JPH02213347A - 少なくとも部分的にキーボード形の休息面を持っているベッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ベッド、特に使用者が病気その他の理由によ
り長期間横臥し続けなければならない病院、療養所等に
おいて使用するのに通したベッドに関する。

医学的理由で長期間ベッドに横臥しなければならない人
々は、体の限られた区域への長期間の圧力によって発生
する痛い補則（とこずれ）を生ずることは良く知られて
いる。

長期間ベッドに横臥しなければならない患者にそのよう
な創傷の発生を防止するための種々の方法が既知である
。

これら方法の一つは患者の下に敷かれ、そして交替に配
列した可撓性チューブの二重シリーズよりなるマツトレ
スを含んでいる。

これらの可撓性チューブは２枚の可撓性プラスチックシ
ートを適当な方法で接着し、普通の海浜ベッドの厚みを
有するマツトレスに形成することによりて製作される。

可撓性チューブの二つのシリーズは適当な電気駆動ポン
プによって交替に膨張され、そして収縮される。

この方法は長期間ベッドにある間に発生する問題を解消
しない。この点に関し、患者は常にマツトレスと接触し
、そして可撓性チューブの二つのシリーズの交互の収縮
さえもマツトレスから患者の体の引き離しを実現せず、
空気が抜かれたチューブ上の体の一部分への圧力を減ら
すに過ぎない。

さらに、チューブの膨張（または収縮）はマツトレスの
全表面に及び、この作用をその選択した限られた区域だ
けに制限することは不可能である。

従って本発明の目的は、特に医学的理由で長期間横臥位
置を続けなければならない人々のための、補則の生成を
防止するベッドを提供することである。

別の目的は、患者がベッドから離れまたはあお向は位置
から動く必要なしに、ベッド上に横たわっている彼の体
の区域において処置を受けることを可能にする前述のタ
イプのベッドを提供することである。

これらおよび当業者には自明の他の目的は、フレームと
、横臥表面に対し相互に独立して垂直に可動な相互に独
立した横方向の隣接するエレメントのシリーズよりなる
少なくとも部分的にキーボード形状の横臥表面を備え、
そしてベッドフレームに固着した、前記エレメントの運
動を発生させるための手段を備えていることを特徴とす
る前述のタイプのベッドによって達成される。

本発明は、限定を意図しない実施例として提供される添
付図面からより明らかになるであろう。

第１図は、明瞭化のため一部分を破断して示した本発明
のベッドの斜視図である。

第２図は、一部分を除去した第１図のベッドの斜視図で
ある。

第３図は、第１図のベッドの一部分の一部断面拡大斜視
図である。

第４図は、第１図のベッドの変形の斜視図である。

第５図は、いくつかの部品を除去した、第１図のベッド
の別の変形の断面図である。

第６図は、第５図に類似するが、しかし第１図のベッド
のさらに別の変形の同様な図である。

第１ないし３図において、ベッドは全体として参照番号
１によって指示され、そしてフレーム２と、そして横臥
表面３とよりなる。横臥表面３は二つの固定端４と、そ
してそれらの間に、横臥表面３によって規定される平面
に関し垂直に動くことができるエレメント５を含んでい
る。前記可動エレメント５は横方向に、そして横臥表面
３に沿って相互に隣接して配置される。それらはまた相
互に独立している。前記エレメント５は、各自フレーム
２のクロス部材８，８Ａへ固定した固定部もしくはシリ
ンダー７と、そして流体圧によってシリンダー７内を動
くロッド９を備えだ液圧シリンター／ピストンユニット
６によって独立に動かされる。

多数のシリンダー／ピストンユニット６が対面する対と
してベッドｌの平行なクロス部材８，８Ａ上に配列され
る。この態様で、前記クロス部材８．８Ａ上で相互に対
面する２個のシリンダー／ピストンユニットのロッド９
は、エレメント５を支持する荷重支持バー１０の対向端
を支持する。

前記エレメント５（特に第３図を見よ）は、荷重支持バ
ーｌＯ上へ有利にはスライディングによって挿入できる
ベース１１を含む。この目的のためベース１１にはくぼ
みもしくはみぞＩＩＡが設けられ、その中へバー１０の
鳩尾部分（第３図に示したような）が収容され、スライ
ドし得る。

