JPH02221335A - 溶融金属精製方法及び装置 - Google Patents

溶融金属精製方法及び装置

Info

Publication number
JPH02221335A
JPH02221335A JP1332496A JP33249689A JPH02221335A JP H02221335 A JPH02221335 A JP H02221335A JP 1332496 A JP1332496 A JP 1332496A JP 33249689 A JP33249689 A JP 33249689A JP H02221335 A JPH02221335 A JP H02221335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tundish
obstacles
series
molten metal
dam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1332496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0641618B2 (ja
Inventor
Neil Kegan
ネイル、キーガン
Ian Hitchens
イアン、ヒツチエンス
Thomas Robertson
トマス、ロバートソン
Paul A Whitehouse
パウル、アンドリュ、ホワイトハウス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
British Steel Corp
Foseco International Ltd
British Steel PLC
Original Assignee
British Steel Corp
Foseco International Ltd
British Steel PLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB888829918A external-priority patent/GB8829918D0/en
Priority claimed from GB898911682A external-priority patent/GB8911682D0/en
Application filed by British Steel Corp, Foseco International Ltd, British Steel PLC filed Critical British Steel Corp
Publication of JPH02221335A publication Critical patent/JPH02221335A/ja
Publication of JPH0641618B2 publication Critical patent/JPH0641618B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/10Supplying or treating molten metal
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C7/00Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/10Supplying or treating molten metal
    • B22D11/11Treating the molten metal
    • B22D11/116Refining the metal
    • B22D11/118Refining the metal by circulating the metal under, over or around weirs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Gas Separation By Absorption (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
  • Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、溶融金属を精製する方法と装置とに関する
ものであり、とくに連続鋳造方法の途中で溶融金属を精
製するのに適用できる方法と、装置とく関するものであ
る。便宜上、以下ではこの発明をスチールだけについて
記載する。
スチールの連続鋳造では、溶融金属が、一定圧力を保つ
貯槽として働くタンディツシュと呼ばれる中間容器を通
って、取鍋かも連続鋳造鋳型へ流し込まれる。
スチールをタンディツシュへ流し込tr前に、uましく
ない不純物又は介在物を除くために1スチールが取鍋に
入る前文は取鍋中にある間の段階で、最初に製造された
スチールを処理するのが普通である。この処理は、一般
に二次製鋼方法と総称されており、取鍋スラグ除去、真
空処理、不活性ガス攪拌、7ラツクス処理又は粉末試剤
の不活性ガス噴射を含んでいる。
さらに1スチールの純度を格別に考慮している高品質の
スチールを得るために、これらの方法を2つ以上組み合
