JPH02217640A - 防振装置 - Google Patents

防振装置

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JPH02217640A
JPH02217640A JP3555989A JP3555989A JPH02217640A JP H02217640 A JPH02217640 A JP H02217640A JP 3555989 A JP3555989 A JP 3555989A JP 3555989 A JP3555989 A JP 3555989A JP H02217640 A JPH02217640 A JP H02217640A
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liquid
caulking
caulked
vibration
isolating device
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JP3555989A
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Kazuya Takano
高野 和也
Takao Ushijima
牛島 孝夫
Hiroshi Kojima
宏 小島
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は本体金具の内部に形成した液体の通過抵抗によ
って振動を吸収する防振装置に係り、特に液室を一対の
本体金具を液中でかしめることによって形成する防振装
置に関する。
〔背景技術〕
防振装置のなかでも、一対の本体金具を液中でかしめる
ことによって内部に液体を封入する構成が用いられてい
る。この防振装置では液室が制限通路を介して複数の小
液室に区画されており、振動時には一方の液室の液体が
他方の液室へ移動する場合の制限通路における通過抵抗
で振動が吸収されるようになっている。
ところが一対の本体金具を液中でかしめる場合に、この
本体金具のかしめ重合部間にかしめ金具の座屈によって
隙間が生じ、この隙間内に液体が入り込むことがある。
この液体は防振装置の組立後に数時間経過すると次第に
本体金具から滲み出すことになり、本体金具に施す塗装
の付着性能を低下させる原因等になる。
〔発明が解決すべき課題〕
本発明は上記事実を考慮し、一対の本体金具のかしめ重
合部間に溜まった液体の経時的な洩れ出しを防ぐことが
できる防振装置を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本出願に係る請求項(1)の発明は、一対の本体金具を
液中でかしめることによって内部に液体を封入し、振動
時にふける液体の流通抵抗で振動を吸収する防振装置で
あって、前記金具のかしめ重合部間に貯った液体の洩れ
出しを防止する密封手段を設けたことを特徴としている
このため本発明では、本体金具のかしめ重合部間に溜ま
った液体はこの密封手段によって洩れ出しが防止され、
経時的な液体滲み出しが阻止される。この密封手段とし
ては、少なくとも一方の重合部にゴム等の弾性体を形成
することによって、かしめ重合部間を緊密に閉塞して内
部に溜まった液体を確実に密封することができる。
本出願に係る請求項(2)の発明は、一対の本体金具を
液中でかしめることによって内部に液体を封入し、振動
時における液体の流通抵抗で振動を吸収する防振装置で
あって、前記金具のかしめ重合部間に貯った液体を排出
する開口を形成したことを特徴としている。
このため本発明では、この開口を介して本体金具の重合
部間に溜まった液体を直ちに排出することができ、長時
間経過した後に滲み出す不具合を解消することができる
。開口としては特別に連通孔を形成したり、かしめ重合
部の一部にのみ凹部や浅溝を形成して外部と連通ずるも
のであればよい。
〔発明の実施例〕
第1図には本発明が適用された防振装置10が示されて
いる。この防振装置10は外筒12の上端部内周にゴム
等の弾性体14の外周が加硫接着されている。この弾性
体14は上端部に受は金具16が固着されており、この
受は金具16から立設した取付ボルト18を介して図示
しない自動車エンジンが固着されるようになっている。
外筒12は下端部に段部L2Aを介した拡径部12Bが
