JPH02207630A - スペクトラム拡散通信装置 - Google Patents
スペクトラム拡散通信装置Info
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- JPH02207630A JPH02207630A JP1029538A JP2953889A JPH02207630A JP H02207630 A JPH02207630 A JP H02207630A JP 1029538 A JP1029538 A JP 1029538A JP 2953889 A JP2953889 A JP 2953889A JP H02207630 A JPH02207630 A JP H02207630A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims abstract description 11
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 claims abstract description 15
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 4
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 18
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
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- 238000010897 surface acoustic wave method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/69—Spread spectrum techniques
- H04B1/707—Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
- H04B1/709—Correlator structure
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/69—Spread spectrum techniques
- H04B1/707—Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
- H04B1/70718—Spread spectrum techniques using direct sequence modulation with asynchronous demodulation, i.e. not requiring code synchronisation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Complex Calculations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
本発明はスペクトラム拡散により種々の情報を送受信す
るスペクトラム拡散通信（以下本明細書においてはＳＳ
Ｃと略記する。）装置の改良に関する。
るスペクトラム拡散通信（以下本明細書においてはＳＳ
Ｃと略記する。）装置の改良に関する。
［発明の概要］
相関器としてコンボルバを用いる ＳＳＣ装置において
、受信機における搬送波およびＰＮ コードによる復調
課程が非同期で行なわれるようになっている。
、受信機における搬送波およびＰＮ コードによる復調
課程が非同期で行なわれるようになっている。
［従来の技術］
通信の方式として現在までに種々の方式が研究・開発さ
れているが、その一つの方式としてＳＳＣ方式が知られ
ている。
れているが、その一つの方式としてＳＳＣ方式が知られ
ている。
このＳＳＣ方式は、送信側で狭帯域のデータや音声など
の信号を擬似雑音符号（ＰＮ コード）により広帯域に
スペクトラム拡散して送信し、受信側でその広帯域信号
を相関器によりもとの狭帯域信号に逆拡散させて信号を
再生するものである。このＳＳＣ方式は、外部干渉や雑
音に強く、さらに秘匿性が高い等の見地から、近年非常
に高信頼性の通信方式として注目されている。
の信号を擬似雑音符号（ＰＮ コード）により広帯域に
スペクトラム拡散して送信し、受信側でその広帯域信号
を相関器によりもとの狭帯域信号に逆拡散させて信号を
再生するものである。このＳＳＣ方式は、外部干渉や雑
