JPH0220890A - 定着用弾性ローラ - Google Patents
定着用弾性ローラInfo
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- JPH0220890A JPH0220890A JP33507387A JP33507387A JPH0220890A JP H0220890 A JPH0220890 A JP H0220890A JP 33507387 A JP33507387 A JP 33507387A JP 33507387 A JP33507387 A JP 33507387A JP H0220890 A JPH0220890 A JP H0220890A
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば複写機、ファクシミリ、ラインプリン
ター等の定着部に用いるローラ詳しくは定着用弾性ロー
ラに関するものである。
ター等の定着部に用いるローラ詳しくは定着用弾性ロー
ラに関するものである。
(従来の技術)
複写機等の定着部は通常第3図のような構成になってお
り、加熱ローラ(1のと加圧ローラ(1りの間を、トナ
ー(12)の転写されたコピー紙(13)を通すことに
よって、熱(通常は170℃〜200℃)と圧力によっ
てコピー紙に画像を定着するという方式が安全性、経済
性などの点から一般に採用されている。なお上記加熱ロ
ーラと加圧ローラをあわせて定着ローラと呼ぶ。
り、加熱ローラ(1のと加圧ローラ(1りの間を、トナ
ー(12)の転写されたコピー紙(13)を通すことに
よって、熱(通常は170℃〜200℃)と圧力によっ
てコピー紙に画像を定着するという方式が安全性、経済
性などの点から一般に採用されている。なお上記加熱ロ
ーラと加圧ローラをあわせて定着ローラと呼ぶ。
この場合、加熱ローラ(10)としては、アルミニクム
等の金属やセラミック、プラスチックからなるローラ基
材即ちローラ芯(14)の表面にトナーの離型性をあげ
るため、弗素樹脂を数十μmコーティングしたもの、1
mm以下の厚みのシリコーンゴムや弗素ゴムを被覆し
たもの(これらコーティングあるいは被覆を(15)で
示す)が、また加圧ローラ(11)としてはアルミニク
ム等からなるローラ芯(16)に硬度が数十度の耐熱ゴ
ム(一般にはシリコーンゴムが用いられる)を数電被覆
したもの(この被覆を(17)で示す)が用いられる。
等の金属やセラミック、プラスチックからなるローラ基
材即ちローラ芯(14)の表面にトナーの離型性をあげ
るため、弗素樹脂を数十μmコーティングしたもの、1
mm以下の厚みのシリコーンゴムや弗素ゴムを被覆し
たもの(これらコーティングあるいは被覆を(15)で
示す)が、また加圧ローラ(11)としてはアルミニク
ム等からなるローラ芯(16)に硬度が数十度の耐熱ゴ
ム(一般にはシリコーンゴムが用いられる)を数電被覆
したもの(この被覆を(17)で示す)が用いられる。
又本出願人が先に出願した特開昭60−179770号
のような、4弗化エチレン樹脂の多孔質体の多孔部に液
状のシリコーンゴムを含浸させることによってゴムロー
ラの問題点である短寿命という欠点を改良したものも考
え出されている。
のような、4弗化エチレン樹脂の多孔質体の多孔部に液
状のシリコーンゴムを含浸させることによってゴムロー
ラの問題点である短寿命という欠点を改良したものも考
え出されている。
尚、第3図に示す分離爪(18)はコピー紙の巻きつき
を防止するだめのもので、幅&111111のものが4
〜5箇所に取り付けられており、通常は加熱ローラ側の
みであるが、高速機や両面自動コピーの場合には第3図
のように加圧ローラ側忙も収り付けられる。なお同図中
(20)は定着画像、(23)はヒータである。
を防止するだめのもので、幅&111111のものが4
〜5箇所に取り付けられており、通常は加熱ローラ側の
みであるが、高速機や両面自動コピーの場合には第3図
のように加圧ローラ側忙も収り付けられる。なお同図中
(20)は定着画像、(23)はヒータである。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし乍ら、
■弗素樹脂のコーティングローラは次の様な問題点があ
る。
る。
■ローラに弾性がないためにトナーがつぶされコピーの
画質が悪い。
画質が悪い。
■ローラに弾性がないためにトナーへの熱伝導が悪く特
に高速機では定着性が悪い。
に高速機では定着性が悪い。
@ローラに弾性がないためにコピー紙に紙しわが生じ易
い。
い。
又■耐熱ゴムの被擬ローラは次の様な問題点がある。
■コピー紙がつまった(ジャムる)時、分離爪によりゴ
ムを破損することがある。
ムを破損することがある。
■離型性が悪くトナーのオフセット現象が発生し易い。
■本出願人が先に出願した特開昭60−179770号
のローラは次の様な問題点がある。
のローラは次の様な問題点がある。
■4弗化エチレン樹脂の多孔質体では孔径が最大20μ
m程度と孔径が微少なため、通常の押出成形(LIMS
)で用いられる高粘度(1万c、s。
m程度と孔径が微少なため、通常の押出成形(LIMS
)で用いられる高粘度(1万c、s。
以上)の液状ゴムの含浸が不可能であり、ローラとして
特性を向上させるための充填剤の量も限界がある。
特性を向上させるための充填剤の量も限界がある。
上記に鑑み本発明は、このような澗題点を解決するため
開発されたものである。
開発されたものである。
(問題点を解決するための手段)
即ち本発明は、耐熱性の繊維からなる織布、不織布の層
をローラ芯の外層に設け、この織布、不織布に液状の耐
