JPS60199523A - 角管の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、帯状金属をその幅方向に曲げ成形して略角形
状断面とした後その両級間を溶接する角管の製造方法に
関する。

従来、帯状金属から角形電縫管を製造する方法として、
（イ）円形電縫管を製造した後、タークスヘツド型等同
−断面内で４方から圧縮して角形断面とする。（ロ）被
成形帯状金属材の両縁が辺のは！中央で突合せ部を形成
するように略角形状に曲げ成形し、この突合せ部を電気
溶接する、の二方法があった。（イ）は多量生産に適し
、（ロ）は多品種少凰生産に適する。すなわち（ロ）は
角管の各曲げコーナ一部を曲げ成形する上下のロール対
を、その軸方向の相互間隔を角管の各辺の長ざに対応し
てスペーサで調整することにより、曲げ成形ロールを種
々の角管サイズに兼用可能であるからである。また伸）
の方法は（イ）の方法に比し、総ロールスタンド段数を
節減できる利点を有する。上記（ロ）の方法において、
従来、第１図（ａ）　、　（ｂ）　、　（Ｃ）　、　（
ｄ）に曲げ成形の模様、第２図に溶接（ロ）の前後の模
様を示すように、溶接前後の両縁部の接近及びアプセッ
トを、主に溶接される辺の両側の辺（ｕ　、　ｖ）が接
近するよ５にして行う方法と、第４図に溶接（Ｗ）の前
後の模様を示すように、両縁部の接近及びアブセントを
、主に溶接される辺の両側の辺は不動とし、溶接される
辺を封状に運動させて行プ方法の二種があった。しかし
いずれの方法も溶接部の形状が不整になり易く、また溶
接部の強度にも問題を有していた。すなわち、いずれの
方法でも曲げ成形に伴って縁伸びのため縁部に波５ちが
生じ、さらに前者の方法では、第３図に示すように、縁
面の食い違いｅが生じ易く、また後者の方法では、突合
せ部が第４図（ｆ）に示すように７字状となった状態で
溶接されるので、溶接部が第５図に示すような形状不整
が生じ易い。

本発明は、帯状金属をその幅方向に曲げ成形して略角形
状とした後その両縁間を電気溶接する角管の製造方法に
おいて、溶接部の形状不整を防止した製造方法を提供す
ることを目的とｊる。

本発明は、溶接時の溶接線の両側に断面の外方に凸とす
る曲面状部分を設け、前記溶接線の両側の部分を外方か
ら拘束して溶接することを特徴とす　角角管の製造方法
である。

次に実施例の図面に基づいて本発明を詳述する。

第６図は本発明の実施例における被成形材の各断面形状
を示す図、及び第７図は溶接のためのスフイスロール段
のロール配列例を示す図である。

第６図において、帯状金属素材（ｇ）は、先ず（ｈ）に
示すように角管の溶接辺となる両側部分を適当な曲げ半
径及びその辺り長ぎに対応して定められた弧長の円弧に
曲げ成形されるとともに、各曲げコーナ一部を曲げ成形
される。この円弧曲げ部分は、曲げ成形の初期の段階、
つまり核部が上下の曲げ成形ロールのロール軸心とあま
り大きい角度を有しない段階で行なわれるので、上下ロ
ールで強圧することにより、スリキズ等の発生を伴うこ
となく正確な形状に曲げ成形可能である。またこの曲げ
成形により、核部は被成形材の長さ方向に対する曲げ剛
性が高めらねるので、その後の断面曲げ成形で被成形材
の縁部が曲げ成形ロールの人口直前で立ち上ることによ
る耳伸びが緩和されるのでまた剛性増加によりこの耳伸
びの結果として発生する縁部の波うちが大幅に低下され
る〇被成形材は、その後数段のロールスタンドにより、
各コーナ一部の曲げ角度が大きくされ（１）、遂に両縁
面が突合せ形状をなし、この状態で溶接がなされるＵ）
。この状態のロール配列例を第７図に示す。本実施例で
はこの段階の両縁部は、外方から加圧ロールｐ、ｑで加
圧され、かつ曲げ断面形状が前記のように正確で波プち
もないから、加圧ロールｐ、ｑの作業面に溶接して案内
されるので、その両縁面は対向して接近し、食い違いを
生じない。また、核部は半径（Ｊ）なる共通の円弧とさ
れているので両縁面は平行に接近、接触及びアプセット
される。但し、本発明において、両縁部の外形形状の縁
面における法線が共通であることを必須としない。′ｆ
なわち、本発明は溶接の前後における溶接線の両側部分
を外側に凸の曲面状とすることにより、第４図における
角度（ｆ）なる縁面角度を小ごくすることを可能とする
し、かつ溶接は溶接線の両側の部分を外方から拘束して
食い違い防止するものである。

