JPH02210238A

JPH02210238A - レンズメータ

Info

Publication number: JPH02210238A
Application number: JP1435689A
Authority: JP
Inventors: Taketoshi Ishihara; 石原　武利
Original assignee: Topcon Corp
Current assignee: Topcon Corp
Priority date: 1988-10-05
Filing date: 1989-01-24
Publication date: 1990-08-21
Anticipated expiration: 2013-09-21
Also published as: EP0753781A3; JP2801620B2; EP0753781A2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、被加工レンズの光学特性測定、　レンズ加
工データによる加工可否判定及び加工治具の被加工レン
ズへの取り付けを行い得るようにしたレンズメータに関
するものである。

（従来の技術）一般に、メガネを作る場合には、まず顧客の眼の眼屈折
度や乱視軸等の測定を行って、この測定に基づいてメガ
ネレンズに対する処方箋データを作成すると共に、メガ
ネのレンズ枠やレンズの種類等を顧客に選択させて、こ
れらの情報を加工場等に送る。この加工場では、上述の
情報を基に被加工レンズを選択して、この被加工レンズ
の乱視軸の向きや光学中心（光軸）等をレンズメータで
測定すると共に、被加工レンズを加工してメガネのレン
ズ枠に実装したときにＩｉＬ視軸が目的の方向を向くよ
うに上述の測定に基づいて被加工レンズに印点（マーキ
ング）する。

次に、メガネ枠の１型（型板）を被加工レンズ上に重ね
て、両者の光軸及び乱視軸の向き等の軸合わせをし、１
型の周縁が被加工レンズの周縁から外側に出るか否か、
すなわち素地切れとなるか否かという加工可否を確認す
る。この加工可否確認作業には、直接視認する直視式と
、投影による投影式とがある。

そして、この確認作業で、１型の周縁が被加工レンズの
周縁から外側に出る場合には、加工が不可能であるので
、更に大きい径のレンズに代える必要がある。一方、外
側に出ない場合には、加工することが可能であるので、
吸着器を用いて加工治具である吸着盤を被加工レンズの
中央に光軸の軸線と一致させて取り付け、この吸着盤を
玉摺機のレンズ保持軸に取り付けるようにしている。

（発明が解決しようとする課題）ところで、上述したような被加工レンズへの印点と加工
治具の被加工レンズへの取り付けは別々の装置を用いて
行っていたために、加工治具の被加工レンズへの取り付
けの軸合わせに誤差が生ずるという問題があった。

また、上述の投影式による方法で強度乱視のある被加工
レンズの加工可否確認作業を行う場合、印点の投影像に
軸誤差を生じ易いという問題があった。

さらに、直視式ではパララックスが生じ易く正確な観察
ができないという問題があった。

その上、近年は、被加工レンズ（生地レンズ）をメガネ
枠の形状に研削加工するのに、１板（型板）を用いずに
、予め加工形状のデータをＣＰＬＩ等をこＡ８憶させて
おいて、この記憶データに基づしＸて被加工レンズを研
削砥石に対して昇降駆動させるよう番こした玉摺機が開
発されている。この玉摺機で（ま被加工レンズを研削加
工するために１板を用ν１なしまために、レンズメータ
で被加工レンズの光学特性を測定した後に、この被加工
レンズが素地νｊれとなるか否かの加工可否確認作業を
上述のようをこ１板を用いて行うことができず、この加
工可否確認作業が困難であった。

そこで、この発明は、１板があるか苦力）番こ拘らず、
レンズ加工データによる被加工レンズのカロエ可否判定
及び加工治具の被加工レンズへの取りイ寸けを簡易且つ
正確に行うことができるレンズメータを提供することを
目的とするものである。

（課題を解決するための手段）この目的のもとに、この発明のレンズメータでは、被加
工レンズの光学特性を測定する測定手段と、被加工レン
ズのレンズ外周情報入力手段と、メガネフレームのフレ
ーム形状情報入力手段と、光学特性及びレンズ外周情報
並びにフレーム形状情報を合成表示する表示手段とを有
している。

