JPH01243285A - 追記型光カードの記録情報管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光カートの情報管理方式に係り、特に追記型光
カードシステムの処理速度を高める情報管理方式に関す
る。

〔従来の技術〕

近年、ＩＣカードに比べ大記録容量を持つ光力−１りを
利用したシステムが注目されている。現在、光カードの
主流は、情報の書込みが可能な追記型光カードである。

追記型光カードは、−度書込んんだ情報を、物理的に消
去・書：替えを行うことが不可能である。そのため、論
理的な書替えを可能にする情報の管理方式の提案がされ
ている（特開昭６２−２５３７４号）。

〔発明が解決しようとするｉｌｌ！題〕光カードの原理
は、光ディスクと同じで、記録面に強いレーザを蟲て穴
を空けることにより情報を記録し、その穴に弱いレーザ
を当てることにより情報を読取るものである。原理は同
じであるが、光カートは光ディスクに比へ、入出力装置
のｆｉｔ！Ｊ　御が難しく、書込み・読取り速度が遅い
という問題がある。また、前述した様に、追記型光カー
ドは、情報の書替えができないという問題もある。

上記提案されている技術は、情報の書替えができないと
いう問題点は解消しているが、処理速度に対する配慮が
なされておらず、情報の管理方法が複雑であり、光力−
１くの情報管理方式には不向きである。

本発明の目的は、追記型光カードの記録情報の論理的な
消去・書替えを可能にし、同時に処理速度の向」二を可
能にし、情報管理方式を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の上記目的は、光カードのメモリに、メモリの構
成を示すメモリ構成情報領域と、メモリの使用量を管理
する使用量管理領域と、実データの格納先を管理するデ
ィレクトリ領域と、実データを格納する実データ領域を
設けるとともにメモリ全体の管理をメモリ構成情報領域
で行い、実データの管理をディレクトリ領域で行い、ブ
イレフトリ領域の使用量の管理を使用量管理領域で行う
ことを特徴とする記録情報管理方式によって達成される
。

〔作用〕

本発明に係わる記録情報管理部は、使用′Ｍ管理領域を
読むことで、ブイレフ１−り領域の記録情報の終りアド
レスを求める。データ書込時には、終りアドレスからデ
イレクトり及び実データを書込み、使用量管理領域に管
理情報を追記する。データ読込時には、検索キーを基に
、ブイレフ１−り領域の終リア１くレスから逆に読み取
ってゆき、同一キーを持つブイレフ１−りを捜し、対応
する実データを読取る。上述の手順により、追記型光カ
ードにおける論理的な情報の消去・書、替えを可能にし
、かつ、処理速度の−Ａ’ｌ＋速化が可能になる。

また、処理の最初にメモリ構成情報を読み取っておき、
以降の処理は読取った情報に基づいて行うことにより、
メモリ容量、メモリ構成の異なるカー１〜に対し同し手
順で処理を行うことが可能になる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図は、本発明の一実施例である光カードのメモリ構
成を示す図である。本図において、１はメモリ構成情報
領域、２は使用量管理領域、３はディレクトリ領域、４
は実データ領域である。

まず、本実施例の各領域の記録内容を説明する。

メモリ構成情報領域］は、どのカードにも固定のアドレ
スに、共通のフォーマットで設ける領域である。記録内
容は、使用量管理領域２．ディレクトリ領域３．実デー
タ領域４のアドレスや大きさ等そのカードのメモリ構成
を示す情報を記録する。

この使用量管理領域は、ディレクトリ領域３に記録され
ているディレクトリの数を管理する情報を記録する。例
えば、ディレクトリを記録する毎に、使用量管理領域に
１．バイ１への管理データを追記する。ディレクトリ領
域３は、実データを識別するキー部と」−２キーに対応
する実データのアドレスを記録するアドレス部から成る
ディレクトリを記録する。実データ領域３は、実データ
を記録する。

