JPH02216910A - バッファ回路 - Google Patents

バッファ回路

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JPH02216910A
JPH02216910A JP1036299A JP3629989A JPH02216910A JP H02216910 A JPH02216910 A JP H02216910A JP 1036299 A JP1036299 A JP 1036299A JP 3629989 A JP3629989 A JP 3629989A JP H02216910 A JPH02216910 A JP H02216910A
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JP
Japan
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signal
transistor
signal line
supplied
high level
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JP1036299A
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Inventor
Shoichiro Kawashima
将一郎 川嶋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術          (第15図)発明が解
決しようとする課題  (第16図)課題を解決するた
めの手段   (第1図)作用           
  (第2図)実施例 本発明の第1実施例  (第3〜4図)本発明の第2実
施例  (第5〜8図)本発明の第3実施例  (第9
〜10図)本発明の第4実施例  (第11〜12図)
本発明の第5実施例  (第13〜14図)発明の効果 〔概 要〕 相補信号を出力するバッファ回路に関し、相補信号のレ
ベル変化時における消費電力を低減することを目的とし
、 相補信号が供給される第1および第2の信号線と、前記
相補信号のレベルが変化するとき、前記第1および第2
の信号線に供給される信号をそれぞれ遮断する第1およ
び第2のスイッチング手段と、該第1および第2のスイ
ッチング手段により前記第1および第2の信号線に対す
る前記相補信号の供給を遮断した後、該第1の信号線と
該第2の信号線とを接続して両信号線のレベルを等しく
する第3のスイッチング手段とを具備し、前記第3のス
イッチング手段により前記第1および第2の信号線のレ
ベルを等しくした後、該第3のスイッチング手段により
前記第1の信号線と前記第2の信号線との接続を遮断す
ると共に、前記第1および第2のスイッチング手段を接
続状態として前記相補信号を前記第1および第2の信号
線に供給するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はバッファ回路に関し、特に、相補信号を出力す
るバッファ回路に関する。
近年、半導体集積回路において、チップサイズの拡大に
より内部信号線の配線長が延び、これに伴って、信号線
に付加される容!(キャパシタンス)成分が増大する傾
向にある。ところで、信号が高レベルから低レベルに推
移する際、信号線の容量と高レベルの電圧の積に相当す
る電荷が低電位の電源側に捨てられ、その分の電流が流
れることになる。このことは、最近の半導体集積回路に
要求される低消費電力化に逆行するものであり、信号レ
ベルが変化するスイッチング時において消費電力を低減
することが要望されている。
〔従来の技術〕
一般に、半導体集積回路において、相補信号を伝達する
相補信号線が配線されることが多い、しかし−従来、相
補信号を利用して消費電力を低減することは行われてい
なかった。
第15図は従来の相補信号線を示す図である。同図に示
されるように、半導体集積回路において、相補信号A、
”λ−を伝達する相補信号線は、例えば、チップサイズ
の拡大により配線長が延び、これに伴って、信号線に付
加される容量(キャパシタンス)成分が増大する傾向に
ある。すなわち、入力信号が2つのインバータ102.
103を介し、信号Aが供給される信号線104 、お
よび、入力信号がインバータ101により反転され、信
号τが供給される信号線105にはそれぞれ配線容量C
が付加され、該配線容量Cが配線長の延びに伴って増大
することになっている。
(発明が解決しようとする課題〕 上述したように、信号線104および105に付加され
る容量Cは、配線長の延びに伴って増大する傾向にある
第16図は従来技術における課題を説明するための波形
図である。同図に示されるように、相補信号の一方の信
号Aが低レベルVssから高レベルVCCへ変化し、他
方の信号τが高レベルVCCから低レベルVssへ変化
するスイッチング時において、信号Aが供給されている
一方の信号線104ではCxVccの電荷がVccから
供給され、信号τが供給されている他方の信号線105
ではCXVCCの電荷がVssへ捨てられる。すなわち
、相補信号Aおよびτのレベル変化時(スイッチング時
)には、合計2CVccの電荷が消費されることになる
。このスイッチング時における消費電力は、チップサイ
ズの拡大による配線長の延びに伴って増大し、解決すべ
き課題となっている。
本発明は、上述した従来の技術が有する課題に鑑み、相
補信号のレベル変化時における消費電力を低減すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明に係るバッファ回路の原理を示す図であ
る。
本発明によれば、相補信号A、Tが供給される第1およ
び第2の信号線4.5と、前記相補信号A、τのレベル
が変化するとき、前記第1および第2の信号線4.5に
供給される信号をそれぞれ遮断する第1および第2のス
イッチング手段1゜2と、該第1および第2のスイッチ
ング手段1゜2により前記第1および第2の信号線4.
