JPH0222188B2 - - Google Patents
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- JPH0222188B2 JPH0222188B2 JP10137784A JP10137784A JPH0222188B2 JP H0222188 B2 JPH0222188 B2 JP H0222188B2 JP 10137784 A JP10137784 A JP 10137784A JP 10137784 A JP10137784 A JP 10137784A JP H0222188 B2 JPH0222188 B2 JP H0222188B2
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- bearing wall
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- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 10
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 8
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 11
- 239000004567 concrete Substances 0.000 description 5
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 5
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 3
- 206010044565 Tremor Diseases 0.000 description 1
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Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、15階程度以上の高層建築物の躯体構
造に関する。
造に関する。
常時の大きな鉛直力と、地震時および風荷重時
の大きな水平力を受けるため、高層建築物の構造
体には、通常、構造種別としてS造もしくは
SRC造が用いられている。特にこれらの水平力
に起因する「揺れ」に対処するためには、従来一
般に、SRC造が用いられることが多い。しかし
ながら、S造もしくはSRC造では工期が長くか
かるとともに工費が増大する欠点があり、近年で
は、RC造により高層建築物を建設することが研
究開発されている。
の大きな水平力を受けるため、高層建築物の構造
体には、通常、構造種別としてS造もしくは
SRC造が用いられている。特にこれらの水平力
に起因する「揺れ」に対処するためには、従来一
般に、SRC造が用いられることが多い。しかし
ながら、S造もしくはSRC造では工期が長くか
かるとともに工費が増大する欠点があり、近年で
は、RC造により高層建築物を建設することが研
究開発されている。
そこで、この場合、一般には、建物内部および
外周に、特殊な補強を施した比較的強度の高い
RC造柱を構築し、それらの柱にわたつて梁を架
構するといつた構造を採用している。しかしなが
ら、この場合、建物内部および外周部に多くの柱
を必要とするため、建物内部のプランニングおよ
び建物の外周面の開放性といつた面からの問題点
が指摘される。
外周に、特殊な補強を施した比較的強度の高い
RC造柱を構築し、それらの柱にわたつて梁を架
構するといつた構造を採用している。しかしなが
ら、この場合、建物内部および外周部に多くの柱
を必要とするため、建物内部のプランニングおよ
び建物の外周面の開放性といつた面からの問題点
が指摘される。
本発明は、上記の点に鑑み、耐力壁を合理的に
構成することにより、中層程度のRC造建築物、
もしくは柱に特殊な補強を施したRC造高層建築
物と同程度のコンクリート量(単位床面積当り)
で、剛性、強度が高く、かつ、外周面の開放性を
確保し、プランニングに制約を与えないRC造高
層建築物を得られるようにせんとするものであ
る。
構成することにより、中層程度のRC造建築物、
もしくは柱に特殊な補強を施したRC造高層建築
物と同程度のコンクリート量(単位床面積当り)
で、剛性、強度が高く、かつ、外周面の開放性を
確保し、プランニングに制約を与えないRC造高
層建築物を得られるようにせんとするものであ
る。
本発明による高層建築物の躯体構造は、上記問
題点を解決するために、複数の構造物夫々の幅方
向の中央またはほぼ中央箇所に前記幅方向に直交
する方向に沿つたRC造連続耐力壁を有し、それ
ら複数のRC造連続耐力壁の長手方向の一端どう
