JPH02207093A - 新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物 - Google Patents

新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物

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JPH02207093A
JPH02207093A JP1320748A JP32074889A JPH02207093A JP H02207093 A JPH02207093 A JP H02207093A JP 1320748 A JP1320748 A JP 1320748A JP 32074889 A JP32074889 A JP 32074889A JP H02207093 A JPH02207093 A JP H02207093A
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hydrogen
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fluorenylmethoxycarbonyl
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マイケル・ジョン・ドライバー
William S Maclachlan
ウイリアム・スキナー・マクラクラン
Andrew W Taylor
アンドリュー・ウイリアム・テイラー
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Beecham Group PLC
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/02Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures
    • C07H15/04Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures attached to an oxygen atom of the saccharide radical
    • C07H15/08Polyoxyalkylene derivatives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H17/00Compounds containing heterocyclic radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H17/04Heterocyclic radicals containing only oxygen as ring hetero atoms
    • C07H17/08Hetero rings containing eight or more ring members, e.g. erythromycins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents

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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な化合物、それらの製法及びヒトを含む動
物のカビ類(fungal)感染の治療におけるそれら
の用途に関する〇 〔従来の技術〕 Streptomycem nodosusによシ生産
されるポリエンマクロライドであるアンホテリシンBは
、かびの感染の治療に広く用いられている。
アンホテリシンBは、その分子構造及び絶対配置がX−
線結晶学的分析によシ明確に確立されている唯一の複合
体ポリエンマクロライドである。
アンホテリシンBは式囚を有する。
アンホテリシンBの誘導体は、文献に報告されているo
 N1colaonら(J、 American Ch
em。
Soc、、 110.4660(1988))は、式■
〔発明の概要〕 アンホテリシンBの新規な誘導体(16−位にヒドロキ
シメチル基を有する)が製造され、その誘導体が抗かび
活性(anti−fungal activity)を
有しそして抗かび剤としての有用性がある可能性がある
ことが示された。
従って、本発明は式(1) (式中R,は−CH!OHであり、Rbはメトキシであ
り、Reはアセチルであシ、そしてRdは水素であって
R,及びR4は一緒になってインプロピリデンであるか
、又はRd及びR,は−緒になってイソプロピリデンで
あってRfは水素であるの何れかである) の化合物の合成を記述している。
薬理学上の活性が、式■の化合物にあるとされていない
(式中R1は−CH意OHであシsR2は水素又はC1
〜畠アルキルであり;Rsは水素又はアミン保誇護基で
あυ;そしてそれぞれのR4は水素である)の化合物又
はその製薬上許容しうる塩を提供する。
他に特定しない限り、アルキル基は好ましくは01〜6
アルキル基さらに好ましくはC1〜4アルキル基であシ
