JPH02205853A - 画像形成媒体及びこれを用いた画像形成方法、画像形成装置 - Google Patents

画像形成媒体及びこれを用いた画像形成方法、画像形成装置

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JPH02205853A
JPH02205853A JP1025921A JP2592189A JPH02205853A JP H02205853 A JPH02205853 A JP H02205853A JP 1025921 A JP1025921 A JP 1025921A JP 2592189 A JP2592189 A JP 2592189A JP H02205853 A JPH02205853 A JP H02205853A
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章夫 安田
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土屋 尭央
Seisuke Suzuki
清介 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真プロセス等において静電潜像にもと
づく画像の形成・保存をインスタント写真並みの簡便さ
で行うことを可能とする画像形成材料に関する。
〔発明の概要] 本発明はたとえば電子写真プロセス等において、常温で
固体の電気絶縁性有機物に着色剤が分散されてなる現像
剤を収容する現像剤収容部と、静電潜像を形成するため
の感光体基材とを一体化することにより、画像の形成・
保存をインスタント写真並みの面側さで行うことを可能
とするものである。
〔従来の技術] 画像形成技術の分野において、−様に帯電させた感光体
上に画像信号に応じて選択的に光照射を行い、形成され
た静電潜像を現像する方式は一般に静電写真プロセスと
呼ばれている。この静電写真プロセスには大別して乾式
現像法と湿式現像法とがある。
このうち湿式現像法は、着色剤としての染料あるいは顔
料を微粒子状で絶縁性媒体中に分散させた液体現像剤を
使用して感光体上に形成された静電潜像を現像する方式
である。湿式現像法によれば、銀塩写真に匹敵する解像
度と階調を得ることが可能であるほか、特に着色剤とし
て顔料を使用した場合には形成された画像の耐候性が優
れているため、各方面で開発が進められている。
ところで、従来開発されている湿式現像用の現像剤のほ
とんどは、絶縁性媒体としてたとえば飽和炭化水素系の
アイソパーG(エッソ社製)に代表される常温で液体状
の物質を用いた液体現像剤である。しかしながら、この
ような液体現像剤は、取扱い性1作業性に劣ること、着
色剤粒子の凝集・沈澱が起こりやすいために形成される
画像の再現性が不十分であること、廃液処理が必要であ
ること等の問題点を有している。
これらの問題点を解決するため、本願出願人は先に特廓
昭63−156846号明細書において、常温で固体で
ある電気絶縁性有機物に着色剤粒子を分散させた静電潜
像現像剤を提案している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述のような静電潜像現像剤は液体現像剤よ
りは取扱い性5作業性、保存性等に格段に優れるもので
あり、−aには現像タンク等に収容して使用される。し
かし、現像に要する装置の小型化や構成の簡略化、現像
時間の短縮等を実現するためには、該現像剤の利用形態
にまだ改良の余地も多い。
さらに実用上は、現像された静電潜像を直接視認できる
形で記録・保存できることが望ましい。
従来は紙等の適当な被転写体上に転写することが行われ
ているが、概して着色剤粒子と感光体との間の吸着が強
すぎて転写効率が低下し、高画質を追求する画像形成の
目的には必ずしも適したものではなかった。
そこで本発明は、取扱いが簡単で高品質の画像を高速に
再現性良く形成できる新規な画像形成材料の提供を目的
とする。
〔課題を解決するための手段] 本発明は、上述の目的を達成するために提案されるもの
である。
すなわち、本発明にかかる画像形成材料は、常温で固体
の電気絶縁性有機物に着色剤が分散されてなる現像剤を
収容する現像剤収容部と、前記現像剤により現像される