5に対する前記相補信号A、Aの供給を遮断した後、該
第1の信号線4と該第2の信号線5とを接続して両信号
線のレベルを等しくする第3のスイッチング手段3とを
具備し、前記第3のスイッチング手段3により前記第1
および第2の信号線4.5のレベルを等しくした後、該
第3のスイッチング手段3により前記第1の信号線4と
前記第2の信号線5との接続を遮断すると共に、前記第
1および第2のスイッチング手段1.2を接続状態とし
て前記相補信号A、τを前記第1および第2の信号線4
,5に供給することを特徴とするバッファ回路が提供さ
れる。
〔作 用〕
第2図は第1図のバッファ回路の動作を説明するための
波形図である。
本発明のバッファ回路によれば、例えば、相補信号の一
方の信号Aが低レベルVssから高レベルVccへ変化
し、他方の信号τが高レベルVccから低レベルVss
へ変化するスイッチング時において、まず、第1の信号
線4に供給される信号Aは第1のスイッチング手段lに
より遮断され、また、第2の信号線5に供給される信号
−人−は第2のスイッチング手段2により遮断される。
次いで、第1および第2のスイッチング手段1.2によ
り第1および第2の信号線4.5に対する相補信号A、
τの供給が遮断された後、第3のスイッチング手段3に
より第1の信号線4と第2の信号線5とが接続される。
これにより、第1および第2の信号線4.5のレベルが
等しく  1/2Vccとなる。
さらに、第3のスイッチング手段3の接続により第1お
よび第2の信号線4.5のレベルが1/2Vccとされ
た後、該第3のスイッチング手段3により第1の信号線
4と第2の信号線5との接続を遮断する。そして、第1
および第2のスイッチング手段1.2を接続状態として
相補信号A、τを第1および第2の信号線4.5に供給
する。すなわち、高レベルVccの信号Aを第1の信号
線4に供給し、低レベルVssの信号τを第2の信号線
5に供給して、相補信号線4および5を所定のレベルに
変化させる。
これによって、第1の信号線4では信号Aを1/2■c
cから高レベル(Vcc)にするための1/2CVcc
の電荷だけがVccから供給され、また、第2の信号線
5では信号τを1/2 V ccから低レベル(Vss
)にするための1/2CVccの電荷だけがVssへ捨
てられる。従って、相補信号Aおよびτのレベル変化時
に消費される電荷はCVccで、従来の半分でよいこと
になり、相補信号のレベル変化時における消費電力を低
減することができる。
(実施例〕 以下、図面を参照して本発明に係るバッファ回路の実施
例を説明する。
第3図は本発明のバッファ回路の第1実施例を示す回路
図である。同図に示されるように、本発明の第1実施例
のバッファ回路は、相補信号の一方の信号Aが供給され
る信号線34および他方の信号Aが供給される信号線3
5を備え、それらの相補信号線には、それぞれ配線容量
Cが付加されている。信号Aは入力信号(A)を2つの
インバータ37.38で2回反転して作成され、該信号
Aはパイラテラルゲート31を介して信号線34に供給
されている。同様に、信号τは入力信号をインバータ3
6で反転して作成され、該信号τはパイラテラルゲート
32を介して信号線35に供給されている。ここで、パ
イラテラルゲート31および32は、クロック信号CL
KIによりオン・オフ制御されるようになされており、
また、信号i34と信号線35との間には、クロック信
号CLKtによりオン・オフ制御されるパイラテラルゲ
ート33が設けられている。
第4図は第3図のバッファ回路の動作を説明するための
波形図である。同図を参照して、入力が高レベルから低
レベルへ変化し、その後、低レベルから高レベルへ変化
する場合を説明する。
まず、入力(A)が高レベルVccから低レベルVss
へ変化するとき、すなわち、相補信号の一方の信号Aが
高レベルVccから低レベルVssへ変化し、他方の信
号τが低レベルVssから高レベルVccへ変化すると
き、クロック信号CLK 、が高レベルから低レベルに
変化して、パイラテラルゲート31および32がスイッ
チオフとなる。このとき、相補信号線34および35は