しを、それら複数のRC造連続耐力壁が平面視で
互いに向きの異なる姿勢に配置する状態で連ね、
前記RC造連続耐力壁の両側夫々に区画室を配設
するという手段を彩用する。
題点を解決するために、複数の構造物夫々の幅方
向の中央またはほぼ中央箇所に前記幅方向に直交
する方向に沿つたRC造連続耐力壁を有し、それ
ら複数のRC造連続耐力壁の長手方向の一端どう
しを、それら複数のRC造連続耐力壁が平面視で
互いに向きの異なる姿勢に配置する状態で連ね、
前記RC造連続耐力壁の両側夫々に区画室を配設
するという手段を彩用する。
つまり、RC造連続耐力壁を中央箇所に平面的
かつ立面的に連続した形状で配置することによ
り、中層程度のRC造建築物、もしくは、柱に特
殊な補強を施したRC造高層建築物と同程度のコ
ンクリート量(単位床面積当り)で、剛性、強度
の十分高いRC造高層建築物の構造体が得られて
いる。更に、方向の異なる連続耐力壁相互を、そ
の端部どうしで連続させ、これらの耐力壁間の力
の流れの連続性を確保することにより生じる相互
補強作用効果により、前記の性能をさらに高める
ことが可能となつている。
かつ立面的に連続した形状で配置することによ
り、中層程度のRC造建築物、もしくは、柱に特
殊な補強を施したRC造高層建築物と同程度のコ
ンクリート量(単位床面積当り)で、剛性、強度
の十分高いRC造高層建築物の構造体が得られて
いる。更に、方向の異なる連続耐力壁相互を、そ
の端部どうしで連続させ、これらの耐力壁間の力
の流れの連続性を確保することにより生じる相互
補強作用効果により、前記の性能をさらに高める
ことが可能となつている。
RC造連続耐力壁を中央箇所に配置するととも
に、それらRC造連続耐力壁の複数個を連ねて、
より長大な構造体を構成することにより生じる耐
力壁間の相互作用効果により、RC造でありなが
ら、そのRC造連続耐力壁に鉛直並びに水平荷重
を効果的に負担させることが可能となり、同時に
地震、風による「揺れ」を小さくすることが可能
となつている。つまり、大きなコンクリート量を
要することなしに極めて剛性、強度が高く、か
つ、耐震性にすぐれた高層建築物を得られるよう
になつた。
に、それらRC造連続耐力壁の複数個を連ねて、
より長大な構造体を構成することにより生じる耐
力壁間の相互作用効果により、RC造でありなが
ら、そのRC造連続耐力壁に鉛直並びに水平荷重
を効果的に負担させることが可能となり、同時に
地震、風による「揺れ」を小さくすることが可能
となつている。つまり、大きなコンクリート量を
要することなしに極めて剛性、強度が高く、か
つ、耐震性にすぐれた高層建築物を得られるよう
になつた。
また、剛性、強度を高めるために断面積の大き
い梁を用いなくても済むようになり、梁型の室内
への出つ張りに起因する使用性能および居住性低
下を回避しやすい利点がある。特に各RC造連続
耐力壁には梁型としての水平方向の突出がないた
め、壁型枠を取外した後に、その壁型枠を解体せ
ずに上方へ抜き出すことができ、壁型枠の取付け
並びに取外しを容易に行えて工期を大幅に短縮で
きる利点がある。
い梁を用いなくても済むようになり、梁型の室内
への出つ張りに起因する使用性能および居住性低
下を回避しやすい利点がある。特に各RC造連続
耐力壁には梁型としての水平方向の突出がないた
め、壁型枠を取外した後に、その壁型枠を解体せ
ずに上方へ抜き出すことができ、壁型枠の取付け
並びに取外しを容易に行えて工期を大幅に短縮で
きる利点がある。
以下、本発明の実施例を例示図に基いて詳述す
る。
る。
平面視形状がほぼ矩形の2つの構造物A,Bと
平面視形状が矩形の1つの構造物Cとを、平面視
において放射状に配設することにより、全体とし
て平面視でY字型構造の高層建築物が構成されて
いる。
平面視形状が矩形の1つの構造物Cとを、平面視
において放射状に配設することにより、全体とし
て平面視でY字型構造の高層建築物が構成されて
いる。
前記3つの構造物A,B,Cは、それらの一辺
を放射方向に沿わせる姿勢で、かつ、放射方向に
直交する幅方向の中央又はほぼ中央箇所を通るそ
れらの中心線を1点で交差させる位置関係で配置
されている。なお、3つの構造物A,B,Cの区
別を容易にするため、以下、ほぼ矩形の構造物
A,Bを第1構造物、第2構造物と称し、残る1
つの構造物Cを第3構造物と称する。
を放射方向に沿わせる姿勢で、かつ、放射方向に
直交する幅方向の中央又はほぼ中央箇所を通るそ
れらの中心線を1点で交差させる位置関係で配置
されている。なお、3つの構造物A,B,Cの区
別を容易にするため、以下、ほぼ矩形の構造物
A,Bを第1構造物、第2構造物と称し、残る1
つの構造物Cを第3構造物と称する。
前記第1、第2及び第3構造物A,B,C夫々
