JPH02218710A - 熱可塑性樹脂粒子を含むシリコーンゴム粒子 - Google Patents

熱可塑性樹脂粒子を含むシリコーンゴム粒子

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JPH02218710A
JPH02218710A JP3820789A JP3820789A JPH02218710A JP H02218710 A JPH02218710 A JP H02218710A JP 3820789 A JP3820789 A JP 3820789A JP 3820789 A JP3820789 A JP 3820789A JP H02218710 A JPH02218710 A JP H02218710A
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JP
Japan
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silicone rubber
thermoplastic resin
parts
resin
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JP3820789A
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Hideaki Kodera
秀章 小寺
Noriaki Umeda
梅田 憲章
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、高分子材料の潤滑性などの表面改質、低温時
の耐衝撃性及び耐候性の改良に用いられる粒子に関する
ものである。
〔従来の技術〕
、高分子材料の潤滑性などの表面改質、低温時の耐衝撃
性、耐候性及び成形加工性の改良のためにポリオルガノ
シロキサンゴム、シリコーンゴムを利用する種々の方法
が提案されている。
例えば、特公昭52−43863号公報には、潤滑性の
改善のため、有機ビニル系熱可塑性樹脂と相溶性の悪い
ポリオルガノシロキサンの均一分散を行うことを目的と
して、ポリオルガノシロキサンとビニル単量体との共重
合体を利用することが記載されている。しかし、これに
は、この共重合体の配合割合を開示しているだけであり
、分散方法については明確でないために、分散状態が明
らかではなく効果的な方法といえない。
また、特公昭53−4860号公報には、ポリスチレン
の補強、潤滑性及び耐候性の改良のために、平均粒子径
が0.5〜10μmのポリオルガノシロキサンゴム粒子
を用いることが記載されているが、ゴム粒子は有効に作
用していないため、衝撃強さは十分改良されていない、
また、この技術は、製法的に、高温高圧下で反応を行い
ながら攪拌して粒径を制御しなければならず、工業的な
方法とはいえない。
また、耐衝撃性を改良するために、特公昭54−627
1号公報、特公昭54−28438号公報にはジメチル
シロキサンを利用する方法、そして特開昭63−637
10号公報には粒状のシリコーンゴムグラフト重合体を
用いることが夫々記載されているが、グラフト共重合体
の粒子の形態構造には規定がなく、有効にシリコーンゴ
ムの特性である潤滑性を生みだす方法を開示していると
はいえない。
〔本発明が解決しようとする課題〕
高分子材料の改質について、種々の促案が行われている
が、表面改質(潤滑性、溌水性など)、低温時の耐衝撃
性、耐候性及び耐熱衝撃性などの諸特性をバランス良く
改良することは行われていない。
また、電子、電気分野、自動車分野では、有機材料によ
り高度な機能をもたせることが要求されているため、厳
しい環境下での表面特性、耐衝撃性、耐候性及び耐熱衝
撃性などの諸特性を満足する材料が求められている。し
かし、それらを満足する材料の捷供は充分行われていな
いという問題点がある。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、上記課題を解決するために、鋭意検討し
た結果、シリコーンゴム粒子に熱可塑性樹脂粒子を分散
