JPH02221753A - 車両用途に適する歯車 - Google Patents

車両用途に適する歯車

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JPH02221753A
JPH02221753A JP2007265A JP726590A JPH02221753A JP H02221753 A JPH02221753 A JP H02221753A JP 2007265 A JP2007265 A JP 2007265A JP 726590 A JP726590 A JP 726590A JP H02221753 A JPH02221753 A JP H02221753A
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JP
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annular wall
tooth
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gear
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JP2007265A
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Klaus Kurt Bytzek
クラウス クリト ビツツェク
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730143 ONTARIO Inc
730144 ONTARIO Inc
TESMA HOLDINGS Inc
Ontario Inc
Litens Automotive Inc
Original Assignee
730143 ONTARIO Inc
730144 ONTARIO Inc
TESMA HOLDINGS Inc
Ontario Inc
Litens Automotive Inc
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/02Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion
    • F16H1/20Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving more than two intermeshing members
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D53/00Making other particular articles
    • B21D53/26Making other particular articles wheels or the like
    • B21D53/28Making other particular articles wheels or the like gear wheels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/02Toothed members; Worms
    • F16H55/17Toothed wheels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/32Friction members
    • F16H55/36Pulleys
    • F16H55/44Sheet-metal pulleys

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は歯車、特に車両用途に通した歯車に関する。
本発明は特に、車両に使用される比較的大きな歯車に適
用することができ、その主な例としてスタータ用歯車が
挙げられる。車両に使用するためには、スタータ用歯車
のような歯車は、経済性の成り立つ大量生産により生産
されることが可能でなければならない。本発明の適用が
意図される他の歯車として、タイミングベルト用滑車や
変速歯車や鎖歯車(オートバイ)などがある。
〔従来の技術〕
米国においては最近、車両に使用されるスタータ用歯車
は歯切り技術によって生産されている。
その一部は単一の円形鋳鉄板から単に切削されるが、大
半は溶接された組体から切削される。金属を初めの形状
から最終形状へ変形させることによって、特に冷開成形
によって、金属製品を生産することは、初めの形状の金
属から切削加工または除去加工によって生産するよりも
、本質的にコスト有効度が高いと長い間認識されてきた
。特に、材料費がかなり高い地域において、このように
認識されてきた。
円形の金属板素材から、切削よりむしろ金属変形によっ
て歯部が形成されるような方法によって、車両に使用さ
れるスタータ用歯車や他の同様の歯車(たとえばタイミ