わせて用いることもある。しかし、固体であれ液体であ
れ、不純物の1部は、取鍋からタンディツシュへ常に通
過する。なお、それ以外の介在物、例えば酸化物の介在
物は、スチールが取鍋からタンディツシュへ流れる時に
1溶融スチールが大気中で酸化するととKよって生じる
ま九、スチールがタンディツシュ中の不純物ヲさらに拾
い上げる傾向があり、被覆しているスラグが不純物を除
くのに幾分役立つが、タンディツシュ内でスチールから
不純物を除くことは、困難でむしろ高価につくと一般に
認められて来た。さらに1スチールがタンディツシュか
ら鋳型へ進むと、適当な鋳型フラックスの使用によって
行うことができる限られた効果に拘らず、不純物を除く
ことが困難となる。
「介在物」という表現は、本来の介在物と外来の介在物
とを含んでおり、さらに介在物は離れ離れのものであっ
ても、塊ったものであってもよい。
何れにしても、タンディツシュ内にあるスチール中の介
在物は、鋳型へ延びるタンディツシュの下方で、出口ノ
ズルとその延長を含めた部分の孔内で析出する結果、又
は鋳型内へ運ばれて表面と内部の品質を低下させ、また
鋳造されるスチールの冶金的特性に悪い影響を与える結
果、有害なものとなる。
この発明は、タンディツシュを出て行くスチールの介在
物含有量を減少させる手段を提供するものである。
従って、この発明は、最初の一面では、タンディツシュ
内での取鍋からの金属の到着領域と、タンディツシュの
出口との間に設けられた垂直な一連の障害物の間へタン
ディツシュ内の溶融金属を通し、一連の障害物はタンデ
ィツシュを横切って横方向に間隔をおいて位置し、そこ
で溶融金属の流れを障害物の間の流路内に局限すること
を必要とする、金属を精製する方法を提供するものであ
る。
第二の面では、この発明は、溶融金属の到着領域と出口
との荀に垂直な一連の障害物を含んだタンディツシュで
あって、一連の障害物はタンディツシュを横切って横方
向に離れて位置しているようなタンディツシュを提供す
るものである。
障害物は、溶融スチールに接触させて用いるに適したも
のであれば、どのような耐火材又はセラミック材で作ら
れていてもよく、例えば粒子状の耐火材を含んだ高アル
ミナ材を、例えば耐火性セメントで成形したもので作ら
れてもよい。その代わシ、障害物は適当な耐火材で作ら
れ、使用前に高温で焼成してもよい。
障害物を構成するセラミックは多孔性又は細胞状セラミ
ック、例えば細胞状セラミック発泡体の形状、又は押し
出された細胞状セラミックの形状であってもよい。この
発明の別の具体例では、障害物を構成するセラミックは
、実質的に中の詰まったものであってもよく、又は細胞
状セラミックと中の詰まったセラミックとの組み合わせ
物であってもよい。
障害物は、平たいもの、例えば板又はタイルであっても
よく、又は例えば曲がシくねった、例えばジグザグな通
路を構成するように成形されてもよい。タイルは大体平
行で互いに等しい間隔をおいていることが望ましく、そ
の配置がスチールの流速を制御するのに特に有効で、ス
チールの流速がその代わシ障書物を通過する介在物の分
離を高J6、後にスチールが7ラツクスを吸収している
介在物と接触するときに、介在物の分離を高める。
それに代わる具体例では、一連の障害物は、1個又はそ
れ以上の押し出しによって作られたチューブ状体又は細
胞状体から成る部分で作られ又はそのような部分を含む
ものであってもよく、その部分はタンディツシュの底か
ら、その中に含まれている溶融スチールの表面へ実質的
に延びていてもよい。各チューブ状体はその中を貫通す
る1個又はそれ以上の孔を持っていてもよい。孔の横断
面は円形でも、正方形でも、その他どのような適当な幾
何学形状をしていてもよい。従って、この具体例では、
一連の障害物は、−続きの離れ離れの物品として提供さ
れるものではなくて、必要な流路を提供するように適当
に作られた一体物によって提供されるものである。
スチールは、障害物の中及び/又は障害物の間を通過す
るが、障害物はそれ自身スチールから介在物を集め保留
するに有用なものである。障害物の溶融スチールに接触
する表面は平滑であってもよい。しかし、さらに好まし
いのは、その表面に凹凸を付し又は適当な形を付して不
純物の吸収を高めることである。
除去される介在物は、例えば、アルミン醗塩、ケイ醗塩
、他の醗化物、硫化物、窒化物及び炭化物又はそれらの
結合物である。
細胞状のセラミック障害物は、スチールが接触する比較
的大きな表面積を与えるので、アルミナからなる介在物
を除去するのにとくに効果がある。
この発明による一連の障害物の使月によって、障害物の
間でタンディツシュの制限された幅を通過する溶融スチ
ールは、それKよってその速度を増加せしめられ、この
増加がとくに流れを上方に動かして表面を被覆している
フラックスと接触させるようになる強制と結合して、介
在物の除去を大いに増進させることができる。障害物間
で増加した流速は徐々に減少し、流動方向は水平になシ
その後下方に変化し、表面を被覆しているフラツクス層
に接触するさらに有効な滞在時間を与えることは云うま
でもない。
一連の障害物は、ダム又は堰の機構と一緒に用いられる
のが望ましく、またこの機構は障害物と接触するか、又
