JPH02206659A - 塗装方法 - Google Patents

塗装方法

Info

Publication number
JPH02206659A
JPH02206659A JP2656189A JP2656189A JPH02206659A JP H02206659 A JPH02206659 A JP H02206659A JP 2656189 A JP2656189 A JP 2656189A JP 2656189 A JP2656189 A JP 2656189A JP H02206659 A JPH02206659 A JP H02206659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
clear
magnetic
layer
fine powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2656189A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Uotani
魚谷 健
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2656189A priority Critical patent/JPH02206659A/ja
Publication of JPH02206659A publication Critical patent/JPH02206659A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば自動車のボディ等をいわゆるメタリッ
ク塗装する際に適用される塗装方法に関する。
(従来の技術) メタリック塗装と称される塗装は、クリヤ塗料中にアル
ミニウムの微粉を混入させることによって、塗装面に独
特の深みのあるふうあいを出すようにしている。従来の
メタリック塗装の一例は、第3図に示されるように、素
地1の上に塗布されたメタリックベースコート層2と、
このコート層2の全面を被うクリヤコート層3とからな
っている。ベースコート層2に使われる塗材は、クリヤ
塗料中にアルミニウム微粉4を混入したものである。ク
リヤコート層3はクリヤ塗料のみからなり、このクリヤ
コート層3によってベースコート層2の表面を所定の膜
厚で完全に被うことにより、アルミニウム微粉4を含有
するベースコート層2の耐食性および耐候性の向上を図
るとともに、塗膜の平滑性および光沢向上等を図ってい
る。
このようなメタリック塗装を行なうに当って、クリヤコ
ート層3はベースコート層2がウェットな状態にあるう
ちにベースコート層2の上に塗布され、その後に各コー
ト層2,3が乾燥・硬化させられることによって、各コ
ート層2,3が一体化するようになっている。
(発明が解決しようとする課題) 従って上記従来方法では、ベースコート層2を塗布する
工程とクリヤコート層3を塗布する工程を必要とするた
め、塗装工程に手数がかかり、コストが高くつく原因に
なっていた。
従って本発明の目的は、メタリック層とその上を被うク
リヤ層とを簡単な工程で形成できるような塗装方法を提
供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を果たすために開発された本発明は、磁性鉄粉
をアルミニウムでコーティングしてなる金属微粉をクリ
ヤ塗料中に混入させ、この塗材を素地上に塗布するとと
もに、素地が磁性体の場合にはこの素地自身の磁性によ
って上記鉄粉を素地側に引き寄せ、素地が非磁性体の場
合にはこの素地の裏側に配置された磁性物質によって上
記金属微粉を素地側に引き寄せた状態で、上記クリヤ塗
料を硬化させることを特徴とする塗装方法である。
(作用) 本発明方法において、クリヤ塗料中に混入された金属微
粉は、素地自身の磁性あるいは必要に応じて素地の裏側
に配された磁性物質によって素地側に引き寄せられる。
この状態でクリヤ塗料が硬化させられる。このため、上
記金属微粉は主に素地側に片寄って塗膜中に閉込められ
、塗膜の表面側には主にクリヤ塗料のみの層が生じる。
塗膜中に閉込められた上記金属微粉の表面にはアルミニ
ウムがコーティングされており、金属光沢を放つため、
メタリック塗装がもつ独特のふうあいを表出させること
ができる。
(実施例) 以下に本発明の第1実施例につき第1図を参照して説明
する。
本実施例の塗装が施された部材10は、車両のボディ鉄
板等の鉄素地11と、この素地11の表面に塗布された
塗膜12とからなる。この塗膜12は、クリヤ塗料13
中に多数の金属微粉14を含むメタリック層】5と、主
にクリヤ塗料13のみからなるクリヤ層16とによって
構成されている。但し、メタリック層15とクリヤ層1
6との間に明確な界面があるわけではなく、両層15゜
16のクリヤ塗料13は共通している。
上記金属微粉14は、磁化させた鉄粉の表面にアルミ蒸
着等によってアルミニウムをコーティングしたものであ
る。
クリヤ塗料13中に上記磁性金属微粉14が混入された
上記塗材は、例えばエアスプレーガンあるいは塗料槽へ
の浸漬等の周知の塗布手段によって素地11上に所定の
目標膜厚に塗布される。本実施例の場合、鉄製の素地1
1自身が磁性体であるから、予め磁化されている金属微
粉】4はクリヤ塗料13がウェットな状態にある間に素
地11側に移動する。こうして、メタリック層15に金
属微粉14が集中するとともに、塗膜12の表面側にク
リヤ層16ができる。そしてクリヤ塗料13を乾燥争硬
化させることによって、メタリック層15とクリヤ層1
6が素地11に固定化される。
以上の一連の工程によって塗装されかつ金属微粉14が
一素地11側に引き寄せられた部材10は、素地11側
に所望厚さのメタリック層15が存在し、このメタリッ
ク層15がクリヤ層16によって完全に被われた状態に
なる。塗膜12中に閉込められた金属微粉14の表面に
は予めアルミニウムがコーティングされており、金属光
沢を放つため、この塗膜12はメタリック塗装がもつ独
特の深みのあるふうあいを表出させることができる。
そしてメタリック層15が厚いクリヤ層16で被われる
から、金属微粉14を含有するメタリック層15の耐食
性および耐候性の向」二を図ることができるとともに、
塗膜12の表面の平滑性および光沢向上等が図れる。そ
して金属微粉14は塗膜12がウェットな状態にある時
に磁力によって素地11側に移動させられるものである
から、素地11が水平以外の姿勢で置かれて塗装が行な
われる場合にも、問題なくメタリック層15とクリヤ層
16とを形成させることができる。
なお、素地11が合成樹脂等辺ような非磁性物質からな
る場合には、第2図に示した第2実施例のように素地1
1の裏側に鉄板等の磁性物質20を配置することにより
、この磁性物質20側すなわち素地11側に金属微粉1
4を引き寄せるようにしてもよい。この場合、磁性物質
20に電磁石または永久磁石を用いるようにすれば、金
属微粉14を予め磁化させておかずとも素地11側に吸
着させることができる。
[発明の効果] 上述したように本発明によれば、1回の塗装工程によっ
て塗装面に所望のメタリック層とこのメタリック層を被
うクリヤ層とを形成させることができるから、塗装に要
する工程が簡単ですむとともに、厚いクリヤ層によって
メタリック層を保護できるから、メタリック層の耐候性
や耐食性が向上し、塗膜表面の平滑性および光沢も良好
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例による塗装が施された部材
の一部の断面図、第2図は本発明の第2実施例による塗
装が施される部材の一部の断面図、第3図は従来のメタ
リック塗装が施された部材の一部の断面図である。 10・・・塗装された部材、11・・・素地、12・・
・塗膜、13・・・クリヤ塗料、14・・・金属微粉、
15・・・メタリック層、16・・・クリヤ層、20・
・・磁性物質。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁性鉄粉をアルミニウムでコーティングしてなる金属微
    粉をクリヤ塗料中に混入させ、この塗材を素地上に塗布
    するとともに、素地が磁性体の場合にはこの素地自身の
    磁性によって上記鉄粉を素地側に引き寄せ、素地が非磁
    性体の場合にはこの素地の裏側に配置された磁性物質に
    よって上記金属微粉を素地側に引き寄せた状態で、上記
    クリヤ塗料を硬化させることを特徴とする塗装方法。
JP2656189A 1989-02-07 1989-02-07 塗装方法 Pending JPH02206659A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2656189A JPH02206659A (ja) 1989-02-07 1989-02-07 塗装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2656189A JPH02206659A (ja) 1989-02-07 1989-02-07 塗装方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02206659A true JPH02206659A (ja) 1990-08-16