各エレメントのベース１１上には有利にはスポンジゴム
、ウールまたは類似の材料からなるエレメント５のため
の詰め物１３が固着される。詰め物１３は布片１４（以
後ベッドシーツという）によって覆われ、その縁１５は
詰め物１３のまわりに適切にフィツトするが、しかし必
要な時容易に除去できるように伸縮自在とされる。

シリンダー／ピストンユニット６　（これはエレメント
５を上昇させるための他の普通の機械的または電磁的手
段によって置き換えることができる）は、第１図に点線
２０によって概略的に示したパイプによって液圧、空気
圧または液圧気圧回路へ接続される。

各シリンダー／ピストンユニットまたはクロス部材８お
よび８Ａ上で相互に対面するシリンダー／ピストンユニ
ットの対は残りのシリンダー／ピストンユニットまたは
その対から独立に作動されることができる。この目的の
ため、単純化のためブロック２１内にまとめて示した公
知のエレメント（ポンプ、タンク等）よりなる液圧回路
等のパイプ２０は、前記回路の液体をシリンダー／ピス
トンユニット６へ供給および排出するための通常の手段
２２（弁またはソレノイド弁）を備える。

以後単に弁と呼ぶ手段２２は、有利にはマイクロプロセ
ッサ回路２３によって制御され、ユーザーによって提供
されるデータおよびあらかじめ設定したプログラムに基
いて圧力下の液体をシリンダ／ピストンユニット６へ供
給し、または排出する。

今やベッド１を使用すべきと、そしてさらに詳しくは横
臥表面３の中心に位置するエレメント５（第２図におい
て除去しであるもの）を下降すべきものと仮定する。

このため、通常のインターフェースによってユーザーは
マイクロプロセッサに指令し、それらのエレメント５を
支持するシリンダー／ピストンユニット６の対に対応す
る弁２２を開かせる。弁は前記シリンダー／ピストンユ
ニットの固定部７　（またはシリンダー）中に存在する
空気のような流体が排出するのを可能にし、ロッド９が
前記シリンダー中へ引込むのを可能にする。この態様に
おいて荷重支持バー１０が下降し、このため必要なエレ
メント５が下降する。

マイクロプロセッサ−を使用し、個々のエレメントの運
動をそれらの順番およびそれらが運動する時間に関して
プログラムすることが可能である。

また、好ましくはエレメント５を下降させ、例えばベッ
ドシーツ１４を交換するため詰め物１３と一所にそのベ
ース１１によって除去することも可能である。これは前
記ベース１１（および詰め物１３）を荷重支持バーｌＯ
・の部分１２から引き抜き、そしてベッドシーツを前記
詰め物１３から除去し、交換することによって実施され
る。ベッドシーツが備える伸縮自在の縁工５のため、こ
の作業は非常に速くそして簡単である。これが完了した
後、ベース１１（詰め物１３と一所に）はバーＩＯへ再
挿入され、そしてエレメント５は横臥表面を形成する他
のエレメントのレベルへ復帰させられる。この態様にお
いて種々の可動エレメントに関連した（そして図示しな
い支持バーと共に有利には除去自在な固定部４に関連し
た）すべての布片は、患者がベッドから離れまたは横臥
位置から動（必要なしに交換することができる。最後に
、液圧パイプ２０および弁２２は有利にはベッド１のフ
レーム２のクロス部材８，８Ａ内に位置し、液圧回路２
１のエレメントはベッドの脚に配置され、そして弁２２
とマイクロプロセッサ２３の間の接続はクロス部材８と
８Ａの中に配置され、マイクロプロセッサ２３はベッド
１のフレーム２に取付けたテーブル（図示せず）上に配
置することができることをン主目すべきである。

第４図は第１図ないし第３図に関して記載したベッドの
第１の変形例を図示する。第４図において、第１ないし
３図に記載し、図示したものに対応するエレメントは同
じ参照番号に１００を加えて指示されている。

この図において、少なくとも一方の固定部１０４よりな
る横臥表面１０３の少なくとも一方の端部分１５０は前
記横臥表面１０３上で傾斜し得る。

第４図においては、簡単化のためベッド１０１の頭部分
１０１Ａに近い部分１５０が傾斜可能に図示されており
、該部分１５０は固定部１０４ばかりでなく可動エレメ
ント１０５（第４図では２本）をも含んでいる。

