JPH0220714B2 - - Google Patents
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- JPH0220714B2 JPH0220714B2 JP57019523A JP1952382A JPH0220714B2 JP H0220714 B2 JPH0220714 B2 JP H0220714B2 JP 57019523 A JP57019523 A JP 57019523A JP 1952382 A JP1952382 A JP 1952382A JP H0220714 B2 JPH0220714 B2 JP H0220714B2
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- liquid according
- acid
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D3/00—Electroplating: Baths therefor
- C25D3/02—Electroplating: Baths therefor from solutions
- C25D3/04—Electroplating: Baths therefor from solutions of chromium
- C25D3/06—Electroplating: Baths therefor from solutions of chromium from solutions of trivalent chromium
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Electrochemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
Description
本発明は三価のクロムイオンを含有する水系電
解液からのクロム電着に関し、更に詳しくは電着
組成物及び斯る組成物を利用する電着法に関す
る。 従来、クロムを電着させるには六価のクロムと
少量の硫酸を含有する溶液を用いていた。しかし
ながら、六価のクロムは環境及び健康状重大な危
険を伴いしかも斯る溶液自体も非常に毒性がつよ
くかつ腐食性であるという欠点がある。又、六価
クロムは均一電着性(即ち、つきまわり)が劣
り、被覆力にも限界がありかつ電気効率も悪く、
しかも電流遮断に対して敏感であつて析出物が所
謂白色流出(white−washing)するという欠点
があるとされていた。 上記諸欠点を少くとも部分的に解決するものと
して、三価クロムの錯塩類を用いた電着浴が使用
されている。斯る電着浴は均一電着力に秀れかつ
電流の中断にも耐えることができる。しかしなが
ら、得られるメツキの色調は六価クロムの浴から
得られるものより往々にして濃く、従つて三価ク
ロム錯塩類を含有する浴は用途が限られている。 一方、Cr:NCSのモル比を1:1〜1.6、好ま
しくは約1.2としてCr+++イオンをチオシアン酸塩
で錯塩化した溶液を用いて電着して最適の効率及
び色調を達成すると同時に好ましくないガスの発
生を最少限とする方法が提案されている。チオシ
アネート錯体は生成速度が遅いので、電着に使用
するに先だちクロム酸塩溶液をチオシアネートと
共に80℃で2〜4時間一定のPH条件で加熱して安
定平衡化することが必要であつた。 本発明者による研究の結果、前以つて安定平衡
化することなくチオシアン酸塩を非常に低濃度で
使用できること及び更に他の硫黄含有化合物、好
ましくは硫黄含有有機化合物(これらの化合物は
従来クロム電着には使用されていない)も又当量
的観点から低濃度で添加剤として使用する時効果
的かつ許容し得る電着物が得られることを見出し
た。本発明によれば上記化合物の濃度は常にチオ
シアネート錯体に関して前記したモル比1:1よ
り小であり、好ましくは1桁以下モル比は小さ
い。従つて、チオシアネート錯体生成とは異る機
構が本発明の場合作用してあると考えられる。金
属の析出層の極く近辺では急速かつ平衡化された
錯体の形成、分解及び再構成が行なわれ、少量の
