JPH0222086A - 転写媒体、熱転写プリンタシステムおよび熱転写プリンタの制御方法 - Google Patents

転写媒体、熱転写プリンタシステムおよび熱転写プリンタの制御方法

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JPH0222086A
JPH0222086A JP17345888A JP17345888A JPH0222086A JP H0222086 A JPH0222086 A JP H0222086A JP 17345888 A JP17345888 A JP 17345888A JP 17345888 A JP17345888 A JP 17345888A JP H0222086 A JPH0222086 A JP H0222086A
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JP
Japan
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ink
correction
ink layer
printing
heating element
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Pending
Application number
JP17345888A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Matsuzaki
松崎 正年
Kunihiro Koshizuka
国博 腰塚
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPH0222086A publication Critical patent/JPH0222086A/ja
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  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、転写媒体、熱転写プリンタシステムおよび
熱転写プリンタの制御方法に関する。
従来技術 熱転写プリンタは、高いドツト密度(240ドツト/イ
ンチ)の印字ヘッドを小型、低価格で比較的容易に製作
できるので、高印字品質を要求される電子タイプライタ
への応用が試みられている。
従来のインパクト型の電子タイプライタ、たとえばデイ
ジ−ホイール方式のタイプライタには、誤印字を修正で
きる修正機能を有するものがあるので、熱転写プリンタ
を電子タイプライタに応用する場合にも修正機能を備え
ていることが要求される。
熱転写印字方式における修正方法としては、いわゆるリ
フトオフ方式が従来から採用されている。この方式では
、第8図(a)に示すように、印字するときと同じイン
クリボン(1)であって支持体(2)とインク層(8)
とからなるインクリボン(1)を用い、すでに記録用紙
(4)に印字されている修正すべき文字のインク(3a
)に対応する位置で、印字ヘッド(6)をインクリボン
(1)および記録用紙(4)を介してプラテン(5)に
押圧し、修正すべき文字を印字したときと同様なドツト
パターンで印字ヘッド(6)の発熱素子(6a)を加熱
し、インクリボン(1)のインキ(3b)およびすでに
印字されたインク(3a)をともに軟化させて両者を接
着させる。そして、同図(b)に示すように、軟化した
インク(3b)が十分凝縮力を回復するまでインクリボ
ン(1)を走行させた後、インクリボン(1)を記録用
紙(4)から剥離することにより、すでに印字されたイ
ンク(3a)をインクリボン(1)側に吸着させて記録
用紙(4)から取り去る。
修正工程と印字工程との違いは、印字工程においては、
第9図に示すようにインクリボン(1)のインク(3)
を印字ヘッド(6)で加熱した後、速やかにインクリボ
ン(1)を印字用紙(4)から剥離させて軟化したイン
ク(3a)を印字用紙(4)に転写させているのに対し
、修正工程では、インクリボン(1)のインク(3)を
印字ヘッド(6)で加熱した後、所定時間をおいて、イ
ンクリボン(1)を記録用紙(4)から剥離しているこ
とである。つまり、剥離タイミングを変えることにより
、印字時には、インクリボン(1)のインク層(3)中
または支持体(2)とインク層(3)との界面で、修正
時は記録用紙(4)とすでに印字されたインク(3a)
との界面でそれぞれ剥離が行われるようにしている。
発明の課題 上記従来の修正方法では、記録用紙(4)に誤印字され
たインク(3a)をインクリボン(1)のインク(3)
に接着させて、記録用紙(4)から取り去っているので
、記録用紙(4)に対する接着性の高いインクを有する
インクリボンを使用すると、修正を行った後にも記録用
紙(4)にインクが残ってしまうという問題がある。
そこで、誤印字されたインクを効果的に取り去るために
、インクリボン(1)のインク(3)として記録用紙に
