JPH02220948A - ワイパ制御装置 - Google Patents
ワイパ制御装置Info
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- JPH02220948A JPH02220948A JP1042046A JP4204689A JPH02220948A JP H02220948 A JPH02220948 A JP H02220948A JP 1042046 A JP1042046 A JP 1042046A JP 4204689 A JP4204689 A JP 4204689A JP H02220948 A JPH02220948 A JP H02220948A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車両に装備されたワイパの作動速度の制御を
行うワイパ制御装置に関する。
行うワイパ制御装置に関する。
(従来の技術)
車両に装備されるワイパは、通常電動式とされ、その作
動に関していくつかの自動制御が提案されているものと
なっている。例えば、特開昭61−95240号公報に
は、車両に対する雨滴を感知するセンサを備え、そのセ
ンサからの雨滴検出出力に応じて自動的に間歇作動状態
をとるようにされたワイパ装置が開示されている。
動に関していくつかの自動制御が提案されているものと
なっている。例えば、特開昭61−95240号公報に
は、車両に対する雨滴を感知するセンサを備え、そのセ
ンサからの雨滴検出出力に応じて自動的に間歇作動状態
をとるようにされたワイパ装置が開示されている。
また、ワイパのウィンドシールドに対する払拭動作速度
とされるワイパの作動速度を、例えば、車両に対する雨
滴の衝撃圧力及び車速に応じて自動制御するようになす
ことも知られており、斯かる際には、車両の運転者がウ
ィンドシールドを通じて良好な視界を確保できる状態が
得られるように、雨滴の衝撃圧力が大となるに従って、
また、車速か高くなるに従って、ワイパの作動速度が上
昇せしめられるものとされる。
とされるワイパの作動速度を、例えば、車両に対する雨
滴の衝撃圧力及び車速に応じて自動制御するようになす
ことも知られており、斯かる際には、車両の運転者がウ
ィンドシールドを通じて良好な視界を確保できる状態が
得られるように、雨滴の衝撃圧力が大となるに従って、
また、車速か高くなるに従って、ワイパの作動速度が上
昇せしめられるものとされる。
(発明が解決しようとする課題)
上述の如くに、車両に対する雨滴の衝撃圧力及び車速に
応じて作動速度が自動制御されるワイパにあっては、そ
の作動中にそれが装備された車両が加速走行状態とされ
て車速が上昇せしめられる場合、作動速度は、車両が加
速走行状態とされることに応じて急速に上昇せしめられ
るのではなく、車速の上昇に伴って徐々に上昇していく
ものとなる。しかしながら、車両の運転者は、降雨中の
加速走行に際して、加速走行状態の開始と同時に、ウィ
ンドシールドを通じての視界がより良好にされるように
、ワイパの作動速度が急速に上昇せしめられることを望
む心理状態におかれる。また、ワイパの作動中にそれが
装備された車両が減速走行状態とされて車速か低下せし
められる場合には、一般に、車速の低下は上昇に比して
より速やかに行われるので、ワイパの作動速度が車速の
低下に応じて比較的速やかに低下するものとされるが、
車両の運転者は、降雨中の減速走行にあたって、減速走
行状態に移行してもウィンドシールドを通じての視界が
急速に悪化する事態が生じないように、ワイパの作動速
度が急速には低下しないことを望む心理状態におかれる
。
応じて作動速度が自動制御されるワイパにあっては、そ
の作動中にそれが装備された車両が加速走行状態とされ
て車速が上昇せしめられる場合、作動速度は、車両が加
速走行状態とされることに応じて急速に上昇せしめられ
るのではなく、車速の上昇に伴って徐々に上昇していく
ものとなる。しかしながら、車両の運転者は、降雨中の
加速走行に際して、加速走行状態の開始と同時に、ウィ
ンドシールドを通じての視界がより良好にされるように
、ワイパの作動速度が急速に上昇せしめられることを望
む心理状態におかれる。また、ワイパの作動中にそれが
装備された車両が減速走行状態とされて車速か低下せし
められる場合には、一般に、車速の低下は上昇に比して
より速やかに行われるので、ワイパの作動速度が車速の
低下に応じて比較的速やかに低下するものとされるが、
車両の運転者は、降雨中の減速走行にあたって、減速走
行状態に移行してもウィンドシールドを通じての視界が
急速に悪化する事態が生じないように、ワイパの作動速
度が急速には低下しないことを望む心理状態におかれる
。
従って、従来提案されている車両に対する雨滴の衝撃圧
力及び車速に応じて作動速度が自動制御されるワイパは
、降雨中に車両を運転する運転者の加速走行状態あるい
は減速走行状態がとられるにあたっての要求に、充分に
答えるものとはなっていないことになる。
力及び車速に応じて作動速度が自動制御されるワイパは
、降雨中に車両を運転する運転者の加速走行状態あるい
は減速走行状態がとられるにあたっての要求に、充分に
答えるものとはなっていないことになる。
斯かる点に鑑み、本発明は、車両に装備されるワイパの
作動速度を自動制御するにあたり、降雨中に車両を運転
する運転者が車両を加速走行状態あるいは減速走行状態
とするに際して持つ要求に、的確に応じることができる
ようにされたワイパ制御装置を提供することを目的とす