Family

ID=12196948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2656189A Pending JPH02206659A (ja) 1989-02-07 1989-02-07 塗装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02206659A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0135274B1 (ko) 모양 도장막 형성 방법
JPH06504599A (ja) 土台上にカバーを撤去可能に固定する方法並びに方法遂行に適合する部品と材料
JPS63175670A (ja) 模様塗膜の形成法
RU2008141721A (ru) Способ нанесения рисунка на подложку
JPH02206659A (ja) 塗装方法
JPH05228428A (ja) 磁気塗装
US2840039A (en) Paint spray masking device
JP2857276B2 (ja) 磁気塗装
JP2844232B2 (ja) 模様塗膜の形成方法
JPS62201676A (ja) 塗装面の製造方法
CA1129262A (en) Process for lacquer-coating iron and steel
JP2774015B2 (ja) 車両用ホィールカバー及びその製造方法
JP2833225B2 (ja) 模様塗膜の形成方法
JP2924201B2 (ja) 模様塗膜の形成方法
JP2727472B2 (ja) 自動車車体の静電塗装法
JPH08243483A (ja) 模様付き塗装金属板の製造方法
JP2917622B2 (ja) 模様塗膜の形成方法
JPH07265786A (ja) 模様塗膜形成方法
JPH08243482A (ja) 模様付き塗装金属板の製造方法
JP2000271533A (ja) 模様付き塗装金属板の製造方法
JPH06114332A (ja) 模様塗膜形成方法
JPH09206677A (ja) 模様付き塗装金属板の製造方法
JP2595765B2 (ja) 上塗り塗膜
JPH09262543A (ja) 模様を有する樹脂製品の製造方法
JP2584637B2 (ja) 塗装方法