JP2629978B2 - 洗米炊飯器 - Google Patents

洗米炊飯器

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動的に米の洗米を行う洗米炊飯器に関する
ものである。
従来の技術 従来から自動洗米の方法が種々提案されているが実用
化されるに至っていない。そこで発明者等は米と水を入
れた状態で炊飯鍋自体を回動し、洗米と水切り(脱水)
の各行程を自動的に行なう洗米炊飯器を新たに提案して
いる。
発明が解決しようとする課題 上記した洗米炊飯器においては、米と水を投入した炊
飯鍋を回転して洗米と水切りを行い洗米行程を実現する
わけであり、特別な洗米手段が不要で非常に好都合であ
る。しかし一回の洗米行程の終わりの水切り作業終了時
に洗った米が炊飯鍋の内壁に付着して落ちないという現
象が生じることがある。このまま炊飯行程に入ると内壁
に付着した米が給水ができていないため、非常に堅く炊
きあがり、満足な炊飯性能が得られないものとなる。
本発明は上記したことがないようにして、良好な洗米
と炊飯が行える洗米炊飯器を提供することを第1の目的
とするものである。第2の目的は第1の目的をより確実
に行なうようにすることにある。第3の目的は給水と蒸
気処理の構成を簡略化することにある。第4の目的は炊
飯鍋に付着した米を強制的に洗い落とすようにしたこと
にある。
課題を解決するための手段 以上第1の目的を達成するために、第1の発明におい
ては、加熱手段、開閉自在な上部蓋部および炊飯室下部
材で構成した炊飯室と、この炊飯室内に回転自在に設け
た炊飯鍋と、この炊飯鍋の上部開口部の内側に着脱自在
に嵌合する内蓋とを備え、前記内蓋は、下方に向かい凹
形の突出形状であり、前記炊飯鍋の内壁に給水する開口
を形成し、前記上部外蓋の前記内蓋上方には前記内蓋に
給水するための給水口を設けてなるものである。
第2の目的を達成するために、第2の発明において
は、内蓋の開口は炊飯鍋の内壁と当面する内蓋外周壁に
形成したものである。
第3の目的を達成するために、第3の発明において
は、上部外蓋に設けた給水口を炊飯時の蒸気排出のため
の蒸気口としたものである。
第4の目的を達成するために、第4の発明において
は、炊飯鍋を内蓋上方への給水と同時もしくは給水直後
に回転駆動するようにしたものである。
作用 上記した第1の発明においては、洗米完了後、炊飯鍋
の内壁面に米が付着した状態の時に給水口より給水し、
給水した水は内蓋の上部に流入し、内蓋の開口を通って
炊飯鍋内に給水される。これによって炊飯鍋の内壁面に
付着した米が炊飯鍋内に落とされるものである。したが
って、非常に堅く炊きあがったり、満足な炊飯性能が得
られないということが防止できるものである。
第2の発明においては、洗米後の炊飯鍋の壁面に給水
することになり、付着した状態の米を洗い落とし、壁面
に米が残らずに炊飯ができるものである。
第3の発明においては、給水口と蒸気口を兼用してい
るため、給水と蒸気処理の構成を簡略化することができ
るものである。
第4の発明においては、内蓋の上方への給水と同時も
しくは給水直後に炊飯鍋を回転駆動することにより、内
蓋も回転してその遠心力により内蓋上部に溜まった水は
より多量に開口より出て、より強く炊飯鍋の内壁に当た
りより確実に付着した米を洗い落とせるものである。
実施例 以下、本発明の実施例について第1図〜第4図を参照
しつつ説明する。図において、10は洗米炊飯器本体(以
下、本体と呼ぶ)、11は炊飯室で、加熱手段としての誘
導加熱用の外周加熱コイル12及び中心加熱コイル13と、
開閉自在な上部蓋部14と、周囲と底を形成する炊飯室下
部材15とで構成している。16は炊飯室11に内蔵された炊