る。
作動速度を自動制御するにあたり、降雨中に車両を運転
する運転者が車両を加速走行状態あるいは減速走行状態
とするに際して持つ要求に、的確に応じることができる
ようにされたワイパ制御装置を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段)
上述の目的を達成すべく、本発明に係るワイパ制御装置
は、第1図にその基本構成が示される如く、車両の加速
走行状態もしくは減速走行状態を検出する走行状態検出
手段と、車両に装備されたワイパの作動速度を設定する
ワイパ速度設定手段と、ワイパ速度設定手段によって設
定された作動速度をもってワイパを作動させるワイパ駆
動手段と、ワイパ速度制御手段とが備えられ、ワイパ速
度制御手段が、走行状態検出手段により車両の加速走行
状態もしくは減速走行状態が検出されたとき、ワイパ速
度設定手段に、所定の条件のもとで、ワイパの作動速度
を増大させるべく、もしくは、所定値に維持すべく設定
する動作を行わせるものとされて、構成される。
は、第1図にその基本構成が示される如く、車両の加速
走行状態もしくは減速走行状態を検出する走行状態検出
手段と、車両に装備されたワイパの作動速度を設定する
ワイパ速度設定手段と、ワイパ速度設定手段によって設
定された作動速度をもってワイパを作動させるワイパ駆
動手段と、ワイパ速度制御手段とが備えられ、ワイパ速
度制御手段が、走行状態検出手段により車両の加速走行
状態もしくは減速走行状態が検出されたとき、ワイパ速
度設定手段に、所定の条件のもとで、ワイパの作動速度
を増大させるべく、もしくは、所定値に維持すべく設定
する動作を行わせるものとされて、構成される。
(作 用)
上述の如くの本発明に係るワイパ制御装置においては、
ワイパが作動状態とされたもとで車両が加速走行状態と
されるとき、それが走行状態検出手段により検出され、
その検出出力に応じてワイパ速度制御手段が動作し、ワ
イパ速度設定手段により設定されるワイパの作動速度が
、所定の条件のもとで、車両が加速走行状態にないとき
に比して上昇したもの、あるいは、加速走行状態直前に
高作動速度状態にあればその高作動速度を維持するもの
とされ、それにより、ワイパ駆動手段により駆動される
ワイパの実際の作動速度が、車両の加速走行状態の開始
俊速やかに上昇せしめられ、あるいは、加速走行状態直
前の高作動速度に維持されることになり、もしくは、ワ
イパが作動状態とされたもとで車両が減速走行状態とさ
れるとき、それが走行状態検出手段により検出され、そ
の検出出力に応じてワイパ速度制御手段が動作し、ワイ
パ速度設定手段により設定されるワイパの作動速度が、
所定の期間、所定の条件のもとで、減速走行状態直前の
速度を維持するものとされ、それにより、ワイパ駆動手
段により駆動されるワイパの実際の作動速度が、車両の
減速走行状態の開始後所定の期間に亙り、減速走行状態
直前の速度に維持されることになる。
ワイパが作動状態とされたもとで車両が加速走行状態と
されるとき、それが走行状態検出手段により検出され、
その検出出力に応じてワイパ速度制御手段が動作し、ワ
イパ速度設定手段により設定されるワイパの作動速度が
、所定の条件のもとで、車両が加速走行状態にないとき
に比して上昇したもの、あるいは、加速走行状態直前に
高作動速度状態にあればその高作動速度を維持するもの
とされ、それにより、ワイパ駆動手段により駆動される
ワイパの実際の作動速度が、車両の加速走行状態の開始
俊速やかに上昇せしめられ、あるいは、加速走行状態直
前の高作動速度に維持されることになり、もしくは、ワ
イパが作動状態とされたもとで車両が減速走行状態とさ
れるとき、それが走行状態検出手段により検出され、そ
の検出出力に応じてワイパ速度制御手段が動作し、ワイ
パ速度設定手段により設定されるワイパの作動速度が、
所定の期間、所定の条件のもとで、減速走行状態直前の
速度を維持するものとされ、それにより、ワイパ駆動手
段により駆動されるワイパの実際の作動速度が、車両の
減速走行状態の開始後所定の期間に亙り、減速走行状態
直前の速度に維持されることになる。
従って、本発明に係るワイパ制御装置が用いられる場合
には、車両が降雨中に加速走行状態とされるとき、その
開始俊速やかに、運転者のウィンドシールドを通じての
視界がより良好にされるようになす対策がとられ、ある
いは、車両が降雨中に減速走行状態とされるとき、運転
者のウィンドシールドを通じての視界が急速に悪化する
事態を回避するための対策がとられることになり、運転
者が車両を加速走行状態あるいは減速走行状態とするに
際して持つ要求が的確に満たされることになる。
には、車両が降雨中に加速走行状態とされるとき、その
開始俊速やかに、運転者のウィンドシールドを通じての
視界がより良好にされるようになす対策がとられ、ある
いは、車両が降雨中に減速走行状態とされるとき、運転
者のウィンドシールドを通じての視界が急速に悪化する
事態を回避するための対策がとられることになり、運転
者が車両を加速走行状態あるいは減速走行状態とするに
際して持つ要求が的確に満たされることになる。
(実施例)
第2図は、本発明に係るワイパ制御装置の一例を、それ
が適用されて車両に装備されたワイパと共に示す。
が適用されて車両に装備されたワイパと共に示す。
第2図において、車両10に装備されたワイパ1は、ウ
ィンドシールド11の外面に接触する一対のブレード2
と、各ブレード2を支持する一対のアーム3と、無段変
