JP2816447B2 - 自動二輪車の排気浄化装置 - Google Patents
自動二輪車の排気浄化装置Info
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- JP2816447B2 JP2816447B2 JP1194343A JP19434389A JP2816447B2 JP 2816447 B2 JP2816447 B2 JP 2816447B2 JP 1194343 A JP1194343 A JP 1194343A JP 19434389 A JP19434389 A JP 19434389A JP 2816447 B2 JP2816447 B2 JP 2816447B2
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- exhaust gas
- exhaust
- pipe
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/08—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
- F01N3/10—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust
- F01N3/24—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by constructional aspects of converting apparatus
- F01N3/28—Construction of catalytic reactors
- F01N3/2803—Construction of catalytic reactors characterised by structure, by material or by manufacturing of catalyst support
- F01N3/2807—Metal other than sintered metal
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） この発明は自動二輪車のエンジンから排気される排気
ガスを浄化する自動二輪車の排気浄化装置に関する。
ガスを浄化する自動二輪車の排気浄化装置に関する。
（従来の技術） 自動二輪車のエンジンから排気される排気ガスを浄化
する排気浄化装置には、特公昭59−1324号公報や特開昭
61−96120号公報に開示されたものがある。前者の特公
昭59−1324号公報に開示されたものは、エキゾーストパ
イプ内に、多数の通気孔を有する筒体を収容し、筒体の
範囲に帯状の長尺布状触媒を螺旋状に巻回して触媒コン
バータを構成し、この触媒コンバータの触媒に排気ガス
を接触させて浄化するようにしたものである。
する排気浄化装置には、特公昭59−1324号公報や特開昭
61−96120号公報に開示されたものがある。前者の特公
昭59−1324号公報に開示されたものは、エキゾーストパ
イプ内に、多数の通気孔を有する筒体を収容し、筒体の
範囲に帯状の長尺布状触媒を螺旋状に巻回して触媒コン
バータを構成し、この触媒コンバータの触媒に排気ガス
を接触させて浄化するようにしたものである。
また、後者の特開昭61−96120号公報に記載された排
気浄化装置はエキゾーストパイプ内に多数の貫通孔を形
成した内筒を収容し、この内筒とエキゾーストパイプと
の間に内側に触媒層を、外側に通気性断熱材をそれぞれ
介装したものである。
気浄化装置はエキゾーストパイプ内に多数の貫通孔を形
成した内筒を収容し、この内筒とエキゾーストパイプと
の間に内側に触媒層を、外側に通気性断熱材をそれぞれ
介装したものである。
（発明が解決しようとする課題） 従来の自動二輪車の排気浄化装置は、エキゾーストパ
イプ内に収容される内筒の周りに触媒を介装し、この触
媒に排気ガスを接触させて浄化しているが、触媒に接触
する排気ガスが量的に制約を受けるために、排気ガス浄
化性能の向上を図る上で問題となっていた。
イプ内に収容される内筒の周りに触媒を介装し、この触
媒に排気ガスを接触させて浄化しているが、触媒に接触
する排気ガスが量的に制約を受けるために、排気ガス浄
化性能の向上を図る上で問題となっていた。
この発明は、上述した事情を考慮してなされたもの
で、触媒を通過する排気ガス量を増加させて排気ガスの
浄化性能を向上させた自動二輪車の排気浄化装置を提供
することを目的とする。
で、触媒を通過する排気ガス量を増加させて排気ガスの
浄化性能を向上させた自動二輪車の排気浄化装置を提供
することを目的とする。
（課題を解決するための手段） この発明に係る自動二輪車の排気浄化装置は、上述し
た課題を解決するためにエキゾーストパイプ内にパンチ
ングパイプを収容し、上記パンチングパイプとエキゾー
ストパイプとの間に、内側に触媒を、外側に触媒支持体
を積層状態でそれぞれ収容し、前記触媒支持体にはパン
チングパイプの複数の穴とラップする大きさの穴を多数
穿設したものである。
た課題を解決するためにエキゾーストパイプ内にパンチ
ングパイプを収容し、上記パンチングパイプとエキゾー
ストパイプとの間に、内側に触媒を、外側に触媒支持体
を積層状態でそれぞれ収容し、前記触媒支持体にはパン
チングパイプの複数の穴とラップする大きさの穴を多数
穿設したものである。
（作用） この自動二輪車の排気浄化装置は、エキゾーストパイ
プとパンチングパイプとの間に、内側に触媒を、外側に
触媒支持体を積層状態で収容し、前記触媒支持体にはパ
ンチングパイプの複数の穴とラップする大きさの穴が多
数穿設されているので、触媒を通過する排気ガスを増加
させることができ、排気ガスの浄化性能を向上させるこ