対する接着性があまり高くないインクを使用することが
考えられるが、そうすると印字されたインクの定着性が
悪くなるとともに平滑性の悪い記録用紙に印字したとき
に鮮明な印字が得られないという問題がある。
この発明は、印字されたインクの定着性がよく、平滑性
の悪い記録用紙に対しても良好な印字が行え、しかも確
実な修正を行える転写媒体、熱転写プリンタシステムお
よび熱転写プリンタの制御方法を提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 この発明による第1の転写媒体は、支持体ならびに支持
体の片面側に形成された印字用インク層および印字済イ
ンクをマスクして修正を行うための修正用インク層を有
しかつ印字用インク層か修正用インク層より支持体側に
設けられている この発明による第1の熱転写プリンタシステムは、転写
媒体か、支持体ならびに支持体の片面側に形成された印
字用インク層および印字済インクをマスクして修正を行
うための修正用インク層を有しかつ印字用インク層が修
正用インク層より支持体側に設けられているものであり
、プリンタが、印字工程においては、転写媒体を印字ヘ
ッドの発熱素子で加熱した後、印字用インクが修正用イ
ンク層とともに記録用紙に転写されるよう発熱素子から
比較的長い所定距離離れた剥離位置でインクを剥離する
印字用剥離手段、ならびに修正工程においては、転写媒
体を印字ヘッドの発熱素子で加熱した後、修正用インク
のみが記録用紙に転写されるよう発熱素子から比較的短
い所定距離離れた剥離位置でインクを剥離する修正用剥
離手段を備えていることを特徴とする。
この発明による第1の熱転写プリンタの制御方法は、支
持体ならびに支持体の片面側に形成された印字用インク
層および印字済インクをマスクして修正を行うための修
正用インク層を有しかつ印字用インク層が修正用インク
層より支持体側に設けられている転写媒体を用い、印字
工程においては、転写媒体を印字ヘッドの発熱素子で加
熱した後、印字用インクが修正用インク層とともに記録
用紙に転写されるよう発熱素子から比較的長い所定距離
離れた剥離位置でインクを剥離し、 修正工程においては、転写媒体を印字ヘッドの発熱素子
で加熱した後、修正用インクのみが記録用紙に転写され
るよう発熱素子から比較的短い所定距離離れた剥離位置
でインクを剥離することを特徴とする。
この発明による第2の転写媒体は、支持体ならびに支持
体の片面側に形成された印字用インク層および印字済イ
ンクをマスクして修正を行うだめの修正用インク層を有
しかつ修正用インク層が印字用インク層より支持体側に
設けられていることを特徴とする。
この発明による第2の熱転写プリンタシステムは、転写
媒体が、支持体ならびに支持体の片面側に形成された印
字用インク層および印字済インクをマスクして修正を行
うための修正用インク層を有しかつ修正用インク層が印
字用インク層より支持体側に設けられているものであり
、プリンタが、印字工程においては、転写媒体を印字ヘ
ッドの発熱素子で加熱した後、印字用インクのみが記録
用紙に転写されるよう発熱素子から比較的短い所定距離
離れた剥離位置でインクを剥離する印字用剥離手段、な
らびに修正工程においては、転写媒体を印字ヘッドの発
熱素子で加熱した後、修正用インクが印字用インク層と
ともに記録用紙に転写されるよう発熱素子から比較的長
い所定距離離れた剥離位置でインクを剥離する修正用剥
離手段を備えていることを特徴とする。
この発明による第2の熱転写プリンタの制御方法は、支
持体ならびに支持体の片面側に形成された印字用インク
層および印字済インクをマスクして修正を行うための修
正用インク層を有しかつ修正用インク層が印字用インク
層より支持体側に設けられている転写媒体を用い、印字
工程においては、転写媒体を印字ヘッドの発熱素子で加
熱した後、印字用インクのみが記録用紙に転写されるよ
う発熱素子から比較的短い所定距離離れた剥離位置でイ
ンクを剥離し、修正工程においては、転写媒体を印字ヘ
ッドの発熱素子で加熱した後、修正用インクが印字用イ
ンク層とともに記録用紙に転写されるよう発熱素子から
比較的長い所定距離離れた剥離位置でインクを剥離する
ことを特徴とする。
上記第1または第2の熱転写プリンタシステムは、好ま
しくは、プリンタが、修正工程において、修正すべき文
字に対するドツトパターンを含みかつ修正すべき文字に
対するドツト数より多いドツト数のドツトパターンを用
いて印字ヘッドを加熱する印字ヘッド制御手段を備えて
いる。
発明の作用 第1の転写媒体が用いられる第1の熱転写プリンタシス
テムおよび第1の熱転写プリンタの制御方法では、印字
工程においては、転写媒体が印字ヘッドの発熱素子で加
熱された後、発熱素子から比較的長い所定距離離れた剥
離位置でインクが剥離され、印字用インクが修正用イン
ク層とともに記録用紙に転写される。修正工程において
は、転写媒体を印字ヘッドの発熱素子で加熱した後、発
熱素子から比較的短い所定距離離れた剥離位置でインク
が剥離され、修正用インクのみが記録用紙に転写される
