JPH0222017Y2 - - Google Patents

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JPH0222017Y2
JPH0222017Y2 JP1984176066U JP17606684U JPH0222017Y2 JP H0222017 Y2 JPH0222017 Y2 JP H0222017Y2 JP 1984176066 U JP1984176066 U JP 1984176066U JP 17606684 U JP17606684 U JP 17606684U JP H0222017 Y2 JPH0222017 Y2 JP H0222017Y2
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JP
Japan
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filter
rear surface
metal
punched metal
punching metal
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JP1984176066U
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JPS6191317U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は換気扇,レンジフード等に使用され
るグリスフイルタに関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種のフイルタとしては例えば第4図に
示すものがあつた。この図において、1は前面が
格子状に形成され通気孔2を有するフイルタ枠
で、その後面には後述するフイルタ押えを固定す
る爪3が設けられている。4a,4b,4cはそ
れぞれ金属製の線材をメリヤス編みした平板状の
ろ過部材で、調理時等に発生する油を捕集するも
のである。また5はフイルタ枠1にろ過部材4
a,4b,4cを収納した後、その後部側に設置
して爪3で係止することによりろ過部材4a,4
b,4cの固定を行うフイルタ押えである。
このように構成されたフイルタのろ過部材4
a,4b,4cは2重層や4重層になつており、
火災予防条例等ではフイルタの捕集効率が60%以
上となつているため、フイルタ枠1の通気孔2の
開口を大きくしこのようなろ過部材を複数枚使用
することで上記の捕集効率を維持している。また
ろ過部材4a,4b,4cは線材で構成されてい
るために剛性はほとんどなく、このためフイルタ
枠1やフイルタ押え5で保持する必要があるもの
である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来のフイルタはろ過部材4a,
4b,4cが柔軟であるために、本来油等の捕集
には不必要なフイルタ枠1が必要であり、またフ
イルタ枠1は通気孔2の開口端部等に鋭いエツジ
部が加工時に出来易く、使用者が清掃する場合に
危険であり、さらにろ過部材4a,4b,4cは
線材を編んで形成されているため汚れを落とし難
く、枚数が多い場合には清掃作業が非常に煩わし
く手間のかかるものであつた。
この考案は上記の問題に鑑みなされたもので、
清掃時にも安全でかつ清掃性を向上させたフイル
タを得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るフイルタは、後面が開放された
箱体に形成され、箱体前面が油煙発生源側に位置
しこの前面に開口率を40〜70%とした通気孔が形
成されたパンチングメタルと、このパンチングメ
タルの前面裏側に後面から着脱自在に保持され、
かつ線材で編目状に形成した少なくとも1枚のろ
過部材と、前記パンチングメタルの後面に着脱自
在に係止され、パンチングメタルと共に前記ろ過
部材を保持するフイルタ押えとからなるものであ
る。
〔作用〕
この考案においては、パンチングメタルが油の
捕集とろ過部材の保持とを兼ねるので、従来と同
等な油捕集率を得るのに必要なろ過部材の構成枚
数を減らすことができる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例によるグリスフイ
ルタの分解斜視図、第2図は組立てた状態の断面
図である。図中、4a,4bは従来と同様なろ過
部材であり、第3図に示すように金属線材6をメ
リヤス風に編んで形成されている。7は前面に複
数の通気孔8が打抜きで形成され、後面が開放さ
れた箱体に形成されたパンチングメタルで、その
後面内側にはフイルタ押え5を係止する爪9が設
けられている。
このように構成されたグリスフイルタを図示し
ない換気扇、レンジフード等に取付ける場合は、
パンチングメタル7が油煙発生源側に位置するよ
うな向き、すなわちフアン等が運転されると油煙
等の流れが第2図においてパンチングメタル7−
ろ過部材4a−ろ過部材4bの順になるような向
きに設置する。この場合、先ずパンチングメタル
7で油捕集率が30%確保され、次いで2枚のろ過
部材4a,4bで40%の油捕集率が確保される。
パンチングメタル7を油煙発生源側に位置させ
ているのは次の理由による。すなわち、4枚また
は8枚のフイルタを用いた換気扇,レンジフード
の実用試験において各フイルタ層の油付着量の割
合を見ると、油煙発生源側にあるフイルタに30〜
40%の油が付着することが確認されており、この
ことから清掃性の良効なパンチングメタルを油煙
発生源側に位置させているのである。
上記パンチングメタル7の通気孔8による開口
率は40〜70%が使用可能であるが、40〜60%の範
囲が実験の結果最も捕集効率が良く、圧力損失の
点から見ても良い結果が得られた。
このように上記実施例ではパンチングメタル7
とフイルタ押え5でろ過部材4a,4bが保持さ
れるため、従来必要であつたフイルタ枠をなくす
ことができる。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、後面が開放さ
れた箱体に形成され、箱体前面が油煙発生源側に
位置しこの前面に開口率を40〜70%とした通気孔
が形成されたパンチングメタルと、このパンチン
グメタルの前面裏側に後面から着脱自在に保持さ
れ、かつ線材で編目状に形成した少なくとも1枚
のろ過部材と、前記パンチングメタルの後面に着
脱自在に係止され、、パンチングメタルと共に前
記ろ過部材を保持するフイルタ押えとからグリス
フイルタを構成したので、ろ過部材の枚数を減ら
すことができフイルタが安価に得られると共にろ
過部材の清掃作業が軽減される。またパンチング
メタルの表面は平板状であるためその清掃も容易
でしかも通気孔にもエツジ部が形成されず清掃時
等に手を切るなどの危険がない。従つてフイルタ
全体の清掃性が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるフイルタの
分解斜視図、第2図は同フイルタの断面図、第3
図は同フイルタのろ過部材の構成を示す図、第4
図は従来のフイルタの分解斜視図である。 4a,4b……ろ過部材、5……フイルタ押
え、6……金属線材、7……パンチングメタル、
8……通気孔、なお、図中同一符号は同一または
相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後面が開放された箱体に形成され、箱体前面が
    油煙発生源側に位置し、この前面に開口率を40〜
    70%とした通気孔が形成されたパンチングメタル
    と、このパンチングメタルの前面裏側に後面から
    着脱自在に保持され、かつ線材で編目状に形成し
    た少なくとも1枚のろ過部材と、前記パンチング
    メタルの後面に着脱自在に係止され、パンチング
    メタルと共に前記ろ過部材を保持するフイルタ押
    えとからなり、換気扇,レンジフード等に取付け
    られることを特徴とするグリスフイルタ。
JP1984176066U 1984-11-20 1984-11-20 Expired JPH0222017Y2 (ja)

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JP1984176066U JPH0222017Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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JPS6191317U JPS6191317U (ja) 1986-06-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5742723U (ja) * 1980-08-25 1982-03-09

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