そして直鎖又は枝分れ鎖であってもよい。
用語製薬上許容しうる塩は溶媒和物及び水和物を包含す
る。従って式(1)の化合物又はその製薬上許容しうる
塩が溶媒和物又は水利物を形成するとき、これらは又本
発明の態様を形成する。
R3が水素である式(1)の化合物は、酸例えば従来の
製薬上許容しうる酸例えば均酸、臭化水素酸。
燐酸、酢酸、フマール酸、サリチル酸、くえん酸。
乳酸、マンデル酸、+1!i石酸、しゆう酸、メタンス
ルホン酸、アスパラギン酸及びアスコルビン酸と酸付加
塩を形成できる。本発明は又第四級塩を包含する。
R1の基は、水素、アセチル、9−フルオレニルメトキ
シカルボニル、トリクロロエトキシカルボニル、2−メ
チルスルホニルエトキシカルボニル及び2−トリメチル
シリルエトキシカルボニルを含む。好ましくはR3は水
素、アセチル又は9−フルオレニルメトキシカルボニル
である。さらに好ましくはR3は水素である。
RSがアミン保護基である化合物の範囲内には、又他の
アミノ基誘導体(塩基性誘導体例えばN−D−リジル及
uN−D−オルニチル誘導体、グアニジン誘導体及びN
−グリコジル誘導体を有するアシル誘導体を含む)を含
む。他のアミン基誘導体の製造は、ヨーロッパ特許公開
第0010297及び0031722号明細書及び米国
特許第4195172号明細書に記載されている。
R1の好ましい基は、水素及びメチルを含む本発明は文
武(1)の化合物を製造する方法を提供し、その方法は
式(Il) Rs′ (」 (式中R、/は活性化されたカルボン酸誘導体であ、り
 ; R鵞’はC1〜自アルキルであり;R3′はアミ
ン保護基であシ;そしてそれぞれのR4’は水素である
) の化合物を選択的に還元し;次に任意に又は必要に応じ
てしかも任意の適切な順序でR,/をR3へ転換し、R
3′をR3へ転換し、R1を相互転換し、Rsを相互転
換しそして製薬上許容しうる塩を形成することよりなる
ここで用いられるとき用語活性化されたカルボン酸誘導
体は、選択的還元剤との反応による還元に敏感に反応し
うる活性化した形に化学反応によシ変性されたカルボン
酸基を含む。
用語活性化されたカルボン酸誘導体は、アルキル、アリ
ール及びヘテロアリールエステル及びチオエステル、酸
ハロゲン化物、酸無水物及びアミド例えばN−メチル−
N−メトキシアミドを含む1、選択的還元剤との反応の
ために活性化されたR1’カルホン酸誘導体は、好適に
はCt〜6アルキルエステル例えばメトキシカルボニル
又はエトキシカルボニル又はチオエステル好ましくはへ
テロアリールチオエステル例えばピリジルチオエステル
である。
望ましくはR1/はメトキシカルボニル又は2−ピリジ
ルチオカルボニルである。
R,/について好適な基は、メチル及びエチル好ましく
はメチルである。
H3tアミン保詐基は、それらが式(1)の化合物の製
造に利用される還元方法に対して安定であるように選ば
れる。好ましくはR,/アミン保a基は還元方法の次に
容易に除去されて、R3が水素である式(1)の化合物
を提供する。
R,/に関する基は、アセチル、9−フルオレニルメト
キシカルボニル、トリクロロエトキシカルボニル、2−
メチルスルホニルエトキシカルボニル及び2−トリメチ
ルシリルエトキシカルボニルを含む。望ましくR3′は
アセチル又は9−フルオレニルメトキシカルボニル好ま
しくは9−フルオレニルメトキシカルボニルである。
式(II)の化合物の選択的還元は、硼水素化物(bo
rohydride)  還元剤例えば水素化硼素ナト
リウム又は水素化硼素リチウム好ましくは水素化硼素ナ
トリウムを用いて溶媒例えばメタノール又は溶媒混合物
例えばメタノール・テトラヒドロフラン中で行うことが
できる。有効な還元は、低温から高温例えば−30℃〜
50℃に及ぶ温度で、過剰例えば10〜30モル当量の
還元剤を用いて達成される。好ましくは還元剤は低温例
えば0℃で式(n)の化合物の溶液に加え・、そして反
応混合物を次に外界温度に到達させる。反応時間は、反
応条件及び式(II)の選ばれた化合物に応じて変化し
よう。反応時間は、例えば0.1〜3時間そしてさらに
一般には0.2〜1時間の間で変化できる。
式(1)の化合物のR2が水素のときs R1’ CI
M、−11アルキルからR1水素への転換は、溶媒とし
て水又は水及びテトラヒドロフランの混合物を用い好ま
しくはテトラヒドロフラン中10〜50%の水を含む溶
媒混合物を用いて酸触媒の条件下で行うことができる。
この反応について好適な酸触媒は、中 10−カンファースルホン酸又はピリジウムp−トルエ
ンスルホネートである。反応は、0.1〜5時間好まし
くは0.3〜2時間に及ぶ時間をかけて低温又は高温例
えば−30℃〜50℃好ましくはO℃〜室温で行うこと
ができる。
式(1)の化合物のRsが水素のとき、Rs水素への容
易に除去可能なRs′アミン保護基の転換は、塩基性条
件下で行うことができる。
例えばR3/アミン保護基例えば9−フルオレニルメト
キシカルボニルは、溶媒例えばメタノール性ジメチルス
ルホキシド中で塩基性条件下で除去できる。アミン脱保
護基のために好適な塩基は、アンモニア、ジアルキルア
ミン例えばジメチルアミン及びジエチルアミン、トリア
ルキルアミン例えばトリエチルアミン、環状アミンそし