速式とされたモータ4と、モータ4と1対のアーム3と
を連結し、モータ4の回転を各アーム3の往復回動運動
に変換するリンク機構5とを含んで構成されている。そ
して、一対のアーム3の夫々は、車体におけるウィンド
シールド11の下端部近傍の位置に軸着されて、リンク
機構5に接続されており、リンク機構5及びモータ4は
、フッドパネル12の下方に配されて、モータ4の出力
軸が減速歯車部を介してリンク機構5に連結されている
。
ィンドシールド11の外面に接触する一対のブレード2
と、各ブレード2を支持する一対のアーム3と、無段変
速式とされたモータ4と、モータ4と1対のアーム3と
を連結し、モータ4の回転を各アーム3の往復回動運動
に変換するリンク機構5とを含んで構成されている。そ
して、一対のアーム3の夫々は、車体におけるウィンド
シールド11の下端部近傍の位置に軸着されて、リンク
機構5に接続されており、リンク機構5及びモータ4は
、フッドパネル12の下方に配されて、モータ4の出力
軸が減速歯車部を介してリンク機構5に連結されている
。
このようなワイパ1に対して、モータ4に駆動信号Pd
を供給する駆動回路20と駆動回路20に制御信号Pc
を供給する制御ユニット30とが設けられており、これ
ら駆動回路20及び制御ユニット30によって本発明に
係るワイパ制御装置の一例が形成されている。
を供給する駆動回路20と駆動回路20に制御信号Pc
を供給する制御ユニット30とが設けられており、これ
ら駆動回路20及び制御ユニット30によって本発明に
係るワイパ制御装置の一例が形成されている。
制御ユニット30には、ブレーキペダルの踏込状態を検
出するブレーキスイッチ41から得られる検出出力信号
Sb、車両10に搭載されたエンジンの吸気通路に配さ
れてアクセルペダルに連動するスロットルバルブの開度
を検出するスロットル開度センサ42から得られる検出
出力信号SL。
出するブレーキスイッチ41から得られる検出出力信号
Sb、車両10に搭載されたエンジンの吸気通路に配さ
れてアクセルペダルに連動するスロットルバルブの開度
を検出するスロットル開度センサ42から得られる検出
出力信号SL。
車速を検出する車速センサ43から得られる検出出力信
号Sv、及び、雨滴圧力を検出する雨滴センサ44から
の検出出力信号Spが供給され、さらに、ワイパ1に自
動制御モード及びマニュアル制御モードのうちのいずれ
をとらせるかの選択を行うモード選択スイッチ51から
の指令信号Ca。
号Sv、及び、雨滴圧力を検出する雨滴センサ44から
の検出出力信号Spが供給され、さらに、ワイパ1に自
動制御モード及びマニュアル制御モードのうちのいずれ
をとらせるかの選択を行うモード選択スイッチ51から
の指令信号Ca。
ワイパ1にマニュアル制御モードのもとにおいて間歇作
動状態、低速連続作動状態及び高速連続作動状態のうち
のいずれをとらせるかの選択を行う速度選択スイッチ5
2からの指令信号cb、及び、ワイパ1がマニュアル制
御モードのもとて間歇作動状態をとるものとされた場合
における作動間隔時間を調整する間隔調整摘み53から
の指令信号Ccも供給される。
動状態、低速連続作動状態及び高速連続作動状態のうち
のいずれをとらせるかの選択を行う速度選択スイッチ5
2からの指令信号cb、及び、ワイパ1がマニュアル制
御モードのもとて間歇作動状態をとるものとされた場合
における作動間隔時間を調整する間隔調整摘み53から
の指令信号Ccも供給される。
また、制御ユニット30は、モード選択スイッチ51に
よって自動制御モードが選択されたもとでワイパ1の作
動速度を設定するワイパ速度設定演算部30aと、モー
ド選択スイッチ51によって自動制御モードが選択され
たもとでは、ワイパ速度設定演算部30aにより設定さ
れた作動速度に対応するものとされ、また、モード選択
スイッチ51によってマニュアル制御モードが選択され
たもとでは、速度選択スイッチ52からの指令信号cb
及び間隔調整摘み53からの指令信号Ccに応じたもの
とされる制御信号Pcを形成する制御信号形成部30b
とを内蔵するものとされている。
よって自動制御モードが選択されたもとでワイパ1の作
動速度を設定するワイパ速度設定演算部30aと、モー
ド選択スイッチ51によって自動制御モードが選択され
たもとでは、ワイパ速度設定演算部30aにより設定さ
れた作動速度に対応するものとされ、また、モード選択
スイッチ51によってマニュアル制御モードが選択され
たもとでは、速度選択スイッチ52からの指令信号cb
及び間隔調整摘み53からの指令信号Ccに応じたもの
とされる制御信号Pcを形成する制御信号形成部30b
とを内蔵するものとされている。
ワイパ速度設定演算部30aは、モード選択スイッチ5
1からの指令信号C,aが自動制御モードが選択された
ことを示すもとで、雨滴センサ44からの検出出力信号
Spに基づいて、ワイパ1を作動させるべき状態か否か
を判断する。そして、ワイパ1を作動させるべき状態で
ある場合には、車速センサ43からの検出出力信号Sv
及び雨滴センサ44からの検出出力信号Spに基づいて
、ワイパ1の作動速度Wを算出する。斯かる作動速度W
の算出は、第3図に示される、樅軸に作動速度Wがとら
れ、横軸に雨滴圧力PがとられてあられされるW−P特
性図における複数の特性線りのうちから、検出出力信号
Svによりあられされる車速■に応じて、高速用特性線
La、中速用特性線Lbもしくは低連用特性線Lcが選
択され、選択された特性線りに基づいて、検出出力信号
Spによりあられされる雨滴圧力Pに対応する作動速度
