JPH02223324A - ガス絶縁スペーサ - Google Patents

ガス絶縁スペーサ

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Publication number
JPH02223324A
JPH02223324A JP1041920A JP4192089A JPH02223324A JP H02223324 A JPH02223324 A JP H02223324A JP 1041920 A JP1041920 A JP 1041920A JP 4192089 A JP4192089 A JP 4192089A JP H02223324 A JPH02223324 A JP H02223324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
mounting base
flange
spacer
center conductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP1041920A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Miyagawa
勝 宮川
Tetsuo Yoshida
哲雄 吉田
Nobuo Masaki
信男 正木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1041920A priority Critical patent/JPH02223324A/ja
Publication of JPH02223324A publication Critical patent/JPH02223324A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G5/00Installations of bus-bars
    • H02G5/06Totally-enclosed installations, e.g. in metal casings
    • H02G5/066Devices for maintaining distance between conductor and enclosure
    • H02G5/068Devices for maintaining distance between conductor and enclosure being part of the junction between two enclosures

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ガス絶縁電気機器に装着され、各コーパート
メントのガス区分ができるガス絶縁スペーサに関するも
のである。
(従来の技術) 第2図は、従来のガス絶縁スペーサを装着したガス絶縁
開閉装置の一例を示す。また、第3図および第4図は、
従来のガス絶縁スペーサの中心線に沿って一側を切断し
た断面図を示す。
ガス絶縁開閉装置は、第2図に示ずように接地金属容器
1の中に遮断器2.断路器3.母線4゜ケーブルヘッド
5が収納され、事故拡大防止のため各々接地金属仕切板
1aにより収納場所が区分されている。
このため、これらの機器は、接地金属仕切板1aにガス
絶縁スペーサ(以下、スペーサという)6を取付け、こ
のスペーサ6を介して導体7で接続されている。
また、一般にガス絶縁開閉装置は、数面の列盤構成とな
るため、母線4により各盤を電気的に接続している。こ
こでも前記同様、事故拡大防止のため各盤の母線室は、
接地金属仕切板1aで仕切られているので、スペーサ6
を取付け、これを介して各盤の母線4が接続されている
一方、接地金属仕切板1aで区分されている各部屋は、
SF6ガスのような絶縁ガス8が封入されているので、
スペーサ6は各部屋の気密を保つように構成されている
スペーサ6は、第3図に示すように中心導体9と、この
中心導体9と同軸にエポキシ樹脂材を注型した円盤状の
絶縁体10で構成されている。なお、中心導体9の両側
端部には、導体7を接続するためのネジ穴(図示しない
)が設けられている。
スペーサ6の固定方法は、接地金属仕切板1aを取付ベ
ース11とし、これにネジ穴11aとその内側にOリン
グ溝11b/!:設け、取付ベース11と金属材から形
成された固定フランジ12の間に絶縁体10の外周側端
部を挟み込み、ポルI〜13で固定する。
またこの時Oリング溝11bにOリング14を挿入し、
絶縁体10と取付ベース11の間のガスシールを行って
いる。
同図に示すスペーサ6の特徴は、絶縁体10.取付ベー
ス11および固定フランジ12とSF6ガスの界面に生
じるトリプルジャンクションを防止するために、取付ベ
ース11と固定フランジ12に挟まれる部分の絶縁体1
0の形状を凸形とすることにより、取付ベース11と固
定フランジ12との接触角を90’以上とし、かつ、取
付ベース11と固定フランジ12の中心導体9対向側端
部(内周面)に耐圧を満足できるだけの曲率を持たせて
いることである。
このような構成とすることにより、絶縁体10の内部に
電界緩和用の叩込み電極を設けることなく接地側の電界
を緩和できるようになっている。また、短時間電流など
によるスペーサ6の機械的強度を増大するため、中心導
体9接看部分近傍の絶縁体10の接着面積と厚さを大き
くしている。
第4図に示すスペーサ6の構成は、接地側の電界緩和方
法が第3図に示すスペーサ6と異なるだけで、その他は
同じである。接地側電界緩和(トリプルジャンクション
の回避を含む)方法としては、取付ベース11と固定フ
ランジ12に挟まれる絶縁体10に内部電極15を埋設
することにより行っている。
(発明が解決しようとする課題) 従来のスペーサ6は、その絶縁性能が中心導体9の直径
、取付ベース11と固定フランジ12の中心導体9対向
側端部の曲率半径及び中心導体9と取付ベース11また
は固定フランジ12の距離によって決定されるものであ
り、絶縁゛性能の向上を図るには、これらの寸法を大き
くすることが有効であった。つまり、絶縁性能を維持し
