JPH02220720A - フランジを有する金属板ウオールパネルの製造方法 - Google Patents

フランジを有する金属板ウオールパネルの製造方法

Info

Publication number
JPH02220720A
JPH02220720A JP1041624A JP4162489A JPH02220720A JP H02220720 A JPH02220720 A JP H02220720A JP 1041624 A JP1041624 A JP 1041624A JP 4162489 A JP4162489 A JP 4162489A JP H02220720 A JPH02220720 A JP H02220720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corner
wall panel
punch
blank
forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1041624A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Ogami
大上 哲郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP1041624A priority Critical patent/JPH02220720A/ja
Publication of JPH02220720A publication Critical patent/JPH02220720A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はビル外板等建材用ウオールパネルに用いられ
る表面仕上げ金属板の加工方法に関するものである。こ
こで表面仕上げ金属板とは弗素樹脂塗装鋼板や弗素樹脂
ラミネート鋼板などのように、亜鉛めっき鋼板やステン
レス鋼板やアルミニウム板などの上に弗素樹脂を含む塗
装皮膜を焼付けたり、接着させて耐食性を更に高めた塗
装鋼板を総称することとする。
(従来の技術) ビル外板等に用いられるウオールパネルは、表面仕上げ
金属板を一辺の長さ300〜2000mの長方形又は正
方形形状で深さ数土龍の加工を行ったのち、第3図(a
)に示す多くのウオールパネル8を一定の隙間をあけて
張り合わせて使用される。第3図(a)、(b)、(C
)はウオールパネルの組立模式図であり、8は表面仕上
げ金属板でウオールパネルとなった時の表面となる部分
、9はコーナー部、10はシーリング材、11はフラン
ジ部、12はウオールバネルの取付架台である。また、
6は直辺部の仮性側御げ半径、fはコーナー部の仮性側
半径、gはコーナー切欠部の成形深さを示す。第3図(
b)のウオールパネル8とウオールパネル8の隙間では
、7ランク部11を重ね合わせて取付架台12に取付け
る。この場合、両方のパネルがフラットになるように左
右のフランジ部11の深さを板厚分だけ変えて成形する
ことが必要である。また、この隙間にはシーリング材1
0をつめて切断面の保護と美観を兼ねるようにしている
このウオールパネル8は直辺部の仮性側御げ半径・とコ
ーナー部の仮性側半径fが小さい程、見栄えが良く商品
価値の高いものである。然しながら、このeとfが小さ
い程、割れが生じたり塗装皮膜を傷める可能性が高くな
り、ウオールパネル8の本来持つべき耐食性を損なうこ
ととなり、半径eとfには限界がある。このうち、直辺
部の仮性側御げ半径eの限界については、ウオールパネ
ル8の加工方法が曲げ成形かプレス成形かによらずほと
んど差はなく、塗装皮膜の種類や加工温度によって限界
が異なる。コーナー部9の仮性側半径fについては塗装
皮膜の種類や加工温度だゆでなく、カロエ方法によって
その限界が大きく異なるものである。また、コーナー部
の成形深さgが深い程シーリング材に覆われる深さが深
くなるため、雨水の侵入やシーリング材の時効劣化に対
して有利である。
ウオールパネルの作成方法には様々な方法がある。先ず
、第4図(&)K示すようにコーナーを直線のみで切欠
いて一点鎖線13の位置で曲げた後、コーナー部を溶接
して仕上げる方法が考えられる。
第4図(&)は矩形ブランクのコーナー部を直線のみで
切欠いた場合のウオールパネル作成の模式図で、13は
曲げ成形位置である。しかし、第4図(b)、(e)の
方法では曲げ半径の分だけ図示のようにコーナー部が一
致しない為、溶接が離しいだけでなく、コーナー部の溶
接による塗装皮膜の損傷が他めて大きいため再度表面仕
上げが必要となり、l!!造コノコストく実用的ではな
い。
次にブランクの形状を長方形又は正方形形状とし、大型