音に強く、さらに秘匿性が高い等の見地から、近年非常
に高信頼性の通信方式として注目されている。
さて、 ＳＳＣ方式の最大の問題点は、受信側の相関器
である。現在、無線の ＳＳＣにおいて、最も簡便で、
信頼性が高いと考えられている相関器は弾性表面波（以
下本明細書においてはＳＡＷ と略記する。）を利用す
る装置である。
である。現在、無線の ＳＳＣにおいて、最も簡便で、
信頼性が高いと考えられている相関器は弾性表面波（以
下本明細書においてはＳＡＷ と略記する。）を利用す
る装置である。
ＳＡＷ相関器としては、一般にコリレータ型（タップド
・デイレイライン型）とコンボルバ型がある。こ＼で、
コリレータ型は構造が単純で一般に効率もよいが、基板
の温度係数の影響を大きく受ける。また、コンボルバ型
は、温度変化の影響は受けにくいが、一般に低効率であ
る。たりし、上述のＰＮ コードに対して、コリレータ
型はコードが固定であり、コンボルバ型は自由にコード
を変えられる。
・デイレイライン型）とコンボルバ型がある。こ＼で、
コリレータ型は構造が単純で一般に効率もよいが、基板
の温度係数の影響を大きく受ける。また、コンボルバ型
は、温度変化の影響は受けにくいが、一般に低効率であ
る。たりし、上述のＰＮ コードに対して、コリレータ
型はコードが固定であり、コンボルバ型は自由にコード
を変えられる。
したがって、効率が実用レベルにあれば、コンボルバ型
の相関器の方が非常に使い易い。
の相関器の方が非常に使い易い。
従来のＳＡＷ コンボルバを用いたＳＳＣ装置の構成の
一例を第１４図に示す、（ａ）に示す送信部では、伝送
すべき信号（この場合はデジタルデータ）によって発振
器２ からの搬送波を例えば混合器 １ で ２相位相
変調し、１次の狭帯域の変調をまず行なう。このあとさ
らに伝送すべき情報の信号よりずっと広帯域の速いビッ
トレートを持つ ＰＮ コード発生器４ の ＰＮ
コード（ＰＮ ）で混合器 １ の出力を例えば混合器
３で２相位相変調し、スペクトラムを拡散させて帯域通
過フィルタ ５ および増幅器６ を通したあとアンテ
ナ ７ から送信する。
一例を第１４図に示す、（ａ）に示す送信部では、伝送
すべき信号（この場合はデジタルデータ）によって発振
器２ からの搬送波を例えば混合器 １ で ２相位相
変調し、１次の狭帯域の変調をまず行なう。このあとさ
らに伝送すべき情報の信号よりずっと広帯域の速いビッ
トレートを持つ ＰＮ コード発生器４ の ＰＮ
コード（ＰＮ ）で混合器 １ の出力を例えば混合器
３で２相位相変調し、スペクトラムを拡散させて帯域通
過フィルタ ５ および増幅器６ を通したあとアンテ
ナ ７ から送信する。
（ｂ）に示す受信部においては、７′のアンテナで受信
されたスペクトラム拡散信号は、増幅器９ および帯域
通過フィルタ ８，１０ によって高周波増幅した後Ｓ
ＡＷ コンボルバ １３ に加えられる。
されたスペクトラム拡散信号は、増幅器９ および帯域
通過フィルタ ８，１０ によって高周波増幅した後Ｓ
ＡＷ コンボルバ １３ に加えられる。
また、 ＳＡＷコンボルバ １３ には、送信側のＰＮ
コードに対して時間的に反転されたＰＮ コード（Ｐ
Ｎ ）を発生する ＰＮ コード発生器 １９ を用い
て、 ＳＡＷ コンボルバの受信信号入力と同じ搬送
周波数を発振する発振器１１ からの搬送波を混合器
１２で２相位相変調したものを参照信号として加える。
コードに対して時間的に反転されたＰＮ コード（Ｐ
Ｎ ）を発生する ＰＮ コード発生器 １９ を用い
て、 ＳＡＷ コンボルバの受信信号入力と同じ搬送
周波数を発振する発振器１１ からの搬送波を混合器
１２で２相位相変調したものを参照信号として加える。
上記参照信号の ＰＮ コードはＰＮ コード同期回路
１８ によって、送信側から送られ、受信されたＰＮ
コードと同期状態が保たれる。このときコンボルバ１３
からの出力（周波数は入力搬送波の ２倍の ２ｆｃ
）は、受信信号の搬送波と同期を同期回路２０（中心周
波数は２ｆ０）でとりながら、帯域通過フィルタ １４
および増幅器１５ を介して混合器２１ を通したあと
、上述の ＰＮ コード同期のためにエンベロープ検波
回路 １６ に導かれるが、ＰＮ コードと搬送波が同
期状態になれば、データ復調回路２２ から情報データ
が復調される。
１８ によって、送信側から送られ、受信されたＰＮ
コードと同期状態が保たれる。このときコンボルバ１３
からの出力（周波数は入力搬送波の ２倍の ２ｆｃ
）は、受信信号の搬送波と同期を同期回路２０（中心周