たままスペーサの直径を小さくするには、中心導体9の
直径を大きくし、取付ベース11と固定フランジ12の
中心導体9対向側喘部の曲率を大ぎくする必要があり、
これらを大きくすることはスペーナの直径を大きくする
ことであり、スペーサの直径を小ざくするには限界があ
った。
また、取付ベース11と固定フランジ12の中心導体9
対向側端部に曲率を持たせるため、この部分を機械加工
する必要がおる。ところが、この部分は、半円状である
から一方の面側からだけでは加工できず、中間で段取り
変えを行って°他方の面側からも加工しなければならず
、しかも、3相回路では取付ベース11の加工が3回、
固定フランジ12の加工が3回で合計6回もあり、これ
らの加工に多くの製作費が要求され、高価となっていた
また、トリプルジャンクションの回避方法が、第3図に
示すスペーサ6では、絶縁体10の接地側端部を凸形と
し、かつ取付ベース11と固定フランジ12に前述した
曲率を持たせる加工が必要であり、接地側の取付寸法が
大きくなっており、第4図に示すスペーサ6では、絶縁
体10の接地側端部に内部電極15を埋込む必要があり
、絶縁体10と内部電極15が剥離し、部分放電やクラ
ックが生じたり、注型時に内部電極15の位置がずれて
正常の機能を果せなくなったりすることがあり、特に、
クラックが生じた場合には、電気機器として致命的事故
に至ることが予想される。このように、注型技術的にも
困難を伴うものがおり、これらの解決が望まれていた。
そこで、本発明の目的は、 (1)絶縁性能を維持したまま、縮小化し安価とするこ
と。
(2)取付ベース及び固定フランジの曲率を形成するた
めの機械加工をなくし安価とすること。
(3)トリプルジャンクションを回避する場合、接地側
取付部を大きくせず、絶縁体に内部電極を埋込むことな
く、注型技術上の難しさをなくし、信頼性、生産性を向
上すること。
を満足したスペーサを提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、中心導体と、この中心導体と同軸にエポキシ
樹脂を注型した絶縁体から構成され、ガス絶縁電気機器
に装着されて各コーパートメントのガス区分を可能とす
るガス絶縁スペーサにおいて、絶縁体の外周側端部に段
差をもって薄くしたフランジ部を形成し、この段差部に
固定部を構成する接地金属部材の厚さ以上とした幅を有
し、かつ、中心導体に同軸のリング状としたU字溝を設
け、このU字溝と7ランジ部には固定部と同電位になる
接地層を設けたものである。
(作 用) 7ランジ部とこれを取付固定するための固定部が同電位
であり、絶縁体の沿面を挟んで鋭角部を形成することが
ないので、トリプルジャンクションが防止できる。
また、絶縁性能は、中心導体の直径、接地層の曲率半径
およびこの2つの間の距離に影響されるが、これらの寸
法を固定した場合には、絶縁体の沿面形状により耐電圧
が左右される。ざらに従来のスペーサのように接地側が
裸で絶縁ガス空間に存在するものではなく、絶縁体で囲
まれているので絶縁ガスとエポキシ樹脂の比透電率の比
に5と形状による係数αを乗じた値α15だけ接地側の
電界強度を低下さけることができ、全体の電界強度も抑
制している。ただし、1≦αく5である。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図は、本発明の一実施例を中心線に沿って一側を切断
した断面図である。
同図において、スペーサ20は、中心導体9と、この中
心導体9と同軸にエポキシ樹脂材を注型した円盤状の絶
縁体21で構成されている。
この絶縁体21は、中心導体9側の主体部22と、外周
端部側で主体部22より厚さの薄いフランジ部23から
構成され、段差部には、フランジ部23の上下に固定フ
ランジ12と取イ」ベース11のそれぞれの厚さと同等
以上の幅を有するU字溝24を設ける。
このU字溝24は、取付ベース11に対向する部分24
aと固定フランジ12に対向する部分24bで構成され
るが、取付ベース11に固定する場合の便宜上(固定時
の方向性をなくす)、取付ベース11と固定フランジ1
2の何れか厚い方を基準とする。また、中心導体9と対
向する方向の距離を乏(Irvrl)とし、定格電圧を
印加した際ここに加わる電圧をV(kV)としたとぎ、
!≧Vの関係を保ら、中心導体9と同軸のリング状に設
ける。
このU字溝24とフランジ部23には、銅メツキまたは
導電塗料の塗布により、接地層25を形成する。
以上のように構成されたスペーサ20は、前述した従来
のスペーサ6と同様に取付ベース11に設けたOリング
満11bにOリング14を挿入し、フランジ部23を取
付ベース11の上に載せ、固定7ランジ12を7ランジ
部23にかぶせ、ポルI・13を取付ベース11のネジ
穴11aにねじ込むことにより固定する。
なお、この固定方法の場合、取付ベース11と固定フラ
ンジ12の中心導体9対向側端部は、U字溝24内に突
設させない。また、取付ベース11と固定フランジ12
の中心導体9対向側端部には、従来のような曲率を設け
ない。
次に、以上の構成によるスペーサ20の作用を説明する
。スペーサ20を取付ベース11に固定したとき、フラ
ンジ部23が接地電位となり取付ベース11と固定フラ
ンジ12と同電位であり、かつ、U字溝24より取付ベ
ース11と固定フランジ12が突出することはなく、ま
た、接地層25が形成されているので、スペーサ20の
沿面と取付ベース11および固定フランジ12とSF6
ガスの界面に生じるトリプルジャンクションを防止する
ことができる。
一方、接地側の電界緩和は、U字溝24の接地層25に
より行なわれていて、取付ベース11と固定フランジ1
2が中心導体9から見て接地層25に完全に隠されてい
るので、取付ベース11と固定フランジ12の中心導体
9対向側端部の形状は、鋭角部を有していても絶縁上問
題とならない。
また、スペーサ20のフランジ部23は、第3図に示す
従来のスペーサ6のように絶縁体10の厚さは大きくな
くてよい。また、U字溝24を設けたので、これより中
心導体9に近い側の絶縁体21は厚く、沿面の中間に段