、配線容量Cによりそれまでのレベルが保持され、すな
わち、信号線34は高レベルVccに保持され、信号線
35は低レベルVssに保持される。
次いで、クロック信号CLK 、が低レベルでパイラテ
ラルゲート31.32がスイッチオフとなっている期間
に、クロック信号CLK、が低レベルから高レベルに変
化して信号線34と信号線35とが接続される。
これにより、相補信号線34および35のレベルは両信
号線のレベルの中間値となり、その結果、電源からの電
荷の供給および電源への電荷の移動を伴うことな(、信
号&I34および信号vA35のレベルは1/2 V 
ccとなる。
さらに、クロック信号CLK tが高レベルから低レベ
ルに戻って信号線34と信号線35とが遮断された後、
クロック信号CLに1が低レベルから高レベルへ戻って
パイラテラルゲート31および32がスイッチオンとさ
れる。これによって、信号線34では信号Aを1/2 
V ccから低レベルVssにするための172CVc
cの電荷がVssへ捨てられ、また、信号線35では信
号τをl /2V ccから高レベルVccにするため
の1/2CVccの電荷がVccから供給される。以上
により、信号線34(信号A)は高レベルVccから低
レベルVssへと変化し、また、信号線35(信号τ)
は低レベルVssから高レベルVccへと変化する。
次に、入力が低レベルVssから高レベルVccへ変化
するとき、すなわち、相補信号の一方の信号Aが低レベ
ルVssから高レベルVccへ変化し、他方の信号τが
高レベルVccから低レベルVs3へ変化するときを説
明する。この場合も上述した入力が高レベルから低レベ
ルへ変化するときと同様であり、クロック信号CLK 
lが高レベルから低レベルに変化して、パイラテラルゲ
ート31および32がスイッチオフとなる。次いで、ク
ロック信号CLK、が低レベルでパイラテラルゲート3
1.32がスイッチオフとなっている期間に、クロック
信号CLK、が低レベルから高レベルに変化して信号線
34と信号線35とが接続され、両信号線のレベルが等
しくされる。
さらに、クロック信号CLK2が高レベルから低レベル
に戻って信号線34と信号線35とが遮断された後、ク
ロック信号CLK 、が低レベルから高レベルへ戻り、
パイラテラルゲート31および32がスイッチオンとな
る。これによって、信号線34では信号Aを1/2VC
Cから高レベルVccにするための1/2CVccの電
荷がVccから供給され、また、信号線35では信号τ
を1/2 V ccから低レベルVsaにするための1
/2CVccの電荷がVssへ捨てられる。そして、信
号線34は低レベルVssから高レベルVccへと変化
し、また、信号線35は高レベルVccから低レベルV
ssへと変化することになる。
以上により、相補信号Aおよびτのレベル変化時に消費
される電荷は全電荷移動12cVccの半分となり、相
補信号のレベル変化時における消費電力を低減すること
ができることになる。
第5図は本発明のバッファ回路の第2実施例を示す回路
図である。同図に示す本発明の第2実施例は、上述した
第1実施例におけるパイラテラルゲート31および32
を省略し、第1および第2のスイッチング手段をトラン
ジスタで構成したものである。
第5図に示されるように、本第2実施例のバッファ回路
は、相補信号の一方の信号Aが供給される信号線54お
よび他方の信号τが供給される信号[55を備え、それ
らの相補信号線には、それぞれ配線容量Cが付加されて
いる。信号Aは、電源VccおよびVss間に設けられ
たP型MrS)ランジスタ511のドレインとN型MI
Sトランジスタ512 ドレインとの接続個所から供給
され、また、信号τは、電源VccおよびVss間に設
けられたP型Mis)ランジスタ521のドレインとN
型MISトランジスタ522のドレインとの接続個所か
ら供給されるようになさている。トランジスタ511の
ゲートには制御信号Tが供給され、また、トランジスタ
512のゲートには制御信号T゛が供給されている。同
様に、トランジスタ521のゲートには制御信号■”が
供給され、また、トランジスタ522のゲートには制?
