JPH0221543Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221543Y2 JPH0221543Y2 JP5024984U JP5024984U JPH0221543Y2 JP H0221543 Y2 JPH0221543 Y2 JP H0221543Y2 JP 5024984 U JP5024984 U JP 5024984U JP 5024984 U JP5024984 U JP 5024984U JP H0221543 Y2 JPH0221543 Y2 JP H0221543Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shell
- support
- catalyst carrier
- shield ring
- mesh
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 claims description 24
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 10
- 230000003197 catalytic effect Effects 0.000 claims description 10
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 239000011214 refractory ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Description
本考案は、エンジンの排気口から延びる複数本
の排気管を途中で１本に集合してマフラーに連通
させる排気系において、前記集合部に配置される
自動車排気ガス浄化用触媒コンバータ装置に関す
るものである。
の排気管を途中で１本に集合してマフラーに連通
させる排気系において、前記集合部に配置される
自動車排気ガス浄化用触媒コンバータ装置に関す
るものである。
この種の自動車排気ガス浄化用触媒コンバータ
装置としては、特開昭54−134216号公報所載のも
のなどが知られている。従来の触媒コンバータ装
置では、触媒シエル内に収容される触媒担体は、
サポートメツシユで囲われて、シエル内壁に弾接
されているため、サポートメツシユを介して排気
ガスが流出されないように、触媒担体の前後端に
シールドリングを配設している。また、内部温度
変化による膨脹・収縮作用でサポートメツシユが
触媒シエル内で移動しないように、上記触媒シエ
ルには、サポートメツシユに係合するビードを内
側に突出形成していた。
装置としては、特開昭54−134216号公報所載のも
のなどが知られている。従来の触媒コンバータ装
置では、触媒シエル内に収容される触媒担体は、
サポートメツシユで囲われて、シエル内壁に弾接
されているため、サポートメツシユを介して排気
ガスが流出されないように、触媒担体の前後端に
シールドリングを配設している。また、内部温度
変化による膨脹・収縮作用でサポートメツシユが
触媒シエル内で移動しないように、上記触媒シエ
ルには、サポートメツシユに係合するビードを内
側に突出形成していた。
このような構成では、シールドリングを２個必
要とする上、シールドリング自体には、サポート
メツシユの移動防止機能がなく、上述のように、
触媒シエルにビードを設けるなどして、別にサポ
ートメツシユの移動防止手段を構じなければなら
ない。
要とする上、シールドリング自体には、サポート
メツシユの移動防止機能がなく、上述のように、
触媒シエルにビードを設けるなどして、別にサポ
ートメツシユの移動防止手段を構じなければなら
ない。
本考案は、上記事情にもとづいてなされたもの
で、シールドリングは１個だけ用意すればシール
ド機能を満足でき、また、上記シールドリングが
サポートメツシユの移動防止機能も兼ね備えてい
る自動車排気ガス浄化用触媒コンバータ装置を提
供しようとするものである。
で、シールドリングは１個だけ用意すればシール
ド機能を満足でき、また、上記シールドリングが
サポートメツシユの移動防止機能も兼ね備えてい
る自動車排気ガス浄化用触媒コンバータ装置を提
供しようとするものである。
この目的のため、本考案はシエル内部前側およ
び後側に２分割されたサポートメツシユを介して
触媒担体を上記シエル内で弾接保持すると共に、
前後のサポートメツシユ間に位置して一端が上記
触媒担体と一方のサポートメツシユとの間に挿入
され、他端が上記シエル内面と他方のサポートメ
ツシユとの間に挿入される構成にしたシールドリ
ングを上記シエル内に設け、上記シールドリング
に設けた爪で上記サポートメツシユとの係合を達
成すると共に、上記シールドリングの中間部をシ
エルに形成した内側ビードに係合させたことを特
徴とするものである。
び後側に２分割されたサポートメツシユを介して
触媒担体を上記シエル内で弾接保持すると共に、
前後のサポートメツシユ間に位置して一端が上記
触媒担体と一方のサポートメツシユとの間に挿入