部分１５０は、ベッドの頭部分１０１Ａのクロス部材１
０１Ｂへ接続した少なくとも１個のシリンダー／ピスト
ンユニット１５１によって動かされる。傾斜し得る部分
のエレメント１０５に関連するシリンダー／ピストンエ
レメント１０６は、一端において固定部１０４へ固着さ
れ、他端１５３においてクロス部材１０８および１０８
Ａから延びているアーム１５４ヘヒンジ止めされたサポ
ー）１５２によって支承される。

図示したベッド１０１の使用法は第１および２図に示し
たベッド１のそれと類似であり、それ以上記載しない。

第５および６図は以前の図のベッドの他の具体例を図示
する。第５および６図においては、第１ないし３図に関
して記載したものと同じエレメントは同じ参照番号に２
００を加えて指示されている。

特に、各可動エレメント２０５のための支持バー２１０
は、関節つき平行四辺形の一辺を形成する。このバーは
突起をそなえ、それへ平行四辺形の他の二辺２７３が２
７２においてヒンジ止めされる。辺２７３は２７４にお
いて各可動エレメント２０５に対応する位置にあるベッ
ド２０１のクロス部材２０８および２０８Ａから延びる
突起２７５ヘヒンジ止めされ、そして２７６において平
行四辺形の他の辺２７７ヘヒンジ止めされる。第５図に
示した具体例においては、前記二辺２７３の一方に対し
、例えば直流そして有利にはステッピングタイプの電気
モータ２８２によって回転するクランク２８１によって
作動する接続ロッド２８０が作用する。このモータはク
ロス部材２ｏ８Ａに対して平行でそしてそれとベラＦ’
２０１が置かれる床の間に配置されるクロス部材２８３
へ固定される。

対称的に、第６図においては各関節つき平行四辺形２７
０は人力によって動かされる。この目的のため、平行四
辺形の二辺２７３の一方に対し、２９１において前記辺
２７３へそして２９２においてレバー２９３ヘヒンジ止
めされたアーム２９０が作用する。このレバーは２９４
においてクロス部材２０８Ａおよび２８３へ直角に取り
付けたバー２９６と一体の突起２９５ヘヒンジ止めされ
る。最後に、アーム２９０の運動のリミットストツブと
して作用する突起２９７および２９８がバー２９６上に
設けられる。

第５図に示したベッド２０１を使用するため、モータ２
８２がクランク２８１を回転するため既知の態様で作動
される。クランク２８１は接続ロッド２８０を介し平行
四辺形２７０を変形し、そのためそれと一体の可動エレ
メント２０５を下降させる。

再びこの場合各可動エレメント２０５は付属する電気モ
ータ２８２をプログラムすることができる。これは、第
１および２図に関して記載したように、例えばベッド２
０１０側部に配置したマイクロプロセッサ（図示せず）
によって実施される。

第６図に示したベッド２０１は、ユーザーがレバー２９
３を回転し、アーム２９０をそれが突起２９７と当接す
る位置からそれが突起２９８と当接する他の位置へ動か
すことによって使用される。

この態様において、平行四辺形２７０が動かされ、可動
エレメント２０５を下降させる。

第６図に示した具体例では、各エレメント２０５はアー
ム２９０が突起２９７または２９８と協力する二つの位
置を取ることができるだけであるが、第１．　２．　４
および５図に示したベッドの各エレメント５まはた１０
５は、完全に上昇したエレメント５（または１０５）と
、完全に下降したエレメント５（または１０５）の間の
任意の位置を取ることができることに注目すべきである
。

要約すれば、本発明のベッドにおいては、横臥表面は、
関節の態様でベッドフレームへ接続された種々の相互に
独立した隣接エレメントにより構成され、そのため前記
エレメントの各自は下降、すなわち横臥平面から移動す
ることができ、そして前記横臥平面のレベルへ復帰する
ように上昇できる。個々のエレメントは適当な機械的手
段によって人力によりまたは自動的に昇降でき、そして
それらのシーケンスおよび運動タイミングをプログラム
することができる。

頭部および足部に対応するような動かす必要はないと考
えられるいくつかのエレメントは、非関節態様でフレー
ムへ固定することができる。

４゜ 患者が前記ベッドへ横臥するとき、一つ以上のエレメン
トの一時的に意図した下降およびそれからの開側形成を
受ける体部分の分離は、体の限られた部分の長期の圧迫
が防止されるため、開側形成の可能性をなくす。加えて
、種々の可動エレメントをプログラムした態様で交互に
昇降させれば、マツサージ効果が得られ、それにより血
液循環を良くし、患者の一般的状態を改善する。

