JPH0222207B2 - - Google Patents

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JPH0222207B2
JPH0222207B2 JP60245453A JP24545385A JPH0222207B2 JP H0222207 B2 JPH0222207 B2 JP H0222207B2 JP 60245453 A JP60245453 A JP 60245453A JP 24545385 A JP24545385 A JP 24545385A JP H0222207 B2 JPH0222207 B2 JP H0222207B2
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JP
Japan
Prior art keywords
driven
balancer shaft
sprocket
power transmission
transmission member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60245453A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62107219A (ja
Inventor
Hidetsugu Oda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPS62107219A publication Critical patent/JPS62107219A/ja
Publication of JPH0222207B2 publication Critical patent/JPH0222207B2/ja
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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエンジンのオイルポンプ駆動装置の改
良に関する。
(従来技術) 従来、エンジンのオイルポンプ駆動装置として
は、第3図に示すように、クランクシヤフト1の
スプロケツト2と、一方のバランサシヤフト3の
スプロケツト4と、オイルポンプ5のスプロケツ
ト6との間にチエーン7が張設され、オイルポン
プ5のスプロケツト6に一体のギヤ8と他方のバ
ランサシヤフト9のギヤ10とが噛合されて、ク
ランクシヤフト1の回転により、チエーン7を介
して一方のバランサシヤフト3を図中右回りに駆
動する一方、チエーン7によりオイルポンプ5を
駆動すると共に、該オイルポンプ5を介して他方
のバランサシヤフト9を図中左回りに駆動するよ
うにしたものが提案されている(実公昭58−
13166号公報参照)。
ところが、オイルポンプ5を介して他方のバラ
ンサシヤフト9を駆動する構成になつているた
め、オイルポンプ5のギヤ8やポンプシヤフトに
は、オイル吐出による荷重とバランサシヤフト駆
動による荷重とが同時に作用するので、耐久性が
低下するという問題があつた。
(発明の目的) 本発明は上記従来の問題を解決するためになさ
れたもので、オイルポンプの駆動方式に工夫を加
えて、オイルポンプのギヤやポンプシヤフトへの
荷重を減少させて、これらの耐久性の向上を図る
と共に、騒音の発生及び無端式動力伝達部材(チ
エーン)、駆動軸(スプロケツト)の摩耗の低減
を図ることを目的とするものである。
(発明の構成) このため本発明は、バランスウエイトを有する
2本のバランサシヤフトがクランクシヤフトから
相反する方向に離して左右の所定位置に配設され
ていると共に、該2本のバランサシヤフトはクラ
ンクシヤフトにより互いに逆向きに回転駆動され
るようになつたエンジンにおいて、上記クランク
シヤフトの回転を各バランサシヤフトに伝達する
無端式動力伝達部材が設けられ、該動力伝達部材
の緩み側に位置する一方のバランサシヤフトは上
記動力伝達部材により駆動輪を介して駆動される
アイドルギヤを介して駆動されると共に、上記動
力伝達部材の張り側に位置する他方のバランサシ
ヤフトは上記動力伝達部材により駆動輪を介して
直接駆動される一方、上記動力伝達部材により直
接駆動されるバランサシヤフトのギヤを介してオ
イルポンプが駆動されるように構成されているこ
とを特徴とするものである。
(発明の効果) 本発明によれば、動力伝達部材により、一方の
バランサシヤフトを、アイドルギヤを介して一方
向回りに駆動し、他方のバランサシヤフトを他方
向回りに直接駆動すると共に、他方のバランサシ
ヤフトのギヤを介してオイルポンプを駆動するよ
うにしたものであるから、オイルポンプのギヤや
ポンプシヤフトには、バランサシヤフト駆動によ
る荷重が作用しなくなるので、これらの耐久性が
向上するようになる。
また、動力伝達部材は、クランクシヤフトと他
方のバランサシヤフトの間の部分(a)は張り側、ク
ランクシヤフトと一方のバランサシヤフトの間の
部分(b)は緩み側となり、今一方のバランサシヤフ
ト側にオイルポンプを配設して駆動するようにし
た場合、オイルポンプを駆動するための負荷が一
方のバランサシヤフトの駆動輪に作用し、動力伝
達部材の一方のバランサシヤフトと他方のバラン
サシヤフトの間の部分(c)に大きな張力が作用し、
該部分(c)が剛体状態となつて、高速で回転する他
方のバランサシヤフトの駆動輪と噛み合う時に強
く当たり、騒音が発生すると共に、動力伝達部材
及び駆動輪の摩耗が多くなるところ、本発明で
は、他方のバランサシヤフト側にオイルポンプを
配置して駆動するようにしたから動力伝達部材の
上記部分(c)には大きな張力が作用しないため、上
述のような問題が生じない。つまり、騒音の発生
及び動力伝達部材、駆動輪の摩耗が低減できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第1図及び第2図に示すように、エンジン15
のシリンダブロツク16の中央位置には、エンジ
ン15のピストンで図中右回りに駆動されるクラ
ンクシヤフト17が配置され、該クランクシヤフ
ト17の図中左側位置にはバランスウエイト18
aを有する一方のバランサシヤフト18が配置さ
れ、図中右位置にはバランスウエイト19aを有
する他方のバランサシヤフト19が配置されてい
る。
上記クランクシヤフト17には、下段スプロケ
ツト21と上段スプロケツト22が同軸に取付け
られている。
上記左バランサシヤフト18には駆動ギヤ23
が取付けられ、該左バランサシヤフト18の上側
位置には、該駆動ギヤ23に噛合するアイドルギ
ヤ24と上記上段スプロケツト22に対向するス