波数は２ｆ０）でとりながら、帯域通過フィルタ １４
および増幅器１５ を介して混合器２１ を通したあと
、上述の ＰＮ コード同期のためにエンベロープ検波
回路 １６ に導かれるが、ＰＮ コードと搬送波が同
期状態になれば、データ復調回路２２ から情報データ
が復調される。
［発明が解決しようとする課題］
しかし、上述のような従来の ＳＳＣ装置の構成では、
ＰＮ コードおよび搬送波の同期をとることが必要で
あるため、受信機の構成を簡易化することが困難であり
、実用上問題である。
ＰＮ コードおよび搬送波の同期をとることが必要で
あるため、受信機の構成を簡易化することが困難であり
、実用上問題である。
［発明の目的］
本発明はか＼る点を考慮してなされたもので。
本発明の目的は、 ＰＮ コードおよび搬送波に対して
何ら同期を取ることを必要とせずに、情報を再生できる
ＳＳＣ装置を提供することである。
何ら同期を取ることを必要とせずに、情報を再生できる
ＳＳＣ装置を提供することである。
［課題を解決するための手段］
上記目的を達成するために１本発明によるＳＳＣ装置は
、それぞれ符号パターンの異なる複数の擬似雑音符号発
生器および情報データに応じて上記擬似雑音符号発生器
の出力を択一的に出力するゲートからなる拡散変調手段
を含む送信機、および上記送信機の搬送波周波数と擬似
雑音符号に対し非同期で、しかも上記擬似雑音符号発生
器のうちいずれか一つの発生器の符号パターンに対して
時間反転した参照用擬似雑音符号を発生する参照用擬似
雑音符号発生器、前記参照用擬似雑音符号と受信された
拡散信号が入力される相関器、該相関器から出力される
相関ピーク列の波形を整形する波形整形手段、および波
形整形された信号の各パルスに応答して上記情報データ
を復調する復調器を含む受信機を含むことを要旨とする
。
、それぞれ符号パターンの異なる複数の擬似雑音符号発
生器および情報データに応じて上記擬似雑音符号発生器
の出力を択一的に出力するゲートからなる拡散変調手段
を含む送信機、および上記送信機の搬送波周波数と擬似
雑音符号に対し非同期で、しかも上記擬似雑音符号発生
器のうちいずれか一つの発生器の符号パターンに対して
時間反転した参照用擬似雑音符号を発生する参照用擬似
雑音符号発生器、前記参照用擬似雑音符号と受信された
拡散信号が入力される相関器、該相関器から出力される
相関ピーク列の波形を整形する波形整形手段、および波
形整形された信号の各パルスに応答して上記情報データ
を復調する復調器を含む受信機を含むことを要旨とする
。
さらに、本発明による他の ＳＳＣ装置は、それぞれ符
号パターンの異なる複数の擬似雑音符号発生器および情
報データに応じて上記擬似雑音符号発生器の出力を択一
的に出力するゲートからなる拡散変調手段を含む送信機
、および上記送信機の搬送波周波数と擬似雑音符号に対
し非同期で、しかも上記複数の擬似雑音符号発生器の符
号パターンに対し、それぞれ時間反転した参照用擬似雑
音符号を発生する複数の擬似雑音符号発生器、前記いず
れかの擬似雑音符号と受信された拡散信号がそれぞれ入
力される複数の相関器、上記各相関器から出力される相
関ピーク列をそれぞれ波形整形する複数の波形整形手段
、および上記各波形整形手段からの出力信号を比較して
上記情報データを復調する比較復調手段を含む受信機か
らなる。
号パターンの異なる複数の擬似雑音符号発生器および情
報データに応じて上記擬似雑音符号発生器の出力を択一
的に出力するゲートからなる拡散変調手段を含む送信機
、および上記送信機の搬送波周波数と擬似雑音符号に対
し非同期で、しかも上記複数の擬似雑音符号発生器の符
号パターンに対し、それぞれ時間反転した参照用擬似雑
音符号を発生する複数の擬似雑音符号発生器、前記いず
れかの擬似雑音符号と受信された拡散信号がそれぞれ入
力される複数の相関器、上記各相関器から出力される相
関ピーク列をそれぞれ波形整形する複数の波形整形手段
、および上記各波形整形手段からの出力信号を比較して
上記情報データを復調する比較復調手段を含む受信機か
らなる。
本発明によるさらに他の一つの ＳＳＣ装置は。
それぞれ符号パターンの異なる複数の擬似雑音符号発生
器および情報データに応じて上記擬似雑音符号発生器の
出力を択一的に出力するゲートからなる拡散変調手段を
含む送信機、および上記送信機の搬送波周波数と擬似雑
音符号に対し非同期で、しかも上記複数の擬似雑音符号
発生器の符号パターンに対し、それぞれ時間反転した参
照用擬似雑音符号を発生する複数の擬似雑音符号発生器