は障害物に近接していることが望ましい。
従って、好ましい実施態様では、タンディツシュの底を
横ぎって横方向に延びるダムが、しかもその上を溶融ス
チールが流れて行くダムが、障害物のすぐ下流に設けら
れ、また好ましくは障害物の下部と接触することとなっ
ている。ダムは、タンディツシュの幅全体又は幅の実質
的な部分を横切って延びていてもよい。
さらに、溶融スチールが下をくぐり抜けて流れる堰が、
障害物のすぐ上流に設けられてもよく、またその堰は障
害物の上部と接触していることが望ましい。堰は、タン
ディツシュの幅全体又は幅の実質的な部分を横切って延
びていてもよい。
上に指摘したように、これらの機構は、有効な横断面積
を減少させ、それに代わってスチールの流速を増加させ
るから、スチールが障害物を通過する時のスチールの流
速をさらに増加させるという点で、とくに有利である。
流速の増加は、そこで生じる流動方向の変化とともに、
介在物を被覆しているフラックスに向かわせることを確
実にするという点で、とくに有益である。
この発明の特別の1具体例では、タンディツシュの長手
方向の側壁に少なくとも1個の内部突起が設けられたタ
ンディツシュと一緒に、一連の障害物が用いられている
。一連の障害物は、突起に近接して設けられることが望
ましく、またとくに望ましい1具体例では、1対の突起
がタンディツシュを横切って互いに向き合って設けられ
ておシ、一連の障害物はこの突起の間に設けられ、すな
わち、タンディツシュの幅が狭くなった部分に設けられ
る。後者の機構では、各突起に近接する外がわの障害物
は、実際に突起とつき合わせになっていても、又は突起
から離れていてもよい。
とこに記載した機構が、タンディツシュを通るスチール
の流れにさらに制限を加え、それによってその領域での
流速をさらに増加させてもよいことは、云うまでもない
側壁の突出部分は、さきに述べた方法で、一連の障害物
のほかにさらにダムと堰との使用を結びつけて用いるこ
ともできる。
さらに、スチールの流れはタンディツシュの幅一杯にわ
たって実質的に均一に分散させることもできる。これに
関連して、突出部分の上流及び/又は下流方向の横面は
色々な形状にすることができ、例えば斜めにしてもよく
、反りをつけてもよく、面取りしてもよく、円形にして
もよく、丸めてもよく、又はその他の異形にしてもよい
。この発明における突出部分は、台形又は半円形の横断
面を持つのが普通である。また、障害物は、その上流方
向又は下流方向に向かう端が、そのほかの面よりも小さ
な断面積を形成するように、成形することができる。
突出部分け、溶融スチールと接触して使用するに適した
耐火材又はセラミック材であれば、どのようなものから
も作ることができ、例えば、耐火セメントによって結合
された高アルミナ含有粒子で作ることができる。代わり
に、突出部分を適当な耐火材で作り、使用前に高温で焼
成して作ることができる。さらに、突出部分は、タンデ
ィツシュの耐久性内張材又はタンディツシュの取換え可
能な消耗性内張材と一体に作ることもでき、その消耗性
内張材は耐火断熱性材料で作られた1組の板又はそのよ
うな材料で作られた一体の内張材で作られているのが普
通である。この発明の中では、一体という月語は、耐火
材から成る適当なペースト、スラリー又は塊を振動させ
、打ち込み、吹き付は又は流し込むことによって作られ
た内張材を包含している。
突出部分は、タンディツシュの底から、タンディツシュ
が普通溶融スチールで満たされる高さ以上にまで延びて
いることが望ましい。この発明に係るタンディツシュは
、長手方向の各壁に付設された突出部分を持ち、その突
出部分が直径上で対向していることが望ましい。なお、
タンディツシュは底が突出部分を持っていてもよい。対
をなす突出部分が複数°個並んでいるのを用いることも
できる。
突出部分は中空形をしていてもよく、例えば一組の板又
はタイルで箱の形に作られていてもよい。
突出部分は、タンディツシュの自由流動領域を減少させ
るので、その配置はスチールの速度を制御するのにとく
に効果があり、代わりに突出部分内と突出部分間を通過
し、その後にスチールが介在物吸取フラックス、例えば
タンディツシュ内でスチールを被覆している7ラツクス
と接触する時に、スチールの速度は介在物の分離を高め
る。
タンディツシュ内で、例えばダムと堰とを使用して、介
在物を除くための公知方法は、全体的に効果がなく、一
般に約100.gm よシ大きい介在物を除去できるに
過ぎない。しかし、この操作は引抜き製品等の製造用に
向けられるスチールを作るKは不適当であり、その場合
には介在物の大きさ限界が一般に約50.IImだから
である。
この発明に係る方法と装置は、10)Lmを超える介在
物を減少させることができ、それは最も満足な結果をも
たらす。
この発明の障害物の配置によって達成される改良は、以
下に述べる方法でスチールから介在物を分離するのに役
立つ。
(1)障害物の板、タイル又は他の成形体の表面上での
介在物の吸着又は−過。
(I)  最初大きな速度を持ち、被覆しているフラッ
クス/液状スチール界面での小さな速度を持ったほぼ上
方へ向かうスチールの流れと、上記界面での実質的に水
平なスチールの流れとの生成が、浮遊による介在物の分
