JPH02212313A - 成形塩及びその製造方法 - Google Patents
成形塩及びその製造方法Info
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01D—COMPOUNDS OF ALKALI METALS, i.e. LITHIUM, SODIUM, POTASSIUM, RUBIDIUM, CAESIUM, OR FRANCIUM
- C01D3/00—Halides of sodium, potassium or alkali metals in general
- C01D3/22—Preparation in the form of granules, pieces, or other shaped products
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産呈上坐姐里公!
本発明は、塩を所定の形状に成形してなる成形塩及びそ
の製造方法に関する。
の製造方法に関する。
l米亘に五
一般に、塩は粉末(結晶)状態にて調味料やその他の使
用目的に供されている。しかし使用目的によっては、粉
末のままでは不都合な場合がある。
用目的に供されている。しかし使用目的によっては、粉
末のままでは不都合な場合がある。
例えば、健康上の理由により決まった一定量の塩を摂取
したい場合、粉末(結晶)のままではいちいち計量し面
倒でありまた困難である。このようなとき、角砂糖のよ
うに一定の形状に成形された成形塩があれば大変好都合
である。また食用以外の塩の使用方法を考えるときも、
成形塩のように一定の形状をとっていた方がその使用目
的に適する場合が少なくない0例えば、塩を風呂の中に
一定量溶解して塩の効用を得たいとき、また希宵な使用
方法であるが宗教上の目的で塩を使用するときなどであ
る。
したい場合、粉末(結晶)のままではいちいち計量し面
倒でありまた困難である。このようなとき、角砂糖のよ
うに一定の形状に成形された成形塩があれば大変好都合
である。また食用以外の塩の使用方法を考えるときも、
成形塩のように一定の形状をとっていた方がその使用目
的に適する場合が少なくない0例えば、塩を風呂の中に
一定量溶解して塩の効用を得たいとき、また希宵な使用
方法であるが宗教上の目的で塩を使用するときなどであ
る。
そこで、従来においても上記のような使用目的に供する
ために成形塩の製造が試みられている。
ために成形塩の製造が試みられている。
が “しよ と る
しかし、塩は砂糖の如き有機物と異なり無機物であり結
晶相互で結合し難いので、成形塩を製造する場合には相
当の圧力や熱を加える必要があり、製造装置は必然的に
大型化、高価なものにならざるを得なかった。しかも、
塩は空気中の水分を吸収して自ら潮解する自己潮解性や
金属を錆びさせる起請性を有しているために、製造装置
がすぐ錆びてしまうという問題があった。
晶相互で結合し難いので、成形塩を製造する場合には相
当の圧力や熱を加える必要があり、製造装置は必然的に
大型化、高価なものにならざるを得なかった。しかも、
塩は空気中の水分を吸収して自ら潮解する自己潮解性や
金属を錆びさせる起請性を有しているために、製造装置
がすぐ錆びてしまうという問題があった。
また前述したように塩はそれのみでは容易に固形化でき
ず、またそれゆえに固形にしても大変もろかった。
ず、またそれゆえに固形にしても大変もろかった。
そこで、本発明は以上述べた従来の欠点をすべて解消し
た成形塩及びその製造方法を捷供することを目的とする
。
た成形塩及びその製造方法を捷供することを目的とする
。
課 を”° るための
本発明は、上記目的を達成するために、第1に塩と結合
剤を必須成分とする組成物を所定の形状に成形した成形
塩とする。ここで、結合剤の含有量は0.5〜lO重量
%の範囲が好ましく、このうち1〜2重量%が最も適当
である。
剤を必須成分とする組成物を所定の形状に成形した成形
塩とする。ここで、結合剤の含有量は0.5〜lO重量
%の範囲が好ましく、このうち1〜2重量%が最も適当
である。
第2に、塩に結合剤を粉末状又は結晶状にて含有せしめ
て混練し、その後これを型枠内において所定の形状に成
形し、さらにこれを乾燥して所定の形状の成形塩を製造
する。
て混練し、その後これを型枠内において所定の形状に成
