JPH02214107A - チップコイル - Google Patents

チップコイル

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Publication number
JPH02214107A
JPH02214107A JP1035602A JP3560289A JPH02214107A JP H02214107 A JPH02214107 A JP H02214107A JP 1035602 A JP1035602 A JP 1035602A JP 3560289 A JP3560289 A JP 3560289A JP H02214107 A JPH02214107 A JP H02214107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
resin material
insulating resin
grooves
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1035602A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kawabata
川端 健司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1035602A priority Critical patent/JPH02214107A/ja
Publication of JPH02214107A publication Critical patent/JPH02214107A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、チップコイルに関する。
〈従来の技術およびその課題〉 従来から、チップコイルの一例としては、第5図で示す
ような構成のものが知られている。このチップコイル2
0は、フェライトなどからなるコア21を備えており、
このコア21の両端には鍔部22.22が形成されてい
る。そして、コイル巻線23が所定回数にわたって巻回
されたコア2れている。
ところで、コイル巻線23が巻回されたコア21を絶縁
樹脂材24で外装封止するには、このコア21を液状と
された絶縁樹脂材料中にデイ7プ(浸漬)したり、コア
21をモールド金型(図示せず)内に載置したうえで絶
縁樹脂材料をモールド(注入)する手立てが一般的に採
用されている。
しかし、これらの手立てによってコア21の周囲に充填
された絶縁樹脂材料は、これが粘性を有していることか
ら、第6図で示すディンプ途中状態のように、コア21
の鍔部22およびコイル巻線23の外表面のみには付着
するが、コイル巻線23の巻回内奥部分、すなわち、そ
のコア21寄り部分やコア21と鍔部22それぞれとが
互いに接する角部25にまでは浸透せず、これらの部分
には空気が残存してしまうことになる。そのため、この
種のチップコイル20においては、コイル巻線23間の
絶縁性低下や耐湿性不良というような不都合が発生する
恐れがあった。
本発明はかかる不都合を解消すべく創案されたものであ
って、デイツプやモールドによる絶縁樹脂材料の充填作
業によってコアの周囲を外装封止する際における空気の
残留を有効に防止することができ、絶縁性および耐湿性
の向上を図ることができるチップコイルの提供を目的と
している。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、このような目的を達成するために、両端に鍔
部が形成されたコアにコイル巻線を巻回し、その周囲を
絶縁樹脂材で外装封止してなるチップコイルにおいて、
少なくとも前記鍔部のコア側表面に、前記コアの外周端
縁に達する複数本の溝を形成してなるものである。
く作用〉 上記構成によれば、コイル巻線が巻回されたコアの下側
に位置する鍔部のコア側表面にまで充填された絶縁樹脂
材料は、この鍔部に形成された溝を通じてコアの外周端
縁にまで引き込まれることになり、引き込まれた絶縁樹
脂材料はコイル巻線の巻回内奥部分やコアと鍔部とが互
いに接する角部にまで容易に浸透することになる。また
、コアの上側に位置する鍔部のコア側表面にまで充填さ
れた絶縁樹脂材料は、この鍔部に形成された溝内に残存
する空気を押し出しながら流入して付着することになる
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はチップコイルの概略構成を示す断面図であり、
この図における符号1はチップコイルである。このチッ
プコイル1は、第2図で示すような断面視正方形状のフ
ェライトなどからなるコア2を備えたものであって、こ
のコア2の両端(図では、上下端)にはその四方に張り
出す大きさとされた断面視正方形状の鍔部3.4がそれ
ぞれ形成されている。そして、これらの鍔部3.4それ
ぞれのコア側表面には、コア2の外周端縁2aに達する
複数本の溝5,6が鍔部3.4の端面で開口するように
して形成されている。なお、第2図における溝5,6の
断面視形状は半円形状となっているが、これに限定され
るものではなく、他の形状とされていてもよい。さらに
、このコア2にはコイル巻線7が所定回数にわたって巻
回されており、その周囲は絶縁樹脂材8によって外装封
止されている。
つぎに、このチップコイル1におけるコイル巻線7が巻
回されたコア2の周囲を外装封止するための充填作業を
、デイツプ途中状態を示す第3図(a) 、 (b)に
基づいて説明する。
まず、コイル巻線7が巻回されたコア2を液状とされた
絶縁樹脂材料9中にデイツプし、この絶縁樹脂材料9の
表面がコア2の下側に位置する鍔部3のコア側表面にま
で到達すると、第3図(a)で示すように、絶縁樹脂材
料9は鍔部3に形成された溝5を通じてコア2の外周端
