JPH02208327A - 加硫ゴム発泡体 - Google Patents

加硫ゴム発泡体

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JPH02208327A
JPH02208327A JP1026643A JP2664389A JPH02208327A JP H02208327 A JPH02208327 A JP H02208327A JP 1026643 A JP1026643 A JP 1026643A JP 2664389 A JP2664389 A JP 2664389A JP H02208327 A JPH02208327 A JP H02208327A
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JP
Japan
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rubber
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weight
component
ratio
Prior art date
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JP1026643A
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JPH0579250B2 (ja
Inventor
Sadayoshi Nakamu
定義 中務
Makoto Ikeda
誠 池田
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Hayakawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Hayakawa Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は加硫ゴム発泡体に関するものである。
(従来の技術) 現在、ゴム発泡体は自動車用、建築用として広く使用さ
れており、使用基材としてクロロプレンゴムを始めとし
て各種天然ゴム、合成ゴムが用いられているが、耐候性
、耐水性、連続生産性等の点から大部分がエチレンプロ
ピレンゴム(EPDM)に変りつつある。また、要求物
性として、圧縮後の復元性が、各用途で求められている
(発明が解決しようとする課題) 従来、前述の要求を満たすエチレンプロピレンゴム発泡
体を連続的に製造する場合、高沃素化エチレンプロピレ
ンゴムに発泡剤としてアゾ化合物又はスルホニルヒドラ
ジドを混合しているが、高発泡化できない、発泡体の表
面肌が悪い、ゴム弾性に欠ける、発泡倍率が安定しない
、等の欠点があった。即ち、エチレンプロピレンゴムを
基材とした復元性に優れるゴム発泡体を製造する場合、
従来技術では高発泡化、発泡体肌、ゴム弾性および安定
性を同時に満足することは極めて困難であり、殆んど不
可能であった。
従来、連続加硫発泡体用として、エチリデンノルボーネ
ン含有量の多い高速加硫タイプのポリマーが単独で使わ
れていたが、発泡安定性が悪いとか、加硫促進剤の選択
により発泡倍率が大きく異なるなど、加工上、配合設計
上、問題が多数あった。
使用される発泡剤は、耐圧縮永久歪み性を求められる場
合は、連続気泡構造を作り易いアゾ化合物又はスルホニ
ルヒドラジド化合物が単独で使われてきたが、アゾ化合
物は発泡体の表面肌に優れ、加硫もタイトであるが、加
硫のタイミングがずれると全く発泡しない等の欠点があ
り、スルボニルヒドラジドは容易に連続気泡構造の発泡
体を得ることができるが、発泡体表面肌が悪い、多量に
配合しても低比重の発泡体を得ることができない、発泡
剤分解の副産物による加硫阻害を受は易い等の欠点があ
った。
(課題を解決するための手段) 本発明者等はこれ等の欠点を改善すべく、適度のジシク
ロペンタジェンタイプのエチレンプロピレンゴムの添加
、アブ化合物とスルホニルヒドラジドの適度のブレンド
を研究した結果、本発明の範囲で良好な結果を得た。
本発明は前述の欠点を全て解消する加硫ゴム発泡体を提
供するものである。
本発明はA成分としてエチレンプロピレンゴムを主成分
とし第3成分としてエチリデンノルボーネンとジシクロ
ペンクジエンを沃素価比率11:9〜18:1の範囲で
含有するゴム成分100重量部に対して、B成分として
アゾ化合物とスルホニルヒドラジド化合物を混合比率1
7:3〜3:17の範囲で混合した有機発泡剤1〜12
重量部を配合した後、C成分として加硫剤0.5〜3.
5重量部と、D成分として加硫促進剤1.0〜7.0重
量部を加えたコンパウンドを160〜250℃の温度範
囲で加熱し、発泡と架橋を行なわせて成ることを特徴と
する加硫ゴム発泡体である。
B成分のアゾ化合物は、例えばアゾジカルボンアミドで
ある。
B成分のスルホニルヒドラジド化合物は、例えハp+p
’−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド) 、
I’+p’−オキシビス(トルエンスルボニルヒドラジ
ド)である。
C成分の加硫剤としては、硫黄、セレニウム、有機過酸
化物、テルリウム等がある。
D成分の加硫促進剤としては、金属酸化物、脂肪酸系、
チアゾール系、チウラム系、ジチオカーバメイト系、チ
オウレア系又はグアニジン系の各種加硫促進剤がある。
本発明の加硫ゴム発泡体は連続気泡構造と独立気泡構造
との混合構造より成る。
本発明の加硫ゴム発泡体は、通常使用される各種添加剤
を含有することができる。
添加剤としては、充填剤、補強剤、軟化剤、有機又は無
機発泡剤がある。
充填剤としては、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム
、ケイ酸マグネシウム、炭酸マグネシウム等がある。
補強剤としては、カーボンブラック、ケイ酸等がある。