I信号Iが供給されている。
さらに、信号線54と信号線55との間には、クロック
信号CLK、によりオン・オフ制御されるパイラテラル
ゲート53が設けられている。
第6図は第5図のバッファ回路の動作を説明するための
波形図である。同図に示されるように、初期状態が制御
信号TおよびT゛が高レベルで相補信号の一方の信号A
が低レベルVss、且つ、制御信号■”および!が低レ
ベルで相補信号の他方の信号τが高レベルVccで、信
号Aが低レベルVssから高レベルVccへ変化し信号
τが高レベルVccから低レベルVssへ変化するとき
を説明する。
まず、信号T゛が高レベルから低レベルへ変化し、信号
i°が低レベルから高レベルへ変化すると、トランジス
タ512がオフ状態(トランジスタ511はオフ状態の
まま)となり、一方の信号線54は信号(A)の供給が
遮断され、同様に、トランジスタ521がオフ状B(ト
ランジスタ522はオフ状態のまま)となり、他方の信
号線55は信号(τ)の供給が遮断される。
さらに、この信号線54および55に対する相補信号A
およびτの供給が遮断されている期間に、クロック信号
CL)[!が低レベルから高レベルに変化して信号線5
4および信号線55が接続される。これにより、相補信
号線54および55のレベルは等しく(両信号線のレベ
ルの中間値)なり、その結果、電源からの電荷の供給お
よび電源への電荷の移動を伴うことなく、信号線54お
よび55は1/2Vccのレベルとなる。
そして、クロック信号CLK3が高レベルから低レベル
に戻って信号線54と信号線55とが遮断された後、信
号下が低レベルに変化してトランジスタ511がオン状
態となり、信号■が高レベルに変化してトランジスタ5
22がオン状態となる。これによって、信号線54では
信号Aを1/2 V ccから高レベルVccにするた
めの1/2CVccの電荷がトランジスタ511を介し
てVCCから供給され、また、信号線55では信号τを
1/2 V ccから低レベルVssにするための1/
2CVccの電荷がトランジスタ522を介してVss
へ捨てられる。ここで、相補信号の一方の信号Aが高レ
ベルVccから低レベルVssへ変化し、他方の信号τ
が低レベルVssから高レベルVccへ変化するときも
同様である。
第7図は第6図の制御信号を作成する回路の一例を示す
図であり、第8図は第7図の回路を説明するための波形
図である。
第7図および第8図に示されるように、インバータ71
.72およびHANDゲート73により入力信号Jに対
する信号下が提供され、また、インバータ74゜75お
よびNORゲート76により入力信号Jに対する信号T
゛が提供される。さらに、これらの信号TおよびT”を
インバータにより反転することで、信号■および■°が
提供される。すなわち、第7図に示す回路により、第6
図の制御信号T、T’。
■およびIoを発生することができる。
第9図は本発明のバッファ回路の第3実施例を示す回路
図である。同図に示す本発明の第3実施例は、上述した
第1実施例におけるパイラテラルゲート31.32およ
び33を省略し、第1.第2および第3のスイッチング
手段をトランジスタで構成したものである。
第9図に示されるように、本第3実施例のバッファ回路
において、入力(A)は、P型MISトランジスタ92
1とN型MIS)ランジスタ922で構成されたインバ
ータ92の共通ゲートに供給されると共に、インバータ
96を介してP型MIS)ランジスタ911とN型MI
SI−ランジスタ912で構成されたインバータ91の
共通ゲートに供給されている。トランジスタ911およ
びトランジスタ921のソースは、Vccがソースに供
給されたP型MISトランジスタ95のドレインに接続
され、また、トランジスタ912およびトランジスタ9
22のソースは、Vssにソースが接続されたN型MI
S)ランジスタ93のドレインに接続されている。さら
に、クロック信号CLに4は、トランジスタ93のゲー
トに供給されると共に、インバータ94を介してトラン
ジスタ95のゲートに供給されている。そして、トラン
ジスタ911と912との接続個所から相補信号の一方
の信号Aが信号線94を介して出力され、また、トラン
ジスタ921と922との接続個所から相補信号の他方
の信号τが信号線95を介して出力されるようになされ
ている。これらの信号線94および95には配線容量C
が付加されている。
第1O図は第9図のバッファ回路の動作を説明するため
の波形図である。
まず、入力(A)が高レベルVccから低レベルVss
へ変化するとき、すなわち、相補信号の一方の信号Aが
高レベルVccから低レベルVssへ変化し、他方の信
号−人−が低レベルVssから高レベルVccへ変化す
るとき、クロック信号CLK、が高レベルから低レベル