、受信された拡散信号と上記擬似雑音符号が入力される
相関器と、該相関器から出力される相関ピーク列を波形
整形する波形整形手段と、上記波形整形された信号に応
じて上記複数の擬似雑音符号の出力を択一的に切り換え
る制御手段とを含む受信機からなる。
器および情報データに応じて上記擬似雑音符号発生器の
出力を択一的に出力するゲートからなる拡散変調手段を
含む送信機、および上記送信機の搬送波周波数と擬似雑
音符号に対し非同期で、しかも上記複数の擬似雑音符号
発生器の符号パターンに対し、それぞれ時間反転した参
照用擬似雑音符号を発生する複数の擬似雑音符号発生器
、受信された拡散信号と上記擬似雑音符号が入力される
相関器と、該相関器から出力される相関ピーク列を波形
整形する波形整形手段と、上記波形整形された信号に応
じて上記複数の擬似雑音符号の出力を択一的に切り換え
る制御手段とを含む受信機からなる。
［作用］
上記受信機において、搬送波およびＰＮ コードによる
復調課程は非同期で行なわれ、そのため送信しようとす
る情報速度より ＰＮ コードの繰返し速度を十分大と
しである。
復調課程は非同期で行なわれ、そのため送信しようとす
る情報速度より ＰＮ コードの繰返し速度を十分大と
しである。
［実施例］
以下に、図面を参照しながら、実施例を用いて本発明を
一層詳細に説明するが、それらは例示に過ぎず、本発明
の枠を越えることなしにいろいろな変形や改良があり得
ることは勿論である。
一層詳細に説明するが、それらは例示に過ぎず、本発明
の枠を越えることなしにいろいろな変形や改良があり得
ることは勿論である。
第１図は本発明による ＳＳＣ送信機の構成を示すブロ
ック図で、図中、２３はクロック発生器、２４ はＰＮ
コード発生器、２５ は発振器、２６ は混合器、２
７ は帯域通過フィルタ、２８２８は増幅器、２９ は
送信アンテナを表わす。
ック図で、図中、２３はクロック発生器、２４ はＰＮ
コード発生器、２５ は発振器、２６ は混合器、２
７ は帯域通過フィルタ、２８２８は増幅器、２９ は
送信アンテナを表わす。
第５図は本発明による受信機の構成を示すブロック図で
１図中、３０ は受信アンテナ、３１ は帯域通過フィ
ルタ、３２ は増幅器、３４ は混合器、３３は発振器
、３５はＡＧＣ，３６は帯域通過フィルタ、３７ はＰ
Ｎ コード発生器、３８はクロック発生器、３９ は発
振器、４０は混合器、４１ はＳＡＷコンボルバ、４２
は帯域通過フィルタ、４３は増幅器、４４はエンベロー
プ検波器、４５は比較器、４６は復調器を表わす。
１図中、３０ は受信アンテナ、３１ は帯域通過フィ
ルタ、３２ は増幅器、３４ は混合器、３３は発振器
、３５はＡＧＣ，３６は帯域通過フィルタ、３７ はＰ
Ｎ コード発生器、３８はクロック発生器、３９ は発
振器、４０は混合器、４１ はＳＡＷコンボルバ、４２
は帯域通過フィルタ、４３は増幅器、４４はエンベロー
プ検波器、４５は比較器、４６は復調器を表わす。
以下上記実施例の動作を説明する。
第２図は情報データによるＣ８Ｋ変調を説明する図で、
図中、ＰＮＩ、ＰＮ２ は符号パターンが異なる ＰＮ
コード、ＴはＰＮ コードの１周期を表わす。
図中、ＰＮＩ、ＰＮ２ は符号パターンが異なる ＰＮ
コード、ＴはＰＮ コードの１周期を表わす。
第１図において、まず情報データにより ＰＮコード発
生器２４ から出力される ＰＮ コードをＣＳ Ｋ
（Ｃｏｄｅ ５ｈｉｆｔ Ｋｅｙｉｎｇ ）変調する
。
生器２４ から出力される ＰＮ コードをＣＳ Ｋ
（Ｃｏｄｅ ５ｈｉｆｔ Ｋｅｙｉｎｇ ）変調する
。
すなわち、例えば情報データが“１”の時はＰＮＩ の
コードを出力し、情報データがＲＯＩＩの時はＰＮ２
のコードが出力されるようにする（第２図）。
コードを出力し、情報データがＲＯＩＩの時はＰＮ２
のコードが出力されるようにする（第２図）。
次に、 ＰＮ コード発生器２４ からの出力により、
発振器２５ から出力されるＲＦ 搬送波信号（周波数
ｆｏｐ）を混合器２６で ＢＰＳＫ変調し、帯域通過フィルタ ２７ および増幅
器２８ を通したあと、アンテナ２９ から送信する。
発振器２５ から出力されるＲＦ 搬送波信号（周波数
ｆｏｐ）を混合器２６で ＢＰＳＫ変調し、帯域通過フィルタ ２７ および増幅
器２８ を通したあと、アンテナ２９ から送信する。
なお、 ＰＮ コード発生器２４ の構成例を第３図に
示す。
示す。
また、 ＰＮＩ と ＰＮ２ には例えばｍ系列符号
のプリファードペアのような相互相関値の小さいものを
選んで使用する。