離と、その後の介在物吸収性7ラツクスによる捕捉とを
最大にする。
この発明の方法と装置とにおいては、スチール中に不活
性及び/又は非酸化性のガス等を導入するための機構を
、障害物と一体に又はそれに近接して付加することがで
きる。例えば、これは、ガスが外方のスチール中へ移行
できるようなガス透過性部分を持ち、そのガス透過性部
分へガスを供給するための配管をした一連の装置によっ
て達成することができる。その代わシに、タンディツシ
ュで月いられるガス清浄化装置を用いることもできる。
上に述べた装置のほかに1もし必要ならば、1個又はそ
れ以上の障害物、ダム、及び/又は堰をタンディツシュ
の下流部分に設けることもできる。
添付の図面を参照してこの発明を以下でさらに説明する
が、その場合、第1図は、この発明の1具体例忙よるタ
ンディツシュを長さ、方向に切断した場合の対称な半分
の断面図である。第2図は、第1図に模型的に示した一
連のセラミック障害物を下流がわから見たときの拡大垂
直断面図である。
第3図は、タンディツシュ内で形成される速度ベクトル
を示すために、タンディツシュの一部の長さ方向に沿っ
た模型的な垂直断面図である。第4図は、タンディツシ
ュを通過する最大介在物の大きさと、第2図の障害物に
よって形成される自由流動領域との間の関係を示すグラ
フ表示である。
第5図は、この発明に従って付設されたタンディツシュ
の入口と出口とにおける介在物の大きさ分布を示す図表
である。第6図は、この発明に係る別の具体例たるタン
ディツシュの一部の斜視図である。
第1図を参照すると、タンディツシュ集合体lは、外が
わの金属ケーシング2と内がわの耐火性内張材(図示せ
ず)とを持ち、溶融金属8を収容している。溶融金属8
の流れ舎は、衝突領域5を経てタンディツシュl内へ導
入される。
タンディツシュ内のスチールの流れの一収約方向忙つい
ては、Xは上流がわ、すなわち、タンディツシュにおけ
るスチールの入口部分に近いがゎを意味し、Yfi下流
がわ、すなわちスチールがタンディツシュから出て行く
出口ノズルに近いがわを意味している。
耐火性の板7は、仕切シの役目をし、タンディツシュの
上流部分と下流部分との間にさしわたされ、さらに障害
物8の上流がわの上部の部分障壁として作用する。障害
物は、等しい距離をおいて垂直に配置された複数個のセ
ラミックタイル9で作られている(1個のタイルの側面
だけが見えている)。一連の障害物8の下流がわの下部
は、障壁10を持っている。使用時には、この装置は、
セラミックタイル9間を通過するスチールに上向きの流
れを生じ、スチールがノズル6を通ってタンディツシュ
から出て行く前に、介在物吸収性フラックス11の表面
層の方へスチールを向かわせる〇 一連の障害物8Fi、第1図では、ただ模型的に示した
に過ぎない複数個のセラミックタイル9から成るもので
あるが、第2図に概略示したような構造を持った一連の
ものである。従って、一連の障害物8は、9個の垂直に
配置されたセラミックタイル9aq9bを持ち、それら
タイルは実質的に等しい距離をおいて離れており、タン
ディツシュの幅を横切るように位置している。タイル9
as9bの間に形成された通路12の全部分が、障害物
を通過するタンディツシュの自由流動領域を形成してい
る。
第3図を参照すると、この発明に係るタンディツシュ内
で形成される速度ベクトルは、尾の長い矢印18と尾の
短い矢印14とによって示されている。必要により加え
て使月される下流ダム15も、また示されている。矢印
1811−1、速度の増した領域を描いており、矢印1
4は、低速度の領域を示している。
使用時には、方向の変化に伴なう速度の変化が、大量の
Zoo/1m以下の介在物を除くことを可能にするから
、溶融スチール8と介在物吸収性フラックス11との界
面で示されるような低速度はとくに有利である。
第4図から判るように、最初介在物を除く系の能力は、
障害物内の自由流動領域の減少とともに増大し、最適な
点を通過したあとは能力が減少するので、この発明のど
の具体例に対しても、当業者であれば、明らかに最良の
配置を決定できる。
第6図では、タンディツシュ20が、1対の内部突起2
1と22とをその幅方向を横切って対向させておシ、そ
の各突起は長手方向の各側壁23と24に位置している
タンディツシュのこうして狭められた領域内で対向する
突起21と22との間に、1対の垂直に配置された実質
的に平行な障害物25と26が設けられている。
堰27が、タンディツシュの上流がわXに、障害物25
と26とに直接接触して設けられ、突起21と22との
間でタンディツシュの狭くされた領域全体にわたって延
びている。
また、ダム23が、タンディツシュの下流がわYに、障
害物25と26とく直接接触して設けられ、突起の間で
タンディツシュの狭くされた領域全体にわたって延びて
いる。
使用時には、タンディツシュを流れる溶融スチールが、
堰27の下方を通シ、突起21と22とくよる流路のく
びれによシ、また障害物25と26とのmbで通路の局
限によって、その流速が増大せしめられる。流速を増し
たスチールは、そののちダム23により上方に強制的に
流され、従って溶融金属表面上に設けられているスラグ
層に向りて動くことになる。