上記化合物は効果的な触媒作用を有するものと考
えられるが、勿論本発明はこの様な作用に関する
水底に限定されるものでないことは言うまでもな
い。 本発明では、硫黄含有化合物の含量は1:1よ
り小であるので、存在する三価のクロムのすべて
とは錯体を形成することはできない。この場合、
種類の異る他の錯化剤を添加することは可能であ
るが必ずしも必要ではない。錯体化していない三
価のクロムイオンは緑色を呈し、本発明に置いて
は通常この様なイオンは存在している。 従つて、本発明は三価のクロムイオン及びこの
三価のクロムイオンに対して当モルより少ない量
の後記群()〜()の化合物を溶解した状態
を含有する電着液を提供するものである。 三価クロムと前記化合物との相対モル濃度は、
従来例のチオシアネート錯体に関して記載した比
率1:1より常に大であり、通常1:0.1より大
である。多くの化合物はクロムの比率が非常に大
きい1:0.01あるいは1:0.001又場合によりそ
れ以上でも効果的である。 実際には、クロムイオン濃度は、0.01〜1.0モ
ル範囲であり、従つて前記化合物は通常1〜500
mg/1、特に10〜100mg/1である。 前記化合物は好ましくは有機物質であつて硫黄
を含有するものである。 各群の化合物について以下詳しく説明する。 ()群の化合物は分子内に
解液からのクロム電着に関し、更に詳しくは電着
組成物及び斯る組成物を利用する電着法に関す
る。 従来、クロムを電着させるには六価のクロムと
少量の硫酸を含有する溶液を用いていた。しかし
ながら、六価のクロムは環境及び健康状重大な危
険を伴いしかも斯る溶液自体も非常に毒性がつよ
くかつ腐食性であるという欠点がある。又、六価
クロムは均一電着性(即ち、つきまわり)が劣
り、被覆力にも限界がありかつ電気効率も悪く、
しかも電流遮断に対して敏感であつて析出物が所
謂白色流出(white−washing)するという欠点
があるとされていた。 上記諸欠点を少くとも部分的に解決するものと
して、三価クロムの錯塩類を用いた電着浴が使用
されている。斯る電着浴は均一電着力に秀れかつ
電流の中断にも耐えることができる。しかしなが
ら、得られるメツキの色調は六価クロムの浴から
得られるものより往々にして濃く、従つて三価ク
ロム錯塩類を含有する浴は用途が限られている。 一方、Cr:NCSのモル比を1:1〜1.6、好ま
しくは約1.2としてCr+++イオンをチオシアン酸塩
で錯塩化した溶液を用いて電着して最適の効率及
び色調を達成すると同時に好ましくないガスの発
生を最少限とする方法が提案されている。チオシ
アネート錯体は生成速度が遅いので、電着に使用
するに先だちクロム酸塩溶液をチオシアネートと
共に80℃で2〜4時間一定のPH条件で加熱して安
定平衡化することが必要であつた。 本発明者による研究の結果、前以つて安定平衡
化することなくチオシアン酸塩を非常に低濃度で
使用できること及び更に他の硫黄含有化合物、好
ましくは硫黄含有有機化合物(これらの化合物は
従来クロム電着には使用されていない)も又当量
的観点から低濃度で添加剤として使用する時効果
的かつ許容し得る電着物が得られることを見出し
た。本発明によれば上記化合物の濃度は常にチオ
シアネート錯体に関して前記したモル比1:1よ
り小であり、好ましくは1桁以下モル比は小さ
い。従つて、チオシアネート錯体生成とは異る機
構が本発明の場合作用してあると考えられる。金
属の析出層の極く近辺では急速かつ平衡化された
錯体の形成、分解及び再構成が行なわれ、少量の
上記化合物は効果的な触媒作用を有するものと考
えられるが、勿論本発明はこの様な作用に関する
水底に限定されるものでないことは言うまでもな
い。 本発明では、硫黄含有化合物の含量は1:1よ
り小であるので、存在する三価のクロムのすべて
とは錯体を形成することはできない。この場合、
種類の異る他の錯化剤を添加することは可能であ
るが必ずしも必要ではない。錯体化していない三
価のクロムイオンは緑色を呈し、本発明に置いて
は通常この様なイオンは存在している。 従つて、本発明は三価のクロムイオン及びこの
三価のクロムイオンに対して当モルより少ない量
の後記群()〜()の化合物を溶解した状態