また、被加工レンズの外形中心の光学特性を測定する測
定手段と、被加工レンズのレンズ径入力手段と、メガネ
フレームのフレーム形状情報入力手段と、メガネフレー
ムのレンズ枠中心間距離及びメガネフレーム装用者の瞳
孔間距離、又はレンズ枠中心間距離と瞳孔間距離の差を
入力する距離入力手段と、測定手段によって測定された
被加工レンズの外形中心におけるプリズム量から光学中
心の位置を算出する演算手段と、フレーム形状情報入力
手段及び距離入力手段によって得られたメガネフレーム
のレンズ枠と装用者のアイポイント位置並びにアイポイ
ント位置と光学中心を合致させたときの被加工レンズの
外周情報を同一画面上に合成表示する表示手段とを有し
ている。

また、検眼データを入力する検眼データ入力手段を有し
、表示手段は検眼データの乱視軸をアイポイント位置上
に合成表示するように設けられている。

また、メガネフレームのレンズ枠と装用者のアイポイン
ト位置と被加工レンズの外周情報とにより被加工レンズ
の適否を判別する演算手段と、判別された結果を表示す
る表示手段とを有している。

また、被加工レンズの光学特性を測定する測定手段と、
測定手段のレンズ保持部上に保持された被加工レンズに
加工治具を取り付けるための加工治具取付は手段とを設
けている。

また、検眼によって処方されたレンズデータを入力する
レンズデータ入力手段と、レンズデータ入力手段によっ
て入力されたレンズデータと被加工レンズの光学特性を
測定する測定手段による測定結果とが一致するか否かを
比較する演算手段と、演算手段によって判別された結果
を表示する表示手段とを有している。

更に、メガネフレームのフレーム形状情報入力手段と、
メガネフレームのレンズ枠中心間距離及びメガネフレー
ム装用者の瞳孔開路Ｍ、又はレンズ枠中心間距離と瞳孔
間距離の差を入力する距離入力手段と、被加工レンズの
光学特性を測定する測定手段と、光学特性及びフレーム
形状情報を表示する表示手段と、表示手段の表示面を観
察する第１観察光路と、被加工レンズの外形及び表面を
観察する第２観察光路とを有し、第１．第２観察光路は
表示面の表示と被加工レンズとを重ね合わせて同・時に
視認するための共通光路を有している。

また、処方箋のデータを入力する入力装置を有し、表示
手段の表示面には入力装置により入力されるデータから
乱視軸の方向が表示されるように設定されている。

また、入力された処方箋のデータの屈折度数と測定した
被加工レンズの屈折度数に差があるとき、差を検出し警
告する警告手段を有している。

（実施例）以下、この発明を図面に基づいて説明する。

［第１実施例］第１図〜第１０図は第１実施例を示している。

第１図、第３図において、１はこの発明に係るレンズメ
ータである。また、第３図において、２は第２図のＩＣ
カードリーダー２８とｒｃグリ−ライター２ｂとから構
成されるＩＣカードデータ記録再生装置、３は他党式検
眼機、４は自覚式検眼機、５は顧客管理用のコンピュー
タ、８は被加工レンズの形状加工用の玉摺機、７はメガ
ネフレームのレンズ枠の形状やレンズ枠間距離やフレー
ムＰＤ等を測定するフレームリーダーである。このレン
ズメータ１、データ記録再生装置２、他党式検眼機３、
自覚式検眼機４、顧客管理用のコンピュータ５、玉摺機
６等は互いに情報の伝送が行い得るようになっている。

第３図のレンズメータ１の本体８の前面下部には、第１
図に示したようにキーボード９が設けられている。この
キーボード９は、レンズの光学特性測定時に用いる多数
の操作スイッチ１０と、データ入力モード設定用の多数
のスイッチ１１と、データとしての数値入力用のテンキ
ー１２を有する。また、本体８の前面中央には、内部に
レンズ形状を測定するセンサーが第２図の測定部１３ａ
（測定手段）として内蔵されているレンズ受は台１３が
設けられている。

