JPH0222017Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0222017Y2 JPH0222017Y2 JP1984176066U JP17606684U JPH0222017Y2 JP H0222017 Y2 JPH0222017 Y2 JP H0222017Y2 JP 1984176066 U JP1984176066 U JP 1984176066U JP 17606684 U JP17606684 U JP 17606684U JP H0222017 Y2 JPH0222017 Y2 JP H0222017Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- rear surface
- metal
- punched metal
- punching metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 26
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 16
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 13
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 12
- 239000000779 smoke Substances 0.000 claims description 7
- 239000004519 grease Substances 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 7
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 1
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- 238000009940 knitting Methods 0.000 description 1
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- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Filtering Materials (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は換気扇,レンジフード等に使用され
るグリスフイルタに関するものである。
るグリスフイルタに関するものである。
従来この種のフイルタとしては例えば第4図に
示すものがあつた。この図において、1は前面が
格子状に形成され通気孔2を有するフイルタ枠
で、その後面には後述するフイルタ押えを固定す
る爪3が設けられている。4a,4b,4cはそ
れぞれ金属製の線材をメリヤス編みした平板状の
ろ過部材で、調理時等に発生する油を捕集するも
のである。また5はフイルタ枠1にろ過部材4
a,4b,4cを収納した後、その後部側に設置
して爪3で係止することによりろ過部材4a,4
b,4cの固定を行うフイルタ押えである。
示すものがあつた。この図において、1は前面が
格子状に形成され通気孔2を有するフイルタ枠
で、その後面には後述するフイルタ押えを固定す
る爪3が設けられている。4a,4b,4cはそ
れぞれ金属製の線材をメリヤス編みした平板状の
ろ過部材で、調理時等に発生する油を捕集するも
のである。また5はフイルタ枠1にろ過部材4
a,4b,4cを収納した後、その後部側に設置
して爪3で係止することによりろ過部材4a,4
b,4cの固定を行うフイルタ押えである。
このように構成されたフイルタのろ過部材4
a,4b,4cは2重層や4重層になつており、
火災予防条例等ではフイルタの捕集効率が60%以
上となつているため、フイルタ枠1の通気孔2の
開口を大きくしこのようなろ過部材を複数枚使用
することで上記の捕集効率を維持している。また
ろ過部材4a,4b,4cは線材で構成されてい
るために剛性はほとんどなく、このためフイルタ
枠1やフイルタ押え5で保持する必要があるもの
である。
a,4b,4cは2重層や4重層になつており、
火災予防条例等ではフイルタの捕集効率が60%以
上となつているため、フイルタ枠1の通気孔2の
開口を大きくしこのようなろ過部材を複数枚使用
することで上記の捕集効率を維持している。また
ろ過部材4a,4b,4cは線材で構成されてい
るために剛性はほとんどなく、このためフイルタ
枠1やフイルタ押え5で保持する必要があるもの
である。
上記のような従来のフイルタはろ過部材4a,
4b,4cが柔軟であるために、本来油等の捕集
には不必要なフイルタ枠1が必要であり、またフ
イルタ枠1は通気孔2の開口端部等に鋭いエツジ
部が加工時に出来易く、使用者が清掃する場合に
危険であり、さらにろ過部材4a,4b,4cは
線材を編んで形成されているため汚れを落とし難