形し、さらにこれを乾燥して所定の形状の成形塩を製造
する。
二−−−度
塩の中に含有された結合剤が塩の結晶相互のつなぎとし
て作用して、容易に崩れない成形塩にするとともに、そ
の成形加工を容易にする。製造工程において塩と粉末状
又は結晶状の結合剤とを混練するものであるので、適当
な粘度の組成物が得られ、これにより常温下において比
較的小さい圧力を加えるだけで容易に所望の形状の成形
塩を成形できる。このように成形工程における温度や圧
力等の製造条件が緩和されるので、製造装置は小型、簡
易、安価なものとなる。
て作用して、容易に崩れない成形塩にするとともに、そ
の成形加工を容易にする。製造工程において塩と粉末状
又は結晶状の結合剤とを混練するものであるので、適当
な粘度の組成物が得られ、これにより常温下において比
較的小さい圧力を加えるだけで容易に所望の形状の成形
塩を成形できる。このように成形工程における温度や圧
力等の製造条件が緩和されるので、製造装置は小型、簡
易、安価なものとなる。
叉−止一班
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づき詳細に
説明する。
説明する。
第1図において、本実施例による成形塩1は塩と結合剤
を必須成分とする組成物であって、所定の形状に成形さ
れているものである。第2図はこの成形塩lの部分拡大
断面図である。同図において、塩2の結晶が結合剤3に
よって接着されて当該成形塩lが構成されている。
を必須成分とする組成物であって、所定の形状に成形さ
れているものである。第2図はこの成形塩lの部分拡大
断面図である。同図において、塩2の結晶が結合剤3に
よって接着されて当該成形塩lが構成されている。
ここで、前記塩としては、純粋の塩化ナトリウム、海水
又は岩塩等から採取される通常の塩、その他不純物を含
有している塩である。
又は岩塩等から採取される通常の塩、その他不純物を含
有している塩である。
また前記結合剤としては、澱粉(α化澱粉、部分α化澱
粉、β化澱粉等を含む、)、アラビアガム質、CMC1
デキストリンその他の結合剤である。ここで、結合剤の
含有量は0.5〜10重量%の範囲が好ましく、このう
ち1〜2重量%が最も適当である。ここで、結合剤が0
.5重量%より少ないと、つなぎとしての作用が小さ(
なり過ぎて塩の成形に支貴が生じる。また逆にその含有
量が10重量%を趙えると、塩の味が落ちるなど塩とし
ての純度に問題が生じる。
粉、β化澱粉等を含む、)、アラビアガム質、CMC1
デキストリンその他の結合剤である。ここで、結合剤の
含有量は0.5〜10重量%の範囲が好ましく、このう
ち1〜2重量%が最も適当である。ここで、結合剤が0
.5重量%より少ないと、つなぎとしての作用が小さ(
なり過ぎて塩の成形に支貴が生じる。また逆にその含有
量が10重量%を趙えると、塩の味が落ちるなど塩とし
ての純度に問題が生じる。
次に前記成形塩1の製造方法を第3図により説明する。
同図(a)において、塩2と結合剤3を所定量ずつ混和
して、成形塩の粉末素材lOをつくる。ここで、結合剤
3は水溶液でものり状でもなく、粉末状又は結晶状にて
混和する0次に同図(b)において、この成形塩の粉末
素材10を所定の攪拌手段を用いて空気中にて適当な粘
度になるまで混練して成形塩の粘度素材1)をつくる。
して、成形塩の粉末素材lOをつくる。ここで、結合剤
3は水溶液でものり状でもなく、粉末状又は結晶状にて
混和する0次に同図(b)において、この成形塩の粉末
素材10を所定の攪拌手段を用いて空気中にて適当な粘
度になるまで混練して成形塩の粘度素材1)をつくる。
このとき、塩が空気中の水分4を吸収して潮解するので
、混練を所定時間行えば適当な粘度を存する成形塩の粘
度素材1)が得られる。その後、同図(e)において、
この成形塩の粘度素材1)を所定の形状の型枠5につめ
て、上方から圧縮板6により押さえ込み、同IN(d)
に示す成形塩の成形素材12をつくる。ここで、成形塩
の成形素材12は前述したように適当な粘度を有してい
るので、圧縮板6に加える圧力は人の手で押す程度の力
でよく、それ以上の機械力を要しない、またこの成形工
程は常温下で行ってよい0以上のことから、型枠5乃至
圧縮板6等の成形装置は堅固な金属製である必要性は全
くなく、錆の発生しない合成樹脂等で構成される装置で