され、他端が上記シエル内面と他方のサポートメ
ツシユとの間に挿入される構成にしたシールドリ
ングを上記シエル内に設け、上記シールドリング
に設けた爪で上記サポートメツシユとの係合を達
成すると共に、上記シールドリングの中間部をシ
エルに形成した内側ビードに係合させたことを特
徴とするものである。
以下、本考案の一実施例を第１図ないし第４図
を参照して具体的に説明する。図において、符号
１はエンジン本体であり、そのエンジン本体１の
左右のシリンダの排気ポートからは２本の排気管
２，３が延出され、下流の排気管４に対して触媒
コンバータ５を介して接続されている。 上記触媒コンバータ５は、断面楕円形状の筒形
を成す触媒シエル６内にハニカム型の触媒担体７
を収容したものであり、その触媒は耐火セラミツ
ク単一構造体の三元触媒である。要すれば、上記
触媒シエル６は、上下一対の碗形の半割シエルの
組合わせで構成されるとよい。この触媒シエル６
は、両端に段部６ａを有すると共に、その中央に
胴部を一巡するビード６ｂを形成している。そし
て、触媒担体７には、上記ビード６ｂで前後に分
割されたシエル６内壁に接するサポートメツシユ
８ａ，８ｂが巻装してある。 一方、半円環状をなす一対一組のシールドリン
グ９は、上記触媒担体７の中間部に装着されるも
ので、一端側が小径、他端側が大径であり、中間
は斜めに傾斜した係合部９ａを形成しており、小
径部９ｂ、大径部９ｃにそれぞれ、係合突起９ｄ
が切起し形成してあるが、第３図の実施態様で
は、上記突起９ｄを大径部及び小径部の端面に、
第４図の他の実施例では、それぞれの面内に突起
９ｄを切起し形成されている。 しかして、上記小径部９ｂを触媒担体７とサポ
ートメツシユ８ａとの間に挿入し、係合突起９ｄ
を上記サポートメツシユ８ａに係合させると共
に、上記大径部９ｃをシエル６内壁とサポートメ
ツシユ８ｂとの間に挿入し、係合突起９ｄを上記
サポートメツシユ８ｂに係合させて、触媒担体７
の中間部に上記シールドリング９が固定される。 このように構成されることで、シエル６を被嵌
する時、上記シールドリング９の係合部９ａはビ
ード６ｂに係合される。 したがつて、サポートメツシユ８ａ，８ｂにつ
いての排気ガスシール機能は、上記一対のシール
ドリング９（円環状のものであれば１個でよい）
で達成されるので、従来のものより部品点数を減
少させることができる。 また、触媒コンバータが、加熱、冷却の繰返し
を受ける時、サポートメツシユは、シエル内面、
触媒担体外面との摩擦抵抗や加熱、冷却速度の相
違などで一方向に移動しようとするが、シールド
リング９の小径部が触媒担体に、大径部がシエル
内面に接触し、シールドリング９は、係合部９ａ
をビード６ｂに係合させているため、移動せず、
従つて、係合突起９ｄで係合されたサポートメツ
シユ８ａ，８ｂはその移動を防止される。尚、シ
ールドリング９の係合突起９ｄはビード６ｄに対
して、排気ガス流の上流側に設けることにより一
層の効果がある。
を参照して具体的に説明する。図において、符号
１はエンジン本体であり、そのエンジン本体１の
左右のシリンダの排気ポートからは２本の排気管
２，３が延出され、下流の排気管４に対して触媒
コンバータ５を介して接続されている。 上記触媒コンバータ５は、断面楕円形状の筒形
を成す触媒シエル６内にハニカム型の触媒担体７
を収容したものであり、その触媒は耐火セラミツ
ク単一構造体の三元触媒である。要すれば、上記
触媒シエル６は、上下一対の碗形の半割シエルの
組合わせで構成されるとよい。この触媒シエル６
は、両端に段部６ａを有すると共に、その中央に
胴部を一巡するビード６ｂを形成している。そし
て、触媒担体７には、上記ビード６ｂで前後に分
割されたシエル６内壁に接するサポートメツシユ
８ａ，８ｂが巻装してある。 一方、半円環状をなす一対一組のシールドリン
グ９は、上記触媒担体７の中間部に装着されるも
ので、一端側が小径、他端側が大径であり、中間
は斜めに傾斜した係合部９ａを形成しており、小
径部９ｂ、大径部９ｃにそれぞれ、係合突起９ｄ
が切起し形成してあるが、第３図の実施態様で
は、上記突起９ｄを大径部及び小径部の端面に、
第４図の他の実施例では、それぞれの面内に突起
９ｄを切起し形成されている。 しかして、上記小径部９ｂを触媒担体７とサポ
ートメツシユ８ａとの間に挿入し、係合突起９ｄ
を上記サポートメツシユ８ａに係合させると共
に、上記大径部９ｃをシエル６内壁とサポートメ
ツシユ８ｂとの間に挿入し、係合突起９ｄを上記
サポートメツシユ８ｂに係合させて、触媒担体７
の中間部に上記シールドリング９が固定される。 このように構成されることで、シエル６を被嵌
する時、上記シールドリング９の係合部９ａはビ
ード６ｂに係合される。 したがつて、サポートメツシユ８ａ，８ｂにつ
いての排気ガスシール機能は、上記一対のシール
ドリング９（円環状のものであれば１個でよい）
で達成されるので、従来のものより部品点数を減
少させることができる。 また、触媒コンバータが、加熱、冷却の繰返し
を受ける時、サポートメツシユは、シエル内面、