。好ましくは、修正工程において、修正すべき文字に対
するドツトパターンを含みかつ修正すべき文字に対する
ドツト数より多いドツト数のドットパクンを用いて印字
ヘッドが加熱される。
第2の転写媒体が用いられる第2の熱転写プリンタシス
テムおよび第2の熱転写プリンタの制御方法では、印字
工程においては、転写媒体を印字ヘッドの発熱素子で加
熱した後、発熱素子から比較的短い所定距離離れた剥離
位置でインクが剥離され、印字用インクのみが記録用紙
に転写される。修正工程においては、転写媒体を印字ヘ
ッドの発熱素子で加熱した後、発熱素子から比較的長い
所定距離離れた剥離位置でインクが剥離され、修正用イ
ンクが印字用インク層とともに記録用紙に転写される。
好ましくは、修正工程において、修正すべき文字に対す
るドツトパターンを含みかつ修正すべき文字に対するド
ツト数より多いドツト数のドツトパターンを用いて印字
ヘッドが加熱される。
実施例 以下、図面を参照して、この発明の実施例について説明
する。
第1図は、熱転写式電子タイプライタに用いられるイン
クリボン(転写媒体) (10)の構成を示している。
インクリボン(10)は、支持体(11)と、支持体(
11)上に形成された黒色または他の印字色の印字用イ
ンク層(12)と、印字用インク層(12)上に形成さ
れた白色または記録用紙と同様な色の修正用インク層(
13)とから構成されている。加熱されてから比較的短
時間後の修正用インク層(13)の膜強度は、印字用イ
ンク層(12)の膜強度より小さい。
第2図は、インクリボンの他の例を示している。このイ
ンクリボン(IOA)は、第1図のインクリボン(10
)の印字用インク層(12)と、修正用インク層(13
)との間に透明剥離層(14)が形成されているもので
ある。加熱されてから比較的短時間後の剥離層(14)
の膜強度は、両インク層(12) (13)の膜強度よ
り小さい。
第3図は、インクリボンのさらに他の例を示している。
このインクリボン(IOB)は、支持体(11)上に、
修正用インク層(13)が形成され、修正用インク層(
13)の上に印字用インク層(12)が形成されている
ものである。このインクリボン(IOB)においては、
加熱されてから比較的短時間後の印字用インク層(12
)の膜強度が修正用インク層(13)の膜強度より小さ
い。
第1図〜第3図のインクリボ:/ (10) (IOA
) (10B)において、支持体(11)は、良好な耐
熱強度を有するとともに寸法安定性が高いことが好まし
い。支持体(11)の材料としては、普通紙、コンデン
サー紙、ラミネート紙、コート紙等の紙類;ポリエチレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリ
プロピレン、ポリイミド等の樹脂フィルム類;紙と樹脂
フィルムとの複合体;アルミ箔等の金属シート;などが
用いられる。
支持体(11)の厚さは、通常30//ff以下、好ま
しくは2〜3071+17の範囲内である。支持体(1
1)の厚さが30#7を越えると、熱伝導性が低下して
、印字品質の低下を招くおそれがあるからである。支持
体く11)の裏面に、たとえばスティッキング防止層な
どのバッキング層を設けてもよい。
印字用インク層(12)および修正用インク層(13)
の組成は、熱溶融性物質10〜80重量%、熱可塑性樹
脂5〜80重量%、色剤5〜60重量%である。過冷却
性を持たせるために、インク層(12) (13)また
は剥離層(14〉にポリオキシエチレン系化合物を含有
させることが好ましい。
ポリオキシエチレン系化合物の添加量は、各インク層(
12) (13)組成物または剥離層(14)組成物の
合計量に対して、1〜40重量%が好ましく、2〜30
重量%が好適である。
熱溶融性物質、熱可塑性樹脂およびポリオキシエチレン
系化合物の種類、ならびにこれらの含有率を調整するこ
とによって、加熱されてから比較的短時間後の各インク
層(12) (13)および剥離層(14)の膜強度を
制御することができる。
熱溶融性物質としては、カルナバロウ、木ロウ、オウリ
キュリーロウ、ニスパルロウ等の植物ロウ;蜜ロウ、昆
虫ロウ、セラックロウ、鯨ロウ等の動物ロウ;パラフィ
ンワックス、マイクロクリスタルワックス、ポリエチレ
ンワックス、エステルワックス、酸ワツクス等の石油ロ
ウ;モンクンロウ、オシケライト、セレシン等の鉱物ロ
ウ;などのワックス類、パルミチン酸、ステアリン酸、
マルガリン酸、ベヘン酸等の高級脂肪酸;バルミチルア
ルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール
、マルガニルアルコール、ミリシルアルコール、エイコ
サノル等の高級アルコール;パルミチン酸セチル、パル
ミチン酸ミリシル、ステアリン酸セチル、ステアリン酸
ミリシル等の高級脂肪酸エステル;アセトアミド、プロ
ピオン酸アミド、パルミチン酸アミド、ステアリン酸ア
ミド、アミドワックス等のアミド類;ステアリルアミン
、ベヘニルアミン、パルミチルアミン等の高級アミン類
