JPH02219880A - 耐チッピング塗料組成物 - Google Patents
耐チッピング塗料組成物Info
- Publication number
- JPH02219880A JPH02219880A JP4039789A JP4039789A JPH02219880A JP H02219880 A JPH02219880 A JP H02219880A JP 4039789 A JP4039789 A JP 4039789A JP 4039789 A JP4039789 A JP 4039789A JP H02219880 A JPH02219880 A JP H02219880A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chipping
- melamine
- coating
- isophthalic acid
- polyester resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000003973 paint Substances 0.000 title claims description 16
- 239000000203 mixture Substances 0.000 title claims description 6
- QQVIHTHCMHWDBS-UHFFFAOYSA-N isophthalic acid Chemical compound OC(=O)C1=CC=CC(C(O)=O)=C1 QQVIHTHCMHWDBS-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 24
- WNLRTRBMVRJNCN-UHFFFAOYSA-N adipic acid Chemical compound OC(=O)CCCCC(O)=O WNLRTRBMVRJNCN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 14
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 claims abstract description 11
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 claims abstract description 11
- 150000007974 melamines Chemical class 0.000 claims abstract description 10
- 235000011037 adipic acid Nutrition 0.000 claims abstract description 7
- 239000001361 adipic acid Substances 0.000 claims abstract description 7
- 239000004640 Melamine resin Substances 0.000 claims abstract description 5
- 229920000877 Melamine resin Polymers 0.000 claims abstract description 5
- 239000006097 ultraviolet radiation absorber Substances 0.000 claims description 5
- 239000000654 additive Substances 0.000 claims description 4
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 abstract 2
- 238000013329 compounding Methods 0.000 abstract 1
- 239000002932 luster Substances 0.000 abstract 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 17
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 16
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 8
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 4
- 239000008199 coating composition Substances 0.000 description 3
- 238000004070 electrodeposition Methods 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000873 masking effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 238000009500 colour coating Methods 0.000 description 1