軟化剤としては、パラフィン系、ナフテン系又はアロマ
ティク系のプロセスオイル等がある。
有機発泡剤としては、アゾジカルボンアミド等のアゾ化
合物とp、 p′−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒ
ドラジド)等のスルホニルヒドラジドがある。
エチレンプロピレンゴムにおける第3成分であるエチリ
デンノルボーネンとジシクロペンタジェンの沃素化比率
が11:9より小さくなると、加硫速度が遅くなり、充
分な発泡倍率を得られないか、加硫密度が甘くなり、ゴ
ム弾性に欠ける。沃素化比率が18=1より大きくなる
と、現行の発泡体配合と同様に発泡安定性、配合設計上
、困難な点が多くなる。
使用する有機発泡剤であるアゾ化合物とスルホニルヒド
ラジド化合物の配合比率が17:3より大きいと、連続
気泡比率が下がり、圧縮復元性に欠けた発泡体となり、
3;11より小さいと発泡体の肌が悪いか、スルホニル
ヒドラジド化合物の加硫阻害によりゴム弾性が劣る等の
問題が起る。
発泡剤の配合量が1.0重量部より小さいと、ゴムが充
分に膨れなくなり、12.0重量部より多くなると発生
ガス量が多くなり、ガス抜けによる表面肌の悪化、低比
重によるゴム弾性の欠如等が起こる。
加硫剤が0.5〜3.5重量部の範囲にないと、満足な
ゴム弾性は得られない。即ち、0.5重量部より小では
ゴム弾性に欠け、3.5重量部より大では硬くなり過ぎ
る。
加硫促進剤1.0〜7.0重量部についても同様である
。即ち、加硫促進剤が1重量部より小では満足なゴム弾
性が得られず、7重量部より大では硬くなり過ぎてゴム
弾性を損なう。
加硫温度が160℃より低温域では、発泡倍率が低く、
ライン速度も遅くなり、生産性に欠ける。
250 ’Cより高温ではゴムの劣化等が起り、満足な
製品を得ることができない。
充填剤添加量は0〜120重量部が望ましく、120重
量部を超えると発泡体の見掛は比重が大きくなるととも
に、ゴム弾性も劣る。
補強剤はカーボンブラックを使用する場合、30〜15
0重量部が望ましく、30重量部以下では充分な押出性
が得られないなど、加工上の問題が多くなり、150重
量部を超えると充填剤多量配合と同様に、比重、ゴム弾
性の点で問題が起る。
軟化剤は、使用する補強剤、充填剤の量に比例して多く
なるが、−船釣には30〜110重量部が望ましい。3
0重量部より少ないとゴム粘度が低くならない為、発泡
体の見掛比重は小さくならず、110重量部を超えると
粘度が低(なり過ぎて加工上問題が生じ、発泡体も軟ら
かくなり過ぎて弾性に欠ける。
(実施例) 以下、本発明を実施例につき説明するが、本発明は実施
例にのみ限定されるものではない。
サーで70℃で6分間混練り後、1インチ押し出し機で
成形した。得られた成形物を、 210 ’Cの恒温槽で6分間加硫発泡させ、ナス1−
サンプルとした。
第1゛  人へ − 注1)エチリデンノルボーネン含有EPDM(三井石油
化学(株)製) 2)ジシクロペンタジェン含有EPDM(住人化学(株
)製) パラフィンオイル50%含有 メルカプトベンゾチアゾール Zn−ジーn−プチルジチオカーハメイトテリリウムジ
エチルジチオカーバメイトアゾジカルボンアミド (三協化成(株)製) 7) p、p ′−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒ
ドラジド)  (Llniroyal Chem製)第
1表から判るように、比較例1は発泡本読が悪く、発泡
倍率のバラツキが大きかった。比較例2はジシクロペン
タジェン含有のEPDM配合量が多い為、加硫速度が遅
く、低発泡となった。比較例3はスルホニルヒドラジド
に比ベジアゾ化合物の配合量が著しく少ない為、スルホ
ニルヒドラジド特有の加硫阻害が起り、発泡本読が悪く
、加硫もタイトではなかった。
実施例1〜4は、各試験項目で良好な結果を得た。
(発明の効果) 本発明のエチレンプロピレン組成物を利用することによ
り、容易に加硫がタイトである連続気泡構造の発泡体を
得ることができる。即ち、従来UHF、ビーズ、塩浴等
の熱効率の良い加硫方法でなければ得られなかった発泡
体をHAVラインでも作ることができ、設備的にも安価
である。もちろん、IJHF、ビーズ、塩浴等の加硫方
式で行えば、更に良好な発泡体を得ることができる。
本発明は加工安定性、耐圧縮永久歪み性、表面肌に優れ
るエチレンプロピレンゴム連続加硫発泡体を得ることが
できる為、自動車部品、建築部品を始めとして産業上極
めて有用である。
以上、本発明を特定の例及び数値につき説明したが、本
発明がこれ等のみに限定さめるものではなく、本発明の
広汎な精神と視野を逸脱することなく、種々な変更と修
整が可能なこと勿論である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、A成分としてエチレンプロピレンゴムを主成分とし
    第3成分としてエチリデンノルボーネンとジシクロペン
    タジエンを沃素価比率11:9〜18:1の範囲で含有
    するゴム成分100重量部に対して、B成分としてアゾ
    化合物とスルホニルヒドラジド化合物を混合比率17:
    3〜3:17の範囲で混合した有機発泡剤1〜12重量
    部を配合した後、C成分として加硫剤0.5〜3.5重
    量部と、D成分として加硫促進剤1.0〜7.0重量部
    を加えたコンパウンドを160〜250℃の温度範囲で
    加熱し、発泡と架橋を行なわせて成ることを特徴とする
    加硫ゴム発泡体。 2、加硫ゴム発泡体が連続気泡構造と独立気泡構造との
    混合構造より成る請求項1記載の加硫ゴム発泡体。
JP1026643A 1989-02-07 1989-02-07 加硫ゴム発泡体 Granted JPH02208327A (ja)

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