;などが用いられる。
これらは1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合
わせて用いてもよい。
これらの中でも、好ましいのは柳本MJP−2型を用い
て測定した融点が50〜1oo℃の範囲内にあるワック
スである。
各インク層(12)(13)における熱溶融性物質の含
有率は、各インク層(12)(1,3)組成物の合計量
に対して、通常、10〜80重量%の範囲内である。好
ましくは、支持体(11)に近い側に形成されるインク
層における熱溶融性物質の含有率は60〜80重量%の
範囲内であり、支持体(11)から遠い側に形成される
インク層における熱溶融性物質の含有率は10〜30重
量%の範囲内である。
熱可塑性樹脂としては、エチレン系共重合体、ポリアミ
ド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、
ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、塩化ビニル系
樹脂、セルロース系樹脂、ロジン系樹脂、アイオノマー
樹脂、石油系樹脂等の樹脂類;天然ゴム、スチレンブタ
ジェンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ジエ
ン系コポリマー等のエラストマー類;エステルガム、ロ
ジンマレイン酸樹脂、ロジンフェノール樹脂、水添ロジ
ン等のロジン誘導体;フェノール樹脂、テルペン樹脂、
シクロペンタジェン樹脂、芳香族系炭化水素樹脂等の軟
化点50〜150℃の高分子化合物;などが用いられる
各インク層(12) (13)における熱可塑性樹脂の
含有率は、各インク層組成物の合計量に対して、通常、
5〜80重量%の範囲内である。好ましくは、支持体(
11)に近い側に形成されるインク層における熱可塑性
樹脂の含有率は5〜15重量%の範囲内であり、支持体
(11)から遠い側に形成されるインク層における熱可
塑性樹脂の含有率は40〜80重量%の範囲内である。
印字用インク層(12)の色材としては、たとえば無機
顔料、有機顔料等の顔料および染料が用いられる。
無機顔料としては、二酸化チタン、カーボンブラック、
酸化亜鉛、プルシアンブルー、硫化カドミウム、酸化鉄
ならびに鉛、亜鉛、バリウムおよびカルシウムのクロム
酸塩などが挙げられる。
有機顔料としては、アゾ系、チオインジゴ系、アントラ
キノン系、アントアンスロン系、トリフエンジオキサジ
ン系の顔料、バット染料顔料、フタロシアニン顔料、た
とえば銅フタロシアニンおよびその誘導体ならびにキナ
クリドン顔料などが挙げられる。
染料としては、酸性染料、直接染料、分散染料、油溶性
染料、含金属油溶性染料などが挙げられる。
印字用インク層(12)における色材の含有率は、通常
、5〜40重量%の範囲内であり、好ましくは10〜3
0重量%の範囲内である。
修正用インク層(13)の色材としては、炭酸カルシウ
ム、酸化チタン(ホワイトチタン)等が用いられる。修
正インク層(13)における色材の含有率は、通常、5
〜60重量%の範囲内であり、好ましくは10〜50重
量%の範囲内である。
ポリオキシエチレン系化合物は、分子内に、次式 %式%(1) [ただし、第1式中、nは2以上の整数であり、好まし
くは4〜50の整数である。]で示される部分を有する
化合物であれば特に制限がない。もっとも、ポリエチレ
ン系化合物は、その両末端が−OHとなっているものよ
りも、誘導体となっているほうが好ましい。たとえば、
ポリエチレングリコールの一つあるいは二つのアルコー
ル性水酸基と種々の有機化合物とを反応させて、エーテ
ル結合、エステル結合を始めとして、イオウ原子や窒素
原子との結合、ウレタン結合その他のさまざまの結合形
態の誘導体が挙げられる。なお、この結合形態は、この
発明では特に本質的なものではなく、特に限定がない。
むしろ、ブロッキング性能、ブリードアウトの防止、凝
集力および粘性の適性化を達成する可く、分子量、熱溶
融性物質との混和性および極性基の数などの分子設計に
基き、適正な誘導が行なわれるべきである。好ましい誘
導としては、エーテル誘導が挙げられる。このエーテル
誘導したポリオキシエチレン系化合物を含有するインク
層は、一般にブロッキング性能に優れているからである
ポリオキシエチレン系化合物としては、その融点もしく
は軟化点が30〜120℃、特に40〜100℃で固体
状態もしくは半固体状態の物質であるものが好ましい。
上記第1式で示されるポリオキシエチレン鎖部分の好ま
しい分子量は、その化合物全体の分子量あるいはその化
合物の、上記ポリオキシエチレン部分以外の構造あるい
は分子量によって異なるけれども、多くの場合、ポリオ
キシエチレン部分の分子量合計として、40〜2000
0 、特に40〜2000が好ましい。
このような分子量を有するポリオキシエチレン系化合物
として、たとえば、以下の各種の化合物を例示すること
ができる。
(1)  ポリエチレングリコールのモノあるいはジエ