静電潜像を形成するための感光体基材とが一体化されて
なることを特徴とするものである。
本発明の前提となる画像形成の原理は次のとおりである
。すなわち、まず−様に正負いずれかの電荷に帯電させ
た感光体に対して画像情報に応じたレーザー露光を行い
、選択的に電荷を消失させて静電潜像を形成する。続い
て感光体の帯電電荷と逆符号の電荷に帯電した着色剤粒
子を含む現像剤を上記感光体と接触させ、着色剤粒子を
選択的に付着させるというものである。
したがって上記感光体基材はまず感光体を構成要素とし
て有していることが必要である。かかる感光体としては
有機感光体もしくは無m感光体を使用することができる
。たとえば有機感光体としては、周知の広範囲の物質か
ら選択することができ、実用化されているものとしては
ポリ−N−ビニルカルバゾールと2.4.7−)リニト
ロフルオレンー9−オンとからなる電子写真感光材料、
ポリ−N−ビニルカルバゾールをビリリウム塩基色素で
増感した材料、ポリ−N−ビニルカルバゾールをシアニ
ン系色素で増感した材料、フタロシアニン等の有機顔料
を主成分とする電子写真感光材料、染料と樹脂とからな
る共晶錯体を主体とする電子写真感光材料等が例示され
る。無機窓光体としては、酸化亜鉛、硫化亜鉛、硫化カ
ドミウム、セレン、セレン−テルル合金、セレン−砒素
合金、セレン−テルル−砒素合金、非晶質ケイ素系材料
等が挙げられ、これらはシリコン樹脂、アクリル樹脂、
アルキド樹脂等の適当な樹脂に分散させたものであって
も良い。
上記感光体は通常は薄膜状に形成されるため、実用上は
剛性あるいは可撓性の適当な支持体と積層するのが便利
である。この支持体には、後述のレーザー露光時に選択
的に電荷をリークさせるための電極層が予め形成されて
いる。特に露光を支持体側から行う場合には、レーザー
光は感光体に到達するまでに支持体と電極層とを通過す
るわけであるから、これら両者は使用する波長のレーザ
ー光に対して十分な光透過率を有していることが必要で
ある。
一方、本発明で使用される現像剤は、常温で固体の電気
絶縁性有機物中に着色剤の粒子が分散されてなるもので
ある。
ここで常温で固体の電気絶縁性有機物としてtよ、まず
パラフィン類、ロウ類、およびこれらの混合物が挙げら
れる。パラフィン類としては、ノナデカンからヘキサコ
ンクンに至る炭素数19〜60の正パラフィンがある。
またロウ類としては、カルナウバロウ、綿ロウ等の植物
ロウ、ミツロウ等の動物ロウ、オシケライト、およびパ
ラフィンロウ微晶ロウ、ペトロラタム等の石油ロウ等が
挙げられる。これらの材料は20°Cにおける比誘電率
εが1.9〜2.3程度の誘電体である。以上の誘電体
の他にも、ポリエチレン、ポリアクリルアミド、ポ17
− (1−ステアリルアクリレート あるいはポリアク
リレートのホモポリマーやコポリマーのように側鎖に長
いアルキル基を有する結晶性高分子等が使用可能である
また、上記電気絶縁性有機物中に分散される着色剤とし
ては、従来公知の無機顔料、有機顔料、染料およびこれ
らの混合物が使用できる。たとえば無機顔料としては、
クロム系顔料、カドミウム系顔料、鉄系顔料、コバルト
系顔料、群青、紺青等が挙げられる。また、有機顔料や
染料としては、ハンザイエロー(C,[11680) 
、ベンジジンイエローG (C,[21090)、ヘン
ジジンオレンジ(C,1,2111O)、ファーストレ
ノF (C,r、37085)、ブリリアントカーミン
3 B (C,1,16015−Lake) 、フタロ
シアニンブルー(C,1,74160)、ビクトリアブ
ルー(C,1,42595−Lake)、スピリットブ
ラック(C,1,50415)、オイルブルー(C,■
、74350)、アルカリブルー(C:、T、4277
0A) 、7 y−ストスヵ−Lz 7ト (C1[1
2315)、ローダミ76 B  (C,145160
)、ローダミンレーキ(C,1,45160−Lake
) 、ファーストスカイブルー(C,1,74200−
Lake) 、−グロシン(C,1,50415) 、
カーボンブラック等が挙げられる。これらは単独でも2
種以上の混合物としても用いることができ、所望の発色
を有するものを選択して使用すればよい。
本発明の現像剤には、上記の電気絶縁性有機物や着色剤
の他、分散性や着色剤の定着性を向上させる目的で樹脂
