JPH02218485A - 都市ゴミ焼却灰の処理方法 - Google Patents
都市ゴミ焼却灰の処理方法Info
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- JPH02218485A JPH02218485A JP1038749A JP3874989A JPH02218485A JP H02218485 A JPH02218485 A JP H02218485A JP 1038749 A JP1038749 A JP 1038749A JP 3874989 A JP3874989 A JP 3874989A JP H02218485 A JPH02218485 A JP H02218485A
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- incineration ash
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Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、都市ゴミ焼却灰の処理方法に関するものであ
る。
る。
（従来の技術）
現在、都市ゴミの処理は、−旦この都市ゴミを焼却炉で
焼却して、焼却灰としたのち行なわれている。
焼却して、焼却灰としたのち行なわれている。
ところで、この焼却灰の処分方法は、
ａ、灰ホッパから取出し、そのままあるいは加湿後、埋
立処分地に投棄する方法、 ｂ、セメントあるいは石灰等と混合したのち造粒、固化
し、これを埋立処分地に投棄する方法、Ｃ１溶融炉で溶
融したのち冷却し、その後粉砕して埋立処分地へ投棄し
たり、コンクリート骨材として利用する方法、等がある
。
立処分地に投棄する方法、 ｂ、セメントあるいは石灰等と混合したのち造粒、固化
し、これを埋立処分地に投棄する方法、Ｃ１溶融炉で溶
融したのち冷却し、その後粉砕して埋立処分地へ投棄し
たり、コンクリート骨材として利用する方法、等がある
。
（発明が解決しようとする課題）
しかしながら、前記従来のいずれの方法でも焼却灰の大
半が埋立て処分されているが、処分場の枯渇及び遠距離
化等の問題があり、困難になりつつある。
半が埋立て処分されているが、処分場の枯渇及び遠距離
化等の問題があり、困難になりつつある。
その上、ａに記載の方法では単位重量当たりの焼却灰の
容積が大きく、埋立処分地の寿命（処分期間）が短（な
る。また、埋立処分後、風雨によって飛散、流出し、特
に、焼却灰中に重金属が含有していると、その溶出によ
り二次公害が発生する危険性があり、環境衛生上好まし
くない。
容積が大きく、埋立処分地の寿命（処分期間）が短（な
る。また、埋立処分後、風雨によって飛散、流出し、特
に、焼却灰中に重金属が含有していると、その溶出によ
り二次公害が発生する危険性があり、環境衛生上好まし
くない。
また、ｂに記載の方法ではａに記載の方法による飛散、
流出等の問題点は解消されるが、造粒、固化に添加剤を
混合するので、その分だけ処分量が増加する。
流出等の問題点は解消されるが、造粒、固化に添加剤を
混合するので、その分だけ処分量が増加する。
さらに、Ｃに記載の方法では、焼却灰を溶融するために
、溶融炉が必要で、設備及びその運転のためにコスト高
となるという問題点を有する。
、溶融炉が必要で、設備及びその運転のためにコスト高
となるという問題点を有する。
本発明者らは、都市ゴミ焼却灰の性状を種々検討の結果
、この焼却灰は、微粉体で、しかもカルシウム等の結合
材が約１０％含有されている点に着目し、前記従来の問
題点を容易に除去し得ると共に、タイルやレンガ等の建
設資材として利用できる処理方法を提供することを目的
とする。
、この焼却灰は、微粉体で、しかもカルシウム等の結合
材が約１０％含有されている点に着目し、前記従来の問
題点を容易に除去し得ると共に、タイルやレンガ等の建
設資材として利用できる処理方法を提供することを目的
とする。
（課題を解決するための手段）
前記目的を達成するために、都市ゴミ焼却灰を面圧０
、５ ｔ／ ｃｍ’〜２ 、 Ｏｔ／ ｃ＋ｅ”で加圧
成形し、その後、９５０℃〜１３５０℃の温度で焼成す
るようにしたものである。
、５ ｔ／ ｃｍ’〜２ 、 Ｏｔ／ ｃ＋ｅ”で加圧
成形し、その後、９５０℃〜１３５０℃の温度で焼成す
るようにしたものである。
（実施例）
つぎに、本発明を実施例である図面にしたがって説明す
る。
る。
まず、図示しない公知の焼却炉で焼却され、灰ホッパＩ
に貯えられた都市ゴミの焼却灰Ｗは、切出機２からコン
ベア３により灰供給ホッパ４に切り出される。
に貯えられた都市ゴミの焼却灰Ｗは、切出機２からコン
ベア３により灰供給ホッパ４に切り出される。
そして、ホッパ４から定量供給機５によって、所定量の
焼却灰Ｗが粉末成形プレス機６に供給され、ここで、焼
却灰前はその性状および成形の形状により面圧０．５ｔ
／ｃ ａ ”−２，０ｔ ／ｃ ｔｓ ’で加圧され
成形体Ｓを得る。なお、表１に示すように、一般に、焼
却灰Ｗ中には酸化カルシウムが約１０％含まれており、
成形プレス時、前期酸化カルシウムが結合材として作用
すると共に、粉体間にファンデルワールス力が作用する
。
焼却灰Ｗが粉末成形プレス機６に供給され、ここで、焼