ステル誘導体 この範鴫に属するものには、たとえば炭素数が8〜50
の脂肪酸でエステル化された誘導体が挙げられ、たとえ
ば、(a)  直鎖モノエン酸、(b)  ジエン酸、
トリエン酸およびテトラエン酸のようなポリエン酸、(
C)  合成脂肪酸および天然脂肪酸、(d)  二級
脂肪酸および三級脂肪酸、(d)  直鎖脂肪酸および
分岐脂肪酸、(e) ダイマー酸、(f)  二塩基酸
および三塩基酸などの多塩基酸、(g)  オキシカル
ボン酸類、(h)  脂肪酸塩化物、(i)  脂肪酸
無水物、ならびに(j)  その他カルボキシル基を分
子内に単数もしくは複数含有する化合物などとポリエチ
レングリコールとのモノあるいはジグリコールが挙げら
れる。
これらの中でも好ましいのは、カプリル酸、ウンデカン
酸、ラウリン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、ペンタ
デカン酸、パルミチン酸、マルガリン酸、ステアリン酸
、オフタコ酸、メリシン酸などの炭素数が8〜30程度
である脂肪酸が挙げられ、特に、ノナデカン酸、アラキ
ン酸、ヘンエイコ酸、ベヘン酸、ブラシジン酸、トリコ
サン酸、リグノセリン酸、ペンタコサン酸なとのモノカ
ルボン酸とのポリエチレングリコールエステルのモノあ
るいはジエステルが挙げられる。
ポリエチレングリコールは、ポリエチレンモノエステル
と比較して、インク層組成物中での良好な分散特性を示
し、また、色材の分散性を劣化させないと言う優れた効
果を有し、さらに、表面平滑度の小さな記録シートの表
面に、高濃度の印像を安定して転写することができると
言う点で優れている。よって、上記各種の脂肪酸のポリ
エチレングリコールジエステルは、好ましいポリオキシ
エチレン系化合物として指摘することができる。
なお、ジエステルである場合、2個のカルボン酸にエス
テル結合する2本のポリオキシエチレン鎖は、その分子
量あるいはその構造が同一であっても、また相違してい
ても良い。
上記ジエステルの具体例としては、たとえば、ポリエチ
レングリコールジステアレート[PEG  4000]
、ポリエチレングリコールジラウレート[PEG  1
4000]、ポリエチレングリコールジパルミテート[
PEG 600]、ポリエチレングリコールジラウレー
ト[PEG  100]などが挙げられる。なお、[コ
内の数字は、ポリオキシエチレン鎖の平均分子量を示す
(2)  ポリオキシエチレングリコールのアルキル、
アリールアルキル、アルアリールまたはアリールモノエ
ーテル(ポリオキシエチレングリコールの1個の水酸基
がエーテル化された誘導体)。
この範鴎に属するものは、たとえば、エーテル残基の炭
素数が6以上、好ましくは18〜50であるアルキル、
アルアリールモノエーテル誘導体が挙げられる。なお、
アルキル基およびアルアリール基は、直鎖状であっても
、分岐状であっても良い。
具体的には、たとえば、ポリエチレングリコールモノ−
p−ノニルフェニルエーテル、ポリエチレングリコール
モノベヘニルエーテル、ポリエチレングリコールモノモ
ノオレイルエーテルなどが挙げられる。
さらにまた、特殊な場合として、エーテル残基が不飽和
炭化水素、合成アルコール、オキシカルボン酸、含窒素
化合物および含イオウ化合物に由来するものであっても
良い。
(3)  上記(2)に示すモノエーテル誘導体のエー
テルあるいはエステル誘導体 すなわち、上記ポリエチレングリコールのモノエーテル
誘導体における残余の水酸基をエーテル誘導あるいはエ
ステル誘導したものである。
この場合、エステル誘導体は上記(1)の場合に準じ、
またエーテル誘導体は上記(2)の場合に準する。
具体的には、ポリエチレングリコールモノp−ノニルフ
ェニルエーテルのモノベヘネート[PEG  8001
、ポリエチレングリコールモノステアリルエーテルのモ
ノステアレート[PE G  9000] 、ポリエチ
レングリコールジベヘニルエーテル[P E 0 60
00] 、ポリエチレングリコールモノオレイルエーテ
ルモノベヘニルエーテル[P E G  4000]な
どが挙げられる。
(4)  多価アルコールのポリオキシエチレングリコ
ールエーテル誘導体 上記多価アルコールとしては、分子内にアルコール性水
酸基を2以上有する化合物、たとえば、グリセリン、プ
ロピレングリコール、ペンタエリスリトール、ポリプロ
ピレングリコール、ソルビタン(1,5−ソルビタン、
1,4−ソルビタン、3,6−ソルビタン、イソソルバ
イトなど)、マンニトールその他分子量が800以下で
あるポバールなどが挙げられる。
さらに、多価アルコールは、互いにその2組以上が、ま
たポリオキシエチレン鎖その他の分子鎖によって結合さ
れていても良い。
上記のポリオキシエチレングリコールエーテル誘導体は
、上記多価アルコールの1個の水酸基にポリオキシエチ
レングリコールをエーテル結合したものであるが、上記
多価アルコールの残余の水酸基を、上記(1)および(
2)に準じてエーテル誘導したもの(これはポリオキシ
エチレングリコールジエーテル誘導体である。)、ある
