JP2897524B2 - 道路トンネルの換気制御装置 - Google Patents

道路トンネルの換気制御装置

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JP2897524B2
JP2897524B2 JP9042692A JP9042692A JP2897524B2 JP 2897524 B2 JP2897524 B2 JP 2897524B2 JP 9042692 A JP9042692 A JP 9042692A JP 9042692 A JP9042692 A JP 9042692A JP 2897524 B2 JP2897524 B2 JP 2897524B2
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直 望月
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路トンネルの換気制
御装置に係り、特に換気機のプログラム運転装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】道路トンネルの換気制御装置は、図2に
示すように計測自動制御とプログラム制御の二種類の制
御系が設けられる。
【0003】通常時には、ドンネル内外に設置された各
種センサ(VI計,風向風速計等)1から計測値を計測
自動制御部2に取り込み、この計測値に基づいて計測自
動制御部2による換気機の運転台数制御等が行われる。
【0004】プログラム制御部3はセンサ1の故障時等
によって計測自動制御が不可能になったとき、切替部4
の切り替えによって制御を開始し、この制御方法は予め
決めた1日の運転パターンに従って換気機の運転台数制
御等を行い、計測自動制御のバックアップ手段になる。
図3はプログラム制御における1日の換気機の運転パタ
ーンの一例を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】道路トンネルにおける
汚染の発生原因は、トンネルを通過する自動車から排出
される排気ガスによる。また、トンネルを通過する自動
車の台数については、1日の時間帯及び曜日によりパタ
ーン化されることが統計的に確認されており、例えば図
4に示すパターンになる。
【0006】上述のことから、従来のプログラム制御に
は、交通量変動パターンに従って必要な換気機の運転量
を求め、時間帯と曜日別に1日の換気機の運転パターン
をそれぞれ作成しておき、該運転パターンにしたがって
換気機の運転台数制御を行う。
【0007】ここで、路線交通量は、地域経済の発達に
伴う道路利用機会の増加により、経年変化していくこと
が一般的にわかっている、このため、交通量の変動パタ
ーンも年々変化しており、換気機の運転パターンも当初
に設定したものでは不適当なものになる。したがって、
道路設備管理者は、交通量の統計調査を行い、換気機の
運転パターンを設定し直す作業が必要であった。
【0008】本発明の目的は、換気機の運転パターンを
不要にしながら交通量変動に応じた換気量のプログラム
運転になる換気制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題の解決
を図るため、道路トンネルの交通量データを収集蓄積し
て交通量変動パターンを作成及び成長させる交通量変動
バターン発生部と、前記交通量変動パターン及び道路ト
ンネルに設けた他のセンサの計測値に基づいて道路トン
ネルの換気機の制御量を求め、この制御量になるよう換
気機を自動制御する計測自動制御系と、前記他のセンサ
の計測値による計測自動制御が不能になったときに前記
交通量変動パターンのみにしたがって前記道路トンネル
の換気機の制御量を求め、この制御量を前記計測自動制
御系における換気機の制御量とするプログラム運転演算
部とを備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】通常時は交通量変動パターンとその他の各種セ
ンサの計測値に基づいて計測自動制御系による換気自動
制御を行い、交通量を除いた他のセンサの故障等によっ
てその計測値が得られなくなったときには交通量変動パ
ターンのみにしたがって必要な換気量になる制御量をプ
ログラム運転演算部で求め、この制御量を計測自動制御
系における換気機の制御量とすることで換気機の自動制
御を行う。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図で
ある。トラフィックカウンタ11は道路トンネルの交通
量を計測する。交通量変動パターン発生部12はトラフ
ィックカウンタ11からの交通量データを収集蓄積し、
このデータから季節,曜日,時間帯別の交通量変動パタ
ーンを作成及び成長させる。
【0012】各種センサ13はトラフィックカウンタ1
1を除いた他のセンサ(CO計等)を有してトンネル内
の汚染状況を把握する計測値を得る。
【0013】計測自動制御部14は、交通量変動パター
ン発生部12からの交通量変動パターン及び各種センサ
13からの計測値に基づいて道路トンネルの換気機の制
御量を求め、この制御量になるよう換気機の運転台数制
御等の制御出力を得る。
【0014】換気機の制御量は各種計測値の入力処理及
び演算部14Aによって求め、換気機の運転台数等はフ
ァン台数演算処理部14Bによって求められる。
【0015】プログラム運転演算部15は、各種センサ
13の故障等によってその計測不能になったときに起動
され、各種計測値の入力処理及び演算部14Aからファ
ン台数演算処理部14Bへの制御量を遮断し、交通量変
動パターン発生部12から得る交通量変動パターンのみ
にしたがって交通量に応じた制御量を求め、これをファ
ン台数演算処理部14Bへの制御量指令にする。
【0016】従って、計測自動制御系による通常時の換
気制御には交通量変動パターンと他のセンサからの計測
値に基づいて換気量の自動制御がなされ、センサの計測
値が得られなくなったときのプログラム運転には交通量
変動パターンにのみしたがった換気自動制御を続ける。
【0017】このプログラム運転において、交通量変動
パターンは交通量データの収集蓄積によって作成及び成
長される。この自動成長する交通量の変動パターンによ
り、換気機の運転量を自動的に変更することが可能とな
り、従来のプログラム制御機能のための換気機の運転パ
ターンは不要となり、また交通量の統計調査を行って換
気機の運転パターンを設定し直す作業を不要にする。そ
して、交通量変動パターンの自動成長によって現在の交
通量にマッチした換気の自動制御が可能となる。
【0018】なお、交通量の変動パターンの自動成長方
法は各種方式のものが文献等で既に広く知れ渡ってお
り、これを利用することができる。
【0019】また、計測自動制御に交通量変動パターン
を利用するにおいて、該変動パターンで換気制御を予測
補正する場合(例えば実開昭58−171998号公
報)など適宜設計変更される。
【0020】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、計測自
動制御には自動成長させる交通量変動パターンと他のセ
ンサの計測値にしたがって換気量の自動制御を行い、プ
ログラム運転には交通量変動パターンに限定した条件で
計測自動制御を行うようにしたため、従来の換気機の運
転パターンを不要とし、またその統計調査と設定し直し
を不要にしながら現在の交通量にマッチした換気制御が
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】従来の自動換気制御の基本ブロック図。
【図3】1日の換気機の運転パターン。
【図4】1日の交通量の変動パターン。
【符号の説明】
11…トラフィックカウンタ、12…交通量変動パター
ン発生部、13…各種センサ、14…計測自動制御部、
14A…各種計測値の入力処理及び演算部、14B…フ
ァン台数演算処理部、15…プログラム運転演算部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路トンネルの交通量データを収集蓄積
    して交通量変動パターンを作成及び成長させる交通量変
    動パターン発生部と、 前記交通量変動パターン及び道路トンネルに設けた他の
    センサの計測値に基づいて道路トンネルの換気機の制御
    量を求め、この制御量になるよう換気機を自動制御する
    計測自動制御系と、 前記他のセンサの計測値による計測自動制御が不能にな
    ったときに前記交通量変動パターンのみにしたがって前
    記道路トンネルの換気機の制御量を求め、この制御量を
    前記計測自動制御系における換気機の制御量とするプロ
    グラム運転演算部と、 を備えたことを特徴とする道路トンネルの換気制御装
    置。
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