させて存在せしめるという構成単位をもつ粒子を利用す
ることにより、効率良く表面特性(潤滑性、1a水性)
、低温時の耐衝撃性、耐候性及び耐熱衝撃性などの優れ
た樹脂が得られることを見出し、本発明を完成するに至
った。
すなわち、本発明は; 熱可塑性からなる複数の粒子(B)を含むシリコーンゴ
ム粒子(A)において、該シリコーンゴム粒子(A)内
にゴム粒子径の1/4以下の直径を持つ熱可塑性樹脂粒
子(B)がグラフト化されて存在し、該熱可塑性樹脂(
B)の少なくとも一部はその表面がシリコーンゴム粒子
(A)の表面に露出していることを特徴とする、熱可塑
性樹脂粒子を含むシリコーンゴム粒子に関する。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明に用いるシリコーンゴムは、−S式;%式% (式中、Rは、■]もしくは炭素数1〜6の飽和炭化水
素基、フェニル基、アルコキシ基、水酸基またはフリー
ラジカルにより反応可能な基を示す。
)の構造単位を有するものである。
炭素数1〜6の1価の飽和炭化水素基としては、メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基など
が挙げられる。これらの中でも、表面特性、物性、合成
の容易さからメチル基が好ましい、また、低温時の特性
をさらに向上したい要求がある場合には、シリコーンゴ
ムに対し5〜lOモル%がフェニル基であることが好ま
しい。
また、シリコーンゴム分子の末端は、トリメチルシリル
基、ジメチルビニルシリル基及びメチルフェニルビニル
基などのトリオルガノシリル基で封鎖されていてもよく
、ケイ素原子に結合した水酸基、メトキシ基及びエトキ
シ基などが存在してもよい。
また、フリーラジカルにより反応可能な基としては、ビ
ニル基、メタクリロキシプロピル基、メルカプトプロピ
ル基及びアリル基などを挙げることができる。これらの
中でも、特性及び合成の容易性から、ビニル基、メタク
リロキシプロピル基が好ましい、これらのフリーラジカ
ルにより反応可能な基の割合は、シリコーンゴムに対し
O11〜10モル%含まれていることが好ましい。これ
らは、紫外線、熱や放射線により架橋開始剤がラジカル
を発生し、フリーラジカルにより反応可能な基を介して
架橋されてシリコーンゴム弾性体となるものである。
例えば、有機過酸化物架橋を行う場合には、有機過酸化
物として、ジクミルパーオキサイド、ジー1−ブチルパ
ーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、2.
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キサン、2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパ
ーオキシ)ヘキシン、1.l、−ビス(t−ブチルパー
オキシ)−3,3,5−)リメチルシクロヘキサン、ベ
ンゾイルパーオキサイド、1.1−ビス(1−ブチルパ
ーオキシ)シクロヘキサンなどが用いられる。
有機過酸化物の割合は、シリコーンゴム100部に対し
て0.01〜2部添加され、架橋されたゴムの膨潤度が
2〜20であることが好ましい。
さらに、好ましくは2〜15の範囲に調整される。
膨潤度が2以下では、ゴムの架橋密度が高くなりすぎて
ゴム弾性が得られない。また、熱可塑性樹脂粒子の内包
される割合が小さくなり、耐衝撃性が向上しない、膨潤
度が20を越えると、ゴムの強度が弱くなり、耐衝撃性
が低下する。
膨潤度の測定は以下の方法で測定する。
シリコーンゴムのラテックスをイソプロピルアルコール
で凝固させ、水洗した後、オーブン中120°Cで2時
間乾燥する。該シリコーンゴムを1g精秤し、25gの
シクロヘキサン中に浸漬し、25°Cで30時間放置後
、膨潤させる0次に、デカンチーシランにより可溶分を
除去し精秤する。その後、120 ’Cで2時間乾燥し
、再び精秤する。
膨潤度は、次の式により計算される。
フリーラジカルにより反応可能な基は、熱可塑性樹脂の
単量体とのグラフ1頁を形成し、樹脂との相溶性や耐衝
