JPH02219185A - 端末制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、多くのデータを取り扱う端末装置を制御す
る端末制御装置に係り、特に、券類発行装置の端末制御
装置に関する。

「従来の技術」 券類の真偽判定や発行枚数管理を行う券類発行装置とい
う端末装置が知られている。この種の端末装置の中には
、記憶媒体としてメモリカードを用いる端末制御装置か
ら、一定の制御を受けるものがある。ここで、上記メモ
リカードには、端末装置が管理するデータを格納するデ
ータエリアと、端末装置各部の制御手順を示す制御プロ
グラムを格納する制御プログラムエリアとが設定されて
いる。上記端末装置と端末制御装置との間には、以下に
示す情報のやり取りが行われる。まず、端末制御装置の
制御部から端末装置内の制御部へ、メモリカードから読
込まれた制御プログラムが、転送（ダウンロード）され
る。端末装置の制御部は、ダウンロードされた制御プロ
グラムの命令に従って端末装置各部を制御する。一方、
端末装置の制御部から端末制御装置の制御部へ、管理デ
ータが転送（アップロード）される。端末制御装置の制
御部は、アップロードされた管理データをメモリカード
のデータエリア内に格納する。

「発明が解決しようとする課題」 ところで、従来のこの種の端末制御装置にあっては、上
述したように、同一のメモリカード内にデータエリアお
よび制御用プログラムエリアが設定されていたため、デ
ータエリアを充分確保することができないという問題が
あった。これに加えて、ダウンロード時の操作異常、操
作ミスにより、データエリア内の保存データが破壊され
るという弊害があった。

この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、データ
エリアを充分に確保し得ると共に、ダウンロード時の操
作異常などからデータを保護し得る端末制御装置を提供
することを目的としている。

「課題を解決するための手段」 この発明は、データまたはメツセージを表示する表示部
と、端末装置にダウンロードする制御プログラムを格納
するプログラム・メモリカードと、前記端末装置からア
ップロードされたデータを格納するデータ・メモリカー
ドと、これらのメモリカードに対して情報の読取りまた
は書込みを行うカード読み書き手段と、これらを制御す
る制御部とを具備することにより、上記課題を解決して
いる。

「作用」 端末装置に、制御プログラムをダウンロードする場合は
、プログラム・メモリカードが使用される。端末装置か
らアップロードされたデータの格納にはデータ・メモリ
カードが使用される。制御部は、ダウンロードおよびア
ップロードの制御を行う。

「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。

第１図は、この発明の一実施例である債券発行装置の制
御装置の電気的構成を示すブロック図、第２図は、同制
御装置および同制御装置に接続された債券発行装置の外
観構成を示す斜視図である。

まず、第２図において、符号１は、債券の真偽判定や発
行枚数管理を行う債券発行装置である。

債券発行装置１は接続ケーブル２を介して制御装置３に
電気的に接続されている。制御装置３は、テ・ンキー　
ファンクションキー、データキーなどからなるキーボー
ド操作部４と、カード挿入口５ａを介してメモーリカー
ドが装着されるカード装着部５とデータやメツセージを
表示する液晶表示部６とからなっている。次に、制御装
置３の構成について説明する。第１図において、制御部
７は制御装置各部および債券発行装置ｌの制御部を制御
するｃｐｕ　（中央処理装置）、このＣＰＵに処理手順
を権示するプログラムを格納するＲＯＭ、各種データを
一時格納するＲＡＭ、タイマ、債券発行装置１との接続
を制御するシリアルコントローラ、および各種インター
フェイスから構成されている。キーボード制御部８は、
操作者のキー操作により、キーボード操作部４から入力
されたデータを制御部７へ送出する回路である。カード
制御部９はカード装着部５に装着されたメモリカードか
ら情報を読出して制御部７へ送出すると共に、制御部７
から供給を受けた情報をメモリカードに書込む制御回路
である。表示制御部ｌＯは、制御部７の指令に従って、
液晶表示部６に入出力データや操作者へのメツセージな
どを表示させる制御回路である。また、ｌｌは制御部の
ＲＡＭバックアップ用のバッテリ、１２は操作ミス、操
作エラーなどが発生した時に、警報を発するブザーであ
る。

次に、この例に適用される２種類のメモリーカード、す
なわち、プログラムカードおよびデータカードについて
説明する。

まず、第３図はプログラムカードのエリア構成を示す概
念図である。ここで、プログラムカード１３は、債券発
行装置ｌの制御部が行う処理手順を示す制御プログラム
を格納したカードである。