Wが求められることにより行われる。高速用特性線La
、中速用特性線Lb及び低速用特性線LCは、同一の雨
滴圧力Pに対応する作動速度Wが、高速用特性線La、
中速用特性線Lb、低速用特性線Lcの順に高くなるも
のとされており、従って、高速用特性線Laが選択され
る場合には、作動速度Wとして高作動速度が設定され、
一方、低速用特性線Lcが選択される場合には、作動速
度Wとして低作動速度が設定されることになる。
1からの指令信号C,aが自動制御モードが選択された
ことを示すもとで、雨滴センサ44からの検出出力信号
Spに基づいて、ワイパ1を作動させるべき状態か否か
を判断する。そして、ワイパ1を作動させるべき状態で
ある場合には、車速センサ43からの検出出力信号Sv
及び雨滴センサ44からの検出出力信号Spに基づいて
、ワイパ1の作動速度Wを算出する。斯かる作動速度W
の算出は、第3図に示される、樅軸に作動速度Wがとら
れ、横軸に雨滴圧力PがとられてあられされるW−P特
性図における複数の特性線りのうちから、検出出力信号
Svによりあられされる車速■に応じて、高速用特性線
La、中速用特性線Lbもしくは低連用特性線Lcが選
択され、選択された特性線りに基づいて、検出出力信号
Spによりあられされる雨滴圧力Pに対応する作動速度
Wが求められることにより行われる。高速用特性線La
、中速用特性線Lb及び低速用特性線LCは、同一の雨
滴圧力Pに対応する作動速度Wが、高速用特性線La、
中速用特性線Lb、低速用特性線Lcの順に高くなるも
のとされており、従って、高速用特性線Laが選択され
る場合には、作動速度Wとして高作動速度が設定され、
一方、低速用特性線Lcが選択される場合には、作動速
度Wとして低作動速度が設定されることになる。
また、ワイパ速度設定演算部30aは、自動制御モード
が選択され、かつ、ワイパ1を作動させるべき状態であ
るもとで、スロットル開度センサ42から得られる検出
出力信号Stがあられすスロットル開度Thの変化率Δ
Thを求めて、変化率ΔThの値から車両10が加速走
行状態にされたか否かを判断し、車両10が加速走行状
態にされた場合には、作動速度Wが算出されるにあたっ
て、そのときの車速■にかかわらず、高速用特性線La
が選択され、高速用特性線Laに基づいて雨滴圧力Pに
対応する作動速度Wが求められ、作動速度Wとして高作
動速度が設定されるようにする。その結果、車両10が
加速走行状態にされた場合には、速やかに、雨滴圧力P
が変化しないもとで、車両10が加速走行状態にないと
きに比して上昇した作動速度W、あるいは、加速走行状
態直前に高作動速度がとられていればその高作動速度を
維持するものとなる作動速度Wが設定されることになる
。
が選択され、かつ、ワイパ1を作動させるべき状態であ
るもとで、スロットル開度センサ42から得られる検出
出力信号Stがあられすスロットル開度Thの変化率Δ
Thを求めて、変化率ΔThの値から車両10が加速走
行状態にされたか否かを判断し、車両10が加速走行状
態にされた場合には、作動速度Wが算出されるにあたっ
て、そのときの車速■にかかわらず、高速用特性線La
が選択され、高速用特性線Laに基づいて雨滴圧力Pに
対応する作動速度Wが求められ、作動速度Wとして高作
動速度が設定されるようにする。その結果、車両10が
加速走行状態にされた場合には、速やかに、雨滴圧力P
が変化しないもとで、車両10が加速走行状態にないと
きに比して上昇した作動速度W、あるいは、加速走行状
態直前に高作動速度がとられていればその高作動速度を
維持するものとなる作動速度Wが設定されることになる
。
さらに、ワイパ速度設定演算部30aは、自動制御モー
ドが選択され、かつ、ワイパ1を作動させるべき状態で
あるもとで、ブレーキスイッチ41から得られる検出出
力信号sbに基づき、車両10のブレーキ装置が作動せ
しめられて車両10が減速走行状態にされたか否かを判
断し、車両10が減速走行状態にされた場合には、作動
速度Wが算出されるにあたって、所定の期間、その後の
車速■の変化にかかわらず、減速走行状態にされる直前
に選択されていた特性線りが引き続き選択され、その特
性線りに基づいて雨滴圧力Pに対応する作動速度Wが求
められるようにする。その結果、車両10のブレーキ装
置が作動せしめられて車両10が減速走行状態にされた
場合には、所定の期間、雨滴圧力Pが変化しないもとで
、減速走行状態直前の作動速度を維持するものとなる作
動速度Wが設定されることになる。
ドが選択され、かつ、ワイパ1を作動させるべき状態で
あるもとで、ブレーキスイッチ41から得られる検出出
力信号sbに基づき、車両10のブレーキ装置が作動せ
しめられて車両10が減速走行状態にされたか否かを判
断し、車両10が減速走行状態にされた場合には、作動
速度Wが算出されるにあたって、所定の期間、その後の
車速■の変化にかかわらず、減速走行状態にされる直前
に選択されていた特性線りが引き続き選択され、その特
性線りに基づいて雨滴圧力Pに対応する作動速度Wが求
められるようにする。その結果、車両10のブレーキ装
置が作動せしめられて車両10が減速走行状態にされた
場合には、所定の期間、雨滴圧力Pが変化しないもとで
、減速走行状態直前の作動速度を維持するものとなる作
動速度Wが設定されることになる。
一方、制御信号形成部30bは、モード選択スイッチ5
1からの指令信号Caが自動制御モードが選択されたこ
とを示すもとでは、上述の如くにしてワイパ速度設定演