飯鍋である。17は前記炊飯鍋16の底面の略中央に固定さ
れたカップリングで、モータ18等の駆動手段により大プ
ーリ19、小プーリ20、ベルト21を介して接続された回転
カップリング22と着脱自在に嵌合するとともに、炊飯鍋
16を回動自在に保持している。炊飯鍋16はその上部開口
部の周囲に炊飯鍋16の中心より外側に向かったフランジ
部23を有し、そのフランジ部23の外端は炊飯室11の外部
に突出し、前記炊飯室下部材15の上端外周に炊飯室外部
に連通して設けた排水溝24の上方まで達している。排水
溝24には排水パイプ24aが接続されており、本体外へ排
水するようになっている。25は炊飯鍋16の上部開口部の
内側に着脱自在に嵌合する内蓋で、下方に向かい凹形の
突状形状、本実施例では椀形とし、その周囲近傍には複
数個の凸部26が形成されていて炊飯鍋16との間に一部隙
間27を持った状態で嵌合するようになっている。
内蓋25の略中央部はシリコンゴム等の可撓体28を介し
て内蓋支持パイプ29に着脱自在に嵌合していて保持、固
定されている。更に、内蓋支持パイプ29はベアリング28
を介して蓋ホルダー31に回動自在に保持されて、蓋ホル
ダー31は蓋14に一体に固定されている。また、内蓋支持
パイプ29は米の投入口を兼ねているもので、下部には開
閉自在な弁30を設けている。なお上部蓋部14はヒンジを
介して回動自在に本体と結合されている。
また、32は前記内蓋25の上方で上部蓋部14に設けた給
水口で、これは本来は蒸気口であり、この例では一つで
両者を兼ねているものである。33は給水口32に水を給水
すべく設けた給水パイプ、34は給水パイプ33への給水を
制御する電磁バルブで、水道もしくは給水ポンプ等(図
示せず)につながれている。なお、以上述べた加熱コイ
ル12,13、モータ18、電磁バルブ34はすべて一つのコン
トローラ(図示せず)につながれ、通電コントロールさ
れるものである。
35は炊飯鍋16の内壁と当面する内蓋外周壁に形成した
外周の開口で、36は前記内蓋25の底面近傍に設けた底部
の開口である。これらの開口35、36の形状はとくに限定
されるものではなく、スリットまたは単なる穴等であっ
てもよい。
以上説明した構成において、その動作を説明する。炊
飯鍋16に内蓋支持パイプ29より弁30を開いて米を投入
し、本体10を運転開始すると、コントローラにより、ま
ず水道等の水源につながれた電磁バルブ34に通電され
る。電磁バルブ34は一定時間開放し、給水パイプ33、給
水口32より水が炊飯鍋16内に一定量流入する。水が一定
量流入した後、つづいてコントローラにより、モータ18
に断続的に通電し、炊飯鍋16を断続的に正転と停止を繰
り返す。これにより中に入った米と水はその慣性のかか
り方の違いにより、米は比較的早く、または水は遅く停
止する。それによって、米の粒間を水が通り抜け、米が
よく洗われるものである。上記洗米行程につづいて脱水
行程に移る。炊飯鍋16は前記洗米行程と同じくコントロ
ーラにより回転制御され正転する。これにより水は隙間
27を通って排水溝24に流入し排水パイプ24aを通って排
水されるものである。ここまでの行程を一連として、こ
の行程を数回繰り返すことにより、洗米は完了するもの
である。そして、最終の水切り(脱水)が終わった状態
で所定量まで給水し、従来の電気炊飯器のように炊飯、
保温行程へと続き、一連の炊飯作業が終了する。
さて、以上で述べたように本実施例においては、洗米
を炊飯鍋16そのものを回転して行い、つづいて、前記給
水パイプ33よりも給水口32に給水する。給水された水は
内蓋25の上部に溜まり、前記開口35及び36より炊飯鍋16
内に落ちる(第4図のa)。このとき、開口35から流入
した水は炊飯鍋16の内壁を伝って流れ、炊飯鍋16内壁に