プロケツト25とが同軸に配置されている。
上記右バランサシヤフト19には駆動ギヤ26
と上記大径スプロケツト22に対向するスプロケ
ツト27とが同軸に取付けられ、該右バランサシ
ヤフト19の下側位置には、該駆動ギヤ26に噛
合するポンプギヤ28をポンプシヤフト29で支
持したオイルポンプ30が配置されている。
該オイルポンプ30には、吸入管31aと吐出
管31bとが接続されている。
上記シリンダブロツク16の上部に載置された
シリンダヘツド32には、吸排気弁を駆動するカ
ムシヤフト33が配置され、該カムシヤフト33
には、上記クランクシヤフト17の下段スプロケ
ツト21に対向するスプロケツト34が取付けら
れている。
そして、クランクシヤフト17の下段スプロケ
ツト21と、カムシヤフト33のスプロケツト3
4との間には、第1エンドレスチエーン35が張
設され、該第1エンドレスチエーン35に対し
て、テンシヨン部材36,37が設けられてい
る。
また、クランクシヤフト17の上段スプロケツ
ト22と、アイドルギヤ24のスプロケツト25
と、右バランサシヤフト19のスプロケツト27
との間には、第2エンドレスチエーン38が張設
され、該第2エンドレスチエーン38に対して、
テンシヨン部材39,40,41が設けられてい
る。
上記シリンダブロツク16及びシリンダヘツド
32の側面は、カバー43で閉じられるようにな
つている。
上記のような構成であれば、クランクシヤフト
17の回転により、上、下段スプロケツト22,
21が駆動され、下段スプロケツト21に連動す
る第1エンドレスチエーン35により、スプロケ
ツト34を介してカムシヤフト33が駆動される
一方、上段スプロケツト21に連動する第2エン
ドレスチエーン38により、スプロケツト25を
介してアイルドギヤ24が駆動され、該アイドル
ギヤ24に噛合する駆動ギヤ23を介して左バラ
ンサシヤフト18が図中左回りに駆動されると同
時に、スプロケツト27を介して右バランサシヤ
フト19が図中右回りに駆動されるようになる。
また、駆動ギヤ26に噛合するポンプギヤ28
を介してポンプシヤフト29も駆動されるように
なる。
従つて、第2エンドレスチエーン38により、
左バランサシヤフト18はアイドルギヤ24を介
して左回りに、右バランサシヤフト19は直接右
回りに駆動されることになり、ポンプシヤフト2
9は右バランサシヤフト19の駆動ギヤ26を介
して駆動されることになるので、右バランサシヤ
フト19の駆動による荷重が、ポンプギヤ28や
ポンプシヤフト29には作用しなくなるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るオイルポンプ駆動装置を
備えたエンジンの側面図、第2図は第1図の−
拡大断面図、第3図は従来のオイルポンプ駆動
装置の側面図である。 15…エンジン、17…クランクシヤフト、1
8,19…バランサシヤフト、18a,19a…
バランスウエイト、21,22,25,27…ス
プロケツト、23,26…駆動ギヤ、24…アイ
ドルギヤ、28…ポンプギヤ、29…ポンプシヤ
フト、30…オイルポンプ、38…第2エンドレ
スチエーン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 バランスウエイトを有する2本のバランサシ
    ヤフトがクランクシヤフトから相反する方向に離
    して左右の所定位置に配設されていると共に、該
    2本のバランサシヤフトはクランクシヤフトによ
    り互いに逆向きに回転駆動されるようになつたエ
    ンジンにおいて、 上記クランクシヤフトの回転を各バランサシヤ
    フトに伝達する無端式動力伝達部材が設けられ、
    該動力伝達部材の緩み側に位置する一方のバラン
    サシヤフトは上記動力伝達部材により駆動輪を介
    して駆動されるアイドルギヤを介して駆動される
    と共に、上記動力伝達部材の張り側に位置する他
    方のバランサシヤフトは上記動力伝達部材により
    駆動輪を介して直接駆動される一方、上記動力伝
    達部材により直接駆動されるバランサシヤフトの
    ギヤを介してオイルポンプが駆動されるように構
    成されていることを特徴とするエンジンのオイル
    ポンプ駆動装置。
JP24545385A 1985-10-31 1985-10-31 エンジンのオイルポンプ駆動装置 Granted JPS62107219A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24545385A JPS62107219A (ja) 1985-10-31 1985-10-31 エンジンのオイルポンプ駆動装置

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JP24545385A JPS62107219A (ja) 1985-10-31 1985-10-31 エンジンのオイルポンプ駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPS62107219A JPS62107219A (ja) 1987-05-18
JPH0222207B2 true JPH0222207B2 (ja) 1990-05-17

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ID=17133887

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102996707B (zh) * 2012-11-01 2014-07-30 奇瑞汽车股份有限公司 一种发动机平衡轴系统

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114508A (en) * 1974-07-24 1976-02-05 Mitsubishi Motors Corp Enjinnobaransakudosochi
JPS587041U (ja) * 1981-07-03 1983-01-18 三菱電機株式会社 ガンタイプバ−ナ装置

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JPS5114508A (en) * 1974-07-24 1976-02-05 Mitsubishi Motors Corp Enjinnobaransakudosochi
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