いは残余の水酸基をエステル誘導したものであっても良
い。
また、別の見方をすれば、上記ポリオキシエチレングリ
コールエーテル誘導体は、その分子内にポリオキシエチ
レン鎖を単数あるいは複数有していても良い。そして、
このポリオキシエチレングリコールエーテル誘導体のポ
リオキシエチレン鎖の末端にある水酸基は、上記(1)
または(2)に準じてエステル誘導またはエーテル誘導
されているのが望ましい。
第4図は、熱転写式電子タイプライタの電気的構成を示
している。熱転写式電子タイプライタは、CPU(30
)によって制御される。CPU(30)は、そのプログ
ラム等が記憶されているROM (31)、各種データ
を記憶するR A M (32)、および文字パターン
発生装置(CG)(33)を備えている。文字パターン
発生装置(33)には、印字用パターン情報と、修正用
パターン情報とが記憶されている。
CP U (30)には、キーボードインタフェイス(
35)を介してキーボード(34)から文字コード情報
が入力する。また、CPU(30)には、インタフェイ
ス(37)を介して印字モードおよび修正モードを切り
替えるためのモード切替キー(38)から、モード設定
信号が入力する。さらに、CPU (30)には、リボ
ンエンド検出器(46)から検出信号が送られる。
CP U (30)からは、印字ヘッド駆動回路(38
)に印字用パターン情報または修正用パターン情報が送
られ、これらのパターン情報に応じて、印字ヘッド(3
9)の発熱素子が選択駆動される。
また、CP U (30)からは、印字ヘッド(39)
のプラテンへの圧着およびその解除を行うヘッド圧着・
解除装置(41)の駆動回路(40)、キャリッジモー
タ(43)の駆動回路(42)および記録用紙送り一夕
(45)の駆動回路(44)に、それぞれ制御信号が送
られる。
印字を行うときには、モード切替キー(36)によって
印字モードか選択される。印字モードにおいては、キー
ボード(34)によって入力された文字コード情報に基
づいて、その文字コード情報に対応する印字用パターン
情報が文字パターン発生装置(33)からが読出され、
この印字用パターン情報に基づいて、印字ヘッド(39
)の発熱素子が制御される。
修正を行うときには、モード切替キー(36)によって
修正モードが選択される。修正モードにおいては、操作
者は、修正すべき文字の上に印字ヘッド(39)をセッ
トし、修正すべき文字に対応するキーを押す。すると、
キーによって入力された文字コード情報に基づいて、そ
の文字コード情報に対応する修正用パターン情報が文字
パターン発生装置(33)から読出され、この修正用パ
ターン情報に基づいて、印字ヘッド(39)の発熱素子
が制御される。修正用パターン情報の詳細については後
述する。
第5図は、第1図のインクリボン(10)を用いて印字
を行った場合の転写の様子を示している。
印字モードにおいては、インクリボン(10)は、印字
ヘッド(39)の発熱素子(s9a)から所定距離11
離れた位置に配された剥離用ローラ(47)によって剥
離される。印字ヘッド(39)がインクリボン(10)
および記録用紙(15)とを介してプラテン(16)に
押圧されている状態で、印字ヘッド(39)の発熱素子
(39a)が印字用パターン情報に応じて発熱すると、
これに対抗する部分のインク(L2a) (13a)が
軟化して接着性を有するようになる(第5図(a))。
そして、軟化したインク(12a) (13a)が記録
用紙(15)に接着した状態で、印字ヘッド(39)の
発熱素子(39a)から所定距離11離れた剥離用ロー
ラ(47)付近まで走行した後に剥離される。軟化した
インク(12a) (13a)が剥離用ローラ(46)
付近まで走行する間に、軟化したインク(12a) (
13a)が冷却され、加熱により弱まっていた両インク
(12a) (13a)の膜強度が復活するたため、印
字用インク層(12)と支持体(11)との界面からイ
ンク(12a) (13a)が剥離される(同図(b)
)。つます、印字用インク(L2a>が修正用インク(
13a)とともに記録用紙(15)に転写される。した
がって、記録用紙(15)上には、印字用インク(12
a)が表面に現れる。印字モードにおいて、インク(1
2a)が加熱されてから剥離されるまでの時間は、イン
ク(12) (13)の種類にもよるが約40〜100
 m5ecに設定される。
第6図は、第1図のインクリボン(10)を用いて修正
を行った場合の転写の様子を示している。
修正モードにおいては、インクリボン(10)は、剥離
用ローラ(47)によってではなく、印字ヘッドク39
)の左端によって剥離される。印字ヘッド(39)が、
記録用紙(15)にすでに印字されているインク(12
a) (13a)上に押圧されている状態で、印字ヘッ
ド(39)の発熱素子(39a)が修正用バタン情報に
応じて発熱すると、インクリボン(10)の対向する部
分のインク(12b) (tab)およびすでに印字さ
れているインク(12a) (13a)がともに軟化し