の幅方向の中央またはほぼ中央箇所には、放射方
向に沿つた、つまり、前記中心線上に位置する背
景状のRC造連続耐力壁1(以下単に連続耐力壁
と称する。)が、それらの放射中心側の端どうし
を連ねる状態で配置されている。
の幅方向の中央またはほぼ中央箇所には、放射方
向に沿つた、つまり、前記中心線上に位置する背
景状のRC造連続耐力壁1(以下単に連続耐力壁
と称する。)が、それらの放射中心側の端どうし
を連ねる状態で配置されている。
そして、前記第1及び第2構造物A,Bでは、
それらの連続耐力壁1の両端夫々に助骨状の隔壁
で連続耐力壁1の長手方向で仕切られた複数個の
居住室となる区画室2が配設されており、第3構
造物Cでは、それの連続耐力壁1の両側夫々に前
記第1及び第2構造物A,Bに対して隔壁で区画
された居住室となる区画室2が配設されている。
それらの連続耐力壁1の両端夫々に助骨状の隔壁
で連続耐力壁1の長手方向で仕切られた複数個の
居住室となる区画室2が配設されており、第3構
造物Cでは、それの連続耐力壁1の両側夫々に前
記第1及び第2構造物A,Bに対して隔壁で区画
された居住室となる区画室2が配設されている。
前記隔壁の夫々は、連続耐力壁1に直交する方
向に連ねられたRC造耐力壁3(以下単に耐力壁
と称する。)である。
向に連ねられたRC造耐力壁3(以下単に耐力壁
と称する。)である。
かつ、前記第1構造物Aの奇数階は、平面視に
おいて前記第3構造物Cの連続耐力壁1を含む平
面を対称面として第2構造物Bの偶数階の形状と
ほぼ対称の関係にある形状に構成されており、第
1構造物Aの偶数階は、平面視において前記の平
面を対称面として第2構造物Bの奇数の形状とほ
ぼ対称の関係にある形状に構成されている。
おいて前記第3構造物Cの連続耐力壁1を含む平
面を対称面として第2構造物Bの偶数階の形状と
ほぼ対称の関係にある形状に構成されており、第
1構造物Aの偶数階は、平面視において前記の平
面を対称面として第2構造物Bの奇数の形状とほ
ぼ対称の関係にある形状に構成されている。
そして、第1及び第2構造物A,B夫々におい
ては、背骨状の連続耐力壁1が間仕切壁として構
成され、他方、助骨状の耐力壁3が、隣り合う区
画室2を仕切る戸境壁として構成されている。
ては、背骨状の連続耐力壁1が間仕切壁として構
成され、他方、助骨状の耐力壁3が、隣り合う区
画室2を仕切る戸境壁として構成されている。
前記第3構造物Cにおいては、背骨状の連続耐
力壁1及び助骨状の耐力壁3のいずれもが戸境壁
として構成されている。かつ、この第3構造物C
では、区画室2夫々の中央に位置させて、補強用
の梁4が設けられている。
力壁1及び助骨状の耐力壁3のいずれもが戸境壁
として構成されている。かつ、この第3構造物C
では、区画室2夫々の中央に位置させて、補強用
の梁4が設けられている。
前記第1及び第2構造物A,B夫々のうち間仕
切壁として構成される背骨状の連続耐力壁1に
は、区画室2どうしにわたる大小の開口5,6が
設けられている。
切壁として構成される背骨状の連続耐力壁1に
は、区画室2どうしにわたる大小の開口5,6が
設けられている。
第2図に示すように、前記第1構造物Aにおけ
る各階の開口5,6のうち奇数階のものは、同一
のパターンで配置されており、偶数階のものは、
前記奇数階のパターンとは異なるパターンで配置
されている。かつ、前記第2構造物Bにおける各
階の開口5,6のうち奇数階のものは、前記第3
構造物Cの連続耐力壁1を含む平面を対称面とし
て前記第1構造物Aの偶数階のパターンとほぼ対
称の関係にあるパターンで配置されており、偶数
階のものは、前記平面と対称面として第1構造物
Aの奇数階のパターンとほぼ対称の関係にあるパ
ターンで配置されている。つまり、連続耐力壁
1,1に対する大型型枠として奇数階用のものと
偶数階用のものとを用意しておき、それらを第1
構造物Aと第2構造物Bとに交互に転用しながら
能率良く構築できるように構成されている。
る各階の開口5,6のうち奇数階のものは、同一
のパターンで配置されており、偶数階のものは、
前記奇数階のパターンとは異なるパターンで配置
されている。かつ、前記第2構造物Bにおける各
階の開口5,6のうち奇数階のものは、前記第3
構造物Cの連続耐力壁1を含む平面を対称面とし
て前記第1構造物Aの偶数階のパターンとほぼ対
称の関係にあるパターンで配置されており、偶数
階のものは、前記平面と対称面として第1構造物
Aの奇数階のパターンとほぼ対称の関係にあるパ
ターンで配置されている。つまり、連続耐力壁
1,1に対する大型型枠として奇数階用のものと
偶数階用のものとを用意しておき、それらを第1
構造物Aと第2構造物Bとに交互に転用しながら
能率良く構築できるように構成されている。