のプリファードペアのような相互相関値の小さいものを
選んで使用する。
第３図中のステアリングゲートの構成を第４図に示す。
つぎに、受信機の動作を３通りの構成例について説明す
る。
る。
第５図に示す構成例１ において、アンテナ３０ によ
り受信されたスペクトラム拡散信号は、帯域通過フィル
タ３１ および増幅器３２ を通したあと、局部発振器
３３ から出力される局部搬送波信号（周波数ｆＬｏ）
と混合器３４で掛算され、中心周波数ｆｌＦの中間周波
数帯に周波数変換される。ｆｌＦは通常ＳＡＷコンボル
バの帯域の中心周波数に選ばれる。そして、ＡＧＣ増幅
器３５および帯域通過フィルタ３６を通したあと、 Ｓ
ＡＷ コンボルバ４１ の一方の入力ポートに入力され
る（受信信号）。
り受信されたスペクトラム拡散信号は、帯域通過フィル
タ３１ および増幅器３２ を通したあと、局部発振器
３３ から出力される局部搬送波信号（周波数ｆＬｏ）
と混合器３４で掛算され、中心周波数ｆｌＦの中間周波
数帯に周波数変換される。ｆｌＦは通常ＳＡＷコンボル
バの帯域の中心周波数に選ばれる。そして、ＡＧＣ増幅
器３５および帯域通過フィルタ３６を通したあと、 Ｓ
ＡＷ コンボルバ４１ の一方の入力ポートに入力され
る（受信信号）。
ＳＡＷ コンボルバ４１ の他方の入力ポートへは、送
信側とは時間的に反転されたＰＮ コードを発生する
ＰＮ コード発生器３７ の出力により発振器３９ か
ら出力される ＩＦ 搬送波信号（周波数ｆＩｐ）を混
合器４０でＢＰＳＫ変調した信号が入力される（参照信
号）。
信側とは時間的に反転されたＰＮ コードを発生する
ＰＮ コード発生器３７ の出力により発振器３９ か
ら出力される ＩＦ 搬送波信号（周波数ｆＩｐ）を混
合器４０でＢＰＳＫ変調した信号が入力される（参照信
号）。
なお、 ＰＮ コード発生器３７ から出力される
ＰＮ コードは、 ＰＮＩ の時間反転コードＰＮ
Ｌ か、ＰＮ２ の時間反転コード ＰＮ２ のいず
れか一方であるが、ニジではＰＮＬ が出力されるも
のとして説明をする。
ＰＮ コードは、 ＰＮＩ の時間反転コードＰＮ
Ｌ か、ＰＮ２ の時間反転コード ＰＮ２ のいず
れか一方であるが、ニジではＰＮＬ が出力されるも
のとして説明をする。
また、 ＰＮ コード発生器３７ および発振器３９
は、送信側のＰＮ コードおよび搬送波とは全く非同期
に動作する。
は、送信側のＰＮ コードおよび搬送波とは全く非同期
に動作する。
ＳＡＷコンボルバ４１ からは、受信信号中のＰＮ コ
ード（ＰＮｌ またはＰＮ２ ）のうちのＰＮＩ が
参照信号中のＰＮ コード（ＰＮＩ ）とコンボルバ上
で合致した時のみ相関ピーク列が出力される。したがっ
て、相関ピーク列の有無が情報データの１１１ ｊ＃
１１０ ＩＩに対応することになる。なお、相関ピー
クの発生周期は、ＰＮ コードの一周期時間をＴ とす
るとＴ／２である。
ード（ＰＮｌ またはＰＮ２ ）のうちのＰＮＩ が
参照信号中のＰＮ コード（ＰＮＩ ）とコンボルバ上
で合致した時のみ相関ピーク列が出力される。したがっ
て、相関ピーク列の有無が情報データの１１１ ｊ＃
１１０ ＩＩに対応することになる。なお、相関ピー
クの発生周期は、ＰＮ コードの一周期時間をＴ とす
るとＴ／２である。
そして、相関ピークは、エンベロープ検波器４４ で検
波し、コンパレータ ４５で波形整形をしたあと１本出
願人が「スペクトラム拡散通信装置」の名称で昭和６３
年１月２１日付けで提出した特願昭６３−１１５６７
で述べられているようなパルス幅拡大回路などの復調器
４６により復調データとなる。各部の波形を第６図に示
す。
波し、コンパレータ ４５で波形整形をしたあと１本出
願人が「スペクトラム拡散通信装置」の名称で昭和６３
年１月２１日付けで提出した特願昭６３−１１５６７
で述べられているようなパルス幅拡大回路などの復調器
４６により復調データとなる。各部の波形を第６図に示
す。
構成例２ を第７図に示す。この構成例は、二つの Ｓ
ＡＷコンボルバを用いてデータ復調性能を向上させたこ
とを特長とする受信方式である。
ＡＷコンボルバを用いてデータ復調性能を向上させたこ
とを特長とする受信方式である。
第５図に示す構成例１ では、 ＳＡＷコンボルバ４１
を１個のみ使用し、送信機のＰＮ コードがＰＮＩ
または ＰＮ２ のどちらか一方の区間のみ相関ピ
ーク列が発生するようにしていた。
を１個のみ使用し、送信機のＰＮ コードがＰＮＩ
または ＰＮ２ のどちらか一方の区間のみ相関ピ
ーク列が発生するようにしていた。