ングベルト用滑車)を形成するために、多くの努力が過
去に払われてきた。
米国特許明細書筒2,654,944号は、この観点で
の初期の提案を示している。この米国特許明細書におい
て、円形の素材は外方縁部を有し、この外方縁部は軸方
向に延在するフランジを形成する。
それから、フランジを有する素材は型の中に置かれ、型
プランジャはフランジの自由端部と係合するように軸方
向に移動され、その結果、型プランジャは、金属材料が
歯部を形成するように型の中へ半径方向へ向かって流れ
込むようにしながら、フランジの自由端部を軸方向に圧
縮する。この操作は熱開成形の操作である。
米国特許明細書筒3,745.851号は、円形の金属
板素材を使用し、素材の周辺部に工具を接触させて、素
材内に歯部を完全な冷間成形により形成することを開示
している。出来上がった歯車において、歯部の縁の輪郭
は、素材の対向する表面から外方へ延在する。
米国特許明細書筒3,796,085号は、円形の金属
板素材を使用し、最初に素材の外周部に沿って軸方向の
フランジが素材内に形成され、それから軸方向のフラン
ジに歯構造が形成されることを開示している。
米国特許明細書筒4,131,032号は、前記米国特
許明細書筒3,796,085号に開示された歯車と同
様の歯車を含む合成歯車を開示しており、歯付きフラン
ジの自由端部と歯車のハブ構造との間に補強板が付加さ
れている。出願人が知る限りでは、前記の四つの米国特
許明細書に開示されている構造の内でどれもが、米国の
車両工業においてあまり使用されていない。
西独特許第3,712.123号(D E 3,712
,123)は、軸方向のフランジを有する素材から構成
され、このフランジに特定の歯構造が形成される歯車を
開示しており、この特許は最近欧州の車両市場において
使用されている。この特許の配置は、前述の冷間成形さ
れる歯付きフランジのすべてと同様であり、歯部には外
方のクレスト面とトラフ面と側面とが連続して形成され
るが、各歯の少なくとも一つの端部は開いている。
[発明が解決しようとする課題] 歯付きフランジの開いた自由端部における正弦曲線状の
形状は、構造の強度を高めるのに寄与するが、また、金
属破壊が最も起こりやすい領域を歯車に与える。このよ
うな構造においては、加工前の材料を形成する円形金属
板素材の厚さを増すことにより、より高い強度が得られ
るという状況になる。金属板の厚さを増加させることは
、明らかにコストを高めることになる。従って、コスト
有効性の観点から、加工前の厚さがより薄い金属板本体
を使いながら、相応の強度と作動性能とを有する歯構造
を経済的に形成することが必要である。
〔課題を解決するための手段および作用]本発明の目的
は、車両用途に適する歯車をより高いコスト有効性で提
供して、前述の必要性を満たすことにある。本発明の原
理によれば、この目的は、車両用途に適した以下に記載
する歯車を提供することにより達成され、この歯車は全
体的に円形をなす金属板本体を具備し、円形の金属板本
体は外方自由端縁部を有し、外方自由端縁部は環状に曲
げられて、その結果最初に、(1)全体的に半径方向外
方に延在し環状壁部を画定する第1の歯端部と、(2)
全体的に軸方向に延在し環状壁部を画定する歯中央部と
、(3)全体的に半径方向内方に延在し環状壁部を画定
する第2の歯端部とが設けられる。この環状壁部を画定
する歯は、一連の環状に間隔を隔てられ半径方向内方に
延在するくぼみ部を有し、これらのくぼみ部は金属変形
により形成され、その結果最終的に一連の規則的に生成
される歯部が形成され、これらの歯部には、外方トラフ
面と側面とクレスト面と第1および第2閉端面とが連続
して与えられる。歯部の外方トラフ面と側面とクレスト
面とは、環状壁部を画定する歯中央部の金属板によって
形成され、がっ、歯部の第1および第2閉端面は、環状
壁部を画定する第1および第2の歯端部の金属板によっ
て形成される。
従来は開いていた歯端部を閉じることによって、加工前
の円形の金属板本体の厚さを増すことを必要とせずに、
歯構造の最小強度特性を高めることが可能である。歯部
の開いていた端部を閉じることによって、従来は強度が
かなり一様でなかった構造が、より一様な強度のものに
なる。最小の強度が加工前の円形の金属板本体の厚さに
よって決まり、かつ強度の非一様性がある場合には、非
一様な強度の中の一番弱い領域で必要とされる強度を得
るのに十分なだけの厚さを提供するという要件は、非一
様な強度の中の残りの領域において過剰な強度を提供す
る結果になることが、注目されてきた。実際に、より一
様な強度が与えられることにより、従来必要とされた厚
さよりも薄い加工前の厚さの円形の金属板本体を使って
、全体に渡る十分な強度が得られることがわかった。本
発明において考えられるような車両用途においては、1
0%だけの材料節約でさえも、大量生産される歯車のコ
スト有効性を大いに高めることができる。
本発明のもう一つの目的は、構造が簡単で、かつ作動が
効果的で、かつ経済的に製造できる、車両用途に適する
歯車を提供することにある。