このレンズ受は台１３には、第９図、第１０図に示した
ようなレンズ受は台用アダプターＡが取り付は可能であ
る。アダプターＡの中央には措り杯状の凹部ａが形成さ
れ、凹部ａの中央には小孔すが形成されている。そして
、アダプターＡをレンズ受は台１３上に取り付けて使用
する場合には、凹部ａの中心すなわち小孔すの中心Ｏｂ
を測定部１３ａの中心に一致させる。この状態で、凹部
ａ内に被加工レンズを載置し、被加工レンズの外形中心
の光学特性を測定することにより、プリズム量から光学
中心を後述する演算手段で演算することにより算出でき
るように構成されている。これによれば、光学中心がそ
の外形中心とずれている被加工レンズにも対応できる。

また、レンズ受は台１３の」ニガには、本体８と一体の
取付突部１４が配設されている。この取付突部１４には
、図示しないレンズ押えや印点手段（マーキング手段）
が装着されている。そして、本体８の上部ｉ、＝　ハモ
ニターＴＶ１５（表示手段）が設けられている。

上述の取付突部１４の下部には、加工治具取り付は手段
としての吸着盤取付レバー１６が軸線Ａ−Ａ−を中心に
水平回動可能に且つ上下方向に駆動可能に装着されてい
る。この吸着盤取付レバー１６の回動操作及び上下方向
への駆動操作は、手動で行なうようにしているが、自動
的に行なうようにしても良い、この吸着盤取付レバー１
６の中間部には吸着盤ホルダー１７が設けられ、この吸
着盤ボルダ−１７には加工治具としてのゴム製の吸着盤
１８の取付軸部１８ａが着脱自在に保持されるようにな
っている。

本体８の内部には、第２図に示したような制御回路１９
が設けられている。この制御回路１９は、演算制御部２
０と、データ入力部２１と、データ記憶メモリ２２を有
する。

このデータ入力部２１は、レンズ径入力部２１ａ（被加
工レンズの外周情報入力手段）、フレームＰＤ入カ部２
１ｂ、　　ＩＪ１孔ＰＤ入カ部２１ｃ、レンズデータ入
力部２１ｄ（レンズデータ入力手段）、偏心量入力部２
１ｅ等から構成されている。しかも、このデータ入力部
２１は、第１図に示したモード設定用のスイッチ１１で
選択されて、レンズ径、フレームＰＤ、　　瞳孔ＰＤ、
　　レンズデータ、偏心量（プリズム作用を出すための
移動量）等を演算制御部２０（演算手段）に入力する。

尚、フレームＰＤ入力部２１ｂと瞳孔ＰＤ入力部２１Ｃ
はアイポイント入力手段を構成している。また、フレー
ムＰＤは、第４図に示すようにメガネフレームＭＦの両
レンズ枠（フレーム枠゛）Ｆにおけるレンズ枠中心間距
離すなわち幾何学中心間の距ＨＡ　ｄ　＋を示すもので
あり、瞳孔ＰＤは、第５図に示すように装用者の両眼に
おける瞳孔中心間の距Ｍ　ｄ　２を示すものである。

ここで、このレンズ径入力部２１ａは、レンズの径をキ
ーボード９のテンキー１２で入力するが、被加工レンズ
Ｌをレンズ受は台１３に載せたときに測定部１３ａで自
動的に測定されるように構成すれば、円形レンズ以外の
変形レンズのデータも入力することが可能となる。

また、瞳孔ＰＤ大入力２１ｃ、レンズデータ入力部２１
ｄには、他党式検眼機３や自覚式検眼機４がらオンライ
ンやＩＣカード等によって直接データを入力するように
する。しかし、データが他党式検眼機３や自覚式検限ｍ
４から瞳孔ＰＤ大入力２１Ｃ，レンズデータ入力部２１
ｄに直接入力されない場合には、他覚式検眼機３や自覚
式検眼機４による測定の結果得られた処方箋等を見なが
ら、モード設定用のスイッチ１１の操作とキーボード９
のテンキー１２の操作により必要なデータを入力する。

