JPH02211870A - 新規なポリペプチド - Google Patents

新規なポリペプチド

Info

Publication number
JPH02211870A
JPH02211870A JP1231807A JP23180789A JPH02211870A JP H02211870 A JPH02211870 A JP H02211870A JP 1231807 A JP1231807 A JP 1231807A JP 23180789 A JP23180789 A JP 23180789A JP H02211870 A JPH02211870 A JP H02211870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tpa
dna
cells
polypeptide
plasminogen activator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1231807A
Other languages
English (en)
Inventor
Claus Dr Bollschweiler
クラウス、ボルシュヴァイラー
Martin Dipl Ing Schmidt
マルティン、シュミット
Karl-Hermann Dr Strube
カール‐ヘルマン、シュトルベ
Verena Baldinger
フェレナ、バルディンガー
Margarete Dr Schwarz
マルガレーテ、シュヴァルツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPH02211870A publication Critical patent/JPH02211870A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/14Hydrolases (3)
    • C12N9/48Hydrolases (3) acting on peptide bonds (3.4)
    • C12N9/50Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25)
    • C12N9/64Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue
    • C12N9/6421Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue from mammals
    • C12N9/6424Serine endopeptidases (3.4.21)
    • C12N9/6456Plasminogen activators
    • C12N9/6459Plasminogen activators t-plasminogen activator (3.4.21.68), i.e. tPA
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
    • A61P7/02Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12YENZYMES
    • C12Y304/00Hydrolases acting on peptide bonds, i.e. peptidases (3.4)
    • C12Y304/21Serine endopeptidases (3.4.21)
    • C12Y304/21069Protein C activated (3.4.21.69)
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はグラスミノーゲン賦活体作用を有する新規なポ
リペプチド及びこれを含有する疾病制御用医薬に関する
ものである。
(従来技術及び技術的背景) 成熟したヒトの組織におけるプラスミノーゲン賦活体(
tPA )は、527のアミノ酸を含有し、分子量的6
8 kDのポリペプチドである(「ネイチャーJ 30
1 (1983) 214−221頁のペニカ(Pen
nica)らの論稿及びProc、Nat、 Acad
、 Sci、 USA 81 (1984) 5355