- 238000009472 formulation Methods 0.000 description 1
- 238000007591 painting process Methods 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 239000011342 resin composition Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は車両、特に自動車の車体の塗装に用いられる
耐チッピング塗料、特に耐候性に優れた耐チッピング塗
料組成物に関する。
耐チッピング塗料、特に耐候性に優れた耐チッピング塗
料組成物に関する。
（従来の技術）
従来の耐チッピング塗料組成物としては、イソフタル酸
とアジピン酸が５＝５からなるポリエステル樹脂と、ブ
チル化メラミンとメチル化メラミンが５：５からなるメ
ラミン樹脂から成る塗料樹脂組成物が用いられている。
とアジピン酸が５＝５からなるポリエステル樹脂と、ブ
チル化メラミンとメチル化メラミンが５：５からなるメ
ラミン樹脂から成る塗料樹脂組成物が用いられている。
この塗料樹脂組成物は、電着塗装を完了し、中塗塗装が
実施された後チッピングを必要とする部位（例えばサイ
ドシル等）に耐チッピング塗装され、次いでマスキング
し、上塗塗装が施され車両塗装が完了する。即ちその塗
装工程を例示すると次の通りである。
実施された後チッピングを必要とする部位（例えばサイ
ドシル等）に耐チッピング塗装され、次いでマスキング
し、上塗塗装が施され車両塗装が完了する。即ちその塗
装工程を例示すると次の通りである。
ミ
無 −
利 。
制 ←
″ ソ
上記の如く、サイドシル部を塗装する場合は、電着塗装
と中塗塗装が終了した後、耐チッピング塗料を塗装し、
その上に黒色上塗塗装が施されている。また塗装ライン
によっては、中塗り塗装と耐チッピング塗装が入替わる
場合もある。
と中塗塗装が終了した後、耐チッピング塗料を塗装し、
その上に黒色上塗塗装が施されている。また塗装ライン
によっては、中塗り塗装と耐チッピング塗装が入替わる
場合もある。
（発明が解決しようとする課題）
しかしながら、このような従来のサイドシル部の塗装に
あっては耐チッピング塗装が、上塗塗装の下層に位置し
ており、耐候性は特に必要としていなかったため、■塗
装工程が繁雑である、■耐候性がないため、上塗として
は使用できない、０色域が少ない等の問題点があった。
あっては耐チッピング塗装が、上塗塗装の下層に位置し
ており、耐候性は特に必要としていなかったため、■塗
装工程が繁雑である、■耐候性がないため、上塗として
は使用できない、０色域が少ない等の問題点があった。
（課題を解決するための手段）
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、イソフタル酸とアジピン酸６〜９：４〜１か
らなるポリエステル樹脂と、ブチル化メラミンとメチル
化メラミンが、５：５からなるメラミン樹脂とかなり、
ポリエステル樹脂中のイソフタル酸が６０〜９０重量％
であり、更に添加剤として紫外線吸収剤を０．２〜３重
量％添加してなる耐チンピング塗料組成物に関するもの
である。
たもので、イソフタル酸とアジピン酸６〜９：４〜１か
らなるポリエステル樹脂と、ブチル化メラミンとメチル
化メラミンが、５：５からなるメラミン樹脂とかなり、
ポリエステル樹脂中のイソフタル酸が６０〜９０重量％
であり、更に添加剤として紫外線吸収剤を０．２〜３重
量％添加してなる耐チンピング塗料組成物に関するもの
である。
（作 用）
従来の耐チッピング塗料は、耐チッピング性はあるもの
の耐候性が劣る、色域が少ない等の欠点を有していたた
め、自動車車体の上塗としては使用できなかった。そこ
でこの発明の耐チッピング塗料組成物は耐候性付与のた
め、ポリエステル樹脂中のイソフタル酸の含有量を多く
し、かつ紫外線吸収剤を添加したものである。即ち、本
発明の耐チッピング塗料組成物に用いるポリエステル樹
脂は、イソフタル酸とアジピン酸の割合を６〜９：４〜
ｌとして作製され、且つポリエステル樹脂中にイソフタ
ル酸が６０〜９０重量％含有されるもので、上記条件を
満足しない場合には、意図する耐候性が得られない。ま
た添加剤としての紫外線吸収剤の添加量を０．２〜３重
量％とするが、この範囲外では耐チッピング塗料組成物
による塗膜が劣化し、好ましくない。さらに上塗として
使用するために、各種の着色顔料を添加し、色域を拡大
することも可能となった。
の耐候性が劣る、色域が少ない等の欠点を有していたた
め、自動車車体の上塗としては使用できなかった。そこ
でこの発明の耐チッピング塗料組成物は耐候性付与のた
め、ポリエステル樹脂中のイソフタル酸の含有量を多く
し、かつ紫外線吸収剤を添加したものである。即ち、本
発明の耐チッピング塗料組成物に用いるポリエステル樹
脂は、イソフタル酸とアジピン酸の割合を６〜９：４〜
ｌとして作製され、且つポリエステル樹脂中にイソフタ
ル酸が６０〜９０重量％含有されるもので、上記条件を
満足しない場合には、意図する耐候性が得られない。ま
た添加剤としての紫外線吸収剤の添加量を０．２〜３重