て特に環状第二級アミン例えばモルホリン、ピペラジン
そしてさらに特にピペ多ジンそしてジアザニ環塩基例え
ば1.5−ジアザビシクロC4,3,O)ノン−5−エ
ン(DBN)そして好ましくは1.8−ジアザビシクロ
(5,4,0)ウンデセ−7−エン(DBU)を含む。
アミン脱保護基は、1分〜5時間好ましくは30分〜2
.5時間に及ぶ時間で低温又は高温例えば−30℃〜5
0℃好ましくは0℃〜室温で1〜10当量好ましくは1
〜2当量の塩基を用いて行うことができる。
式(IDの中間体化合物は、任意の適切な順序で下記の
工程を行うことによシ天然生成物であるアンホテリシン
Bから製造できる。
(a)16位のカルボキシ基を例えばエステル化により
活性化してR1’ C1〜6アルキルエステル又はチオ
エステルを得る工程; (b)13位のアノマー性ヒドロキシル基を選択的に交
換してR2’ C1〜 アルキル基を得る工程;そして (e)19位の砂糖部分のアミン官能基をR31アミン
保護基によシ保護する工程。
16位のカルボキシル基は、例えば低温でエーテル溶媒
中でジアゾメタンを用いてR,/メトキシカルボニル基
に転換できる。
13位のアノマー性ヒドロキシル基は、無水の条件下酸
触媒例えば10−カンファースルホン酸又ハビリジ;ウ
ムp−)ルエンスルホネートの存在下適切なC1〜@ア
ルキルアルコールを用いて選択的に交換できる。反応は
不活性溶媒例えばテトラヒドロフラン中で行うことがで
き、そしてアルコールは溶媒として全部又は部分的の何
れかで作用できる。反応は好都合にはHzO”スキャベ
ンジャ−例えば分子ふるいの存在下及び/又は不活性雰
囲下行われる。
R,Iアミン保護基は標準の方法により導入できる。例
えばH,tアセチルアミン保護基は、低温例えば0℃で
、砂糖部分の第一級アミン官能基と無水酢酸とをメタノ
ール・ジメチルスルホキシド溶媒混合物中で反応させる
ことによシ導入できる。
R3′9−フルオレニルメトキシカルボニルアミン保護
基は、塩基例えば炭酸カリウムの存在下無水の条件下メ
タノール・ジメチルホルムアミド中の第一級アミンの溶
液へ9−フルオレニルメチルクロロホルメートの添加に
よシ導入できる。
−7jR,’9−フルオレニルメトキシカルボニル基は
塩基例えばピリジンの存在下無水の条件下メタノール・
ジメチルホルムアミド中の第一級アミンのスラ’)−1
CN−(9−フルオレニルメトキシカルボニルオキシ)
サクシンイミドを添加することにより導入できる。
式(It)の中間体化合物は新規な化合物であシそれ自
体本発明の一部を形成する。
前述の工程(a)〜(C)によシアンホテリシンBから
誘導される成る中間体化合物(それ自体式(II)の化
合物へのプレカーサーである)は新規な化合物であり、
それ自体本発明の一部を形成する。
もし必要ならば、R2が水素である及び/又はR3が水
素である式(1)の化合物は、式(II)の中間体化合
物の製造について前述した工程(b)及び(e)を用い
てsR2がC1〜・アルキルである及び/又はRaがア
ミン保嚢基である式(1)の化合物に転換できる。
式(1)の化合物及びそれらの製薬上許容しうる塩は、
ヒトを含む動物のかびの感染を治すのに有用な可能性の
ある抗かび剤である。例えば、それらは他の微生物の中
でCandida、 Trichophyton。
Microsporum又はEpiderrnophy
ton の菌株によシ生ずるヒトの局所かび感染、又は
CancHda albieani  によシ生ずる粘
膜の感染(例えば口腔カンジダ症及びl′l東カンジダ
症)を治療するのに有用な可能性がある。それらは又例
えばCandida albicans、 Crypt
ocoecusneoformans、 Asperg
illus fumigatus。
Coccidioides、 Paracoccidi
oides。
)(1stoplamma又はBlastomyces
  spp、によシ生ずる全身性かび感染の治療に用い
ることができる。それらは又真函腫、クロモゲラストミ
コーシス及びムコール確症を治療するのに用いられる。
本発明はさらに製薬上許容しうる希釈剤又は担体ととも
に式(1)の化合物又はその製薬上許容しうる塩を含む
製薬組成物を提供する。組成物は、好ましくは錠剤、カ
プセル、注射可能な形又はクリームの形でヒトの使用に
用いられる。
ヒトの使用では、式(I)の抗かび化合物又はその製薬
上許容しうる塩は、それのみで投与できるが、一般に投
与の目的とする経路及び標準の製薬上の実地に関して選
択された製薬上の担体と混合して投与されよう。例えば
、それらは軽口で、澱粉又はラクトースのような添加物
を含む錠剤の形、又は単独又は添加物との混合でカプセ
ル又は丸薬で、又は香味料又は着色剤を含むエリキシル
又は懸濁液の形で投与できる。それらは、非経口で、例
えば静脈内、筋肉内又は皮下に注射できる。非経口投与
では、それらは溶液を等強性にするのに十分な塩又はグ
ルコースのような他の物質を含むことのできる滅菌水溶
液の形で最も良く用いられる。
ヒトの患者への経口及び非経口の投与では、式(1)の
抗かび化合物の1日当シの投与量は、経口又は非経口の
倒れかの経路によシ投与されるとき、0.1〜1 q/
Kg (分割した投与量で)であろう。