演算制御部２０には、ＩＣカードデータ記録再生装ｖ１
１２のＩＣカードリーダー２ａからフレーム形状データ
やレンズデータが入力されると共に、レンズ受は台１３
に設けられた測定部（センサー）１３ａから計測信号が
入力される。このメガネフレームのフレーム形状情報入
力手段としてのＩＣカードリーダー２ａには、フレーム
リーダー７で計測されたメガネフレームのレンズ枠の形
状（フレーム形状）やレンズ枠間距離或はフレームＰＤ
（レンズ枠中心間距離）等のデータや、他覚式検眼機３
や自覚式検眼機４による検眼時に使用した最適のトライ
アルレンズ等のレンズデータが入力される。尚、フレー
ムＰＤは、フレームリーダー７で測定が可能であればＩ
Ｃカードリーダー２ａを介して演算制御部２０に入力す
るが、フレームリーダー７で測定不能の場合にはフレー
ムＰＤ入力部２１ｂから上述のテンキー９で入力する。

ここで、カードリーダ２ａ又はオンラインによって演算
制御部２０に入力されるレンズデータには、検眼によっ
て処方されたレンズの屈折度数１円柱度数、軸角度、偏
心量、瞳孔Ｐ　Ｄ　（Ｉｔｓ孔間距開路等が含まれる。

一方、演算制御部２０からは、フレーム枠の形状データ
が含まれる加工データをＩＣカードデータ記録再生装置
２のＩＣリードライター２ｂに入力すると共に、被加工
レンズＬのデータや形状、レンズ枠等をモニターＴＶ１
５に入力して表示させる。このＩＣリードライター２ｂ
は、被加工レンズ周縁部の研削加工制御に必要な加工デ
ータを玉摺機６に入力する。

また、演算制御部２０はブザー２３を駆動制御する。

この演算制御部２０は、フレームＰＤと瞳孔ＰＤからフ
レーム枠Ｆ内に設けるアイポイントＰの位置（第６図参
照）を演算する。そして、このアイポイントＰと被加工
レンズＬの光学中心Ｏとを一致させ、選択されたメガネ
フレームＭＦ（第３図）に対して素地切れが生じないか
どうかを演算する。この際、モニターＴＶ１５上にフレ
ーム枠Ｆと被加工レンズＬを重ね合わせた表示を行ない
、視覚的にレンズの素地切れ状態を観察可能とする。ま
た、第６図に示した処方箋のアイポイントＰと第７図に
示した被加工レンズＬの光学中心０を第８図に示したク
ロく一致させると共に、第６図に示した処方箋の乱視軸
Ｘと第７図に示した被加工レンズＬの円柱軸Ｘ′を第８
図に示した如く一致させて表示させる。

そして、上述の演算の結果、素地切れが生じた場合、モ
ニターＴＶ１５の画面上にその旨のメツセージを表示さ
せると共に、ブザー２３によりアラーム表示も行なう。

次に、演算の結果、被加工レンズＬが素地切れとならな
い場合には、被加工レンズＬをレンズ受は台１３に載せ
て、被加工レンズＬの光学中心の光学特性を測定する。

そして、この測定値と既に入力されているレンズデータ
の球面度数１円柱度数とを比較し異なっているときには
、モニターＴＶ１５画面上にその旨のメツセージを表示
すると共に、ブザー２３によってアラーム表示も行なう
。尚、レンズデータは、レンズメータに入力せずに、処
方箋を見ながら測定結果と比較し、加工すべきレンズか
どうかを判断させても良い。

更に、この被加工レンズＬの光学特性も処方箋通りのも
のであれば、レンズ受は台１３上のモニター　ＴＶ１５
画面上に固定表示されているフレーム枠Ｆ。

アイポイントＰ、処方箋の乱視軸Ｘと被加工レンズＬの
光学中心０９円柱軸Ｘ′とを一致させる。

そして、吸着盤取付レバー１Ｂの吸着盤ホルダー１７に
吸着盤１８を保持させた後、この吸着盤取付レバー１６
を９０度回転させることにより、吸着盤１８の中心を被
加工レンズＬの光学中心Ｏに一致させる。