く、枚数が多い場合には清掃作業が非常に煩わし
く手間のかかるものであつた。
4b,4cが柔軟であるために、本来油等の捕集
には不必要なフイルタ枠1が必要であり、またフ
イルタ枠1は通気孔2の開口端部等に鋭いエツジ
部が加工時に出来易く、使用者が清掃する場合に
危険であり、さらにろ過部材4a,4b,4cは
線材を編んで形成されているため汚れを落とし難
く、枚数が多い場合には清掃作業が非常に煩わし
く手間のかかるものであつた。
この考案は上記の問題に鑑みなされたもので、
清掃時にも安全でかつ清掃性を向上させたフイル
タを得ることを目的とする。
清掃時にも安全でかつ清掃性を向上させたフイル
タを得ることを目的とする。
この考案に係るフイルタは、後面が開放された
箱体に形成され、箱体前面が油煙発生源側に位置
しこの前面に開口率を40〜70%とした通気孔が形
成されたパンチングメタルと、このパンチングメ
タルの前面裏側に後面から着脱自在に保持され、
かつ線材で編目状に形成した少なくとも1枚のろ
過部材と、前記パンチングメタルの後面に着脱自
在に係止され、パンチングメタルと共に前記ろ過
部材を保持するフイルタ押えとからなるものであ
る。
箱体に形成され、箱体前面が油煙発生源側に位置
しこの前面に開口率を40〜70%とした通気孔が形
成されたパンチングメタルと、このパンチングメ
タルの前面裏側に後面から着脱自在に保持され、
かつ線材で編目状に形成した少なくとも1枚のろ
過部材と、前記パンチングメタルの後面に着脱自
在に係止され、パンチングメタルと共に前記ろ過
部材を保持するフイルタ押えとからなるものであ
る。
この考案においては、パンチングメタルが油の
捕集とろ過部材の保持とを兼ねるので、従来と同
等な油捕集率を得るのに必要なろ過部材の構成枚
数を減らすことができる。
捕集とろ過部材の保持とを兼ねるので、従来と同
等な油捕集率を得るのに必要なろ過部材の構成枚
数を減らすことができる。
第1図はこの考案の一実施例によるグリスフイ
ルタの分解斜視図、第2図は組立てた状態の断面
図である。図中、4a,4bは従来と同様なろ過
部材であり、第3図に示すように金属線材6をメ
リヤス風に編んで形成されている。7は前面に複
数の通気孔8が打抜きで形成され、後面が開放さ
れた箱体に形成されたパンチングメタルで、その
後面内側にはフイルタ押え5を係止する爪9が設
けられている。
ルタの分解斜視図、第2図は組立てた状態の断面
図である。図中、4a,4bは従来と同様なろ過
部材であり、第3図に示すように金属線材6をメ
リヤス風に編んで形成されている。7は前面に複
数の通気孔8が打抜きで形成され、後面が開放さ
れた箱体に形成されたパンチングメタルで、その
後面内側にはフイルタ押え5を係止する爪9が設
けられている。
このように構成されたグリスフイルタを図示し
ない換気扇、レンジフード等に取付ける場合は、
パンチングメタル7が油煙発生源側に位置するよ
うな向き、すなわちフアン等が運転されると油煙
等の流れが第2図においてパンチングメタル7−
ろ過部材4a−ろ過部材4bの順になるような向
きに設置する。この場合、先ずパンチングメタル
7で油捕集率が30%確保され、次いで2枚のろ過
部材4a,4bで40%の油捕集率が確保される。
ない換気扇、レンジフード等に取付ける場合は、
パンチングメタル7が油煙発生源側に位置するよ
うな向き、すなわちフアン等が運転されると油煙
等の流れが第2図においてパンチングメタル7−
ろ過部材4a−ろ過部材4bの順になるような向
きに設置する。この場合、先ずパンチングメタル
7で油捕集率が30%確保され、次いで2枚のろ過
部材4a,4bで40%の油捕集率が確保される。
パンチングメタル7を油煙発生源側に位置させ
ているのは次の理由による。すなわち、4枚また
は8枚のフイルタを用いた換気扇,レンジフード
の実用試験において各フイルタ層の油付着量の割
合を見ると、油煙発生源側にあるフイルタに30〜
40%の油が付着することが確認されており、この
ことから清掃性の良効なパンチングメタルを油煙
発生源側に位置させているのである。
ているのは次の理由による。すなわち、4枚また
は8枚のフイルタを用いた換気扇,レンジフード
の実用試験において各フイルタ層の油付着量の割
合を見ると、油煙発生源側にあるフイルタに30〜
40%の油が付着することが確認されており、この
ことから清掃性の良効なパンチングメタルを油煙
発生源側に位置させているのである。
上記パンチングメタル7の通気孔8による開口
率は40〜70%が使用可能であるが、40〜60%の範
囲が実験の結果最も捕集効率が良く、圧力損失の
点から見ても良い結果が得られた。
率は40〜70%が使用可能であるが、40〜60%の範
囲が実験の結果最も捕集効率が良く、圧力損失の
点から見ても良い結果が得られた。
このように上記実施例ではパンチングメタル7
とフイルタ押え5でろ過部材4a,4bが保持さ
れるため、従来必要であつたフイルタ枠をなくす
ことができる。
とフイルタ押え5でろ過部材4a,4bが保持さ
れるため、従来必要であつたフイルタ枠をなくす