プレスによって成形を行う方法がある。
第5図は矩形ブランクを用いて成形した場合の成形後の
コーナー部の模式図であり、14はコーナー部のフラン
ジ部の形状、 17はウオールパネルに組む場合の不要
部分の切断線である。第5図に示すような方法では成形
後コーナー部に、先のとがった7ランク部14が残るた
め、この除去が必要となるだけでなく、第3図(b)に
示すような左右のフランジ部11の深さを変えて成形す
るのにかなりの工夫を必要とし、またコーナー部の仮性
側半径fが小さくなるほど塗装皮膜の損傷が大きくなる
ため半径fの値は11 *txが限界であった。
(発明が解決しようとする課題) 生産能率から考えてプレス成形によりウオールパネルを
製作することが望まれる。この場合、第3図(C)に示
すコーナー部の仮性側中径fを出来るだけ小さくした方
が商品価値が高くなるが、第6図に示すように絞り部1
6の塗装皮膜損傷が大きくなる。また、絞り部16の成
形深さgが大きいはと、第3図(b)に示すようにウオ
ールパネルとして実際に組んでシーリング材10を入れ
た場合、雨水などが切欠端部に流れ込むのを防止できて
ウオールパネルの耐食性の劣化を防止できる。この絞り
部16の成形深さgはシーリング材の経時変化による剥
離を考えた場合、本発明者らの調査ではL8ms以上が
必要である。
しかし、この絞り部16の成形深さgが大きいほど絞り
部16の塗装皮膜損傷が大きくなり、特にコーナー部9
の仮性側半径fが10m以下で絞り部16の成形深さg
を18m以上とするのは困難であった。
(課題を解決する為の手段) 本発明者らは、かかる問題点を解決する為に種々検討し
た結果、下記に示すような方法を考案した。即ち、 (1)  長方形又は正方形ブランクの4隅のコーナー
部を、ポンチコーナー先端部にてポンチ寸法よりも11
〜J隨大きな円弧状に切り欠いて成形(2)長方形又は
正方形ブランクの4隅のコーナー部を、ポンチコーナー
先端部にてポンチ寸法よりも11〜20fi大きな円弧
状に切り欠き、しわ押さえがコーナー部に於いてダイよ
りもポンチ側に突き出ている*型で成形することを特徴
と表面からの深さが18mm以上であることを特徴と(
作 用) 本発明によりコーナー部9の仮性側半径fを10鶴以下
で、かつコーナー部の成形深さgを18 mm以上とす
ることが出来る理由は以下のように考えられる。
別紙表面仕上げ金属板の成形試験結果の表は、第1図の
ようなコーナー切欠を行って一辺の長さ部の切り欠き形
状を変えて成形した場合のコーナー部の成形深さgとコ
ーナー部の塗装皮膜の損傷状態を調査した。コーナー部
9の成形深さgはコーナー切り欠き部の最も浅い深さと
した。また、成形に伴うコーナー部9のm鉄皮膜の損傷
の評価は、地鉄の刷れ発生(表中の欄で「割れ」以下同
様)、地鉄の割れは無いが地鉄までに達する塗装皮膜の
損傷(極大)、塗装皮膜のみの割れ大(大)、塗装皮膜
のみの割れ中(中)、塗装皮膜のみの割れ小(小)、塗
装皮膜のみの割れなしく無)の6段階を目視で評価した
。また、塩水噴霧による耐食性の評価も行ったが、この
目視による評価と殆んど同じであり、ウオールパネルと
しての耐食性は上巳6段階の評価のうち小及び無であれ
ば問題ないことが分かった。
成形法はプレス成形による4コーナーの同時成形(表中
の欄で「同時成型」以下同様)、4つの直辺部を順次曲
げ成形後4コーナーを順次プレス成形する方法(分割成
形)の両方を行ったが分割成形でも、やり方を工夫すれ
ば同時成形と殆んど同程度の塗装皮膜の損傷が得られた
。また、同時成形の場合に、第2図(a)、中)に示す
ように、しわ押さえがコーナー部に於いてダイよりもポ
ンチ側に突き出ている金型で成形する方法(補助しわ押
さえ成形)の試験も行った。その結果を表に示す。
先ず、第6図に本発明法によって得られたウオールパネ
ルのコーナー部の模式図を示す。第6図で、11は直辺
部のフランジ部、15は切り欠き部、16は絞り部であ
る。第7図にはlX6図コーナー部のC−C断面を、ウ
オールパネルに組んでシーリング材10を付けた場合の
模式図を示す。第7図に於いて12は取り付は架台、f
は仮性側半径、gはコーナー部の成形深さである。本発
明法により、直辺部の7ランク部11はコーナーの絞り
部16に切り欠きがある為に、左右の成形高さを板厚分
だけ変えることが容易であり、第5図のようにコーナー
の7ランク部を切る必要もなく製造コストも安くなる。
(実施例) 次に、本発明法の骨子であるブランクのコーナー部の切
り欠き形状について第1図及び表を用いて説明する。第
1図に於いて、lはポンチ形状、2はブランクの切欠形
状、3はブランクの切欠形状のうち円弧状と直線部の交
点を示す。また、aは切欠形状の半径、bはポンチのコ