本発明のこれらの目的および他の諸口的は、以下の詳細
な説明と請求項とによってより明白になるであろう。
本発明は、実施例が図示されている添付図面を参照する
ことにより、最もよく理解されるであろう。
〔実施例] さて、第1図から第5図までを特に参照すると、その全
体を参照符号lOによって表わす車両用途に適した型式
のスタータ用歯車の好ましい実施例が示されており、こ
れは本発明の原理を具体的に表現している。第1図から
第5図までに示されるように、スクータ用歯車の形をと
っているこの歯車は、本質的に、その全体を参照符号1
2によって表わす円形の金属板本体を具備する。第1図
から第5図までに示されるように、円形金属板本体12
は中央開口部14を具備し、この中央開口部14はその
周囲に環状に間隔を隔てた一連の開口部16を有し、中
央開口部14および開口部群16は、円形金属板本体1
2の中央部分を何らかの公知の構造の適切なハブ構造に
連結させることを可能ならしめる。ハブ構造は図示しな
いが、このハブ構造は本発明の一部を形成するものでは
なく、本発明は特に、その全体を参照符号1日によって
表わす外周歯構造または外方自由端縁部に関し、この外
周歯構造18は、円形金属板本体12の外周部に沿って
形成される。第1図および第2図に最もよく示されるよ
うに、円形金属板本体12は最初は平坦な状態で与えら
れ、この円形金属板本体12の外方自由端縁部は、金属
成形を施される外周歯構造18に対応し、且つ環状に曲
げられて、その結果最初に、全体的に半径方向外方に延
在して環状壁部を画定する第1の歯端部20(以下、第
1環状壁部画定歯端部と称する。)と、全体的・に軸方
向に延在して環状壁部を画定する南中央部22(以下、
環状壁部固定歯中央部と称する。)と、全体的に半径方
向内方に延在して環状壁部を画定する第2の歯端部24
(以下、第2環状壁部画定歯端部と称する。)とが設け
られる。好ましい実施例においてはまた、全体的に軸方
向に延在する自由端の環状壁部26が最初に設けられる
ように、外方自由端縁部18は環状に曲げられる。
第1図から第5図までに示される実施例において、第1
環状壁部画定歯端部20は、円形金属板本体12の残り
の部分と面一になっている。環状壁部固定歯中央部22
は、全体的に円筒形状をなし、且つ、その両端において
、折曲部28および30を介して、第1および第2の環
状壁部画定歯端部20および24に結合されている。好
ましい実施例に示されているように、自由端の環状壁部
26は、これもまた全体的に円筒形状をなし、その−端
において、折曲部32を介して第2環状壁部画定歯端部
24に結合されている。自由端の環状壁部26は自由端
34で終わっており、この自由端34は第1環状壁部画
定歯端部20に隣接して配置されることは注目されるべ
きである。また第1図および第2図に示される好ましい
態様において、自由端の環状壁部26は、環状壁部固定
歯中央部22と全体的に同じ広がりを有し、環状壁部固
定歯中央部22とほぼ当接するように配置されることは
注目されるべきである。
環状壁部を画定する各部分20,22.24及び26と
、これらの各部分を相互に連結させる折曲部28.30
及び32とが設けられるように外方自由端縁部18を環
状に曲げるため、何らかの周知の機械および手順が利用
できることは理解される所である。たとえばこの環状曲
げ加工は、在来のスピニング機械又は転造機械により達
成されることができる。
第1図および第2図に示され且つ前述した方法により円
形金属板本体12が環状に曲げられた後、環状壁部を画
定する第1歯端部20と南中央部22と第2歯端部24
とには、環状壁部に形成される一連の環状に間隔を隔て
られ半径方向内方に延在するくぼみ部が金属変形により
与えられ、その結果、最終的にはこれらのくぼみ部の間
に一連の規則的に生成される歯部が形成され、これらの
歯部には、外方トラフ面36と側面38とクレスト面4
0と第1閉端面42と第2閉端面44とが連続して与え
られる。ここにおいても、これらのくぼみ部を形成する
ための機械は公知である。好ましくは、くぼみ部を連続
的に成形するために連続的なハンマーによるような打撃
を加える型式の機械が良い。
歯部の外方トラフ面36と側面38とクレスト面40と
は、環状壁部固定歯中央部22の金属板によって形成さ
れ、一方、歯部の第1及び第2閉端面42及び44はそ
れぞれ、環状壁部を画定する第1及び第2歯端部20及
び24の金属板によって形成されることは注目されるべ
きである。これらの歯部は各端部において本質的に3次
元形状に形成され、有効な強度と強度の一様性とが外周
歯構造1日に与えられる。好ましい実施例において、自
由端の環状壁部26は、外周歯構造1日に補強強度を与
えミしかもユニット内に塵や泥がたまるような領域を形
成することなく、補強強度を与えることができる。前記
西独特許筒3,712.123号に開示されている型式
の商業化されたユニットに使用されている厚さ3Mと比
べて、円形金属板本体12の典型的な初めの厚さは2.