ことができる。
以上のようにこの考案によれば、後面が開放さ
れた箱体に形成され、箱体前面が油煙発生源側に
位置しこの前面に開口率を40〜70%とした通気孔
が形成されたパンチングメタルと、このパンチン
グメタルの前面裏側に後面から着脱自在に保持さ
れ、かつ線材で編目状に形成した少なくとも1枚
のろ過部材と、前記パンチングメタルの後面に着
脱自在に係止され、、パンチングメタルと共に前
記ろ過部材を保持するフイルタ押えとからグリス
フイルタを構成したので、ろ過部材の枚数を減ら
すことができフイルタが安価に得られると共にろ
過部材の清掃作業が軽減される。またパンチング
メタルの表面は平板状であるためその清掃も容易
でしかも通気孔にもエツジ部が形成されず清掃時
等に手を切るなどの危険がない。従つてフイルタ
全体の清掃性が向上する効果がある。
れた箱体に形成され、箱体前面が油煙発生源側に
位置しこの前面に開口率を40〜70%とした通気孔
が形成されたパンチングメタルと、このパンチン
グメタルの前面裏側に後面から着脱自在に保持さ
れ、かつ線材で編目状に形成した少なくとも1枚
のろ過部材と、前記パンチングメタルの後面に着
脱自在に係止され、、パンチングメタルと共に前
記ろ過部材を保持するフイルタ押えとからグリス
フイルタを構成したので、ろ過部材の枚数を減ら
すことができフイルタが安価に得られると共にろ
過部材の清掃作業が軽減される。またパンチング
メタルの表面は平板状であるためその清掃も容易
でしかも通気孔にもエツジ部が形成されず清掃時
等に手を切るなどの危険がない。従つてフイルタ
全体の清掃性が向上する効果がある。
第1図はこの考案の一実施例によるフイルタの
分解斜視図、第2図は同フイルタの断面図、第3
図は同フイルタのろ過部材の構成を示す図、第4
図は従来のフイルタの分解斜視図である。 4a,4b……ろ過部材、5……フイルタ押
え、6……金属線材、7……パンチングメタル、
8……通気孔、なお、図中同一符号は同一または
相当部分を示す。
分解斜視図、第2図は同フイルタの断面図、第3
図は同フイルタのろ過部材の構成を示す図、第4
図は従来のフイルタの分解斜視図である。 4a,4b……ろ過部材、5……フイルタ押
え、6……金属線材、7……パンチングメタル、
8……通気孔、なお、図中同一符号は同一または
相当部分を示す。
Claims (1)
- 後面が開放された箱体に形成され、箱体前面が
油煙発生源側に位置し、この前面に開口率を40〜
70%とした通気孔が形成されたパンチングメタル
と、このパンチングメタルの前面裏側に後面から
着脱自在に保持され、かつ線材で編目状に形成し
た少なくとも1枚のろ過部材と、前記パンチング
メタルの後面に着脱自在に係止され、パンチング
メタルと共に前記ろ過部材を保持するフイルタ押
えとからなり、換気扇,レンジフード等に取付け
られることを特徴とするグリスフイルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984176066U JPH0222017Y2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984176066U JPH0222017Y2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6191317U JPS6191317U (ja) | 1986-06-13 |
JPH0222017Y2 true JPH0222017Y2 (ja) | 1990-06-13 |
Family
ID=30733665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984176066U Expired JPH0222017Y2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0222017Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5634171B2 (ja) * | 2010-08-31 | 2014-12-03 | 株式会社ダスキン | 油煙フィルター及び油煙排気装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5742723U (ja) * | 1980-08-25 | 1982-03-09 |
-
1984
- 1984-11-20 JP JP1984176066U patent/JPH0222017Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5742723U (ja) * | 1980-08-25 | 1982-03-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6191317U (ja) | 1986-06-13 |
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