ーナー半径、Cはポンチコーナー先端部のブランクとポ
ンチ寸法の差、dはコーナーの切欠直線部とポンチ寸法
の差である。
表から、ブランクのコーナー部の切り欠き形状では、ポ
ンチコーナー先端部のブランクとポンチ寸法の差Cが1
1驕以上ないとコーナー部の成形深さgが18.以上を
確保できないため、寸法差Cは11W1111以上必要
である。また、寸法差Cが21目以上になるとコーナー
部の損傷が大きくなるため、寸法差Cは20m以下であ
る必要がある。コーナーの切欠部の半径aはポンチのコ
ーナー寸法すに寸法差Cを加えた値以上であれば良い。
コーナーの切欠直線部とポンチ寸法の差dは切欠形状の
半径a以下でコーナー部の成形に差し支えなければ良い
コーナーの切欠形状2はレーザー切断やせん新法などく
よって作成し、円弧に近い形状(円弧状)であれば良い
。コーナーの切欠形状2のうち、円弧状と直線部の交点
3は可能であれば半径1〜3fi程度のRを付けたほう
がよいが、つけなくても差支え無い。
また1本発明法のもう一つの骨子である補助しわ押さえ
の効果について、第2図(&)、(b)及び表で説明す
る。第2図(′b)は成形時の金型の模式図であり、4
はポンチ、5はしわ押さえ、6はダイ、7は補助しわ押
さえ、8は表面仕上げ金属板でウオールパネルとなった
時の表面となる部分である。
表から、成形時の金型形状は補助しわ押さえ7が付いて
いるほうが、塗装皮膜の損傷が少なくなることが分かる
。これは、コーナー切り欠きを行って成形する絞り部1
6は周囲の直辺部よりも早くしわ押さえから解放される
為に、大きな圧縮変形により表面仕上げ金属板にしわが
発生するのを抑制するためと考えられる。このため、金
型形状は、補助しわ押さえ7が付いているほうが塗装皮
膜の損傷が少なく、よりコーナー部の仮性側半径fを小
さくできる。補助しわ押さえ7はコーナー部だけでもよ
いが金型が作成しにくい場合には、しわ押さえ5の内側
全周につけても良い。補助しわ押さえ7は金型を取りつ
けるのに差し支えない範囲で、ポンチ4としわ押さえ5
のクリアランスの許すかぎり大きくとったほうが良い。
更に、成形法はプレス成形による4コーナーの同時成形
(同時成形)でも4つの直辺部を順次曲げ成形後4コー
ナーを順次プレス成形する方法(分割成形)でも塗装皮
膜の損傷には大きな差はなく、どちらでも可能である。
(発明の効果) この発明は表面仕上げ金属板を用いてウオールパネルを
製造する場合に極めて有効であり、特許請求の範囲に記
したブランクの切り欠き方法により成形するか、または
ブランクの切り欠き方法と補助しわ押さえを併用して成
形することにより、商品価値が高くて耐食性に優れたウ
オールパネルを製造することができる。また、この発明
は弗素樹脂を用いた表面仕上げ金属板のみならず、一般
の塗装皮膜を有する塗装鋼板の成形に対しても有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ブランクの切欠方法の説明図、第2図(
a)、(b)は成形時の金型の模式図、第3図(a)、
(b)、(C)はウオールパネルの組立模式図、第4図
(a)、(b)、(C)は矩形ブランクのコーナー部を
直線のみで切欠いた場合のウオールパネル作成の模式図
、第5図は矩形ブランクを用いて成形した場合の成形後
のコーナー部の模式図、第6図は第1図のブランクを用
いて成形した場合の成形後のコーナー部の模式図、第7
図は第6図のC−C断面にシーリング材をつけてウオー
ルパネルとして組んだ場合の模式図である。 l・・・ポンチ形状、2・・・ブランクの切欠形状、3
・・・円弧状と直線部の交点、4・・・ポンチ、5・・
・しわ押1さえ、6・・・ダイ、7・・・補助しゎ押さ
え、8・・・ウオールパネル、9・・・コーナー部、 
10・・・シーリング材、11・・・7ランク部、工2
・・・取付架台、13・・・曲げ成形位置、14・・・
7ランク部の形状、15・・・切り欠き部、16・・・
絞り部、17・・・切断線、a・・・切欠形状の半径、
b・・・コーナー半径、C・・・寸法差、d・・・寸法
差、e・・・仮性側御げ半径、f・・・コーナー部の仮
性側半径、g・・・成形深さ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長方形又は正方形ブランクの4隅のコーナー部を
    、ポンチコーナー先端部にてポンチ寸法よりも11〜2
    0mm大きな円弧状に切り欠いて成形することを特徴と
    するフランジを有する金属板ウォールパネルの製造方法
  2. (2)長方形又は正方形ブランクの4隅のコーナー部を
    、ポンチコーナー先端部にてポンチ寸法よりも11〜2
    0mm大きな円弧状に切り欠き、しわ押さえがコーナー