熱ゴムを含浸、硬化させたことを特徴とする定着用弾性
ローラである。
をローラ芯の外層に設け、この織布、不織布に液状の耐
熱ゴムを含浸、硬化させたことを特徴とする定着用弾性
ローラである。
以下に詳細に本発明を説明する。
本発明は、第1図に例示する様に、金属、セラミック、
プラスチック等から成るローラ芯(1)の外層に耐熱性
の繊維(例えば弗素樹脂、カーボン、金属、ポリアミド
等の繊維)から成る織布、不織布(2)に耐熱性の液状
ゴム(6)を含浸させ硬化させたものである。
プラスチック等から成るローラ芯(1)の外層に耐熱性
の繊維(例えば弗素樹脂、カーボン、金属、ポリアミド
等の繊維)から成る織布、不織布(2)に耐熱性の液状
ゴム(6)を含浸させ硬化させたものである。
この場合耐熱性の液状ゴムとしては高粘度のシリコーン
ゴムや弗素ゴムが用いられる。特に、液状シリコーンゴ
ムの射出成形システム(LIMS)で成形すれば簡易に
このローラが得られる。
ゴムや弗素ゴムが用いられる。特に、液状シリコーンゴ
ムの射出成形システム(LIMS)で成形すれば簡易に
このローラが得られる。
尚、上記液状ゴムには、耐熱性や導電性をあげるために
、ベンガラやカーボン等の無機充填剤や離型性をあげる
ためにシリコーンオイルを配合することが一般に行なわ
れる。
、ベンガラやカーボン等の無機充填剤や離型性をあげる
ためにシリコーンオイルを配合することが一般に行なわ
れる。
尚、この弾性ローラは、加熱ローラのみでなく、加圧ロ
ーラ、或いは耐熱性を必要とするローラとしても広く使
用できる。
ーラ、或いは耐熱性を必要とするローラとしても広く使
用できる。
(作用)
このようにローラ芯の外層に耐熱性の繊維から成る織布
、不織布の層を設け、この織布、不織布に液状の耐熱ゴ
ムを含浸硬化させたような定着用弾性ローラは弗素樹脂
の織布、不織布、あるいはカーボン、金属等の導電性の
織布や不織布でゴムを強化したことによって、分離爪や
サーミスタによる耐傷性があがり、ゴムローラの長寿命
化を図れる。
、不織布の層を設け、この織布、不織布に液状の耐熱ゴ
ムを含浸硬化させたような定着用弾性ローラは弗素樹脂
の織布、不織布、あるいはカーボン、金属等の導電性の
織布や不織布でゴムを強化したことによって、分離爪や
サーミスタによる耐傷性があがり、ゴムローラの長寿命
化を図れる。
また、本出願人が先に出願したような、4弗化エチレン
樹脂の多孔質体に液状シリコーンゴムを含浸させ硬化後
研磨したものでは、液状シリコーンゴムの粘度や充填剤
の大きさや量が限定されてしまったが、本発明のもので
はこれらの制限がはとんどなくなる。
樹脂の多孔質体に液状シリコーンゴムを含浸させ硬化後
研磨したものでは、液状シリコーンゴムの粘度や充填剤
の大きさや量が限定されてしまったが、本発明のもので
はこれらの制限がはとんどなくなる。
(実施例)
以下に本発明の実施例を述べる。
ローラ径が40m+グで、長°さか320wmの表面を
脱脂したアルミニウム族の芯金に、シリコーンゴム用の
プライマーを塗布、乾燥した。この外層に、弗素樹脂の
不織布の層を厚さ3m+設け、この不織布に信越化学工
業(株)製のKE1331(粘度=3万c、p6、硬度
:40度、引張強さ:35Kf/c!71)を含浸させ
200℃5時間硬化させた。これを円筒研削盤にて表面
を研磨して、外径45w+1の加熱ローラを得た。この
表面にはこのシリコーンゴムと弗素樹脂の繊維が約10
:1の割合で存在していた。
脱脂したアルミニウム族の芯金に、シリコーンゴム用の
プライマーを塗布、乾燥した。この外層に、弗素樹脂の
不織布の層を厚さ3m+設け、この不織布に信越化学工
業(株)製のKE1331(粘度=3万c、p6、硬度
:40度、引張強さ:35Kf/c!71)を含浸させ
200℃5時間硬化させた。これを円筒研削盤にて表面
を研磨して、外径45w+1の加熱ローラを得た。この
表面にはこのシリコーンゴムと弗素樹脂の繊維が約10
:1の割合で存在していた。
尚このローラの被覆層の硬度は70度で引張強度は60
Kg/lylであった。
Kg/lylであった。
これを第2図に示す定着装置の加熱ローラ(4)に用い
A4サイズで50v分の複写機に取り付けて実根テスト
を行なった。尚、この加熱ローラの表面には、クリーニ
ング部材として、シリコーンオイルをわずかπ含浸させ
たノーメックス製のクエブ(6)を加熱ローラの回転方
向と逆になるよう設置した。
A4サイズで50v分の複写機に取り付けて実根テスト
を行なった。尚、この加熱ローラの表面には、クリーニ
ング部材として、シリコーンオイルをわずかπ含浸させ
たノーメックス製のクエブ(6)を加熱ローラの回転方
向と逆になるよう設置した。
20万枚まで分離爪による破損や紙しわの発生もなく良
好な画質のコピーが得られた。
好な画質のコピーが得られた。
なお第2図中、(5)は加工ローラ、(6)はクエプ、
(7)は圧着ローラである。
(7)は圧着ローラである。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明の弾性ローラを複写機等の
定着装置に用いれば、 ■コピー紙のしわが発生しにくくなり、画質も良好であ
る、 ■分離爪やサーミスタ等で破損することがなく、長寿命
化が可能となる、 といった従来のローラにないすぐれた効果を有している
。
定着装置に用いれば、 ■コピー紙のしわが発生しにくくなり、画質も良好であ
る、 ■分離爪やサーミスタ等で破損することがなく、長寿命
化が可能となる、 といった従来のローラにないすぐれた効果を有している
。
第1図は本発明の弾性ローラの構造を示した側面図、第
2図は本発明の弾性ローラに用いた定着装置の構成を示
