JPH02214371A - カラー画像読取り装置 - Google Patents

カラー画像読取り装置

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JPH02214371A
JPH02214371A JP1035693A JP3569389A JPH02214371A JP H02214371 A JPH02214371 A JP H02214371A JP 1035693 A JP1035693 A JP 1035693A JP 3569389 A JP3569389 A JP 3569389A JP H02214371 A JPH02214371 A JP H02214371A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は複数の固体撮像素子アレイを用いてカラー画像
を読取る装置、特に被写体から角度をもって結像光学系
に入射する画角な持つ光束も、対応する各固体搬像素子
アレイ上に結像するような、カラー画像読取り装置に関
する。
[従来の技術] 従来、原稿等の被写体を副走査方向にライン走査しその
画像を固体撮像素子(CODセンサー等)アレイでカラ
ー読取りする装置として、第7図に示す様な装置が知ら
れている、同図において、照明用光源(不図示)からの
光で原稿面18の一部が照らされ、この部分の情報を含
む光束が、結像光学系19を介してスリーピース(3P
)プリズム20に入りこのプリズム20で3色に分解さ
れた後、3つの1ラインCCDセンサー21.22.2
3に結像される。これにより原稿面18の情報がカラー
読取りされる。
[発明が解決しようとする課題] しかし乍ら、この従来例では、センサーが独立に3つ必
要であり、更に、通常、3Pプリズム20の製作には高
精度が要求されるので、コストが高(つく、更に、集光
光束と各センサー21.22.23との調整が各々3つ
独立に必要であり、製作の困難度が高いなどという欠点
もあった。
そこで、センサーアレイないし固体撮像素子アレイを、
3ライン、同一基板上に平行に有限距離能して作りつけ
、モノシックな3ラインセンサーとして3ラインを1素
子上に形成することが考えられる。
この3ラインセンサー24を第8図に示す、図中、3つ
のセンサーアレイ25.26%27間の距離S、、S、
は様々な製作上の条件から例えば0.1〜0.2mm程
度であり、各単素子28の幅W l、 W zは例えば
7μmX7um、10gmX 10um程度である。こ
うしたモノリシック3ラインセンサーを受光素子に用い
たカラー画像読取り装置として公知な構成を第9図に示
す。
同図において、原稿面18の情報を副走査方向(図中上
下方向)にライン走査して読取るにあたり、原稿面18
からの光が、結像光学系19を介して、2色性を有する
選択透過膜が付加された色分解用ビームスプリッタ−3
0,31に入りそこで3色の3光束に分離された後、モ
ノリシック3ラインセンサー32上の対応する各センサ
ーアレイ33.3435上に集光される。
しかし、第9図に示す如く、ビームスプリッタ−30,
31の板厚なXとしたとき、センサー32上のアレイ間
距離は2 I2 xとなり、前述の様にアレイ間距離(
2I2 x )を0.1〜0.2mm程度とすると、板
厚(X)は35〜70gm程度ということになる。
この数値は、必要とされる面の平坦度等のことを考慮す
ると、製作上容易ではない。
更に、こうしたモノリシックな3ラインセンサーを用い
た別の構成のカラー画像読取り装置も公知である。この
構成では、上述したモノリシック3ラインセンサーと共
に使用し得るような色分解手段として、ブレーズド回折
格子が用いられている。
しかし乍ら、この構成では、被写体面の1点からの光に
ついてのみ考慮が払われ、主走査方向に有限な読取り幅
が被写体面に存在することによる所謂画角特性の点につ
いては何ら考慮されていない。
従って、本発明の目的は、上記画角特性に関係する問題
点を解決したカラー画像読取り装置を提供することにあ
る。
【発明の概要] 上記の目的を達成するために、本発明によるカラー画像
読取り装置においては、結像光学系と複数ラインセンサ
ーとの間の光路中に、被写体からの光を、このセンサー
の複数のセンサーアレイのアレイ方向と直角な方向に複
数に色分解すると共にこの色分解光を対応する各センサ
ーアレイに導くための1次元ブレーズド回折格子が配さ
