JPH04220178A - インレイ材の製造方法 - Google Patents
インレイ材の製造方法Info
- Publication number
- JPH04220178A JPH04220178A JP41202590A JP41202590A JPH04220178A JP H04220178 A JPH04220178 A JP H04220178A JP 41202590 A JP41202590 A JP 41202590A JP 41202590 A JP41202590 A JP 41202590A JP H04220178 A JPH04220178 A JP H04220178A
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- inlay
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- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 43
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 14
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 238000003466 welding Methods 0.000 abstract description 2
- 239000010953 base metal Substances 0.000 abstract 7
- 229910000510 noble metal Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 239000010970 precious metal Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インレイ材の製造方法
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インレイ材を製造するには、図2
に示す如く帯状のインレイ母材1の長手方向に、左右両
内側壁2、2′が上方に拡開した溝3を設け、次に溝3
内に溝3の断面形状と同じ接点テープ4を配して熱間圧
着する方法と、図3に示す如く前記の溝3内に溝3の底
幅よりは大きく開口幅よりは小さい断面矩形の接点テー
プ4′を配して熱間にて圧延圧着する方法と、図4に示
す如く帯状のインレイ母材1の長手方向に断面矩形の溝
3′を設け、次に溝3′内に断面異形例えば断面円弧状
に加工した接点テープ4″を配して熱間にて圧延圧着す
る方法とがある。
に示す如く帯状のインレイ母材1の長手方向に、左右両
内側壁2、2′が上方に拡開した溝3を設け、次に溝3
内に溝3の断面形状と同じ接点テープ4を配して熱間圧
着する方法と、図3に示す如く前記の溝3内に溝3の底
幅よりは大きく開口幅よりは小さい断面矩形の接点テー
プ4′を配して熱間にて圧延圧着する方法と、図4に示
す如く帯状のインレイ母材1の長手方向に断面矩形の溝
3′を設け、次に溝3′内に断面異形例えば断面円弧状
に加工した接点テープ4″を配して熱間にて圧延圧着す
る方法とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の図2
及び図3の方法は、接点テープ4、4′の貴金属量が多
く、溝3からはみ出してしまうことが多い。従って、コ
スト高となり、修正作業が必要である。しかも接点テー
プ4、4′の左右両側端のインレイ母材1に対する接合
強度が不十分であった。また図4の方法は、接点テープ
4″の加工が困難であり、接点テープ4″の左右両側端
のインレイ母材1に対する接合強度が低かった。
及び図3の方法は、接点テープ4、4′の貴金属量が多
く、溝3からはみ出してしまうことが多い。従って、コ
スト高となり、修正作業が必要である。しかも接点テー
プ4、4′の左右両側端のインレイ母材1に対する接合
強度が不十分であった。また図4の方法は、接点テープ
4″の加工が困難であり、接点テープ4″の左右両側端
のインレイ母材1に対する接合強度が低かった。
【0004】そこで本発明は、接点テープの貴金属量を
少なくでき、接点テープのインレイ母材に対する接合強
度を高くできるインレイ材の製造方法を提供しようとす
るものである。
少なくでき、接点テープのインレイ母材に対する接合強
度を高くできるインレイ材の製造方法を提供しようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のインレイ材の製造方法は、帯状のインレイ母
材の長手方向に断面矩形の溝を設け、次に溝内に同じ断
面矩形の接点テープを嵌合して熱間圧着し、然る後イン
レイ母材と接点テープとの境界部に電子ビームを当てる
ことを特徴とするものである。
の本発明のインレイ材の製造方法は、帯状のインレイ母
材の長手方向に断面矩形の溝を設け、次に溝内に同じ断
面矩形の接点テープを嵌合して熱間圧着し、然る後イン
レイ母材と接点テープとの境界部に電子ビームを当てる
ことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記の如く本発明のインレイ材の製造方法では
インレイ母材の溝に接点テープを嵌合して熱間圧着した
後、インレイ母材と接点テープとの境界部に電子ビーム
を当てるので、溝の垂直な左右両内側壁と接点テープの
左右両側端とはビーム溶接されて、接合強度が高くなる
。また本発明のインレイ材の製造方法では、インレイ母
材の溝と同じ断面形状の接点テープを用いるので、貴金
属量を少なくでき、溝から貴金属がはみ出ることがない
。
インレイ母材の溝に接点テープを嵌合して熱間圧着した
後、インレイ母材と接点テープとの境界部に電子ビーム
を当てるので、溝の垂直な左右両内側壁と接点テープの
左右両側端とはビーム溶接されて、接合強度が高くなる
。また本発明のインレイ材の製造方法では、インレイ母
材の溝と同じ断面形状の接点テープを用いるので、貴金
属量を少なくでき、溝から貴金属がはみ出ることがない
。
【0007】
【実施例】本発明のインレイ材の製造方法の一実施例を
図によって説明すると、図1aに示す如く幅25mm、
厚さ 0.8mmのCuより成る帯状のインレイ母材1
の一側部長手方向に、図1bに示す如く幅3mm、深さ
0.55mmの断面矩形の溝3′を削設し、次にこの溝