従って本化合物の錠剤又はカプセルは、適切なときに1
回に1個又は2個又はそれ以上投与されるために511
q〜0.52の活性化合物を含むことを予想できる。い
つでも医者は、個々の患者に最も好適でありしかも特定
の患者の年令、体重及び反応により変化する実際の投与
量を決める。上述の投与量は、平均のケースの例である
。もちろん、よシ多い又はよシ少い投与量の範囲が好ま
しい個々の場合があシ、そしてそれは本発明の範囲内に
ある。
一方、式(1)の抗かび化合物は、座薬又はペッサリー
の形で投与できるか、又はそれらはローション、溶液、
クリーム、軟膏又は粉末の形で局所に適用でさる。例え
ば、それらはポリエチレングリコール又it i 状ハ
ラフィンの水性エマルションよシなるクリームに配合さ
れるか;又はそれらは1〜10チの間の濃度で、必要に
応じ安定剤及び保存料とともに白ろう又は白色軟パラフ
ィンベースよシなる軟膏に配合できる。
指示された投与量の範囲内で、どんな有害な毒性掌上の
効果も、かびの感染の治療に好適な患者へのそれらの投
与を妨げる本発明の化合物について観察されなかった。
本発明は、さらに活性治療物質として用いられる式(り
の化合物又はその製薬上許容しうる塩を提供する。
活性治療物質として用いられる化合物は、ヒトを含む動
物の障害の治療に用いられることを目的としている。前
述のように1式(1)の化合物及びそれらの製薬上許容
しうる塩は、抗かび活性を有しそしてヒトを含む動物の
かびの感染を治すのに有用な可能性がある。
従って本発明はさらにかびの感染の治療に用いられる式
(1)の化合物又はその製薬上許容しつる塩を提供する
本発明はさらにヒトを含む動物のかびの感染を治療する
方法を提供し、それは有効な抗かび量の式(1)の化合
物又はその製薬上許容しうる塩を動物に投与することよ
りなる9゜ 本発明は、又ヒトを含む動物のかびの感染の治療に活性
治療物質として用いられる薬剤の製造用の式(1)の化
合物又はその製薬上許容しうる塩の用途を提供する。
〔実施例〕
下記の実施例は本発明の化合物の製造を説明しそして下
記の参考例はそれへの新規な中間体の製造を説明する。
参考例1 N−アセチルアンホテリシンBメチルエステル(Nic
olaonら、J、 American Chem、 
Soe、。
110.4660.(1988)’l(0,30りe 
 O,31mモk)を窒素雰囲気下乾燥メタノール(1
4m)及び乾燥テトラヒドロフラン(3−)に溶解した
。無水の10−カンファースルホン酸(0,03t、 
0.13mモル)を加え、溶液を0.5時間攪拌した。
乾燥トリエチルアミン(0,02m、 0.15mモル
)を加えそして溶液を真空下濃縮した。濃縮した溶液を
ナトリウム乾燥ジエチルエーテA/(400m)に注ぎ
そして沈澱を濾過しそしてナトリウム乾燥ジエチルエー
テル(100d)kよシ洗って表題化合物(Dl)が得
られ、それをさらに精製することなく用いた。
参考例2 ホテリシンB (0,50f、 0.54mモル)及び
無水炭酸カリウム(0,17v、  1.2mモル)の
溶液に、固体の9−フルオレニルメチルクロロホルメー
ト(0,21?、  0.81mモル)を加えた。1時
間攪拌後さらに9−フルオレニルメチルクロロホルメ−
) (0,04t、  0.17mモル)を加えた。0
.25時間後反応混合物を蒸留水(200d)に注いだ
沈澱を遠心分離によシ集め、メタノールに溶解し、真空
蒸発させた。残渣を最小量のテトラヒドロフラン及びメ
タノール(1:1)の混合物に溶解しそして蒸留水(2
00m、氷酢酸の添加によシpH3,2に調節)に注い
だ。沈澱を遠心分離し、水洗しそして真空下乾燥して表
題化合物(D2)が得られ、それをさらに精製すること
なく用いた。
参考例3 0℃で窒素雰囲気下の乾燥ジメチルスルホキシド(10
sd)及び乾燥メタノール(2sd)中のアンH mN−(9−フルオレニルメトキシカルボニル)アンホ
テリシ7 B (D2) (0,36jl、 o、a 
1.m%ル)を1:1ジメチルスルホキシド及びメタノ
ール(20m)に溶解した。0℃で攪拌しつつ、ジエチ
ルエーテル(25t/)中のジアゾメタンの溶液を0.
3時間かけて加えた。ジアゾメタンは、Diazald
(商標) (0,39f、  1.8mモル);水酸化
カリウム(0,18’?、  3.2mモル);水(1
ad)及び2−(2−エトキシエトキシ)エタノール(
2−)から発生させた。反応物をさらに1.5時間攪拌
し次に氷酢酸によシ注意しつつ停止させた。生成物をジ
エチルエーテルに注ぐことによシ沈澱させた。それを遠
心分離によシ集め、ジエチルエーテルによ勺洗い、メタ
ノールに溶解しそして真空上蒸発させた。
組物質を酢酸エチル/メタノール混合物によシ溶離する
シリカゲルの中圧カラムクロマトグラフィによシ精製し
た。表題化合物(D3)を黄色の固体として得た。
δH270MH2(ds THF/d4−MeOH:)
 7.78 (2H,d。
J 6.9Hz)、 7.70 (2H,d、 J 7
.4Hz)、 7.35 (2H。
dd、J7.4及び6.3Hz)、 7.28(2I(
、t、 7.4Hz)。
6.61−5.93 (13H,コンプレックス)、5
.50(IH。
rn)、5.32(IH,dd、Jlo、2及び14.