を含有する電着液を提供するものである。 三価クロムと前記化合物との相対モル濃度は、
従来例のチオシアネート錯体に関して記載した比
率1:1より常に大であり、通常1:0.1より大
である。多くの化合物はクロムの比率が非常に大
きい1:0.01あるいは1:0.001又場合によりそ
れ以上でも効果的である。 実際には、クロムイオン濃度は、0.01〜1.0モ
ル範囲であり、従つて前記化合物は通常1〜500
mg/1、特に10〜100mg/1である。 前記化合物は好ましくは有機物質であつて硫黄
を含有するものである。 各群の化合物について以下詳しく説明する。 ()群の化合物は分子内に
【式】基を
有する化合物であり、好ましくは塩又はエステル
状のチオシアネート又は下記式 (上式において、Xは(a)−R,−S又は−NR2
もしくは(b)−S−又は−S−S−により前記式の
化合物に結合される式、
状のチオシアネート又は下記式 (上式において、Xは(a)−R,−S又は−NR2
もしくは(b)−S−又は−S−S−により前記式の
化合物に結合される式、
【式】で表わさ
れる別の基を表わし、各Rは同一又は異つていて
もよく、水素、それぞれ直鎖又は分岐のアルキ
ル、アルケニル又はアルキニルの各基、及び単環
(単核)又は複核炭素環式芳香族基を表わし、カ
ルボン酸基、その塩又はエステルで置換されてい
ても又は置換されていなくともよい)で表わされ
る化合物である。これらの有機化合物は水溶性で
なければならず、従つて通常Rが好ましくは水素
あるいは炭素数6以下、例えばC1ないしC3のア
ルキル基であるような比較的分子量が小さいもの
(例えば、300以下)である。本発明で使用する適
当な()群の化合物例は以下のものである。
もよく、水素、それぞれ直鎖又は分岐のアルキ
ル、アルケニル又はアルキニルの各基、及び単環
(単核)又は複核炭素環式芳香族基を表わし、カ
ルボン酸基、その塩又はエステルで置換されてい
ても又は置換されていなくともよい)で表わされ
る化合物である。これらの有機化合物は水溶性で
なければならず、従つて通常Rが好ましくは水素
あるいは炭素数6以下、例えばC1ないしC3のア
ルキル基であるような比較的分子量が小さいもの
(例えば、300以下)である。本発明で使用する適
当な()群の化合物例は以下のものである。
下記成分を水に溶解し、得られた溶液を水を用
いて1に希釈した。 クロメタン(Chrometan、クロム含量16.2%)
10g (クロメタンは硫酸クロムと硫酸ナトリウムを
含有する市販品の登録商標である。) ホウ酸 60g 硫酸カリ 100g 2−エチルヘキシル硫酸ナトリウム(40%溶
液) 1.0ml 従つて、クロム含量は1.62g(32.2ミリモル)
であつた。溶液のPHを3.2に調整し、次いで50℃
まで加熱した。白金被覆したチタン陽極と黄銅陰
極を用いかつ前記溶液を使用して3分間全電流
5Aの条件下でハルセルテストを行つた。得られ
たメツキは非常に悪いものであつた。即ち、黄銅
板は変色しかつ金属コーテイングは得られなかつ
た。前記溶液にチオウレア(分子量76)を100
mg/(即ち1.32mM)添加してハルセルテスト
を行つた時、淡色で光沢のある一様なクロム電着
物が得られた。クロムとチオウレアのモル比は
1:0.0423であつた。 〔実施例 2〕 チオウレアの代りに分子量75のチオアセトアミ
ドを50mg/(0.67mM)添加した以外実施例1
と同様にして溶液を調製した。ハルテストにより
淡色で光沢のある均一なクロム電着物が得られ
た。クロムとチオアセトアミドとのモル比は1:
0.0214であつた。 〔実施例 3〕 チオウレアの代りに分子量80のチオシアン酸ナ
トリウムを50mg/(0.625mM)添加した以外
実施例1と同様にして溶液を調製した。ハルセル
テストにより淡色で光沢のある均一なクロム電着
物が得られた。クロとチオシアン酸ナトリウムと
のモル比は1:0.02であつた。 〔実施例 4〕 下記成分を水に溶解し、得られた溶液を水で1
に希釈した。 クロメタン 100g ホウ酸 60g リンゴ酸 10g 硫酸カリ 100g 塩化カリ 50g 2−エチルヘキシル硫酸ナトリウム(40%溶