溶接された被成形材は、その溶接辺を従来の円形管から
の角形成形と同様に平担化され、所望断面形状の角管と
ぎれる（ｋ）。

上記実施例は、第６図０）において、溶接辺以外の辺を
平担面とするものであるが、これらの辺は、やや外方に
張り出した凸面状としてもよい。こうすることにより溶
接辺を平担化する成形段で、これらの辺の平坦度を損５
ことが防止できる。

本発明により、従来略角形状断面に曲げ成形した後溶接
する方法によっては製造が困難であった肉厚の薄い角管
の製造が容易となり、この方法の適用範囲が拡大された
。

以上述べたように本発明は、溶接部の形状不整発生の原
因を排除するとともに、突合せ部を理想的な■型とする
ことにより、溶接部の強度をも向上するものであり、そ
の効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は従来の角管の製造方法の一例を示す
図、第４図は他の一例を示す図である◇第３図及び第５
図は、それぞれ従来法の溶接部形状不整を示す図である
。第６図及び第７図はそれぞれ本発明の一実施例の各段
階における断面形状を説明する図及び第６図（ｊ）のロ
ール配列例を示す図である。 第　１　国 （α） 第４０ 第６０　躬７固 昭１１．−ｅ女１「す１ 昭Ｊ１１５９イｌ　ｆ’＋１．’ｌ願第５５３９４　昌
づＣ明の　？１１）、　角管の製造方法ン山１１をＶる
ｈ ト、１１　・ｓｏａ　ｌｂｌ傘属株式会社八　ノ・　古
　河　野　典　入 代　理　ノ（ 補正の内容 Ｘ’１ｊＬ １　明細有り特許請求の範囲ｏ）＠ン医Ｑ）ように補正
する。 ２　明細書の発明の詳細な説明の欄ン次のように補正す
る。 ０）　明細書第６頁第４行「防止できる。」以下に次の
文馨加える。 ［なお、以上の説明は冷間ロールフォーミングの場合馨
対象として述べたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、プレス曲げ成形の場合にも有効である。すなわ
ちプレス曲げ成形による従来の角管の製造の場合、溶接
部か第４図（ｆ）に示すようにＶ字状開先となりそり結
果製品１・ が第５図に示すよう幅不整形状となり易かった・。 しかし本発明において第６図（ｊ）近傍までプレス曲げ
成形ン適用することにより、溶接線の両側ン外方に凸と
する形状として溶接開先ｔＩ型とし、前記不整形状ン防
止できるのである。このプレス曲げによる場合は、溶接
後浴接部を有すル辺はプレス曲げ成形又はロールフォー
ミングより平坦化される。」 以　上 特許請求の範囲 １、　帯状金属ンその両縁面が、所望角管の一辺内で突
合せ部を形成するよう幅方向に曲げ成形して略角形断面
状とした後この突合せ部を溶接する角管の製造方法にお
いて、溶接時の凰鼠豊の両側に断面の外方に凸とする曲
面状部分ン設け、前記溶接線の両側の部分χ外方から拘
束して溶接することを特徴とする角管の製造方法。 ２　帯状金民の両縁の曲面状曲げ成形の全部又は一部分
を、角管の曲げコーナ一部の曲げ成形の大部分に先立っ
て行うこと馨特徴とする特許請求の範囲第１項記載り角
管の製造方法。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　帯状金属を千〇両縁面が、所望角管の一辺内で突合
   せ部を形成するよう幅方向に曲げ成形して略角形断面状
   とした後この突合せ部を溶接する角管の製造方法におい
   て、溶接時の接続線の両側に断面の外方に凸とする曲面
   状部分を設け、前記溶接線の両側の部分を外方から拘束
   して溶接することを特徴とする角管の製造方法。 ２　帯状金属の両縁の曲面状曲げ成形の全部又は一部分
   を、角管の曲げコーナ一部の曲げ成形の大部分に先立っ
   て行うことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の角
   管の製造方法。