算部30aにより設定される作動速度Wに応じた制御信
号Pcを形成し、それを駆動回路20に供給する。駆動
回路20は、制御信号形成部30bからの制御信号Pc
に基づく駆動信号Pdを形成し、それをモータ4に供給
してモータ4を駆動する。その結果、ワイパ1が、ワイ
パ速度設定演算部30aにより設定された作動速度Wを
もって、ウィンドシールド11に対する払拭動作を行う
ものとされる。
1からの指令信号Caが自動制御モードが選択されたこ
とを示すもとでは、上述の如くにしてワイパ速度設定演
算部30aにより設定される作動速度Wに応じた制御信
号Pcを形成し、それを駆動回路20に供給する。駆動
回路20は、制御信号形成部30bからの制御信号Pc
に基づく駆動信号Pdを形成し、それをモータ4に供給
してモータ4を駆動する。その結果、ワイパ1が、ワイ
パ速度設定演算部30aにより設定された作動速度Wを
もって、ウィンドシールド11に対する払拭動作を行う
ものとされる。
このようにされることにより、モード選択スイッチ51
によって自動制御モードが選択されたもとにおいては、
車両10が降雨中に加速走行状態とされるとき、その開
始俊速やかに、雨滴圧力Pが変化しないもとで、車両1
0が加速走行状態にないときに比して上昇した作動速度
W、あるいは、加速走行状態直前に高作動速度がとられ
ていればその高作動速度を維持するものとなる作動速度
Wをもってワイパ1が作動せしめられるようにされて、
運転者のウィンドシールド11を通じての視界がより良
好にされるようになす対策がとられ、また、車両10が
降雨中に減速走行状態とされるとき、所定の期間、雨滴
圧力Pが変化しないもとで、減速走行状態直前の作動速
度を維持するものとなる作動速度Wをもってワイパ1が
作動せしめられるようにされて、運転者のウィンドシー
ルド11を通じての視界が急速に悪化する事態を回避す
るための対策がとられることになる。
によって自動制御モードが選択されたもとにおいては、
車両10が降雨中に加速走行状態とされるとき、その開
始俊速やかに、雨滴圧力Pが変化しないもとで、車両1
0が加速走行状態にないときに比して上昇した作動速度
W、あるいは、加速走行状態直前に高作動速度がとられ
ていればその高作動速度を維持するものとなる作動速度
Wをもってワイパ1が作動せしめられるようにされて、
運転者のウィンドシールド11を通じての視界がより良
好にされるようになす対策がとられ、また、車両10が
降雨中に減速走行状態とされるとき、所定の期間、雨滴
圧力Pが変化しないもとで、減速走行状態直前の作動速
度を維持するものとなる作動速度Wをもってワイパ1が
作動せしめられるようにされて、運転者のウィンドシー
ルド11を通じての視界が急速に悪化する事態を回避す
るための対策がとられることになる。
第4図及び第5図の特性図(横軸は時間1)は、車両1
0が降雨中に加速走行状態とされる場合の例を示し、ス
ロットル開度Thが、第4図における実線Ltによりあ
られされる如くに、時点も。
0が降雨中に加速走行状態とされる場合の例を示し、ス
ロットル開度Thが、第4図における実線Ltによりあ
られされる如くに、時点も。
において急激に増大せしめられて、加速走行状態とされ
、車速Vが、第4図における破線Lvによりあられされ
る如(に上昇してい(とき、ワイパ1の作動速度Wは、
第5図における実線Lwによりあられされる如く、車速
■の上昇に伴って上昇するのではなく、車両10の加速
走行状態が開始される時点も、俊速やかに上昇せしめら
れるものとされる。
、車速Vが、第4図における破線Lvによりあられされ
る如(に上昇してい(とき、ワイパ1の作動速度Wは、
第5図における実線Lwによりあられされる如く、車速
■の上昇に伴って上昇するのではなく、車両10の加速
走行状態が開始される時点も、俊速やかに上昇せしめら
れるものとされる。
また、第6図及び第7図の特性図は、車両10が降雨中
に減速走行状態とされる場合の例を示し、車速Vが、第
6図における実線Lvによりあられされる如くに、時点
し、においてブレーキ装置が作動せしめられることによ
り低下せしめられるものとされて、減速走行状態とされ
るとき、ワイパ1の作動速度Wは、第7図における実線
Lwによりあられされる如く、車速■の低下に伴って時
点も、後直ちに低下するのではなく、車両10の減速走
行状態が開始される時点t、からその後の時点tcまで
の期間τにおいては時点T、bの直前における作動速度
を維持し、時点tc後に低下するものとされる。
に減速走行状態とされる場合の例を示し、車速Vが、第
6図における実線Lvによりあられされる如くに、時点
し、においてブレーキ装置が作動せしめられることによ
り低下せしめられるものとされて、減速走行状態とされ
るとき、ワイパ1の作動速度Wは、第7図における実線
Lwによりあられされる如く、車速■の低下に伴って時
点も、後直ちに低下するのではなく、車両10の減速走
行状態が開始される時点t、からその後の時点tcまで
の期間τにおいては時点T、bの直前における作動速度
を維持し、時点tc後に低下するものとされる。
なお、モード選択スイッチ51によってマニュアル制御
モードが選択されたもとにおいては、制御信号形成部3
0bが、速度選択スイッチ52からの指令信号cb及び
間隔調整摘み53からの指令信号Ccに応じた制御信号
Pcを形成して、それを駆動回路20に供給し、駆動回
路20は、制御信号形成部30bからの制御信号Pcに
基づく駆動信号Pdを形成して、それをモータ4に供給