液) 0.5ml クロム含量は16.2g(312mM)であつた。 溶液のPHを3.5にした後、50℃に加熱した。ハ
ルセルテストを行つたところメツキの状態は非常
に悪く、高電流密度域では金属コーテイングが形
成されたが低電流密度域では緑色及び黒色のスジ
となつていた。分子量166のモノ−N−p−トリ
ルチオウレアを20mg/添加してハルセルテスト
を行つたところ淡色で光沢のある均一なクロム電
着物が得られた。クロムとp−トリル−チオウレ
アのモル比は1:0.00038であつた。 〔実施例 5〕 トリル誘導体の代りにモノ−N−アリルチオウ
レア20mg(分子量116であるので0.172mM)を用
いた以外実施例4と同様にして、同様の結果が得
られた。クロムとアリルチオウレアのモル比は
1:0.00055であつた。 〔実施例 6〕 トリルチオウレアの代りに分子量170のジエチ
ルジチオカルバミン酸ナトリウムを50mg/
(0.294mM)使用した以外実施例4と同様にして
溶液を調製した。ハルセルテストにより淡色で光
沢のある均一な電着物が得られた。クロムと前記
ジチオカルバミン酸塩のモル比は1:0.00094で
あつた。 〔実施例 7〕 下記成分を水に溶解して、この溶液を水で1
とした。 塩化第二クロム 5g (Cr含量1.64g,31.5mM) ホウ酸 60g 塩化カリ 100g 硫酸ナトリウム 150g ジヘキシルスルホコハク酸ナトリウム(60%溶
液) 0.5ml 溶液のPHを2.5に調整し、50℃まで加熱した。
ハルセルテストで得られたメツキは非常に悪い状
態であつた。即ち、黄銅板は変色し、金属コーテ
イングは得られなかつた。分子量286のテトラエ
チルチウラムジサルフアイドを10mg/
(0.035mM)添加してハルセルテストを行つた
時、色調がよく光沢のある均一なクロム電着物が
得られた。クロムと前記チウラムジサルフアイド
とのモル比は1:0.00111であつた。 〔実施例 8〕 チウラムジサルフアイドの代りに分子量208の
テトラメチルチウラムモノサルフアイドを10mg/
(0.048mM)用いた以外実施例6と同様にし
て溶液を調製した。ハルセルテストにより淡色で
光沢のある均一な電着物が得られた。クロムと前
記チウラムサルフアイドとのモル比は1:
0.00152であつた。 〔実施例 9〕 チオウレアの代りに下記7種類の化合物を用い
た以外実施例1と同様の方法を行つた。 (a) アリルスルホン酸ナトリウム2g/
(13.9mM) クロム:サツカリンのモル比は 1:0.432。 (b) ナトリウムサツカリン5g/(24.4mM) クロム:ナトリウムサツカリンのモル比は 1:0.758。 (c) ジチオジグリコール酸10mg/
(0.0549mM) (モル比1:0.0017)。 (d) O−メルカプト安息香酸50mg/(0.325ml) (モル比1:0.0101)。 (e) 亜二チオン酸ナトリウム200mg/
(1.149mM) (モル比1:0.0357)。 (f) セレン酸ナトリウム500mg/(2.646mM) (モル比1:0.0822)。 (g) チオウレア30mg/(0.395mM、クロムと
のモル比1:0.0123)及びサツカリンナトリウ
ム3g/(14.6mM、クロムとのモル比1:
0.453)の混合物。 すべての組成において、メツキ改良効果があ
り、淡色で光沢のある均一なクロム電着物が得ら
れた。 以上の如く、本発明は三価のクロムを電着する
のに有効な三価のクロムと下記成分を含有する水
系電着浴を提供するものである。即ち、 ()
いて1に希釈した。 クロメタン(Chrometan、クロム含量16.2%)
10g (クロメタンは硫酸クロムと硫酸ナトリウムを
含有する市販品の登録商標である。) ホウ酸 60g 硫酸カリ 100g 2−エチルヘキシル硫酸ナトリウム(40%溶
液) 1.0ml 従つて、クロム含量は1.62g(32.2ミリモル)
であつた。溶液のPHを3.2に調整し、次いで50℃
まで加熱した。白金被覆したチタン陽極と黄銅陰
極を用いかつ前記溶液を使用して3分間全電流
5Aの条件下でハルセルテストを行つた。得られ
たメツキは非常に悪いものであつた。即ち、黄銅