次に、この吸着盤取付レバー１ｅを押し下げて、吸着盤
取付レバー１６の吸着盤１８をレンズ受は台１３］二の
被加工レンズＬに吸着させる。この吸着に際しては、吸
着盤１８の中心と被加工レンズＬの光学中心０とが一致
させられる。

［第２実施例］次に、第１１図〜第１６図に第２実施例を示す。

このレンズメータ３０は、選択された被加工レンズＬが
メガネフレームＭＦ（第３図）に対して素地切れとなる
か否かを、被加工レンズＬの像とレンズ枠Ｆ表示像とを
光学的に重ね合わせて確認するものである。しかも、本
実施例では、第２図に示したレンズ径入力部２１ａを省
略すると共に、演算制御部２０を演算制御部２０′に代
えた制御回路を用いている。

第１１図に示すレンズメータ３０の本体３１はコ字状の
側面形状を有している。底部には例えばＬＣＤ（液晶表
示装置）等の表示部３２が形成されており、−段高に形
成された右側壁３１ａには、円錐台筒状のレンズ載置台
３３が設けられている。レンズ載置台３３の内部にはリ
ング状透光部３２ａを有するリングマスク３４（第１２
図参照）が装着されており、表示部３２及びレンズ載置
台３３の上部には、ハーフミラ−３５，３６がそれぞれ
配置されている。表示部３２の上方に位置する本体３１
上部には、外表面に設けられた円筒３７に連通ずる開口
が形成されている。

第１２図に示すように、レンズメータ３０は測定光学系
と第１観察光路及び第２観察光路を形成する第１、第２
観察光学系を有している。

測定光学系は、光源間、コンデンサーレンズ圏、絞りマ
スク切、コリメータレンズ４１、ハーフミラ−３Ｂ、リ
ングマスクあ、反射ミラー４２、フォーカスレンズ０、
Ｃ０Ｄ４４等の光学部材を有する。そして、光源３８か
らの照明光は、コンデンサーレンズＸ。

絞りマスク菊、コリメータレンズ４１、ハーフミラ−３
６、リングマスク詞、反射ミラー４２、フォーカスレン
ズ４３を介してレンズ載置台３３に載置された被加工レ
ンズＬをＣＣＤ４４に投影させる。この投影像は、第１
３図に示すように、円柱屈折がない場合は円環状の像Ａ
となり、円柱屈折がある場合は歪んだ楕円状の像Ｂとな
る。そして、この投影像により演算制御部２（Ｉにおい
て被加工レンズＬの光学特性が測定され、その結果を表
示部３２の表示部３２ａに第１１図に示すように表示さ
せる。

第１観察光学系は、表示部３２、ハーフミラ−語、レン
ズ恥、反射ミラー４６、接眼レンズ４７等の光学部材を
有する。そして、表示面部３２ａは、ハーフミラ−蕊、
レンズ４５、反射ミラー４６、接眼レンズ４７等から形
成される第１観察光学系を介して観察１１１１　Ｅに投
影される。

第２観察光学系は、ハーフミラ−３６、レンズ槌、ハー
フミラ−あ、レンズ４５、反射ミラー４６、接眼レンズ
４７等の光学部材を有する。そして、リングマスク３４
が組み込まれたレンズ載置台３３に載置され。た被加工
レンズＬを、ハーフミラ−父、レンズ槌、ハーフミラ−
羽、レンズ４５、反射ミラー４６、接眼レンズ４７等か
ら形成された第２観察光路を介して観察眼Ｅに投影させ
る。レンズ４８は被加工レンズＬの倍率と、表示部３２
の表示倍率を合わせるためのものである。