してモータ4を駆動する。その結果、ワイパ1が、速度
選択スイッチ52により選択された間歇作動状態、低速
連続作動状態及び高速連続作動状態のうちのいずれかを
とるものとされて、かつ、間歇作動状態をとるものとさ
れた場合には、間隔調整摘み53により調整された作動
間隔をもって、ウィンドシールド11に対する払拭動作
を行うものとされる。
モードが選択されたもとにおいては、制御信号形成部3
0bが、速度選択スイッチ52からの指令信号cb及び
間隔調整摘み53からの指令信号Ccに応じた制御信号
Pcを形成して、それを駆動回路20に供給し、駆動回
路20は、制御信号形成部30bからの制御信号Pcに
基づく駆動信号Pdを形成して、それをモータ4に供給
してモータ4を駆動する。その結果、ワイパ1が、速度
選択スイッチ52により選択された間歇作動状態、低速
連続作動状態及び高速連続作動状態のうちのいずれかを
とるものとされて、かつ、間歇作動状態をとるものとさ
れた場合には、間隔調整摘み53により調整された作動
間隔をもって、ウィンドシールド11に対する払拭動作
を行うものとされる。
上述の如くの制御動作を行う制御ユニット30は、例え
ば、マイクロコンピュータが用いられて構成されるが、
斯かる場合におけるマイクロコンピュータが実行するワ
イパ1に対する自動制御を行うに際してのプログラムの
一例を、第8図のフローチャートを参照して説明する。
ば、マイクロコンピュータが用いられて構成されるが、
斯かる場合におけるマイクロコンピュータが実行するワ
イパ1に対する自動制御を行うに際してのプログラムの
一例を、第8図のフローチャートを参照して説明する。
第8図のフローチャートで示されるプログラムに従う制
御動作においては、スタート後、ステップ60において
、検出出力信号Sb、 SL、 Sv及びSp、及
び、指令信号Caを取り込み、続くステップ61におい
て、指令信号Caに基づき、モード選択スイッチ5Iに
より自動制御モードがとられているか否かを判断する。
御動作においては、スタート後、ステップ60において
、検出出力信号Sb、 SL、 Sv及びSp、及
び、指令信号Caを取り込み、続くステップ61におい
て、指令信号Caに基づき、モード選択スイッチ5Iに
より自動制御モードがとられているか否かを判断する。
その結果、自動制御モードがとられていない場合には、
ステップ60に戻り、自動制御モードがとられている場
合には、ステップ62において、検出出力信号Spによ
りあられされる雨滴圧力Pが、第3図に示される特性図
にあられされる如くの、比較的小なる正の圧力値Pa以
上であるか否かを判断する。ステップ62での判断の結
果、検出出力信号Spによりあられされる雨滴圧力Pが
圧力値POより小である場合には、ワイパ1を作動させ
る必要がないとしてステップ60に戻り、一方、検出出
力信号Spによりあられされる雨滴圧力Pが圧力値20
以上である場合には、ワイパ1を作動させる必要がある
としてステップ63に進む。
ステップ60に戻り、自動制御モードがとられている場
合には、ステップ62において、検出出力信号Spによ
りあられされる雨滴圧力Pが、第3図に示される特性図
にあられされる如くの、比較的小なる正の圧力値Pa以
上であるか否かを判断する。ステップ62での判断の結
果、検出出力信号Spによりあられされる雨滴圧力Pが
圧力値POより小である場合には、ワイパ1を作動させ
る必要がないとしてステップ60に戻り、一方、検出出
力信号Spによりあられされる雨滴圧力Pが圧力値20
以上である場合には、ワイパ1を作動させる必要がある
としてステップ63に進む。
ステップ63においては、検出出力信号Stがあられす
スロットル開度Thについての変化率ΔThを算出し、
算出された変化率ΔThが比較的小なる正の値ΔTho
以上であるか否かを判断する。その結果、変化率ΔTh
が比較的小なる正の値ΔThoより小である場合には、
車両10が加速走行状態にないとして、ステップ64に
おいて、そのとき設定されているワイパ1の作動速度W
aを取り込んだ後、ステップ65において、検出出力信
号sbに基づき、ブレーキ装置が作動せしめられたか否
かを判断する。
スロットル開度Thについての変化率ΔThを算出し、
算出された変化率ΔThが比較的小なる正の値ΔTho
以上であるか否かを判断する。その結果、変化率ΔTh
が比較的小なる正の値ΔThoより小である場合には、
車両10が加速走行状態にないとして、ステップ64に
おいて、そのとき設定されているワイパ1の作動速度W
aを取り込んだ後、ステップ65において、検出出力信
号sbに基づき、ブレーキ装置が作動せしめられたか否
かを判断する。
ステップ65での判断の結果、ブレーキ装置が作動せし
められていない場合には、車両10が減速走行状態にな
いとして、ステップ66において、第3図に示される如
くの特性図における複数の特性線りのうちから検出出力
信号Svによりあられされる車速■に対応するものを選
択する。そして、ステップ67において、ステップ66
において選択された特性線りに基づき、検出出力信号S
pによりあられされる雨滴圧力Pに対応する作動速度W
を設定し、続(ステップ68において、ステッブロアに
おいて設定された作動速度Wに応じた制御信号Pcを送
出し、その後、ステップ60に戻る。
められていない場合には、車両10が減速走行状態にな
いとして、ステップ66において、第3図に示される如
くの特性図における複数の特性線りのうちから検出出力
信号Svによりあられされる車速■に対応するものを選