て、互いに接着する(第6図(a))。
そして、軟化したインク(12a) (13a) o2
b)(13b)が記録用紙(15)に接着した状態で、
印字ヘッド(39)の発熱素子(39a)から非常に短
い距離12離れた位置にある印字ヘッド(89)の左端
付近まで走行した後に剥離される。つまり、この場合は
軟化した修正用インク(13b)は、冷却されることな
くインク(18b)の膜強度が回復しないうちに、すな
わちインク(13b)が非常に軟らかい状態で剥離され
る。この時点での修正用インク層(13)の膜強度は印
字用インク層(12)の膜強度よりも小さいので、軟化
した修正用インク層(13b)の途中からインク(13
b)が剥離され、修正用インク(tab)がすてに印字
されているインク(12a) (13a)の上から記録
用紙(15)に転写される(同図(b))。したがって
、記録用紙(15)上には、修正用インク(13b)が
表面に現れる。修正モードにおいて、インク(18b)
が加熱されてから剥離されるまでの時間は、インクの種
類にもよるが約10 m5ec以下に設定される。
第2図のインクリボン(IOA)を用いた場合には、加
熱されてから比較的短時間後の透明剥離層(14)の膜
強度か両インク層(12) (13)の膜強度より小さ
いので、修正工程においては、剥離層(14)の途中か
ら剥離され、修正用インク(13)が剥離材(14)と
ともに、すでに印字されていてるインク(12a) (
18a)の上から記録用紙(15)に転写される。した
がって、記録用紙(15)上には、修正用インク(13
)が表面に現れる。
第1図のインクリボン(10)と印字用インク層(12
)と修正用インク層(13)とが逆に形成されている第
3図のインクリボン(IOB)を使用するときには、印
字工程と修正工程における剥離タイミングが上記の場合
と逆にされる。つまり、印字工程においては、インク(
12) (13)が加熱されてから剥離されるまでの時
間が短くされ、修正工程においては、インク(12)(
13)が加熱されてから剥離されるまでの時間が長くさ
れる。
修正用パターン情報としては、誤印字されたインク(1
2a) (13a)を修正インク(13)によって完全
にマスクできるように、修正すべき文字に対するドツト
パターン(印字用パターン)を含みかつ修正すべき文字
に対するドツト数より多いドツト数のドツトパターンが
用いられる。第7図は、誤印字された文字がたとえば、
Hである場合において、修正工程で加熱される印字ヘッ
ド(39)の発熱素子(39a)のドツトパターンを示
している。文字Hの修正においては、文字Hを印字する
ときのドツトパターン(第7図(a)に示されている)
のドツトに加えて、第7図(b)に斜線が入れられたド
ツトの分だけ加熱されるドツト数が加えられている。
修正用パターン情報は、この例では、文字パターン発生
装置(33)に記憶されているが、修正工程におけるキ
ー人力に応じた印字用パターン情報を論理処理して修正
用パターン情報を作成してもよい。また、修正すべき文
字にかかわらず、第5図(c)に示すように、−文字作
成用の全ドツトを加熱するようにしてもよい。なお、修
正モードにおいて、修正すべき文字の印字用パターン情
報をそのまま用いて印字ヘッドを駆動制御しもよい。
発明の効果 この発明による転写媒体、熱転写プリンタシステム及び
熱転写プリンタの制御方法では、記録用紙に誤印字され
ているインクの上に修正用インクを重ねて転写すること
により、修正が行われるで、確実な修正を行えるととも
に記録用紙に対する接着性のよいインクを用いて印字を
行うことができる。このため、印字されたインクの定着
性がよく、平滑性の悪い記録用紙に対してもボイドのな
い良好な印字が行える。しかも、印字工程と修正工程の
両工程において、同じ転写媒体を使用できるので、プリ
ンタに2種類の転写媒体を装着するための機構を設けな
くて済み、機構が簡単で小型で低コストの修正機能付き
熱転写プリンタを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は、この発明の実施例を示し、第1図は
インクリボンの構成を示す構成図、第2図はインクリボ
ンの他の例を示す構成図、第3図はインクリボンのさら
に他の例を示す構成図、第4図は熱転写式電子タイプラ
イタの電気的構成を示す電気ブロック図、第5図は印字
モトにおける転写過程を説明するための説明図、第6図
は修正モードにおける転写過程を説明するための説明図
、第7図は修正用パターン情報を説明するための説明図
、第8図は従来の修正工程での転写過程を説明するため
の説明図、第9図は従来の印字工程での転写過程を説明
するための説明図である。 (10) (IOA) (IOB)・・・インクリボン
、(11)・・・支持体、(12)・・・印字用インク
層、(13)・・・修正用インク層、(30)・・・C
PU、(31)・・・ROM、(32)・・・RAM、
 (33)・・・文字パターン発生装置、(34)・・
・キーボード。 以上