−5359のニイ(Ny )らの論稿)(添附図面1a
−1c図参照]。この分子はドメインと称される数個の
明白に分けられた領域を有し、種々の機能が割当てられ
ている。N末端はフィブロネクチンの場合と合致するフ
ィンガー領域により形成されている。これに続いて、若
干の成長ファクタと類似する領域がある。これに続いて
2個のクリングルドメインがある。単一鎖分子が2個の
連鎖に分割される分割域に続いてプロテアーゼドメイン
があるが、これは活性中心を有し、他のセリンプロテア
ーゼと相同関係を有する。
組織プラスミノーゲン賦活体は、これを興味ある分子と
する若干の特性を有する。すなわち、とのtPAはフィ
ブリンに対して高い親和性を有し、プラスミノーゲン賦
活性はフィブリンに依存する。
プロテアーゼとしてtPAはプラスミノーゲンを分割し
てプラミンとし、これはフィブリンを切断して分解産物
とする。さらにtPA 、すなわち組織プラスミノーゲ
ン賦活体は、比較的短かい半減期を有し、この分子は迅
速に分解されて肝臓に至る。
これらファクタの効果は、tPAがことに生体内におい
て血餅でプラスミノーゲンを活性化してプラスミンとし
、フィブリ/を分割することにより、血管中における流
れを回復することである。従ってtPAは例えば心筋梗
塞後の繊維素溶解治療に使用され得る。
(発明の要約) 本発明者らは式、tPA )−64−X−tPA 1’
t2− If?(式中、tPAl−is及びtPAlv
z−ytprはヒトの成熟組織プラスミノーゲン賦活体
のアミノ酸1−54及び172−527を、又はアミノ
酸配列、−5et−tPA172l−1?1  、 −
tPAsi−+os  s   4;PAs+t−+3
o−Arg−tPA+i。
−171或はtpA、、−、□−tPAIH1−171
を意味し、このtPA172l−+)蔦 、  tPA
、σ−!06 、  tPA6T1− I36  % 
  tPA 140−1月、tPAIIIl−、□及び
tPA、3@−++y+はヒトの成熟組織プラスミノー
ゲン賦活体のアミノ酸111−171.及び139−1
71ならびにN末端及び/或はC末端においてl乃至6
のアミノ酸だけ短縮され或は伸張された配列のこれらの
対立遺伝子変異型或は誘導体を意味する)のポリペプチ
ドを新たに見出し、これが上述の点について改善された
特性を有することを発見した。
この新規のポリペプチドは、tPAのアミノ酸54と1
72の間で修飾される。
本発明はまた修飾ポリペプチドの暗号化を行なうDNA
配列ならびにこれらDNA配列を含有するベクターに関
する。
(発明の構成) 新規なポリペプチドは、公知の方法で遺伝子操作により
製造され得る。この構造の出発点はcDNAクローン(
以下においてpUOtPAと称する)であって、これは
tPAプラス5′−及び3′−非解読領域の暗号配列を
有する。A蛋白質(mature protein )
は、リーダシーケンス及びプロシーケンスに続いて、S
er (1)と共に始まり、Pro (527)で終る
pUOtPAは以下のようにして分離される。すなわち
ヒトの子宮組織からmRNAが分離され、二本@ cD
NAに転写される。このcDNAを市販のクローニング
ベクターpU09に挿入してから、cDNAライブラリ
ーを構成する。このために使用される処理法は、例えば
O3H3月マニアチス(Maniatis )らの「モ
レキュラー クローニング」に記載されている。このよ
うな遺伝子バンクの放射線標識オリゴヌクレオチドによ
るスクリーニングは、これまでにすでに広く使用されて
おり、また諸文献に記載されて〜・る方法である。この
方法を使用して暗号化領域及び隣接領域を含むcDNA
クローンを分離することができる。
pUOtPAのDNA配列部分は制限酵素を使用して容
易に入手できる。化学的に合成されたオリゴヌクレオチ
ド、アダプター或は遺伝子断片と関連する場合に、上記
部分断片を使用して、本発明による新規なポリペプチド
を暗号化するDNA配列なりロ〜二/グすることができ
る。遺伝子断片或は合成りNA配列の、クローニングベ
クター、例えば市販のプラスミドpBR322、pUo
 8或は9、pUo 18或は19、M 13 mp 
18或はM 13 mp 19との合体は、慣用法によ
り行なわれる。また遺伝子或は遺伝子断片に、化学的に
