JPH02217764A - 膨張弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和装置等の冷凍機の膨張弁に関するも
ので、特に冷媒の均等分流機能も有する膨張弁に関する
ものである。

従来の技術 従来より冷凍機のｆ発器の冷媒流路が複数となる場合、
その冷媒人口側に分流器を用いて、冷媒流量をそれぞれ
の流路ごとに均等にして、蒸発器の能力が最大限に発揮
できるようにしている。

以下図面を参照しながら従来の分流器の説明をする。

第３図は従来の分流器とそれを用いた蒸発器の斜視図で
ある。

第３図において、１はヘッダーとしての円筒状の容器で
、２はキャピラリチューブで、これらは分流器を構成し
ている。４は蒸発器、３は蒸発器の冷媒人口端である。

気液二相状態の冷媒はヘッダー　１に流入した後、キャ
ピラリチューブ２によって分流のバランスがとられて、
冷媒入口端４を通って翔発器３へ流入する。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では以下に述べるよう
な課題があった。

（１）分流器の上流に膨張弁を必要とする。

（２）へラグ−の下部に液が滞留しやすく、分流がうま
くいくように、キャピラリチューブを選択するのが困難
である。

（３）冷媒流路数が多い場合、キャピラリチューブが多
くなり、大きなスペースが必要となる。

（４１＆ｌ立て作業性が悪い。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、蒸発器の冷媒２ｉ
ｔ路入口端すべてを連結する円筒状の容器と、その容器
に挿入されかつ一端が開口し、他端が閉塞した多孔質円
筒とから膨張弁を構成し、その多孔質円筒の開口端を、
ａ環基からの冷媒配管に接続したものである。

作用 本発明は、上記構成により、膨張弁が分流器の機能も有
し、キャピラリチューブがなくても分流がうま（いき、
構造が簡単で、組立て作業性も良（なる。

実施例 以下本発明の一実施例の膨張弁について図面を参照しな
がら説明する。

第１図は本発明の一実施例の膨張弁の断面図、第２図は
第１図の膨張弁を蒸発器に接続した状態を示す斜視図で
、説明のため膨張弁の一部を破断して示している。

第１図、第２図において、１１は膨張弁、１２は円筒状
の容器、１３は多孔質材料よりなる円筒で、上端が閉塞
端となり、下端は凝ｍＦＪ（図示せず）からの配管に接
続されている。１５は蒸発器で、その人口端１４はすべ
て容器１２に連結されている。

凝縮器を出た冷媒は、多孔質円筒１３の下端から膨張弁
１１に流入し、多孔質円筒１３の内側がら外側へ流出す
る間に等エンタルピ膨張をして、容器１２と多孔質円筒
１３との間の隙間に流入した後、蒸発器１５のそれぞれ
のλロ１７ｔｉ１４へ流入していく。この時、多孔質円
筒１３の内側も外側も冷媒は上下方向にほぼ均質状態で
あるので、蒸発器１５のそれぞれの入口端１４へ流入す
る冷媒の量はほぼ均等にすることができる。すなわち膨
張弁１１は分流器の機能も有する。また、容器１２の中
に多孔質円筒１３を挿入した構成であるため、組立て作
業性も良好である。

発明の効果 以上のように、本発明の膨張弁は、蒸発器の冷媒流路の
入口端ずぺてを連結する円筒状の容器と、その内部に挿
入された一端が開い”Ｃおり、他端が閉している多孔質
円筒とからなり、多孔質円筒の開いている一端を凝縮器
からの冷媒配管に接続したもので、分流器の機能も有し
、均等分流が実現できるとともに、簡単な構造で、組立
て作業性も良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における膨張弁の断面図、第
２図は同膨張弁と蒸発器の斜視図、第３図は別に膨張弁
を必要とする従来の分流器を蒸発器に接続した状態を示
す斜視図である。 １１・・・・・・膨張弁、１２・・・・・・容器、１３
・旧・・多孔質円筒、１４・・・・・・蒸発器の冷媒人
口端、１５・・・・・・丙発器。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はが■名第　１　図 ／ ７ノ Ｉ３−一一タチム　乍１Ｐ可左１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　複数の冷媒流路を有する蒸発器の前記冷媒流路の入口
   端すべてを連結する円筒状の容器と、前記容器の内部に
   挿入されかつ一端が開口し、他端が閉塞している多孔質
   円筒とからなり、前記多孔質円筒の開口端を、凝縮器か
   らの冷媒配管に接続した膨張弁。