択する。そして、ステップ67において、ステップ66
において選択された特性線りに基づき、検出出力信号S
pによりあられされる雨滴圧力Pに対応する作動速度W
を設定し、続(ステップ68において、ステッブロアに
おいて設定された作動速度Wに応じた制御信号Pcを送
出し、その後、ステップ60に戻る。
一方、ステップ63における判断の結果、変化率ΔTh
が比較的小なる正の値ΔTho以上である場合には、車
両lOが加速走行状態にされたとして、ステップ69に
おいて、第3図に示される如くの特性図における複数の
特性線りのうちから、高速用特性線Laを選択する。そ
して、ステップ70において、ステップ69において選
択された高速用特性線Laに基づき、検出出力信号Sp
によりあられされる雨滴圧力Pに対応する作動速度Wを
設定する。その後、ステップ68に進み、ステップ70
において設定された作動速度Wに応じた制御信号Pcを
送出して、ステップ60に戻る。
が比較的小なる正の値ΔTho以上である場合には、車
両lOが加速走行状態にされたとして、ステップ69に
おいて、第3図に示される如くの特性図における複数の
特性線りのうちから、高速用特性線Laを選択する。そ
して、ステップ70において、ステップ69において選
択された高速用特性線Laに基づき、検出出力信号Sp
によりあられされる雨滴圧力Pに対応する作動速度Wを
設定する。その後、ステップ68に進み、ステップ70
において設定された作動速度Wに応じた制御信号Pcを
送出して、ステップ60に戻る。
さらに、ステップ65での判断の結果、ブレーキ装置が
作動せしめられている場合には、車両lOが減速走行状
態にされたとして、ステップ71に進む。ステップ71
においては、内蔵されたタイマーの作動を開始させ、続
くステップ72において、作動速度Wを、ステップ64
において取り込まれた作動速度Waに等しいものとして
設定する。そして、ステップ73において、ステップ7
2において設定された作動速度Wに応じた制御信号Pc
を送出し、その後、ステップ74において、タイマーの
計測値Mが所定の期間長に対応する値MO以上になった
か否かを判断する。
作動せしめられている場合には、車両lOが減速走行状
態にされたとして、ステップ71に進む。ステップ71
においては、内蔵されたタイマーの作動を開始させ、続
くステップ72において、作動速度Wを、ステップ64
において取り込まれた作動速度Waに等しいものとして
設定する。そして、ステップ73において、ステップ7
2において設定された作動速度Wに応じた制御信号Pc
を送出し、その後、ステップ74において、タイマーの
計測値Mが所定の期間長に対応する値MO以上になった
か否かを判断する。
ステップ74での判断の結果、タイマーの計測値Mが値
Moより小である場合には、ステップ73に戻って、ス
テップ72において設定された作動速度Wに応じた制御
信号Pcを送出し、また、タイマーの計測値Mが値Mo
以上になった場合には、ステップ75において、タイマ
ーの作動を停止させるとともにその計数値を零にし、そ
の後、ステップ60に戻る。
Moより小である場合には、ステップ73に戻って、ス
テップ72において設定された作動速度Wに応じた制御
信号Pcを送出し、また、タイマーの計測値Mが値Mo
以上になった場合には、ステップ75において、タイマ
ーの作動を停止させるとともにその計数値を零にし、そ
の後、ステップ60に戻る。
(発明の効果)
以上の説明から明らかな如く、本発明に係るワイパ制御
装置によれば、車両に装備されるワイパの作動速度を自
動制御するにあたり、ワイパが作動状態とされたもとで
車両が加速走行状態とされるとき、ワイパの実際の作動
速度が、車両の加速走行状態の開始後速やかに上昇せし
められ、あるいは、加速走行状態直前の高作動速度に維
持される状態を得ることができ、もしくは、ワイパが作
動状態とされたもとで車両が減速走行状態とされるとき
、ワイパの実際の作動速度が、車両の減速走行状態の開
始後所定の期間に亙り、減速走行状態直前の速度に維持
される状態を得ることができる。従って、本発明に係る
ワイパ制御装置が装備された車両においては、降雨中に
加速走行状態とされるとき、その開始後速やかに、運転
者のウィンドシールドを通じての視界がより良好にされ
るようになす対策がとられ、あるいは、降雨中に減速走
行状態とされるとき、運転者のウィンドシールドを通じ
ての視界が急速に悪化する事態を回避。
装置によれば、車両に装備されるワイパの作動速度を自
動制御するにあたり、ワイパが作動状態とされたもとで
車両が加速走行状態とされるとき、ワイパの実際の作動
速度が、車両の加速走行状態の開始後速やかに上昇せし
められ、あるいは、加速走行状態直前の高作動速度に維
持される状態を得ることができ、もしくは、ワイパが作
動状態とされたもとで車両が減速走行状態とされるとき
、ワイパの実際の作動速度が、車両の減速走行状態の開
始後所定の期間に亙り、減速走行状態直前の速度に維持
される状態を得ることができる。従って、本発明に係る
ワイパ制御装置が装備された車両においては、降雨中に
加速走行状態とされるとき、その開始後速やかに、運転
者のウィンドシールドを通じての視界がより良好にされ
るようになす対策がとられ、あるいは、降雨中に減速走
行状態とされるとき、運転者のウィンドシールドを通じ
ての視界が急速に悪化する事態を回避。
するための対策がとられることになり、その結果、運転
者が車両を加速走行状態あるいは減速走行状態とするに