形成されており、この拡径部12Bの先端部が支持板2
2の外周部を段部12Aとの間にかしめ固着している。
この支持板22は取付ボルト26が立設されており、こ
の取付ボルト26を介して外筒12が図示しない車体へ
固着されるようになっている。
支持板22は外周部に軸方向に屈曲された立上部22A
が形成され、この立上部22Aの先端部が段部12Aへ
と当接されるようになっている。
この立上122Aの内側にはダイヤフラム28の外周部
が配置されて支持板22と段部12Aとの間に挟持され
ている。このダイヤフラム28と弾性体14との間には
水、オイル等の液体が封入されて液室32が形成されて
いる。またダイヤフラム28と支持板22との間は空気
室34となっており、支持板22の適宜位置に設ける貫
通孔を介して外部と連通されている。
なお、弾性体14の一部は外筒12の内周に沿って下方
へ延長された薄肉筒状部14Aとされて上半液室32A
に面しており、下端部は若干だけ半径方向外側へ突出さ
れ段部12Aの一部を覆っている。
液室32内には隔壁36が配置されて液室32を上半液
室32Aと下手液室32Bとに区画している。第2図に
示される如くこの隔壁36は外周部が直角に屈曲されて
筒状部36Aとされるとともに、この筒状部36Aの先
端部が半径方向に屈曲されたフランジ部36Bとされ、
このフランジ部36Bが弾性体薄肉筒状部14Aの下端
部とダイヤフラム28との間に挟持されている。
筒状部36Aには内周部に当接板38が溶着されて平面
形状でC字型の制限通路42を形成している。この制限
通路42の一端は隔壁36に形成した小孔44を介して
上半液室32Aへ連通され、他の一端は図示しない開口
を介して下手液室32Bへと連通されている。したがっ
て上半液室32Aと下手液室32Bとの液体はこの制限
通路42を通って互いに連通ずることができる。
なお、隔壁36には振動板45が保持され、上半液室3
2A又は下手液室32Bの拡縮方向に微少移動自在とな
っている。
次に第2.3図に従い外筒12と支持板22とのかしめ
部分を詳細に説明する。
第3図は拡径部12Bの先端部をかしめる前の状態が示
されており、かしめ部12Cは拡径部12Bと一体的に
筒状に形成されている。この拡径部12B及びかしめ部
12Cの内側には密封ゴム46が薄肉筒状に加硫接着さ
れている。この密封ゴム46は弾性体14の加硫成形時
に同時に成形されるものであり、第4図に示される如く
段部12Aの下面へ放射状に形成される浅溝48へ充填
される連結ゴム46Aを介して弾性体薄肉筒状部14A
の下端と連結されている。すなわち成形時には第3図に
示される如く外筒12の内側、段部1.2Aの下面及び
拡径部12B1かしめ部12Cの内側には成形型52が
当接され、この成形型52と外筒12との間に形成され
る隙間に弾性体14が充填されるが、この弾性体14の
一部は成形型52の頂面52Aと段部12Aとの当接面
の一部に形成される浅溝48へ流れて連結ゴム46Aと
なると共に、さらに成形型52の外周と拡径部12Bの
内周との間へ流れて密封ゴム46が成形されるようにな
っている。
加硫成形後に段部1.2Aへあらかじめ当接板38が固
着された隔壁36、ダイヤフラム28及び支持板22が
当接され、この支持板22の下端へとかしめ部1.2C
がかしめられて、かしめ部12Cと段部12Aとの間に
支持板22の外周部が挟持されて組み付けられる。この
かしめ作業は全て液槽の液体中で行われ、これによって
液室32へと液体が充填されることになる。
このかしめ作業によって、支持板上部22Aの先端は、
連結ゴム46A部分を除いて段部12Aへ確実に押圧さ
れるので、液室密封効果が高い。
この場合、かしめ部12Cと立上部22Aとの間にはか
しめ部12Cをかしめるかし釣金具の座屈等によって隙
間が形成され、液槽中の液体の一部が不用意に入り込む
ことがある。
しかしこの実施例においては拡径部12B1かしめ部1
2Cの内周部に密封ゴム46が設けられているので、こ
の密封ゴム46はかしめ部12Cと立上部22Aの外周
部との間に液体が入り込んでも、この液体の出口を密封
することになり、液体が封入される。これによって経時
的に液体が洩れ出すことはない。
なお使用時には受は金具16ヘエンジンの振動が伝達さ
れると、この振動によって上手液室32Aの圧力が上昇
または減少し、上手液室32A又は下心液室32Bの液