却灰前はその性状および成形の形状により面圧０．５ｔ
／ｃ ａ ”−２，０ｔ ／ｃ ｔｓ ’で加圧され
成形体Ｓを得る。なお、表１に示すように、一般に、焼
却灰Ｗ中には酸化カルシウムが約１０％含まれており、
成形プレス時、前期酸化カルシウムが結合材として作用
すると共に、粉体間にファンデルワールス力が作用する
。
表１
そして、前記成形体Ｓは、表２に示すように、その容積
が成形前の約半分以下に減少する。
が成形前の約半分以下に減少する。
表３
表２
ついで、プレス機６から取出された焼却灰Ｗの成形体Ｓ
は、コンベア７により焼成炉８へ搬送され、ここで、９
５０℃〜１３５０℃で焼成し、その容積を表３に示すよ
うに減少させ、タイルやレンガ等の建設資材を得る。
は、コンベア７により焼成炉８へ搬送され、ここで、９
５０℃〜１３５０℃で焼成し、その容積を表３に示すよ
うに減少させ、タイルやレンガ等の建設資材を得る。
本発明の処理方法により得られた焼成品を分析試験した
結果と、Ａ社及びＢ社でインクロッキングレンガ（焼却
灰は無添加）として市販されているものの分析試験結果
と、建設資材の規格基準値（ＪｔＳ規格）とを比較した
ところ表４に示すようになった。
結果と、Ａ社及びＢ社でインクロッキングレンガ（焼却
灰は無添加）として市販されているものの分析試験結果
と、建設資材の規格基準値（ＪｔＳ規格）とを比較した
ところ表４に示すようになった。
表
この表からも明らかなように、本発明により得られた焼
成品はインクロッキングレンガ等の建築資材として十分
利用し得る。
成品はインクロッキングレンガ等の建築資材として十分
利用し得る。
（発明の効果）
以上のように、本発明の都市ゴミ焼却灰の処理方法によ
れば、焼却灰のカルシウム及び粉体間のファンデルワー
ルス力に着目し、添加剤を加えることなくこれを成形す
ることにより容積を減少させて成形体とし、これを焼成
してその容積をさらに減少させ、つまり、焼却灰を約３
０％の容積とするため、取り扱いが容易であるばかりか
、二次公害も防止できる。
れば、焼却灰のカルシウム及び粉体間のファンデルワー
ルス力に着目し、添加剤を加えることなくこれを成形す
ることにより容積を減少させて成形体とし、これを焼成
してその容積をさらに減少させ、つまり、焼却灰を約３
０％の容積とするため、取り扱いが容易であるばかりか
、二次公害も防止できる。
また、成形体を安価な建設資材として使用することが可
能である。
能である。
第１図は本発明にかかる汚泥焼却灰の処理方法を示すフ
ローチャートである。 Ｗ〜焼却灰、１．４〜ホツパ、５〜定量供給機、６〜粉
末成形プレス、８〜焼成炉。 特許出願人 中外炉工業株式会社
ローチャートである。 Ｗ〜焼却灰、１．４〜ホツパ、５〜定量供給機、６〜粉
末成形プレス、８〜焼成炉。 特許出願人 中外炉工業株式会社
Claims (1)
- （１）都市ゴミ焼却灰を面圧０．５ｔ／ｃｍ＾２〜２．
０ｔ／ｃｍ＾２で加圧成形し、その後、９５０℃〜１３
５０℃の温度で焼成することを特徴とする都市ゴミ焼却
灰の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1038749A JPH02218485A (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 都市ゴミ焼却灰の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1038749A JPH02218485A (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 都市ゴミ焼却灰の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02218485A true JPH02218485A (ja) | 1990-08-31 |
Family
ID=12533951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1038749A Pending JPH02218485A (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 都市ゴミ焼却灰の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02218485A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0550054A (ja) * | 1991-08-26 | 1993-03-02 | Nkk Corp | ごみ焼却炉から排出される飛灰中の有害物質の熱分解方法 |
-
1989
- 1989-02-17 JP JP1038749A patent/JPH02218485A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0550054A (ja) * | 1991-08-26 | 1993-03-02 | Nkk Corp | ごみ焼却炉から排出される飛灰中の有害物質の熱分解方法 |
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