これに加え、適当な可動エレメントを除去することによ
り、患者を実際に動かすことなく、特別の局所治療を要
する患者の体部分を露出し、アクセスすることが可能で
ある。さらに、患者は適当なエレメントを下降および／
または除去することにより、彼の生理的要求を快適に満
足する位置に置（ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のベッドの斜視図、第２図は一部分を除
去した第１図のベッドの斜視図、第３図は可動エレメン
トの一部断面斜視図、第４図は第１図のベッドの変形例
の斜視図、第５図および第６図はさらに別の変形例の断
面図である。 １はベッド、２はフレーム、３は横臥表面、５は可動エ
レメント、８，８Ａはクロス部材、７はシリンダー、９
はロッド、１０は荷重支持バー２０はパイプ、２１は液
圧回路、２２は弁、２３はマイクロプロセッサ回路であ
る。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. （１）フレームとそしてキーボード形の休息表面よりな
   り、前記休息表面は各自独立に休息表面に関し垂直に可
   動な相互に独立の隣接する好ましくは横方向のエレメン
   トの列よりなり、前記エレメントの運動を発生させるた
   めの、前記ベッドフレームへ固着された運動手段を備え
   ていることを特徴とする特に長期間横臥位置で過ごさな
   ければならない人のためのベッド。
2. （２）前記可動エレメントは除去自在である第１項のベ
   ッド。
3. （３）前記可動エレメントは、前記エレメントの運動手
   段の作用を受ける荷重支持バーへ固着し得るベースを備
   え、前記ベース上に詰め物が固着され、前記詰め物は伸
   縮自在な縁を有する布片で覆われていることを特徴とす
   る第１項または第２項のベッド。
4. （４）前記ベースはその中へ荷重支持バーの突出部分を
   挿入できるみぞを備え、前記突出部分は有利には鳩尾形
   状である第３項のベッド。
5. （５）前記可動エレメントの運動手段はベッドのフレー
   ムの平行なクロス部材上に相互に対面して位置するシリ
   ンダー／ピストンユニットであり、前記シリンダー／ピ
   ストンユニットの各自は前記クロス部材へ固着した固定
   部と、前記可動エレメントへ接続した可動ロッドを有す
   ることを特徴とする第１項のベッド。
6. （６）前記可動エレメントの運動手段はその一辺上に前
   記エレメントを支承する関節つき平行四辺形に作用し、
   前記平行四辺形の各自はベッドのフレームのクロス部材
   により、前記クロス部材と一体の突起へヒンジ止めされ
   たその二辺を介して支持されていることを特徴とする第
   １項のベッド。
7. （７）各関節平行四辺形に関連しそれを動かすための運
   動手段は、各自ベッドフレームのクロス部材の一方へ平
   行でそして該クロス部材の一方とベッドが置かれる床の
   間に配置されたクロス部材へ取り付けられた好ましくは
   直流のそして有利にはステッピングタイプの電気モータ
   であり、電気モータの各自は各平行四辺形の一辺へ接続
   した接続ロッド／クランクシステムに対して作用するこ
   とを特徴とする第６項のベッド。
8. （８）各関節平行四辺形のための運動手段は、レバーで
   あり、その各自は平行四辺形の一辺へ固着されたアーム
   へヒンジ止めされており、前記レバーの各自はクロス部
   材の一方とそれに対し平行な下方クロス部材との間に位
   置するバーの突出部分へもヒンジ止めされており、該バ
   ーは前記レバーへ固着されたアームの運動に対してリミ
   ットストップとして作用する突起を備えていることを特
   徴とする第６項のベッド。
9. （９）可動エレメントの運動手段はマイクロプロセッサ
   回路へ接続されていることを特徴とする第１項のベッド
   。
10. （１０）休息表面は少なくとも１個の傾斜可能な端部分
    を備え、前記端部分は休息表面の固定部分とそして有利
    には少なくとも一つの可動エレメントを含み、前記端部
    分の運動は歯車、液圧手段または類似物によって行われ
    、可動エレメントの運動手段を支承する支持体が前記端
    部分に付属していることを特徴とする第１項ないし第９
    項のいずれかのベッド。