を併用しても良い。かかる樹脂としては公知の材料を適
宜選択して使用することができ、例示すればブタジェン
ゴム スチレン−ブタジェンゴム、環化ゴム、天然ゴム
等のゴム類、スチレン系樹脂、ビニルトルエン系樹脂、
アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂2ポリエステル系崩
脂2ポリカーボネート系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂等
の合成樹脂類、ロジン系樹脂、水素添加ロジン系樹脂、
アマニ油変性アルキド樹脂等の変性アルキドを含むアル
キド樹脂類、ポリテルペン類等の天然樹脂類等が挙げら
れる。その他、フェノール樹脂類、フェノールホルマリ
ン樹脂等の変性フェノール樹脂類、フタル酸ペンタエリ
トリット、クマロン−インデン樹脂類、エステルガム樹
脂類、植物油ポリアミド樹脂類等も存用であるし、ポリ
塩化ビニル、塩素化ポリプロピレン等のようなハロゲン
化炭化水素重合体頬、ビニルトルエン−ブタジェン、ブ
タジェン−イソプレン等の合成ゴム類、2−エチルへキ
シルメタクリレート、ラウリルメタクリレート、ステア
リルメタクリレートラウリルアクリレート、オクチルア
クリレート等の長鎖アルキル基を持つアクリル系モノマ
ーの重合体もしくはそれらと他の重合性モノマーとの共
重合体類(たとえば、スチレン−ラウリルメタクリレー
ト共重合体、アクリル酸−ラウリルメタクリレート共重
合体等)、ポリエチレン等のポリオレフィン類、ポリテ
ルペン類等も使用できる。
さらに、上記現像剤には通常は電荷供与剤が添加され、
ここで使用される現像剤もその例外ではない。使用され
る電荷供与剤は、たとえばナフテン酸、オクテン酸、オ
レイン酸、ステアリン酸イソステアリン酸あるいはラウ
リン酸等の脂肪酸の金属塩、スルホコハク酸エステル類
の金属塩、油溶性スルホン酸金属塩、リン酸エステル金
属塩、アビエチン酸金属塩、芳香族カルボン酸金属塩、
芳香族スルホン酸金属塩等である。
また、着色剤粒子の帯電電荷を増強させるために、S 
i Of、 Aj!z03. T iOx、  Z n
 O,Ga503、Into、、Gem、、SnO,、
PbO,。
MgO等の金属酸化物微粒子やこれらの混合物を電荷増
強剤として添加しても良い。
上述の各成分の配合比であるが、着色剤は電気絶縁性有
機物の溶融状態12に対して0.01〜100gとし、
0.1〜10gとすることが特に好ましい。
また電荷供与剤は同じ<11に対して通常0.001〜
10g、好ましくは0.01〜1gの範囲で添加される
。さらに電荷増強剤は、着色剤に対して重量比で2倍以
下、好ましくは同量以下の範囲で添加される。
上記現像剤は現像時には加熱溶融状態とされるが、その
ときの加熱温度は電気絶縁性有機物の融点等に応じて適
宜設定すれば良く、通常は30〜130’c、 より好
ましくは40〜110°Cとされる。
本発明の画像形成材料は、上述のような現像剤を収容す
る現像剤収容部と感光体基材とが一体化されてなるもの
である。その構成は特に限定されるものではないが、典
型的には感光体基材が適当な枠体の中央部に固定され、
現像剤収容部が薄型の袋状部分として上記枠体に内蔵さ
れた形式が考えられる。上記現像剤収容部の感光体基材
に臨む部分は、基本的には開口させておいても構わない
それは、本発明で使用される現像剤が常温で固体であり
、現像前に電気絶縁性有機物の融点以上に加熱されたり
大きな外力を加えられたりしない限り、漏れ出す虞れは
少ないからである。しかし、取扱い時の一層の安全性の
向上を図り、かつ複数の色の現像剤を使用するときの混
色を防止するためには封口しておくことがより好ましい
。この場合の封口部分は、たとえば現像前までは現像剤
を完全に封入し、現像時には加圧等の手段により容易に
破裂して感光体基材の表面に向けて現像剤を放出できる
ような適度な強度を有する材料で形成される。
本発明においては、上記現像剤収容部に収容される現像
剤を1種類とすれば単色の画像が形成されるが、複数の
現像剤収容部にそれぞれ別の色の現像剤を収容すれば2
色以上の画像を形成することができる。たとえば、シア
ン イエロー マゼンタの3色の現像剤を独立の現像剤
収容部に収容し、静電潜像を形成した後に現像剤を放出
させて現像することを各色ごとに繰り返せば、フルカラ