した側面図、第3図は従来の定着装置の側面図を夫々例
示している。 (1)・・・ローラ芯、(2)・・・耐熱性繊維、(3
)・・・耐熱性のゴム 第1図 1)明細書中第7真上から9行目 「c、p・」をr C+3+ Jに訂正す−る手 続 補 正 書 昭和63年2
2図は本発明の弾性ローラに用いた定着装置の構成を示
した側面図、第3図は従来の定着装置の側面図を夫々例
示している。 (1)・・・ローラ芯、(2)・・・耐熱性繊維、(3
)・・・耐熱性のゴム 第1図 1)明細書中第7真上から9行目 「c、p・」をr C+3+ Jに訂正す−る手 続 補 正 書 昭和63年2
Claims (5)
- (1)複写機などの定着部に用いる弾性ローラで、耐熱
性の繊維からなる織布、不織布の層をローラーラ芯の外
層に設け、この織布、不織布に液状の耐熱ゴムを含浸、
硬化させたことを特徴とする定着用弾性ローラ。 - (2)液状の耐熱ゴムが、粘度が1万c.s.〜50万
c.s.の粘度の液状シリコーンゴムである特許請求の
範囲第(1)項記載の定着用弾性ローラ。 - (3)液状シリコーンゴムには無機の充填剤や離型剤を
配合した特許請求の範囲第(2)項記載の定着用弾性ロ
ーラ。 - (4)耐熱性の繊維が弗素樹脂からなるものである特許
請求の範囲第(1)項記載の定着用弾性ローラ。 - (5)耐熱性の繊維が、カーボン、金属等の導電性のも
のである特許請求の範囲第(1)項記載の定着用弾性ロ
ーラ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33507387A JPH0220890A (ja) | 1987-12-30 | 1987-12-30 | 定着用弾性ローラ |
US07/259,729 US4887340A (en) | 1987-10-20 | 1988-10-19 | Elastic fixing roller |
DE88117408T DE3884331T2 (de) | 1987-10-20 | 1988-10-19 | Elastische Fixierwalze und Verfahren zu ihrer Herstellung. |
EP88117408A EP0313023B1 (en) | 1987-10-20 | 1988-10-19 | Elastic fixing roller and method of producing the same |
US07/364,307 US5014406A (en) | 1987-10-20 | 1989-06-12 | Elastic fixing roller and method of producing the same |
US07/646,235 US5099560A (en) | 1987-10-20 | 1991-01-28 | Elastic fixing roller |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33507387A JPH0220890A (ja) | 1987-12-30 | 1987-12-30 | 定着用弾性ローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0220890A true JPH0220890A (ja) | 1990-01-24 |
Family
ID=18284461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33507387A Pending JPH0220890A (ja) | 1987-10-20 | 1987-12-30 | 定着用弾性ローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0220890A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120224897A1 (en) * | 2011-03-04 | 2012-09-06 | Xerox Corporation | Fuser topcoat comprising electrospun non-woven polymer nanofabrics |
JP2015082037A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 樹脂管状体、定着装置、及び画像形成装置 |
-
1987
- 1987-12-30 JP JP33507387A patent/JPH0220890A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120224897A1 (en) * | 2011-03-04 | 2012-09-06 | Xerox Corporation | Fuser topcoat comprising electrospun non-woven polymer nanofabrics |
US8781383B2 (en) * | 2011-03-04 | 2014-07-15 | Xerox Corporation | Fuser topcoat comprising electrospun non-woven polymer nanofabrics |
JP2015082037A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 樹脂管状体、定着装置、及び画像形成装置 |
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