このプログラムカード１３のメモリエリアは、先頭から
６４　ｂ　ｙｔｅを除いて、制御プログラム格納領域１
３ｂとして確保されている。メモリエリアのうち、先頭
から６４　ｂ　ｙｔｅまでは、このプログラムカード１
３のシステム情報を登録するシステム領域（ワーキング
エリア）１３ａに割り当てられている。システム領域１
３ａにおいて、先頭の２ｂ　ｙｔｅには、このカードが
プログラムカードである旨を示すカード識別コードｒｓ
ｓＪが登録されている。次の３ｂｙｔｅから１２ｂｙｔ
ｅまでは、カードが作成された日付および時刻が登録さ
れている。次に、第４図はデータカードのエリア構成を
示す概念図である。ここで、データカード１４は、債券
発行装置ｌが管理するデータを格納するカードである。

このデータエリア１４のメモリエリアは、先頭から６４
　ｂ　ｙｔｅを除いて、データ保存領域として確保され
ている。データエリア１４のメモリエリアのうち、先頭
から６４　ｂ　ｙｔｅまでは、データカード１４リシス
テム情報を登録するシステム領域１４ａに割り当てられ
ている。システム領域１４ａにおいて、先頭から１２　
ｂ　ｙｔｅまでのフォーマットは、プログラムカード１
３のそれと共通にされている。ただし、システム領域１
４ａの先頭から２ｂｙｔｅまでには、このカードがデー
タカードである旨を示すカード識別コードｒＤ　ＤＪが
登録されている。

次に、第５図を参照して、制御部７の動作処理手順につ
いて説明する。

債券発行装置ｌは、装置の各種状態を知らせる状態信号
を制御部７へ送出している。この時、何らかの原因によ
り、制御プログラムのダウンロードの必要性が生じた場
合には、ダウンロード要求信号を送出する。ここで、制
御装置３側の電源が投入されると、制御部７は、まず、
ステップＳＰｌにおいて、債券発行装置ｌから送出され
る状態信号を読取った後、ステップＳＰ２に進み、債券
発行装置ｌが制御プログラムのダウンロードを要求して
いるか否かを判別する。判別の結果、ダウンロードが要
求されていない場合には、ステップＳＰ３へ移り、他の
処理命令を実行する。一方、ステップＳＰ２において、
ダウンロードが要求されているとの判別結果を得た場合
には、制御部７は、ステップＳＰ４へ進み、カード装着
部５に装着されているカードは、プログラムカード１３
であるか否かを判断する。判断の結果、ＪＹＥＳＪの場
合には、ステップ５Ｐ１０へ進み、後述の処理を実行す
る。一方、プログラムカード１３が装着されていない（
データカード１４が装着されている）場合には、ｒＮＯ
Ｊの判断結果が得られ、次のステップＳＰ５が実行され
る。ステップＳＰ５において、制御部７は、液晶表示部
６に、データカード１４からプログラムカード１３へ装
着を切り替えることを指示するメツセージを表示させた
後、ステップＳＰ６、ＳＦ３において、装着カードがプ
ログラムカード１３に交換されるのを待ち受ける状態と
なる。すなわち、制御部７は、ステップＳＰ６において
、装着カードの交換を監視し、この監視結果を踏まえて
、ステップＳＰ７において、装着カードが交換されてい
るか否かを判断する。装着カードが交換されていない限
り、ステップＳ　Ｉ）　６へ戻り、上記監視を続行する
。操作者が、表示装置６に表示されたメツセージ（ステ
ップ５ｐ５）に従って、装着カードを交換した場合には
、ステップＳＰ７において、装着カードが交換されたと
判断され、次のステップＳＰ８が実行される。制御部７
は、ステップＳＰ８において、装着カードのシステム領
域から読取られた記憶内容を、ＲＡＭに転送した後、ス
テップＳＰ９へ進み、ＲＡＭに格納されたシステム領域
の内容から、カード識別コードを読出して、装着カード
がプログラムカード１３であるか否かを判断する。カー
ド識別コードの内容がｒＤＤＪの場合には、装着カード
がデータカード１４であることを意味しているので、「
ＮＯ」と判断され、ステップｓＰ５へ戻り、再度、装着
カードの交換を促すメツセージを液晶表示部６に表示さ
せる。一方、カード識別コードの内容がｒｓｓＪの場合
には、装着カードがプログラムカード１３であることを
意味しているので、ｒＹＥＳＪと判断される。ステップ
ＳＰ９において、制御部７は、ｒＹＥｓＪの判断結果を
得ると、ステップ５ＰＩＱへ進み、プログラムカード１
３に登録されている制御プログラムが正しく保存されて
いるかいるか否かを調べるために、実際のプログラムの
データビットに基づいて、サムチエツクを算出する。続
いて、ステップＳｐＨにおイテ、ＲＡ　Ｍ　ｌ、：格納
（ステ、ツブ５Ｐ８）されているシステム領域の内容に
含まれているサムチエツク・データを読出した後、ステ
ップ５Ｐ１２へ進み、読出されたサムチエツク（ステッ
プ５ＰＩＩ）と算出されたサムチエツク（ステップ５Ｐ
ＩＯ）との比較照合を行う。比較照合の結果、両サムチ
エツクは一致していないとの結論が得られれば、制御部
７は、ステップ５Ｐ１５へ移り、液晶表示部６に、サム
チエツク・エラーが発生した旨のメツセージを、所定の
時間表示させた後、ステップＳＰ５へ戻り、液晶表示部
６の表示内容を、装着カードの交換を促すメツセージ表
示に切り替えさせる。一方、ステップ５Ｐ１２において
、照合の結果、両サムチエツクが一致しているとの結論
が得られると、制御プログラムは正常に登録されている
ことが確認されたので、ステ、ブ５Ｐ１３へ進み、債券
発行装置ｌへ制御プログラムの「ダウンロード」を開始
する。制御プログラムの「ダウンロード」が完了すると
、債券発行装着ｌの制御部は、「ダウンロード」された
制御プログラムをチエツクし、チエツクの結果、制御プ
ログラムが正常と確認された場合には、制御部７に対し
てダウンロード要求を解除する。制御部７は制御プログ
ラムの「ダウンロード」を完了すると、ステップ５Ｐ１
４へ移り、「ダウンロード」が正常になされたか否かを
判断する。債券発行装置１から制御部７にダウンロード
要求の解除信号が送出されていない場合には、ダウンロ
ード異常と判断し、再度、ステップ５Ｐ１３へ戻り、制
御プログラムの「ダウンロード」を行う。一方、債券発
行装置ｌから制御部７にダウンロード要求の解除信号が
送出されている場合には、正常に「ダウンロード」され
たと判断し、ダウンロード処理を終了する。そして、ス
テップＳＰｌに戻り、債券発行装置ｌの状態を読取り、
上記処理を繰り返す。