量％とするが、この範囲外では耐チッピング塗料組成物
による塗膜が劣化し、好ましくない。さらに上塗として
使用するために、各種の着色顔料を添加し、色域を拡大
することも可能となった。
（実施例）
次に本発明を実施例および比較例により説明する。
ｔ １１〜３、 ′１１
第１表に示す樹脂および添加剤を用い、第２表に示す配
合で実施例１〜３および比較例１の塗料を作製した。
合で実施例１〜３および比較例１の塗料を作製した。
上記実施例１〜３および比較例１の塗料を用い、次に示
す方法により耐候性試験板を作成した。
す方法により耐候性試験板を作成した。
耐候性試験板の作成：
５ＰＣＣの鋼板に化成処理（日本バーカライジング社製
ＰＢＬ３０２０処理）を行い、その化成処理板に膜厚
が２０μｍとなるよ・うに電着塗装（日本ペイント製
パワートップＵ−６００） を行い、１６０°Ｃで３０
分間焼付けを行い、電着塗膜を硬化させた。さらにその
上に中塗塗料（日本油脂製アクア９０００ ）を、膜厚
が３５μｍとなるように塗装した後、１６０℃にて３０
分間焼付けた。その上に、実施例１〜３の耐チンピング
塗料を１００μｍ塗装し、１４０″Ｃにて３０分間焼付
けを行いそれぞれ試験板１〜３を得た。また、上記中塗
までを施した塗板に比較例１の耐チッピング塗料を２０
μｍ塗装し、１４０ ”Ｃにて３０分間焼付けを行い、
試験板４を得た。
ＰＢＬ３０２０処理）を行い、その化成処理板に膜厚
が２０μｍとなるよ・うに電着塗装（日本ペイント製
パワートップＵ−６００） を行い、１６０°Ｃで３０
分間焼付けを行い、電着塗膜を硬化させた。さらにその
上に中塗塗料（日本油脂製アクア９０００ ）を、膜厚
が３５μｍとなるように塗装した後、１６０℃にて３０
分間焼付けた。その上に、実施例１〜３の耐チンピング
塗料を１００μｍ塗装し、１４０″Ｃにて３０分間焼付
けを行いそれぞれ試験板１〜３を得た。また、上記中塗
までを施した塗板に比較例１の耐チッピング塗料を２０
μｍ塗装し、１４０ ”Ｃにて３０分間焼付けを行い、
試験板４を得た。
次に、上記試験板を用い、ＪＩＳ Ｄ ０２０５ ｒ耐
候性試験通則」に規定されたサンシャインウエザオメー
タにより各塗膜の耐候性を比較し、得た結果を第３表に
示す。
候性試験通則」に規定されたサンシャインウエザオメー
タにより各塗膜の耐候性を比較し、得た結果を第３表に
示す。
（試験条件） ブラックパネル温度
用あり
時間
６３°Ｃ
７５０時間
（連続）
くサイドシル部〉 くドア部〉前処理
現行と同−電 塗装 中 塗装 上 塗装 耐チッピング塗装 （マスキングはドア及びサイドシル部に上塗塗装が終了
した時点で、サイドシル部に耐チンピング塗装をするた
めに、ドア部に施す） に従って、自動車車体の上塗として使用することが可能
となった。またツートーン車の下部色塗膜の塗装にも使
用可能であるという効果がある。
現行と同−電 塗装 中 塗装 上 塗装 耐チッピング塗装 （マスキングはドア及びサイドシル部に上塗塗装が終了
した時点で、サイドシル部に耐チンピング塗装をするた
めに、ドア部に施す） に従って、自動車車体の上塗として使用することが可能
となった。またツートーン車の下部色塗膜の塗装にも使
用可能であるという効果がある。
特許出願人 日産自動車株式会社
（発明の効果）
以上説明してきたように、本発明においてはイソフタル
酸とアジピン酸から成るポリエステル樹脂の両成分の割
合および該樹脂中のイソフタル酸含有量を特定し、かつ
紫外線吸収剤を添加ひたことにより、耐候性が向上した
。また各種の着色顔料を添加し色域の拡大が可能となり
、第３表からも明らかなように塗膜の光沢および色差が
改善され、実施例１〜３に示すように次の工程くサイド
シル部〉 くドア部〉前 理
現行と同一！ 塗装 中 塗装 耐チッピング塗装 （マスキングはサイドシル部の耐チッピング塗装が終了
した時点で、ドア部に上塗塗装をするために、サイドシ
ル部に施す） 或いは次の工程
酸とアジピン酸から成るポリエステル樹脂の両成分の割
合および該樹脂中のイソフタル酸含有量を特定し、かつ
紫外線吸収剤を添加ひたことにより、耐候性が向上した
。また各種の着色顔料を添加し色域の拡大が可能となり
、第３表からも明らかなように塗膜の光沢および色差が
改善され、実施例１〜３に示すように次の工程くサイド
シル部〉 くドア部〉前 理
現行と同一！ 塗装 中 塗装 耐チッピング塗装 （マスキングはサイドシル部の耐チッピング塗装が終了
した時点で、ドア部に上塗塗装をするために、サイドシ
ル部に施す） 或いは次の工程
Claims (1)
- １、イソフタル酸とアジピン酸が６〜９：４〜１からな
るポリエステル樹脂と、ブチル化メラミンとメチル化メ
ラミンが５：５からなるメラミン樹脂とからなり、ポリ
エステル樹脂中のイソフタル酸が６０〜９０重量％であ
り、更に添加剤として紫外線吸収剤を０．２〜３重量％