合成され、或はバクテリア、ファージ、真核細胞或はそ
のビールスから分離された適当な制御領域を給付するこ
とも可能である。このようにして得られたハイブリッド
プラスミドを適当な宿主生体に形質転換させ或は感染さ
せることも周知に属する。さらに、ポリペプチドを媒体
中に進入させ得る適当な信号配列をハイブリッドプラス
ミドに供与することも可能である。
哺乳動物細胞中における発現のために、発現されるべき
遺伝子、この場合は変性tPA cDNAを、マウスの
メタロチオネイン或はウィルスSV 40プロモーター
の制御下に置くベクターを使用することができる。発現
に必要であるのは、メチオニン出発コドンとtPA遺伝
子のリーダシーケンス/プロシーケンスの存在である。
分離されたクローンは、エピゾームとしてのこれらベク
ターのコピーを有するか、或はゲノム中に一体化される
。例えばボヴインパピロマウイルスを基礎として外来遺
伝子を一体化し、発現するのがことに有利である。
バクテリア細胞における複製化のための暗号化を行なう
原核配列及び抗生物質耐性と関連してシャトルベクター
を構成することができる。プラスミドの構成及び増殖は
当初はバクテリア細胞内で行なわれる。次いで真核細胞
、例えばマウス繊維芽細胞系C127に転写される。他
の細胞系、例えば酵母、昆虫細胞、その他哩乳動物の0
HO1L及び293細胞のような細胞も発現のために使
用され得ることは云うまでもない。
これら真核性発現システムは、その生成物を効率的に、
一般に自然な形態で分泌できる利点を有する。さらにそ
の生成物の闘訳後修飾をなし得ることである。
そこで、組織プラスミノーゲン賦活体が真核細胞に発現
されるとぎ、これは配糖体側鎖をアミノ酸117.11
8及び448 (Asn )において獲得する。
バクテリアは配糖体側鎖を合成することができない。バ
クテリアに発現されるtPA含有真核蛋白質の大部分及
びこれから派生する本発明ポリペプチドは、修飾封入体
として細胞中に現われ、蛋白質化学的手法で復元されね
ばならない。さらに、バクテリアは往々にして完成蛋白
質から本来的なアミノ酸メチオニンを除去することがで
きない。この問題点は分泌システムを使用することによ
り回避することができる。
しかしながら遺伝子暗号の退化のために、他のDNA配
列、例えば新規ポリペプチド発現のために、異なるDN
A配列の化学的に合成された遺伝子を使用することもで
きる。
新規のポリペプチドは、公知法により化学的親和性及び
イオン交換クロマトグラフィーで培養基から除去精製さ
れ得る。
このポリペプチドは、強い血餅特異性、長い半減期、抑
止されたインヒビター結合及び/或は高い蛋白質分解活
性を有し、従って血栓崩壊に対して使用可能である。こ
の点に関する本発明ポリペプチドの効果は、ヒト組織プ
ラスミノーゲン賦活体よりも秀れている。
そこで、この新規のポリペプチドの少くとも1種類と、
薬学的に容認される担体或は結合剤を含有する医薬も、
また本発明の対象となる。この薬剤はこの新規のポリペ
プチドと、例えばプロウロキナーゼ、ウロキナーゼ或は
ストレプトキナーゼ或はこれらの誘導体のような他のフ
ィブリン溶解剤、及び他の薬学的蛋白質、例えば超酸化
ジスムターゼとの組合せも含まれる。
以下の実施例により本発明をさらに具体的に説明するが
、遺伝子操作に関しては、コールド、スプリング、ハー
バ−ラボラトリ−1982年刊、マニアチス(Mani
atis )もの「モレキューラ−クローニング」を参
照され度い。
一ノの分離 tPAをもたらす、ヒトの子宮組織30 fを、Ult
ra[F] −Turrax  により、6Mのグアニジニウムチオ
シアナート、5 mMのくえん酸ナトリウム(pH7,
0)、0.1 Mの2−メルカプトエーテル、0.5%
サルコシル中に均質分散させた。3000 rpm、遠
心分離で、細胞砕片を除去した。5.7Mの0at1緩
衝液を経て、1夜、45,000 rpmの遠心分離に
よりRNAを除去した。poly A 含有RNAをス
タータとしてオリゴ(dT)12−18及びAMV逆転
写酵素を使用して、単一鎖cDNAに転写した。第2鎖
はE、コリDNAポリメラーゼエを使用して形成した。
酵素T4 DNAリガーゼを用いてSalニリンカーを
二重鎖cDNAに付着した。市販のプラスミドpUc!