8Hz)。
4.75−4.04(IOH,コンプレックス)、  
3.90−3.0(8H,コンプレックス)、3.74
(3H,8)、2.50−1.15 (19H,コンプ
レックス)、  1.28(3H,d、 J6.2Hz
)、1.20(3H,d、J6.3Hz)、1.10(
3H。
d、 J6.3Hz)及び0.99 (3H,d、 J
 7.2Hz ) ppm。
Hp 1 c :逆相: 0D85μ250X4.6■
カラム; 溶離iso%メタノール1120%pH3ホ
スフエートバツファーー1−/分;検出波長350nm
;保持時間18.8分・ 参考例4 ンイミド(2,361!、  7. OOm−eJ%/
)を加えた。
反応物を2時間攪拌し、メタノール(、160sd)K
よル希釈し、そしてpH4(酢酸)で蒸留水(7t)に
注いだ。沈澱を一過し、水洗しそして真を下乾燥して表
題化合物(D4)が得られ、それをざらに精製すること
なく用いた。
参考例5 乾燥ジメチルホルムアミド(240ad)、乾燥メタノ
ール(80*)及び乾燥ビリジ/(0,42m。
5.19mモル)中ノアンホテリVニアB (4,00
f。
4、33 mモル)のスラリーに、固体のΣ−(9−フ
ルオレニルメトキシカルボニルオキシ)サクシ11N−
(9−フルオレニルメトキシカルボニル)アンホテリV
7B (D4 ) (2,11?、  1.84mモル
)を1:1ジメチルスルホキシド及びメタノール(27
m)に溶解した。0℃で攪拌しつつ、ジエチルエーテル
(13m)中リジアゾメタンの溶液を0.3時間かけて
加えた。ジアゾメタンは、Diazald(1,97f
、 9.20mモル) ;水酸化カリウム(0,56P
、10.00mモル);水(1−)及び2−(2−エト
キシエトキシ)エタノール(3,3d)から生じた。反
応物をさらに0.5時間攪拌し次に氷酢酸によシ注意深
く停止した。生成物をジエチルエーテル(4t)に注ぐ
ことにより沈澱させ、濾過し、ジエチルエーテルによシ
洗いそして真空上乾燥して黄色の固体を得た。
Hp l e :逆相:0D85μ 250X4.6w
カラム;a離i80%メタノール@20%pH3ホスフ
ェートバッファー −1m/分;検出波長350nm;
保持時間18,8分。
参考例6 乾燥メタノール/テトラヒドロフランの4:1混合物(
400m)中KM濁した参考例3又は参考例5に従って
製造したN−(9−フルオレニルメトキシカルボニル)
アンホテリシンBメチルエステ/L/(7,38t、 
 6.36 X 10−”モル)を10−力ンファース
ルホン酸(1,42F、  5.66X10−1モル)
によシ処理して、反応混合物のI)Hを約2.5に低下
させた。1.2時間後反応混合物をトリエチルアミン(
700,ut、5.02xlO″4モル)により中和し
、濃縮しそしてジエチルエーテルCl0L)に注いだ。
黄色の生成物であるN−(9ル(D6) −フルオレニルメトキシカルボニル)−13−0−メチ
ルアンホテリシンBメチルエステル(D6 )を濾過し
、ジエチルエーテルによシ洗いそして真空下乾燥した。
Hp 1 e :逆相ODS 5μ250X4.6露カ
ラム;溶離i78%メタノール・22 (16pH3ホ
スフェートバッファー−1−/分;検出波長350 n
m ;保持時間:12.7分。質量スペクトルFAB(
チオグリセロール・マトリックス)実測質111196
−Ca4H畠7 N01g Naとして計算した質量1
196.6.、。
実施例1 粗N−アセチルー立−メチルアンホテリシンBメチルエ
ステ/’(DI)(0,24P、o、24m%ル)を乾
燥メタノール(6−)及び乾燥テトラヒドロフラン(2
−)に溶解しそして固体の水素化硼素ナトリウム(0,
23f、 6.19mモル)を一部ずつ加えた。溶液を
0.75時間攪拌し、次に濃縮しそして飽和重炭酸ナト
リウム溶液(250m)に注いだ。水溶液を酢酸エチル
及びメタノール混合物によシ抽出した。合わせた有機相
を真空蒸発した。
1Gられた和物質をクロロホル+、メタノール及び濃ア
ンモニア溶液(5:2:2)の低い相によシ溶離するシ
リカゲルの中圧カラムクロマトグラフィにより精製した
。表題化合物(El)を黄色の固体として得た。
δH270MH2((CDshSO)7.66(IH,
d、J8.0Hz)、6.60−6.00(12H,:
M/プレックス)。
5.89(IH,dd、J7.4及び15.5Hz )
、 5.57 (IH。
dd、J8.1及び13.5Hz )e  5.01 
(IH,m)、  4.85−4.15(14H,コン
プレックス)、  4.10−3.15(12H,コン
プレックス)、2.99(3H,s)。
2.40−2.05 (4H,コンプレックス)、1.
85(3H。
s)、1.83−1.60(3H,コンプレックス)、
1.58−1.30 (12H,コンプレックス)、 
 1.18(3H,d、 J6、IHz )、  1.