とができる。
プとパンチングパイプとの間に、内側に触媒を、外側に
触媒支持体を積層状態で収容し、前記触媒支持体にはパ
ンチングパイプの複数の穴とラップする大きさの穴が多
数穿設されているので、触媒を通過する排気ガスを増加
させることができ、排気ガスの浄化性能を向上させるこ
とができる。
（実施例） この発明に係る自動二輪車の排気浄化装置の一実施例
について添付図面を参照して説明する。
について添付図面を参照して説明する。
第２図は自動二輪車の図示しない車体に搭載されるエ
ンジン10を示し、このエンジン10の吸気側に、エアクリ
ーナ11及びキャブレタ12を有するエンジン吸気系13が接
続され、上記エンジン10の排気側にはこの発明の排気浄
化装置14が設けられる。
ンジン10を示し、このエンジン10の吸気側に、エアクリ
ーナ11及びキャブレタ12を有するエンジン吸気系13が接
続され、上記エンジン10の排気側にはこの発明の排気浄
化装置14が設けられる。
エンジン10の排気口側にはエキゾーストパイプ15が接
続され、このエキゾーストパイプ15の末端側に排気マフ
ラー16が連結される。エキゾーストパイプ15は二つ割構
造で、第４図に示すように対をなすパイプエレメント15
a,15bを２分割可能に組み立てて構成される。エキゾー
ストパイプ15内には二つ割タイプのパンチングパイプ16
が収容される。パンチングパイプ16も対をなすパイプエ
レメント16a,16bを組み合せて構成される。
続され、このエキゾーストパイプ15の末端側に排気マフ
ラー16が連結される。エキゾーストパイプ15は二つ割構
造で、第４図に示すように対をなすパイプエレメント15
a,15bを２分割可能に組み立てて構成される。エキゾー
ストパイプ15内には二つ割タイプのパンチングパイプ16
が収容される。パンチングパイプ16も対をなすパイプエ
レメント16a,16bを組み合せて構成される。
エキゾーストパイプ15とパンチングパイプ16との間
に、内側に触媒17が、外側に触媒支持体18が積層状態で
それぞれ収容され、触媒コンバータ20を形成している。
触媒17は、例えばクロス触媒やハニカムクロス触媒、あ
るいは焼結合金製の触媒、SVSのメッシュ製触媒等の接
触面積の大きな触媒が用いられて第５図に示すように形
成される。この触媒17は第１図および第４図に示すよう
に収容される。
に、内側に触媒17が、外側に触媒支持体18が積層状態で
それぞれ収容され、触媒コンバータ20を形成している。
触媒17は、例えばクロス触媒やハニカムクロス触媒、あ
るいは焼結合金製の触媒、SVSのメッシュ製触媒等の接
触面積の大きな触媒が用いられて第５図に示すように形
成される。この触媒17は第１図および第４図に示すよう
に収容される。
また、触媒17の外側に重ね合される触媒支持体18は、
断熱構造のセラミック製ファイバで湾曲プレート状に形
成され、排気ガスの保温材としての機能を備えている。
触媒支持体18は触媒17と同様、エキゾーストパイプ15の
パイプ形状に合せて第６図に示すように形成される。
断熱構造のセラミック製ファイバで湾曲プレート状に形
成され、排気ガスの保温材としての機能を備えている。
触媒支持体18は触媒17と同様、エキゾーストパイプ15の
パイプ形状に合せて第６図に示すように形成される。
触媒支持体18には、長円形、楕円孔、円形あるいは矩
形等の穴21が多数穿設されており、この触媒支持体18に
形成された穴21はパンチングパイプ16に形成された複数
の穴22が跨がるようにラップしている（第７図参照）。
形等の穴21が多数穿設されており、この触媒支持体18に
形成された穴21はパンチングパイプ16に形成された複数
の穴22が跨がるようにラップしている（第７図参照）。
このため、エキゾーストパイプ15内の排気通路23を通
る排気ガスは、第７図に示すように、パンチングパイプ
16の各穴22から触媒17を通過して触媒支持体18の穴21内
に案内され、続いてこの穴21から触媒17の他の部分を通
って排気通路23に戻されるため、触媒17を通る排気ガス
の通過量が増大し、触媒17による排気ガスの浄化効果を
促進させることができる。その際、触媒支持体18は断熱
性のセラミックファイバで形成することにより、排気ガ
スの保温効果を有し、排気ガスが保温状態に保たれ、触
媒による浄化作用の劣化を防止できる。
る排気ガスは、第７図に示すように、パンチングパイプ
16の各穴22から触媒17を通過して触媒支持体18の穴21内
に案内され、続いてこの穴21から触媒17の他の部分を通
って排気通路23に戻されるため、触媒17を通る排気ガス
の通過量が増大し、触媒17による排気ガスの浄化効果を
促進させることができる。その際、触媒支持体18は断熱
性のセラミックファイバで形成することにより、排気ガ
スの保温効果を有し、排気ガスが保温状態に保たれ、触
媒による浄化作用の劣化を防止できる。
なお、この発明の一実施例においては、エキゾースト
パイプ15やパンチングパイプ16は第４図に示すように２
分割可能にシーム溶接等により接合した例を示したが、
この分割面を第８図に示すように90度回動させた位置に
形成してもよい。この場合には、排気ガスの流れによる
慣性力を考慮して、触媒中に排気ガスを効果的に補促さ
せることができる。
パイプ15やパンチングパイプ16は第４図に示すように２
分割可能にシーム溶接等により接合した例を示したが、
この分割面を第８図に示すように90度回動させた位置に
形成してもよい。この場合には、排気ガスの流れによる
慣性力を考慮して、触媒中に排気ガスを効果的に補促さ
せることができる。
以上に述べたようにこの発明に係る自動二輪車の排気
浄化装置においてはエキゾーストパイプ内にパンチング
パプを収容し、上記パンチングパイプとエキゾーストパ
イプとの間に、内側に触媒を、外側に触媒支持体を積層