に変化して、トランジスタ95およびトランジスタ93
がオフとなり、インバータ91および92がVccおよ
びVssから切り離される。この状態で入力が変化する
と、すなわち、インバータ91の入力が低レベルから高
レベルへ立ち上がり、インバータ92の入力が高レベル
から低レベルへ立ち下がると、各インバータを構成して
いるトランジスタ911.912およびトランジスタ9
21,922が共にオン状態となる期間(ショート期間
)が発生し、このショート期間において、信号線94と
95とが接続されて、両信号線のレベルが等しくなる。
そして、クロック信号CLK&が低レベルから高レベル
に戻ると、トランジスタ95およびトランジスタ93が
オンとなり、インバータ91および92にはVccおよ
びVssが供給される。
上述した本発明の第3実施例のバッファ回路において、
入力が低レベルから高レベルへ変化する場合、および、
その他の動作については前述した第1および第2実施例
の説明と同様であるので説明を省略する。また、本第3
実施例の変形例としては、トランジスタ95および93
を常時オンさせて抵抗骨として使用するものがある。本
変形例では、入力の変化によりトランジスタ911,9
12,921,922が過渡的にオン状態となって信号
線94および95が接m(ショート)される動作と、常
時オン状態となっているトランジスタ95を介してのV
ccによる充電動作およびトランジスタ93を介しての
Vssによる放電動作とが同時に行われることになるた
め、消費される電荷量はCVccよりは多くなる。しか
し、消費される電荷量は、2CVCCよりは少ないこと
になるので、消費電力の低減の効果は尚存在する。そし
て、この変形例の場合には、クロック信号CLK、が不
要で回路構成が簡単となる。
第11図は本発明のバッファ回路の第4実施例を示す回
路図である。同図に示す本発明の第4実施例は、上述し
た第1実施例におけるパイラテラルゲート31.32お
よび33を省略し、且つ、クロック信号を不要としたも
のである。
第11図に示されるように、本第4実施例のバッファ回
路は、相補信号の一方の信号Aが供給される信号線14
および他方の信号τが供給される信号線15を備え、そ
れらの相補信号線には、それぞれ配線容量Cが付加され
ている。信号Aは入力信号を2つのインバータ17.1
8で2回反転して作成され、また、信号τは入力信号(
A)をインバータ16で反転して作成される。信号線1
4および信号線15の間には、直列接続された2つのN
型MIS)ランジスタ131.132および直列接続さ
れた2つのN型Mis)ランジスタ133.134が設
けられている。そして、トランジスタ131のゲートは
該トランジスタのドレインと共に信号線14に接続され
、トランジスタ131のソースにドレインが接続された
トランジスタ132のソースは信号線15に接続され、
そして、トランジスタ132のゲートにはインバータ1
7により反転された入力信号が供給されている。また、
トランジスタ134のゲートは該トランジスタのソース
と共に信号線15に接続され、トランジスタ134のド
レインにソースが接続されたトランジスタ133のドレ
インは信号&’i14に接続され、そして、トランジス
タ133のゲートには入力信号が供給されている。ここ
で、インバータ17とインバータ18との間をノードN
とする。
第12図は第11図のバッファ回路の動作を説明するた
めの波形図である。最初に、入力(A)が高レベルVc
cから低レベルVssへ変化するとき、すなわち、相補
信号の一方の信号Aが高レベルVccから低レベルVs
sへ変化し、他方の信号τが低レベルVssから高レベ
ルVccへ変化するときを説明する。
入力が高レベルVccから低レベルVssへ変化すると
、ノードNは低レベルから高レベルへ変化し、トランジ
スタ132は期間T、の間オン状態が保持される。この
とき、トランジスタ(ダイオードとして使用される)1
31は、信号Aが信号τより高レベルにある期間T2だ
けオンとなるので、信号線14と15はトランジスタ1
31および132を介して接続される。これにより、信
号線14から信号線15に対して電荷が供給され、両信
号線のレベルが等しくなる。この後、信号Aが信号τよ
り低レベルへ変化すると、トランジスタ131はオフと
なり、信号線14と15との接続が遮断される。
従って、インバータ18および16による相補信号A、
Tの駆動は、信号Aのレベルが信号τより下がれば、信
号Aと信号τは切り離される(信号綿14と15との接
続が遮断される)ので、妨害されることはない、このと
き、トランジスタ134は、信号Aが信号τより低レベ
ルへ変化するとオンとなるが、トランジスタ133はゲ
ートに供給される信号が低レベルとなるのでオフ状態に
保持されているので問題とはならない。