15 (3H,d、 J 6.9Hz )e  1.0
7 (3H。
d、 J 6.2Hz )及び0.91 (3H,d、
 J 7.2Hz )ppm。
質量スペクトル:FAB(チオグリセロール・マトリッ
クス) 実測質量988及び965 、 Cso :E(79N
0t7 Naとして計算した質量988及びCso H
2ONO+7として計嘗°シた質[965゜ Hplc:逆相:0DS5μ250X4.6mmカラム
;溶離液75%メタノール1125%pH3ホスフェー
トバッファー−1111//分、検出波長350 nm
 ;保持時間62分。
メタノール/テトラヒドロフランの3:1混合物(18
5m)に溶解したN−(9−フルオレニルメトキシカル
ボニル)−13−0−メチルアンホテリシンBメチルエ
ステル(D6 ) (6,7s t。
5.75X10−’モル)を0℃で水素化硼素ナトリウ
ム(5,65f、1.50 X 10−’□1モル)に
よシ処理した。水素化硼素す) IJウムの添加後反応
混合物を外界温度に到達させた。30分後飽和炭酸水素
ナトリウム溶液(3−)を反応混合物に加えた。
混合物を濃縮しそして飽和炭酸水素す) IJワム浴液
(8t)に注いだ。黄色の生成物であるN−(9−フル
オレニルメトキシカルボニル)−16−下乾燥した。
粗物質をジクロロメタン及びメタノールの混合物に溶離
する電相シリカゲルのカラムクロマトグラフィによυ精
製して表題化合物(E2)を得た。
c+max  (KBrディスク)3415,3010
,2925゜1710.1510,1445,1375
,1320,1180゜1065.1005,900,
845,760及び740 cm−’。
δH400MHz C(Cs Ds N:CDs OD
; 1 : 1 ) )7.85(2H,d、J7.6
H2)、7.72(IH,d、J7.9Hz)。
7.70(IH,d、J7.9Hz)、7.43(IH
,d、J7.4Hz)。
7.41(IH,d、J7.5Hz)、7.30(2H
,dd、J6.4及び7.2Hz)、6.60−6.2
6(12H,ニア7プレツクス)。
613(IH,dd、J]、4.7及び7.6Hz )
、 5.59 (IH。
m)、5.52(IH,m)、4.93(IH,s)、
4.82(IH。
m)、 4.48 (LH,m)、 4.44−4.3
1 (IH,m)。
4.39(2H,d、J7.3Hz)、4.29−4.
16(5H,m)。
4.08(2H,m)、3.98(IH,mハ3.83
(IH,m)。
3.78(LH,dd、J9.5及び9.9Hz )、
 3.59 (IH,m)。
3.51 (IH,m)、  3.48−3.42 (
IH,m)、  3.24(3H= s ) * 2−
65 2−35 (5H−m、C以下を含むIH。
dd、  J  16.7及び9.2Hz:))、2.
20(IH,m)、2.10−1.41(11,コンプ
レックス)、  1.48(3H,d、 J6、IHz
ン、  1.35(3H,d、  J6.4Hz)、 
 1.25(3H。
d、  J 6.5Hz)及び1.16(3)(、d、
J  7.IHz)ppm。
質量スペクトルFAB(3−NOBAナトリウム・マト
リlジス) 実測質量1168. Ca5Hst NOI@ Naと
して計算した質11168.6゜ Hplc:逆相ODS 5 /j 250 X4.6m
カラA ;溶離液78チメタノール・22%pH3ホス
フエートバツフアー−1W1t/分;検出波長350 
nm ;保持時間11.0分。
実施例3 テトラヒドロフラン/水の2:1混合物(80m)中に
懸濁したN−(9−フルオレニルメトキシカルボニル)
−16−ジカルボキシ−16−ヒドロキシメチル−13
−〇−メチルアンホテリシンB CE2)(0,85)
、7.37X10−’モル)を10− カフ77−スh
、hylli (0,56f、 2.24X10−’モ
ル)によ多処理した(反応混合物のpHを約2.5に低
下した)。0.5時間後反応混合物をトリエチルアミン
(80μt、 5.74 X 10−’モル)によ)中
和し、濃縮しそして水(2t)に注いだ。黄色の生成物
を遠心分離し、水洗しそして真空下乾燥した◎粗物質を
テトラヒドロフラン及び水の混合物によシ溶離する逆相
シリカ・ゲルのカラムクロマトグラフィによシ精製した
。精製した生成物(E3)を真壁下濃縮し凍結乾燥した
後単離した。
umax  (KBrディスク)3408,3014.
.2932,1709゜1637、151.6.145
1.1379.1188.1070.1012゜904
、783.76すu742crn−1δ400MHz(
(Cm Ds N : CDs OD ; MIN :
MAJ ) :]。
7.84(2H,d、 J7.7Hz)、 7.72(
IH,d、 J7.8Hz)、7.70(LH,d、J
7.8Hz)、7.42(IH,d。
J7.4Hz)、7.40(IH,d、J7.5Hz)
、7.31(IH。
d、J7.2Hz)、7.29(IH,d、J7.3H
z)、6.67−6.17(13H,コンプレックス)
e  5.59 (IH,m)。
5.48 (L H,d d、 J 14.4Jff1
0.2Hz)、 4.90 (IH。
11)、 4.68 (IH,m)、4.65−4.5
5 (2H,m)。
4.45−4.30(2H,m)、  4.35(2H
,d、  J  7.3Hz )。
4.21(IH,t、 J7.0HE)、 4.18(
IH,d、 J3.0Hz)、 4.15−3.95 
(3H,m)、 3.91 (IH,m)。
3.82(IH,m)、3.69(LH,dd、J9.
7及び9.7Hz)。
3.59−3.48 (IH,m)、 3.41−3.
31 (2H,m)。
2.67  (IH,m)、  2.60−2.49 
 (IH,m)、  2.45(IH,dd、J16.