3′内に図1cに示す如く同一寸法の断面矩形の接点テ
ープ5を嵌合して熱間圧着し、然る後インレイ母材1と
接点テープ5との境界部、即ちインレイ母材1の溝3′
の垂直な左右両内側面と接点テープ5の垂直な左右両側
端面との接触部に図1dに示す如く上方より電子ビーム
6を当てて溶接し、帯状のインレイ材7を作った。
図によって説明すると、図1aに示す如く幅25mm、
厚さ 0.8mmのCuより成る帯状のインレイ母材1
の一側部長手方向に、図1bに示す如く幅3mm、深さ
0.55mmの断面矩形の溝3′を削設し、次にこの溝
3′内に図1cに示す如く同一寸法の断面矩形の接点テ
ープ5を嵌合して熱間圧着し、然る後インレイ母材1と
接点テープ5との境界部、即ちインレイ母材1の溝3′
の垂直な左右両内側面と接点テープ5の垂直な左右両側
端面との接触部に図1dに示す如く上方より電子ビーム
6を当てて溶接し、帯状のインレイ材7を作った。
【0008】一方、従来例として、図3に示す如く幅2
5mm、厚さ 0.8mmのCuより成るインレイ母材
1に、底幅3mm、開口幅 3.5mmの上方拡開の溝
3を削設し、次にこの溝3内に幅3.45mm、厚さ0
.57mmの断面矩形の接点テープ4′を配して、熱間
にて圧延圧着して帯状のインレイ材を作った。
5mm、厚さ 0.8mmのCuより成るインレイ母材
1に、底幅3mm、開口幅 3.5mmの上方拡開の溝
3を削設し、次にこの溝3内に幅3.45mm、厚さ0
.57mmの断面矩形の接点テープ4′を配して、熱間
にて圧延圧着して帯状のインレイ材を作った。
【0009】こうして作った実施例及び従来例のインレ
イ材を、加工率25%で圧延加工した後、長手方向で1
0mmづつ切断して各々 100本の複合接点を作り、
これらをビーム溶接部分で90度折り曲げ加工した処、
従来例のインレイ材による複合接点は 100本中17
本が折り曲げ部で接点材の剥れが生じたが、実施例のイ
ンレイ材による複合接点はそのような欠陥が生じるもの
は皆無であった。これはひとえに実施例によるインレイ
材が、インレイ母材の溝内に接点テープが熱間圧着され
た後、溝の左右両内側面と接点テープの左右両側端面と
の接触部に電子ビームが当てられて溶接され、接合強度
が著しく高くなっているからに他ならない。
イ材を、加工率25%で圧延加工した後、長手方向で1
0mmづつ切断して各々 100本の複合接点を作り、
これらをビーム溶接部分で90度折り曲げ加工した処、
従来例のインレイ材による複合接点は 100本中17
本が折り曲げ部で接点材の剥れが生じたが、実施例のイ
ンレイ材による複合接点はそのような欠陥が生じるもの
は皆無であった。これはひとえに実施例によるインレイ
材が、インレイ母材の溝内に接点テープが熱間圧着され
た後、溝の左右両内側面と接点テープの左右両側端面と
の接触部に電子ビームが当てられて溶接され、接合強度
が著しく高くなっているからに他ならない。
【0010】
【発明の効果】以上の通り本発明のインレイ材の製造方
法によれば、インレイ母材に対する接点テープの接合強
度の高いインレイ材を得ることができる。しかもインレ
イ母材の断面矩形の溝と同じ断面形状の接点テープが接
合されるので、接点テープのはみ出しがなく、貴金属量
を少なくできる。
法によれば、インレイ母材に対する接点テープの接合強
度の高いインレイ材を得ることができる。しかもインレ
イ母材の断面矩形の溝と同じ断面形状の接点テープが接
合されるので、接点テープのはみ出しがなく、貴金属量
を少なくできる。
【図1】本発明のインレイ材の製造方法の一実施例の工
程を示す図。
程を示す図。
【図2】従来のインレイ材の製造方法の説明図。
【図3】従来のインレイ材の製造方法の説明図。
【図4】従来のインレイ材の製造方法の説明図。
1 インレイ母材
3′ 溝
5 接点テープ
6 電子ビーム
7 インレイ材
Claims (1)
- 【請求項1】 帯状のインレイ母材の長手方向に断面
矩形の溝を設け、次に溝内に同じ断面矩形の接点テープ
を嵌合して熱間圧着し、然る後インレイ母材と接点テー
プとの境界部に電子ビームを当てることを特徴とするイ
ンレイ材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41202590A JPH04220178A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | インレイ材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41202590A JPH04220178A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | インレイ材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04220178A true JPH04220178A (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=18520916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41202590A Pending JPH04220178A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | インレイ材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04220178A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61249689A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-06 | Mazda Motor Corp | 複合部材の製造方法 |
-
1990
- 1990-12-19 JP JP41202590A patent/JPH04220178A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61249689A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-06 | Mazda Motor Corp | 複合部材の製造方法 |
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