JPH0222199B2 - - Google Patents

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JPH0222199B2
JPH0222199B2 JP18650484A JP18650484A JPH0222199B2 JP H0222199 B2 JPH0222199 B2 JP H0222199B2 JP 18650484 A JP18650484 A JP 18650484A JP 18650484 A JP18650484 A JP 18650484A JP H0222199 B2 JPH0222199 B2 JP H0222199B2
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JP
Japan
Prior art keywords
tunnel
signal
circuit
exhaust
wind direction
Prior art date
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Expired
Application number
JP18650484A
Other languages
English (en)
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JPS6165000A (ja
Inventor
Norio Nagaoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は排風機とジエツトフアンの組み合わせ
で換気を行なう立坑集中排気において、制御用計
算機を用いてトンネル内の汚染量を低減すべくフ
アンのプロセス制御を行なうトンネル換気制御装
置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来よりトンネル換気制御装置は、トンネル内
に設置された煙霧透過率測定装置、一酸化炭素検
出装置及び風向風速計でトンネル内の状態を検出
し、汚染量が予め設定した目標値以内となる様必
要風量演算を行ない排風機及びジエツトフアンの
台数を決定している。即ち、立坑集中排気は山頂
付近に汚染空気を排気することを目的としている
が、交通換気力、気候等による自然風により集中
排気が効果的に行なえないことがあり、これを補
正する為にジエツトフアンが設置されている。ジ
エツトフアンの制御は排風機風量の他交通換気風
量等を予め考慮し、排風機台数に応じた運転台数
が定められ排風機の制御周期毎に制御され、さら
に制御周期の中間時点で必要運転台数の見直しが
行なわれていた。
しかし、実際の運用では断続的に変化する交通
量により汚染量の時間的推移が激しく、一時的に
縦流換気となつたり最高換気量に移行することが
発生し、効率的な換気が行なえないことがあつ
た。
〔発明の目的〕
本発明の目的はジエツトフアンの制御を排風機
制御と別系統とし、トンネル内風向の現状を把握
したフイードバツク制御を行なうことで排気効果
を向上させた換気制御装置を提供するものであ
る。
〔発明の概要〕
本発明はトンネル内の汚染空気を排気する排風
機と、排風機の効率を上げる目的で設置された差
圧補正用のジエツトフアンの組合せで換気するト
ンネルにおいて、トンネル内部の風向風速信号を
平滑処理し、短周期変動成分を除外した風向風速
データを作成し、排風機の運転効率を上げる為の
ジエツトフアンの台数を決定する機能を有するこ
とを特徴としたトンネル換気制御装置である。
〔発明の実施例〕
次に本発明の実施例を説明する。第1図はトン
ネル1の中に設置され、トンネル内空気の煙霧透
過率を測定する煙霧透過率測定装置1aと、トン
ネル1の中に設置され、トンネル内空気に含まれ
る一酸化炭素を検出する一酸化炭素検出装置2
と、トンネル1の中の互に異なる場所に設置さ
れ、トンネル内空気の風向き及び風速を計測する
2組の風向風速計3a,3bと、トンネル1の立
坑部1bに設置され汚染したトンネル内空気を山
頂方向に排気する排風機8と、トンネル1の横坑
部に設置され汚染したトンネル内空気をトンネル
出入口から道路方向に排気するジエツトフアン9
と、煙霧透過率測定装置1aからの透過率信号1
c、及び一酸化炭素検出装置2からの一酸化炭素
信号2a、及び風向風速計からの風向信号及び風
速信号を周期的に集計し、短周期変動成分を除外
して平均値を算出する汚染量平滑回路4と、汚染
量平滑回路4からの汚染量信号及び現在運転中の
排風機8の台数からトンネル内空気の汚染状態の
推移を予測し、排風機8の運転台数を決定する排
風機台数決定回路5と、2組の風向風速計3a,
3bからの風向信号及び風速信号の差信号を算出
し、この差信号が予め定められた設定値内に入る
ようにジエツトフアン9の台数を選定するジエツ
トフアン台数決定回路10と、ジエツトフアン台
数決定回路10からの台数信号及び排風機台数決
定回路5からの台数信号をそれぞれジエツトフア
ン9の制御回路5からの台数信号をそれぞれジエ
ツトフアン9の制御回路及び排風機8の制御回路
に出力する制御出力回路とを具備してなるトンネ
ル換気制御装置を示している。
即ち、第1図は本発明のトンネル換気制御装置
の構成図で、汚染量平滑回路4、排風機台数決定
回路5、ジエツトフアン台数決定回路10及び制
御出力回路を主として構成している。
汚染量平滑回路4はトンネル内の煙霧透過率測
定装置1と、一酸化炭素検出装置2及び風向風速
計3a,3bからの信号を数秒毎に集計し、平均
化を行ない、短周期変動成分を除外する回路であ
り、排風機台数決定回路5は汚染量平滑回路4よ
り求められた値及び現状運転中の排風機台数から
汚染状態の推移を予測し、運転台数を決定するも
のである。