撃性を発現するためにも用いられる。そのためにその基
の割合は、シリコーンゴムに対して011〜10モル%
が好ましい、0.1モル%未満ではグラフト重合が不十
分となり、熱可塑性樹脂との相溶性が劣る。10モル%
を越えるとグラフト共重合体の重合度が低下し、好まし
くない。
また、シリコーンゴムの架橋は、シリコーンゴムを形成
するときに3官能または4官能のシランを用いることに
よっても可能である0例えば、トリメトキシメチルシラ
ン、トリエトキシフェニルシラン、メチルオルソシリケ
ート、エチルオルソシリケート、ブチルオルソシリケー
トなどが用いられる。多官能シランの割合は、シリコー
ンゴム中0.1〜30モル%であり、シリコーンゴムの
膨潤度が2〜20、好ましくは2〜15の範囲になるよ
う調整されることが必要である。
本発明に用いるシリコーンゴム100部を製造する方法
は、例えば米国特許第2.891,921号明細書、同
第3,294,725号明細書等に記載された方法など
を用いることができる0例えば、オルガノシロキサンと
フリーラジカルにより反応可能な基を持つオルガノシロ
キサンや架橋剤とを溶解混合した液を、乳化剤、例えば
アルキルベンゼンスルホン酸、アルキルスルホン酸等の
スルホン酸系の乳化剤を存在させ、水と共に剪断混合し
、重合させて製造する方法を用いることができる。
また、シリコーンゴムを用いる場合には、ゴムと架橋開
始剤、例えばジクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチル
パーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、2
.5−ジメチル−2,5−ジ(む−ブチルパーオキシ)
ヘキサン、2.5〜ジメチル−2,5−ジ(t−ブチル
パーオキシ)ヘキシン、11−ビス(t−ブチルパーオ
キシ>3.3.5−)リメチルシクロヘキサン、ベンゾ
イルパーオキサイドなどをトルエン、シクロヘキサンな
どの溶媒に溶解混合し、乳化剤、例えばアルキルベンゼ
ンスルホン酸、アルキルスルホン酸等のスルホン酸系の
乳化剤;ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデ
シルベンゼンスルホン酸カリウム、不均斉化ロジン酸カ
リウム、不均斉化ロジン酸ナトリウムなどの不均斉化樹
脂酸石けん;硫酸アルキル塩、アルキルポリオキシエチ
レンエーテル、アルキルアリルポリオキシエチレンエー
テルなどの乳化剤の存在下に剪断混合し、ラテックスと
する。その後、脱溶媒を行い、加熱して架橋する製造方
法を用いることもできる。
また、シリコーンゴムの粒径は、表面特性、低温時の耐
衝撃性、耐候性及び耐熱衝撃性の諸特性の発現に大きな
影響をもつため、平均粒径が0゜02〜10μmの範囲
にあることが好ましい、さらに好ましくは、0.05〜
2.0μmである。
この範囲をはずれると、特性が低下するので好ましくな
い。
このシリコーンゴム粒子中に熱可塑性樹脂をグラフトさ
せて粒子を形成し含有させるための、熱可塑性樹脂の単
量体としては、ブレンドすべき相手となる樹脂との相溶
性の高い樹脂を形成するものが選ばれる。
例えば、スチレン系樹脂(ポリスチレン、アクリロニト
リル−スチレン系樹脂など)をブレンドすべき相手の樹
脂とした場合には、単量体としてスチレン、α−メチル
スチレン、メチルメタクリレート、エチルメタクリレー
ト、2−エチルへキシルメタクリレート、アリルメタク
リレート、グリシジルメタクリレート、無水マレイン酸
、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルア
クリレート、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、
エチレンジメタクリレート、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、ブタジェン、イソプレン、クロロブレン、フッ化ビ
ニル、N−ビニル−2−ピロリドン、その他のメタアク
リル酸エステル、アクリル酸エステル、共役ジオレフィ