上記の特殊な具体例に、この発明の範囲内で多くの変更
を加えることができることは、云うまでもない。例えば
、第6図の具体例では、堰27又はダム23が突起21
と22との間に延びていることは必要ではない。それら
は、突起と食い違いKされて、タンディツシュの局限さ
れていない幅全体を横切って延びることもできる。
実施例 大規模な実験室での実験的評価で、600 K9の容量
を持ったタンディツシュが用いられた。出口ノズルは、
呼称26mの1径を持っていた。一連の垂直なセラミッ
クタイルかタンディツシュ内に入れられ、実質的に第1
図忙示したように配置された。この集合体が約8500
 Kfの重量を持ったインゴットt−鋳造するのに用い
られた。330秒間続いた鋳造サイクルの期間中ずつと
、タンディツシュの上流及び下流部分から一定の間隔を
おいて一連のデイツプサンプルを取った。これらのサン
プルからの結果を第5図に示すが、第5図は、タンディ
ツシュの入口(未−過)と出0(?濾過ずみ)部分から
の各サンプルと、アルミナクラスターの総数との関係を
示したものである。全アルミナ(A t* 0. ) 
 クラスターの面積は、各サンプルごとに計算された平
均値が定められた。
−過した結果は、未−過(入口)の結果より非常に良好
であって、この発明に係るタンディツシュ集合体及びそ
れを用いる方法が、最も満足なものであることを示して
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るタンディツシュの長さ方向の
縦断面図である。第2図は、第1図のセラミック障害物
の垂直断面拡大図である。第8図は、この発明に係るタ
ンディツシュの長さ方向の縦断面の模型的な拡大図であ
る。第4図は、タンディツシュを通過する介在物の大き
さと、自由流動領域との関係を示すグラフである。第5
図は、この発明に係るタンディツシュの入口と出口とに
おける介在物の大きさの分布を示す図表である。 第6図は、この発明に係るタンディツシュの一部の斜視
図である。 特許出願人  フオセコ・インターナショナル・リミテ
ッドFIG、5゜ FIG、6゜ クラスターの平均直径

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溶融金属(3)をタンディッシュ(1)内の障壁に
    通し、溶融金属(3)が、タンディッシュ(1)内の金
    属の到着領域(4)とタンディッシュからの出口(6)
    との間に設けられた一連(8)の垂直な障害物(9a、
    9b)を通り、一連(8)の障害物(9a、9b)が、
    タンディッシュ(1)を横切り横方向に間隔を置いて離
    れて位置し、それによつて溶融金属の流れが障害物の間
    の流路に局限されていることを特徴とする、金属の精製
    方法。 2、一連(8)の障害物のすぐ下流にダム(10)が設
    けられ、ダム(10)は少なくともタンディッシュ(1
    )の幅の実質的部分にわたつて、タンディッシュ(1)
    の底を横切つて横方向に延びており、ダム(10)上を
    金属が流れることを必要とする、特許請求の範囲第1項
    の方法。 3、一連の障害物のすぐ上流に堰が設けられ、堰はタン
    ディッシュ(1)の幅の実質的部分にわたつて、タンデ
    ィッシュを横切つて横方向に延びており、堰(7)上を
    金属が流れることを必要とする、特許請求の範囲第1項
    又は第2項の方法。 4、障害物が平坦な板又はタイル(9a、9b)である
    、特許請求の範囲第1、2又は3項の方法。 5、障害物が、曲がりくねつた通路を構成するように成
    形された板又はタイルである、特許請求の範囲第1、2
    、又は3項の方法。 6、板又はタイル(9a、9b)が互いに平行に設けら
    れている、特許請求の範囲第4又は5項の方法。 7、板又はタイル(9a、9b)が互いに等しい距離を
    置いて並んでいる、特許請求の範囲第4、5又は6項の
    方法。 8、一連の障害物(8)が、押し出しによつて作られた
    チューブ状又は細胞状の一体物の形状をしており、タン
    ディッシュ(1)の底からタンディッシュ内に含まれて
    いる溶融金属の表面(3A)にまで延びている、特許請
    求の範囲第1、2又は3項の方法。 9、1個又はそれ以上の障壁、又はダム又は堰が、一連
    の障害物(8)の下流に設けられている特許請求の範囲
    第1−8項中の何れか1つの項の方法。 10、タンディッシュ(20)が、長手方向の側壁(2
    3、24)に1個又はそれ以上の内部突起(21、22
    )を持つており、一連の障害物(25、26)が突起に
    近接して設けられている、特許請求の範囲第1−9項中
    の何れか1つの項の方法。 11、突起(21、22)が、タンディッシュ(20)
    の底から、タンディッシュ内に満たされる金属表面の高
    さ以上に延びている、特許請求の範囲第10項の方法。 12、1対の対向する突起(21、22)があり、各突
    起は長手方向の側壁にあつて、一連の障害物(25、2
    6)が突起の間に設けられている、特許請求の範囲第1