触媒担体外面との摩擦抵抗や加熱、冷却速度の相
違などで一方向に移動しようとするが、シールド
リング９の小径部が触媒担体に、大径部がシエル
内面に接触し、シールドリング９は、係合部９ａ
をビード６ｂに係合させているため、移動せず、
従つて、係合突起９ｄで係合されたサポートメツ
シユ８ａ，８ｂはその移動を防止される。尚、シ
ールドリング９の係合突起９ｄはビード６ｄに対
して、排気ガス流の上流側に設けることにより一
層の効果がある。
本考案は、以上詳述したようになり、シールド
リングが排気ガスシールド機能を１個所で達成し
ているので、部品点数が減少でき、また、同時に
サポートメツシユの移動防止機能も達成できると
いう実用上の効果を奏しうる。
リングが排気ガスシールド機能を１個所で達成し
ているので、部品点数が減少でき、また、同時に
サポートメツシユの移動防止機能も達成できると
いう実用上の効果を奏しうる。
第１図は本考案の一実施例を示す一部取外した
平面図、第２図は拡大縦断側面図、第３図及び第
４図はシールドリングの斜視図である。 １……エンジン本体、２，３，４……排気管、
５……触媒コンバータ、６……シエル、６ａ……
段部、６ｂ……ビード、７……触媒担体、８ａ，
８ｂ……サポートメツシユ、９……シールドリン
グ、９ａ……係合部、９ｂ……小径部、９ｃ……
大径部、９ｄ……係合突起。
平面図、第２図は拡大縦断側面図、第３図及び第
４図はシールドリングの斜視図である。 １……エンジン本体、２，３，４……排気管、
５……触媒コンバータ、６……シエル、６ａ……
段部、６ｂ……ビード、７……触媒担体、８ａ，
８ｂ……サポートメツシユ、９……シールドリン
グ、９ａ……係合部、９ｂ……小径部、９ｃ……
大径部、９ｄ……係合突起。
Claims (1)
- エンジンの排気口から延びる複数本の排気管を
途中で１本に集合してマフラーに連通させる排気
系の集合部に触媒コンバータを配置するものにお
いて、シエル内部前側および後側に２分割された
サポートメツシユを介して触媒担体を上記シエル
内で弾接保持すると共に、前後のサポートメツシ
ユ間に位置して一端が上記触媒担体と一方のサポ
ートメツシユとの間に挿入され、他端が上記シエ
ル内面と他方のサポートメツシユとの間に挿入さ
れる構成にしたシールドリングを上記シエル内に
設け、上記シールドリングに設けた爪で上記サポ
ートメツシユとの係合を達成すると共に、上記シ
ールドリングの中間部をシエルに形成した内側ビ
ードに係合させたことを特徴とする自動車排気ガ
ス浄化用触媒コンバータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5024984U JPS60162214U (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | 自動車排気ガス浄化用触媒コンバ−タ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5024984U JPS60162214U (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | 自動車排気ガス浄化用触媒コンバ−タ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60162214U JPS60162214U (ja) | 1985-10-28 |
| JPH0221543Y2 true JPH0221543Y2 (ja) | 1990-06-11 |
Family
ID=30568204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5024984U Granted JPS60162214U (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | 自動車排気ガス浄化用触媒コンバ−タ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60162214U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0610137Y2 (ja) * | 1988-01-29 | 1994-03-16 | マツダ株式会社 | 触媒コンバータ |
| JP2018165484A (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-25 | イビデン株式会社 | 排ガス浄化装置、排ガス浄化装置の製造方法、及び、排ガス浄化方法 |
-
1984
- 1984-04-04 JP JP5024984U patent/JPS60162214U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60162214U (ja) | 1985-10-28 |
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