際して持つ要求が的確に満たされることになる。
者が車両を加速走行状態あるいは減速走行状態とするに
際して持つ要求が的確に満たされることになる。
第1図は本発明に係るワイパ制御装置を特許請求の範囲
に対応させて示す基本構成図、第2図は本発明に係るワ
イパ制御装置の一例をそ抗が適用されて車両に装備され
たワイパと共に示す概略構成図、第3図〜第7図は第2
図に示される例の動作説明に供される特性図、第8図は
第2図に示される例における制御ユニットにマイクロコ
ンピュータが用いられた場合における、斯かるマイクロ
コンピュータが実行する制御プログラムの一例を示すフ
ローチャートである。 図中、1はワイパ、2はブレード、3はアーム、4はモ
ータ、5はリンク機構、20は駆動回路、30は制御ユ
ニット、41はブレーキスイッチ、42はスロットル開
度センサ、43は車速センサ、44は雨滴センサ、51
はモード選択スイッチ、52は速度選択スイッチ、53
は間隔調整摘みである。 第2図 第4図 第5図 a
に対応させて示す基本構成図、第2図は本発明に係るワ
イパ制御装置の一例をそ抗が適用されて車両に装備され
たワイパと共に示す概略構成図、第3図〜第7図は第2
図に示される例の動作説明に供される特性図、第8図は
第2図に示される例における制御ユニットにマイクロコ
ンピュータが用いられた場合における、斯かるマイクロ
コンピュータが実行する制御プログラムの一例を示すフ
ローチャートである。 図中、1はワイパ、2はブレード、3はアーム、4はモ
ータ、5はリンク機構、20は駆動回路、30は制御ユ
ニット、41はブレーキスイッチ、42はスロットル開
度センサ、43は車速センサ、44は雨滴センサ、51
はモード選択スイッチ、52は速度選択スイッチ、53
は間隔調整摘みである。 第2図 第4図 第5図 a
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 車両の加速走行状態もしくは減速走行状態を検出する走
行状態検出手段と、 上記車両に装備されたワイパの作動速度を設定するワイ
パ速度設定手段と 上記ワイパを上記ワイパ速度設定手段により設定された
作動速度をもって作動させるワイパ駆動手段と、 上記走行状態検出手段により上記車両の加速走行状態も
しくは減速走行状態が検出されたとき、上記ワイパ速度
設定手段に、上記作動速度を増大させるべく、もしくは
、所定値に維持すべく設定する動作を行わせるワイパ速
度制御手段と、を備えて構成されるワイパ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1042046A JPH02220948A (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | ワイパ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1042046A JPH02220948A (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | ワイパ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02220948A true JPH02220948A (ja) | 1990-09-04 |
Family
ID=12625179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1042046A Pending JPH02220948A (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | ワイパ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02220948A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1614594A3 (en) * | 2004-07-07 | 2006-04-19 | Denso Corporation | Wiper control system |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6256475B2 (ja) * | 1981-09-02 | 1987-11-26 | Japan Atomic Energy Res Inst |
-
1989
- 1989-02-22 JP JP1042046A patent/JPH02220948A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6256475B2 (ja) * | 1981-09-02 | 1987-11-26 | Japan Atomic Energy Res Inst |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1614594A3 (en) * | 2004-07-07 | 2006-04-19 | Denso Corporation | Wiper control system |
US7235944B2 (en) | 2004-07-07 | 2007-06-26 | Denso Corporation | Wiper control system |
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