    部に於いてダイよりもポンチ側に突き出ている金型で成
    形することを特徴とするフランジを有する金属板ウォー
    ルパネルの製造方法。
  3. (3)ウォールパネルの板外側半径が5〜10mmで表
    面からの深さが18mm以上であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項、第2項記載のフランジを有する金
    属板ウォールパネルの製造方法。
JP1041624A 1989-02-23 1989-02-23 フランジを有する金属板ウオールパネルの製造方法 Pending JPH02220720A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1041624A JPH02220720A (ja) 1989-02-23 1989-02-23 フランジを有する金属板ウオールパネルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1041624A JPH02220720A (ja) 1989-02-23 1989-02-23 フランジを有する金属板ウオールパネルの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02220720A true JPH02220720A (ja) 1990-09-03

Family

ID=12613484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1041624A Pending JPH02220720A (ja) 1989-02-23 1989-02-23 フランジを有する金属板ウオールパネルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02220720A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4427869A (en) Method for manufacturing panel assemblies for automobiles
US5943899A (en) Method of processing corners of metal panel
JPS6328667B2 (ja)
JP3519095B2 (ja) 板材の折曲げ加工品及び折曲げ加工方法
JPH02220720A (ja) フランジを有する金属板ウオールパネルの製造方法
JPH0890076A (ja) フランジ付き曲げ成形品、その成形装置及びその成形方法
WO2021258680A1 (zh) 一种中框制作方法及中框、电视机
JP7454408B2 (ja) 端面加工装置及び端面加工方法
US3850019A (en) Method of producing a metal strip including a longitudinal channel by roll-form reduction of a multi-gage strip
EP0164161A1 (en) Method and apparatus of manufacturing a body of a container and said body
JP2815294B2 (ja) 筐体構成部材およびその曲げ加工用金型
JPS5641032A (en) Hemming method of aluminum or aluminum alloy plate
KR960016987A (ko) 후가공 금속판넬의 코너링 절곡방법
US4996815A (en) Process to manufacture a seal-holding profile and the profile obtained from said process
JPH03285713A (ja) 角鋼管の製造方法
JPH0234285A (ja) 絶縁被覆材の抵抗溶接用プロジェクション
JPH09285825A (ja) 角筒部品のプレス成形方法
JPS6315450Y2 (ja)
JPS61273226A (ja) 壁面材の製造方法
JPH0434171A (ja) 曲げ加工品、その製造方法およびこれに用いる板材
KR960008851B1 (ko) 건축용 외장재의 성형방법 및 그 성형장치
JP3488266B2 (ja) 板状部材の方形端縁部の折曲げ加工方法
TW202410988A (zh) 金屬製構件的製造方法、模具及金屬製構件
JPH0195818A (ja) 鈑金製箱の加工方法
JPS6257721A (ja) クラツド板の打抜き方法