JPH0221715Y2 - - Google Patents

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JPH0221715Y2
JPH0221715Y2 JP1985143158U JP14315885U JPH0221715Y2 JP H0221715 Y2 JPH0221715 Y2 JP H0221715Y2 JP 1985143158 U JP1985143158 U JP 1985143158U JP 14315885 U JP14315885 U JP 14315885U JP H0221715 Y2 JPH0221715 Y2 JP H0221715Y2
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JP
Japan
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outdoor unit
guide groove
foundation
refrigerant pipe
main body
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JP1985143158U
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JPS6252823U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はスプリツト型ルームエアコンの床下
挿入型室外機に関する。
(従来の技術) 一般に、熱交換空調システムとして構成される
ルームエアコンは、熱ポンプサイクルを採用する
ものであり、特にスプリツト型と呼ばれるもので
は、熱ポンプサイクル部品としての媒体の圧縮
機、蒸発器、膨張弁および凝縮器を、熱交換の容
易性、騒音回避の観点から、室外機と室内機とに
分離して設置されている。
第2図はかかる従来のルームエアコンの室外機
を示す斜視図であり、11は室外機本体Aのケー
スで、このケース11の上下部を除く3側面が室
外熱交換器12により囲まれ、この室外熱交換器
12の内側に圧縮機や電装部品(いずれも図示し
ない)などが設置されている。そしてケース11
の排気孔13付近には、熱交換を行つた空気を排
出する送風フアン14が設けられている。15は
室外機本体Aに連設され、かつ家屋の基礎に穿設
した取付孔に適合保持させるための取付カバーで
ある。この取付カバー15の側部には、ガイド孔
16が予め穿設されており、このガイド孔16を
通して、室外機本体Aの排気端に突出する冷媒通
過用の冷媒パイプ17を吸気端方向に導出するよ
うになつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構成の室外機では、取付カ
バー15のガイド孔16より上記吸気端に向つて
導出される冷媒パイプ17が室外機本体Aの外側
にあるため、この室外機を第3図に示すように、
床18下部の基礎19に設けた取付孔20に取り
付ける際に、その冷媒パイプ17をガイドするた
めの、第3図に示すような間隙21を別に設ける
必要がある。この間隙21は基礎19の成形上の
都合で、一般に取付孔20を幾分横長にすること
で得られるものであり、従つて、この室外機によ
る空調作動中に、排気端の排気孔13から排出し
た暖かい又は冷たい空気がその間隙21を通つて
床下に還流し、熱交換のシヨートサイクル現象を
生じ、熱交換効率が大幅に低下するという問題点
があつた。
〔問題点を解決するための手段〕 この考案は上記問題点を解決することを目的と
するもので、床下挿入型室外機において、室外機
本体Aの排気端に突出する冷媒パイプ17を吸気
端方向に導出するためのガイド溝1を、上記室外
機本体Aの外周部の一部に設けた構成としたもの
である。
〔作 用〕
この考案によれば、室外機本体の外側部に設け
たガイド溝を通じて冷媒パイプを排気側から吸気
側に向つて敷設できる。従つて、室外機本体を取
り付けるために、基礎に設けられる取付孔は、こ
の室外機本体の外寸法に合わせて設ければ十分で
あり、従来のような冷媒パイプ用空間を別途確保
する必要がなくなる。かくして、基礎の内外部に
連通する間隙を小さく抑えることができ、その内
外部での空気の直接的な流入流出を抑え、空気の
シヨートサイクルを有効に防止するように作用す
る。この結果、室外機の熱交換効率が向上する。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例を示す床下挿入型
室外機の斜視図である。これが第2図に示したも
のと異るところは、室外機本体Aの外周部の一部
である右上方の角部に、ガイド溝1を設けた点で
ある。すなわち、ケース11およびこれに連続す
る取付カバー15の右上方の角部に、ガイド溝1
が前後方向に連続して設けてあり、上記冷媒パイ
プ17を取付カバー15の上記ガイド溝1部のガ
イド孔2を貫通して、室外機本体Aの排気端から
吸気端方向に、ガイド溝1に沿つて案内できる。
また、室外機本体Aの外形寸法は、上記ガイド
溝1以外の部分では従来の室外機本体Aと同一で
あり、従つて、上記ガイド溝1があることによつ
て、冷媒パイプ17が上記外形寸法内に収められ
るように設置される。
かかる構成になる室外機では、第4図に示すよ
うに、これを取り付ける基礎19に穿設される取
付孔20をその外形寸法付近に抑えることができ
るため、基礎19の強度劣化を防止できるほか、
基礎19の内外部が小さなガイド溝1によつての
み通じるのみであるので、排気端の排気孔13か
ら放出される暖かい空気が吸気端に還流するのを
防止でき、熱交換作業における空気のシヨートサ
イクルを防止することができる。
なお、上記実施例ではガイド溝1を室外機本体
Aの角部に形成したが、室外機本体Aの各側面や
その他の部位に設けることもでき、この場合にそ
のガイド溝1形状として、矩形、丸形あるいはあ
り溝形などを任意に採用できる。
また、上記実施例では排出端から暖気を排出す
る冷房運転について述べたのであるが、排出端か
ら冷気を排出する暖房運転についても、冷気が吸
気端に還流するのを防止でき、同様に空気のシヨ
ートサイクル防止効果が得られるものである。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように、この考案によれば
室外機本体の排気端から突出する冷媒パイプを、
該室外機本体外周部の一部に形成したガイド溝を
通じて吸気端側に案内することができるので、室
外機本体の内部に複雑な配管構造を要することな
く冷媒パイプを排気端側から吸気端側に向つて敷
設できるとともに、室外機本体設置のために必要
以上に大きな取付孔を基礎に穿設する必要がなく
なり、該基礎の強度劣化を防止できる。また、室
外機本体が設置された基礎の内外部はガイド溝に
よつて通じるのみであるので、排気端側から放出
される熱交換後の空気が吸気端側にシヨートサイ
クルで還流することを防止して熱交換効率の大幅
な改善が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる床下挿入型室外機の
斜視図、第2図は従来の床下挿入型室外機の斜視
図、第3図は同じく施工例の斜視図、第4図はこ
の考案の施工例の斜視図である。 A……室外機本体、1……ガイド溝、12……
室外熱交換器、14……送風フアン、17……冷
媒パイプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 家屋の基礎の内外部に、それぞれ吸気端およ
    び排気端が臨むように設置されるルームエアコ
    ンの床下挿入型室外機において、室外機本体の
    外周部の一部に、上記排気端に突出する冷媒パ
    イプを上記吸気端方向に導出するガイド溝が設
    けられたことを特徴とする床下挿入型室外機。 (2) ガイド溝が室外機本体の外側の角部に形成さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の床下挿入型室外機。
JP1985143158U 1985-09-19 1985-09-19 Expired JPH0221715Y2 (ja)

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JP1985143158U JPH0221715Y2 (ja) 1985-09-19 1985-09-19

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JPS6252823U JPS6252823U (ja) 1987-04-02
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CN104220821A (zh) * 2012-04-09 2014-12-17 大金工业株式会社 空调装置

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JPS6252823U (ja) 1987-04-02

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