 9を制限酵素Sal工で直鎖化した。2個のDNAを
連結−体化して、得られたハイブリッドをE、コリ株H
B101のCaO12処理反応性細胞の形質転換に使用
した0 細胞を100μf/−のアンピシリンを含有するLB皿
に置き、37°Cで1夜培養した。コロニーを0.5 
N NaOH/ 1.5 M Na1lを含浸したニト
ロセルロースフィルターに移し、80℃で2時間焙焼し
て変異型DNAをフィルターに結合した。フィルターは
、あらかじめ、6 x 5FiT緩衝液(1x SET
 =0.15 M Na1l、15 mM )リス/H
OI、pH7,4,1mM EDTA )、0.1%S
DS及び5xデンハルト溶液(100xデンハルト=5
0−当りフィニル12、ポリビニルピロリド/If、B
SA1f)中において68℃で4時間プレハイプリダイ
ゼイション処理した。以下の配列を有するtPA DN
Aの17の塩基をそれぞれ含有する3種類のオリゴヌク
レオチド試料を作製した。
5’ TGOAGATCAC!TTGGTAA 3’5
’ 0OAGGOC!0AGTGOOTGG 3’5’
 TOOAGTCOGGCAGOTGC! 3’これら
試料ヲ5′においてγ−”P −ATPで標識した。こ
の試料を6 x SET 、 0.1%SDS、5xデ
ンハルト溶液及び10%テキストランスルフアートを含
有する溶液中で上記処理したフィルタと共に軽く振とう
しつつ42℃で1夜培養した。42°Cにおいてフィル
タを6 x SET / 0.1%SDSで数回洗浄し
、乾燥し、X線フィルムに被曝させた。スクリーニング
で放射線応答するクローンを分離してさらに培養した。
以後pUc!tPAと称する1個のクローンは約2.1
 kbのサイズで、5′−及び3′−非暗号化領域(第
2図)と共に暗号化領域を有する挿入体を含有する。p
UOtPAからのプラスミドDNAはりゾチーム消化、
バクテリア培養のSDS /アルカリ処理、次いでC!
sol勾配遠心分離により作製された。
実施例 2 繊維芽細胞に発現され、テストに附された。
出発材料はプラスミドpUOtPA (第2図)であっ
て、あらかじめ制限酵素エンドヌクレアーゼで切断され
た。DNAは種々の混合物でエキソヌクレアーゼBAL
 31により0乃至10分処理された(第3図)。反応
はいずれの場合もl1GTAで停止された。
DNAはアルコールで沈澱せしめられ、洗浄され、次い
でマングビーンヌクレアーゼで処理された(平滑末端)
。フェノ−Jv/クロロホルム抽出及び他のアルコール
による沈澱処理に続いて、DNAはT4リガーゼと再結
合されE、コリOMK 603に転換された。
プラスミドは形質転換体から分離され、FicoR工で
切断された。このようにして種々の大きさのtPA遺伝
子を同定することができた。解読枠(アミノ識配列)を
決定するために若干のtPA遺伝子が大ぎさの異なるも
のを除いて配列された。連続解読枠を有する除去変異体
はプラスミドpcL28Xho BPVにクローン化さ
れ(第4図)、マウスの出発材料はプラスミドpUct
PA (第2図)であって、これは1種類の混合物でN
ar工によりあらかじめ切断された。次いで第2の混合
物でNar I及びSty工により予備切断が行なわれ
た(第4図)。
比較的大きいバンド(はぼ4150の塩基対=ベクトル
バンド+tPA 3’末端)がアガロースゲルで上記第
1混合物から分離された。
バンド457塩基対がアガロースゲル(=ベクターのN
ar工/ S&l工断片及びtPA 5’末端)で上記
第2混合物から分離された。
この両断片をタレノーポリメラーゼで処理し、5′突出
末端を充填して平滑末端とした。これにより短少化tP
A遺伝子の解読枠中に残留することが保証された。フェ
ノール/クロロホルム抽出及びこれに次ぐアルコール沈
澱後、両断片はT 41Jガーゼにより相結合され、E
、コリOMK 603に形質転換された。プラスミドが
若干の形質転換体から得られ、制限酵素(例えばAva
工)で分析される。
短少化tPA遺伝子のDNAはチエツクのため配列され
、次いでクローンでプラスミドpOL 28 Xho 
BPV(第4図参照)、マウス繊維芽細胞中に発現し、
テストされた。
サルウィルス5v40のDNAを制限酵素B amH工
及びBcl Iで切断し、0.24 kb断片をゲル電