添加してなる耐チッピング塗料組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4039789A JPH07119384B2 (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 耐チッピング塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4039789A JPH07119384B2 (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 耐チッピング塗料組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02219880A true JPH02219880A (ja) | 1990-09-03 |
| JPH07119384B2 JPH07119384B2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=12579534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4039789A Expired - Lifetime JPH07119384B2 (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 耐チッピング塗料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07119384B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20130034741A1 (en) * | 2011-08-04 | 2013-02-07 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Branched polyester polymers comprising isophthalic acid and coatings comprising the same |
-
1989
- 1989-02-22 JP JP4039789A patent/JPH07119384B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20130034741A1 (en) * | 2011-08-04 | 2013-02-07 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Branched polyester polymers comprising isophthalic acid and coatings comprising the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07119384B2 (ja) | 1995-12-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH11503064A (ja) | 多層コーティングの方法 | |
| DE19519665C1 (de) | Verfahren zur Mehrschichtlackierung | |
| DE69926993T2 (de) | Verfahren zur herstellung einer mehrschichtigen deckschicht | |
| JP2010029765A (ja) | 自動車車体の塗装方法 | |
| JP4170806B2 (ja) | 複層塗膜形成方法、複層塗膜及び物品 | |
| JPH02219880A (ja) | 耐チッピング塗料組成物 | |
| JPH11106686A (ja) | メタリック仕上げ法 | |
| JP2001149857A (ja) | メタリック塗膜形成方法 | |
| JPH05185031A (ja) | 自動車用上塗り塗膜 | |
| JP3971232B2 (ja) | 自動車外板部の塗装方法 | |
| JPS6058270A (ja) | ２ト−ンカラ−仕上げ方法 | |
| JPH01151978A (ja) | 自動車の塗装方法 | |
| EP3332050B1 (de) | Abrieb- und haftfeste sol-gel-beschichtung auf aluminium und verfahren zur herstellung einer solchen beschichtung | |
| JP4323015B2 (ja) | 塗膜形成法 | |
| JPH09206670A (ja) | ２色塗装仕上げ方法 | |
| JP2002275426A (ja) | 高隠蔽性塗料組成物、塗膜形成方法および複層塗膜 | |
| JPH0144147B2 (ja) | ||
| JPS63111978A (ja) | 塗装方法 | |
| JPH0328277A (ja) | メタリック塗料組成物 | |
| JPS62172071A (ja) | 塗料組成物 | |
| JP3917266B2 (ja) | 複層塗膜形成法 | |
| JPH0245578A (ja) | 塗料組成物 | |
| JP3951254B2 (ja) | 自動車塗装方法 | |
| JPH02119979A (ja) | 自動車のソリッド塗装法 | |
| JPS62258782A (ja) | 複層塗膜の形成方法 |