そして、トンネル内汚染量を平滑化し、短周期
変動成分を除外した風向風速データ11,12に
よりジエツトフアン台数決定回路10でジエツト
フアンの運転台数を数分単位で決定している。制
御出力回路6は、このジエツトフアン台数決定回
路10と排風機台数決定回路5の結果から排風機
8、及びジエツトフアン9へ制御指令を出力して
いる。ジエツトフアン台数決定回路10は2台の
風向風速データ11,12の比をとり予め設定し
た範囲内に入るためのジエツトフアン台数を選定
するトンネル内風向風速のフイードバツク制御を
行なつている。
第2図はジエツトフアン台数決定回路のフロー
チヤートを示す。ステツプ13で風速平滑処理を予
め設定した時間単位に行ないステツプ14の効果待
時間判定で効果待時間が終了したと判断するとス
テツプ15で風速データ比較を実行する。次にステ
ツプ16で風速比較値が予め設定した範囲内にある
と判定した場合は、ジエツトフアンの制御出力は
実行せず、新しい効果待時間内の風速データ処理
に移る。ステツプ16で風速不足と判定するとステ
ツプ18で必要台数選定を実行し、制御出力を行な
う。或は、ステツプ16で風速過剰と判定するとス
テツプ18で削減台数選定を実行し制御出力を行な
つている。
本発明は、トンネル内風向風速計を使用し差圧
補正用のジエツトフアンのフイードバツク制御を
説明したが、トンネル坑口付近にトラフイツクカ
ウンタを設け、トラフイツクカウンタによりトン
ネル内車輛台数を把握することで、更に効率的な
制御が行なえる。
〔発明の効果〕
以上の様にジエツトフアンを主換気機(排風
機)と分離しトンネル内風向風速フイードバツク
制御を行なうことで、本来ジエツトフアン設置の
目的である風向平衡をとることができ、効率的な
換気を行なうことができる換気制御装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すトンネル換気
制御装置の構成図、第2図はジエツトフアン台数
決定回路のフローチヤート説明図である。 1a……煙霧透過率測定装置、2……一酸化炭
素検出装置、3a,3b……風向風速計、4……
汚染量平滑回路、5……フアン台数決定回路、6
……制御出力回路、8……排風機、9……ジエツ
トフアン、10……ジエツトフアン台数決定回
路、11,12……風向風速計データ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 トンネルの中に設置され、トンネル内空気の
    煙霧透過率を測定する煙霧透過率測定装置と、前
    記トンネルの中に設置され、トンネル内空気に含
    まれる一酸化炭素を検出する一酸化炭素検出装置
    と、前記トンネルの中の互に異なる場所に設置さ
    れ、トンネル内空気の風向き及び風速を計測する
    2組の風向風速計と、前記トンネルの立抗部に設
    置され汚染したトンネル内空気を山頂方向に排気
    する排風機と、前記トンネルの横抗部に設置され
    汚染したトンネル内空気をトンネル出入口から道
    路方向に排気するジエツトフアンと、前記煙霧透
    過率測定装置からの透過率信号、及び前記一酸化
    炭素検出装置からの一酸化炭素信号、及び前記風
    向風速計からの風向信号及び風速信号を周期的に
    集計し、短周期変動成分を除外して平均値を算出
    する汚染量平滑回路と、この汚染量平滑回路から
    の汚染量信号及び現在運転中の前記排風機の台数
    から前記トンネル内空気の汚染状態の推移を予測
    し、前記排風機の運転台数を決定する排風機台数
    決定回路と、前記2組の風向風速計からの風向信
    号及び風速信号の差信号を算出し、この差信号が
    予め定められた設定値内に入るように前記ジエツ
    トフアンの台数を選定するジエツトフアン台数決
    定回路と、このジエツトフアン台数決定回路から
    の台数信号及び前記排風機台数決定回路からの台
    数信号をそれぞれ前記ジエツトフアンの制御回路
    及び前記排風機の制御回路に出力する制御出力回
    路とを具備してなるトンネル換気制御装置。
JP18650484A 1984-09-07 1984-09-07 トンネル換気制御装置 Granted JPS6165000A (ja)

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JP18650484A JPS6165000A (ja) 1984-09-07 1984-09-07 トンネル換気制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18650484A JPS6165000A (ja) 1984-09-07 1984-09-07 トンネル換気制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6165000A JPS6165000A (ja) 1986-04-03
JPH0222199B2 true JPH0222199B2 (ja) 1990-05-17

Family

ID=16189650

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JP18650484A Granted JPS6165000A (ja) 1984-09-07 1984-09-07 トンネル換気制御装置

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JPS6165000A (ja) 1986-04-03

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