5 mmである。
第6図から第29図までは、外方自由端縁部18が初め
に環状に曲げられ、その後、歯部を形成する半径方向内
方のくぼみ部が外方自由端縁部18に形成されることが
できる種々の異なる形状を例示している。連続する3個
の図の各組は、一つの変更例または異なる実施例を示し
ており、ここで対応する部品は、第1図から第5図まで
の好ましい実施例を説明するのに用いられた参照番号に
対応する参照番号によって示され、この際に8組の連続
する図のために1から始まり8まで続く先行桁番号を用
いる。
第6図から第8図までに示される構造は円形金属板本体
112を具備し、この円形金属板本体112は外方自由
端縁部118を有し、この外方自由端縁部118は第1
環状壁部画定歯端部120が設けられるように環状に曲
げられ、この第1環状壁部画定歯端部120は、好まし
い実施例の対応する第1環状壁部画定歯端部20と同様
に、円形金属板本体112の残りの部分に対し全体的に
面一状態になっている。第1環状壁部画定歯端部120
は、折曲部128を介するようにして、全体的に円筒形
状をなす環状壁部固定歯中央部122と一体的に結合さ
れ、次に、環状壁部固定歯中央部122は、折曲部13
0を介するようにして、第2環状壁部画定歯端部124
と内方へ向かって結合され、第2環状壁部画定歯端部1
24は前述のように、第1環状壁部画定歯端部120に
対し全体的に平行をなす。図示されるように、第2環状
壁部画定歯端部124は、好ましい実施例での対応する
第2環状壁部画定歯端部24の半径方向内方への延出長
さよりも大きく、半径方向内方へ延出する。また、環状
壁部を画定する第1歯端部120と歯中央部122と第
2歯端部124の中に一連の歯部を画定するように後か
ら形成されるくぼみ部の半径方向内方への延出長さより
も、第2環状壁部画定歯端部124は大きいように図示
しである。第2環状壁部画定歯端部124のこの半径方
向内方への延出は、半径方向内方へ延在して自由端13
4で終わる自由端の環状壁部126とみなすことができ
る。前述の実施例の場合と同様に、くぼみ部の形成によ
って画定される歯部はそれぞれ、対応する外方トラフ面
136と側面138とクレスト面140と第1閉端面1
42と第2閉端面144とを有する。この実施例の配置
は、好ましい実施例よりも少ない金属量の使用で済み、
また、各端部において3次元的な構造を有する歯部がや
はり設けられる。この実施例の不利な点は、歯構造の内
部が開いており破片屑が入る点にある。
また第9図から第11図までは、本発明の企図の範囲内
のもう一つの変更例を示す。本質的に、第9図から第1
1図までに示す実施例は、第1の実施例に設けられてい
る環状壁部のすべての部分が設けられるが、好ましい実
施例の第2環状壁部画定歯端部24に比較して、この場
合の第2環状壁部画定歯端部224は長く延びている点
が異なる。
その結果、初期状態において、軸方向に延在する自由端
の環状壁部226は、環状壁部固定歯中央部222に対
して間隔を隔てた関係で配置される。
また第12図から第14図まではもう一つの変更例を示
し、この変更例は、第1図から第5図までの好ましい実
施例と第9図から第11図までの実施例の両方に類偵し
ている。第12図から第14図までに示されるように、
自由端の環状壁部またはフランジ326はやはり円筒形
状をなすが、第2環状壁部画定歯端部324から、環状
壁部固定歯中央部322が延在する方向と反対の方向へ
向かって軸方向に延出する。このように第12図から第
14図までに示す実施例は、軸方向外方へ延在するフラ
ンジ326を有し、このフランジ326は所定の設備へ
の装着機能を提供する。
このように以上に記載した実施例のすべてにおいて、最
初に、環状壁部を画定する第1歯端部と歯中央部と第2
歯端部とは、くぼみ部を形成して歯部を画定するために
半径方向内方への金属変形のみを必要とするような形状
に形成されることが。
好ましい。第15図から第17図までは、外方自由端縁
部418の環状的げはまた、その隣接する環状部分まで
延在せしめられることができ、この環状部分は、内側環
状壁部446を設けるように環状に曲げられる構造を示
す。第15図はまた、環状壁部を画定する第1歯端部4