ー画像の形成も可能となる。ここで、必要に応じて適当
な段階で墨入れ等を行う場合には、そのためのブランク
の現像剤を専用の現像剤収容部に収容しておけば良い。
ところで、一般のインスタント写真では、現像された銀
塩画像に応じた酸化還元反応により色素が破壊または拡
散されるという化学的なプロセスにもとづいて画像の形
成が行われる。したがって、現像剤を潜像形成面の全面
に塗布したままにしておいても特定部位しか化学反応に
より発色しないので、画像を認識することができる。し
かし、本発明における画像の形成は、感光体上の帯電部
分における着色剤粒子の静電気的な吸着にもとづいてい
る。したがって、まず潜像形成面の全面に十分な量の現
像剤を接触させて必要な吸着を行わせた後、不要な現像
剤を除去することによって初めて画像の認識が可能とな
る。このため本発明では、現像剤収容部の他に不要とな
った現像剤を回収する空間も設けておくことが望ましい
〔作用] 本発明で使用される現像剤は、常温で固体である電気絶
縁性有機物中に着色剤が均一に分散されたものである。
この現像剤は、使用時は適当な加熱手段にて溶融状態に
保持されるが、使用時以外には固体であるため、取扱い
性、保存性、環境保全性等に優れている。
本発明の画像形成材料は、このような現像剤により現像
される静電潜像を形成するための感光体基材を、現像剤
を収容する収容部と一体化したものである。このような
構成によれば、外部に現像剤を収容するための大型の容
器(たとえば現像タンク等)を設置する必要がなく、ま
た現像時に静電潜像の形成された感光体基材をたとえば
現像タンクの設置場所まで移動させる必要もない。した
かって、装置の省スペース化や構成の簡略化も可能とな
る。さらに、現像剤は1枚の画像を現像するに必要十分
な量が密封状態で保存され、1回の現像毎に使い捨てと
なるため、現像剤をその都度調製する必要がなく、また
経時的な組成変化の虞れも少ない。
したがって、高品質な画像を高速にしかも再現性良く得
ることが可能となる。
(実施例] 以下、本発明の好適な実施例を図面を参照しながら説明
する。
まず、本発明にかかる画像形成材料の構成の一例を第1
図に示す。
この画像形成材料Aは、枠体(1)に固定された感光体
基材(2)と、該枠体(1)に内蔵されるマゼンタ現像
剤収容部(3)、  シアン現像剤収容部(4)。
イエロー現像剤収容部(5)、  および不要な現像剤
を回収するだめの現像剤回収部(6)から構成され、減
色法によるフルカラー画像形成を可能とするものである
まず、上記感光体基材(2)は、その断面を第2図に示
すように、たとえば50μm厚の変性酢酸ビニル樹脂か
らなる支持シート(11)と、ITO(インジウム・ス
ズ酸化物)等からなる透明電極層(12)と、200I
Im厚の感光体層(13)とを順次積層してなるもので
ある。ここで、上記感光体層(13)には、感光体とし
てポリビニルカルバゾール1g増悪剤としてシアニン系
色素(日本感光色素社製商品名N K2Et92) 0
.2 m gが含有されている。
一方、各現像剤収容部(3) 、 (4) 、 (5)
からは、上記感光体基材(2)の一端に向けて現像剤を
導くための流路(3a) 、 (4a) 、 (5a)
が導出されている。これらの流路(3a) 、 (4a
) 、 (5a)の先端部(3b) 、 (4b) 、
 (5b)はたとえば上記現像剤収容部を所定の圧力で
押圧する等の手段により容易に破裂して現像剤を放出で
きるような材料で封口されている。
ここで、上記の各現像剤収容部(3) 、 (4) 、
 (5)に収容されているマゼンタ現像剤、シアン現像
剤イエロー現像剤は以下のようにして調製したちのであ
る。
ヱーMy−源l侑側。
まず、着色剤であるシミュラー・ローダミンYトナーF
〔大日本インキ社製) 0.8 gを亜麻仁油0.5 
gと共にツーバー・マーシー法によりペースト状となる
まで混練し、着色剤を小粒子化した。
次に、このペーストをイソパラフィン系溶剤(エッソ社
製、商品名アイソパーH)50mA!中に分散し、ガラ
スピーズと共にペイントシェーカー中で18時間分散処
理を行った。さらに、アクリル樹脂(三菱レーヨン社製
、商品名F R101)の50%トルエン溶液0.5g
、および電荷供与剤となるナフテン酸ジルコニウム0.