気泳動で作製した(第5図参照)。末端を4種類のデオ
キシヌクレオチドトリホスファ−) dATP 、  
dcTP 。
clGTP、 dTTPの存在下にDNAポリメラーゼ
エのクレノー断片を使用して充填した。次いでXhol
エリ/カーが連結された。
これと併行して市販のベクターpUo 18が酵素Sm
a工により直鎖化され、次いで同様にXba工が連結さ
れた。このベクター(pUo 18 Xho )のDN
AをXba工で直鎖化し、アルカリ性ホスファターゼで
処理し、0.24 kbのXho工SV 40断片(上
述したところを参照ンと連結した。これによりpsvp
Aが得られた。
このpSVpA DNAをあらかじめXba工で切断し
、上述同様4種類のdNTPaの存在下にクレノーポリ
メラーゼと共に培養された。ゲル電気泳動により0.2
4 kbの断片が分離された。
同時にOr、+ 28 X及びpB 2−2の連結(D
NA 6 (1987) 461−72頁、レディ(R
e+ly )らの論稿参照)により得られた真核性発現
ベクターCL 28XhoBPVを制限酵素Xba工で
部分的に切断した。
すなわち培養が時間的に制限され、生成分子は2個のX
ba I認識配列のうちの1個のみにおいて切断され、
従って直鎖化されている(第6図参照)。
この混合物を上述のようにタレノーポリメラーゼ及び(
lNTP8と反応させた。次〜・でゲル電気泳動で直鎖
分子を分離した。
この直鎖pOL 28 Xho BPV断片をSV 4
0からの予備処理0.24 kb断片に連結した。形質
転換及び溶菌液によるスクリーニング後、Xho工位置
から3′方向に約0.15 kbの距離にある前Xba
工位置に5740断片を保持するクローンが分離された
。このDNA (pOL 28 Xho BPV −E
JVpo l y A )は「原」遺伝子のSV 40
転写停止信号を保持した。
PC!L 28 Xho BFV −EJVpo 1.
 y AからのプラスミドDNAは制限酵素Xba工で
直鎖化され、アルカリ性ホスファターゼで処理された。
同時にpUOtPA−OTX、 −CTN、 −OTT
、 −CTFg、 −0TaIF。
OTV (実施例2及び3で得られた)を酵素5alI
で切断し、約2.1 kbサイズの挿入体を作製した(
第7図)。両断片を、T4リガーゼを使用して連結した
。形質転換及び溶菌液処理後、変異tPADNAのみを
正確な配向で含有するクローンを分離した。pOL28
 BPV −t−PA −OTX、  −OTN、  
−OTT。
−CTFg 、 −OTa? 、 −CT’V 001
271細胞(ATOO、細胞系及びハイプリドーマのカ
タログ、1985年第5版、142頁、J、Virol
26 (1978) 292 )を、カルシウムホスフ
ァート共沈澱法(「Virology J 52 (1
973) 456頁、グローバーエRLブレス1985
年刊I DNAクローニングJI巻143頁以降及び2
13頁)により、BPV発現プラスミドでトランフエク
ション、すなわちDNA感染させた。
5 x 10”のC127エ細胞を60鴎ペトリ皿中の
DMEM (ドウルペツコの変性イーグルス媒体)+1
0%yes (仔牛血清)に接種した。翌日媒体を25
mMのHICRPES + 10%Fasを含有するM
EM (変性イーグルス媒体)に変えた。10μ2のC
s01精製プラスミドDNAを使用してOaホスファー
ト共沈体を形成し、C127エ細胞上に注意深く載置し
た。トランスフェクション、すなわちDNA感染の効果
はグリセロールショック処理により著しく高められた。
このため沈澱物の載置から4時間後に細胞から媒体を吸
引除去した。l)Qmペトリ皿に対して15%グリセロ
ール/ HBS (「DNAクローニング」■巻152
頁)2−で室温において3分間培養した。
グリセロール/ HBS溶液を吸引除去し、細胞を3−
のDMEM −)−10%FC8で洗浄した。この細胞
をDMKM + 10%yesにより37℃7%CO宜
において培養した。1週間に3回この媒体を吸引除去し
、新しい媒体と交換した。
BFVゲノムを含有するDNA感染細胞は、2−3週間
後形質転換細胞集落であることが確認すれた。
上述したtPAムティンを形質発現する細胞集落は、カ
ゼイン寒天被覆(後記)により確認された。