ン、ハロゲン化ビニル及びジメタクリル酸エチレン、ジ
メタクリル酸トリエチレングリコール、ジメタクリル酸
テトラエチレングリコール、ジメタクリル酸1.3−ブ
チレン、トリメタクリル酸トリレチロールプロパン等の
1種以上が用いられる。
また、ポリメタクリル酸エステル系樹脂(メチルメタク
リレート系樹脂など)をブレンドすべき相手の樹脂とし
た場合には、単量体としてメチルメタクリレート、エチ
ルメタクリレート、2−エチルへキシルメタクリレート
、アリルメタクリレート、メチルアクリレート、エチル
アクリレート、ブチルアクリレート、スチレン、α−メ
チルスチレン、アクリロニトリル、メククリロニトリル
、ブタジェン、その他のメタアクリル酸エステル、アク
リル酸エステル等の1種以上が用いられる。
上記単量体が重合されて熱可塑性樹脂として、シリコー
ンゴム内部に含まれる含量としては、シリコーンゴムと
熱可塑性樹脂の総量に対して、35〜95重量%の割合
である。35重量%未満では耐衝撃性の改良への効果に
乏しく、95重量%を越えると表面特性の改良への効果
が低下する。
ここで・グラフト率は、5〜70%が好ましい。
5%未満であると樹脂との相溶性が低下する。70%を
越えると潤滑性が低下する。
なお、グラフト重合の際に用いる単量体のグラフトに関
与した単量体の割合(グラフト効率)は、できるだけ高
い方が好ましい。
熱可塑性樹脂粒子のシリコーンゴム粒子中に含まれる形
態上の構造は、上記熱可塑性樹脂の粒子がシリコーンゴ
ム粒子内に該ゴム粒子径の1/4〜1/20の粒子径を
持って複数個以上存在するものであり、10個以上存在
することが好ましい。
粒子径がこの範囲から外れたり、粒子数が少なくなると
ゴムの補強効果が弱く、耐衝撃性の向上が減少する。
熱可塑性樹脂粒子の一部は、シリコーンゴム粒子の表面
に露出しており、ブレンドすべき相手の樹脂との相溶性
、分散性を保持していることが好ましい。
熱可塑性樹脂粒子がシリコーンゴム粒子の表面を全て覆
ってしまうと、シリコーンゴムの特性の潤滑性が低下す
る。
樹脂表面積とゴム表面積との比は、好ましくは、0.2
〜4.0であり、さらに好ましくは、0゜5〜3.0で
ある。
すなわち、■シリコーンゴム粒子の表面が熱可塑性樹脂
粒子で覆われていない部分を持つ状態であって、得られ
た粒子が改質のために配合される熱可塑性樹脂との相溶
性を向上しており、■加えて、シリコーンゴムの特性で
ある表面潤滑性を発現するために、シリコーンゴム表面
の一部が露出している形態が好ましい。
このような形態を持つシリコーンゴム粒子は、シリコー
ンゴムラテックスに予め膨潤剤を加え、シリコーンゴム
粒子を膨潤させた後、次いで熱可塑性樹脂を形成する単
量体を前記粒子に浸透させると共に、重合を行うことに
より得られる。
膨潤剤としては、例えばベンゼン、トルエン、n−ヘキ
サン、シクロヘキサン、キシレン、メチルシクロヘキサ
ン等の溶剤もしくはスチレン、α−メチルスチレン、メ
チルメタクリレート、エチルメタクリレート、メチルア
クリレート、ブチルアクリレート等の単量体が用いられ
る。これらの膨潤剤は、単独で用いても良く、また二種
以上を混合して用いても良い。
膨潤度の好ましい範囲は、2〜15である。
次いで膨潤させたシリコーンゴムのラテックスに単量体
をラジカル重合させる技術によって1段あるいは2段で
重合させる。
例えば、1段で重合する方法としては、■重合槽に膨潤
させたシリコーンゴムのラテックスを入れ、1種以上の
熱可が性樹脂の単量体を添加し、次に10時間半減期が
55〜80″Cの有機過酸化物、例えばL−ブチルパー
オキシ−2−エチルヘキサノエート、L−ブチルパーオ
キシイソブチレート、ベンゾイルパーオキサイドなどを
添加後、加熱し重合する方法や、■重合槽に膨潤させた
シリコーンゴムのラテックスを入れ、重合温度以下で単
量体、連鎖移動剤、レドックス系重合触媒、還元剤を添
加しながら反応温度を上げ重合する方法などが挙げられ
る。
また、2段で重合する場合は、まず、1段として重合槽
に膨潤させたシリコーンゴムのラテックスを入れ、1種
以上の熱可塑性樹脂の単量体の添加量の内、10〜70
%及び10時間半減期が55〜80℃の有機過酸化物を