    0又は11項の方法。 13、溶融金属の到着領域(4)と出口(6)との間に
    設けられた一連(8)の垂直な障害物(9a、9b)を
    含んでいるタンディッシュ(1)であつて、一連の障害
    物がタンディッシュを横切つて横方向に間隔をおいて離
    れて並んでいて、障害物の間に流れの通路(12)を形
    成しているタンディッシュ(1)。 14、障害物(9)が、耐火セメントで結合された耐火
    性粒子を含有する高アルミナセラミック材料で作られて
    いる、特許請求の範囲第13項のタンディッシュ。 15、一連(8)の障害物(9a、9b)のすぐ下流が
    わにダム(10)があり、ダム(10)は少なくともタ
    ンディッシュ(1)の幅の実質的部分にわたつて、タン
    ディッシュ(1)の底を横切つて横方向に延びている、
    特許請求の範囲第13又は14項のタンデディッシュ。 16、一連(8)の障害物(9a、9b)のすぐ上流が
    わに堰(7)があり、堰(7)はタンディッシュ(1)
    の幅の実質的部分にわたつて、タンディッシュ(1)を
    横切つて横方向に延びている、特許請求の範囲第13、
    14又は15項のタンディッシュ。 17、障害物が、互いに平行に向く平坦な板又はタイル
    (9a、9b)である、特許請求の範囲第13−16項
    の何れか1つの項のタンディッシュ。 18、障害物が、互いに等しい距離を置いて並んでいる
    板又はタイル(9a、9b)である、特許請求の範囲第
    13−17項の何れか1つの項のタンディッシュ。 19、一連(8)の障害物(9)が、押し出しによつて
    作られたチューブ状又は細胞状の一体物の形状となつて
    いて、タンディッシュ(1)の底から延びている、特許
    請求の範囲第13−16項の何れか1つの項のタンディ
    ッシュ。 20、一連の障害物(9)の下流に1個又はそれ以上の
    別の障害物、ダム又は堰を含んでいる、特許請求の範囲
    第13−19項の何れか1つの項のタンディッシュ。 21、長手方向の側壁(23、24)に1個又はそれ以
    上の内部突起(21、22)を持ち、一連の障害物(2
    5、26)が突起に近接している、特許請求の範囲第1
    3−20項の何れか1つの項のタンディッシュ。 22、突起(21、22)が、タンディッシュ(20)
    の底から、タンディッシュ内に満たされる溶融金属表面
    の高さ以上に延びている、特許請求の範囲第21項のタ
    ンディッシュ。 23、1対の対向する突起(21、22)があり、各突
    起は各長手方向の側壁(23、24)にあつて、一連の
    障害物(25、26)が突起の間に設けられている、特
    許請求の範囲第21又は22項のタンディッシュ。 24、各突起(21、22)がタンディッシュの耐久性
    又は消耗性内張材と一体に作られている、特許請求の範
    囲第21、22、又は23項のタンディッシュ。 25、各突起が、一組の板又はタイルで作られた箱の形
    をしている、特許請求の範囲第21、22又は23項の
    タンディッシュ。
JP1332496A 1988-12-22 1989-12-20 溶融金属精製方法及び装置 Expired - Lifetime JPH0641618B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8829918.5 1988-12-22
GB888829918A GB8829918D0 (en) 1988-12-22 1988-12-22 Purifying steel
GB8911682.6 1989-05-20
GB898911682A GB8911682D0 (en) 1989-05-20 1989-05-20 Purifying steel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02221335A true JPH02221335A (ja) 1990-09-04
JPH0641618B2 JPH0641618B2 (ja) 1994-06-01

Family

ID=26294756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1332496A Expired - Lifetime JPH0641618B2 (ja) 1988-12-22 1989-12-20 溶融金属精製方法及び装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US4995592A (ja)
EP (1) EP0376523B1 (ja)
JP (1) JPH0641618B2 (ja)
KR (1) KR910011364A (ja)
AT (1) ATE73700T1 (ja)
AU (1) AU610028B2 (ja)
BR (1) BR8906715A (ja)
DE (1) DE68901034D1 (ja)
ES (1) ES2031362T3 (ja)
FI (1) FI87546C (ja)
