JPH02213312A - 自動洗米炊飯器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動的に洗米を行う自動洗米炊飯器に関するも
のである。

従来の技術 第３図は従来の全自動炊飯器の例を簡略化して示したも
のである。ここに示す全自動炊飯器１にあっては、米の
計量・洗米・水の計量・炊飯の各工程をシーケンサ−等
の制御手段を用いて自動的に行うものである。そして炊
飯鍋２に対して洗米羽根３を上下に移動しかつ水平に回
転させる駆動機構４、前記洗米羽根と同時に上下する給
水バイブ５および排水バイブロを設けている。更に図示
していないが、米の計量機構も設けているものである。

次に洗米方法について説明する。まず米を投入した炊飯
鍋２内に洗米羽根３、給水バイブ５および排水バイブロ
を駆動機構４によって下降させる。また給水バイブ５よ
り水を給水し、前記洗米羽根３の回転によって撹拌・洗
米を行い、続いて排水バイブロを用いて排水を行うとい
う工程を数度繰り返す。その後、洗米羽根３、給水バイ
ブ５および排水バイブロを上昇させ炊飯鍋２内より取り
出す方式であった。

発明が解決しようとする課題 ｔｉｅｒ記従来例に示した全自動炊飯器の洗米方式では
、洗米の開始時に洗米羽根等を下降させ、洗米終了後に
は先に下降させた洗米羽根等を上昇させる必要があり、
しかもその上昇・下降のストロークも炊飯鍋を出し入れ
するために非常に太き（とらなければならない。したが
って洗米羽根等の駆動機構を含む構成が複雑で、かつ洗
米羽根等の収納スペースおよび上下機構もまた大きなも
のが必要となり、全自動炊飯器自体が非常に大きなもの
となってしまう原因となっていた。しかし、もしも洗米
羽根等を上昇させずにそのまま炊飯を行えば、飯の中に
洗米羽根等が入ったまま飯が炊きあがり、飯の取り出し
時や、使用後の洗浄時に非常に邪魔なものとなってしま
うものであった。

本発明は上記従来例にあるような洗米羽根を用いずに洗
米が行える自動洗米炊飯器を実現することを目的とする
ものである。

問題点を解決するための手段 前記目的を達成するために本発明の自動洗米炊飯器は、
炊飯器本体の炊飯室内に着脱自在に設けた炊飯鍋を回転
支持するとともに、この炊飯鍋と着脱係合して炊飯鍋を
回転駆動する駆動手段を設けてなるものである。

作用 上記した構成により炊飯鍋自体を回転することにより、
慣性力と反動で洗米を行なうことができるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例について第１図、第２図を参照
しつつ説明する。図において１０は炊飯器本体（以下、
本体と呼ぶ）、１１は下方の周囲と底面に誘導加熱用の
加熱コイル１２．１３が配置された炊飯室であり、その
内部には炊飯鍋１４が着脱自在でかつ回転自在に設けら
れている。１５は酵紀炊飯鍋１４の底面の中央に固定さ
れたカップリングであり、モータ１６等の回転手段によ
りベルト１７を介して接続された回転子１８と着脱自在
に嵌合し、これらにより炊飯鍋１４を回転させるための
駆動手段を構成している。なおりツブリング１５は炊飯
鍋１４を回動自在に保持しているものである。炊飯１１
４はその上部に設けた開口の周囲に炊飯鍋１４の中心よ
り外側下方に向かったフランジ部１９を有し、そのフラ
ンジ部１９の外端は、上本体部材２０の上端に炊飯室１
１の上部を取り巻く形で形成された排水溝２１に達して
いる。２２は排水溝２１と連通した排水パイプであり、
本体１０外部へ接続されている。

２３は上記炊飯＃１１４の開口に嵌合する内蓋で、その
周囲近傍には凸部２４が形成されて上記炊飯鍋１４との
間に隙間２５を持った状態で嵌合している。内蓋２３の
略中央部はシリコンゴム等の可撓体２６を介して内蓋支
持パイプ２７に嵌合し、着脱自在に保持され固定されて
いる。更に、内蓋支持バイブ２７はベアリング２８を介
して蓋ホルダー２９に回動自在に保持されており、蓋ホ
ルダー２９は蓋３０に一体に固定されている。また、蓋
３０はヒンジ３１を介して回動自在に本体１０と結合さ
れている。３２は蓋３０のヒンジ３１と反する側に形成
した尾錠であり、本体１０のフック３３に嵌合しＭ２Ｏ
を閉めて、本体１０を水平な状態に保持する。、３４は
前記内蓋支持バイブ２７の内部に挿入された投入パイプ
で、バルブ３５によって下端を開閉自在に設定され、ま
たその上端は蓋３０に固定されている。この投入パイプ
３４は前記内蓋支持バイブ２７と接触しないように設定
されている。この投入パイプ３４の下端のバルブ３５は
蓋３０内に設けたソレノイド等の駆動手段３６によって
開閉されるものである。３７は投入パイプ３４に接続さ
れた給水パイプであり、電磁バルブ３８を介して水道、
もしくは給水ポンプ等（図示せず）に接続されている。