板は変色しかつ金属コーテイングは得られなかつ
た。前記溶液にチオウレア(分子量76)を100
mg/(即ち1.32mM)添加してハルセルテスト
を行つた時、淡色で光沢のある一様なクロム電着
物が得られた。クロムとチオウレアのモル比は
1:0.0423であつた。 〔実施例 2〕 チオウレアの代りに分子量75のチオアセトアミ
ドを50mg/(0.67mM)添加した以外実施例1
と同様にして溶液を調製した。ハルテストにより
淡色で光沢のある均一なクロム電着物が得られ
た。クロムとチオアセトアミドとのモル比は1:
0.0214であつた。 〔実施例 3〕 チオウレアの代りに分子量80のチオシアン酸ナ
トリウムを50mg/(0.625mM)添加した以外
実施例1と同様にして溶液を調製した。ハルセル
テストにより淡色で光沢のある均一なクロム電着
物が得られた。クロとチオシアン酸ナトリウムと
のモル比は1:0.02であつた。 〔実施例 4〕 下記成分を水に溶解し、得られた溶液を水で1
に希釈した。 クロメタン 100g ホウ酸 60g リンゴ酸 10g 硫酸カリ 100g 塩化カリ 50g 2−エチルヘキシル硫酸ナトリウム(40%溶
液) 0.5ml クロム含量は16.2g(312mM)であつた。 溶液のPHを3.5にした後、50℃に加熱した。ハ
ルセルテストを行つたところメツキの状態は非常
に悪く、高電流密度域では金属コーテイングが形
成されたが低電流密度域では緑色及び黒色のスジ
となつていた。分子量166のモノ−N−p−トリ
ルチオウレアを20mg/添加してハルセルテスト
を行つたところ淡色で光沢のある均一なクロム電
着物が得られた。クロムとp−トリル−チオウレ
アのモル比は1:0.00038であつた。 〔実施例 5〕 トリル誘導体の代りにモノ−N−アリルチオウ
レア20mg(分子量116であるので0.172mM)を用
いた以外実施例4と同様にして、同様の結果が得
られた。クロムとアリルチオウレアのモル比は
1:0.00055であつた。 〔実施例 6〕 トリルチオウレアの代りに分子量170のジエチ
ルジチオカルバミン酸ナトリウムを50mg/
(0.294mM)使用した以外実施例4と同様にして
溶液を調製した。ハルセルテストにより淡色で光
沢のある均一な電着物が得られた。クロムと前記
ジチオカルバミン酸塩のモル比は1:0.00094で
あつた。 〔実施例 7〕 下記成分を水に溶解して、この溶液を水で1
とした。 塩化第二クロム 5g (Cr含量1.64g,31.5mM) ホウ酸 60g 塩化カリ 100g 硫酸ナトリウム 150g ジヘキシルスルホコハク酸ナトリウム(60%溶
液) 0.5ml 溶液のPHを2.5に調整し、50℃まで加熱した。
ハルセルテストで得られたメツキは非常に悪い状
態であつた。即ち、黄銅板は変色し、金属コーテ
イングは得られなかつた。分子量286のテトラエ
チルチウラムジサルフアイドを10mg/
(0.035mM)添加してハルセルテストを行つた
時、色調がよく光沢のある均一なクロム電着物が
得られた。クロムと前記チウラムジサルフアイド
とのモル比は1:0.00111であつた。 〔実施例 8〕 チウラムジサルフアイドの代りに分子量208の
テトラメチルチウラムモノサルフアイドを10mg/
(0.048mM)用いた以外実施例6と同様にし
て溶液を調製した。ハルセルテストにより淡色で
光沢のある均一な電着物が得られた。クロムと前
記チウラムサルフアイドとのモル比は1:
0.00152であつた。 〔実施例 9〕 チオウレアの代りに下記7種類の化合物を用い
た以外実施例1と同様の方法を行つた。 (a) アリルスルホン酸ナトリウム2g/
(13.9mM) クロム:サツカリンのモル比は 1:0.432。 (b) ナトリウムサツカリン5g/(24.4mM) クロム:ナトリウムサツカリンのモル比は 1:0.758。 (c) ジチオジグリコール酸10mg/
(0.0549mM) (モル比1:0.0017)。 (d) O−メルカプト安息香酸50mg/(0.325ml) (モル比1:0.0101)。 (e) 亜二チオン酸ナトリウム200mg/
