当する位置に少なく
    とも釘を形成すべきことを示す記号データを記憶する第
    2の記憶手段と、 前記入力手段に含まれる少なくとも第1の種別キーが操
    作されるごとに、前記座標データを前記第1の記憶手段
    に書込むとともに、当該座標データに相当する位置の前
    記第2の記憶手段の記憶エリアに前記記号データを書込
    む書込手段と、少なくとも、遊技盤の形状パターンおよ
    び前記釘を示す記号を表示するための画像表示手段と、
    前記第2の記憶手段に記憶されているデータを読出して
    前記画像表示手段に与えて、遊技盤の形状パターンおよ
    び前記釘を示す記号を表示させる表示駆動手段と、 前記第1の記憶手段に記憶されているデータを読出す読
    出手段とを含み、 さらに、前記読出手段によつて読出されたデータを前記
    ポンチ穴あけ装置および前記釘打ち装置に与えるデータ
    供給手段を備え、 前記ポンチ穴あけ装置は、 前記データ供給手段を介して与えられるデータを記憶す
    る第3の記憶手段と、 前記第3の記憶手段に記憶されているデータに基づいて
    、ポンチ穴あけすべき遊技盤を各釘打ち位置ごとに位置
    決めする第1の位置決め制御手段と、 前記第1の位置決め制御手段によって遊技盤が位置決め
    されるごとに、ポンチ穴を形成するポンチ穴あけ機構と
    を含み、 前記釘打ち装置は、 前記データ供給手段を介して与えられるデータを記憶す
    る第4の記憶手段と、 前記第4の記憶手段に記憶されているデータに基づいて
    、既にポンチ穴あけされた釘を打つべき遊技盤を釘打ち
    位置ごとに位置決めする第2の位置決め制御手段と、 前記第2の位置決め手段によって遊技盤が位置決めされ
    るごとに、釘を打込む釘打ち機構とを含む、遊技盤の製
    造システム。
  2. (2)前記入力手段は、前記座標データ入力手段によつ
    て入力された座標データが前記遊技盤上にポンチ穴あけ
    すべき位置であることを指定する第2の種別キーを含む
    、特許請求の範囲第1項記載の遊技盤の製造システム。
  3. (3)前記第1の記憶手段は、複数のアドレスごとに、
    座標データ記憶エリアおよび種別データ記憶エリアを含
    み、 前記書込手段は、前記座標データ入力手段によって入力
    された座標データを入力順次のアドレスの前記座標デー
    タ記憶エリアに書込み、前記第1の種別キーおよび前記
    第2の種別キーのうちいずれか一方の操作に応じて操作
    された種別キーに対応する種別データを座標データの書
    込まれた座標データ記憶エリアに対応するアドレスの種
    別デーータ記憶エリアに書込む、特許請求の範囲第2項
    記載の遊技盤の製造システム。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5529801A (en) * 1978-07-10 1980-03-03 Mitsubishi Paper Mills Ltd Silver halide photographic material
JPS5627380A (en) * 1979-08-10 1981-03-17 Canon Inc Printing device

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