縁2aにまで引き込まれることになる。そして、この溝
5によって引き込まれた絶縁樹脂材料9は、コイル巻線
7の巻回内奥部分やコア2と鍔部3とが互いに接する角
部10にまで容易に浸透することになる。
つぎに、このコア2を徐々に絶縁樹脂材料9中に押し下
げていくと、この絶縁樹脂材料9の表面はコア2の周囲
を万遍なく満たしながら上昇し、充填されていくことに
なる。そして、この絶縁上昇材料9の表面が、第3図(
b)で示すように、コア2の上側に位置する鍔部4のコ
ア側表面にまで到達すると、この絶縁樹脂材149は鍔
部4に形成された溝6内に残存する空気を押し出しなが
ら流入し、この鍔部4に付着する。このような充填作業
の結果、コイル巻線7が巻回されたコア2の周囲には絶
縁樹脂材料が付着することになり、第1図で示すような
コア2を外装封止する絶縁樹脂材8が形成されることに
なる。なお、このことは、モールドによる絶縁樹脂材料
の充填作業においても同様である。
ところで、本発明は、第2図で示したような断面視正方
形状のコア2を備えたチップコイル1に対してのみ適用
されるものではなく、例えば、第4図の変形例で示すよ
うな断面視円形状とされたコア11を備えるものに対し
て適用できることはいうまでもない、また、そればかり
か、第2図においては、鍔部3,4それぞれのコア側表
面にコア2の外周端縁に達する複数本の溝5,6を形成
しているが、第4図の変形例で示すように、その鍔部1
2のコア側表面にコア11の外周端縁に達する複数本の
溝13を形成したうえ、溝13のそれぞれと連通接続さ
れた複数本の溝14をコア11の外周面における長手方
向に沿って形成しておいても、絶縁樹脂材料の充填作業
をより短時間で行うことが可能となることは明らかであ
る。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、少なくともコイ
ルS線を巻回するコアの両端に形成された鍔部のコア側
表面に前記コアの外周端縁に達する複数本の溝を形成し
ているので、デイツプもしくはモールドによってコアの
下側に位置する鍔部のコア側表面にまで達した絶縁樹脂
材料は、溝を通じてコアの外周端縁にまで引き込まれ、
コイル巻線の巻回内奥部分やコアと鍔部とが互いに接す
る角部にまで容易に浸透することになる。また、コアの
上側に位置する鍔部のコア側表面に達しな絶縁樹脂材料
は、そのコア側表面に形成された溝に空気を押し出しな
がら流入して付着することになる。
そのため、本発明にかかるチップコイルにおいては、従
来例のように、そのコイル巻線の巻回内奥部分やコアと
鍔部との角部に空気が残留することがなくなり、絶縁性
および耐湿性の向上を図ることができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の実施例にかかり、第1図
はチップコイルの概略構成を示す断面図、第2図はその
コアを示す外観斜視図であり、第3図(a) 、 (b
)のそれぞれはデイツプ途中状態を示す断面図、第4図
はコアの変形例を示す外観斜視図である。また、第5図
および第6図は従来例にかかり、第5図はチップコイル
の概略構成を示す断面図であり、第6図はそのデイツプ
途中状態を示す断面図である。 図における符号1はチップコイル、2はコア、3.4は
鍔部、5.6は溝、7はコイル巻線、8は絶縁樹脂材で
ある。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)両端に鍔部が形成されたコアにコイル巻線を巻回
    し、その周囲を絶縁樹脂材で外装封止してなるチップコ
    イルにおいて、 少なくとも前記鍔部のコア側表面に、前記コアの外周端
    縁に達する複数本の溝を形成したことを特徴とするチッ
    プコイル。
JP1035602A 1989-02-15 1989-02-15 チップコイル Pending JPH02214107A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1035602A JPH02214107A (ja) 1989-02-15 1989-02-15 チップコイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1035602A JPH02214107A (ja) 1989-02-15 1989-02-15 チップコイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02214107A true JPH02214107A (ja) 1990-08-27

Family

ID=12446372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1035602A Pending JPH02214107A (ja) 1989-02-15 1989-02-15 チップコイル

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JP (1) JPH02214107A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020043213A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 Tdk株式会社 ボビンおよびコイル装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020043213A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 Tdk株式会社 ボビンおよびコイル装置

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