(1.149mM) (モル比1:0.0357)。 (f) セレン酸ナトリウム500mg/(2.646mM) (モル比1:0.0822)。 (g) チオウレア30mg/(0.395mM、クロムと
のモル比1:0.0123)及びサツカリンナトリウ
ム3g/(14.6mM、クロムとのモル比1:
0.453)の混合物。 すべての組成において、メツキ改良効果があ
り、淡色で光沢のある均一なクロム電着物が得ら
れた。 以上の如く、本発明は三価のクロムを電着する
のに有効な三価のクロムと下記成分を含有する水
系電着浴を提供するものである。即ち、 ()
【式】基を含む化合物類、好まし
くはチオシアネート又は式、X−CSNR2、で
表わされる化合物(上式において、Xは−R,
−S又は−NR2もしくは−S−又は−S−S
−で結合された−CSNR2,RはH、アルキル、
アルケニル、アルキニル又は芳香族の各基を表
わす)。 () 式、(X)−SO2−(Y)、で表わされる化
合物(上式において、Xは(a)末端メルカプト基
を有する飽和又は不飽和の脂肪族基であつて炭
素数2又は3のもの、(b)式、Y−(SO2)−X−
S−S−X−(SO2)−Y、で表わされる上式に
対応するジサルフアイド又は(C)単一の未置
換ベンゼン環、及びYは−ONa,−OH,−NH2
又はXが単一の未置換ベンゼン環である時、前
記ベンゼン環のオルト位への直接−NH−結合
あるいは間接−NH−CO−結合を表わす)。 () 式、HOOC−(CH2)n−Sm−(CH2)
n−COOH、で表わされる化合物(上式にお
いて、n及びmは1又は2を表わす)。 () O−メルカプト安息香酸又は同様の水溶
性 O−置換芳香族メルカプト化合物類。 () 硫黄、セレン及びテルルのナトリウム
塩。
表わされる化合物(上式において、Xは−R,
−S又は−NR2もしくは−S−又は−S−S
−で結合された−CSNR2,RはH、アルキル、
アルケニル、アルキニル又は芳香族の各基を表
わす)。 () 式、(X)−SO2−(Y)、で表わされる化
合物(上式において、Xは(a)末端メルカプト基
を有する飽和又は不飽和の脂肪族基であつて炭
素数2又は3のもの、(b)式、Y−(SO2)−X−
S−S−X−(SO2)−Y、で表わされる上式に
対応するジサルフアイド又は(C)単一の未置
換ベンゼン環、及びYは−ONa,−OH,−NH2
又はXが単一の未置換ベンゼン環である時、前
記ベンゼン環のオルト位への直接−NH−結合
あるいは間接−NH−CO−結合を表わす)。 () 式、HOOC−(CH2)n−Sm−(CH2)
n−COOH、で表わされる化合物(上式にお
いて、n及びmは1又は2を表わす)。 () O−メルカプト安息香酸又は同様の水溶
性 O−置換芳香族メルカプト化合物類。 () 硫黄、セレン及びテルルのナトリウム
塩。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 三価のクロムイオンを含有する電着液であつ
て、下記()〜()群の溶解化合物を前記三
価のクロムイオンに対して等モル比未満の量を溶
解含有し、十分な錯化量の錯化剤においても遊離
しており、前記溶解化合物はそれぞれ、 () Xは(a)−R,−Sもしくは−NR2、又は
(b)式【式】で表されかつ−S−もしくは −S−S−により最初の式の基と結合される基
であり、各R基は同じであつても異なつていて
もよい、水素、直鎖若しくは分岐したアルキル
基、アルケニル基若しくはアルキニル基、又は
単核若しくは複核炭素環芳香族基を表わし、こ
の基Rはカルボン酸基若しくはカルボン酸の塩
あるいはエステルで置換されていてもいなくと
もよい下記式、 で表わされる塩もしくはエステル状のチオシア
ネート又はその化合物、 () Xは(a)メルカプト末端基を有する飽和若
しくは不飽和の脂肪酸基であつて炭素数2〜3
の基を、又は(b)単一の未置換ベンゼン環であ
り、Yは−ONa,−OH,−NH2であり、又はX
が単一の未置換ベンゼン環である時、このベン
ゼン環のオルソ位に直接結合する−NH−基若
しくは間接結合する−NH−CO−基である式、 (X)−SO2−(Y) で表わされる硫黄含有有機化合物、又は、 (Y)−(SO2)−X−S−S−X(SO2)−Y で表わされる対応するジサルフアイド、 () n及びmはそれぞれ1又は2である下記