37℃、7%CO,で2乃至3時間培養した後、溶菌帯
域が半透明カゼイン寒天中でtPA発現細胞が位置する
点として明らかに認められた。カゼイン寒天を除去後、
これら点部分に存在する細胞をクローニングシリンダ法
(「DNAクローニング」8巻220頁)で分離した。
得られた細胞系をDMEM +10%lPO3で標準法
により培養した。細胞系が密集体となった後、血清を含
まないDMEM中に保持した。この血清を含まない細胞
培養基からのtPAムテイ/浮遊物はさらに精製される
ことができる。
上述した寒天被覆試験には以下の溶液が必要とされる。
(1)8%のスキムミルク水溶液を100℃で30分間
沸騰させ、水浴中で37℃に冷却した溶液、(2)低融
点アガローゼの2%濃度のPES溶液をオートクレーブ
加熱し、水浴で37℃に冷却し、濃縮DMEMを1:1
の割合で添加した溶液、(3) 0.64 fのプラス
ミノーゲンを1−の水に溶解し、上記溶液(2)16m
、上記溶液4d及びプラスミノーゲン溶液0.4−をピ
ペットで置針混合して寒天被覆剤を調製し、水浴で37
℃に保持する。
テストのため60闘ベトリ皿中で細胞を血清を含まない
媒体で2回洗浄する。次いで2−の寒天被覆剤をピペッ
トで各ペトリ皿に入れる。これを放冷し、室温で寒天を
固化させる。次いで37°C17%CO,で2乃至3時
間培養し、溶菌帯域の寸法及び数を測定する。
実施例 6 新規ポリペプチドの分離 無菌濾過及び0.01%Tween”  soの添加後
、エリトリナトリプシン阻害剤セファロース(ETエセ
ファロース l cm ×3 cm )上アフイニテイ
クロマトグラフイーにより、実施例5で得られた血清を
含まない細胞培養浮遊物からtPAムティンを分離した
。ETエアフイニテイーマトリックス調裂のため、5■
のIT工を1−の0NBr活性化セフアロース4Bに合
併した。このゲル材料を20 mMのNaホスファート
、0.15 M Na1l、O、O’ 1%Tvree
n” 80、pH7,0で平衡化させてから細胞培養浮
遊物を載置した。載置後、ゲル材料を同じ緩衝液で処理
して、非特定的に結合された材料を除去した。特定的に
結合されたムチ−(7Y O,I Mのグリセリン、0
.1 Mのアルギニン/ HCI 、  0.01%T
ween” 80 。
pH3,0で溶出し、脱着した。結合溶出物をo、iN
水酸化ナトリウム溶液でpH5,0に調整した。
或は溶出物を20 mMのナトリウムホスファート、2
50 mB+のIJaCl、n、oi%Tween■8
0の3倍量で希釈し、p!!7.0に馬整した。分離ム
チンをさらに精製するため、蛋白質溶液を20 mMの
ナトリウムホスファ−)、250 mMのMail、0
.01%Tween”80 、 p)H7,0で平衡化
したリジンセファロ−ヌカ2ム() =tm ×? c
ta )に装荷した。非特定的に結合さ31.り材料ン
20 zMのナトリウムホスファート、Q、(11(’
のT、tes・a” ’i172 、、 pH6,5で
洗浄除去した。
特定的に結合されたムティンを20 mMのナトリウム
スルファ−)、0.4Mのアルギニン、 0.01%の
Tveen” 80 、 pH6,5で脱着した。最後
に蛋白質溶液を20 mMのナトリウムホスファート、
0゜IMのアルギニン、0.01%のTweerP80
 、 pH5,0に対して透析し、使用されるまで一2
0℃で貯蔵した。
実施例6により得られた5−10μgのムティンをSD
Sゲル電気泳動により分画し、ニトロセルロース膜上に
移送した。0.1%のTween” 20、pH7,4
を含有するPBS緩衝液(2mMのホスファート、15
0 mMのNa1l、pH7,4)で飽和した後、この
ニトロセルロース膜をペルオキシダーゼに結合されたグ
リフオニアシンプリシフオリアからのレクチンで2時間
培養した。TBS緩衝液(10mMのトリス、150 
mMのMail、pH7,4)を使用して非結合材料を
除去した後、ニトロセルロースY 50 mMのトリス
、150mMのMail、0.02%のH2O,及び0
.5η/−の4−クロル−1−ナフトール中で5−10
分培養した。積極的反応が5分以内に蛋白質バンドの青
色化に可視的となった。次いでニトロセルロース膜を水
中に移して反応を停止した。
