JPH02205186A

JPH02205186A - 画像処理装置

Info

Publication number: JPH02205186A
Application number: JP2513389A
Authority: JP
Inventors: Nobukazu Nasuhara; 茄子原　伸和
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1989-02-03
Filing date: 1989-02-03
Publication date: 1990-08-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の分野）この発明は、被検査対象物をカラー映像装置等で撮像し
、その装置からの画像信号により被検査対象物の大きさ
・位置・背景などの特徴を抽出するとともに被検査対象
物の色を識別し、それらの測定結果を輝度の変化に置き
換えて表示し、モニタ用カラーテレビ等の映像手段でよ
り正確な被検査対象物の検査結果の表示が行なえるよう
にする画像処理装置に関する。

（発明の概要）この発明は、被撮像物及びその背景等をカラーにて入力
する画像入力手段と、その入力データから被撮像物の色
・大きさ・背景等の特徴を記憶する記憶手段と、それに
よって指定された領域の色について識別を行なう識別手
段と、その識別手段の出力する被撮像物及び背景の色に
ついての平均色を演算する演算手段と、その演算手段に
よって演算された平均色を鮮明にするための輝度を有す
る表示色を別途設定する表示色選択手段と、から概略構
成され、上記表示色選択手段によって得られた測定結果
に基づいて設定された表示色と被撮像物の映像とをオー
バーラツプして映像手段写し出し、被撮像物を鮮明かつ
正確にモニタ用映像手段の画面に撮像することを可能に
したものである。

（従来技術とその問題点）従来、製品等の外観検査をする際には、その製品の色合
い・大きさ等の正確な情報が必要になるため、カラー画
像処理装置などがよく用いられている。

このカラー画像処理装置にあっては、被撮像物の色や大
きさの計測結果を、あらかじめ決められた特定色でもっ
てモニタ用カラーテレビで表示するようになっている。

また、検査時においては、被検査対象物としての被撮像
物とその検査結果表示が同時に目視できるように、モニ
タ用カラーテレビには背景を含めた被検査対象物の画像
とその検査結果（主に文字で表示）をオーバーラツプさ
せて表示するようにしている。

しかしながら、背景を含めた被検査対象物の色は、計測
や検査がされる場所または被検査対象物の種類によって
あらかじめ決められた特定色の計測結果から設定された
表示色と一致し、モニタ用カラーテレビに撮像された検
査結果を表わす表示文字を判然と目視できない場合が生
じる。

特に工場等の製品の仕上り検査などにあっては、ライン
の背景色や製品の色合あるいは日光等によって刻々変化
と変化し、その環境に応じた検査結果がモニタ用カラー
テレビに明確に表示されずその結果が判然としないとい
う不具合が発生するとともに、被撮像物の特徴の正常な
目視確認ができなくなるので製品不良が発生するなどの
諸々の問題があった。

（発明の目的）この発明は、上述した諸々の問題を鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、検査をする被検査対象物
がその影像される被検査対象物の色合い・大きさ・景色
・日光の照射情況などの刻々変化する周囲環境の変化に
影響されず、正確にモニタ用カラーテレビなどの映像手
段にて撮像表示され、被撮像物の検査結果の正常な目視
が常にできるようにした画像処理装置を提供するところ
にある。

（発明の構成と効果）この発明は、上記目的を達成するために、被撮像物およ
びその背景等をカラーにて入力する画像入力手段と、そ
の入力手段により入力されたデータから上記撮像物の指
定された色部分の大きさ・位置・その背景等の特徴を記
憶する記憶手段と、上記記憶手段に基づいて上記被撮像
物の指定された領域の色について識別を行なう識別手段
と、上記識別手段の出力する被撮像物およびその背景に
ついての平均色を演算する演算手段と、その演算手段に
より演算された平均色を鮮明にするための輝度を有する
表示色を別途設定する表示色選択手段と、上記画像入力手段によって撮像された被撮像物と上記表
示色選択手段によって得られた識別結果に基づき設定さ
れた表示色とをオーバーラツプして表示する画像信号重
畳回路を有するモニタ用映像手段とから構成されたこと
を特徴とする。