れ、そしてセンサーの複数のセンサーアレイ間の間隔が
、被写体から角度をもって結像光学系に入射する画角を
持つ光束も、対応する各センサーアレイ上に結像するよ
うに、この画角に対応して変化している。
この構成により、有限幅の画像情報からの光が、異なる
波長域から成る複数の光束に分離された後、対応する各
センサーアレイに正しく結像される。
[実施例] 第1図は本発明の実施例に用いられる3ラインセンサー
lを示す、このセンサー1の基板lo上には、各色(例
えばR,G、Bの3原色)に対応するセンサーアレイ2
.3.4が形成され、アレイ間の間隔5.6は後述する
様に画角に対応して決定されている。
このセンサーlが組み込まれたカラー読取り光学系が第
2図と第3図に示されている。
同図において、原稿面8上の画像情報は、この原稿面8
と結像光学系9との間に配置されたミラー(不図示)等
により副走査方向にライン走査され、そして画像情報光
は結像光学系9を介して3色分解用1次元ブレーズド回
折格子10に導かれる。ここで、情報光は所謂カラー読
取りにおける3色(例えばR1G%B)の光束に分離さ
れ、この色分解光はモノリシック3ラインセンサー1の
各センサーアレイ2.3%4上に結像される。センサー
1の素子面はライン走査方向(副走査方向)と平行に配
置されている。
1次元ブレーズド回折格子については、AI)plie
d  0ptics誌、第17巻、第15号、2273
〜2279ベージ(1978年8月1日号)に示されて
いる。その形状は副走査断面において第4図および第5
図に示す如きものである。
ここで、本発明の原理を理解するために、第8図に示す
通常の3ラインセンサー24を第2図と第3図に示すカ
ラー読取り光学系に用いるときに如何なる問題が起こる
かを詳説する。
実際の読取り装置を構成する上で、第2図に示す様な有
限な読取り幅yが必要であり、従って結像光学系9に対
して画角θが存在する。よって、主走査断面にて、結像
光学系9の光軸外からの光束は、その主光線がθの角度
で結像光学系9の入射瞳に入射し、第2図と第4図(a
)で示す如くその射出瞳11からθ′の角度で射出する
。この為、ブレーズド回折格子lOから3ラインセンサ
ー1までの距離は、第4図(a)で示す如く、軸上光線
ではl。どなるが、入射角θの軸外光線では射出瞳11
から射出角θ′で出射してくるので、l 1= 1 o
 / COSθ′となる0通常光学系ではθ岬θ′であ
る。
一方、ブレーズド回折格子10による1次回折光の回折
角αは、第5図に示す構成において、Psinα=λ(
P:格子ピッチ、λ:波長)である。
以上より、センサー素子面での色分解光間の第4図(b
)に示す分離距離Zは、軸上ではZ”lo tanaと
なり、軸外ではZ=1tana=1o tana/co
sθ′ となる、このように両者は一致せず、第8図に
示す様にセンサーアレイ25.26.27の間隔が軸上
と軸外で変化せず一定である3ラインセンサー24を用
いると、3色の3光束が各センサーアレイ25.26.
27上に全画角に亙って正しく結像しないことになる。
例えば、P=6C)gm、λ=54On’m(グリーン
)、画角θ岬θ’ =10deg、1o=20mmとし
た場合、分離距離Zの軸上と軸外とでのズレは約3um
程となり、前述の単素子サイズ7μmX7μm、10g
mX1Oμmと比較すると、光束の結像中心が素子中央
から太き(はずれてしまう。画角θを小さくすれば上記
ズレは小さくなるが、装置をコンパクトにまとめる必要
性からそれもいたずらに小さ(できない。
そこで、本実施例では、軸上と軸外でのセンサーアレイ
2.3.4間の素子間隔を上記の光束結像位置の変化に
対応する様に、第1図に示す如く、軸外へ行くにつれて
広がるように決定している。
次に、画角θ卸θ′に起因する別の問題もある。第5図
に示す様な格子厚d1.d*を持つブレーズド回折格子
10に、図中紙面垂直断面内において画角θ′をもった
光束が入射すると、垂直入射する場合と比して格子10
内の実光路長が異なり、両者のブレーズ波長がずれると
いうことがある。
これは、ブレーズ波長λと厚みd、とに以ここで、Φi
は位相差(rad)、nl は波長えの光に対する格子
媒質の屈折率である、即ち、所定次数の回折光について
所望の位相差Φ、を実現する波長λは、格子厚dlが一
定ならば、画角θ′すなわち格子への入射角が太き(な
るにつれて短波長側にシフトする。これは、lライン上