付着した洗米後の米(第4図のb)を洗い流す。こうし
て、壁面に米が残らずに炊飯工程を進めることができる
ものである。
さらに内蓋25に流入した水は、開口35だけでなく開口
36があることにより、内蓋25上に滞留することなく、す
べて炊飯鍋16内に流入するため、水加減が狂うこともな
い。さらに、給水口32は炊飯時における炊飯時の水蒸気
を外部に排出する蒸気の排出口として使われるものであ
るが、この上部に給水パイプ33のように給水手段を配置
して、洗米時の給水を行うことにより、炊飯器内部に特
別な給水手段や機構を設けなくてもよく、そのため炊飯
に伴う汚れ等により、給水に支障が出たりしにくいもの
である。
さらに、内蓋25への給水と同時もしくは給水直後に前
記炊飯鍋16を低速で回転駆動することにより、同時に内
部25も回転し、その遠心力により内蓋25上部に溜まった
水はより多量に開口35により突出し、より強く炊飯鍋16
の内壁に当たり、より確実に付着した米を洗い落とせる
ものである。
また、ここで述べた洗米炊飯器に米のストック、計
量、移送手段を付加し自動炊飯器としても本発明は同様
に有効であり、洗米をより完全なものとするために効果
があるものである。
発明の効果 以上説明したように、第1の発明によれば、洗米完了
後、炊飯鍋の内壁面に米が付着した状態の時に給水口よ
り給水し、給水した水は内蓋の上部に流入し、内蓋の開
口を通って炊飯鍋内に給水される。これによって炊飯鍋
の内壁面に付着した米が炊飯鍋内に落とされるものであ
る。これによって、非常に堅く炊きあがったり、満足な
炊飯性能が得られないというとが防止できるものであ
る。
第2の発明においては、洗米後の炊飯鍋の内壁面に給
水することになり、付着した状態の米を洗い落とし、壁
面に米が残らずに炊飯ができるものである。
第3の発明においては、給水口と蒸気口を兼用してい
るため、給水と蒸気処理の構成を簡略化することができ
るものである。
第4の発明においては、内蓋の上方への給水と同時も
しくは給水直後に炊飯鍋を回転駆動することにより、内
蓋も回転してその遠心力により内蓋上部に溜まった水は
より多量に開口より出て、より強く炊飯鍋の内壁に当た
りより確実に付着した米を洗い落とせるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す洗米炊飯器の縦断面図、
第2図は同洗米炊飯器の内蓋の半裁断面図、第3図は同
内蓋の斜視図、第4図は動作説明用の半裁断面図であ
る。 13……加熱手段、14……上部蓋部、15……炊飯室下部
材、16……炊飯鍋、25……内蓋、32……給水口、33……
給水パイプ、35、36……開口。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱手段、開閉自在な上部蓋部および炊飯
    室下部材で構成した炊飯室と、 この炊飯室内に回転自在に設けた炊飯鍋と、 この炊飯鍋の上部開口部の内側に着脱自在に嵌合する内
    蓋とを備え、 前記内蓋は、下方に向かい凹形の突出形状であり、 前記炊飯鍋の内壁に給水する開口を形成し、 前記上部外蓋の前記内蓋上方には前記内蓋に給水するた
    めの給水口を設けてなる洗米炊飯器。
  2. 【請求項2】内蓋の開口は炊飯鍋の内壁と当面する内蓋
    外周壁に形成した請求項1記載の洗米炊飯器。
  3. 【請求項3】上部外蓋に設けた給水口を炊飯時の蒸気排
    出のための蒸気口とした請求項1記載の洗米炊飯器。
  4. 【請求項4】炊飯鍋を内蓋上方への給水と同時もしくは
    給水直後に回転駆動する請求項1記載の洗米炊飯器。
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