この発明によれば被検査対象物などの被撮像物の検査を
する際に、その被検査対象物の色合い・大きさ・背景・
日光の照射など刻々変化する周囲環境の変化に左右され
ることなく、常にモニタ用カラーテレビなどの映像手段
により被撮像物の特徴に関する正常な検査結果を目視確
認でき、製品不良などが防止できることになる。

（実施例の説明）以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図はこの発明に係る画像処理装置の電気的構成の一
実施例を示すブロック図である。

図において、画像処理装置Ａは、画像入力手段としての
カラーＣＣＤカメラ３とそのカメラ３がら入力されるデ
ータから被検査対象物（被撮像物）１の色合い・大きさ
・その景色等の特徴を記憶する画像メモリ（記憶手段）
８と画像メモリ８に格納された被検査対象物１の画像デ
ータに対し所定の色の領域（階調）について識別を行な
う画像処理回路（画像処理手段）１０とその画像処理回
路１０が出力する被検査対象物１およびその背景（図示
せず）についての平均色を演算するＣＰＵ（演算手段）
１７とそのＣＰＵ１７にて演算された平均色を鮮明にす
るための輝度を有する表示色を別途設定する表示色選択
回路（表示色選択手段）１４とその回路１４の表示色と
上記カメラ３が入力する被撮像物１およびその背景の色
とをオーバーラツプして表示する画像信号重畳回路１１
を有するモニタ用カラーテレビ（モニタ用映像手段）と
から概略構成されている。

この実施例では、カラー画像信号をＲ（赤）Ｇ（緑）、
Ｄ（青）信号の３原色信号で取扱い、各信号の輝度を、
３２階調レベル（０〜３１）のデジタル信号に変換し、
１画面を２５６（水平）Ｘ２５０　（垂直）画素に分解
して取扱うものとする。また、検査結果表示色の決定は
、検査開始に先立ち表示色決定ステージを選択し、決定
するものとする。

第１図において非検査対象物１を照明２で照射しカラー
ＣＣＤカメラ３で撮像する。撮像された画像信号は、Ｒ
，Ｇ、　Ｂのアナログ画像信号と同期信号として出力さ
れ、画像信号重畳回路１１を経てモニタ用カラーテレビ
１２に表示されるとともにＲ，Ｇ、　　Ｂアナログ信号
は、Ａ／Ｄ変換器４゜５．６で３２階調レベルのデジタ
ル信号に変換され、同期信号はタイミング信号生成回路
７に入力されて各メモリへの読み書きタイミング信号が
生成される。

ＡＤ変換器４．５．６でデジタル信号に変換された画像
信号は、タイミング信号生成回路７で生成された読み書
きタイミング信号によりアドレス生成回路９から出力さ
れるアドレス信号に従い画像メモリ８に１画面分格納さ
れる。

ＣＰＵ回路１７は制御用メモリ１８に格納された制御プ
ログラムに従い、画像入力の制御２画像処理回路１０の
制御、検査結果の処理、検査結果表示色の決定などを行
なうものである。

画像処理回路１０は、ＣＰＵ回路１７の制御に従い、画
像メモリ８に格納された検査対象物１の画像データに対
し、所定の色の部分の大きさ２位置や所定の領域の識別
等の画像処理を行ない、その結果をＣＰＵ１７へ出力す
る。ＣＰＵ回路１７は、その結果により所定の検査判定
を行ない、その検査結果を文字データとしてアドレス生
成回路１６により生成させたアドレス信号に従い、検査
結果ストアメモリ１５に格納する。

表示選択回路１４には後述する方法により決定された検
査結果からの表示色が設定されたおり、タイミング信号
生成回路７て生成された読み書きタイミング信号により
アドレス生成回路１６から出力されるアドレス信号に従
い検査結果ストアメモリ１５より出力される。検査結果
データ（文字データ）を表示色選択回路１４において文
字データ部分のときのみ設定された表示色（Ｒ，Ｇ、　
　Ｂ・・・デジタル信号）信号に変換される。