このように、第１．第２観察光路のうち共通に使用され
ているｌ／ンズ４５、反射ミラー４６、接眼レンズ４７
は、表示部３２の表示面３２ａの表示と被加工レンズＬ
とを重ね合わせて同時に視認するための共通光路を構成
している。

また、第１４図に示すように、演算制御部２０′は処方
箋のデータを演算処理してフレーム形状ＤＩ。

フレーム中心Ｄ２．瞳孔中心Ｄ３及び乱視軸Ｘ等を表示
面３２ａに表示させる。このとき、第１５図に示すよう
に乱視軸Ｘは所定の角度αを有して表示される。　　そ
して、例えば表示面３２ａを児ながら被加工レンズＬを
手動によりｉ１１整し、円柱軸Ｘ′力方向乱視軸Ｘ方向
に、光学中心０を瞳孔中心Ｄ３にそれぞれ一致させるこ
とにより、表示面３２ａ上の波力ＵエレンズＬが素地切
れ状態となるか否かを確認する。

また、多焦点レンズ（第１６図の二重焦点レンズ）等レ
ンズ表面を考慮しなければならないときには、レンズ表
面を観察し近用部Ｌ＋−が正しくフレーム形状Ｄ１内に
入っているかを確認する。また、近用瞳孔ＰＤを予め入
力しておくことにより、近用瞳孔中心Ｄ４を表示させる
ようにしてもよい。

なお、演算制御部２０′により表示面３２ａに表示され
る乱視軸Ｘ、フレーム形状Ｄ＋、　　フレーム中心Ｄ２
、瞳孔中心Ｄ３等は、瞳孔中心Ｄ３と測定光学系の測定
光軸とが一致する位置、又は必要に応じて所定量ずらし
た位置に表示させ、被加工レンズＬの円柱軸Ｘ′及び光
学中心を乱視軸Ｘと瞳孔中心Ｄ３に合わせてもよい。こ
のように構成すれば、第１図に示したような加工治具取
り付は手段を設けることにより、確認後、被加工レンズ
Ｌを動かすことなく吸着盤の吸着が行える。

ここで、入力された処方箋のデータの屈折度数と測定し
た被加工レンズＬの屈折′度数に差があるときは、警告
手段によりこの差を検出し表示画面３２ａにその旨のメ
ツセージを表示させると共に、例えば第１実施例のブザ
ー２３等により警告する。

（発明の効果）以上説明したように、請求項１に記載のレンズメータは
、被加工レンズの光学特性を測定する測定手段と、被加
工レンズのレンズ外周情報入力手段と、メガネフレーム
のフレーム形状情報入力手段と、光学特性及びレンズ外
周情報並びにフレーム形状情報を合成表示する表示手段
とを有する構成としたので、土板があるか否かに拘らず
、被加工レンズの加工可否判定を簡易且つ正確に行なう
ことができる。

また、請求項２に記載のレンズメータは、被加工レンズ
の外形中心の光学特性を測定する測定手段と、被加工レ
ンズのレンズ径入力手段と、メガネフレームのフレーム
形状情報入力手段と、メガネフレームのレンズ枠中心間
距離及びメガネフレーム装用者の瞳孔間距離、又はレン
ズ枠中心間距離と瞳孔間距離の差を入力する距離入力手
段と、測定手段によって測定された被加工レンズの外形
中心におけるプリズム量から光学中心の位置を算出する
演算手段と、フレーム形状情報入力手段及び距離入力手
段によって得られたメガネフレームのレンズ枠と装用者
のアイポイント位置並びにアイポイント位置と光学中心
を合致させたときの被加工レンズの外周情報を同一画面
上に合成表示する表示手段とを有する構成としたので、
光学中心が外形中心とずれている被加工レンズにも対応
できる。

また、請求項３に記載のレンズメータは、検眼データを
入力する検眼データ入力手段を有し、表示手段は検眼デ
ータの乱視軸をアイポイント位置」二に合成表示する構
成としたので乱視を有する場合も使用者の熟練を要しな
い。