これに反し、第７図の構成例２では、受信機にＳＡＷコ
ンボルバ４１．４１’の ２個を使用し、 ＰＮ コー
ド ＰＮＩ ＰＮ２ でＢＰＳＫ変調された ＩＦ
搬送波信号をそれぞれのコンボルバの参照信号として
入力する。こうすると、コンボルバ４１ からは送信機
のＰＮコードがＰＮＩ の区間の時に、またコンボル
バ４１′からはＰＮ２ の区間の時に各々相関ピーク
列が出力されるので、比較復調器４７ を用いて構成例
１ よりも約２倍の確実性で復調データを得ることが
できる。
ンボルバ４１．４１’の ２個を使用し、 ＰＮ コー
ド ＰＮＩ ＰＮ２ でＢＰＳＫ変調された ＩＦ
搬送波信号をそれぞれのコンボルバの参照信号として
入力する。こうすると、コンボルバ４１ からは送信機
のＰＮコードがＰＮＩ の区間の時に、またコンボル
バ４１′からはＰＮ２ の区間の時に各々相関ピーク
列が出力されるので、比較復調器４７ を用いて構成例
１ よりも約２倍の確実性で復調データを得ることが
できる。
各部の波形を第８図に示す。
構成例３ を第９図に示す。この構成例は、参照信号用
ＰＮ コード発生器からの出力コードを適宜切り換え
ることでデータ復調性能を向上させたことを特長とする
受信方式である。
ＰＮ コード発生器からの出力コードを適宜切り換え
ることでデータ復調性能を向上させたことを特長とする
受信方式である。
第７図に示す構成例２では、二つのコンボルバを用いて
受信信号中の ＰＮ コードの ＰＮＩの区間と ＰＮ
２ の区間の両方の検出を行なった。
受信信号中の ＰＮ コードの ＰＮＩの区間と ＰＮ
２ の区間の両方の検出を行なった。
これに反し、第９図に示す構成例３では、ＳＡＷコンボ
ルバ４１ は一つであるが、参照信号中の ＰＮ コー
ドを ＰＮＩ と ＰＮ２ で変化させ、どちらの場
合に相関ピーク列を出力するかを比較復調器４８ で判
断して復調データを得ている。
ルバ４１ は一つであるが、参照信号中の ＰＮ コー
ドを ＰＮＩ と ＰＮ２ で変化させ、どちらの場
合に相関ピーク列を出力するかを比較復調器４８ で判
断して復調データを得ている。
制御回路４９ は、 ＰＮ コード発生器５０からのＰ
Ｎ コード出力を ＰＮＩ またはＰＮ２ に切り
換えるための制御データを出力する回路であり、制御デ
ータ比較復調器４８ の出力が安定最大となるようなタ
イミングで出力される。
Ｎ コード出力を ＰＮＩ またはＰＮ２ に切り
換えるための制御データを出力する回路であり、制御デ
ータ比較復調器４８ の出力が安定最大となるようなタ
イミングで出力される。
この結果、構成例３ は、構成例１ よりも約２倍の確
実性で復調データを得ることができる。
実性で復調データを得ることができる。
なお、 ＰＮ コード発生器５０ の構成例を第１０図
に示す。第１１図は第１０図中のステアリングゲートの
構成例を示す。
に示す。第１１図は第１０図中のステアリングゲートの
構成例を示す。
第１２図は第９図の比較復調器４８ および制御回路４
９ の具体的回路の構成例を示す。図中、５０ はパル
ス幅拡大回路、５１，５２ はトグルＦ／Ｆ を示す
。トグルＦ／Ｆ５１ は入力信号の立上りエツジに応答
して、出力信号レベルが交互に反転するようなフリップ
フロップ回路で、復調データを出力する。トグルＦ／Ｆ
５２ は入力信号の立下りエツジに応答して、出
力信号レベルが交互に反転するようなフリップフロップ
回路で、制御データを出力する。第１３図は第９図およ
び第１２図のいろいろな部分における波形を示す図で、
（ａ）は相関出力波形、（ｂ）は、トグルＦ／Ｆ ５
１，５２ の入力である（、）の復調波形、（ｃ）はト
グルＦ／Ｆ ５２ の出力である制御データ、（ｄ）
はトグルＦ／Ｆ５１ の出力である復調データを表わ
す。
９ の具体的回路の構成例を示す。図中、５０ はパル
ス幅拡大回路、５１，５２ はトグルＦ／Ｆ を示す
。トグルＦ／Ｆ５１ は入力信号の立上りエツジに応答
して、出力信号レベルが交互に反転するようなフリップ
フロップ回路で、復調データを出力する。トグルＦ／Ｆ
５２ は入力信号の立下りエツジに応答して、出
力信号レベルが交互に反転するようなフリップフロップ
回路で、制御データを出力する。第１３図は第９図およ
び第１２図のいろいろな部分における波形を示す図で、
（ａ）は相関出力波形、（ｂ）は、トグルＦ／Ｆ ５
１，５２ の入力である（、）の復調波形、（ｃ）はト
グルＦ／Ｆ ５２ の出力である制御データ、（ｄ）
はトグルＦ／Ｆ５１ の出力である復調データを表わ
す。
［発明の効果］