8H!及び9.7Hz )、  2.32 (IH,d
d。
J168及び 2.6 Hz ) =  2.26 (
I H−m ) +  2−15 1−38(14H,
=rンブレツクス)、1.44(3H,d、J6.3H
1)。
1.33(3H,d、  J6.4Hz)、  1.2
2(3H,d、  J  6.4Hz)及び1.15(
3H,d、J  7.5Hz)ppm。
質量スペクトルFAB(3−NOBAナトリウム・マト
リックス) 実測質量1154. CazHes N0tB N &
として計算した質量1154.5゜ Hplc:逆相0D85μ250X4.6−カラム;溶
離液80%メタ/−#−20%pH3ylxフz−)/
<ツファー −1m+//分;検出波長350nm;保
持時間13.2分 実施例4 OH (E4) ジメチルスルホキシド/メタノールの3.5:1混合物
(4−)に溶解したN−(9−フルオレニルメトキシカ
ルボニル)−16−ジカルボキシ−16−ヒトロキシメ
チルアンホテリシンB (E3)(o、3sr、3.0
IX10−’モル)をピペリジン(58μt、5.89
X10  ’モル)によシ処理した。3時間後反応生成
物をジエチルエーテル(2t)から黄色の固体として沈
澱させた。生成物を濾過により集め、ジエチルエーテル
により洗いそして真空乾燥した。
組物質をテトラヒドロフラン及び水の混合物により溶離
する逆相シリカ・ゲルのカラムクロマトグラフィによシ
精製した。精製した生成物(E4)を真空濃縮及び凍結
乾燥後単離した。
umax  (KBrディスク)3380,3005,
2910゜1710.1630,1440,1375,
1320.1180゜1070.1010,880,8
45及び 790m−1δH400MHz[(CsDs
N:CD5OD: 1 : 1 ) )、 6,706
、25 (13He コ/プレックス)、5.64(I
H,m)。
5.51 (IH,dd、  J 14.6及び 10
.2Hz )s  s、o 2(IH,s)、 4.7
7 (IH,m)、 4.70−4.61 (2H,m
)。
4.50−4.33(2H,m)、4.41(LH,d
、J 2.7Hz)。
4.15 (LH,dd、  J 11.1及び3.8
 Hz )e 4.08 (I H。
dd、  J  11.1  及び3.4 Hz )、
  3.96 (1,H,m )。
3.87 (LH,m)、  3.79 (IH,dd
、  J 9.6及び9.6Hz)。
3.59(IH,m)、3.49−3.33(3H,m
)、2.75(II(、m)、 2.63−2.53 
(IH,m)、 2.49 (IH。
dd、  J  16.8及び9.7Hz)、2.35
(IH,dd、J16.8及び 2.5f(Z)、2.
32(LH,rn)、2.20−1.38(14H,:
ff:/ブt/7クス)、1.46(3H,d、J6.
IHz)。
1.36 (3H,d、 J6.4Hz)、 1.25
 (3H,d、 J 6.4H2)及び1.17(3H
,d、J7.1Hz)ppm。
質量スペクトルFAB(3−NOBAナトリウムマトリ
ックス) 実測質量932. Cat Hys No1a N &
として計算した質量932.5゜ Hp 1 e :逆相、0DS5/j250X4.6m
カラム;溶離液80%メタノール”20%PH3ホスフ
エートバツフアー −1−/分;検出波長35 Q n
m ;保持時間9.6分。
UV −v t s (CHs OH)λmax408
 (Et cyr’%1461)。
384(1310)、364(796)及び345nm
(377)。
実施例5 ジメチルスルホキシド/メタノールの3.5:1混合物
(3d)中に溶解した実施例2の化合物(1411P、
 o、t 3mそル)をピペリジン(25pt。
0.25mモル)によ多処理した。1.25時間後反応
混合物をジエチルエーテル(0,41)に注ぎそして沈
澱した固体を戸遇しそしてジエチルエーテルによシ洗っ
た。粗物質をクロロホルム:メタノール: o、 s 
s oアンモニア混合物の低い相によシ溶離するシリカ
・ゲルのフラッシュクロマトグラフィにより精製して黄
色の固体として表題化合物を得た。
δH400MHz(d4−メタノール/ d s−ピリ
ジン)=6.60−6.25(12H,一連のm)、6
.10(IH,dd。
J14.7  及び 7.5Hz)、5.57(IH,
dd、J  14.4及び9.6Hz )e 5.49
 (IH,rn)、 4.85 (IH,s )。
4.80(IH,m)、4.44(IL m)、4.3
0(IH,dt。
Jlo、6及び4.7Hz )、 4.20−4.10
 (3H,m)。
4.12(IH,d、 J 2.9Hz)、 4.03
(IH,dd、 Jll、0及び3.3Hz )、 3
.95 (IH,m)、 3.80 (IH。
m)、3.52−3.35(4H,m)、3.23(3
H,s)。
2.81(IH,dd、 J  9.2及び2.9Hz
 )、 2.60−2.35(5H,m、  2.49
で含む(IH,dd、  J  16.7 及び9.1
H2))、2.17(IH,m)、2.06−1.87
(4H,m)。
1.85−1.52(9H,一連のm)、  1.42
(3H,d、  J5.6Hz)、1.33(3H,d
、J 6.4Hz)、1.23(3H。
d、 J  6.4Hz)、  1.14(3H,d、
  J  7.IHz)pl)m。
質量スペクトル: FAB(3−NOBA/ナトリウム
マトリックス) 実測質量946.C4,HγテNO1,Na+として計