よいし、また複雑な機構も要らない0次に同図(e)に
おいて、前記成形塩の成形素材12を高周波加熱装置7
で乾燥する。ここで完全に乾燥しないと、塩の自己潮解
性により容易に形が崩れてしまう、なお、乾燥手段はこ
の高周波加熱装置7に尽きるものではなく、遠赤外線乾
燥機など通常の加熱手段を用いることができる。こうし
て乾燥工程を終えれば、同図(f)に示すような所望の
形状をした成形塩が得られる。
、混練を所定時間行えば適当な粘度を存する成形塩の粘
度素材1)が得られる。その後、同図(e)において、
この成形塩の粘度素材1)を所定の形状の型枠5につめ
て、上方から圧縮板6により押さえ込み、同IN(d)
に示す成形塩の成形素材12をつくる。ここで、成形塩
の成形素材12は前述したように適当な粘度を有してい
るので、圧縮板6に加える圧力は人の手で押す程度の力
でよく、それ以上の機械力を要しない、またこの成形工
程は常温下で行ってよい0以上のことから、型枠5乃至
圧縮板6等の成形装置は堅固な金属製である必要性は全
くなく、錆の発生しない合成樹脂等で構成される装置で
よいし、また複雑な機構も要らない0次に同図(e)に
おいて、前記成形塩の成形素材12を高周波加熱装置7
で乾燥する。ここで完全に乾燥しないと、塩の自己潮解
性により容易に形が崩れてしまう、なお、乾燥手段はこ
の高周波加熱装置7に尽きるものではなく、遠赤外線乾
燥機など通常の加熱手段を用いることができる。こうし
て乾燥工程を終えれば、同図(f)に示すような所望の
形状をした成形塩が得られる。
本発明は以上の構成及び製造方法をとるものなので、塩
の中に含有された結合剤が塩の結晶相互のつなぎとして
作用して容易に崩れない成形塩ができるとともに、成形
塩の成形が極めて容易になる。その製造工程において、
塩と粉末状又は結晶状の結合剤とを混練して適当な粘度
にして成形するので、常温下において比較的小さい圧力
を加えるだけで容易に塩を成形できるようになり、製造
装置も小型、簡易、安価なものでよい。
の中に含有された結合剤が塩の結晶相互のつなぎとして
作用して容易に崩れない成形塩ができるとともに、成形
塩の成形が極めて容易になる。その製造工程において、
塩と粉末状又は結晶状の結合剤とを混練して適当な粘度
にして成形するので、常温下において比較的小さい圧力
を加えるだけで容易に塩を成形できるようになり、製造
装置も小型、簡易、安価なものでよい。
第4図は本発明による成形塩1をランプ、シェリンク(
加熱すると収縮するフィルム)等の包装部材8で全体を
被覆した他の実施例を示すものである。このようにする
ことで、塩の自己潮解性を抑制することができ、また衛
生的な成形塩を提供できる。
加熱すると収縮するフィルム)等の包装部材8で全体を
被覆した他の実施例を示すものである。このようにする
ことで、塩の自己潮解性を抑制することができ、また衛
生的な成形塩を提供できる。
第5図は本発明による成形塩1の表面に所望のインク9
を用いて文字(「祈願」)を記載したさらに他の実施例
を示すものである。このようにすれば、例えば合格祈願
などの宗教的な目的にも使用できる。
を用いて文字(「祈願」)を記載したさらに他の実施例
を示すものである。このようにすれば、例えば合格祈願
などの宗教的な目的にも使用できる。
四−一一果
以上説明したところで明らかなように、本発明によれば
、安価にしてかつ容易に崩れない(もろくない)成形塩
を提供できる。かような成形塩を使用すれば、容易に使
用量を計量できるようになり、調味料として大変好都合
であり、また健康維持にも役立ちうる。これまでは製造
コスト的に割の合わなかった成形塩の製造が経済的にも
十分に可能となり、成形塩の使用方法もこれまでにない
発展を期待でき、産業上大きな貢献度を有する技術であ
る。
、安価にしてかつ容易に崩れない(もろくない)成形塩
を提供できる。かような成形塩を使用すれば、容易に使
用量を計量できるようになり、調味料として大変好都合
であり、また健康維持にも役立ちうる。これまでは製造
コスト的に割の合わなかった成形塩の製造が経済的にも
十分に可能となり、成形塩の使用方法もこれまでにない
発展を期待でき、産業上大きな貢献度を有する技術であ
る。
図は本発明の好適な実施例を示し、第1図は成形塩の斜
視図、第2図はその部分拡大断面図、第3図は成形塩を
製造する各工程を示す工程図、第4図は他の実施例によ