変化された表示色信号は、Ｄ／Ａ変換回路１３により、
Ｒ，Ｇ、　　Ｂアナログ信号に変換され、画像信号重畳
回路１１において検査対象物１の画像信″ｉ月二重畳さ
れモニタ用カラーテレビ１２に背景を含む検査対象物１
の画像と検査表示データとが同時に表示されることにな
る。

次に、第２図の処理符号に従い検査結果の表示色を決定
する方法の実施例説明をする。

表示色の決定は、検査開始に先立ち表示色決定ステージ
を設け、第１図におけるＣＰＵ回路１７の制御により行
われる。

表示色決定ステージにおいて、検査対象物１をカラーＣ
ＣＤカメラ３にて撮像し、前述の仮定により画像データ
が３２階調レベルのデジタル信号として画像メモリ８に
格納される。

ＣＰＵ１路１７は、アドレス生成回路９により生成させ
たアドレス信号により画像メモリ８内の１画面分の２５
６（水平）Ｘ２４０　（垂直）画素のＲ，Ｇ、　Ｂの各
輝度値（θ〜３１）を１画面分加算し、全画素数（２５
６ｘ２４０＝６１４４０）で除算して、Ｒ，Ｇ、　　Ｂ
毎の平均輝度を算出する。

次に求められた平均輝度とは異なる検査結果の表示色を
以下のように決定する。

演算されたＲ、　Ｇ、　Ｂ各平均輝度をそれぞれ員。

Ｇ、　　Ｂとする（但し小数点以下は切り捨てとする。

）と、検査結果の表示色Ｒ，Ｇ、　Ｂの過去輝度Ｒｄ、
Ｄｄ、Ｂｂは、Ｒｏ□Ｒ−１６（Ｒｏ＜０の時はさらにＲＯ”＝３２−
ＲＤを求める）ＧＯ＝に−１６ＣＧ＋１＜００時はさら
にＧｏ’＝３２−Ｇｏを求める）Ｂｏ４−１６（Ｂｏ＜
０の時はさらにＢＤ”＝３２−ＢＤを求める）により演
算される。求められＲｏ　（またはＲＤ−）、Ｇｏ（ま
たはＧｏ−）、Ｂｏ　（またはＢＤ゛）は表示色選択回
路１４に設定される。

このようにして、背景を含む検査対象物とは異なる色で
検査結果を表示し、被検査対象物ｌと検査結果を同時に
モニタ用カラーテレビ１２に表示して被撮像物の特徴の
正確な文字情報データ（表示色）を目視で確認すること
が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る画像処理装置の電気的構成の一
実施例を示すブロック図、第２図はこの発明の画像処理
装置における表示色決定の順序の一実施例を示す処理フ
ローチャート図である。１・・・被検査対象物（被撮像物）３・・・カラーＣＣＤカメラ（画像入力手段）８・・・
画像メモリ（記憶手段）１０・・・画像処理回路（識別手段）１１・・・画像信号重畳回路 ■２・・・モニタ用カラーテレレビ（モニタ用映像手段
）１４・・・表示色選択回路（表示色選択手段）１７・・
・ＣＰＵ　（演算手段）１８・・・制御用メモリ特許■願人　　立石電機株式会社

Claims

【特許請求の範囲】１、被撮像物及びその背景等をカラーにて入力する画像
入力手段と、その入力手段により入力されたデータから上記被撮像物
の指定された色部分の大きさ・位置・その背景等の特徴
を記憶する記憶手段と、上記記憶手段に基づいて上記被撮像物の指定される領域
の色について識別を行なう識別手段と、上記識別手段の
出力する被撮像物及びその背景の色についての平均色を
演算する演算手段と、その演算された平均色を鮮明にす
るための輝度を有する表示色を別途設定する表示色選択
手段と、上記画像入力手段によって撮像された被撮像物
と上記表示色選択手段によって得られた識別結果に基づ
き設定された表示色とをオーバーラップして表示する画
像信号重量回路を有するモニタ用映像手段と、から構成されたことを特徴とする画像処理装置。