使用量管理領域２の情報により、−意にディレクトリ領
域の最後のブイレフ１〜リアドレス及び空領域のアドレ
スが求まり、さらに、最後のディレクトリより実データ
領域の空領域の先頭アドレスを求めることができる。

第２図は、本発明の具体的−実施例を説明する図である
。本実施例は、説明を理解し易くするため、実データは
１トラツク固定長とし、ディレクトリのアドレス部はト
ラックＮｏとする。アドレス部がｒＯＪの場合は、その
キーは消去されたものとする。

以下、詳細に説明を行う。

メモリ構成情報領域１には、使用量管理領域２゜ディレ
クトリ領域３．実データ領域４がそれぞれ１、ｍ、ｎト
ラックから始まっていることを示す情報が記録されてい
る。使用量管理領域２には、６つの「１」が３己録され
ている。これは、ディレクトリ領域３に６つのティレフ
１−りが書込まれていることを示す。ブイレフ１−り領
域３には、キー部５とアドレス部６で構成するディレク
トリか記録されている。先頭から説明すると、キーｒＡ
Ｊのデータがｎトラックに、キー「Ｂ」のデータがｎ＋
１トラックに、キーｒｃＪのデータがｎ＋２トラックに
、キー「Ｂ」のデータがｎ＋３１−ラックに、キー「「
〕」のデータがｎ　＋４．　ｌ−ランクに記録されてお
り、キー「Ａ」が消去されたことを示す。実データ領域
４には、０１−ラックからｎ＋４トラツクまでデータが
格納されていることを示す。

デイレクトり領域３に、第３図のキーｒＢＪの如く同一
キーを持つ複数のディレクトリが存在する場合は、後に
あるもの程新しいデータであることになる。従って、検
索キーを基に先頭のディレクトリから順次検索を行って
ゆけば、上記キーデータの変更履歴を取ネ；）すること
かできる。また、最終ブイレフＩ−りから１−ったれ検
索すめば最新のデータのみ取得できる。

ディレクトリ領域３の空領域の先頭アドレスは、使用量
管理領域２の情報つまりブイレフＩ・り数とディレクト
リ長から一意に求められる。実データ領域４の空領域の
先頭アドレスは、ブイレフ１−り領域のアドレス部がｒ
ＯＪでない最も後のディレクトリのアドレス部を参照す
ることにより求められる。

第３図は、本発明の他の実施例を説明する図で、実デー
タが可変長の場合を示す。実データが可変長であるため
、ディレクトリ３にレングス部７を付は加える。本実施
例は、説明を理解し易くするため、実データはトラック
単位の可変長とし、アドレス部６はトラック番号、レン
グス部７は１〜ラツツク数とする。アドレス部が「Ｏ」
の場合は、当該キーは消去されたものとする。

以下、第３図の実施例を詳細に説明する。

メモリ構成情報領域１と使用量管理領域２は、第２図の
実データ固定長の場合と同じである。ブイレフ１へり領
域３には、キー部５とアドレス部６とレングス部７で構
成するディレクトリが記録されている。先頭から説明す
ると、キー［Ａ」のデータがｎトラックから］１〜ラッ
ク分、キー「Ｂ」のデータｎ＋１トラックから２トラッ
ク分、キー「Ｃ」のデータがｎ＋３トラツクから１トラ
ック分、キーｒＢＪのデータｎ＋４１−ラックから３ト
ラック分、キー［■］」のデータがｎ＋７１−ラックか
ら２トラック分記録されており、キーｒＡＪが消去され
ていることを示す。実データ領域４には、ｎｌ−ランク
からｎ＋８１−ランクまでデータが格納されていること
を示す。

本実施例において、ディレクトリ３に実データのレング
スを持たせる必要はない。例えば、実データの先頭に持
たせても良い。

第４図は、本発明の具体的実施例であるデータの登録・
書替え・消去の方法を処理フローで示すものである。本
実施例は、第２図で示した実データが固定長である場合
の処理である。