20と歯中央部422と第2歯端部424とは、その全
体的な延在方向において直線的な延在部を有する必要が
ないことを示している。このように第15図に示される
配置において、内側環状壁部446は、全体的に軸方向
に延在するが、この延在は弧に沿うように形成される。
同様に、第1環状壁部画定歯端部420は同様に弧状の
形状をなすが、全体的に半径方向外方へ延在する。同様
に、環状壁部固定歯中央部422は弧状の形状をなすが
、また全体的に軸方向に延在する。さらに、第2環状壁
部画定歯端部424は全体的に半径方向外方へ延在する
が、弧状の形状をなす。最後に、自由端の環状壁部42
6は全体的に軸方向に延在するが、同様に弧状の形状を
なすことは注目されるべきである。第15図に示される
ように、環状壁部の全体は、一つの部分から次の部分へ
の滑らかで丸まった移行をもたらすので、従って、円形
金属板本体412の環状曲げ部分の全体的な初期状態は
、ループ構造を形成する。第16図および第17図は、
くぼみ部がループ構造に対して半径方向内方へ形成され
る時に、環状壁部画定歯中央部422の全体的に弧状の
形状は、軸方向に直線的な形状に変化せしめられ、そこ
において外方トラフ面436と側面438とクレスト面
440とは、好ましい実施例の初期構造によって設けら
れる形状と同じ形状をなすことを開示している。この実
施例においてもまた、成形を完成された外周歯構造41
8は閉じた両端部を有し、前述の望ましい強度特性がも
たらされることは注目されるべきである。
第18図から第20図までに示す変更例は本質的に、第
15図の円形ループ構造の変更例である。
この場合の最初の配置は本質的に軸方向に平坦化された
ループをなし、このループ構造において、内側環状壁部
546は勾配形状をなし、且つ、環状壁部画定歯中央部
522は倒置U字形状をなす。この場合もまた、環状壁
部画定歯中央部522は、くぼみ部を形成する間にまっ
すぐに伸ばされるので、従って、歯部の輪郭は、他の実
施例の場合よりも狭い幅であるが横方向において直線形
状をなす。
第21図から第23図までに示される実施例は、第2環
状壁部画定歯端部624が自由端で終わっており、追加
の自由端の環状壁部のような物を設けない初期構造を有
する。この実施例の配置において、内側環状壁部646
は、全体的に円筒形状をなし、かつ、折曲部648を介
して第1環状壁部画定歯端部620と結合され、また折
曲部650を介して円形金属板本体612の残りの部分
と結合される。
内側環状壁部646は、環状壁部画定歯中央部622と
全体的に同じ広がりを有し、かつ、環状壁部画定歯中央
部622に全体的に当接するように配置され、折曲部6
50は、第2環状壁部画定歯端部624に隣接して当接
するように配置される。
第24図から第26図までに示される実施例は、第21
図から第23図までの実施例と類似しているが、内側環
状壁部746が環状壁部画定歯中央部722の半分の長
さだけ軸方向に延在している点が異なる。折曲部750
は、環状壁部を画定する第1歯端部720と第2歯端部
724とから、それぞれほぼ等しい間隔を隔てて位置さ
れる。この型式の配置は特にタイミングベルト用滑車へ
の適用において有用であり、この場合、タイミングベル
トによる力は半径方向内方へ伝達される。
第27図から第29図までに示す実施例は、第24図か
ら第26図までに示した構造の変更例であり、この変更
例では、円筒形状をなす自由端の環状壁部826が、折
曲部832を介して第2環状壁部画定歯端部824と結
合される。
以上の説明から、本発明の諸口的が完全に且つ効果的に
達成されていることが理解されるであろう。しかしなが
ら、前述の好ましい特定の諸実施例は、本発明のために
図示されまた説明されたものであり、その原理から逸脱
することなく変更され得ることが理解されるであろう。
従って本発明は、特許請求の範囲に記載された精神と範
囲を逸脱しないすべての変更例を含む。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の原理に係わり、好ましい初期形状に
環状に曲げられた外方自由歯縁部を有する、円形の金属