次に、入力(A)が低レベルVssから高レベルVCC
へ変化するとき、すなわち、相補信号の一方の信号Aが
低レベルVssから高レベルVccへ変化し、他方の信
号τが高レベルVccから低レベルVssへ変化すると
きを説明する。
入力が低レベルVssから高レベルVccへ変化すると
、トランジスタ133は期間TSの間オン状態が保持さ
れる。このとき、トランジスタ(ダイオードとして使用
)134は、信号Aが信号τより低レベルにある期間T
4だけオンとなるので、信号線14と15はトランジス
タ133および134を介して接続される。これにより
、信号線15から信号線14に対して電荷が供給され、
両信号線のレベルが等しくなる。この後、信号Aが信号
τより高レベルへ変化すると、トランジスタ134はオ
フとなり、信号線14と15との接続が遮断される。こ
こで、前述したように、インバータ18および16によ
る相補信号A、−人一の駆動は、妨害されることはない
上述した本発明の第4実施例の変形例としては、インバ
ータ16および18各々に対し、Vccとの間およびV
ssとの間に、第9図に示すトランジスタ95および9
3を挿入し、クロック信号CLK、およびインバータ9
4を使用して制御するように構成したものが考えられる
第13図は本発明のバッファ回路の第5実施例を示す回
路図である。同図に示す本発明の第5実施例は、上述し
た第4実施例を1/4デコーダに応用したものであり、
2mの相補信号A、−λ′およびB。
丁を使用したものである。
同図に示されるように、本第5実施例のバッファ回路は
、4つのNANDゲート20〜23.インバータ24〜
27.P型MISトランジスタ40〜43.信号線X 
o ”” X 3およびN型MISトランジスタ44〜
47を備えている。ここで、信号AはNANOゲート2
1.23の一方の入力に供給され、信号AはNANOゲ
ート20゜22の一方の入力に供給され、信号BはNA
NDゲート22.23の他方の入力に供給され、そして
、信号−B−はNANDゲー) 20.21の他方の入
力に供給されている。また、4つの信号線X0〜X、に
は、それぞれ配線容量Cが付加されている。
NANDゲート20の出力はインバータ24およびトラ
ンジスタ40のゲートに供給され、インバータ24の出
力およびトランジスタ40のソースは信号線X0に接続
されている。−また、信号線X0にはトランジスタ44
のゲートおよびドレインが接続されている。さらに、ト
ランジスタ40のドレインは、トランジスタ44のソー
スに接続されている。NANDゲート21.インバータ
25およびトランジスタ41,45、NANDゲート2
2.インバータ26オよびトランジスタ42.46、並
びに、NANDゲート23.インバータ27およびトラ
ンジスタ43.47の接続関係は、NANDゲ−ト20
.インバータ24およびトランジスタ40.44と同様
である。そして、トランジスタ40のドレインとトラン
ジスタ44のソースとの接続個所は、トランジスタ41
のドレインとトランジスタ45のソース。
トランジスタ42のドレインとトランジスタ46のソー
ス、および、トランジスタ43のドレインとトランジス
タ47のソースの各接続個所と共通接続されている。こ
こで、上記共通接続をノードN0とする。
第14図は第13図のバッファ回路の動作を説明するた
めの波形図である。
まず、第2の相補信号の一方の信号Bが高レベルVcc
を保持し、他方の信号丁が低レベルVssを保持してい
る状態で、第1の相補信号の一方の信号Aが高レベルV
ccから低レベルVssへ変化し、他方の信号τが低レ
ベルVssから高レベルVccへ変化するとき、NAN
Oゲート22の出力であるノードN2は高レベルから低
レベルへ変化し、また、NANDゲート23の出力であ
るノードN、は低レベルから高レベルへ変化する。そし
て、トランジスタ42はオン状態となり、また、トラン
ジスタ47はインバータ27の出力(信号wAx sの
レベル)がインバータ26の出力(信号線X2のレベル
)より高レベルにある期間だけオンとなる。これにより
、信号線X、の電荷は、トランジスタ47.ノードN0
.トランジスタ42を介して信号線X2に供給される。
さらに、信号線X、が信号線X!より低レベルになると
、トランジスタ47はオフとなり、代わりにトランジス
タ46がオンとなるが、トランジスタ43はオフ状態な
ので、信号nxzおよびX、のレベルは、妨害されるこ
となくインバータ26および27により駆動されてそれ
ぞれ高レベルおよび低レベルとなる。
次に、第2の相補信号の一方の信号Bが高レベルVcc
を保持し、他方の信号丁が低レベルVssを保持してい
る状態で、第1の相補信号の一方の信号Aが低レベルV
ssから高レベルVccへ変化し、他方の信号τが高レ
ベルVccから低レベルVssへ変化するとき、ノード
