JPH02205257A - 噴流式はんだ付け装置 - Google Patents

噴流式はんだ付け装置

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JPH02205257A
JPH02205257A JP2443789A JP2443789A JPH02205257A JP H02205257 A JPH02205257 A JP H02205257A JP 2443789 A JP2443789 A JP 2443789A JP 2443789 A JP2443789 A JP 2443789A JP H02205257 A JPH02205257 A JP H02205257A
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soldering
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阿部 宣英
Teruo Okano
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、プリント配線基板や電子部品等をはんだ付け
したり、はんだ鍍金したりする噴流式はんだ付け装置に
関するもので、特に、噴流ポンプの吸込口を改良したも
のである。
(従来の技術) 第7図は噴流ポンプの上側にポンプ吸込口を設けた従来
の噴流式はんだ付け装置であり、第8図は噴流ポンプの
下側にポンプ吸込口を設けた従来の噴流式はんだ付け装
置である。
いずれのタイプの噴流式はんだ付け装置も、はんだ槽本
体1の内部に噴流ポンプ(うず巻ポンプの一種)2を設
け、また、はんだ槽本体1の内部にノズル3を立設し、
そして、モータ4によって回転される噴流ポンプ2から
ノズル3に溶融はんだを圧送し、このノズル3から噴流
する溶融はんだによってはんだ付けを行うようにしてい
る。
ただし、第7図に示される噴流式はんだ付けVi、置は
、はんだ槽本体1内を上下に2分する水平仕切板5にポ
ンプ吸込口6を設け、ポンプ2は、上側に位置するポン
プ吸込口6から溶融はんだを吸込むようにしており、ま
た、第8図に示される噴流式はんだ付け装置は、ノズル
3の下部開口にダクト7を介してポンプケーシング8が
連通され、このポンプケーシング8の下側にポンプ吸込
口9が設けられ、この下側に位置するポンプ吸込口9か
ら溶融はんだを吸込むようにしている。
従来、この種の噴流式はんだ付け装置において、ノズル
3から噴流する溶融はんだのはんだ波高を調整する場合
は、前記モータ4の回転数を可変制御して、噴流ポンプ
2の回転数を調整し、その揚程特性を調整覆るようにし
ている。その場合、ポンプ吸込口6,9の大きさは一定
のまま、噴流ポンプ2の回転数のみを増減調整している
(発明が解決しようとする課題) このように従来は、ポンプ回転数のみをυ1611して
ポンプ揚程特性(はんだ波^)を調整しているため、ポ
ンプ特有の安定吐出領域から外れた回転数を使って運転
せざるを得ない場合があり、そのような場合は脈動やサ
ージング(周期的に発生する噴流面の大きな変動)を伴
った噴流となる欠点があり、いかにして安定した噴流を
1nるかが課題であった。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、
その目的とするところは、ポンプ吸込口付近の管路抵抗
を増減1!1することにより、噴流ポンプの揚程特性を
変え、ポンプ特有の安定吐出流1域での運転を可能とし
、脈V」やサージングのない安定した噴流を行える噴流
式はんだ(=lけ装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、はんだ槽本体11の内部に設けられた噴流ポ
ンプ14から、はんだ槽本体11の内部に立設されたノ
ズル18に溶融はんだを圧送し、このノズル18から噴
流する溶融はんだによってはんだ付けを行う噴流式はん
だ付け装置において、はlυだ槽本体11内に開口され
たポンプ吸込口16に、このポンプ吸込口16の開口面
積を可変調整する吸込面積調整体31を臨ませたもので
ある。
(作用) 本発明は、吸込面積調整体31によってポンプ吸込口1
6の開口面積を可変調整することにより、噴流形態等に
応じた最適な揚程特性を選択する。
(実施例) 以下、本発明を、第1図および第2図に示される第1実
施例、第3図および第4図に示される第2実施例、第5
図および第6図に示される第3実施例、第9図に示され
るポンプ特性曲線を参照して詳細に説明する。
先ず、第1図および第2図に示される第1実施例を説明
すると、はんだ槽本体11の内部にはヒータ12によっ
て一定温度に溶融されたはんだ13が収容され、この溶
融はんだ13に噴流ポンプ(うず巻ポンプの回転羽根)
14が浸漬されている。はんだ槽本体11は、水平仕切
板15によって上部と下部とが2分され、この水平仕切
板15に前記噴流ポンプ14に対応する丸形のポンプ吸
込口16が開口されている。
前記水平仕切板15には角穴11も穿設されており、こ
の角穴17の周縁から上側にノズル18が立設されてい
る。
前記噴流ポンプ14のポンプシャフト21は、はんだ槽
本体11の上部に取付けられた軸受部22によって回転
自在に保持され、そして、はんだ槽本体11の外部に取
付機23を介して取付られた電動モータ24によって、
プーリ25、ベルト26およびプーリ27の回転伝達機
構を経てこのポンプシャフト21が回転部O」される。
前記水平仕切板15の上面にてポンプ吸込口16に対し
て進退自在に、このポンプ吸込口16の開口面積を可変