る成形塩の部分破砕断面図、第5図は同じ(他の実施例
による成形塩の斜視図である。
視図、第2図はその部分拡大断面図、第3図は成形塩を
製造する各工程を示す工程図、第4図は他の実施例によ
る成形塩の部分破砕断面図、第5図は同じ(他の実施例
による成形塩の斜視図である。
Claims (2)
- (1)塩と結合剤を必須成分とする組成物を所定の形状
に成形したことを特徴とする成形塩。 - (2)塩に結合剤を粉末状又は結晶状にて含有せしめて
混練し、その後これを型枠内において所定の形状に成形
し、さらにこれを乾燥して所定の形状を有する塩を得る
ことを特徴とする成形塩の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1033072A JPH02212313A (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 成形塩及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1033072A JPH02212313A (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 成形塩及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02212313A true JPH02212313A (ja) | 1990-08-23 |
Family
ID=12376519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1033072A Pending JPH02212313A (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 成形塩及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02212313A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020082811A (ko) * | 2002-08-21 | 2002-10-31 | 천지득 | 저.고주파를 이용한 청정소금생산용 자동연속식 용융로 장치 |
WO2006025642A1 (en) * | 2004-09-03 | 2006-03-09 | Kyu Jong Kim | Anion-emitting salt shape |
US9283294B2 (en) | 2011-06-16 | 2016-03-15 | Outbreaker Solutions Inc. | Device and method for reducing a transfer of microorganisms by manual contact |
JP2019068867A (ja) * | 2019-02-14 | 2019-05-09 | Mcフードスペシャリティーズ株式会社 | 液体調味料 |
-
1989
- 1989-02-13 JP JP1033072A patent/JPH02212313A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020082811A (ko) * | 2002-08-21 | 2002-10-31 | 천지득 | 저.고주파를 이용한 청정소금생산용 자동연속식 용융로 장치 |
WO2006025642A1 (en) * | 2004-09-03 | 2006-03-09 | Kyu Jong Kim | Anion-emitting salt shape |
US9283294B2 (en) | 2011-06-16 | 2016-03-15 | Outbreaker Solutions Inc. | Device and method for reducing a transfer of microorganisms by manual contact |
JP2019068867A (ja) * | 2019-02-14 | 2019-05-09 | Mcフードスペシャリティーズ株式会社 | 液体調味料 |
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