状態でそれぞれ収容し、前記触媒支持体にはパンチング
パイプの複数の穴とラップする大きさの穴を多数穿設し
たので、排気脈動を抑制しつつパンチングパイプの複数
の穴と触媒支持体の穴との間で触媒を通る排気ガスの流
れが多数形成され、触媒を通る排気ガス量を増加させる
ことができ、触媒の活性化温度への立上げが早期に行な
われ、排気ガスの浄化性能を大幅に向上させ、排気ガス
の浄化を効率よく能率的に促進させることができる。
浄化装置においてはエキゾーストパイプ内にパンチング
パプを収容し、上記パンチングパイプとエキゾーストパ
イプとの間に、内側に触媒を、外側に触媒支持体を積層
状態でそれぞれ収容し、前記触媒支持体にはパンチング
パイプの複数の穴とラップする大きさの穴を多数穿設し
たので、排気脈動を抑制しつつパンチングパイプの複数
の穴と触媒支持体の穴との間で触媒を通る排気ガスの流
れが多数形成され、触媒を通る排気ガス量を増加させる
ことができ、触媒の活性化温度への立上げが早期に行な
われ、排気ガスの浄化性能を大幅に向上させ、排気ガス
の浄化を効率よく能率的に促進させることができる。
第１図はこの発明に係る自動二輪車の排気浄化装置の一
実施例を示す図、第２図は上記排気浄化装置を備えた自
動二輪車のエンジンを示す図、第３図は上記排気浄化装
置を備えたエキゾーストパイプの外観図、第４図は第１
図のIV−IV線に沿う断面図、第５図は自動二輪車の排気
浄化装置に備えられる触媒を示す図、第６図は上記排気
浄化装置に備えられる触媒支持体を示す図、第７図は自
動二輪車の排気浄化装置内を流れる排気ガスの流れの説
明図、第８図はこの発明の他の実施例を示す図である。 10……エンジン、11……エアクリーナ、12……キャブレ
タ、13……エンジン吸気系、14……排気浄化装置、15…
…エキゾーストパイプ、16……排気マフラ、17……触
媒、18……触媒支持体、21,22……穴、23……排気通
路。
実施例を示す図、第２図は上記排気浄化装置を備えた自
動二輪車のエンジンを示す図、第３図は上記排気浄化装
置を備えたエキゾーストパイプの外観図、第４図は第１
図のIV−IV線に沿う断面図、第５図は自動二輪車の排気
浄化装置に備えられる触媒を示す図、第６図は上記排気
浄化装置に備えられる触媒支持体を示す図、第７図は自
動二輪車の排気浄化装置内を流れる排気ガスの流れの説
明図、第８図はこの発明の他の実施例を示す図である。 10……エンジン、11……エアクリーナ、12……キャブレ
タ、13……エンジン吸気系、14……排気浄化装置、15…
…エキゾーストパイプ、16……排気マフラ、17……触
媒、18……触媒支持体、21,22……穴、23……排気通
路。
Claims (1)
- 【請求項１】エキゾーストパイプ内にパンチングパイプ
を収容し、上記パンチングパイプとエキゾーストパイプ
との間に、内側に触媒を、外側に触媒支持体を積層状態
でそれぞれ収容し、前記触媒支持体にはパンチングパイ
プの複数の穴とラップする大きさの穴を多数穿設したこ
とを特徴とする自動二輪車の排気浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1194343A JP2816447B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 自動二輪車の排気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1194343A JP2816447B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 自動二輪車の排気浄化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0361606A JPH0361606A (ja) | 1991-03-18 |
| JP2816447B2 true JP2816447B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=16323009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1194343A Expired - Fee Related JP2816447B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 自動二輪車の排気浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2816447B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3089576B2 (ja) * | 1992-11-27 | 2000-09-18 | 三信工業株式会社 | 船外機の排気装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54156018U (ja) * | 1978-04-21 | 1979-10-30 | ||
| JPH0183121U (ja) * | 1987-11-25 | 1989-06-02 |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP1194343A patent/JP2816447B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0361606A (ja) | 1991-03-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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