ステップ１０で、使用量管理領域２に書き込まれている
管理情報を読む。ステップ１１では、ステップ］Ｏで読
取った管理情報の数からディレクトリ領域３の空領域の
先頭アドレスを求める。ステップ］２では、ステップ１
］で求めたアドレスを指標にして、１つ前のディレクト
リ３を読む。

ステップ１２で読取ったブイレフ１〜す３のアドレス部
７が「０」ならば指標を１つ後にずらしステップ１２へ
戻る。アドレス部７が「０」でなければ次のステップへ
進む（ステップ］−３）。ステップ］−４では、ステッ
プ］２で読取ったディレクトリ３から実データ領域４の
空領域の先頭アドレスを求める。ステップ１５では、キ
ー及びステップ１４で求めたアドレスを基にティレフＩ
〜りを作成する。この時、消去であればアドレス部を「
０」にする。ステップ１６では、ステップ１１で求めた
アドレスに、ステップ１５で作成したディレクトリを書
込む。ステップ１７では、ステップＪ４で求めたアドレ
スに実データを書込む。ステップ１８では、使用量管理
領域２に管理情報を１つ追記する。

第５図は、本発明の具体的実施例であるデータの検索方
法を処理フローで示すものである。本実施例は、第２図
で示した実データが固定長である場合の処理である。

ステップ２０では、使用量管理領域２に書込まれている
管理情報を読む。ステップ２１では、ステップ２０で読
取った管理情報の数からデイレクトり領域３の空領域の
先頭アドレスを求める。ステップ２２では、ステップ２
１で求めたアドレスから逆方向に、検索キーを基にディ
レクトリをサーチする。検索キーと同じキーを持つディ
レクトリがなければ、データはなしくステップ２３）。

ステップ２２でサーチしたディレクトリのアドレス部が
ｒＯＪならば、データはなしくステップ２４）。ステッ
プ２５では、ステップ２２でサーチしたディレクトリの
７１〜レス部の示す実データを読取る。

〔発明の効果〕

以上述べた如く、本発明によれば、追記型光カー１・の
記録情報管理方式として、データ記録領域を使用量管理
領域とデイレクトり領域を実データ領域の４つに分けて
記録情報を管理するようにしたので、それぞれの領域の
空領域の先頭アドレスが容易に求めることができるため
、高速でかつ簡貼なデータの追記・検索が実現でき、か
つメモリ（１］） 構成、メモリ容量の異なったカードにも同し処理手順で
対応できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例である追記型光カードのメ
モリ構成図、第２図、第３図は第１図のメモリ構成の具
体的な記録内容を示す図、第４図は、実施例におけるデ
ータの登録・書替え・消去の方法を示すフロー図、第５
図は、実施例におけるデータの検索方法を示すフロー図
である。 １・・・メモリ構成情報領域、２・・・使用ザ、管理領
域、３・・・ブイレフ１−り領域、４・・実データ領域
、５・・キー部、６・・・アドレス部、７・・レングス
部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、追記型光カードを利用するシステムにおいて、光カ
   ードのメモリ内に、少なくともメモリの構成を示すメモ
   リ構成情報領域と、メモリの使用量を管理する使用量管
   理領域と、実データの格納先を管理するデイレクト領域
   と、実データを格納する実データ領域を設るとともに、
   メモリ全体の管理を上記メモリ構成情報領域で行い実デ
   ータの管理を上記ディレクトリ領域で行い、上記ディレ
   クトリ領域の使用量の管理を上記使用量管理領域で行う
   ことを特徴とする追記型光カードの記録情報管理方式。 ２、請求項１において上記ディレクトリ領域の構成中に
   、少なくともデータを識別するキー部と、該キーに対す
   る実データのアドレスを記録するアドレス部を設けたこ
   とを特徴とする追記型光カードの記録情報管理方式。