TR (1) TR26554A (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5018710A (en) * 1990-10-15 1991-05-28 Magneco/Metrel, Inc. Method and devices for removing alumina and other inclusions from steel contained in tundishes
US5511766A (en) * 1993-02-02 1996-04-30 Usx Corporation Filtration device
DE4317620C1 (de) * 1993-02-08 1994-08-11 Max Planck Inst Eisenforschung Verfahren zum Abscheiden nichtmetallischer Einschlüsse aus flüssigen Metallen und keramische Kammer dafür
US5551672A (en) * 1995-01-13 1996-09-03 Bethlehem Steel Corporation Apparatus for controlling molten metal flow in a tundish to enhance inclusion float out from a molten metal bath
US6074600A (en) * 1999-05-26 2000-06-13 Armco Inc. Modification of tundish dam to minimize turbulence
AT411024B (de) 2001-12-14 2003-09-25 Voest Alpine Ind Anlagen Zwischengefäss und verfahren zur herstellung eines metallstranges hoher reinheit
CN104976895B (zh) * 2014-04-08 2017-08-11 贵阳铝镁设计研究院有限公司 一种溜槽
DE202014009952U1 (de) 2014-12-12 2015-01-30 Thomas Winter Vorrichtung zum Abscheiden von nichtmetallischen Einschlüssen aus flüssigen Metallen
DE102016106708B4 (de) 2016-04-12 2019-06-13 Technische Universität Bergakademie Freiberg Stranggieß-Verfahren mit keramischen Filtern oder Filtersystemen
CN218693828U (zh) * 2021-05-07 2023-03-24 维苏威美国公司 用于连续金属浇铸的中间包
CN114799142B (zh) * 2022-05-18 2024-05-24 山东钢铁股份有限公司 一种稳流器及中间包

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6466054A (en) * 1987-09-08 1989-03-13 Kawasaki Steel Co Changeable weir in tundish for continuous casting

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3052936A (en) * 1956-10-01 1962-09-11 Babcock & Wilcox Co Method of continuously casting metals
FR95190E (fr) * 1965-11-15 1970-07-31 Est Aciers Fins Installation pour la coulée continue de l'acier.
US3840062A (en) * 1968-07-18 1974-10-08 M Kenney Continuous steel casting method
BE755850A (fr) * 1969-09-09 1971-02-15 Kloeckner Werke Ag Procede et dispositif de coulee en continu d'aciers calmes a l'aluminium
BE781268A (fr) * 1971-04-22 1972-07-17 Kloeckner Werke Ag Procede et dispositif pour la coulee continue
CH548807A (de) * 1971-06-04 1974-05-15 Voest Ag Verfahren zur abscheidung von nichtmetallischen einschluessen aus schmelzfluessigem metall und einrichtung hiezu.