差を設けたりすることなく、中心導体9との接合面積を
大きくとれる。
さらに、スペーサ20の絶縁性能は、中心導体9の直径
、U字溝24の曲率半径おにびこれら2つの間の距離l
に影響されるが、従来のように接地側が裸でSF6ガス
空間に存在するのではなく、絶縁体21で囲まれたU字
溝24がこれに相当するため、SF6ガスとエポキシ樹
脂の比誘電率の比1:5と電極形状による係数αを乗じ
た値α15(1≦αく5)だけ、絶縁体21に囲まれて
いる接地側の電界強度を下げることができ、全体の電界
強度も抑制している。
したがって、以上の構成による実施例は、接地側の電界
緩和やトリプルジャンクションの回避が容易であり、従
来のように取付ベース11や固定フランジ12の機械加
工(曲率を形成するための)が不要であり、また、絶縁
体の接地側部分内部に埋込電極が不要であるため、注型
が容易となり、生産性や信頼性の向上が図れる。
ざらに、各部の電界強度が抑制できるので、絶縁性能を
維持したまま縮小化が図れる。
なお、以上の説明は、スペー1す20を絶縁ガス(SF
6ガス)中で使用する場合について行ったが、気中にも
適用できることは明白である。ただし、気中においては
トリプルジャンクションが存在しないのでその効果だけ
はない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、従来ガス絶縁開閉
装置にスペーサと断路器を収納する場合、これらの相間
ピッチが相違していたために、接続導体の曲げ加工や組
立時の3次元の寸法出しによる作業時間の長大化などが
あったが、本発明のスペーサは、各部の電界強度が抑制
できることから、絶縁性能を維持したままスペーサの直
径を縮小化でき、他の機器との相間ピッチを同一化でき
、作業性や導体加工性が向上する。
また、取付ベースと固定フランジの中心導体側対向端部
は、曲率を設けないのでこのための機械加工が3相回路
で6回も不要になり、取付ベースと固定フランジの加工
性が大幅に改善される。
ざらに、トリプルジャンクションの回避と接地側の電界
緩和が容易にでき、絶縁体内部に埋込電極等が不要とな
り、注型も容易となってクラックや部分放電の恐れがな
くなり、信頼性1作業性。
歩留りの向上が図れる。
その他、本発明のスペーサを用いることにより、スペー
サの縮小化が図れるばかりでなく、ガス絶縁電気機器全
体の縮小化と加工性1組立作業性。
歩留り、信頼性を向上できると共に全体として安価なも
のとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を中心線に沿って一側を切断
して示す断面図、第2図は本発明に関連するガス絶縁開
閉装置の側面図、第3図は従来のガス絶縁スペーサを中
心線に沿って一側を切断して示す断面図、第4図は第3
図と異なる従来のガス絶縁スペーサを中心線に沿って一
側を切断して示す断面図である。 9・・・中心導体 11・・・取付ベース 12・・・固定フランジ 21・・・絶縁体 23・・・フランジ部 24・・・U字溝 25・・・接地層 (8733)代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(ほか 
1名) 第 図 茅 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 中心導体と、この中心導体と同軸にエポキシ樹脂を注型
    した絶縁体から構成され、ガス絶縁電気機器に装着され
    て各コーパートメントのガス区分を可能とするガス絶縁
    スペーサにおいて、前記絶縁体の外周側端部に段差をも
    って薄くしたフランジ部を形成し、この段差部に固定部
    を構成する接地金属部材の厚さ以上とした幅を有し、か
    つ、前記中心導体に同軸のリング状としたU字溝を設け
    、このU字溝と前記フランジ部には前記固定部と同電位
    になる接地層を設けたことを特徴とするガス絶縁スペー
    サ。
JP1041920A 1989-02-23 1989-02-23 ガス絶縁スペーサ Pending JPH02223324A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1041920A JPH02223324A (ja) 1989-02-23 1989-02-23 ガス絶縁スペーサ

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JP1041920A JPH02223324A (ja) 1989-02-23 1989-02-23 ガス絶縁スペーサ

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JPH02223324A true JPH02223324A (ja) 1990-09-05

Family

ID=12621689

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JP1041920A Pending JPH02223324A (ja) 1989-02-23 1989-02-23 ガス絶縁スペーサ

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JP (1) JPH02223324A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014033034A1 (de) * 2012-08-30 2014-03-06 Siemens Aktiengesellschaft Elektrische isolatoranordnung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014033034A1 (de) * 2012-08-30 2014-03-06 Siemens Aktiengesellschaft Elektrische isolatoranordnung

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