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体ならびに支持体の片面側に形成された印字
    用インク層および印字済インクをマスクして修正を行う
    ための修正用インク層を有しかつ印字用インク層が修正
    用インク層より支持体側に設けられている転写媒体。
  2. (2)転写媒体が、 支持体ならびに支持体の片面側に形成された印字用イン
    ク層および印字済インクをマスクして修正を行うための
    修正用インク層を有しかつ印字用インク層が修正用イン
    ク層より支持体側に設けられているものであり、 プリンタが、 印字工程においては、転写媒体を印字ヘッドの発熱素子
    で加熱した後、印字用インクが修正用インク層とともに
    記録用紙に転写されるよう発熱素子から比較的長い所定
    距離離れた剥離位置でインクを剥離する印字用剥離手段
    、ならびに 修正工程においては、転写媒体を印字ヘッドの発熱素子
    で加熱した後、修正用インクのみが記録用紙に転写され
    るよう発熱素子から比較的短い所定距離離れた剥離位置
    でインクを剥離する修正用剥離手段、 を備えている熱転写プリンタシステム。
  3. (3)支持体ならびに支持体の片面側に形成された印字
    用インク層および印字済インクをマスクして修正を行う
    ための修正用インク層を有しかつ印字用インク層が修正
    用インク層より支持体側に設けられている転写媒体を用
    い、 印字工程においては、転写媒体を印字ヘッドの発熱素子
    で加熱した後、印字用インクが修正用インク層とともに
    記録用紙に転写されるよう発熱素子から比較的長い所定
    距離離れた剥離位置でインクを剥離し、 修正工程においては、転写媒体を印字ヘッドの発熱素子
    で加熱した後、修正用インクのみが記録用紙に転写され
    るよう発熱素子から比較的短い所定距離離れた剥離位置
    でインクを剥離する熱転写プリンタの制御方法。
  4. (4)支持体ならびに支持体の片面側に形成された印字
    用インク層および印字済インクをマスクして修正を行う
    ための修正用インク層を有しかつ修正用インク層が印字
    用インク層より支持体側に設けられている転写媒体。
  5. (5)転写媒体が、 支持体ならびに支持体の片面側に形成された印字用イン
    ク層および印字済インクをマスクして修正を行うための
    修正用インク層を有しかつ修正用インク層が印字用イン
    ク層より支持体側に設けられているものであり、 プリンタが、 印字工程においては、転写媒体を印字ヘッドの発熱素子
    で加熱した後、印字用インクのみが記録用紙に転写され
    るよう発熱素子から比較的短い所定距離離れた剥離位置
    でインクを剥離する印字用剥離手段、ならびに 修正工程においては、転写媒体を印字ヘッドの発熱素子
    で加熱した後、修正用インクが印字用インク層とともに
    記録用紙に転写されるよう発熱素子から比較的長い所定
    距離離れた剥離位置でインクを剥離する修正用剥離手段
    、 を備えている熱転写プリンタシステム。
  6. (6)支持体ならびに支持体の片面側に形成された印字
    用インク層および印字済インクをマスクして修正を行う
    ための修正用インク層を有しかつ修正用インク層が印字
    用インク層より支持体側に設けられている転写媒体を用
    い、 印字工程においては、転写媒体を印字ヘッドの発熱素子
    で加熱した後、印字用インクのみが記録用紙に転写され
    るよう発熱素子から比較的短い所定距離離れた剥離位置
    でインクを剥離し、修正工程においては、転写媒体を印
    字ヘッドの発熱素子で加熱した後、修正用インクが印字
    用インク層とともに記録用紙に転写されるよう発熱素子
    から比較的長い所定距離離れた剥離位置でインクを剥離
    する熱転写プリンタの制御方法。
  7. (7)プリンタが、修正工程において、修正すべき文字
    に対するドットパターンを含みかつ修正すべき文字に対
    するドット数より多いドット数のドットパターンを用い
    て印字ヘッドを加熱する印字ヘッド制御手段を備えてい
    る請求項2または5記載の熱転写プリンタシステム。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61137788A (ja) * 1984-12-10 1986-06-25 Canon Inc 感熱転写方法
JPS61206685A (ja) * 1985-03-12 1986-09-12 Alps Electric Co Ltd 熱転写プリンタ
JPS61273990A (ja) * 1985-05-30 1986-12-04 Toppan Printing Co Ltd 感熱転写材

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