N2は低レベルから高レベルへ変化し、また、ノードN
、は高レベルから低レベルへ変化する。すると、トラン
ジスタ43はオン状態となり、また、トランジスタ46
は信号線X2が信号線X、より高レベルにある期間だけ
オンとなる。これにより、信号線X寞の電荷は、トラン
ジスタ46.ノードN、、トランジスタ43を介して信
号線X3に供給される。
さらに、信号’axtが信号線Xsより低レベルになる
と、トランジスタ46はオフとなり、代わりにトランジ
スタ47がオンとなるが、トランジスタ42はオフ状態
なので、信号線X2およびX、のレベルは、妨害される
ことなくインバータ26および27により駆動されてそ
れぞれ低レベルおよび高レベルとなる。
上述したように、本発明のバッファ回路の実施例は、信
号のスイッチング時の電荷移動を従来の2CVCCから
CVccもしくはCVcc+crに低減することができ
る。
(発明の効果〕 以上、詳述したように、本発明に係るバッファ回路は、
相補信号のレベルが変化するとき、一方の高レベル信号
側の電荷を他方の低レベル信号側に供給することによっ
て、相補信号のレベル変化時における消費電力を低減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るバッファ回路の原理を示す図、 第2図は第1図のバッファ回路の動作を説明するための
波形図、 第3図は本発明のバッファ回路の第1実施例を示す回路
図、 第4図は第3図のバッファ回路の動作を説明するための
波形図、 第5図は本発明のバッファ回路の第2実施例を示す回路
図、 第6図は第5図のバッファ回路の動作を説明するための
波形図、 第7図は第6図の制御信号を作成する回路の一例を示す
図、 第8図は第7図の回路を説明するための波形図、第9図
は本発明のバッファ回路の第3実施例を示す回路図、 第10図は第9図のバッファ回路の動作を説明するため
の波形図、 第11図は本発明のバッファ回路の第4実施例を示す回
路図、 第12図は第11図のバッファ回路の動作を説明するた
めの波形図、 第13図は本発明のバッファ回路の第5実施例を示す回
路図、 第14図は第13図のバッファ回路の動作を説明するた
めの波形図、 第15図は従来の相補信号線を示す図、第16図は従来
技術における課題を説明するための波形図である。 (符号の説明) 1・・・第1のスイッチング手段、 2・・・第2のスイッチング手段、 3・・・第3のスイッチング手段、 4.5・・・相補信号線、 A、τ・・・相補信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、相補信号が供給される第1および第2の信号線(4
    、5)と、 前記相補信号のレベルが変化するとき、前記第1および
    第2の信号線に供給される信号をそれぞれ遮断する第1
    および第2のスイッチング手段(1、2)と、 該第1および第2のスイッチング手段により前記第1お
    よび第2の信号線に対する前記相補信号の供給を遮断し
    た後、該第1の信号線と該第2の信号線とを接続して両
    信号線のレベルを等しくする第3のスイッチング手段(
    3)とを具備し、前記第3のスイッチング手段により前
    記第1および第2の信号線のレベルを等しくした後、該
    第3のスイッチング手段により前記第1の信号線と前記
    第2の信号線との接続を遮断すると共に、前記第1およ
    び第2のスイッチング手段を接続状態として前記相補信
    号を前記第1および第2の信号線に供給することを特徴
    とするバッファ回路。 2、相補信号を用いたバッファ回路であって、前記相補
    信号のレベルが変化するとき、一方の高レベル信号側の
    電荷を他方の低レベル信号側に供給し、該相補信号のレ
    ベルを変化させるために電源から供給される電荷量を低
    減するようにしたことを特徴とするバッファ回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0748046A2 (en) * 1995-06-07 1996-12-11 Texas Instruments Incorporated Connection of high going and low going transitions
JPH0927742A (ja) * 1995-07-12 1997-01-28 Nec Corp 出力回路
EP0780982A1 (de) * 1995-12-23 1997-06-25 Deutsche ITT Industries GmbH Komplementäres Taktsystem

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