025 gとナフテン酸カルシウム0.025 gを添
加し、iam現像液を得た0次に、融点42〜44°C
のイソパラフィン系溶媒(エッソ社製、商品名アイソパ
ーG)  120m1を予め70℃にて溶融し、上舵濃
縮現像液5mff1をこの中へ分散させてシアン色の現
像剤を調整した。
之1」α11剋 まず、着色剤であるリオノールブルーKX−F1 (東
洋インキ社製) 0.625 gおよびイソパラフィン
系溶剤(出光石油社製、商品名I P2825) 0.
5gをツーバー・マーシー法によりペースト状となるま
で混練し、着色剤を小粒子化した。次に、このペースト
を別のイソパラフィン系溶剤(工・シソ社製。商品名ア
イソパーH)50mρ中に分散させ、電荷増強剤として
アルミナ微粒子(日本アエロジル社製、商品名アルミニ
ウムオキサイドC)0.05gを添加してアルミナビー
ズと共にペイントシェーカー中で12時間分散処理を行
った。以下、:a縮現像液と静電潜像現像剤の調製方法
はマゼンタ現像剤に記載した方法と同様である。
並1」忙すuM まず、着色剤であるシミュラー・ファスト・イエロー8
CF (大日本インキ社製) 0.5 gおよびイソパ
ラフィン系溶剤(出光石油社製、商品面■P2825)
 ラフ−バー・マーシー法によりベースト状となるまで
混練し、着色剤を小粒子化した。次に、このペーストを
別のイソパラフィン系溶剤(エッソ社製5商品名アイソ
パーH)50mj!中に分散し、電荷増強剤として超微
粒子状無水シリカ(日本アエロジル社製、商品名アエロ
ジル200)を0.01 gを添加してガラスピーズと
共にペイントシェーカー中で18時間分散処理を行った
。以下、濃縮現像液と静tWj像現像剤の調製方法はマ
ゼンタ現像剤に記載した方法と同様である。
前記現像剤回収部(6)は、その先端部(6b)が感光
体基材(2)に臨んで予め開口されており、余分な現像
剤をここから吸い込み、該現像剤回収部(6)に吸蔵す
るようになされている。上記先端部(6b)の開口位置
は、現像剤を感光体基材(2)に十分に接触させた後に
回収する意味から、前記各現像剤収容部(3) 、 (
4) 、 (5)の各先端部(3b) 、 (4b) 
、 (5b)からできるだけ離れた位置に設けることが
望ましい。
たとえば第1図に示す画像形成材料Aでは、先端部(4
b)と先端部(6b)とを感光体基材(2)の対角線上
に配した構成となっている。
なお、感光体基材(2)の外周部に相当する枠体(1)
、  あるいは感光体基材(2)自身の周縁に沿ってミ
シン目等を刻んでも良い。このような工夫によれば画像
形成後に画面を容易に切り取ることが可能となり、保存
上も便利である。
次に、本発明にかかる画像形成材料を使用して実際に画
像を形成する手順について第3ffi (A)ないし第
3図(D)を参照しながら説明する。
まず第3図(A)に示すように、画像形成材料Bの枠体
(20)を適当な固定手段により画像形成装置(図示せ
ず)に装填する。上記枠体(20)の内部には、着色剤
粒子(21,a)を含む現像剤(21)を収容する現像
剤収容部(22)と、現像剤回収部(23)とが形成さ
れている。これら現像剤収容部(22)と現像剤回収部
(23)は感光体基材(24)にDnむ位置にそれぞれ
開口部(22a) 、 (23a)を存しているが、現
像剤回収部(23)の開口部(23a)は文字どおり始
めから開口しているのに対し、現像剤収容部(22)の
開口部(22a)は現像前には薄いフィルム等で封じら
れている。上記現像剤(21)は現像前までに適当な加
熱手段(図示せず。)により少なくとも電気絶縁性有機
物の融点以上に保持されていなければならない。
上記感光体基材(24)は感光体層(25) 、透明電
極層(26) 、支持シー1− (27)とが順次積層
された構成を有する。第3図(A)では上記支持シー)
 (27)が上側、感光体層(25)が下側となるよう
に画像形成材料Bが装填されているが、装填方向はもち
ろんこの限りではない。
このような構成の画像形成材料を用いて静電潜像を形成
する手順は、以下のとおりである。
まず、感光体層(25)側からコロナ放電体(30)を
走査することにより、該感光体N(25)を−様にたと
えば一700kVに帯電させる。
次に第3図(B)に示すように、反射ミラー(31) 
、  レンズ(32)等を存する適当な光学系により支
持シー ト(27)側から画像情報に応じた選択的なt
tiを行う。これにより、露光された部位ではマイナス
;斯が透明電極層(26)を通じてリークして電気的に