以上説明したように本発明によれば、 ＳＳＣ装置にお
いて、同期回路を用いないので、非常に簡便な送受信機
で誤りの少ない高信頼性の情報通信が行なえる。特に、
この効果は微弱な電波を用いて通信を行なう場合著しく
、実用上の効果は多大である。
いて、同期回路を用いないので、非常に簡便な送受信機
で誤りの少ない高信頼性の情報通信が行なえる。特に、
この効果は微弱な電波を用いて通信を行なう場合著しく
、実用上の効果は多大である。
また、情報データの拡散変調に用いているＣ８Ｋ 方式
は容易にディジタル回路で実現できるため、ＩＣ化に有
利であり、したがって送信機および受信機を小型化でき
るという利点が得られる。
は容易にディジタル回路で実現できるため、ＩＣ化に有
利であり、したがって送信機および受信機を小型化でき
るという利点が得られる。
第１図は本発明による ＳＳＣ送信機の構成を示すブロ
ック図、第２図は情報データによるＣ８Ｋ変調を説明す
る図、第３図は第１図中のＰＮ コード発生器の構成例
を示す図、第４図は第３図中のステアリングゲートの構
成例を示す図、第５図は本発明による受信機の構成を示
すブロック図、第６図は第５図に示す装置のいろいろな
部分における信号の波形を示す図、第７図は受信機の他
の構成例を示すブロック図、第８図は第７図に示す装置
のいろいろな部分における信号の波形を示す図、第９図
は受信機のさらに他の構成例を示すブロック図、第１Ｏ
図は第９図中のＰＮ コード発生器の構成例を示す図、
第１１図は第１０図中のステアリングゲートの構成例を
示す図、第１２図は第９図の比較復調器および制御回路
の具体的回路の構成例を示す図、第１３図は第９図およ
び第１２図のいろいろな部分における波形を示す図、第
１４図は従来のＳＡＷコンボルバを用いたＳＳＣ装置の
構成を示すブロック図である。 ・・・・・・・・・クロック発生器、３９・・・・・・
・・・発振器、４０・・・・・・・・・混合器、４１・
・・・・・・・・ＳＡＷコンボルバ、４２・・・・・・
・・・帯域通過フィルタ、４３・・・・・・・・・増幅
器。 ４４・・・・・・・・・エンベロープ検波器、４５・・
・・・・・・・比較器、４６・・・・・・・・・復調器
。 特許出願人 クラリオン株式会社
ック図、第２図は情報データによるＣ８Ｋ変調を説明す
る図、第３図は第１図中のＰＮ コード発生器の構成例
を示す図、第４図は第３図中のステアリングゲートの構
成例を示す図、第５図は本発明による受信機の構成を示
すブロック図、第６図は第５図に示す装置のいろいろな
部分における信号の波形を示す図、第７図は受信機の他
の構成例を示すブロック図、第８図は第７図に示す装置
のいろいろな部分における信号の波形を示す図、第９図
は受信機のさらに他の構成例を示すブロック図、第１Ｏ
図は第９図中のＰＮ コード発生器の構成例を示す図、
第１１図は第１０図中のステアリングゲートの構成例を
示す図、第１２図は第９図の比較復調器および制御回路
の具体的回路の構成例を示す図、第１３図は第９図およ
び第１２図のいろいろな部分における波形を示す図、第
１４図は従来のＳＡＷコンボルバを用いたＳＳＣ装置の
構成を示すブロック図である。 ・・・・・・・・・クロック発生器、３９・・・・・・
・・・発振器、４０・・・・・・・・・混合器、４１・
・・・・・・・・ＳＡＷコンボルバ、４２・・・・・・
・・・帯域通過フィルタ、４３・・・・・・・・・増幅
器。 ４４・・・・・・・・・エンベロープ検波器、４５・・
・・・・・・・比較器、４６・・・・・・・・・復調器
。 特許出願人 クラリオン株式会社
Claims (3)
- （１）それぞれ符号パターンの異なる複数の擬似雑音符
号発生器および情報データに応じて上記擬似雑音符号発
生器の出力を択一的に出力するゲートからなる拡散変調
手段を含む送信機、および 上記送信機の搬送波周波数と擬似雑音符号に対し非同期
で、しかも上記擬似雑音符号発生器のうちいずれか一つ
の発生器の符号パターンに対して時間反転した参照用擬
似雑音符号を発生する参照用擬似雑音符号発生器、前記
参照用擬似雑音符号と受信された拡散信号が入力される
相関器、該相関器から出力される相関ピーク列の波形を
整形する波形整形手段、および波形整形された信号の各
パルスに応答して上記情報データを復調する復調器を含
む受信機 からなることを特徴とするスペクトラム拡散通信装置。 - （２）それぞれ符号パターンの異なる複数の擬似雑音符
号発生器および情報データに応じて上記擬似雑音符号発
生器の出力を択一的に出力するゲートからなる拡散変調