また、請求項４に記載のレンズメータは、メガネフレー
ムのレンズ枠と装用者のアイポイント位置と被加工レン
ズの外周情報とにより液加」−レンズの適否を判別する
演算手段と、判別された結果を表示する表示手段とを有
する構成としたので、使用者の熟練を要しない。

また、請求項５に記載のレンズメータは、被加工レンズ
の光学特性を測定する測定手段と、測定手段のレンズ保
持部上に保持された被加工レンズに加工治具を取り付け
るための加工治具取付は手段とを設けた構成としたので
、加工治具の被加工レンズへの取付けを簡易且つ正確に
行うことができる。

また、請求項６に記載のレンズメータは、検眼によって
処方されたレンズデータを入力するレンズデータ入力手
段と、レンズデータ入力手段によって入力されたレンズ
データと被加工レンズの光学特性を測定する測定手段に
よる測定結果とが一致するか否かを比較する演算手段と
、演算手段によって判別された結果を表示する表示手段
とを有する構成としたので、レンズ加工データによる被
加工レンズの加工可否判定を確実に知ることができる。

更に、請求項７に記載のレンズメータは、メガネフレー
ムのフレーム形状情報入力手段と、メガネフレームのレ
ンズ枠中心間距離及びメガネフレーム装用者の瞳孔間距
離、又はレンズ枠中心開路ｔ４ｔｅと瞳孔間距離の差を
入力する距離入力手段と、被加工レンズの光学特性を測
定する測定手段と、光学特性及びフレーム形状情報を表
示する表示手段と、表示手段の表示面を観察する第１観
察光路と、被加工レンズの外形を観察する第２観察光路
とをイｊし、第１．第２観察光路は表示面の表示と被加
工レンズとを重ね合わせて同時に視認するための共通光
路を有する構成としたので、被加工レンズが単焦点レン
ズ以外にも多焦点レンズ等レンズ表面を考慮した正確な
位置設定も簡単に行なうことが出来る。

また、請求項８に記載のレンズメータは、処方箋のデー
タを入力する入力装置を有し、表示手段の表示面には入
力装置により入力されるデータから乱視軸の方向が表示
されるように設定される構成としたので、乱視を有する
場合も使用者の熟練を要しない。