板本体の部分側面図であり、第2図は第1図の線2−2
についての断面図、第3図は、金属板本体上に一連の外
歯を有する好ましい最終形状を示す第1図と同様の部分
図、第4図は第3図の線4−4についての部分断面図、 第5図は第3図の線5−5についての部分断面図、 第6図、第7図および第8図は本発明のもう一つの実施
例を示す第2図、第3図および第4図と同様の図、 第9図、第10図および第11図は本発明のもう一つの
実施例を示す第2図、第3図および第4図と同様の図、 第12図、第13図および第14図は本発明のもう一つ
の実施例を示す第2図、第3図および第4図と同様の図
、 第15図、第16図および第17図は本発明のもう一つ
の実施例を示す第2図、第3図および第4図と同様の図
、 第18図、第19図および第20図は本発明のもう一つ
の実施例を示す第2図、第3図および第4図と同様の図
、 第21図、第22図および第23図は本発明のもう一つ
の実施例を示す第2図、第3図および第4図と同様の図
、 第24図、第25図および第26図は本発明のもう一つ
の実施例を示す第2図、第3図および第4図と同様の図
、 第27図、第28図および第29図は本発明のもう一つ
の実施例を示す第2図、第3図および第4図と同様の図
である。 12・・・円形の金属板本体、 1日・・・外方自由端縁部(外周歯構造)、20・・・
環状壁部を画定する第1の歯端部、22・・・環状壁部
を画定する菌中央部、24・・・環状壁部を画定する第
2の歯端部、26・・・自由端の環状壁部、 2B、30.32・・・折曲部、   34・・・自由
端、36・・・外方トラフ面、 38・・・側面、40
・・・クレスト面、  42・・・第1閉端面、44・
・・第2閉端面、  446・・・内側環状壁部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、車両用途に適する歯車であって、 全体的に円形の金属板本体を具備し、この円形の金属板
    本体は外方自由端縁部を有し、この外方自由端縁部は環
    状に曲げられて、その結果最初に、(a)全体的に半径
    方向外方に延在し環状壁部を画定する第1の歯端部と、
    (b)全体的に軸方向に延在し環状壁部を画定する歯中
    央部と、(c)全体的に半径方向内方に延在し環状壁部
    を画定する第2の歯端部とが設けられ、 前記の環状壁部を画定する第1の歯端部と歯中央部と第
    2の歯端部とは、一連の環状に間隔を隔てられ半径方向
    内方に延在するくぼみ部を有し、これらのくぼみ部は金
    属変形により形成され、その結果最終的に一連の規則的
    に生成される歯部が形成され、これらの歯部には、外方
    トラフ面と側面とクレスト面と第1および第2閉端面と
    が連続して与えられ、 前記歯部の外方トラフ面と側面とクレスト面とは、前記
    環状壁部を画定する歯中央部の金属板によって形成され
    、 前記歯部の第1および第2閉端面は、前記環状壁部を画
    定する第1および第2の歯端部の金属板によって形成さ
    れる、車両用途に適する歯車。 2、前記環状部分はさらに環状に曲げられ、その結果最
    初に、(d)全体的に軸方向に延在する自由端の環状壁
    部が設けられる請求項1記載の歯車。 3、前記環状壁部を画定する歯中央部は初め、全体的に
    円筒形状をなし、その両端において折曲部を介して、前
    記環状壁部を画定する第1および第2の歯端部に結合さ
    れる請求項2記載の歯車。 4、前記自由端の環状壁部は初め、全体的に円筒形状を
    なし、折曲部を介して、前記環状壁部を画定する第2の
    歯端部に結合される請求項3記載の歯車。 5、前記自由端の環状壁部は初め、前記環状壁部を画定
    する第2の歯端部との結合をなす折曲部から、軸方向に
    延在し、この延在の方向は、前記環状壁部を画定する歯
    中央部が、前記環状壁部を画定する第2の歯端部との結
    合をなす折曲部から初めに軸方向に延在する方向と反対
    の方向をなす請求項4記載の歯車。 6、前記自由端の環状壁部は初め、前記環状壁部を画定
    する第2の歯端部との結合をなす折曲部から、軸方向に