オリゴサツカリド残渣は、第8図に示されるようにβ−
結合サブターミナルガラクトース残渣に結合されたα−
結合ガラクトース残渣を含有する。
このα−ガラクトース残渣は6′ガラクトースに優勢的
に存在する(糖残渣ナンバリングの8図参照)。
他のサブターミナルガラクトース残渣はシアリン酸或は
他のα−結合ガラクトースの何れかにより置換されてい
る。
【図面の簡単な説明】
添附図面中筒1図はヒト組織プラスミノーゲン賦活体の
配列を示す図面、 第2図は本発明ポリペプチドの出発材料であるプラスミ
ドpUctPAを説明する図面、第3図は実施例2にお
ける上記出発材料の処理を説明する図面、 第4図は実施例2に相当するが、これとは異なる実施例
3の処理を説明する図面、 第5図は実施例4における修飾tPA DNAの形質発
現用ベクターを構成する処理の一部を説明する図面、 第6図は上記処理の他の一部を説明する図面、第7図は
上記処理のさらに他の一部を説明する図面、 第8図はオリゴサツカリドの構成を説明する図面である
。 代理人弁理士  1)  代   熱   治Gal 
   +w  ガラクトース Man   舞 マンノース GlcNAc ’* N−7qすJL/グルコT?VF
uc   −フコース Sla    m  シアソン町( ^sn   s  プス1リイン 手続補正書(方式) 5.補正命令の日付 平成1年 2月26日 (発進口) 平成2年 1月24日 6、補正の対象

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式、tPA_1_−_5_4−X−tPA_1_
    7_2_−_5_2_7(式中、tPA_1_−_5_
    4及びtPA_1_7_2_−_5_2_7はヒトの成
    熟組織プラスミノーゲン賦活体のアミノ酸1−54及び
    172−527を、Xはアミノ酸配列、−Ser−tP
    A_1_1_1_−_1_7_1、−tPA_5_5_
    −_1_0_5、−tPA_5_5_−_1_3_0−
    Arg−tPA_1_4_0_−_1_7_1或はtP
    A_5_5_−_1_2_5−tPA_1_3_9_−
    _1_7_1を意味し、このtPA_1_1_1_−_
    1_7_1、tPA_5_5_−_1_0_5、tPA
    _5_5_−_1_3_0、tPA_1_4_0_−_
    1_7_1、tPA_5_5_−_1_2_5及びtP
    A_1_3_9−_1_7_1はヒトの成熟組織プラス
    ミノーゲン賦活体のアミノ酸、111−171、55−
    105、55−130、140−171、55−125
    及び139−171ならびにN末端及び/或はC末端に
    おいて1乃至6のアミノ酸だけ短縮され或は伸張された
    配列のこれらの対立遺伝子変異型或は誘導体を意味する
    )のポリペプチド。
  2. (2)請求項(1)によるポリペプチドを暗号化するD
    NA配列。
  3. (3)請求項(1)によるポリペプチドを暗号化するた
    めの遺伝子配列を有するベクター。
  4. (4)請求項(1)による少くとも1種類のポリペプチ
    ドを、場合により薬学的に容認される担体乃至結合剤中
    に、含有する医薬。
  5. (5)請求項(4)による医薬であつて、請求項(1)
    による少くとも1種類のポリペプチドと、他のフィブリ
    ン溶解剤との組合せを含有する医薬。
JP1231807A 1988-09-09 1989-09-08 新規なポリペプチド Pending JPH02211870A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3830734A DE3830734A1 (de) 1988-09-09 1988-09-09 Neue polypeptide, ihre herstellung und verwendung
DE3830734.0 1988-09-09

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02211870A true JPH02211870A (ja) 1990-08-23

Family