添加後、加熱する。
その後、第一段でシリコーンゴム固形分の0. 5〜2
倍に相当する量が重合した時点で、第二段階として、単
量体の残部、連鎖移動剤、レドックス系重合触媒、還元
剤を仕込み、全単量体の反応率が90〜95%になった
時点で、重合を完結する方法などが挙げられる。
こうして得られたグラフト共重合体粒子は、公知の方法
、例えば電解質(塩、酸またはそれらの混合物)でラテ
ックスを凝固させた後、洗浄、脱水、乾燥する方法で処
理することができる。
本発明のシリコーンゴム粒子中に熱可塑性樹脂をグラフ
トさせて粒子を形成し、含有させたグラフト共重合体は
、ゴムに含まれる樹脂とブレンドすべき相手となる樹脂
との相溶性の高い樹脂との組合せが好ましい。
例えば、アクリロニトリル−スチレン共重合体粒子を含
むシリコーンゴム粒子では、スチレン−メチルメタクリ
レート−アクリロニトリル共重合体、スチレン−アクリ
ロニトリル共重合体、ポリメチルメタクリレート、ポリ
スチレンなどに混合して、ゴム含量をコントロールする
ことにより物性を改良することができ、かつ表面潤滑性
を付与することができる。
グラフト共重合体粒子の割合は、樹脂とグラフト共重合
体粒子の総量に対して、5〜40重量%、好ましくは1
0〜30重量%、さらに好ましくは15〜25重量%で
混合される。
ゴムに含まれる樹脂との相溶性の組合せを選ぶことによ
り、ブレンドすべき相手の樹脂をポリカーボネート、ポ
リエチレンテレフタレート、ナイロンなどとすることが
でき、これにグラフト共重合体粒子を混合してゴム含量
をコントロールすることにより物性を改良することがで
き、かつ表面潤滑性を付与することができる。
また、公知のゴム変成樹脂であるHIPS、ABS樹脂
とも混合して、このような樹脂の低温時の耐S撃性の改
良や表面潤滑性を付与することができる。
本発明の粒子を樹脂の改質に用いる方法は、特に限定さ
れるものではなく、公知の技術、例えばヘンシェルミキ
サー、タンブラ−等で粉体、粒状物を混合し、これを押
出機、ニーグー、ミキサー等で溶融混合する方法、予め
溶融させた成分に他成分を遂次混合していく方法、さら
には混合物を直接射出成形機で成形する方法等の各種の
方法で利用することができる。
本発明の粒子を用いて成形組成物を得る場合に、染料、
餌料、光安定剤、熱安定剤、可塑剤、発泡剤、有機充填
剤や無機充填剤などを粒子、粉末または繊維の形で含む
ことができる。
〔実施例〕
シリコーンゴムラテックスの製造 なお、シリコーンゴム粒子の平均径は火工の方法で測定
した。
ゴム粒子の平均径の測定; 通常のオスミウム酸染色法により調製した試料を電子顕
微鏡で2万倍に拡大し、撮影した写真より粒子径を求め
た。
ゴム粒子の500個の粒子径を測定し、その平均径をゴ
ム粒子の平均径とした。
参考例1〔シリコーンゴムラテックス(SL)の製造] ビニル基含有シリコーンゴム(ビニルif、  5モル
%)100部と1.1−ビス(t−ブチルパーオキシ)
3,3.5−)リメチルシクロヘキサン〔パーへキサ3
M(日本油脂社製))0.06部とを、シクロヘキサン
300部を溶媒として溶解した。乳化剤としての不均斉
化ロジン酸カリウム8部を溶解した蒸留水20部を添加
混合した後、ホモミキサーで9.00Orpmで撹拌し
た後、蒸留水280部を加えて、高圧乳化機により10
0kg/c−の圧力下で2回均質化した。(ここで、部
は重量部を示す、以下、実施例、比較例とも同様である
。) この液をオートクレーブに入れ、攪拌しながら温度70
°Cで一280mmHgの減圧下で溶媒を除去した0次
いで、温度130″Cで、4時間架橋した。冷却後、シ
リコーンゴムラテックスを得た。
固形分濃度は24%、膨潤度は8であった。ゴム粒子の
平均径は、0.30μmであった。
参考例2〔シリコーンゴムラテックス(SL)2の製造
〕 ビニル基・フェニル基含有シリコーンゴム(ビニル基0
.5モル%、フェニル11.2モル%)100部とパー
へキサ3M(日本油脂社製)0゜03部とを、シクロヘ
キサン300部を溶媒として溶解した。
乳化剤としての不均斉化ロジン酸カリウム8部を溶解し