    延在し、この延在の方向は、前記環状壁部を画定する歯
    中央部が、前記環状壁部を画定する第2の歯端部との結
    合をなす折曲部から初めに軸方向に延在する方向と同じ
    方向をなす請求項4記載の歯車。 7、前記環状壁部を画定する歯中央部は初め、前記自由
    端の環状壁部に対して、間隔を隔ててほぼ同じ広がりを
    持つ関係に配置される請求項6記載の歯車。 8、前記環状壁部を画定する歯中央部は初め、前記自由
    端の環状壁部に対して、ほぼ同じ広がりを持ち、且つほ
    ぼ当接する関係に配置される請求項6記載の歯車。 9、前記円形の金属板本体の前記外方自由端縁部に隣接
    する内側環状部分は、環状に曲げられ、その結果初めに
    、全体的に軸方向に延在する内側環状壁部が設けられる
    請求項2記載の歯車。 10、前記内側環状壁部は初め、全体的に円筒形状をな
    し、その両端において折曲部を介して、前記環状壁部を
    画定する第1の歯端部と、前記円形の金属板本体とに結
    合される請求項9記載の歯車。 11、前記内側環状壁部と前記円形の金属板本体とを結
    合する折曲部は、環状壁部を画定する各歯端部からそれ
    ぞれ、ほぼ等しい間隔を隔てて位置される請求項10記
    載の歯車。 12、前記内側環状壁部と、前記環状壁部を画定する第
    1の歯端部と、前記環状壁部を画定する歯中央部と、前
    記環状壁部を画定する第2の歯端部と、前記自由端の環
    状壁部とは、初めに、滑らかに丸まったループ構造をな
    す請求項9記載の歯車。 13、前記内側環状壁部と、前記環状壁部を画定する第
    1の歯端部と、前記環状壁部を画定する歯中央部と、前
    記環状壁部を画定する第2の歯端部と、前記自由端の環
    状壁部とは、初めに、半径方向に平坦化されたループ構
    造をなす請求項9記載の歯車。 14、前記環状壁部を画定する第1の歯端部と、前記環
    状壁部を画定する歯中央部と、前記環状壁部を画定する
    第2の歯端部とは、初めに、軸方向に平坦化されたルー
    プ構造をなす請求項1記載の歯車。 15、前記環状壁部を画定する歯中央部は初め、全体的
    に円筒形状をなし、その両端において折曲部を介して、
    前記環状壁部を画定する第1および第2の歯端部に結合
    される請求項1記載の歯車。 16、前記環状壁部を画定する第1の歯端部は初め、前
    記円形の金属板本体の前記外方自由端縁部に隣接する環
    状部分と面一をなす請求項15記載の歯車。 17、前記環状壁部を画定する第2の歯端部は、自由端
    で終わっている請求項16記載の歯車。 18、前記円形の金属板本体の前記外方自由端縁部に隣
    接する内側環状部分は、環状に曲げられ、その結果初め
    に、全体的に軸方向に延在する内側環状壁部が設けられ
    、前記内側環状壁部は初め、全体的に円筒形状をなし、
    その両端において折曲部を介して、前記環状壁部を画定
    する第1の歯端部と、前記円形の金属板本体とに結合さ
    れ、前記環状壁部を画定する第1の歯端部は初め、前記
    円形の金属板本体の前記外方自由端縁部に隣接する環状
    部分と面一をなす請求項15記載の歯車。 19、前記内側環状壁部と前記円形の金属板本体とを結
    合する折曲部は、環状壁部を画定する各歯端部からそれ
    ぞれ、ほぼ等しい間隔を隔てて位置される請求項18記
    載の歯車。 20、前記内側環状壁部と前記円形の金属板本体とを結
    合する折曲部は、前記環状壁部を画定する第2の歯端部
    に隣接して配置される請求項18記載の歯車。
JP2007265A 1989-01-18 1990-01-18 車両用途に適する歯車 Pending JPH02221753A (ja)

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AU4786890A (en) 1990-07-26
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