前記開口5,6は、奇数階と偶数階とで、平面
視で重複しないように配置され、開口5,6に起
因して強度、剛性を大きく低下することの無いよ
うに構成されている。
視で重複しないように配置され、開口5,6に起
因して強度、剛性を大きく低下することの無いよ
うに構成されている。
前記連続耐力壁1…及び耐力壁3…の端部に柱
7を配置し、これら連続耐力壁1…及び耐力壁3
…の曲げ強度、せん断強度、剛性を高めている。
また、梁4,4夫々の端部に、柱7が設けられ、
建物外周に設けられたこれら柱7と、第1、第2
および第3構造物A,B,C夫々の突出両端角部
に配置した柱8…は、主として鉛直方向の荷重の
一部を分担するように構成されている。
7を配置し、これら連続耐力壁1…及び耐力壁3
…の曲げ強度、せん断強度、剛性を高めている。
また、梁4,4夫々の端部に、柱7が設けられ、
建物外周に設けられたこれら柱7と、第1、第2
および第3構造物A,B,C夫々の突出両端角部
に配置した柱8…は、主として鉛直方向の荷重の
一部を分担するように構成されている。
建物外周には、そのほぼ全周にわたつてバルコ
ニー9が設けられ、全住戸において採光性良好に
構成されている。
ニー9が設けられ、全住戸において採光性良好に
構成されている。
このY字形構造の実施例によれば、3方に突出
された連続耐力壁1,1,1が相互に補強支持し
合い、地震や風揺れなど、水平方向での剛性、強
度を十分に高めることができる。また、第1構造
物Aと第2構造物Bとの交角が90度に構成されて
おり、第3構造物Cの突出方向を南向きにして構
築することにより、全住戸に対する採光性を良好
にしながら、隣接建物に対する日影範囲を極力減
少できるように構成されている。
された連続耐力壁1,1,1が相互に補強支持し
合い、地震や風揺れなど、水平方向での剛性、強
度を十分に高めることができる。また、第1構造
物Aと第2構造物Bとの交角が90度に構成されて
おり、第3構造物Cの突出方向を南向きにして構
築することにより、全住戸に対する採光性を良好
にしながら、隣接建物に対する日影範囲を極力減
少できるように構成されている。
次に、上記建築物の施工手順を、第1構造物A
を例にして説明する。
を例にして説明する。
(1) 鉄筋組立(第3図のイ参照)
スミ出し後に、背骨状の連続耐力壁1、及
び、助骨状の耐力壁3,3夫々に対応させて鉄
筋10…を組立てるとともに柱筋7a…を組立
てる。
び、助骨状の耐力壁3,3夫々に対応させて鉄
筋10…を組立てるとともに柱筋7a…を組立
てる。
(2) 型枠設置(第3図のロ参照)
背骨状の連続耐力壁1に対して、開口11を
備えた大型の第1壁型枠12…を設置するとと
もに、助骨状の耐力壁3,3に対して大型の第
2壁型枠13…を設置する。この時、前記開口
11の周部上方に対応する箇所では、適宜梁筋
が組立てられ、開口11の周部に型枠14…が
取付けられるとともに、その上側型枠14に対
して支保工15…が設置される。
備えた大型の第1壁型枠12…を設置するとと
もに、助骨状の耐力壁3,3に対して大型の第
2壁型枠13…を設置する。この時、前記開口
11の周部上方に対応する箇所では、適宜梁筋
が組立てられ、開口11の周部に型枠14…が
取付けられるとともに、その上側型枠14に対
して支保工15…が設置される。
(3) 耐力壁構築(第3図ハ参照)
上記型枠12,13,14…内に所定レベル
までコンクリートを打設するとともに養生固化
させた後、支保工15…及び開口11用の型枠
14…を撤去し、かつ、第1及び第2壁型枠1
2…,13…を、クレーン吊下げなどにより上
方へ抜き出して撤去し、所定高さまで耐力壁を
構築する。前記第1及び第2壁型枠12…,1
3…夫々は、上階並びに第2構造物B夫々に逐
次転用される。
までコンクリートを打設するとともに養生固化
させた後、支保工15…及び開口11用の型枠
14…を撤去し、かつ、第1及び第2壁型枠1
2…,13…を、クレーン吊下げなどにより上
方へ抜き出して撤去し、所定高さまで耐力壁を
構築する。前記第1及び第2壁型枠12…,1
3…夫々は、上階並びに第2構造物B夫々に逐
次転用される。
(4) 床板敷込み(第3図のニ及び第4図参照)
前記連続耐力壁1及び耐力壁3並びに柱7
…,8…夫々の上部と、バルコニー9側の梁部
16とにわたつてオムニア板17…を敷込むと
ともに、軽量化用のボイド18…を敷込み、か
つ、バルコニー9に対する受架台19…を設置
するとともにバルコニー用オムニア板20を敷
込み、しかる後に支保工21…を設置する。
…,8…夫々の上部と、バルコニー9側の梁部
16とにわたつてオムニア板17…を敷込むと
ともに、軽量化用のボイド18…を敷込み、か
つ、バルコニー9に対する受架台19…を設置
するとともにバルコニー用オムニア板20を敷