た蒸留水20部を添加混合した。
以下、シリコーンゴムラテックス1の製造と同様な操作
を行い、シリコーンゴムラテックスを得た。
ゴムラテックスの固形分濃度は24%であり、膨潤度は
15であった。ゴム粒子の平均径は0゜27μmであっ
た。
参考例3〔シリコーンゴムラテックス(SL)3の製造
〕 ビニル基含有シリコーンゴム(ビニル基0.5モル%)
100部とパーへキサ3M(日本油脂社製)0.04部
とを、シクロヘキサン300部を溶媒として溶解した。
乳化剤の不均斉化ロジン酸カリウム6部を溶解した蒸留
水20部を添加混合した。
以下、シリコーンゴムラテックス1の製造と同様な操作
を行い、シリコーンゴムラテックスを得た。
固形分濃度は23%であり、膨潤度は12であった。ゴ
ム粒子の平均径は0.25μmであつた。
参考例4〔シリコーンゴムラテックス(SL)4の製造
〕 オクタメチルテトラシクロシロキサン95部、テトラビ
ニルテトラメチルテトラシクロシロキサン2部及びトリ
メトキシシラン3部を混合した後、ドデシルベンゼンス
ルフオン酸1部を溶解した蒸留水300部を加えた0次
に、ホモミキサーで9゜00Orpmで予備混合攪拌し
た。その後、高圧乳化機で200 kg/cd下で2回
乳化し、分散させた。この液を攪拌混合しながら、85
°Cで3時間加熱した。そして、室温で24時間冷却し
た後、5規定の水酸化ナトリウム水溶液でpHを7.2
に中和した。
得られたシリコーンゴムラテックスの反応重合率は92
%であり、固形分濃度は23%であり、膨潤度は10で
あった。ゴム粒子の平均径は0゜31μmであった。
参考例5〔シリコーンゴムラテックス(SL)5の製造
〕 オクタメチルテトラシクロシロキサン98部、T−メタ
クリロキシプロピルジメトキシメチルシラン1部及びテ
トラエトキシシラン1部を混合した。
以下、シリコーンゴムラテックス4の製造と同様な操作
を行い、シリコーンゴムラテックスを得た。
反応重合率は90%であり、固形分濃度は22%であり
、膨潤度は15であった。ゴム粒子の平均径は0.25
μmであった。
参考例6〔シリコーンゴムラテックス(SL)6の製造
〕 オクタメチルテトラシクロシロキサン96部をメルカプ
トプロピルジメトキシメチルシラン2部及びエチルオル
ソシリケート2部を混合した。
以下、シリコーンゴムラテックス4の製造と同様な操作
を行い、シリコーンゴムラテックスを得た0反応重合率
は91%であり、固形分濃度は23%であり、膨潤濃度
は11であった。ゴム粒子の平均径は0.32μmであ
った。
実施例1: 〔シリコーンゴムグラフト共重合体(GS
−1)の製造〕 シリコーンゴムラテックス(SL−1)300部(固形
分濃度25%)を攪拌器を備えた反応槽に入れ、窒素置
換しながら41℃に加温した0次に、膨潤剤としてスチ
レン75部を添加して、1時間膨潤させた。その後、ア
クリロニトリル25部とも一ブチルパーオキシー2−エ
チルヘキサノエート〔パーブチル0(日本油脂社製)3
0.3部とを加え、1時間撹拌した。
温度を70″Cに昇温しで、重合を開始した。4時間攪
拌しながら反応を行い、重合熱が無くなった後、1時間
温度を維持してから、冷却し、重合を終えた。得られた
グラフト共重合体の重合率は93%であり、グラフト率
は40%であり、グラフト効率は60%であった。
上記のグラフト共重合体ラテックスを90〜95°Cの
温度にした希硫酸中に撹拌しながら、滴下し、凝固した
。その後、水洗、脱水、乾燥を行い、グラフト共重合体
(GS−1)を得た。
(以下、反応終了後のラテックスの後処理は、以下の実
施例、比較例とも同様な操作を行った。
かくして得られたグラフト共重合体の断面の電子顕微鏡
写真により、シリコーンゴム粒子内に存在する粒径が0
.05μm以上のアクリロニトリル−スチレン共重合体
の粒子数(N)及びシリコーンゴム粒子の表面露出度(
B)を測定した。
その結果、粒子数(N)は15個以上であり、露出度(
B)は40%であった。
実施例2〜7: 〔シリコーンゴムグラフト共重合体(
GS−2〜7)の製造〕 シリコーンゴムラテックス(SL−2〜7)を用いて、
表1〜2の上段に示したモノマー組成のグラフト共重合