中性となり、静Tt潜像が形成される。なお、このとき
の露光は感光体it (25)側からも行うことができ
るが、いずれにしても、最終的な画像を支持シート(2
7)側、感光体層(25)側のどちらから′!M貫する
かも考慮して適切な画像情報の処理方法を選択する必要
がある。
次に第3図(C)に示すように、感光体基材(24)の
面積を十分にカバーできるだけの表面積を有するバイア
ス電i (33)を、画像形成材料Bの感光体層(25
)側から枠体(20)に当接させる。このとき、画像形
成材料Bの枠体(20)は感光体基材(24)よりも厚
く形成されているので、該枠体(20)上でバイアス電
極(33)を支持させることにより、該バイアス電極(
33)と感光体層(25)との間に薄い空隙部(34)
が確保される。上記バイアス電極(33)の電位は、画
像形成に関与しない残留電位を消去できるだけの大きさ
に設定され、たとえば−400kVとされる。この状態
で適当な加圧手段(図示せず。)により現像剤収容部(
22)を加圧し、開口部(22a)を封じていた薄いフ
ィルム(図示せず。)を破裂させて現像剤(21)を上
記空隙部(34)に向けて放出させる。このようにして
現像剤(21)が感光体層(25)に接触すると、該現
像剤(21)中に分散されプラスに帯電している着色剤
粒子(21a)が該感光体層(25)のマイナス電荷の
残存する部位に選択的に付着して、静電潜像が現像され
る。
最後に第3図(D)に示すように、現像剤収容部(22
)をさらに加圧することにより、不要な現像剤(21)
を開口部(23a)を通して現像剤回収部(23)へ排
出する。このようにして、着色剤粒子(21a)が選択
的に付着した画像が認識できるようになる。
ここで、より効果的な排出を行うために、たとえば空気
等を現像剤の供給端から圧送したり、または排出端から
吸引を行うこと等も可能である。
以上が画像形成の基本的な手順であるが、さらに必要に
応じて定着、除電等を行っても良い。
また、マゼンタ、シアン、イエローの各現像剤を使用し
、第3図(B)から第3図(D)に至る各工程を各色ご
とに繰り返せば、フルカラー画像を形成することができ
る。この場合、現像の順序は感光の際に使用する光源の
種類等に応じて選択すればよい。例えば、赤外レーザー
を使用した場合には、イエロー→マゼンタ→シアンの順
であり、紫外線を使用した場合には、シアン→マゼンタ
→イエローの順である。また、必要に応じてブラックに
より墨入れをしてもよく、このブラックの現像は前記各
色の現像の適当なところで行えば良い。
第3図(A)ないし第3図(D)に示した各作業は、静
止した画像形成材料Bに対して1ケ所で行うことも、あ
るいは画像形成材料Bを必要な場所に移動させながら複
数の場所で行うこともできる。
〔発明の効果〕
以上の説明からも明らかなように、本発明にかかる画像
形成材料では感光体基材と現像剤とを同時に扱うことが
可能となるため、まず画像形成に要する時間が大幅に短
縮される。また、現像剤の経時的な組成変化が防止でき
るので、画像形成の再現性を向上させることができる。
さらに、画像形成に必要な装置の構成や保守も簡略化で
きる。
したがって、銀塩写真に匹敵する解像度と階調性に優れ
る高品質な画像を橿めて筒便に得ることが可能となる。
13、 25 11、 27 現像剤 感光体層 透明電掻層 支持シート
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる画像形成材料の構成の一例を示
す概略平面回であり、第2図はその感光体基材の要部拡
大断面である。第3図(A)ないし第3図(D)は本発
明の画像形成材料を使用して実際に画像を形成する工程
を順次示すam断面図であり、第3図(A)はコロナ帯
電工程、第3図(B)は露光による静電潜像形成工程、
第3図(C)は現像工程、第3図(D)は現像剤の排出
工程をそれぞれ表す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 常温で固体の電気絶縁性有機物に着色剤が分散されてな
    る現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤により
    現像される静電潜像を形成するための感光体基材とが一
    体化されてなることを特徴とする画像形成材料。
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