式、 HOOC−(CH2)n−Sm−(CH2)n−
COOH で表わされる硫黄含有有機化合物、 () オルソーメルカプト安息香酸、オルソー
メルカプトフエノール又はオルソーメルカプト
ベンゼンスルホン酸、及び () チオエーテル、セレン酸、亜セレン酸、
テルル酸及び亜テルル酸から選ばれるいずれか
のナトリウム塩であることを特徴とする電着
液。 2 前記三価のクロムイオンと前記溶解化合物と
のモル比が1:0.1より大であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の電着液。 3 前記三価のクロムイオンと前記溶解化合物と
のモル比が1:0.01より大であることを特徴をす
る特許請求の範囲第2項記載の電着液。 4 三価のクロムが0.01〜1.0モル含有されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2
項または第3項のいずれかに記載の電着液。 5 前記電着液には1〜500mg/の前記溶解化
合物が含有されていることを特徴とする特許請求
の範囲第4項記載の電着液。 6 前記電着液には10〜100mg/の前記溶解化
合物が含有されていることを特徴とする特許請求
の範囲第3項記載の電着液。 7 前記有機化合物がチオシアン酸ナトリウム、
チオウレア、N−モノアリルチオウレア、N−モ
ノ−p−トリルチオウレア、チオアセトアミド、
テトラメチルチウラムモノサルフアイド、テトラ
エチルチウラムジサルフアイド又はジエチルジチ
オカルバミン酸ナトリウムであることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか
1項に記載の電着液。 8 前記有機化合物がアリルスルホン酸ナトリウ
ムCH2=CHCH2SO3Na、ビニルスルホン酸ナト
リウムCH2=CHSO3Na、メルカプトプロパンス
ルホン酸HS−CH2CH2CH2SO3H、ビス−(ナト
リウムスルホプロピル)ジサルフアイドHO3S−
CH2CH2CH2−S−S−CH2CH2CH2−SO3H、
ベンゼンスルホンアミドC6H5SO2NH2、チアマ
ゾール、 又はサツカリン、 であることを特徴とする特許請求の範囲第1項な
いし第6項のいずれか1項に記載の電着液。 9 前記有機化合物がジチオジグリコール酸又は
チオジグリコール酸であることを特徴とする特許
請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか1項に
記載の電着液。 10 前記溶解化合物が有機物質でありその分子
量が300より小であることを特徴とする特許請求
の範囲第1項ないし第6項のいずれか1項に記載
の電着液。 11 前記電着液は、そのPHが1.5〜4.5の範囲で
あり、更に緩衝剤、飽和濃度までの範囲の導電性
塩、湿潤剤及び/又は消泡剤を含有することを特
徴とする特許請求の範囲第1項ないし第10項の
いずれか1項記載の電着液。 12 前記電着液は、更に還元剤を含有すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第11
項のいずれか1項に記載の電着液。 13 前記還元剤が硫酸塩、重亜硫酸塩、ホルム
アルデヒド、グリオキザール又はこれらの二以上
化合物の混合物であることを特徴とする特許請求
の範囲第12項に記載の電着液。 14 処理部材を電解液中に浸漬し、この電解液
を介して陽極から陰極としての処理部材通電して
電着クロムメツキを行う方法であつて、電解液が
特許請求の範囲第1項ないし第12項のいずれか
に記載の電着液であることを特徴とする方法。 15 処理部材にかかる電流密度は1〜100A/
0.1m2の範囲であり、浴温度は10〜90℃の範囲で
あり、かつPHは約2.5〜4.0の範囲に保持されるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載の
方法。
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