算した質量946.5゜ HPLC:逆相、0DS5μ250X4.6−カラム;
溶離液76%メタノール・24%pH3,5ホスフエー
トバツフアー −1d/分;検出波長350nm;保持
時間8.6分。
」」」!!上! 1乱 最低阻止濃度(MIC)は、テスト化合物をマイクロタ
イタートレイ中でプロス培地に希釈することにより求め
た。ブロス培地で既に生長した微生物を希釈し、そして
穴に加えて1穴当〕約108コロニ一形成単位の最終の
接種量になるようにした。トレイを37℃でインキュベ
ートし、それぞれの穴の濁度を間隔をおいて記録した。
MICを、顕著な生長を防止する最低濃度(μt/−)
として表した。
(インキュベーション後2又は3日に求めた)来接穐量
 10価細胞/d0 YNB:イースト窒素ペースプロス。
SAB:  5abouraudのデキストロースブロ
ス。
代理人 弁理士 秋 沢 政 光 他1名

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中R_1は−CH_2OHであり;R_2は水素又
    はC_1_〜_8アルキルであり;R_3は水素又はア
    ミン保護基であり;そしてそれぞれのR_4は水素であ
    る)の化合物又はその製薬上許容しうる塩。
  2. (2)R_2は水素又はメチルである請求項1記載の化
    合物。
  3. (3)R_2は水素、アセチル又は9−フルオレニルメ
    トキシカルボニルである請求項1又は2記載の化合物。
  4. (4)R_2は水素又はメチルでありそしてR_3は水
    素、アセチル又は9−フルオレニルメトキシカルボニル
    である請求項1〜3の何れか一つの項記載の化合物。
  5. (5)化合物が ¥N¥−アセチル−16−デカルボキシ−16−ヒドロ
    キシメチル−13−¥O¥−メチルアンホテリシンB;
    ¥N¥−(9−フルオレニルメトキシカルボニル)−1
    6−デカルボキシ−16−ヒドロキシメチル−13−¥
    O¥−メチルアンホテリシンB; ¥N¥−(9−フルオレニルメトキシカルボニル)−1
    6−デカルボキシ−16−ヒドロキシメチルアンホテリ
    シンB; 16−デカルボキシ−16−ヒドロキシメチルアンホテ
    リシンB:又は 16−デカルボキシ−16−ヒドロキシメチル−13−
    ¥O¥−メチルアンホテリシンB である請求項1記載の化合物。
  6. (6)式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中R_1′は活性化されたカルボン酸誘導体であり
    ;R_2′はC_1_〜_8アルキルであり;R_3′
    はアミン保護基であり;そしてそれぞれのR_4′は水
    素である) の化合物を選択的に還元し;次に任意に又は必要に応じ
    てしかも任意の適切な順序でR_2′をR_2へ転換し
    、R_3′をR_3へ転換し、R_2を相互転換し、R
    _3を相互転換しそして製薬上許容しうる塩を形成する
    ことよりなる請求項1で規定する式( I )の化合物を
    製造する方法。
  7. (7)R_1′はアルキル、アリール又はヘテロアリー
    ルエステル又はチオエステル、酸ハロゲン化物、酸無水
    物又はアミドである請求項6記載の方法。
  8. (8)選択的還元が硼水素化物還元剤を用いて行われる
    請求項6記載の方法。
  9. (9)硼水素化物還元剤が水素化硼素ナトリウムである
    請求項8記載の方法。
  10. (10)式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中R_1′はC_1_〜_8アルコキシカルボニル
    であり;R_2′はC_1_〜_8アルキルであり;R
    _3′はアミン保護基でありそしてそれぞれのR_4′
    は水素である)の化合物。
  11. (11)化合物が ¥N¥−アセチル−13−¥O¥−メチルアンホテリシ
    ンBメチルエステル; ¥N¥−(9−フルオレニルメトキシカルボニル)アン
    ホテリシンB; ¥N¥−(9−フルオレニルメトキシカルボニル)アン
    ホテリシンBメチルエステル;又は ¥N¥−(9−フルオレニルメトキシカルボニル)−1
    3−¥O¥−メチルアンホテリシンBメチルエステル である請求項10記載の化合物。
  12. (12)製薬上許容しうる希釈剤又は担体とともに請求
    項1記載の式( I )の化合物又はその製薬上許容しう
    る塩を含む製薬組成物。
  13. (13)活性治療物質として用いられる請求項1記載の
    式( I )の化合物又はその製薬上許容しうる塩。
  14. (14)カビ類の感染の治療に用いられる請求項1記載
    の式( I )の化合物又はその製薬上許容しうる塩。
  15. (15)ヒトを含む動物のカビ類の感染の治療用の薬剤
    の製造のための請求項1記載の式( I )の化合物又は
    その製薬上許容しうる塩の用途。
JP1320748A 1988-12-19 1989-12-12 新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物 Pending JPH02207093A (ja)

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