なお、以上述べた加熱コイル１２・１３・モータ等の回
転手段１６・ソレノイド等の駆動手段３６・電磁バルブ
３８等はすべて一つのコントローラ３９に接続されてお
り、コントローラ３９によって制御されるものである。

４０は前記炊飯鍋１４の内面に凸に設けられたりブ体で
あり、洗米工程時に米及び水に対する抵抗を増し、これ
によって洗米性能を高めるためのものである。

次に以上説明した構成の動作を説明する。本体１０内の
炊飯鍋１４に米を投入セットし運転を開始すると、コン
トローラ３９によりまず水道等の水源につながれた電磁
バルブ３８に通電される。

それによって、゛電磁バルブ３８は一定時間開放され投
入パイプ３４を通って、水が炊飯＃１１４内に一定量供
給される。その後、コントローラ３９はモータ１６に断
続的に正転方向・逆転方向に所定のパターンで通電し、
モータ１６を断続的に運転・停止する。モータ１６の運
転・停止に伴い炊飯鍋１４全体が断続的に回転・停止す
る。この回転・停止を繰り返すことで、その慣性力によ
り米が撹拌され、洗米工程が実行される。回転・停止が
数回繰返された後、続いて、炊飯鍋１４はモータ１６に
よって高速で回転される。この回転の遠心力により、水
ａは米すと分離され第２図に示すように炊飯鍋１４の上
部開口より内蓋２３と炊飯鍋１４間の隙間２５より炊飯
鍋１４外へ排出される。その抜水は排水溝２１に流入し
、排水バイブ２２を通って排水されるものである。ここ
までの工程を一連として、この工程を数回繰り返すこと
により、洗米工程は完了するものである。そして、最終
の水切り（脱水）が終わった状態で、所定量の給水を行
い、従来の電気炊飯器のように炊飯・保温工程を実行し
、一連の炊飯作業が終了するものである。

さて、以上述べたように本実施例においては、炊飯鍋自
体を回転させて洗米を行い、そのまま炊飯鍋を高速回転
して水切り（脱水）を行うため、従来例で述べたような
洗米工程のための洗米羽根等が不要となり、これに伴っ
て洗米羽根等を炊飯鍋内に挿入したり取り出したりする
ための上下機構も不要となるものである。加えて、洗米
後に炊飯鍋を高速回転して水切りを行うため、水と米の
分離が良くなり、洗米の工程回数が削減でき、洗米に必
要な水の量を節減できるものである。

また、本実施例ではリブ体４０を設けているが、これは
洗米効果をより高めるために設けたものであり、このリ
ブ体４０がなかったとしてもこの洗米方式は有効である
。また、本実施例では電磁誘導加熱を用いる前提で加熱
コイルを組み込んだ構成について述べたが、この電磁誘
導加熱を用いた加熱コイルに代わり、シーズヒータやガ
ス等の加熱手段を用いたとしても本発明の内容、効果は
同様に有効である。また、ここで述べた自動洗米炊飯器
に米のストック・計量・移送手段を付加し、全自動炊飯
器としても本発明は同様に有効であり、その機体の小型
化等に効果があるものである。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば自動的に洗米を行う
自動洗米炊飯器を簡単な機構として小型で、また使用水
量をより少くして実現できるものであり、その効果はき
わめて大なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である自動洗米炊飯器の縦断
面図、第２図は水切り運転時の動作説明ための縦断面図
、第３図は従来の全自動炊飯器を示した断面図である。 １０・・・炊飯器本体、１１・・・炊飯室、１４・・・
炊飯鍋、１５・・・カップリング、１６・・・モータ、
１８・・・回転子。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ほか１名１１　ｌ　
図 １０−−一　炊　飯　ｂＴ−滲 １ｌ−ａｌ’＠［ｉ！ ｇ−ａ’ｒｉａ Ｉ５−　　刀シブリプう 尾−モータ ６−−ａ転チ ＩＯ・−炊飯酪杢隼 １１−一　六　Ｍ　１ １４−ｍ−双　島　調 １５−　　刀ｉブリンク １６−　　モー９ 、旧−ｉｉｉ＋転子

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　炊飯器本体の炊飯室内に着脱自在に設けた炊飯鍋を回
   転支持するとともに、この炊飯鍋と着脱係合して炊飯鍋
   を回転駆動する駆動手段を設けてなる自動洗米炊飯器。