また、請求項９に記載のレンズメータは、入力された処
方箋のデータの屈折度数と測定した被加工レンズの屈折
度数に差があるとき、差を検出し警告する警告手段を有
する構成としたので、使用者の熟練を要しないと同時に
処方されたレンズと異なるレンズを加工してしまう等の
うっかりミスを防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係るレンズメータの第１実施例を
示す斜視図である。第２図は、第１図に示したレンズメータ内の制御回路と
他の機器との接続関係を示す回路図である。第３図は、第１図に示したレンズメータと他の機器との
関係を示す説明図である。第４図は、メガネフレームのフレームＰＤの説明図であ
る。第５図は、装用者の瞳孔ＰＤの説明図である。第６図は、レンズ枠とアイポイント及び乱視軸との関係
を示す説明図である。第７図は、被加工レンズの光学中心と円柱軸との関係を
示す説明図である。第８図は、被加工レンズとメガネフレームのレンズ枠と
の関係を示す説明図である。第９図は、この発明に用いるレンズ受は台用アダプター
の斜視図である。第１０図は、第９図の■−■線に沿う断面図である。第１１図は、この発明に係るレンズメータの第２実施例
を示す斜視図である。第１２図は、第１１図に示したレンズメータの光路図で
ある。第１３図は、投影像を示す説明図である。第１４図は、表示されたレンズ枠等を示す説明図である
。第１５図は、表示された乱視軸の方向を示す説明図であ
る。第１６図は、被加工レンズ（二重焦点レンズ）を示す説
明図である。１．３０・・・レンズメータ段）９・・・キーボード１３ａ・・・測定部（測定手段）１５・・・モニターＴＶ（表示手段）１６・・・吸着盤取付レバー（加工治具取付手段）１８
・・・吸着盤（加工治具）加、２０°・・・演算制御部（演算手段）２１・・・デ
ータ入力部３２ａ・・・表示面ＭＦ・・・メガネフレームＦ・・・レンズ枠Ｌ・・・被加工レンズ０・・・光学中心Ｘ・・・古り視軸２１ｃ・・・瞳孔ＰＤ入力部２１ｄ・・・レンズデータ入力部２１ｅ・・・偏心量入力部（距離入力手段）３２・・・
表示部（表示手段）第　１　区第３図第図吊シ第１０区ト・０゜図禾！第図り纂図第区第図第図第図第図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）被加工レンズの光学特性を測定する測定手段と、
前記被加工レンズのレンズ外周情報入力手段と、メガネ
フレームのフレーム形状情報入力手段と、前記光学特性
及び前記レンズ外周情報並びに前記フレーム形状情報を
合成表示する表示手段とを有することを特徴とするレン
ズメータ。
（２）被加工レンズの外形中心の光学特性を測定する測
定手段と、前記被加工レンズのレンズ径入力手段と、メ
ガネフレームのフレーム形状情報入力手段と、該メガネ
フレームのレンズ枠中心間距離及び該メガネフレーム装
用者の瞳孔間距離、又は前記レンズ枠中心間距離と前記
瞳孔間距離の差を入力する距離入力手段と、前記測定手段によって測定された前記被加工レンズの外
形中心におけるプリズム量から光学中心の位置を算出す
る演算手段と、前記フレーム形状情報入力手段及び前記距離入力手段に
よって得られた前記メガネフレームのレンズ枠と前記装
用者のアイポイント位置並びに前記アイポイント位置と
前記光学中心を合致させたときの前記被加工レンズの外
周情報を同一画面上に合成表示する表示手段とを有する
ことを特徴とするレンズメータ。
（３）検眼データを入力する検眼データ入力手段を有し
、前記表示手段は前記検眼データの乱視軸を前記アイポ
イント位置上に合成表示するように設けられていること
を特徴とする請求項２に記載のレンズメータ。
（４）メガネフレームのレンズ枠と装用者のアイポイン
ト位置と被加工レンズの外周情報とにより該被加工レン
ズの適否を判別する演算手段と、判別された結果を表示する表示手段とを有することを特
徴とするレンズメータ。
（５）被加工レンズの光学特性を測定する測定手段と、
該測定手段のレンズ保持部上に保持された前記被加工レ
ンズに加工治具を取り付けるための加工治具取付け手段
とを設けたことを特徴とするレンズメータ。
（６）検眼によって処方されたレンズデータを入力する
レンズデータ入力手段と、該レンズデータ入力手段によって入力されたレンズデー
タと被加工レンズの光学特性を測定する測定手段による
測定結果とが一致するか否かを比較する演算手段と、該演算手段によって判別された結果を表示する表示手段
とを有することを特徴とするレンズメータ。
（７）メガネフレームのフレーム形状情報入力手段と、
前記メガネフレームのレンズ枠中心間距離及び前記メガ
ネフレーム装用者の瞳孔間距離、又は前記レンズ枠中心
間距離と前記瞳孔間距離の差を入力する距離入力手段と
、被加工レンズの光学特性を測定する測定手段と、前記光
学特性及び前記フレーム形状情報を表示する表示手段と
、前記表示手段の表示面を観察する第１観察光路と、前記
被加工レンズの外形及び表面を観察する第２観察光路と
を有し、前記第１、第２観察光路は前記表示面の表示と前記被加
工レンズとを重ね合わせて同時に視認するための共通光
路を有することを特徴とするレンズメータ。
（８）処方箋のデータを入力する入力装置を有し、前記
表示手段の表示面には、前記入力装置により入力される
データから乱視軸の方向が表示されるように設定された
ことを特徴とする請求項７に記載のレンズメータ。
（９）入力された処方箋のデータの屈折度数と測定した
被加工レンズの屈折度数に差があるとき、該差を検出し
警告する警告手段を有することを特徴とする請求項８に
記載のレンズメータ。