ID=6362650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1231807A Pending JPH02211870A (ja) 1988-09-09 1989-09-08 新規なポリペプチド

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0363622A1 (ja)
JP (1) JPH02211870A (ja)
DE (1) DE3830734A1 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PT84588B (en) * 1986-04-02 1989-05-09 Beecham Group Plc Process for preparing a fibrinolytic enzyme
DE3643158A1 (de) * 1986-04-21 1987-11-19 Boehringer Mannheim Gmbh Gewebs-plasminogen-aktivator(tpa) - derivat und seine herstellung

Also Published As

Publication number Publication date
EP0363622A1 (de) 1990-04-18
DE3830734A1 (de) 1990-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5658567A (en) Recombinant α-galactosidase A therapy for Fabry disease
JP2713467B2 (ja) バンパイアバット唾液プラスミノーゲン賦活体
JPS6069029A (ja) 組換えdna技術によるヒトigfおよびegfの製造
CA1341458C (en) Modified human t-pa
JP3189052B2 (ja) 抗血液凝固活性を有するポリペプチド
JPH05194264A (ja) 血栓塞栓障害治療剤
JPH04505554A (ja) 可溶性トロンボモジュリン類似体
JPH022376A (ja) 酵素前駆体型ヒトプロテインcの発現のためのベクターおよび化合物
KR100508043B1 (ko) rDSPAα1의 제조방법
JPH02211870A (ja) 新規なポリペプチド
CA2004764C (en) Ancrod proteins, their preparation and use
JPH04500306A (ja) t―PA類似のポリペプチド、その製造法および使用
JPH05508771A (ja) Ancrod類似蛋白質、その製造及び使用
Kumar et al. Current status of production, clinical usage and market scenario of streptokinase
JPH0213374A (ja) 新規な蛋白質、その製法及び用途
JP2904893B2 (ja) 医薬製剤
WO1988000615A1 (en) Process for purifying a plasminogen activator
CA2245554C (en) Method for the production of rdspa .alpha.1
JP2000504941A (ja) トロンビンによって活性化され得るプラスミノーゲンアクチベーター
JPH01165379A (ja) 新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物
EP0350692A1 (de) Polypeptide, ihre Herstellung und Verwendung
JP2846961B2 (ja) エリトリナ・カフラ由来の組換え阻害物質のセリンプロテアーゼ精製への使用
JPH0475584A (ja) ヒトプロウロキナーゼ様ポリペプチド及びその製造法
JPH02219573A (ja) 新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物
JPH01160481A (ja) 新規なポリペプチド、その製法及び用途