体、が制限通路42を通って流通する場合の通過抵抗で
振動が吸収される。また制限通路42が目詰まり状態に
なった場合には振動板45が微小振動することによって
上手液室32’A又は下心液室32Bの圧力上昇が抑制
されて劾ばね上昇が制限される。
次に第5図に従い本発明の第2実施例を説明する。この
実施例では前記実施例と異なり、立上部22Aの外周部
に第6図に示される如く適宜間隔で放射方向に浅溝56
が形成されている。このためこの浅溝56は立上部22
Aの外周部へかしめ部12Cを形成した場合にも、立上
部22Aとかしめ部12cとの間を浅溝56の端部56
Aを介して外部と連通ずることになる。
従ってこの実施例では組み付は後に立上部22Aとかし
め部1.2Cとの間に封入された液体が直ちにこの端部
56Aを通して外部へ排出することになる。このため経
時的な液体の滲み出しがない。
なおこの実施例のように端部56Aを適宜間隔て複数個
設けることによって、一部の浅溝56は外気を立上部2
2Aとかしめ部12Cとの間へ導入することになって封
入された液体に背圧を与え、封入された液体を容易に排
出することが可能になる。
第7図には本発明の第3実施例が示されている。
この実施例では前記実施例のように支持板22に立上部
は設けられておらず、支持板22の非かしめ部が半径方
向に突出した平板状となっている。
また、外筒12には段部12Aに加えてさらに拡径部1
2Bの先端部に段部12Dが形成され、拡径112Bよ
りも大径の拡径部12Eを設けている。この拡径部12
Eの先端にかしめ部12Cが形成されている。従ってこ
の実施例では段部12Dへ支持板22の外周部が当接さ
れ、段部12Dとかしめ部12Cとによって支持板22
が挟持されるようになっている。この実施例においても
支持板22の片側外周面近くには浅溝56が同様に放射
状に形成されて前記実施例と同様の役目を有している。
なお本発明は上記構成のような浅溝56はかしめ部12
Cの内側へ設けてもよく、またこれに限らず連通孔であ
ってもよく、支持板22とかしめ部12Cとの間を外部
と連通ずる開口であれば各種の変形例が可能である。ま
た上記第1実施例における密封ゴム46はかしめ部12
Cの内側に設ける構成に限らず、立上部22Aの外周に
設けるものであってもよい。
さらに本発明は、上記実施例のような外筒の一部と支持
板とをかしめることによって液室を構成する場合に限ら
ず、防振装置を構成する本体金具を互いにかしめること
によって液室を構成する構造に広く適用可能である。
〔発明の効果〕
本発明は上記の構成としたので、本体金具間に入り込ん
だ液体を不用意に経時的に滲み出す惧れをなくす優れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された防振装置の全体を示す縦断
面図、第2図はこの防振装置のかしめ部を示す拡大断面
図、第3図はかしめ前の外筒をしめず断面図、第4図は
弾性体の成形前の状態を示す第3図の底面図、第5図は
本発明の第2実施例を示す第2図に相当する断面図、第
6図は第5図の底面図、第7図は本発明の第3実施例を
示す第2図に相当する断面図である。 IO・・・防振装置、 12・・・外筒、 14・・・弾性体、 22・・・支持板、 32・・・液室、 32A・・・上手液室、 32B・・・下手液室、 42・・・制限通路、 46・・・密封ゴム、 56・・・浅溝。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の本体金具を液中でかしめることによって内
    部に液体を封入し、振動時における液体の流通抵抗で振
    動を吸収する防振装置であって、前記金具のかしめ重合
    部間に貯った液体の洩れ出しを防止する密封手段を設け
    たことを特徴とする防振装置。
  2. (2)一対の本体金具を液中でかしめることによって内
    部に液体を封入し、振動時における液体の流通抵抗で振
    動を吸収する防振装置であって、前記金具のかしめ重合
    部間に貯った液体を排出する開口部を形成したことを特
    徴とする防振装置。
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Cited By (2)

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