調整する吸込面積調整体31が設けられている。この吸
込面積調整体31は、第2図に示されるように、水平仕
切板15上に設けられたガイド32に沿って移動調整さ
れる。この吸込面積調整体31にはポンプ側からUfi
lS33が切込形成され、このLI?M33によって、
吸込面積調整体31とボンブシ11フト21との干渉が
防止される。
そうして、噴流ポンプ14がモータ24により回転され
ると、はんだ槽本体11内の溶融はんだ13は、水平仕
切板15の上側からポンプ吸込口16を経て噴流ポンプ
14に吸込まれ、この噴流ポンプ14の遠心作用により
ノズル18に圧送され、このノズル18から噴流され、
その一部の噴流はlυだによってはんだ付けが行われ、
大部分ははんだ槽本体11内に戻され、再び前記ポンプ
吸込口16から噴流ポンプ14に吸込まれる。
このような溶融はんだの循環系において、吸込面積調整
体31によってポンプ吸込口16の開口面積を可変調整
することにより、ポンプ吸込口16における流体抵抗を
増減調整して、噴流形態等に応じた最適なポンプ揚程(
はんだ波高)を選択する。
例えば、第9図に示されるように、ポンプ回転数が不変
であっても、曲線Aで示されるようにポンプ吸込口16
の開口面積が小さい場合と、曲線Bで示されるようにポ
ンプ吸込口16の開口面積が中程度の場合と、曲線Cで
示されるよ、うにポンプ吸込口16の開口面積が大きい
場合とでは、はんだ波高が異なる。また、曲線Aで示さ
れる吸込目串の場合は、曲線Cで示される吸込口火の場
合に比べ、ポンプ回転数の変化に対し、はんだ波高の変
化が小さく、噴流状態が安定している。さらに、曲線A
で示される吸込目串の場合は、比較的高速のポンプ回転
数を使用するので、はんだ波高の脈動幅が小さい。
次に、第3図および第4図に示される第2実施例を説明
する。なお、第1実施例と同様の部分には同一符号を付
してその説明を省略する。
第3図に示されるように、ノズル18の下部開口にダク
ト41を介してポンプケーシング42が連通され、この
ポンプケーシング42の下側にポンプ吸込口43が設け
られている。前記ポンプケーシング42の下面にてポン
プ吸込口43に対して進退自在に吸込面積調整体44が
設けられている。この吸込面積調整体44は、第4図に
示されるように、ポンプケーシング42に設置ノられた
ガイド45に沿って移動調整され、ポンプ吸込口43の
開口面積を可変調整する。
次に、第5図および第6図に示される第3実施例を説明
する。なお、第1および第2実施例と同様の部分には同
一符号を付してその説明を省略する。
第5図および第6図に示されるように、噴流ポンプ14
の下面中央にキャップ状の吸込面積調整体51が一体に
設けられ、ポンプ吸込口43の開口面積を狭めている。
このキャップ状の吸込面積調整体51を2点鎖線で示さ
れる大径のものに変更することによって、ポンプ吸込口
43の開口面積はさらに小ざく可変調整される。
なお、前記スライド形の吸込面積調整体31゜44は、
はんだ槽本体の外部で操作できる機構(図示せず)を設
けることによって、運転中でも可変調整することが可能
であるが、キャップ形の吸込面積調整体51は、はんだ
槽を組立てるときに最適のものを選択して取付ける。
〔発明の効果〕
本発明によれば、噴流ポンプのポンプ吸込口に、このポ
ンプ吸込口の開口面積を可変調整する吸込面積調整体を
臨ませたから、同−設計の噴流ポンプであっても、この
吸込面積調整体によって大流債経済形から小流量安定形
までポンプの適性を変化させることで、多種多様の噴流
形態に対応でき、ポンプ回転数の調整と併用してこの吸
込面積の調整を行うことにより、非常に広い範囲のポン
プ特性を選択することができる。特に、吸込面積を調整
することによって噴流ポンプを最適な回転数で使用でき
、安定噴流領域を容易に選択できるため、どのような噴
流形態でも脈動やサージングの少ない安定した噴流が得
られ、チップ部品等のはんだ付けにおいても、はんだ付
け品質のばらつきを少なくできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示1噴流式はんだ付け装
置の断面図、第2図はその噴流ポンプ部分の上面図、第
3図は本発明の第2実施例を示す噴流式はんだ付け装置
の断面図、第4図はその噴流ポンプ部分の下面図、第5
図は本発明の第3実施例を示す噴流ポンプ部分の断面図
、第6図はその噴流ポンプ部分の下面図、第7図は従来
の噴流式はんだ付け装置の一例を示す断面図、第8図は
従来の噴流式はんだ付け8買の他の例を示す断面図、第
9図は本発明によるポンプ回転数−はんだ波高特性を示
すグラフである。 11・・はんだ槽本体、14・・噴流ポンプ、16゜4
3・・ポンプ吸込口、18・・ノズル、31.44.5
1・・吸込面積調整体。 ュ峯ユ1− IL利

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)はんだ槽本体の内部に設けられた噴流ポンプから
    、はんだ槽本体の内部に立設されたノズルに溶融はんだ
    を圧送し、このノズルから噴流する溶融はんだによつて
    はんだ付けを行う噴流式はんだ付け装置において、はん
    だ槽本体内に開口されたポンプ吸込口に、このポンプ吸
    込口の開口面積を可変調整する吸込面積調整体を臨ませ
    たことを特徴とする噴流式はんだ付け装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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