体を得た。
その後、実施例1と同様な後処理を行った。
かくして得られたグラフト共重合体の断面の電子顕微鏡
写真により、シリコーンゴム粒子内に存在する粒径が0
.05μm以上の熱可塑性樹脂共重合体の粒子数(N)
及びシリコーンゴム粒子の表面露出度(B)を測定した
その結果を表1〜2の下段に示した。
本表中の略号は次の化合物を表す; AN:アクリロニトリル St:スチレン MMA :メチルメタクリレート GMA ニゲリシジルメタクリレート パーブチル0at−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキ
サノエート(日本油脂 社製、商品名) 表1 (シリコーンゴムグラフト共重合体) 表2(シリコーンゴムグラフト共重合体)比較例1 :
  (GR−1) シリコーンゴムラテックス5L−4,300部にバーオ
キソジ硫酸カリウム0.75部を含む蒸留水20部を加
え、65°Cに昇温した後、次の液を4時間にわたって
添加した。
(液l) スチレン         54部 アクリロニトリル     21部 (液2) 蒸留水          37部 炭素数 14〜16の アルキルスルホン酸 ナトリウム塩       1.5部 次に、4時間65℃を維持して反応を行い、重合を終了
した。
重合率91%、グラフト率90%、グラフト効率85%
で、固形分源1133%のシリコーンゴムグラフト共重
合体が得られた。
次いで、実施例1と同様な後処理を行った。
かくして得られたグラフト共重合体の電子顕微鏡写真に
より、シリコーンゴム粒子内に存在するアクリロニトリ
ル−スチレン共重合体の粒径が、0.05μm以上のも
のは0個であり、該共重合体の含率は10%未満であっ
た。
また、シリコーンゴムの表面の露出度は、5%以下であ
った。
比較例2〜3 : (GR−2〜3) シリコーンゴムラテックス、5L−5および6を用いて
表3に示した条件で、比較例1と同様な操作を行い、シ
リコーンゴムグラフト共重合体を得た。
表3(シリコーンゴムグラフト共重合体)〔シリコーン
ゴムグラフト共重合体と樹脂との組成物〕 実施例8〜19 上記の実施例1〜7で得たシリコーンゴムグラフト共重
合体(CS−t〜7)は、AS樹脂(スチレン/アクリ
ロニトリル比75/25、MEK中で極限粘度(77)
30°C0,60a/g) と配合し、全組成物中のゴ
ム含有率を表4に示した組成比としたものとし、ペレッ
トとした後、射出成形により各テストピースを作成し、
各物性を評価した。(以下の実施例および比較例とも同
様にした。) なお、以下の実施例および比較例で示した物性は、次の
方法によって測定した。
■接脂中でのシリコーンゴムグラフト共重合体の分散性
: シリコーンゴムグラフト共重合体と樹脂との組成物をオ
スミウム酸水溶液中に浸漬してシリコーンゴム部分を染
色し、薄片を切り出し、電子顕微鏡観察写真により、分
散性の判定を行った。
O:シリコーンゴム粒子の凝集、偏在が無く分散の良い
試料を優 O:やや凝集、偏在の有る試料を良 ×:凝集、偏在の多い試料を否 ■アイゾツト衝撃強さ: ASTM  D−256(kg−cm/cm、ノツチ付
き厚さ1/4”)の方法に準拠して、測定温度を変更し
て測定した。
■耐候性試験後のアイゾツト衝撃強さ:サンシャインウ
エザーメーターで80℃、500時間、加速暴露後の試
験片を、ASTM  D−256(kg−era/cm
、ノツチ付き厚さ1/8”)の方法に準拠して、23°
Cで測定した。
■成形性(流動性): MFR(メルトフロー・インデックス)としてl5O−
1130(g/10m1n;200℃、10kg)に準
拠した方法で測定した。
■動摩擦係数ニ スラスト磨耗試験用試験片(内径22.825mmX2
5.650m、m、長さ20mmの円筒状)の成形片を
作成し、荷jlft1kg、回転数50゜rpmで相手
材として銅を、同一樹脂の成形片を用いて、スラスト磨
耗試験機により23°Cで測定した。
表4 (シリコーンゴムグラフト共重合体とAS樹脂との組成
物)表6 (シリコーンゴムグラフト共重合体と樹脂の組成物)表