手段を含む送信機、および 上記送信機の搬送波周波数と擬似雑音符号に対し非同期
で、しかも上記複数の擬似雑音符号発生器の符号パター
ンに対し、それぞれ時間反転した参照用擬似雑音符号を
発生する複数の擬似雑音符号発生器、前記いずれかの擬
似雑音符号と受信された拡散信号がそれぞれ入力される
複数の相関器、上記各相関器から出力される相関ピーク
列をそれぞれ波形整形する複数の波形整形手段、および
上記各波形整形手段からの出力信号を比較して上記情報
データを復調する比較復調手段を含む受信機からなるこ
とを特徴とするスペクトラム拡散通信装置。 - （３）それぞれ符号パターンの異なる複数の擬似雑音符
号発生器および情報データに応じて上記擬似雑音符号発
生器の出力を択一的に出力するゲートからなる拡散変調
手段を含む送信機、および 上記送信機の搬送波周波数と擬似雑音符号に対し非同期
で、しかも上記複数の擬似雑音符号発生器の符号パター
ンに対し、それぞれ時間反転した参照用擬似雑音符号を
発生する複数の擬似雑音符号発生器、受信された拡散信
号と上記擬似雑音符号が入力される相関器と、該相関器
から出力される相関ピーク列を波形整形する波形整形手
段と、上記波形整形された信号に応じて上記複数の擬似
雑音符号の出力を択一的に切り換える制御手段とを含む
受信機 からなることを特徴とするスペクトラム拡散通信装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1029538A JPH07120968B2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | スペクトラム拡散通信装置 |
| CA002008969A CA2008969A1 (en) | 1989-02-07 | 1990-01-31 | Spread spectrum communication device |
| US07/475,185 US5048052A (en) | 1989-02-07 | 1990-02-02 | Spread spectrum communication device |
| GB9002472A GB2228651B (en) | 1989-02-07 | 1990-02-05 | Spread spectrum communication device |
| FR9001365A FR2642922B1 (fr) | 1989-02-07 | 1990-02-06 | Dispositif de communication sur spectre disperse |
| DE4003671A DE4003671A1 (de) | 1989-02-07 | 1990-02-07 | Spread-spektrum- nachrichtenverbindungsvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1029538A JPH07120968B2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | スペクトラム拡散通信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02207630A true JPH02207630A (ja) | 1990-08-17 |
| JPH07120968B2 JPH07120968B2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=12278891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1029538A Expired - Lifetime JPH07120968B2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | スペクトラム拡散通信装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5048052A (ja) |
| JP (1) | JPH07120968B2 (ja) |
| CA (1) | CA2008969A1 (ja) |
| DE (1) | DE4003671A1 (ja) |
| FR (1) | FR2642922B1 (ja) |
| GB (1) | GB2228651B (ja) |
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