なお、上述の実施例においては、この発明を債券発行装
置の制御装置に適用した場合について述べたが、これに
限定するものではな（他の同種の端末装置の制御装置と
しても適用し得るものである。

「発明の効果」 以上説明したように、この発明の端末制御装置によれば
、ダウンロード用制御プログラムとアップロードされた
データとを別けて各々専用のメモリカードに格納するよ
うにしたので、データ保存領域の一層の拡大を図ること
ができ、データの保存取扱いが容易となる。また、ダウ
ンロード異常による保存データの破壊を防止することが
できる。

また、これらのメモリカードを制御する制御部とを備え
たものであるので、ダウンロード操作を一段と簡略化す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例である券類発行装置の制御
装置の電気的構成を示すブロック図、第２図は同制御装
置および同制御装置によって制御される券類発行装置の
外観構成を示す斜視図、第３図はプログラムカードのエ
リア構成を示す概念図、第４図はデータカードのエリア
構成を示す概念図、第５図はこの実施例の動作を説明す
るためのフローチャートである。 ｌ・・・・・・債券発行装置（端末装置）、３・・・・
・・制御装置（端末制御装置）、５・・・・・・カード
装着部（カード読み書き手段）、５ａ・・・・・・カー
ド挿入口、６・・・・・・液晶表示部（表示部）、９・
・・・・・カード制御部（カード読み書き手段）、１３
・・・・・・プログラムカード（プログラム拳メモリカ
ード）、１４・・・・・・データカード（データ・メモ
リカード）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. データまたはメッセージを表示する表示部と、端末装置
   にダウンロードする制御プログラムを格納するプログラ
   ム・メモリカードと、前記端末装置からアップロードさ
   れたデータを格納するデータ・メモリカードと、これら
   のメモリカードに対して情報の読取りまたは書込みを行
   うカード読み書き手段と、これらを制御する制御部とを
   具備することを特徴とする端末制御装置。