5 (シリコーンゴムグラフト共重合体と樹脂の組成物)表
7 (シリコーンゴムグラフト共重合体と樹脂の組成物)比
較例4〜6: (シリコーンゴムグラフト共重合体と樹
脂との組成物) 上記の比較例1〜3で得たシリコーンゴムグラフト共重
合体をAS樹脂と配合し、全組成物中のゴム含有率を表
8に示した組成比としたものとし、ペレットとした後、
射出成形により各テストピースを作成し、各物性を評価
した。
表8 (シリコーンゴムグラフト共重合体と樹脂の組成物)比
較例7: エチルオルソシリケート      4.7部ヒドロキ
シ末端ブロック化 ジメチルポリシロキサン (分子当たり平均6〜8の シロキサン単位を持つ)      111部ドデシル
ベンゼンスルホン酸    3.9部を混合し、1昼夜
放置した。得られた生成物に環状ジメチルシロキサン 
     478部環状メルカプトプロピル メチルシロキサン           6部を添加し
、さらにドデシルヘンゼンスルホン酸14部を溶解した
蒸留水900部を加えた。
さらに、このエマルジョンを、4,500psiでホモ
ジナイザーに3回通させた。
次に、窒素を吹き込みながら激しく攪拌して、90 ’
Cに加熱して反応させた。次に、室温まで冷却し、3時
間保持した。2重量%水酸化ナトリウムによりエマルジ
ョンのpHを7.0になるまで中和して、ポリシロキサ
ンラテックスを得た。
ラテックス中のポリシロキサンの粒子の平均粒径は、0
.35μmであった。膨潤度は13であった。
上記ポリシロキサンラテックス   100部(シリコ
ーンゴム含量24.5重量%)蒸留水        
      150部Fe5Oa  7Hz O0,0
142部Naz Pt0? −10Hz O0,56部
α−D−グルコース      0.142部を反応容
器に入れ、窒素雰囲気下で65℃に加熱し、 クメンハイドロパーオキサイド 0.092部n−ドデ
シルメルカプタン    0.14部を添加し、その後
ただちに、 スチレン              68部アクリロ
ニトリル          42部の混合液を2〜3
時間かけて反応器中に添加した。
モノマーの添加後、6時間重合を行った。
得られたグラフト共重合体は、70°Cの熱い塩化カル
シウム水溶液中に注がれ、凝固され、水洗、乾燥した。
得られた粉末は、ブラベンダー・プラスチコーダ(C9
W、Brabender  Corpo−raLion
製)を用いて180 ”CC170rpで混合した。
次に、177℃で圧縮成形して、組成物の物性を測定し
た。
〔発明の効果] 以上のとおり、本発明においては、シリコーンゴム粒子
の内部に熱可塑性樹脂の粒子を分散して存在させ、さら
に該シリコーンゴム粒子表面の一部を熱可塑性樹脂でグ
ラフト共重合させた形態の構造を持つシリコーンゴム粒
子を用いることにより、効率良く樹脂の表面特性(潤滑
性、撥水性)、低温時の耐衝撃性、耐候性及び耐熱衝撃
性などを改良することができる。
(ほか1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱可塑性樹脂粒子からなる複数の粒子(B)を含むシリ
    コーンゴム粒子(A)において、該シリコーンゴム粒子
    (A)内にゴム粒子径の1/4以下の直径を持つ熱可塑
    性樹脂粒子(B)がグラフト化されて存在し、該熱可塑
    性樹脂(B)の少なくとも一部は、その表面がシリコー
    ンゴム粒子(A)の表面に露出していることを特徴とす
    る熱可塑性樹脂粒子を含むシリコーンゴム粒子。
JP3820789A 1989-02-20 1989-02-20 熱可塑性樹脂粒子を含むシリコーンゴム粒子 Pending JPH02218710A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021073359A (ja) * 2017-06-06 2021-05-13 三菱ケミカル株式会社 ポリオルガノシロキサン含有グラフト共重合体、熱可塑性樹脂組成物及び成形体

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