JPH02210682A - 追記型記憶媒体の記録・再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、光、ＩＣ，磁気などを応用したカード、デ
ィスクなどの追記型記憶媒体の記録・再生装置に関する
ものである。

ｃｆ来の技術） 第２図は従来の追記型記憶媒体の記録・再生装置の構成
を示す図で、記憶媒体３ａと該記録媒体３ａの記録済デ
ータを読み皐る読取り部２ａと書込み部１ａから構成さ
れる。記憶媒体３ａの記憶領域は、データＭ用の小領域
４Ｍ、データＮ用の小領域４Ｎ〜データＸ用の小領域４
Ｘに分割されている。

このような、追記型記憶媒体の記録・再生装置は、−度
記録したデータ例えばデータＡを消去することができな
いため、データＡを記録した後データＡの一部分のみを
変更したい場合、変更しない部分も合わせて記録されて
いる全データをデータＢとして書き直さなければならな
い。

〔発明が解決しようとする課題〕

従って、このような記録・再生装置では、データの変更
部分が少ないにもかかわらず、全データの書き直しによ
り記憶領域を多く消費してしまうことや、書き直し量が
多いことから書込みに時間がかかり過ぎるといった問題
がある。

このような問題を解決する一手法としては、例えば、特
開昭６２−２９８９８２号公報に記載された光デイスク
情報検索方式がある。

同方式では、光デイスク媒体を、追加型記憶エリアと、
書換え可能な記憶エリアから構成し、追記型記憶エリア
に所要のデータを追記し、書換え可能な記憶エリアに、
追記型記録エリア内のデータをアクセスするための管理
情報を記録する。

そして、検索の際には、その管理情報を用いて前記追記
型記憶エリアの情報を取り出すということで、いわゆる
部分更新を可能にしている。

しかしながら、前記公報記載の方式では、追記型記憶エ
リアと書換え可能な記憶エリアとを有するという特殊の
記憶媒体を必要とする。

この発明は、このような特殊な記憶媒体を用いることな
く、前述のような、全データ書き直しにより記憶領域を
多く消費してしまうとか、書込みに時間がかかり過ぎる
という問題を解決することのできる、追記型記憶媒体の
記録・再生装置を提供することを目的とするものである
。

（課題を解決するための手段） 前記目的を達成するため、この発明は追記型記憶媒体の
記録・再生装置をつぎの（１）のとおりに構成するもの
である。

（１）つぎのａ　”−’　ｃの構成要素を備えた追記型
記憶媒体の記録・再生装置。

ａ、多数の小領域の集合からなるデータ領域と、該小領
域に記録されたデータの変更の際に変更後のデータを記
録する小領域の集合からなる変更データ領域と、前記デ
ータ領域の小領域に夫々対応する小領域の集合からなり
、かつその各小領域に、対応するデータ領域の小領域に
ついての位置情報、記録日付情報等及び対応する変更デ
ータ領域の小領域についての位置情報、記録日付情報等
を記録するマツプ領域とを有する追記型記録媒体。

ｂ、前記データ領域の小領域に記録されたデータの変更
の際に、変更後のデータを変更データ４Ｒ＠の小領域に
書き込むと共に、該変更後のデータにかかる小領域の位
置情報、記録日付情報等をその小領域に対応するマツプ
領域の小領域に書き込む書込み部。

ｃ、マップ領域の小領域に最後に記録された情報により
、所要のデータ領域の小領域及び／又は変更データ領域
のｌト領域の位置を検索し、その検索した小領域よりデ
ータを読み出す読出し部。

（作用） 前記（１）の構成により、データ領域のデータは、その
小領域単位で部分更新され、書込みに時間がかからない
。

（実施例〉 以下この発明を実施例で説明する。

第１図は、この発明の一実施例である、追記型記憶媒体
の記録・再生装置の構成図である。

同図において、３ｂは追記のみ可能ないわゆる追記型記
憶媒体で、マツプ領域５．データ領域６、変更データ領
域）を備えている。

データ領域６は、データＡ、データＢ　−−−−が記録
された小領域６Ａ、６Ｂ−−−一の集合であり、変更デ
ータ領域７は、例えばデータ領域の小領域６Ｂに記録さ
れたデータであるデータＢの変更の際に、変更後のデー
タである変更データＢが記録（追記）される小領域７Ｂ
−一の集合である。