DE2312137B2 (de) * 1973-03-12 1975-02-27 Kloeckner-Werke, Ag, 4100 Duisburg Verfahren zum Abgießen von mit Silizium und/oder Aluminium beruhigten Stählen im Strang
CH558223A (de) * 1973-08-07 1975-01-31 Fischer Ag Georg Verfahren zum abscheiden von schlacken und anderen verunreinigungen aus metallschmelzen bei stranggussanlagen sowie stranggussanlage zur durchfuehrung des verfahrens.
GB8305066D0 (en) * 1983-02-23 1983-03-30 Secretary Industry Brit Casting of material
JPS59189050A (ja) * 1983-04-09 1984-10-26 Nippon Steel Corp 溶鋼の非金属介在物除去方法
AU1420183A (en) * 1983-05-03 1984-11-08 Aikoh Co. Ltd. Tundish for steel casting
SU1209362A1 (ru) * 1984-03-16 1986-02-07 Центральный Ордена Трудового Красного Знамени Научно-Исследовательский Институт Черной Металлургии Им.И.П.Бардина Промежуточный ковш машины непрерывного лить заготовок
US4591135A (en) * 1984-08-15 1986-05-27 Inland Steel Company Fluid flow control structure for tundish
JPS6246267A (ja) * 1985-08-24 1987-02-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 振動センサ
US4667939A (en) * 1986-03-26 1987-05-26 Foseco International Limited Purifying steel
US4770395A (en) * 1987-06-16 1988-09-13 Sidbec Dosco Inc. Tundish
US4776570A (en) * 1987-07-08 1988-10-11 Sidbec Dosco Inc. Ladle stream breaker

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6466054A (en) * 1987-09-08 1989-03-13 Kawasaki Steel Co Changeable weir in tundish for continuous casting

Also Published As

Publication number Publication date
TR26554A (tr) 1995-03-15
EP0376523B1 (en) 1992-03-18
AU4690689A (en) 1990-06-28
DE68901034D1 (de) 1992-04-23
ES2031362T3 (es) 1992-12-01
FI87546C (fi) 1993-01-25
JPH0641618B2 (ja) 1994-06-01
FI87546B (fi) 1992-10-15
BR8906715A (pt) 1990-08-21
AU610028B2 (en) 1991-05-09
EP0376523A1 (en) 1990-07-04
US4995592A (en) 1991-02-26
FI896172A0 (fi) 1989-12-21
KR910011364A (ko) 1991-08-07
ATE73700T1 (de) 1992-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02221335A (ja) 溶融金属精製方法及び装置
JPS62244556A (ja) スチ−ル精錬方法、耐火材製板及びタンデイツシユ
EP0714330A1 (en) Purifying molten metal
JP4556804B2 (ja) 溶融金属の注入管および注入方法
US4372542A (en) Copper slag trap
CA2169320A1 (en) Tundish
JPS632703B2 (ja)
EP0186852B1 (en) Tundish for continuous casting of free cutting steel
AU593204B2 (en) Process for separating the inclusions contained in a bath of molten metal, by filtration
CA2006351C (en) Purifying molten metal
GB2149699A (en) Method and apparatus for avoiding vortexing in a bottom pour vessel
EP0636439B1 (en) Tundish baffle with fluted openings
JP2938323B2 (ja) 連続鋳造用タンディッシュにおける介在物除去方法
JPS6246267B2 (ja)
CA2473316C (en) Casting system and method for pouring nonferrous metal molten masses
US4413813A (en) Disposable bed filter apparatus
JPH024754Y2 (ja)
JP4205469B2 (ja) 溶銅の連続脱酸方法およびその装置
SU1738469A1 (ru) Промежуточный ковш машины непрерывного лить заготовок
JPH04238658A (ja) 連続鋳造用浸漬ノズル
CA2013128A1 (en) Purifying molten metal
JPS60257955A (ja) 溶鋼中の介在物除去方法
JPS6264461A (ja) 溶鋼の介在物浮上分離促進装置
JPH0217733Y2 (ja)
JPH08141708A (ja) 鋼の鋳造用タンディッシュ