込み、しかる後に支保工21…を設置する。
(5) 床構築(第3図のホ参照)
上記オムニア板17…、ボイド18…及びバ
ルコニー用オムニア板20上にコンクリートを
打設するとともに養生固化させた後、支保工2
1…を撤去して床を構築する。
ルコニー用オムニア板20上にコンクリートを
打設するとともに養生固化させた後、支保工2
1…を撤去して床を構築する。
以上の工程を繰り返し、所定階層の高層建築物
を構築するのである。なお、第3構造物Cにおい
ては、補強用の梁4があるために、上記手順と多
少異なるが、ほぼ同様にして構築されるものであ
る。
を構築するのである。なお、第3構造物Cにおい
ては、補強用の梁4があるために、上記手順と多
少異なるが、ほぼ同様にして構築されるものであ
る。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は全体横
断面図、第2図は第1図の−線矢視方向に見
たRC造連続耐力壁の概略正面図、第3図のイな
いしホは、夫々旋工手順を説明するための要部の
断面図、第4図は第3図のニの−線概略矢視
図である。 1……RC造連続耐力壁、2……区画室、3…
…RC造耐力壁。
断面図、第2図は第1図の−線矢視方向に見
たRC造連続耐力壁の概略正面図、第3図のイな
いしホは、夫々旋工手順を説明するための要部の
断面図、第4図は第3図のニの−線概略矢視
図である。 1……RC造連続耐力壁、2……区画室、3…
…RC造耐力壁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の構造物夫々の幅方向の中央またはほぼ
中央箇所に前記幅方向に直交する方向に沿つた
RC造連続耐力壁1を有し、それら複数のRC造連
続耐力壁1の長手方向の一端どうしを、それら複
数のRC造連続耐力壁1が平面視で互いに向きの
異なる姿勢に配置する状態で連ね、前記RC造連
続耐力壁1の両側夫々に区画室2を配設してある
高層建築物の躯体構造。 2 前記RC造連続耐力壁1の3つが平面視でY
字形に配置する状態で連ねられている特許請求の
範囲第1項に記載の高層建築物の躯体構造。 3 前記区画室2が、前記RC造連続耐力壁1に
直交する方向に連なる戸境用のRC造耐力壁3に
よりRC造連続耐力壁1の長手方向で仕切られた
複数のものである特許請求の範囲第1項または第
2項に記載の高層建築物の躯体構造。 4 前記RC造連続耐力壁1が間仕切壁である特
許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記
載の高層建築物の躯体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10137784A JPS60246961A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 高層建築物の躯体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10137784A JPS60246961A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 高層建築物の躯体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60246961A JPS60246961A (ja) | 1985-12-06 |
JPH0222188B2 true JPH0222188B2 (ja) | 1990-05-17 |
Family
ID=14299105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10137784A Granted JPS60246961A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 高層建築物の躯体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60246961A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6117674A (ja) * | 1984-07-03 | 1986-01-25 | 清水建設株式会社 | 建物の構造 |
-
1984
- 1984-05-18 JP JP10137784A patent/JPS60246961A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60246961A (ja) | 1985-12-06 |
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