マツプ領域５は、データ領域６の小領域６Ａ。

６　Ｂ　−−−−−に夫々対応する小領域５Ａ、５Ｂ−
−−−の集合であり、その各小領域５Ａ、５Ｂ−一一は
、これに対応するデータ領域６の小領域６Ａ、６Ｂ−・
−・についての位置情報、記録日付情報等及び同じく対
応する変更データ領域７の小領域７Ｂ（５Ｂと対応関係
にある）の位置情報、記録日付情報等が５Ｂ１，５８２
−−一の位置に順次記録されるものである。

書込み部１ｂは、データ領域６のデータの一部例えばデ
ータＢの全部或は一部が変更されたとき、変更後のデー
タＢ即ち変更データＢを変更データ領域７の小領域７Ｂ
に書き込むと共に、この小領域と対応するマツプ領域５
の小領域５Ｂにおける２番目の位置５Ｂ２に、変更デー
タＢの記録された位置７Ｂ、記録日付等を書き込むもの
である。

また、読取り部２ｂは、所要のデータ例えばデータＢを
読み取る際、まず、マツプ領域５を検索し、データＢに
かかる小領域５Ｂに最後に記録された情報をその５Ｂ２
位置より読み出して、変更データＢが記録された位置７
Ｂを知り、同７ＢよりデータＢの変更後のデータである
変更データＢを読み取るものである。

本実施例では、前述のとるりの構成１機能を備えている
ので、データ領域６のデータの一部変更の際には、その
変更にかかる部分データ例えばデータＢについて、変更
後のデータを追記すると共に、追記位置１日付を書き込
むだけでよい。

なお１以上の実施例は、データ領域６にデータが記録済
の追記型記憶媒体を用いる例であるが、データ領域６に
データを追記することもある追記型記録媒体を用いると
きは、書込み部１ｂに、データ領域６の小領域へのデー
タ書込み機能及びその小領域の位置情報、記録日付情報
等のマツプ領域５の小領域への書込み機能を付与すれば
よい。

又、データ領域の分割数は、データの変更頻度、マツプ
領域の許容量を勘案して適宜に決めればよい。

（発明の効果） 以上説明したように、この発明によれば、記録済のデー
タの一部変更は、変更にかかる小領域の、変更後のデー
タ（変更データ）の追記及びその位置情報等の追記で対
処できるので、記憶領域の消費が少なく、書込み時間が
短かくてすみ、又特殊の構成の追記型記憶媒体を用いる
ことなく部分更新が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成図、第２図は従来例
の構成図である。 図中、１ｂは書込み部、２ｂは読取り部、３ｂは追記型
記憶媒体、５はマツプ領域、６はデータ領域、７は変更
データ領域である。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）つぎのａ〜ｃの構成要素を備えていることを特徴
   とする追記型記憶媒体の記録・再生装置。 ａ、多数の小領域の集合からなるデータ領域と、該小領
   域に記録されたデータの変更の際に変更後のデータを記
   録する小領域の集合からなる変更データ領域と、前記デ
   ータ領域の小領域に夫々対応する小領域の集合からなり
   、かつその各小領域に、対応するデータ領域の小領域に
   ついての位置情報、記録日付情報等及び対応する変更デ
   ータ領域の小領域についての位置情報、記録日付情報等
   を記録するマップ領域とを有する追記型記録媒体。 ｂ、前記データ領域の小領域に記録されたデータの変更
   の際に、変更後のデータを変更データ領域の小領域に書
   き込むと共に、該変更後のデータにかかる小領域の位置
   情報、記録日付情報等をその小領域に対応するマップ領
   域の小領域に書き込む書込み部。 ｃ、マップ領域の小領域に最後に記録された情報により
   、所要のデータ領域の小領域及び／又は変更データ領域
   の小領域の位置を検索し、その検索した小領域よりデー
   タを読み出す読出し部。