の画像情報を読取るに際し、軸上から軸外に向けて、各
センサーアレイに捕捉される光の波長域の波長分布がず
れることを意味し、結果的に色ズレな生じる。
例えば、第5図の2段の階段状構造から成るブレーズド
回折格子10において、dI=3100nm、da =
=6200nm、n2 =1.5とした場合、軸上(θ
′=0)ではΦ、=61、Φ2=12πとして1次回折
光ブレーズ波長は516.7nmであるが、軸外(θ′
=20°)では同波長が492.3nmと約24nmシ
フトしてしまう、しかし、軸外(θ′=10°)ではブ
レーズ波長は511.2nmと約5nm程のシフトとな
り、画像処理等で補えるレベルである。従って、第1図
に示すブレーズド回折格子1を用いる本実施例では、画
角θはθ’ =10 (deg)以下にするような大き
さであることが望ましい。
上記実施例では、軸上と軸外とでセンサーアレイ間の素
子の間隔を、分離距離z=i。
tanα/ COSθ′に対応するように連続的に変え
ることで、画角をもった光束でも全画角に亙ってセンサ
ーアレイ素子面上に正しく結像するようにしていた。し
かし、各素子毎に間隔を変えることは製作上相当困難で
ある6例えば、1000ビツトのCCDをセンサーアレ
イとして用いた場合、CCD素子1チツプ毎のアレイ間
間隔の変化量は数nmとなる。
そこで第6図に示す構造の3ラインセンサー12を用い
る第2実施例が考えられる。このセンサー12では、セ
ンサーアレイ13゜14.15の数十チップを1ブロッ
クとし、各ブロックのアレイ間間隔5.6は、ブロック
内の代表するl素子が前記実施例における分離距離Z”
lo tana/cosθ′を満足するように決定する
。このようにすれば、比較的簡単に、目的とする3ライ
ンセンサー12が製作できる。従って、生産効率の向上
及びコストダウンが可能となる。尚、lブロック内の素
子数は、センサーアレイの全チップ数やアレイ間間隔等
を考慮して適当に決定すればよい。
[発明の効果] 以上の構成を有する本発明に−よれば、画角に対応して
複数ライン素子間隔を調整しているので、読取り幅をも
つ画像情報でも結像位置のずれな(良好に色分解、分離
結像され。
コンパクトで安価なカラー画像読取り装置が実現できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の3ラインセンサーを示す
図、第2図と第3図は第1実施例の読取り光学系を示す
図、第4図はブレーズド回折格子の作用を説明する図、
第5図はブレーズド回折格子の一部拡大図、第6図は第
2実施例の3ラインセンサーを示す図、第7図は従来の
カラー画像読取り光学系を示す図、第8図は通常のモノ
リシック3ラインセンサーの構成を示す図、第9図は他
の従来のカラー画像読取り光学系を示す図である。 1.12・−・・寺3ラインセンサー 23.4、′1
3.14.15・・・・・センサーアレイ、8・・・・
・被写体、9・・・・・結像光学系、10・・・・・1
次元ブレーズド回折格子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1次元のセンサーアレイが、このアレイ方向と直角
    に、複数ライン、有限距離を隔てて同一基板上に配置さ
    れた複数ラインセンサーと、被写体の像を該センサー上
    に結像するための結像光学系とを有するカラー画像読取
    り装置であって、該結像光学系と該センサーとの間の光
    路中に、被写体からの光を、前記アレイ方向と直角な方
    向に複数に色分解すると共にこの色分解光を対応する各
    センサーアレイに導くための1次元ブレーズド回折格子
    が配置され、前記センサーの複数のセンサーアレイ間の
    間隔は、被写体から角度をもって前記結像光学系に入射
    する画角を持つ光束も、対応する各センサーアレイ上に
    結像するように、この画角に対応して変化していること
    を特徴とするカラー画像読み取り装置。 2、前記複数のセンサーアレイ間の間隔は連続的に変化
    している請求項1記載のカラー画像読取り装置。 3、前記複数のセンサーアレイ間の間隔は、センサー数
    十チップを1ブロックとし、ブロック毎に非連続的に変
    化している請求項1記載のカラー画像読取り装置。
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